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多くのパソコンでWindows 7のXP仮想化技術を利用可能に Windows 7の「XPモード」を自分のパソコンで使えず、悔しい思いをしていたユーザーに朗報だ。この3月、XPモードのアップデート版が公開され、多くのパソコン で利用できるようになったのだ。 XPモードとは、Windows 7上で仮想的にWindows XPを起動する機能のこと(これを「仮想化技術」という)。これにより、7では動作しないXP用ソフトや周辺機器を、7パソコン上のXPモードで動作させ ることができる(図1)。 図1 Windows 7の「XPモード」は、7上で仮想的にXPをOSとして起動する機能。従来は、仮想化機能を備えたCPUが必要だったため、XPモードを使えないユーザー が多かった ところが、せっかくのXPモードにもかかわらず「動作条件のせいで、利用できないユーザーが多かった」(マイクロソフトコマーシャルWindows本部 の細井智氏)。その最大の理由は、XPモードを使うには、パソコンに搭載しているCPUが仮想化技術に対応している必要があったためだ。この機能自体は、 高速に仮想OSを動作させるためのもので、まさにXPモードにはうってつけといえる。 しかし、CPUメーカーであるインテルとAMDが、仮想化機能を備えたCPUを供給するようになったのは、2006年以降。それ以前のCPUを搭載した パソコンではXPモードは使えなかった。 さらに問題なのは、対応CPUを搭載しているパソコンでも、BIOSで仮想化機能をオフに設定したパソコンも少なくないこと。パソコンによっては、 BIOSに仮想化機能の設定項目さえなく、設定を変えられないものもある。その場合は、例えCPUが対応していても、XPモードは一切利用できなかった。 このようにCPUの仮想化機能を必須としたことで、XPモードのハードルが高くなってしまい、XPモードを使えないユーザーが続出したわけだ。 今回、CPUの動作条件を撤廃できたのは、「ソフトウエアだけでも、ほぼ同等の性能を発揮できるようプログラムを改良できた」(細井氏)ため。そのアッ プデート・プログラムが、3月に公開されたということなのだ(図2)。 図2 この3月に公開された「Windows XPモード・アップデート」が、CPUの制限を解除する役目を果たすアップデート・プログラム。「XPモード」と「バーチャルPC」という2つのファイル をインストールした後に、導入すればよい いざというときに、XPでしか動かないソフトも7で利用できるという安心感が、XPモードにはある。CPUの制限がなくなることにより、その安心感を、 より広いユーザーが享受できるという点で、このアップデートは価値がある。 Windows 7特設サイト
2010.06.29
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「Thunderbird 3.1」の画面 Mozilla Japanは2010年6月25日、メールソフトの最新版「Thunderbird 3.1」を公開した。検索機能を強化したほか、旧バージョンからスムーズにアップデートできるツールや、保存したファイルの管理画面などを新たに追加し た。無料でダウンロードできる。 検索機能では、インデックス作成の時間を短縮するとともに、全文検索も高速化。新機能としては「クイックフィルタツールバー」を搭載。任意のキーワード を含むメールや未読のメールなどの条件を指定すれば、開いているフォルダー内のメッセージを素早く絞り込める。 Thunderbird 2からの移行を支援するツール「設定変更ガイド」は、Thunderbird 3以降で搭載された新機能を使うか、それとも従来の機能や設定を維持するかをユーザーが簡単に選べる。またファイルの管理画面では、保存した添付ファイル やメッセージ本文のリンクからダウンロードしたファイルを一覧表示できる。 動作環境はWindows 2000/XP/Server 2003/Vista/7、Mac OS X 10.4~10.6、Linux(GTK+ 2.10以上、Glib 2.12以上、Pango 1.14以上、X.Org 1.0以上)。日本語を含む各国語版がある。 「Thunderbird」 のWebサイト
2010.06.26
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最大の目玉はマルチタスク、ただ、対応アプリはまだ少数 アップルが2010年6月22日に公開した「iOS 4」は、iPhoneシリーズの最新OSだ。24日に発売される新型「iPhone 4」に搭載されるだけでなく、発売済みの「iPhone 3G」「同 3GS」「iPod touch」(2008年秋発売以降のモデル)にもインストールできる。アップグレードは無料。作業はパソコンにインストールした音楽再生ソフト 「iTunes」を介して実施する。新機能は100以上あるといい、これからiPhoneを買うユーザーや購入済みのユーザーにとって、どこが新しくなっ たのか気になるだろう。そこで、主な新機能をじっくりとご紹介したい。 ついにマルチタスクに対応 最大の強化点は、マルチタスクへの対応だ。従来のiPhone OSでは、一部の純正アプリケーションを除き、バックグラウンドでなんらかの処理をさせることができなかった。今回、iOS 4がマルチタスクに対応したことで、バックグラウンドで処理するようなアプリケーションが開発可能になった。 iOS 4のマルチタスクに対応した代表が、オンラインメモ管理サービス「Evernote」だ。サーバーとメモを同期している最中や音声を録音している間に、ほ かのアプリケーションに切り替えても、同期や音声録音を続けてくれる。 アプリケーションを切り替えるには、[ホーム]ボタンを2回早押しすればよい。画面下部に起動中のアプリケーションがリストとして表示されるので、目的 のアイコンを押すと、そのアプリケーションに切り替わる。例えば、Evernoteで録音中、一時的にWebブラウザー「Safari」で検索したくなっ たら[ホーム]ボタンで切り替える。検索が終わったら再び[ホーム]ボタンでEvernoteへ。これで録音中の画面に戻れる。 iOS 4をインストールしたホーム画面(左)。ぱっと見は大きな違いが分からないが、内部は大幅に変更されている。一つがマルチタスク。[ホーム]ボタンを2回 早押しすると、アプリケーションを切り替える画面に切り替わる(右)。この画面では、加速度センサーで画面が回転しないようにロックできたり、再生中の楽 曲を制御したりもできる マルチタスクに対応した数少ないアプリケーションの一つが、オンラインメモ管理サービス 「Evernote」。19日に公開した最新バージョンは3.3.5は「iOS 4.0 テスト済み」とする(左、右) Evernoteで音声の録音を開始し(左)、[ホーム]ボタンを2回早押ししてWebブラウザー 「Safari」に切り替えた様子(右)。画面上部に赤いバーで「Evernote」と書かれているように、バックグラウンド処理でEvernoteが動 作し続けていることが分かる マルチタスク非対応のソフトでは注意 : 次ページへ
2010.06.23
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添付ファイルで攻撃サイトに誘導、脆弱性を突いてウイルス感染 迷惑メールが誘導する医薬品販売サイトの例 セキュリティ企業の英ソフォスは2010年6月18日、ウイルスに感染させるような迷惑メールが出回っているとして注意を呼びかけた。添付されてい るHTMLファイルを開くと、医薬品の販売サイトが表示されるとともに、Adobe Readerなどの脆弱(ぜいじゃく)性を突くウイルスがダウンロードされる。 ソフォスによれば、最近、HTMLファイルを添付した迷惑メールが多数出回っているという。メールの件名や内容はさまざま。出会い系サイトからのメッ セージや、音声通話サービス「Skype」からの料金請求、SNS「Facebook」からのパスワード変更通知などに見せかけている。 添付されているHTMLファイルはほぼ同じ。ファイルを開くと、中に仕込まれたタグにより、バイアグラなどを販売するWebサイトに誘導される(図)。 これだけなら、以前から存在する広告目的の迷惑メールであり、ユーザーのパソコンに害を与えることはない。 だが、今回確認された迷惑メールは、ウイルスに感染させる仕掛けも備えている。添付されているHTMLファイルは、バイアグラ販売サイトに誘導すると同 時に、ウイルスサイトにも誘導する。ウイルスサイトのWebページはブラウザーに表示されないようにしているため、アクセスしたことに気が付きにくい。 ウイルスサイトからは、Adobe ReaderやAcrobat、JRE(Java実行環境)の脆弱性を悪用するウイルスがダウンロードされる。このため脆弱性のあるパソコンでは、迷惑 メールの添付ファイルを開くだけで、これらのウイルスに感染する危険性がある。 今回のように、添付されているのがHTMLファイルであっても、開くだけでウイルスに感染する危険性がある。このため同社では、どのようなファイルで あっても、安易に開くことは禁物だと注意喚起している。 英ソフォスの情報
2010.06.21
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3Dデジカメと連携を図るNEC、3Dコンテンツ作成ができる富士通 NECと富士通から3D立体視機能に対応したデスク トップパソコンが登場した。NECは売れ筋シリーズの中で上位に位置する「VALUESTAR N VN790/BS」。富士通は新ブランドの「ESPRIMO FH550/3AM」だ。いずれも20型液晶搭載の一体型デスクトップパソコンである。 3D立体視機能とは、パソコンに映し出された3D映像を専用の3D眼鏡を用いることで映像が立体的に見えるというもの。右目と左目に違う映像を見せて脳 内で錯覚を起こさせる「視差」を利用したものだ(下図)。その方式にはいくつかの種類があるが、両社が今回採用したのは共に「偏光方式(円偏光フィルター 方式)」。画面の走査線1ラインおきに左右の目に合わせた視差映像を再生し、これを専用の偏光眼鏡を介して見ることで立体視が可能になる。映画館などでも 採用されている比較的ポピュラーな方式である。 ●両社の3D立体視は偏光方式を採用 ほかに、電子シャッター付き眼鏡を使う「アクティブシャッター方式」もあり、こちらは本誌5月10日号20ページで紹介した台湾アスーステック・コン ピューターのノートパソコン「G51Jx 3D」が採用している。この方式に比べると、今回の2モデルが採用する偏光方式は、高価な装備がいらず、眼鏡自体が軽いといった長所がある。一方で、立体 的に見える範囲が狭いという特性があり、画面正面の適切な位置から見ないと立体的に見えないという短所もある。 富士通は3Dカメラを内蔵 : 次ページへ
2010.06.20
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実際の「使い勝手」を編集部がテストしました! USBメモリーとポータブルハードディスク(HDD)--。どちらも、パソコン間でデータをやり取りしたり、大事なデータを保存したりするのに うってつけの記憶装置です。 でも、容量の大小だけで両者を判断していませんか?実は、使う目的によって両者に大きな差が出たり、あるいはどちらも同じように使えたりします。 つまり、予断は禁物なのです。 そこで、この特集では、両者を徹底的に競わせてみました。まずは、気になる「速度」「容量」「堅牢性」をチェック。例えば速度では、これまで圧倒 的に有利といわれていたポータブルHDDよりも、USBメモリーの方が速いことがわかりました。持ち運ぶからこそ気がかりな堅牢性も、実際に落とす、水に 浸すなどのテストをしました。 活用法に目を転じても、違いがあります。「バックアップする」「ソフトを持ち運ぶ」「映画のDVDをためる」--こうした用途では、どちらが使い 勝手に優れるのでしょうか。 さっそく見ていきましょう! ※RUF2-KLシリーズ、RUF2-Pシリーズは販売が終了しており、現 在は後継品が発売されています。 今回取り上げた製品の問い合わせ先 バッファロー ホームページ:http://buffalo.jp/ TEL 03-5781-7260
2010.06.18
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これらはすべてスマートフォン向けの地図アプリを使うと、誰でもできてしまうことだ。もちろんパソコンを使っても同じ情報を入手できるのだが、使い勝手 に大きな差がある。 パソコンで地域情報を得るには、インターネット環境が必要だし、起動時間で最低1分は待たされる。一方、スマートフォンなら、そんな待ち時間もインター ネット環境の心配もいらない。電源は常に入れっぱなしだから待ち時間はなく、屋外でも3G回線を使ってインターネットに即接続できる。おそらくカバンから ノートパソコンを取り出し、起動させ、データ通信機器を使ってインターネット接続する……という作業をしている間に、スマートフォンなら目的の情報を入手 できてしまうはずだ。 「起動を速くしたいなら、パソコンをスリープやサスペンドで持ち歩けばよい。WiMAX通信モジュールを内蔵したノートパソコンなら、電源オンで勝手に インターネットにもつながる」なんて意見も聞こえてきそうだが、常にバッテリーを消費するスリープやスタンバイで持ち歩くのは常識的ではない。やはり外出 先で、サッと地元の情報を入手したいならスマートフォンに限る。 この記事では、そんな一度使ったらやめられなくなったスマートフォン&地図アプリについて紹介したい。 屋外でもサッと取り出し、すぐに現在地や周辺情報を確認できるスマートフォンの地図アプリ。もはや単なる地図ではなく、カーナビに近い使い勝手だ ケータイやパソコンではダメな理由 とりわけ気に入っているのが、充実している地図アプリの使い勝手だ。「グーグルマップ」をはじめ、「Yahoo!地図」といった定番のオンインライン地 図サービスが実に快適に動く。この快適さはパソコン以上といってもいいだろう。快適さを演出しているのは、スマートフォンに標準搭載されている「GPS」 機能である。 GPSの恩恵は非常に大きい。ボタン1つで現在地を探し当て、周辺地図を即座に表示してくれる。住所や施設名を入力して検索しなければいけないパソコン 版のグーグルマップ、Yahoo!地図とは、比べものにならない。GPS内蔵ケータイを利用している人は、同じようなことはできるのだろうが、ケータイを 電話とメールとしてしか使ってこなかった筆者にとっては新鮮な驚きだった。何しろ地図を電子化しただけのオンライン地図サービスが、GPSと連動させるこ とでポータブルカーナビに変わるのだ。 地図アプリといっても、グーグルマップやYahoo!地図は、既に何年も前からパソコンで使ってきたオンライン地図サービスである。だから、操作方法で 困ることもない。ケータイの地図サービスは、どうも操作に慣れないからと、あまり使ったことはないのだが、スマートフォンだと無理なく使えた。筆者のよう にWebサイトはケータイではなく、パソコンから見ている……という人ほど、スマートフォンと地図アプリの組み合わせがベストといえよう。 スマートフォン人気のきっかけになったアップル「iPhone」。今回は「iPhone 3GS」を利用した。6月7日(米国時間)に、4世代目となる新製品「iPhone 4」を発表した。国内発売は6月24日 グーグルが開発したケータイOS「Android」を採用するソニー・エリクソンの「Xperia(SO- 01B)」。NTTドコモから4月に発売され、一時、iPhoneを上回る人気となった Next >>
2010.06.15
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目次 Part1 ソフト・ドライバー編 新しいOSに乗り換えるときに一番心配なのが、手持ちのソフトや周辺機器が動作するかどうか(図1)。 図1 Windows 7に乗り換える際に一番心配なのが、手持ちのソフトや周辺機器が動くかどうか。この特集では、XP用のソフトや周辺機器が7パソコンで動作しなかった場合 の解決策を紹介する 基本的にVistaで動くソフトや周辺機器は、7でも動作する。7とVistaは、OSの中心となる「カーネル」が同じで、互換性が高いからだ(図 2)。問題はXP用の製品。XPは7やVistaとカーネルが違うため、互換性が低い。このためXP用の製品の中には、7で動作しないものがある。 だが心配は無用。7ではXP用の製品を動かすための互換機能がいくつか用意されている。このパートでは、古いソフトや周辺機器を7で動くようにする方法 を紹介しよう。 図2 7とVistaはOSの中核ソフト「カーネル」が同じため、互換性が高い。XPは、7とカーネ ルが違うため互換性が低く、一部の製品が動かない 「動かない」は解決できる!3つの解決策を順に試そう ソフトや周辺機器が7で動かない場合、大きく3つの段階を経て解決する(図3)。まず、ソフトメーカーや周辺機器メーカーが提供している、7対応の更新 ファイルやドライバーソフトを導入する方法だ。ほとんどの場合はこれで対処できる。入手できなかった場合は、7で動作するように設定を変える互換機能「互 換性のトラブルシューティング」を利用する。これでもうまくいかないなら、最終手段として7上で仮想的にXPを動作させる「XPモード」を利用する。 図3 ソフトや周辺機器が動かない場合、3つの対策で解決できる。まず、7用の更新ファイルを導入す る。次に7の互換機能を使う。最終手段は、XPそのものを仮想的に動かす それでは、3つの解決策を個別に見ていこう。まず、手持ちのソフトや周辺機器が7に対応しているか調べる。7対応の更新ファイルやドライバーソフトが用 意されている場合は、メーカーサイトから入手してパソコンに導入すれば使えるようになる(図4)。 図4 多くのメーカーでは、古いソフトや周辺機器を7で動かすために、更新ファイルを用意している 7への対応状況を調べるには、マイクロソフトのサイト「Windows 7対応製品情報」がお薦めだ(図5)。ここで手持ちのソフトや周辺機器を検索すれば、7に対応しているか一発で確認できる。メーカーが提供している更新 ファイルにも数ステップでたどり着けるので、手間が省けて便利だ。 図5 ソフトや周辺機器の対応状況は、上図のサイトを利用する。市販の製品ならほとんど調べられる。 メーカーサイトへのリンクから、更新ファイルを入手できる フリーソフトの対応状況は、ダウンロードサイトのベクターが運営する「Windows 7動作報告」で確認しよう(図6)。作者やユーザーが実際に試した結果を、投票形式で評価するサイトだ。動作する場合は「○」、動作しない場合は「×」で 評価。ソフト名をクリックすると、詳しい内容を確認できる。ユーザーの中には具体的な対策を書き込んでいる場合もあるので、参考にしよう。 ●フリーソフトの対応状況を確認図6 フリーソフトの対応状況は、上図のサイトで確認しよう(1、2)。作者やユーザーが、動作状況 を報告している。ソフト名を押すと、動作状況や対策を確認できる 不具合は互換機能で解決、問題を自動で検知して修復 : 次ページへ
2010.06.14
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多様化する脅 威からパソコンを守れ!|目次 セキュリティ対策ソフトの代表的な機能は、コンピューターウイルス(以下、ウイルス)対策である。ウイルス対策機能により、Webサイトへのアクセ ス、迷惑メール、USBメモリーなどを通じて感染を試みるウイルスからパソコンを守っているのだ。 パソコンがウイルスに感染すると、IDやパスワードなどのアカウントが盗まれたり、パソコンを乗っ取られて迷惑メールを送信する踏み台に悪用されたり、 パソコンが起動しなくなったりする。無論、自ら「ウイルスです」と名乗ったりはしない。exeファイルやPDFファイルなど、一見すると普通のファイルの 姿をしているケースが多い。それを実行したり開いたりすることで、感染してしまうものがほとんどである。ウイルス感染を防ぐため、ファイルを実行したり、 開いたり、保存したりする際に、ファイルの安全性を確認する作業が「ウイルスチェック」だ。 ウイルスチェックの実行時に活躍するのが「パターンファイル」(ウイルス定義ファイルなどとも呼ばれる)である。不審なファイルを大量に集め、その内容 を対策ソフトメーカーが解析。情報を盗んだり、パソコンに悪さをするようなファイルがウイルスと判断される。ウイルスと判断されたファイルの特徴的な部分 を抽出し、データベース化したのがパターンファイルだ。このパターンファイルとファイルを照らし合わし、開いたり保存したりしたタイミングで、特徴に合致 するかどうかをチェックし、パソコン上のファイルがウイルスかどうかを判定する。ウイルスと対策ソフトが判定したファイルは、実行されないよう、対策ソフ トの専用領域に移動される。 このようにパターンファイルはウイルスチェックに不可欠な防波堤である。安全な状態を保つためには、自動的にパターンファイルを更新するように設定する のが基本だ(図1)。 図1 パターンファイルは自動更新が基本。こうした画面が出ていたら、直ちに更新しよう ただし、総論で も紹介したように、ウイルスはいまや1.5秒に1つ出現するほどの頻度と言われている。パターンファイルに反映される前に、ウイルスをパソコンに持ち込ん でしまっている可能性がある。その場合も、パターンファイルにウイルスの情報が反映されれば見つけられるので、定期的なチェックが欠かせない。この点、セ キュリティ対策ソフトは手動でスキャンしたり、スケジュールを指定して定期的にパソコンをスキャンする機能を備えている(図2)。 この機能を使って、定期的にパソコン全体をスキャンするよう心がけよう。とはいえ、いまやノートパソコンでも数百GBクラスのハードディスクを搭載する モデルが珍しくない。パソコン全体をスキャンすると時間がかかるため、就寝前など時間に余裕のあるときに実行するといいだろう(図2)。 図2 定期的にフルスキャンを実施しよう。多くの対策ソフトは、必要に応じてドライブやファイルを選 択することも可能だ ウイルスは、感染すると、実行された状態を保つためにメモリー上に常駐したり、自動的に実行するように設定を改変したりするものが多い。そこで、セキュ リティ対策ソフトは、パソコンのハードディスク全体をチェックする機能に加え、メモリーやWindowsのシステム領域、レジストリなど、ウイルスの潜む 可能性の高い場所に限定してすばやくチェックする機能を備えている(図3)。 図3 メモリーやシステム領域の改変をチェック このほか、Webメールやメッセンジャーなど、ユーザーが使用するサービスに応じて、監視対象を細かく設定することも可能だ(図4)。例えばメッセン ジャーは一切使わないなら、メッセンジャーでのやりとりをチェックしない設定に変更すれば、ウイルスチェックにかかる負荷を軽減できる。 図4 検索する種類を選択できる 急増するウイルスに対処せよ! 高頻度で出現するウイルスをセキュリティ対策ソフトメーカーが単独で収集するのは難しいのが現在の状況だ。そこでセキュリティ対策ソフトメーカーの多く は、ユーザーにもウイルス収集に一役買ってもらう機能を取り入れている。 例えば、トレンドマイクロの「ウイルスバスター2010」は、パソコン上で、「怪しい」動きをするファイルの情報を収集する機能を備えている(図A)。 これに協力すると、情報が匿名でトレンドマイクロに送信される。送られてきた情報をトレンドマイクロが解析し、ウイルスの場合にはパターンファイルに登録 される。同様の機能はカスペルスキーの「Kaspersky Internet Security」も同様の機能を備える シマンテックの「Norton Internet Security」の場合、不審なファイルに限らず、情報を収集する機能を備える。収集した情報はシマンテックが分析し、それらのファイルに「評価」を与 える。その結果、不審でも安全でも評価をパソコンに表示する。 図A 情報収集に協力するどうかはユーザーが選択できる 不正 サイトからのウイルス感染を防ぐ : 次ページへ
2010.06.12
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【保存版 特集】 1時間でできるCドライブの快適化 【便利CD-ROM付録】 パソコンを快調にするお役立ちディスク - フリーソフト&体験版を収録 - そのほか、読みたい記事が盛りだくさん 操作がラクになる厳選フリーソフトこれなら続けられるツイッター電子マネーお得な使い方本当に使えるネットサービス30バーコードリーダーで蔵書、DVD/CD管理術気になるデジタルOffice 2010速報今こそ知りたい地デジ10の疑問スグレモノ発見 iPad Wi-Fi パソコンはいつもでも快適に使いたいーーー。でも実際のパソコンはすぐ不調になりがち。ならば、すぐに実践できて効果のある、パソコンを快調に保つ方法をご提案しましょう。パソコンが遅くなったり、不安定になったり する現象の多くは「Cドライブ」に起因します。Cドライブはウィンドウズやソフト、自分で作った文書や写真が保存されるハードディスク。このCドライブ、 「ムダを残さない」「余計な読み書きをさせない」という二つのポイントさえ守れば、パソコンは常に快適に動くようになるのです。今回はこの二つのポイント を実現するためのノウハウを厳選してお届けします。不要なファイルやソフトを一掃したり、ソフトによる読み書きの量を抑えたりといった工夫を、フリーソフ トや使い方の見直しで実現させます。どれも手間がかからず、効果は十分。1時間程度の作業でも、Cドライブが快適になること請け合いです。
2010.06.11
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アップルが発表した「iPhone4」=アップル提供 アップルは7日(日本時間8日)、米カリフォルニアで開いた開発者向けイベント「WWDC 2010」で、携帯電話「iPhone(アイフォーン)」の新モデル「iPhone4」を発表した。米国での価格は16GBモデルが199ドル、32GB モデルが299ドル(いずれも2年契約の場合)で、日本と米国など5カ国では24日に発売する。15日から予約を受け付けるという。同社のスティーブ・ ジョブズCEOは「iPhone4は、初代のiPhoneから大きな進歩を遂げた」と自信を見せた。15日から予約を受け付ける。 【関連写真特集】薄さが分かる!いろんな角度から見たiPhone4の画像 本体の薄さが大きな特徴で、従来の「3GS」より24パーセント薄い9.3ミリ。液晶画面の解像度も向上させ、ピクセル数は960×640ピクセルと 3GSの4倍に。カメラは500万画素、5倍デジタルズーム、LEDフラッシュ付きと高性能化し、720p・30fpsの高画質動画撮影にも対応。さら に、本体前面にもカメラを搭載した。「iPhone4」同士で相手側の映像を見ながら会話できるビデオ通話機能「Face Time」(Wi-Fi通信時のみ)も標準搭載される。 さらに動画編集ソフト「iMovie」や、電子書籍ソフト「iBooks」のiPhone版もリリースし、ソフト面も強化する。 「iPhone4」に使われているOS「iOS 4」の3G、3GS向けのアップデートは6月21日に行われる。
2010.06.08
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メールの返信やバックアップなど、必要な作業をつい忘れてしまうことがあります。そんなときもショートカットにお まかせ。「自動化」することでミスを減らせます。 パソコンの起動時にメモ帳が開いてお知らせ せっかく備忘録を作っても、開かなければ元の木阿弥。「スタートアップ」に備忘録のショートカットを登録しておけば、パソコンの起動時に自動で開きま す。メモの内容を変えても再設定は不要です。 図1 「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「メモ帳」とクリックして開き、備忘 録の内容を入力。名前を付けてデスクトップに保存する。 図2 ファイルを右ボタンを押したまま、「スタート」(1)→「すべてのプログラム」(2)→「ス タートアップ」(3)とドラグ。メニュー内でボタンを離し(4)、「ショートカットを~」をクリックする(5)。 図3 Windowsを起動すると、備忘録(図1で保存したファイル)が自動的に開く。備忘録の内容 を書き換える場合は、デスクトップのファイルをダブルクリックして編集する。 「マイドキュメント」を自動でバックアップ 大事な書類や写真が保存されている「マイドキュメント」は、マメにバックアップしたいもの。面倒な作業は自動化させて、ダブルクリック1回で済ませま しょう。目立つ場所にアイコンを置けば忘れません。 専用フォルダを作る 図1 「backup」という名前のフォルダを必ずCドライブ以外のハードディスク(ここではDドラ イブ)に作る。ここに「マイドキュメント」内のファイルがコピーされる。 命令文を入力したファイルを作る 図2 前ページの図1と同様に「メモ帳」を開き、上の命令文を入力。「ファイル」→「名前を付けて保存」とクリック。 図3 「保存する場所」を「ローカルディスク(C:)」にして(1)、「backup.bat」の ファイル名で「保存」する(2)、(3)。[注1] [注1]Vistaでは、「アクセス許可がありません」というメッセージと、ほかの場所に保存するかどうかの確認画面が出る場合があります。その際は「い いえ」を選び、1度「デスクトップ」に保存。改めてドラグ・アンド・ドロップでCドライブに移動させます。後の画面は、「続行」をクリックして進めます。 ファイルのショートカットを作る 図4 前の記事4ページ上の図1、図2の要領でショートカットを作る。「項目の場所を~」欄には命令を実行するための 文字列を入力。ショートカットアイコンをダブルクリックするとバックアップが始まる。 ひと 手間かければ使いやすさ倍増! : 次ページへ
2010.06.08
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図1 NTTドコモは、スマートフォンを3機種「LYNX SH-10B」「dynapocket T-01B」「BlackBerry Bold 9700」の発表しました。同時に「SMARTseries」「PRIMEseries」「PROseries」「STYLEseries」などと同様 に、「ドコモスマートフォン」という新しい商品カテゴリーが追加されました 図2 「LYNX SH-10B」はAndroid OS 1.6を搭載。5型液晶とフルキーボード搭載です 図3 「dynapocket T-01B」 は「Windows Mobile 6.5.3 Professional」を搭載して、横スライドキーボードを搭載 図4 「BlackBerry Bold 9700」はBlackBerry OS 5.0を搭載したストレート型のミニキーボード搭載 図5 「SPモード」という新しいインターネット接続サービスが発表になりました。スマートフォンで iモードメールが使えたり、ドコモマーケットで購入した代金を携帯電話の通信料と一緒に決済でききたりするサービスです 図6 スマートフォンではありませんが、PROseries「N-08B」というユニークな端末が登 場。フルキーボード搭載し、パソコンの遠隔操作が可能。 通話はハンズフリー通話 図7 新しいサービスとして「iBodymo」を発表。食事と運動の両面からサポートする新しいサー ビス 図8 ドコモの3G網が使える無線LAN親機「ポータブルWi-Fiルータ」や、携帯の無線LAN ルーター機能を使ったデモが行われていました 続 いてソフトバンク : 次ページへ
2010.06.07
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日経トレンディ 7月号 【第1特集】 2010年上半期 ヒット商品 「食べるラー油」に「スマートフォン」「ポケットドルツ」……。2010年の上半期は久々のヒット商品ラッシュとなっ た。売れすぎて販売休止になるものが続出。そして買えないことがまた、ヒットを大きくした。上半期総ざらい。今、売れているものから見えてくる最新消費ト レンドを追った。 【第2特集】 3D&LEDテレビ 今、買いの一台 大流行の3D映画に続いて、主要メーカーから3Dテレビが相次いで登場している。従来のテレビやBDレコーダーも機能の 大幅な進化で新たな“次元”に突入。「3D」「LED」「新プラズマ」「録画機能」……。これから買う人も、すでに持っている人も知っておきたい、AV機 器の最新事情を紹介する。
2010.06.05
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少し前までのコンピューターウイルス(悪質なプログラム、以下ウイルス)といえば、自分の技術力を誇示したり被害の拡大を遠くから楽しんだりするよう な、いわば愉快犯的なものがほとんどだった。感染するとパソコンが終了してしまったり、画面に花火や渦巻きを表示したりして、ユーザーを驚かせるようなも のだ(図1)。 こうしたウイルス以外にも、大量のパソコンに感染するような、動きの派手なものも少なくなかった。2009年にWindowsの脆弱(ぜいじゃく)性を 悪用して世界中で900万台のパソコンに感染したといわれる「ダウンアド(DOWNAD)」や、2003年に大流行した「ブラスター(Blaster)」 や「スラマー(Slammer)」が代表例である。 図1 以前は「いたずら」目的のウイルスが多かった(画面はトレンドマイクロ提供) ところが最近では、こうしたウイルスとは別に金もうけを目的とした攻撃が増えている。例えば、パソコンをウイルスに感染させて、IDやパスワードといっ た個人情報を盗み出してそれを販売したり、パソコンを自由に操作できる権限を奪ってそれを販売したりする。 より静かに、より大量に 無論、「攻撃していますよ」ということがユーザーに簡単にバレてしまったのでは、攻撃者は目的を果たせない。そこで攻撃者は“静か”に攻撃を実行するよ うに変わってきた。「ウイルスを見つけにくくなっているのが現状」(トレンドマイクロ コンシューマ&SBマーケティング部 プロダクトマネジメント課 プロダクトマネージャーの長島理恵氏)なのだ。 活動が静かになるだけではなく、ウイルスの種類は増加の一途をたどっている。ドイツのウイルス検査機関「AV-TEST.org」によると、2008年 には800万件弱の新種ウイルスが確認されたという。同機関によって2006年に確認された新種ウイルスが100万件近かったことから、2年間で約8倍の 新種が発見されたことになる。最近では「1.5秒に1つウイルスが発生しているといわれている」(長島氏)。 これではメーカー側の対応が追いつかなくなる可能性がある。こうした状況に対応するため、同意したユーザーのパソコンから匿名でファイルの情報を収集す る製品が多くなっている。例えば、トレンドマイクロの「ウイルスバスター2010」では、パソコン上で不審な動きをするファイル(ソフトウエア)の情報を 収集する機能を取り入れている。その情報を元に、ウイルスかどうかの判定に利用するウイルス定義ファイル(パターンファイルなどとも呼ばれる)を作成する というわけだ。 Webを通じた攻撃が主流に 攻撃に使うための経路も広がってきた。ウイルスの侵入経路としては、数年前まではメールに添付されて送られてくることが多かった。最近はメールではな く、Webサイトにアクセスするだけで感染するWeb経由の攻撃が増えている(図2)。 図2 以前はメールを侵入経路に使われることが多かった。最近多いのはWeb経由の攻撃だ Web経由で感染を広げるウイルスを使った攻撃の代表例が「ガンブラー」だ。攻撃者は、企業などのWebサイトに侵入し、Webページを改ざん。ウイル スの「わな」を仕込む。そのWebサイトにアクセスしたユーザーはウイルス感染する。国内では、2009年末から2010年初めにかけて、有名企業の Webサイトが改ざんされ、ガンブラーに悪用された。 ガンブラーで送り込まれるウイルスは多種多様だが、ほとんどがWebサイトの管理用パスワードを盗み出そうとするタイプ。攻撃者は盗んだパスワードを使 い、ほかのサイトへも魔の手を伸ばすのだ。ほかにも、パソコンを乗っ取るウイルスやセキュリティ対策ソフトを無効化するウイルスをダウンロードさせたり、 セキュリティ対策ソフトに見せかけた偽ソフトをダウンロードさせたりすることもある。 Webを悪用した攻撃はガンブラーなどに代表されるウイルスだけではない。ユーザーを詐欺サイトに誘導するためにも使われている。 例えば、話題になっているキーワードで検索した結果の上位に表示されたWebサイトにアクセスすると、偽ソフトを ダウンロードさせるというものだ(図3、図4)。Webページにアクセスしただけ、あるいはWebページ中の画像やリンクをクリックしただけで料金を請求 するワンクリック 詐欺サイトや、銀行など金融機関やクレジットカード会社、ショッピングサイトを偽装したメールを送りつけ、メール中の偽リンクから 偽サイトへと誘導し、IDやパスワード、クレジットカード番号などを詐取するフィッシング 詐欺サイトの誘導に使われることもある。 図3 2010年3月にロシアのモスクワの地下鉄で起きたテロに関連するキーワードで検索した結果。 偽ソフトを販売するのが目的のサイトなどが含まれていた(画面はトレンドマイクロ提供) 図4 不審なサイトにアクセスすると、パソコンでウイルスが検出されたかのようなアラートを表示し、 偽ソフトのダウンロードをうながす。ほかにもWebサイトの閲覧履歴やキー操作を盗むような不正プログラムへの感染例も確認されている(画面はトレンドマ イクロ提供) Web経由の攻撃が増えているとはいえ、これまで主流だった経路の一つであるメールも当然見逃してはならない。セキュリティ企業などの調査によると、全 メールのうち7~8割が迷惑メールだとされているからだ。迷惑メールを“あわせ技”として使う攻撃も多い。フィッシング詐欺はその代表格である。攻撃者 は、巧妙なトークや旬なキーワードを駆使し、添付されているウイルス実行させたり、フィッシング詐欺サイトやウイルスを感染させるようなサイトへ誘導した りする(図5)。 図5 迷惑メールの例(画面はトレンドマイクロ提供)。上海万博に便乗している。添付のPDFを開く とAdobe Readerの脆弱性を悪用したウイルスに感染する インターネットを経由しない攻撃もある。USBメモリーなどの外部記憶装置を使った攻撃だ。Windowsの自動再生機能を悪用し、USBメモリーをパ ソコンに挿入するとウイルスが自動的に実行されるというものである。 多様 化する攻撃から守ろう : 次ページへ
2010.06.04
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軽さと簡単操 作がフリーソフトの身上 ―― 総論|目次|音楽CDのコ ピーや作成も簡単に! ―― Part... 文書やデジカメ画像などパソコンに保存されているファイルを、DVDに記録する方法を紹介しよう(図1)。CDやDVDはもちろ ん、ブルーレイディスク(BD)にも対応する書き込みソフト「CDバーナーXP」を利用する(図2、図3)。操作方法がわかりやすく、誰にでもお薦めでき るソフトだ。 図1 フリーソフトを使って、文書ファイルやデジカメ画像などをCD/DVDのディスクに記録しよ う。「CDバーナーXP」を使えば簡単にできる 図2 CDバーナーXPのサイトで「最新バージョンのダウンロード」をクリック。入手したファイルを ダブルクリックしてインストールする[注1] 図3 インストール画面で上図が開いたら「Custom…」を選び(1)、「Languages」の チェックは外して「Japanese」をチェックする(2) [注1]CDバーナーXPを動作させるには、マイクロソフトの設定ファイル「.NET Framework 2.0」以上が必要だ。パソコンに入っていない場合、自動的にマイクロソフトのダウンロードサイトが開く。そこで入手したファイルをダブルクリックしてパ ソコンにインストールする わか りやすさはピカイチ!快適にデータを書き込める : 次ページへ
2010.06.02
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アップルのタブレット端末「iPad」が2010年5月28日、日本で発売された。発売初日には、アップルストア銀座とソフトバンク表参道にiPadを 求める人の長蛇の行列ができた。iPadを購入した人や店頭で触った人は、9.7型の画面の美しさと動作の軽快さに驚いたはずだ。それでいてバッテリー は、Wi-Fiでインターネットに接続しても約10時間稼働する。重さはWi-Fiモデルが680g、Wi-Fi+3Gモデルが730g。片手でも楽に持 てる重さだ。 なぜiPadはこんなに画面がきれいで、動作が軽快なのか? 日経エレクトロニクスと日経WinPCの協力を得て、米国版のWi-Fiモデル(16GB、499米ドル)を分解して、その秘密を探った。電子機器メー カーや部材メーカーの技術者が分解した。 アップルが5月28日に日本で発売したタブレット端末「iPad」。分解には米国版のWi-Fiモデル (16GB)を使用した 大容量のバッテリーと新プロセッサーで長時間稼働を実現 作業工程で一番の難関はきょう体を開けることだった。アップルの製品は、見えるところにネジが露出していない。iPhoneもiPad touchと同じく、iPadでもどこにもネジは見当たらない。 分解するには上部の樹脂製のパーツとアルミニウム製のボトムのわずかなすき間をこじ開けるしかない。手慣れた技術者でも10分近くかかった。細かなケー ブルを抜いて、表側と裏側の2つに分けたのが下の写真だ。 左が表側(ディスプレイ)、右が裏側(底面) 左が表側で、ほとんどがディスプレイとなっている。右がメーン基板、バッテリー、スピーカーなどを実装している裏側だ。裏側の真ん中の縦長の黒い物がリ チウムポリマーバッテリーだ。容量は定格で24.8Whだった。iPhoneと比べると約5倍の大容量だが、一般的なノートパソコンと比べると半分ほど だ。公称10時間もバッテリーで稼働できるのは、「アップルが開発したプロセッサーの消費電力がすごく少ないからではないか」(技術者)という。 すき間にマイナスドライバーを差し込んで分解。10分近くかかった このバッテリーをアルミニウム製のボトムからはがすのも一苦労だった。ボトムに両面テープや接着剤で張り付けられていたのだ。「修理は難しいのでは」と 参加した技術者たちは口をそろえた。 バッテリーの上のシールドに覆われたパーツがメーン基板だ。非常に小さいパーツで、「このままでもiPhoneに収まりそう」(技術)なほどだ。プロ セッサーは次期iPhoneでも採用が噂されている「アップル A4」。ARMベースで動作周波数は1GHz。256MBのRAMとグラフィックス機能も内蔵している。iPadの動作が軽快な理由は、「A4に向けにソ フトウエアを最適に作りこんでいるからではないだろうか」(技術者)と分析していた。 ストレージはサムスンエレクトロニクス製の64Gピットのフラッシュメモリーを2個搭載していた。もちろんメーン基板に直付けだ。 メーン基板。黒色に塗られている メーン基板の裏側 Next
2010.06.01
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