歌声喫茶のブームは昭和40年ころをピークに、その後およそ10年のあいだに次第に衰退し、ついにカラオケの登場でほとんど消滅したようだ。聞くところによれば、近年、新宿『ともしび』が復活したというが、私は詳しいことは知らない。先日、会津のSさんからメールで、「もっか、先日おこなわれた〈新宿ともしび in 会津〉を撮影したビデオを編集しています」といってきた。「おやッ!?」と私は思ったのだが、カラオケで飽き足らなくなった昔の青年連中が、あの歌声喫茶をもう一度とばかり、ジワリと勢いを盛りかえしてきたのだろうか。私の物置小屋書庫でも、もしかしたら44,5年前の歌集たちがころがり出る、今朝このときを待ち構えていたのかもしれない。