美しい装丁なので、あえてそのデザインにクレームをつけたくなった。 本体の表紙に、簡略的で軽快なペンによる線画で映画館のスクリーン周辺が描かれている。スクリーン部分は、銀のベタ刷り。銀幕そのものを表わして、知的でおしゃれなデザインだ。 ジャケットはわずかにクリームがかった白。厚手のしっとりした手触りの紙を使用している。凸版空押しで、 The other side of the Screenの文字。Sという文字だけに澄んだ美しいグリーンをのせている。フィルムのコマが切り抜きになってデザインされ、その窓から下の表紙の銀幕が覗き見えるという趣向。その下方に書名『スクリーンの向こう側』。スの字がグリーンである。そして著者名と発行社名。