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女子サッカー決勝戦、なでしこ対アメリカ。昨年のW杯以来の因縁の対決は、ウェンブリー・スタジアムにおいて日本時間10日午前3時45分、キック・オフ。
残念ながら日本なでしこが惜敗したことはすでに書いた。負けた試合経過を振り返るのはいささか気が重いが、メモをもとに思い出してみよう。試合展開はかなりスピードのあるものだったので、私のメモが追いつかないところもあった。しかし、ともかく一応記録しておく。
前半
2分 開始早々、ボールはロングで日本エンドへ。ラピノが右サイドよりクロスで中へ。日本クリア。
3分 アメリカ、ボールをキープし、モーガンがシュート。GK福元キャッチ。
3分30秒 再びアメリカがボールをキープ。ワンバックからモーガンへロングへ。モーガン、ロングシュート。福元キャッチ。
5分 ロイドからモーガンへスルーパス。モーガン倒れるが日本にファール無し。ボールは福元の前へ転がる。
8分 アメリカ、ヒースが左サイドでボールをキープ。クロスをゴール前のモーガンへ。なでしこのDFをくぐってモーガン、再びサイドへショートのクロス。モーガン、自ら追いかけ身体をねじりながら折り返し再びクロスをゴール前ヘ、飛び込んでロイドがヘッドで日本ゴールに押し込む。先制の1点。敵ながら驚嘆のプレー。
この時間帯、日本エンドでのプレーがつづく。しかしボール保持率はナデシコ57%、アメリカ43%。アメリカ、フォワードのDFラインづくり巧み。
13分 ラピノ、右サイドからゴール前へ放つ。福元キャッチ。
15分 アメリカCK。澤クリア。
16分 澤マイボールとし、川澄へパス。川澄、シュート。GKにはばまれ、はね返ったボールを大儀見シュート。GKはばむ。
17分 川澄ふたたび大儀見へ。大儀見、シュート。GKはね返す。大儀見、再シュート。はずれる。惜しい!
なでしこ次第に自分のプレーでアメリカを攻める。
24分 宮間、右サイドからロングシュート。GKソロ、キャッチ。
25分 大野ボールをキープしてアメリカDFを抜けようとするが二人にはさまれ、倒される。しかしノー・ホイッスル。
26分 日本FK。宮間がキック。ボールはヒースにぶつかる。ハンドか? 日本はハンドを要求。通らず。
28分 アメリカのクロス、日本ゴール前のモーガンへ。しかしボールは左ポストにぶつかり、はねたボールがあわやオウン・ゴール、しかしボールはゴール前ぎりぎりを飛んで日本ピンチ脱出。
29分 澤、ミドルから左サイド川澄へ。川澄から大野へ。大野シュート。クリアされる。
30分 ラピノCK。ワンバックへ。ワンバック、ボールを落とし、競り合って日本クリア。
33分 宮間、アメリカの左サイドを崩し、左足でシュート。クロスバーに当たる。
37分 大儀見から大野へ。大野、ミドルシュート。はずれる。
41分 ロイド、ミドルシュート。福元おさえる。
42分 宮間から大野へパス。大野シュート。しかしオフサイド。
43分 ラピノからワンバックへパス。熊谷が身体を入れてはばむ。
福元バックパス。が、ボールはワンバックへミス・パス。ワンバック、シュート。はずれる。
44分30秒 ヒース、シュート。福元おさえる。
アディショナル・タイム1分
1分 日本、セットプレー。宮間からロングで澤へ。澤のシュート、クリアされる。
前半終了。0−1。
後半
30秒 アメリカのボックスが日本にぶつかり、宮間FK。GKソロ、パンチング。
4分 アメリカ、セットプレー。福元パンチング。
5分 日本スローインから宮間シュート。弱い。アメリカ、クリア。
8分 ロイド、ドリブルで日本DFを振り切って、走りながらシュート。ボールはネット左へ突き刺さる。追加2点目。
10分 宮間FKを得て、トリック・プレー。しかしアメリカに奪われる モーガン、ドリブルし、ラピノを待たずにシュート。はずれる。このモーガンの速攻は日本にとってむしろラッキーな結果に。
12分 川澄倒される。ノー・ホイッスル。
14分 日本メンバーチェンジ。坂口アウト、田中イン。
17分 なでしこ流れるようなパスワークで、澤つなぎ、大儀見へ。大儀見、ゴールへ押し込んで1点を返す。
19分 宮間CK。GKソロ、キャッチ。
23分 アメリカFKを得て、ロングでゴール前へ。アメリカ16番スライディングで押し込むが 、福元とめる。
25分 ヒース、ファール。
25分30秒 大野に対してアメリカのファール。宮間FK。大儀見飛び込むがアメリカDFに当たる。日本CK。宮間ショートコーナーで川澄へ。フィニッシュせず。
27分 ロイド、ハンドをとられる。宮間FK。アメリカのゴール前で競り合いになる。アメリカ、熊谷に身体を入れられるが、クリア。
29分 モーガン、ボールをキープ。チェイニーを待つが、自ら直接シュート 。ゴール上にはずれる。
31分 GKソロ、遅延行為によってイエローカード。
32分 日本メンバーチェンジ。鮫島アウト、岩渕イン。
ビューラー、大野に対するラフ・プレー。宮間FK。
再び宮間CKを得る。センターからモーガンが上がり、ランポン走るが、日本クリア。
35分 アメリカ、メンバーチェンジ。ビューラー、アウト。サウアブルン、イン。
35分30秒 ワンバックに対して日本ファール。
36分 ロイド、ミドルシュート。はずす。
37分 岩渕ボールを奪ってシュート。GKソロはばむ。
39分 アメリカ、ミドルからFK。ワンバック、ヘッディングシュート。はずれる。
40分 日本メンバーチェンジ。大野アウト、丸山イン。
42分 宮間FK。アメリカ、クリア。
43分 アメリカCK。時間をゆっくり使う。ロンバック、ヘディング・シュート。はずれる。
44分 ワンバックのラフプレーに対し、イエローカード。
アディショナル・タイム2分
1分44秒 アメリカFK。ゆっくりモーガンへ。日本、クリア。
丸山ファール。
試合終了。
なでしこ健闘するも、1−2でアメリカに敗れる。銀メダル。
後半戦、アメリカ・ゴール前で熊谷がアメリカDFに両腕で胴を完全にホールディングされたまま走り込むが、審判の目にはとまらなかったというシーンもあった(VTRではっきり確認できる)。なでしこにとっては絶好のチャンス・シーンだったのだが・・・。
なでしこが敗れたことは残念だが、すばらしい試合だった。
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