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イー・モバイルは12月14日、人気のモバイルWi-Fiルーターの新機種「Pocket WiFi S(D31HW)」を発表した。外観・中身はAndroid 2.2を搭載したスマートフォンであるにも関わらず、データ通信端末として販売される理由を考察してみよう。 “スマートフォン”の機能を備えたモバイルWi-Fiルーター Pocket WiFi Sは、その名前が示す通り、モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi」の新機種である。詳細についてはこちらを参照頂きたいが、ポケットサイズでコンパクトという点や、下り7.2Mbps、上り5.8Mbpsという通信速度、無線LAN経由で5台までネット接続できるという点などは、前機種のPocket WiFi(D25HW)と大きく変わらない。 決定的に違うのは、2.8インチでタッチ操作可能なディスプレイが搭載されていること、そして、Android 2.2を搭載し、メールやWebサイトの閲覧、Androidマーケットで配信されているアプリケーションの利用ができるということだ。つまり 「Android搭載のスマートフォン」と言ってもおかしくないのである。 この端末は型番が示す通り、中国のHUAWEIが開発したものだが、同型の端末である「IDEOS」は海外ではスマートフォンとして提供されてい る。イー・モバイル執行役員副社長の阿部基成氏も「海外では、スマートフォンとして販売されているのではないか」と話していた。 だが、イー・モバイルはこの端末を、あくまで“データ通信用の端末”として販売する方針だ。それには一体、どういう理由があるのだろうか。 Pocket WiFiの新機種「Pocket WiFi S」は、Android 2.2を搭載したスマートフォン型。付属のリアカバーで着せ替えもできる ユーザーの声に応えて機能をプラス イー・モバイルの説明によれば、Pocket WiFiで集まったユーザーの声を反映させた結果であるという。 同社の発表資料によると、Pocket WiFiの利用はやはりノートパソコンが最も多い。しかし、それ以外にも、携帯音楽プレーヤーや携帯ゲーム機、そして代表取締役社長のエリック・ガン氏が 「意外だった」と話すように、デスクトップパソコンなど据え置き型の機器でも利用されているそうだ。 さらにユーザー層を見ると、20代男性が最も比率が高く、女性の比率も3割に達しているなど、従来のパソコン向けデータ通信端末とは異なる層を獲 得している。そうしたユーザーから、「通話がしたい」「カメラが使いたい」などの要望があったため、Pocket WiFi Sではこれらを実現しようと、Android 2.2を搭載した機器を採用したのだという。 ちなみにPocket WiFi SがモバイルWi-Fiルーターとして利用できるのは、Android 2.2で標準搭載されている、スマートフォンをモデム化する「テザリング」という機能を用いているためだ。国内の他キャリアのスマートフォンでは、この機 能を使えないようにしているが、イー・モバイルはデータ通信が主体であることから、この機能に対応。先日同社が提供を発表した「HTC Aria」もテザリング機能の利用が可能な状態で販売している。 Pocket WiFiはノートパソコン以外の需要を獲得し、若者や女性から支持を得ていることから、新機種は彼らの要望を+αしたものになったとイー・モバイルは説明している モバイルWi-Fiルーター機能は、Android 2.2標準の「テザリング」機能を用いて実現 高速端末の提供が難しい現状、差別化要因として成功するか? とはいえ、Pocket WiFi Sを見ると、スマートフォンとして提供しない理由も見えてくる。ディスプレイは2.8インチQVGAと、国内スマートフォンに比べかなり狭く、画質もやや 劣る印象を受ける。CPUも国内では主流となりつつあるSnapDragonではなく、それよりも性能の低いものを採用している。そのため、 Android 2.2でありながら、Flashは利用できないという。カメラ性能も約320万画素と、高いとはいえない。 価格はベーシック・一括で1万9800円と、スマートフォンとして考えれば、非常に安価だ。だが、これをそのままスマートフォンとして販売して も、各社が高機能を中心に訴えかけているスマートフォン市場では厳しいだろう。だが、データ通信端末として捉え、スマートフォンの機能はサブとして見なせ ば、悪くない選択肢となる。 Pocket WiFiの販売が好調であるとはいえ、他のキャリアも同種の端末を増やしていることから、競争が厳しくなっている。競争力強化のため新機種投入が必要とは いえ、DC-HSDPAに対応した「D41HW」の発売が一度延期となるなど、速度を向上させる“正常進化”の端末を開発・調達するには、まだ準備が整っ ていないように見える。そうした中で、他社と差別化する付加価値を考えた結果、スマートフォンの“Pocket WiFi化”に行き着いたといえそうだ。 とはいえ、“いいとこ取り”は、常に”どっちつかず”の危険性も抱えている。Pocket WiFi Sは専用のウィジェットが用意され、ワンタッチでテザリング機能の切り替えができるとはいえ、基本的な画面は、Androidそのもの。電源を入れるだけ で利用できるPocket WiFiと比べると割り切りが弱く、従来よりも難しい印象をユーザーに与えてしまう危険性もある。無論、“スマートフォン化”が新しい価値を生み出す可能 性も考えられないことはないが、Pocket WiFiのシンプルさが幅広い層に受け入れられたことを考えると、逆に、仇となる可能性も否定できないだろう。 Pocket WiFi Sのディスプレイは2.8インチQVGAと狭く、CPU性能も高くない。純粋にスマートフォンとして見ると、価格は安価だが性能は高いとはいえない 佐野 正弘(さの まさひろ) ゲームやWeb、携帯コンテンツなどのデジタル・コンテンツを開発するエンジニアを経て、現在ではモバイル・携帯電話に関する執筆を中心に活動し ている。近著に「ケータイHTML ポケットリファレンス」(技術評論社)「SEO 対策のウソ・ホント」(毎日コミュニケーションズ)「Xperia入門ガイド」(翔泳社)など。
2010.12.31
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ピーク速度60Mbps超、他社は既存方式を改良した通信サービスで対抗 次世代無線データ通信の本命といえるサービスが登場した。新技術LTE(long term evolution)を使ったNTTドコモの「Xi(クロッシィ)」である。通信速度は、屋内で最大75Mbps、屋外では最大37.5Mbps。発表会 場の屋内基地局を使った動画送信のデモでは、実効値で平均40Mbps(図1)、ピーク時には60Mbpsを超える速度が出ていた。従来の HSDPA(high speed downlink packet access)方式では最大7.2Mbpsで、実効値は1M~2Mbps程度だった。 ●NTTドコモが発表会で展示したLTE対応端末と通信デモ図1 NTTドコモは11月8日の発表会で、LTE対応のデータ端末を発表。屋内で40Mbps以上の実効速度が出る様子をデモした。さらに条件が良ければ50M~60Mbps程度が出る LTEは、無線技術のOFDM(直交周波数分割多重)や複数のアンテナで同時に複数のデータを送信するMIMO(multiple input multiple output)を使った広域無線の新方式。スマートフォン人気などで増え続けるデータ通信の逼迫(ひっぱく)に対応するため、NTTドコモは他社に先駆け てLTE導入に踏み切った。 サービス開始は2010年12月24日。同時にパソコンの向けのデータ通信端末を発売する(図1左)。2011年3月以降はLTEに対応した小型の無線LANルーター、2011年後半には携帯電話やスマートフォンでもLTE対応を進めていく。 通信エリアは2010年12月の時点で東京近郊、名古屋、大阪。2011年3月以降には都道府県庁所在地など主要都市と、順次拡大していく。「トラ フィックが高い場所はLTEを何としても整備する。2014年3月以降には人口カバー率70%を目指す」(山田隆持社長)。端末は従来方式の通信にも対応 しているので、LTEのエリア外でも最大7.2Mbpsで通信できる。 他社も高速化で対抗 ほかの通信事業者は既存の技術を拡張した通信方式で対抗する。通信に使う周波数の帯域幅を広げる技術で、LTEと比べると低コストで基地局を整備でき る。イー・モバイルは従来の2倍の帯域幅を使うことで最大42Mbpsの速度を実現する「DC-HSDPA」方式のサービスを開始した。2011年3月ま でに人口カバー率で約40~50%とする。ソフトバンクモバイルも同方式を採用。2011年6月までに人口カバー率60%を目指す。 KDDIの「EVDOマルチキャリア」は従来と比べて3倍の帯域幅を使うことで最大9.2Mbpsにする。既に全国の大都市圏で対応基地局を配備している。 2012年にはKDDIとイー・モバイルが、時期は未定だがソフトバンクもLTEの導入を表明しており、いずれは総LTE化が進む。この3社の高速化技 術はそれまでの“つなぎ”という位置付けとなる。LTE対応エリア整備が順調に進めば、通信の速度や安定性でNTTドコモが一歩リードしそうだ。 ●LTEおよび対抗各社の高速通信サービス表1 NTTドコモが他社に先駆けて次世代方式LTEのサービスを開始。これに対抗して他社は既存方式を改良して高速化した新サービスを相次いで投入した 【LTE実測】大阪・名古屋5カ所で試す、栄では下り14.9Mbpsも【LTE実測】ドコモ本社ビルでXiをテスト、下り実測値で20Mbps超とまずまず
2010.12.29
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InternetExplorer 9(以下IE9)は、ユーザー調査から導き出された「高速」「洗練」「信頼」「相互運用性」の4つのテーマを備えて生まれ変わったブラウザである。ブラウザを使うユーザーにとっては、高速性に加えてWindows 7との最適化から生み出される斬新なインターフェスの恩恵は計り知れないものがある。今回は、Windows 7との組み合わせがもたらすIE9の使いやすさを見てみよう。■タブを別ウィンドウで素早く表示IE9とWindows 7の連携で見逃せないのが強化されたタブ機能だ。IE9では、IE上のタブをWindowsデスクトップ上にドラッグするだけの操作で別ウィンドウとして表示ができるのだ。複 数のサイトを参照する場合、これまでだとIEのウィンドウ内でタブを切り替えないとならなかったが、別ウィンドウであれば、デスクトップ上の好きな場所に 好きなウィンドウサイズでサイトを配置できる。つまり、デスクトップ上の複数サイトを同時に参照することができるのだ。別ウィンドウでサイト参照しながら文書作成も快適例えばWordで書類や原稿を作成している際に、参照したいWebページを画面上に配置しながら作業が行えるというわけだ。アプリケーションもWebページでも区別なく、Windowsのデスクトップ上で扱えるため、ストレスのない作業ができる ■よく使うサイトはタスクバーにもうひとつ便利な機能がピンドモードだ。IE9で閲覧しているWebサイトをタスクバーに固定できるため、IEをあらたに起動しなくてもダイレクトにサイトアクセスができる。特に参照したり、日々利用するサイトをタスクバーに固定したりしておけば、一瞬でページを表示できるため、会議や打ち合わせ、作業でのデータ呼び出しなど、これまでとは比べものならないほど効率のよい作業ができる。複数のタブをオープンしておくのと異なり、ピンドモードは必要なサイトを必要な時だけ呼び出せるのでブラウザ動作も軽快だ。■複数のWebサイトもサムネイル一覧から一発選択IE9とWindows 7の環境では、タスクバーとの連携が大きなポイントだ。タスクバーには、アプリケーションやWebサイトがシームレスに並ぶことになる。混在した名から目的のWebページやファイルを探し出すのに便利なのが、タスクバーサムネイルだ。タスクバーサムネイルでサイト選択も簡単またタスクバー上でIE9のアイコンの上にマウスカーソルを合わせると、開いているWebサイトがサムネイルで一覧表示される。その画像をクリックすることで、見たいWebサイトをすぐに表示できる仕組みだ。これなら、どれほどサイトを開いて、すぐに探し出せるというものだ。IE9ベータのダウンロード
2010.12.27
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2年ほど前にブームになったネットブックだが、すっかり人気は落ち着いてしまった。その理由の一つが、パフォーマンスの進化が止まっていること。性能があまり変わらないので、新モデルが登場しても魅力を感じづらいのだ。 まあ、進化しすぎるとモバイルノートと同じになってしまうので、進化できないという事情もあるのだろう。どちらにしろ、ネットブックからネット ブックへの買い換える気になるようなモデルが登場してこなかったわけだ。ここへきて、ようやくCPUが新世代に変わり、Atomがデュアルコアに変わりつ つある。今回は、新しいAtomを搭載した東芝の新モデルdynabook N300をレビューしていこう。 東芝は、店頭モデルメーカーとしては最初にネットブックに力を入れ、dynabook UXシリーズでヒットを飛ばしただけに、完成度が楽しみだ。そろそろ、ネットブックからの買い換えを狙えるモデルになっているのだろうか?また、最新の Atomは、どのようなパフォーマンスなのだろう。 新登場のdynabook N300は、デュアルコアAtomを搭載した新生代のネットブックだ 外観は大幅変更で、コストダウンが目立つ 実物をはじめて手にして感じたのは、相当にコストダウンがなされていることだ。いや正確には、原価が落ちているかどうかは不明だが、コストダウンされているように見えてしまうのだ。 ボディーの基本部分は無塗装の樹脂で、お世辞にも質感が高いとは言えない。旧モデルは、アイソレーションタイプのキーボードを採用したり、ちょう つがい部分にメッキパーツを配するなど、ネットブックとしては異例なほどコストをかけていた。手に入れた方は、モノとしての魅力が価格以上でうれしくなっ たことだろう。 ところが、新モデルでコストがかかっていると思えるのは、後述するスピーカーと天板程度だ。天板は、メタリックなカラーだが、手触りはしっとりとしていて、まるでゴムやラバーのような感じだ。これまでに、パソコンではあまり触ったことのない仕上げである。 絶妙な派手さ加減の天板の色はとてもオシャレなのだが、とにかく旧モデルとのギャップが激しい。 もしかすると、激しい価格競争にさらされることを見越したモデルなのかもしれない。他社を含め、最近のネットブックは原点へと回帰しつつある。液晶の高解像度化などが影を潜め、どちらかというと価格勝負に戻ろうとしているように思えるのだ。 もちろん、ネットブックなのだから、安いのは良いことだ。いくらか本体がチープでも、価格が安ければ妥協できる。まあ、dynabook N300も単体で見たり、ライバルと比べるぶんには、そう安っぽくは見えない。旧モデルと比べるからこそ、ガッカリしてしまうのだ。 天板は、見た目はメタリックで、触れるとラバー調の仕上げ。珍しい質感で、個人的には大好きだ 気になるパフォーマンスはホドホドだ さて、もっとも気になるであろうパフォーマンスをチェックしておこう。CPUは、Atom N550で、1.50GHzの2コア4スレッドだ。ちなみに、旧モデルはAtom N455で1.66GHzで1コア2スレッドだった。 クロックは旧モデルの方が高いが、シングルコアとデュアルコアの違いがあるわけだ。Windows エクスペリエンスインデックスを見ると、CPUは3.1となっておりなかなかのパフォーマンスだ。ちなみに登場当初のネットブックにWindows 7をインストールして計測すると、CPUは1台だったりする。 ただし、体感上の速度はというと、これがあまり速くないのだ。起動こそさほど遅くないのだが、例えばコントロールパネルを開くだけでも、ちょっと 待たされる。OSは、Windows 7 Starterなのだが、Windows XPを搭載した旧ネットブックと比べると、判断が微妙だ。もっとも、快適さの比較はパフォーマンスだけの話であって、そもそも2世代も新しいOSのほう が、使い勝手がよいことは間違いない。 もしかすると、この遅さ感はCPUだけでなく、メモリーが1GBなのも影響していそうだ。ちなみに、メモリーは標準で1GBだが、2GBまで増設 できるので、入手したら増設した方が良いだろう。最近は4GBのメモリーがほぼ標準化しているので、さすがに1GBでは少なすぎるのだ。 Windows エクスペリエンスインデックスの値は、ずいぶんと改善している。とはいえ、最近のA4ノートと比べると相当遅いので、同じように使えると思うのは間違いだ。 Next >>
2010.12.22
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目次 1.デジカメ写真など大容量のファイルコピーを高速化 「FastCopy」は、処理が高速なファイルコピーソフト。コピー時に転送元と転送先を判定。同一HDD間でのコピーならバッファーを利用し、別々の HDD間でのコピーなら読み出しと書き込みを並列処理することで高速化する。約1GBのファイルコピーを試したところ、FastCopyはエクスプロー ラーで処理した場合に比べて約30%も処理が早く完了した。デジカメ写真など大容量のファイルをバックアップする際に便利だ。 FastCopy 作者:白水啓章氏 入手先:http://ipmsg.org/ ファイルコピーに特化したオンラインソフト 2章、図2のテスト環境で、約1GBのデジカメ写真をコピーするのに要した時間。FastCopyは、通常のコピーより約3割も高速だった 2.瞬時に結果を表示する高速検索ソフト 「Everything」は、インデックス検索方式を採用した検索ソフト。起動中に索引を調べてデータベース化しておくことで、検索時の処理時間を短縮 化させている。編集部のパソコンで試したところ、初回実行時で10秒、次回以降は瞬時に検索結果が表示された。検索対象はファイル名だけだが、ファイル名 さえ分かればフォルダーの深層にあるファイルでも素早く見付け出せる。ワイルドカード検索にも対応する。 Everything 作者:David Carpenter氏 入手先:http://www.voidtools.com/ 独自の手法で高い検索速度を実現したオンラインソフト 2章、図2のテスト環境で、パソコン内に保存した9732個のJPEG画像を検索するのに要した時間。Everythingは初回実行時で10秒。2回目以降は即座に終了した 3.ファイルの断片化を多彩な方法で解消する 「Auslogics Disk Defrag」は、ハードディスク内のデータ断片化を解消するデフラグソフト。無償ながら、Windows標準のデフラグよりもずっと高機能なのが特徴。 複数台のドライブを一括で処理する機能や、WindowsのシステムファイルをHDDの読み出しが高速な部分に配置してWindowsの処理を高速化させ る機能を搭載する。余分な一時ファイルを事前に削除することで、処理時間を短縮化させる機能もある。 Auslogics Disk Defrag 開発元:Auslogics Software 入手先:http://www.auslogics.com/ 無償のオンラインソフトながら高機能なデフラグソフト 複数のドライブを一括でデフラグする機能や、システムファイルを読み出しが高速なHDDの先頭部分に配置する機能を搭載 4.「Adobe Reader」の起動時間を短縮...... : 次ページへ
2010.12.20
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Android 2.2を搭載した「Pocket WiFi S」を手に取る、イー・モバイル代表取締役社長のエリック・ガン氏(左)と、執行役員副社長の阿部基成氏(右) イー・モバイルは2010年12月14日、モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi」シリーズの第2弾端末「Pocket WiFi S」を発表した。大きな特徴は、Android 2.2を搭載したスマートフォン型の端末であることだ。あくまでモバイルWi-Fiルーターとしての利用を主目的としつつ、メールの送受信やアプリの利 用、音声通話などが利用できる。 Pocket WiFiに“+α”を加え、スマートフォンに進化 発表会で登壇したイー・モバイルのエリック・ガン社長は、Pocket Wi-Fi(D25HW)の販売が発売以降好調に推移しており、1年間で累計60万台を販売したと語る。現在ではノートパソコンだけでなく、音楽プレー ヤーや携帯ゲーム機、さらには据え置き型のパソコンにまで広く利用されるようになった。利用者層も女性が3分の1を占め、男性も20代の利用者が多いな ど、女性や若者から高い支持を集めているという。 一方、Pocket WiFiの提供以降、さまざまなユーザーから「メールが見たい」「通話がしたい」「カメラが使いたい」などの声が多く寄せられた。そこでイー・モバイル は、従来のPocket WiFiにこれらの機能を“+α”した、新しいモバイルWi-Fiルーターを投入することを決めたという。 その端末が「Pocket WiFi S」(S31HW)である。最大5台の機器を無線LAN経由で接続できるPocket WiFiの機能はそのままに、タッチパネルで操作できるAndroid 2.2搭載機としたのが大きな特徴だ。ワンタッチでWi-Fiルーター機能を起動できるウィジェットを用意し、これを用いることでWi-Fiルーターのオ ン・オフができるようにした。 Android 2.2を搭載していることから、GmailやGoogleマップ、Androidマーケットなどの各種機能はもちろん、音声通話も可能。外見や機能を見る と、まさにスマートフォンといってもそん色ない内容となっている。実際、この端末は海外でスマートフォンとして販売されているモデルがベースとなっている が、イー・モバイルではあくまでデータ通信端末の1つとして扱う。 Pocket WiFiはノートパソコン以外と組み合わせる用途にも使われ、若者や女性から支持を得てきた。だが、通話やカメラ、アプリなど、さまざまな機能を利用したいという声も増えているという 新しいPocket WiFi「Pocket WiFi S」は、従来と異なりAndroid 2.2を搭載したスマートフォン型に大きく進化した。だが、イー・モバイルではあくまでデータ通信端末として扱うという 待ち受け時間が向上。SIMロックフリーも実現 Pocket WiFi Sのサイズは、約54.8(W)×104(D)×13.5(H)mm、約105gとなっている。約48.6(W)×95.5(H)×14.1(D)mm、 約80gのPocket WiFiよりは若干大きいものの、「ポケットサイズで小型」というコンセプトは維持している。 無線LANによる接続可能台数は最大5台で、USB接続でさらにもう1台利用可能であることから、最大6台まで同時に接続できる。無線LANは IEEE802.11b/g/nに対応するが、セキュリティーはWPA2-PSK(AES)のみの対応となるため、WEP接続に限られる携帯型ゲーム機な どで利用する際は注意が必要だ。 通信速度は下り最大7.2Mbps、上り最大5.8Mbps、連続通信時間は約4時間と、Pocket WiFiと大きく変わらない。一方、連続動作時間は大幅に伸びており、Pocket WiFiは約100時間であったのに対し、Pocket WiFi Sは2倍以上の約240時間となっている。 スマートフォンとしての側面を見ると、先に触れた通りAndroid 2.2を採用しており、Bluetooth 2.1+EDRやGPSにも対応する。だが、CPUはクアルコムのMSM7225、ディスプレイは2.8インチQVGA(240×320)サイズのTFT 液晶、カメラは有効画素数約320万画素CMOSを採用。性能面で見ると、国内で販売される一般的なAndroid端末と比べてロースペックに抑えられて いる。 Pocket WiFi SのWi-Fiルーター機能は、Android 2.2の標準機能である“テザリング”という機能を用いている。他キャリアのスマートフォンは、この機能を開放していないのでテザリングが利用できない。 だが、イー・モバイルはデータ通信が主力となるだけに、これを開放することでテザリングを実現したわけだ。 Pocket WiFi Sは、SIMロックフリーとなっているのも注目だ。W-CDMAの周波数帯は1700MHzだけでなく、2100MHzにも対応している。 Pocket WiFi Sは、スマートフォン型ながらサイズは従来から微増にとどめ、好評のポケットサイズを維持している Pocket WiFi S(左)を一般的な国内のAndroidスマートフォン(SH-03C、右)と比べてみたところ。一回り以上小さいのが分かる Wi-Fiルーター機能は、Android 2.2の標準機能である“テザリング”によって実現。セキュリティはWPA2-PSKのみで、WEPは利用できないことに注意 ワンタッチでWi-Fiルーター化できる専用のウィジェットが用意されている。無線LAN経由では最大5台まで接続が可能 Androidマーケットからアプリケーションを入手して機能拡張も図れる。Androidスマートフォンならではの魅力だ カメラ機能も備える。だが、一般的なAndroidスマートフォンと比べ画面は狭く、ローエンドモデルらしさが漂う Next >>
2010.12.17
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NECビッグローブ Smartia(スマーティア) 実売価格:4万2800円 2010年12月6日 NECビッグローブの「Smartia(スマーティア)」は、7型ワイド液晶とAndroid 2.1を搭載したタブレット端末だ。天気予報やニュースなどの自社サービスと親和性の高いホーム画面と、独自のアプリケーションストア 「andronavi」が特徴だ。Android初心者でも利用しやすいタブレット端末に仕上がっている。軽くて、バッテリー駆動時間が長いので、持ち歩 くのにも悪くない。使い勝手と実力をチェックしてみよう。 片手で持てるサイズと重さ 本体サイズは約220(W)×120(D)×14(H)mm。縦向きにすると幅が約12cmなので、一般的な手の大きさの人なら片手で持てるサイズ感だ。ハンドストラップを取り付けられるので、落下防止に取り付けておくと安心だ。 ボディーの剛性感は十分。片手で持ってもたわむ感じはしない。本体の重さは実測で約370g。同じ7型ワイド液晶を搭載するNTTドコモ「Galaxy Tab」(サムスン電子)の重さは約382gなので、ほぼ同じだ。携帯するのには苦にならない。 ACアダプターは、モバイルノート用のものとほぼ同じ大きさだ。ケーブル込みの重さは実測で約255g。一緒に持ち歩いてもそれほど荷物にはならない。残念ながら、パソコンにつなげてUSBケーブル経由での充電には対応していない。 バッテリー駆動時間はカタログ値で約8時間。ディスプレイの輝度を最高にしてWebサイトを閲覧し続けたところ、約4時間ほどでバッテリー残量が残りわずかになった。使い方にもよるが5時間は電源なしで利用できそうだ。 独自のホーム画面は横向きで使うこをとメーンに考えられている。左側にはカーソルを上下左右に動かすボタン、決定ボタン、MENU、ホーム、戻る、電源ボタンがある。タブレット端末としてはボタン類が多い Webブラウザーなど縦向きに対応しているソフトは、本体を回転させると自動的に縦向きになる。写真はPDFリー ダーをインストールして、PDFファイルを読み込ませたところだ。マルチタッチには対応していないが、ソフトによってはタップしたり、拡大・縮小ボタンで 表示倍率を変えられる 抵抗膜式のタッチパネルを搭載。指先で操作できるほか、付属のスタイラスペンでも操作可能。スタイラスペンは本体に収納できる タブレット端末としては珍しく、ストラップホールを備える。取り付けると手持ちで操作するときの安心感が高まる << Next >>
2010.12.16
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今年2月に会社更生法を申請し、経営破たんしたウィルコム。その後ソフトバンク傘下となった ことで更生計画が認可され、12月1日に久しぶりとなる新戦略発表会が開催された。自社網以外でも500回、10分間の通話が無料となる「だれとでも定 額」を武器に、復活を果たそうとしている同社の戦略に迫ってみよう。 その後、ウィルコムはどうなった? まずはウィルコムのこれまでの動きについて、簡単に振り返ってみよう。 2月18日に会社更生法を申請したウィルコムは、アドバンテッジパートナーズとソフトバンクによる支援を受け、3月12日に再生計画を発表。これ により、ウィルコムが所有していた次世代高速通信の「XGP」事業と、基地局のロケーションは分離され、ソフトバンクらが設立する新会社 (Wireless City Planning)へと移行。ウィルコムはPHS事業のみを継続する形となった。 8月2日、ウィルコムはソフトバンクとスポンサー契約を締結。8月5日にはソフトバンクから管財人が派遣されることが発表された。これによって ウィルコムはソフトバンクの傘下で再生を図ることとなり、その後10月14日に更生計画を提出。11月30日にその認可が下りたことで、ようやく再生に向 けた動きを進めた。 これまでの同社の歴史を振り返ると、当初は「DDIポケット」の名称で、DDI(現在はKDDI)傘下でPHS事業をスタートさせた。その後、携 帯電話事業(現在のau)に注力するKDDIからノンコア事業と見なされたことにより、グループを離れ独立。そして、KDDIのライバルであるソフトバン クの傘下に収まるという運命をたどることとなった。 カバーしているユーザー層という視点で見ると、ウィルコムとソフトバンクの組み合わせは意外と相性が悪くない。ウィルコムが現在、支持を得ている のは、特に女性を中心とした若年層と法人需要だ。一方、ソフトバンク傘下のソフトバンクモバイルは、最近ようやくiPhoneで徐々に伸ばしてきているも のの、この2つのユーザー層は長い間、弱みとなっていた部分だ。そうした弱点を埋めるという意味でも、ソフトバンクがウィルコムを獲得したことには意味が あるように思える。 ウィルコムはポップなカラーの「HONEY BEE」シリーズで、ソフトバンクモバイルの弱みでもある若年層に高い支持を得ている。写真は新機種の「HONEY BEE 4」 << Prev1234Next >> 相手を問わず定額通話ができる「だれとでも定額」 ウィルコムが現在、所有しているのはPHS事業のみ。それゆえ、新たに展開するサービスも、PHSに関するものとなる。 新サービスの名称は「だれとでも定額」。これは月額980円で、ウィルコム同士だけでなく、他社の固定電話や携帯電話、IP電話などとも、国内通 話がすべて定額になるというオプションサービスだ。定額で利用できるのは10分間、かつ500回に制限されているが、多くの通話が短時間で済むことを考え れば、メリットは大きいだろう。 だれとでも定額は、元々ウィルコムの子会社であるウィルコム沖縄で展開されていたもので、サービス開始後1カ月で純増数をプラスに戻したという。 これをさらに北海道、宮城、広島などに広げて地域を限定したテストマーケティングとして実施、その結果を踏まえて、今回の料金・回数設定で全国サービスを 提供するに至ったようだ。 現在のウィルコムは全国各地で24時間、ウィルコム同士で音声の定額通話ができるという特徴から、主として、コミュニケーション需要の高い若年層 から多くの支持を得ている。この“音声定額”という強みを生かして、「長時間通話は不必要、通話料金は気になる」という若年層以外にもメリットを与え、2 台目需要を一層拡大するのが同社の狙いようだ。 もっとも、電話をかける度に他社に支払うアクセスチャージが発生する「他社回線向けの音声通話」を定額にすることで、10分以内の定額通話が大半を占めた場合、収益が確保できるかという懸念はある。 この点について代表取締役社長の宮内謙氏は、「10分以内の通話が多くても十分収益が確保できる」としており、テストマーケティングの実績による収益の確保に自信を見せている。 ちなみに、このオプションが適用できるのは「新ウィルコム定額プラン」「新ウィルコム定額プランS」のみで、「HYBRID W-ZERO3」向けに提供されている「新ウィルコム定額プランG(GS)」などいくつかの料金プランには適用することができない。また、対応端末にも制 限があり、かつて同社が力を入れていたW-SIMには技術的な問題から対応せず、今後、検討するという(ただし、今年の11月30日までにW-SIM端末 を契約した人は、2011年2月28日まで申し込みを受け付けるとのこと)。こうした制限が設けられているのには、料金面での影響があるためではないかと いう意見も聞かれるが、真意は不明だ。 月額980円で、相手を問わず500回・10分以内の国内通話がかけ放題となる「だれとでも定額」。これが同社の主力サービスとなるようだ だれとでも定額は先行してウィルコム沖縄で提供されていたが、導入後1カ月で純減が続いていたのが純増に転じたという << Next >>
2010.12.13
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早いもので、あと少しでクリスマス。プレゼントやカードの準備は進んでいますか? 手作りブームの昨今、今年はクリスマスカードも作ってみてはいかがでしょう。市販のシールやボタン、クラフトパンチ(型抜きパンチ)やマスキングテープなどをうまく使い、簡単だけれど、ステキなクリスマスカードをご紹介します。 ◆ ミニカード ☆ マスキングテープとシールで作る簡単カード はがきサイズのカードだとちょっとハードルが高いという方にオススメのミニカード。 材料はシールとマスキングテープだけ 本来は写真のコーナーに使うシールを家型として利用。地面と窓にはマスキングテープを用いて、空に星型シールを張ればできあがり。 顔型に切り抜けるクラフトパンチを使えばシンプルなシールも可愛い雪だるまに 雪だるまは白い丸のシールにクラフトパンチで穴を開けたものを組み合わせたもの。帽子はマスキングテープを切り、小さな丸シールを雪にすれば簡単に仕上がる。地面にはもちろん白いマスキングテープを利用。 リング型のシールもちょっとした発想の転換でリースに早変わり! 屋根とドアはマスキングテープを切って張り、ドアについたリースはリング状のシールに小さな丸いシールを張って仕上げている。ここにリボンをつければ、おうちの完成。 ☆ サンタのシンプルクリスマスカード 材料は台紙のカードとクラフトパンチ、マスキングテープだけ。張り方のセンスでこんなにステキにできあがる サンタのモチーフは、クラフトパンチを使って作っても良いし、シールを買ってきて張りつけてもOK! 家や屋根、窓や煙突は全てマスキングテープで、サンタとハートはクラフトパンチ(型抜きパンチ)で切り抜いた紙でできている。材料はこれだけだ が、シンプルにバランスよく張ることでこんなに素敵なクリスマスカードが完成する。シールや紙の色を変えれば、また違った雰囲気のものができる。 ★ほっこりフェルトモチーフが揺れるカード
2010.12.12
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GALAXY Sは、世界100カ国以上で発売され、出荷台数が800万台を超える(2010年12月現在)、韓国サムスン電子のグローバル市場向けスマートフォンだ。 NTTドコモから発売中のモデル(SC-02B)は、iモードメールのアドレスが使える「spモード」に対応するなど日本向けにカスタマイズされてはいる ものの、基本的な機能・性能はグローバルモデルと変わらない。OSはAndroid 2.2を搭載している。では、さっそく“仕事に使う”という前提で、その使用感をレビューしていきたいと思う。 軽量・コンパクトで持ちやすいきょう体 GALAXY SのサイズはiPhone 4よりもひと回り大きい。しかし、質量はiPhone 4が137gであるのに対し、GALAXY Sは118gと軽量だ。日本で発売されているスマートフォンの多くは130~150g程度なので、非常にコンパクトで持ちやすい印象だ。手にしても、ポ ケットに入れても、重さを感じることはない。 iPhone 4(画面3.5型)より大きい4型ディスプレイを搭載しているので、ひと回り大きく感じるが、薄くて軽いので持ち運びに不便は感じない ディスプレイ面はフラットだが、背面は四方が丸みを帯びていて、手にフィットしやすいようにデザインされている。ツルツルとしたプラスチックの質感なの で、ややオモチャっぽくは感じるが、この素材により軽量化を実現しているのだろう。背面の下の方に緩やかに隆起している部分があるのだが、そこに指先をか けられるので、操作時の安定感も得られる。特に端末を横向きで持つ際に、片手でもしっかりグリップできることを実感できる。 背面に緩やかに盛り上がった部分がある 横向きで使う場合、背面の隆起部分に指をあてて、しっかりホールドできる どのスマートフォンでもそうなのだが、快適に操作する上でホームボタンが重要な役目を果たす。GALAXY Sのホームボタンは、ディスプレイの真下にあり、わりと大きめでくぼんだ形状になっている。その左右にあるメニューボタンとバックボタンは静電式タッチセ ンサーだが、ホームボタンだけはカチッと押す仕様になっている。ホーム画面に戻るときはもちろん、自動的に消灯したディスプレイのバックライトを点灯する ときにも使うので、このホームボタンの押しやすさはうれしい。 確実な“押し感”を得られるホームボタン 誰もが見やすく感じるであろうスーパー有機ELディスプレイ GALAXY Sが人気を集める最大の要因と推測されるのがディスプレイの美しさだ。サムスンが独自開発した「Super AMOLED」という有機ELが採用されており、鮮やかでメリハリのある画質でWebや画像を表示できる。 ディスプレイの色味は好みが分かれるだろうが、日本で発売されているスマートフォンの中では、最も色がハッキリと出ると言っていいだろう。設定などのメ ニュー画面は黒地に白文字で表示されるのだが、これも高コントラストの恩恵で見やすく、屋外での視認性にも支障がない。撮影した画像などを表示する際、緑 や赤が肉眼で見る以上に鮮明に表示されるので、ナチュラルな画質を好む人は「鮮やかすぎる」と感じるかもしれないが、多くの人に好まれる画質であるだろ う。 GALAXY Sのホーム画面。これはよく使うアプリのアイコンをいくつか貼り付けた状態 メニュー画面の例。黒地×白文字なのでハッキリ見える タッチパネルの操作感も非常にいい。画面をタッチするときの指の角度、力の入れ加減は人によってさまざまだ。タッチパネルを搭載するデバイスに初めて触 れると、反応が良かろうが悪かろうが違和感があり、慣れるまでに時間がかかることが多い。しかし、GALAXY Sの場合、多くの人が最初に触れたときから「操作しやすい」という印象を持つのではないかと思う。単にレスポンスが速いだけでなく、うっかり触れたアイコ ンが勝手に起動するといったミスもほとんど生じない。 個人的に、Androidスマートフォンのタッチの操作感には不満を感じることが多く、iPhoneに匹敵するなめらかな操作感を実現しているのはHTC Desireくらいだと思っていたのだが、このGALAXY SもiPhone同等と評していいだろう。 1Ghz CPU+Android 2.2の快適な動...... : 次ページへ
2010.12.11
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扱い方次第でパソコンの寿命が変わる――日ごろの注...|目次 パソコンを長く使うにはメンテナンスも大切です。まずは、長く使い続けて遅くなってしまっているHDDの速さを回復しましょう。さらに、ソフトやWindowsの動作の重さを解消すれば、買い換える時期をずっと先に延ばせます。 月に一度のお手入れで、ハードディスクの不調を直す HDDはその仕組み上、使い続けると読み書きが徐々に遅くなっていきます。パソコンが使いづらくなってしまう前にメンテナンスをして、速さを取り戻しましょう。 HDDをメンテナンスするポイントは「デフラグ」という作業をすることです。HDDに入っているファイルを、読み書きしやすいように並べ直します。 デフラグをする前に、不要なファイルを削除しておくと、より効果的です。Windowsに付属する「ディスククリーンアップ」で、各種の不要なファイル をまとめて削除できます(図1~図4)。古いノートパソコンはHDDの空きが不足してデフラグができない場合があるので、そのときは不要なソフトを削除し ます(3ページコラム参照)。 不要なファイルを削除したらデフラグを始めます(図5~図8)。このメンテナンス作業を月1回くらいのペースで実行するといいでしょう。 まずは不要なファイルを削除 図1 「スタート」→「マイコンピュータ」とクリックし、Cドライブのアイコンを右クリックして「プロパティ」をクリック。上の画面が開くので、「全般」(1)→「ディスクのクリーンアップ」(2)とクリック。 図2 下の表にある「消してはいけないファイル」のチェックを外し、そのほかにはチェックを付ける(1)。「OK」をクリックすると(2)、削除が始まる。 図3 ディスククリーンアップでは一時ファイルなど不要なファイルを削除できる。中には消すべきではないファイルもあるので、図2でチェックを外しておくこと。 図4 Vistaの場合は図1の後にこの画面が表示される。「このコンピュータの全ユーザーのファイル」をクリックすると図2の画面に進む。 デフラグで読み書きの遅さを回復 : 次ページへ
2010.12.10
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IPAが注意喚起、Adobe ReaderやJREなどの脆弱性解消が不可欠 図1 「ドライブ・バイ・ダウンロード」攻撃の概要(IPAの情報から引用。以下同じ)図2 ガンブラー」攻撃の概要 図3 広告配信サイトを改ざんした攻撃例 セキュリティに関する届け出や相談を受け付けている情報処理推進機構(IPA)は2010年12月6日、Webサイト経由の攻撃「ドライブ・バイ・ダウ ンロード」が相次いでいるとして注意を呼びかけた。脆弱性のあるパソコンでは、正規のWebサイトにアクセスしただけでウイルスに感染する危険性がある。 Webサイトにアクセスしただけでウイルスなどをダウンロードされる攻撃は、「ドライブ・バイ・ダウンロード」攻撃などと呼ばれる(図1)。2009年 から2010年にかけて猛威を振るった「ガンブラー」攻撃はその一種。IPAでは、正規のWebサイトを改ざんし、悪意のあるWebサイトに誘導するドラ イブ・バイ・ダウンロード攻撃を、ガンブラー攻撃としている(図2)。 ガンブラー攻撃では、正規サイトに侵入してWebページを改ざん。悪質サイトに誘導する“わな”を仕込む。悪質サイトに誘導されると、ソフトウエアの脆弱性を突くウイルスがダウンロードされる。 ただし一般的には、ドライブ・バイ・ダウンロード攻撃全般を、ガンブラー攻撃と呼ぶことも少なくない。 2010年9月と10月には、ガンブラー攻撃とは異なるドライブ・バイ・ダウンロード攻撃が出現した(図3)。このときの攻撃では、攻撃者は広告配信会社のサーバーに侵入して、配信されるバナー広告を改ざん。悪質サイトへ誘導するわなを仕込む。 わな入りの広告が配信されたWebページにアクセスすると、ガンブラー攻撃と同様、ウイルスに感染する恐れがある。このケースでは、Webページ自体は改ざんされていないため、原因を特定することが難しいという。 これらの攻撃の被害に遭わないためには、ソフトウエアの脆弱性を解消することが不可欠。IPAでは、脆弱性を悪用されることが多いソフトウエアのバー ジョンをチェックするツール「MyJVN バージョンチェッカ」を公開している。同ツールを使えば、Adobe Reader、JRE、Flash Playerなどが最新版かどうかを調べられる。 情報処理推進機構(IPA)の情報
2010.12.07
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目次 身の回りには、様々な映像があります。ビデオカメラだけでなく、デジカメや携帯電話などでも手軽に映像を撮れますし、ハイビジョン対応カメラも手 ごろな価格になってきました。また、VHSなどのアナログ映像もたまっていませんか?映画のDVDをコレクションしている人も多いでしょう。 「映像編」では、様々な映像をDVDビデオやBDに書き込む方法を紹介します。アナログの映像をDVDビデオに書き込む方法や、市販のDVDをDVD-Rにバックアップする方法も解説します。 1、デジカメ/ケータイ/デジタルビデオカメラの動画をDVDビデオに ・映像をDVDで管理したい ・DVDプレーヤーで見たい ・プレゼントしたい デジカメや携帯電話、デジタルビデオカメラ──どんなカメラで撮った映像でも、DVDビデオに仕立てれば、パソコンはもちろん、プレーヤーをつないだテレビでも見られます。 DVDビデオを作るには、(1)パソコンへ映像を取り込み、(2)DVDに書き込みます。凝ったものを作るときは、(1)の後に編集作業をします(下図)。 Vistaや7ではソフトを買わずにマイクロソフトのソフトで作れます。「ライブ・ムービーメーカー」で取り込みと編集をし(図1~図5、[注1])、 「DVDメーカー」でDVDビデオに仕立てます(図6、図7)。XPでは、付属や市販のDVDビデオ作成ソフトを使います。 [注1]一部の携帯電話で撮影した動画は、ライブ・ムービーメーカーで取り込めません。その場合は動画編集ソフトを利用しましょう。 [注2]Windows 7なら、このページの方法でAVCHD方式のビデオカメラの映像を取り込み、DVD-Rに書き込めます。 1、パソコンに動画を取り込む ライブ・ムービーメーカー(Vista、7) このページで「今すぐダウンロード」をクリック。ダウンロードするソフトの一覧で「Live ムービーメーカー」にチェックを付けて、ダウンロードして、インストールする。 図1 カメラをUSBまたはIEEE1394のケーブルで接続するか、メモリーカードを取り出してセットする。 図2 ライブ・ムービーメーカーを起動し、「デバイスからの読み込み」をクリック 図 3 デジカメは「リムーバブルディスク」(1)、テープを使ったDVカメラの場合は「~DV Camera~」(2)をそれぞれクリック。「読み込み」をクリック(3)。「~写真とビデオが見つかりました」と表示されるので、ビデオを選ぶと「ピク チャ」フォルダに保存される。 図4 図1~図3の手順で「ピクチャ」に取り込まれた動画ファイルをライブ・ムービーメーカーにドラグ・アンド・ドロップして登録する。 図 5 登録された動画のアイコンをドラグして順番を整える(1)。「共有」欄にある「DVD」のアイコンをクリック(2)。ファイル名を入力して(3)、 「保存」をクリック(4)。保存には時間がかかるので終わるまで待つ。保存が終わったときに表示される画面で「閉じる」をクリック。 2、「DVDビデオ」の規格で書き込む : 次ページへ
2010.12.06
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開発版で見つかった800以上のバグを修正、13の脆弱性も解消 「Chrome 8.0.552.215」の画面例 米グーグルは2010年12月2日、Webブラウザー「Chrome 8」の安定版を公開した。新版では、PDFの閲覧機能などを追加。Chrome 8の開発版で見つかった800以上のバグも修正した。 開発者などに向けたChrome 8開発版が公開されたのは2010年10月。今回公開されたのは、一般ユーザー向けの安定版。開発版で洗い出されたバグなどが修正されている。バージョン番号は「8.0.552.215」。 Chrome 8の特徴の一つは、PDFファイルの閲覧や印刷の機能を標準で備えたこと。Adobe Readerなどのプラグインソフトをインストールしなくても、Webブラウザー上でPDFファイルを閲覧したり、印刷したりできる。 Chrome 8安定版では、開発版で見つかった多数のバグを修正。13件の脆弱性も修正された。開発版で見つかった13件の脆弱性のうち5件については、グーグルが 2010年1月に開始した「賞金プログラム」にのっとって、発見者に賞金が贈られた。賞金の額は、2件が500ドル、3件が1000ドルだった。 Chrome 8は同社Webサイトからダウンロードできる。Chromeをインストールしているパソコンでは、自動的に最新のバージョン8.0.552.215に更新される。 「Chrome」のWebページ
2010.12.03
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(5)【データ復元編】 即座に対処すれば消したデ...|目次 Q、結局のところ長期保存に適しているメディアはどれ? ハードディスク、フラッシュメモリー、光ディスクで単純に比較すると、ハードディスクとフラッシュメモリーの寿命が5年程度であるのに対し、光ディスク は30年(図1)。書き込み方法、メディアの品質、保管方法などの条件は満たす必要があるが、単純に考えれば、光ディスクへの記録が安全性が高いといえそ うだ。 【3種類の記録媒体では光ディスクが最も寿命が長い】図1 上記の3つのメディアの中では最もデータ保持の寿命が長いと考えられるのは光ディスク。ただし、書き込むメディアの品質や書き込み時のエラーの発生状況、保存状態によってその時間が大きく変化する そうはいっても、光ディスクの場合、データの書き込みに時間がかかる、大容量のデータを記録するには枚数がかさむなど使い勝手では気になる部分もある。 通常のファイルは外付けハードディスクに保存し、特に大切なデータは光ディスクに記録しておくなど、ファイルの用途に合わせて複数の記録メディアに分散記 録しておくのが正解だろう。 現在では大切なファイルを自分のパソコン上で管理するのが当たり前。一方、最近ではマイクロソフトの「Windows Live Sync」などオンライン・ストレージ・サービスが増えつつある。将来、安定性やセキュリティの面でも信頼できるサービスが登場してくれば、銀行にお金を 預けるのと同じように、むしろ外部サービスにデータを預ける方が安心という時代が来るかもしれない。 Q、フロッピーやMOに保存しているデータは大丈夫? パソコン用の記録メディアとして普及していたフロッピーディスク(図2)。「10年以上はデータを保持できる」(イメーション)と、現状で使われている 記録メディアと比べても見劣りしないほど寿命が長い。MO(光磁気)については、MOフォーラム(2010年3月に活動は終了)の資料によると50年以上 だという。 【かつて普及していた旧型の記録メディア】図2 フロッピーディスクの寿命は10年以上、MO(光磁気)ディスクは50年以上といわれる。意外に長持ちするが、保存方法に注意し、データのバックアップを取っておく方がいいだろう そうはいっても、古いメディアであるだけに油断は禁物。机の中に眠っているフロッピーディスクがあれば、最後に使ってから10年前後の年月が経過してい るものが多いはず。となれば、既に寿命を迎えているかもしれない。「フロッピーの記録面を形成する樹脂はカビに弱い」(イメーション)ことも気になるとこ ろ。フロッピーにしろ、MOにしろ今後は読み出すためのドライブを入手することが難しくなるだろう。早急に別の記録メディアにデータを移し替えることをお 勧めする。 Q、「国立国会図書館」のデータ保存方法とは : 次ページへ
2010.12.01
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