2007/09/24
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カテゴリ: 物語
  大聖堂へと向かうべく外に出ると、流れる涼風が高揚していた精神を冷却してくれた。


  漂う曇天は掻き消され、現れた蒼月は仄かな輝きを、地上に降ろし、我の影を薄く石畳に縫いつけていた。
  我はその朧な光に誘われるように、天上を見上げる。

  ヴィルヘルムの披瀝した話は、俄かには信じがたい常軌を逸したものだった。
  それはこの教皇庁で『不死』の研究が古来より行なわれているという事実だった。
  いや、それそのものに懐疑や不審はない。
  その手の噂は、人の世の常でもあり。絶えることのない人類の渇望でもあるのだろう。
  アレシャイムの教義も、不死の研究を邪悪なモノだとは捉えていない。敢えて秘匿して行なう必要はないのだ。


  ――12賢人集会――

  それは公会議と並び、この聖地を取り仕切る最高議会、大公国と王国の双方に発言権を持つ審査機関でもある。
  12賢人集会は大教皇と7枢機卿で構成されているが、それだけでは『12』という数字には4賢人足りない事になる。
  その空いた4つの席に座る者。それが、この教皇庁を影から支配する『長老』と呼ばれる人間・・・であるはずの者達だ。
  だが、その存在は一部の王族や高位聖職者を除き、秘匿された存在でもある。彼らは決して歴史の表舞台には登場しないからだ。
『長老』達は、アレシャイムが教皇領を有す国家としての体裁を整えてから、何千年もの間、決して死ぬことなくこの教皇庁を支配している。
  議会に於いても、『長老』達は、念話と呼ばれる特殊な伝達手段で意思を表明し。人目を閉ざす厚いヴェールの向こうから、全ての指示を直接に列席者の脳内に送ってくるらしい。故にその姿を推し量る術はない。念話から窺える4人の長老達は時に、女性のようであり、子供のようでもあり、老人を模すようでもあったとされている。
  如何様な化物がこの聖地を治めているかという知的好奇心は、尽きる事が無かった。
  そこに不死の研究である。興味を持つなと言う方が無理な相談である。
  ヴィルヘルムの話は、夢見事と切って捨てていたはずの『長老』達の不死説が、再度、現実味を帯びるものであった。

  (…ん?)



  ――ぴょん

  庭園の葉群れから雨粒を撒き散らしつつ、目の前の石畳に白い球体が転がり出る。
  先ほどの事もあり、厭な汗が背筋を伝うが、それは直ちに微笑へと転じた。

「ほぅ…。野生のミュミュとは珍しいの」

  我のことを、大きく開いた団栗眼で見つめるその生物は、メナディエルでは神聖視、リエルローザンでは忌避される、有角の古来種だ。

  そう、ミュミュにはもう一つ、忌諱な特徴がある。それは我ら屍族と同じく、長く生きるほど、その影が薄くなってゆき、―生命としての終焉。死が訪れた時、完全に消えるというものだ。

  (だが、こうも立て続けに不死に纏わるモノか…何かを暗示しているように思えてならぬ…)

  じっとこちらを窺う大きな瞳、高い知性すら感じさせる赤い2つの目――。

  (綺麗な毛並みじゃな・・・触ってみたいの・・・・・・)

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

  白い固まり――ミュミュの方も、我に興味を抱いてくれたようだ。
  数歩、我に近づきかけて…―――不意にツイと身体を背けた。
  我はその不自然な所作に眉根を曇らせるが。どうやら、逃げる気配はない。

「くるのじゃ…」

  ――ピクッ。

  その姿に魅入られるように、手を差し伸べる。

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

  だが、ミュミュは完全に、此方のことを無視している。
  いや、耳を立てたその姿から、我よりも他の危険に集中しているように…

「いたぁぁぁーーーーっ!!」

  ――ドムッ!!

「ぐっ!!」

「うにゃっ!?」

  ――ドターーン

「はくっ・・・あぅぅ・・・」

  2つの叫びが交差する中、我の背中に唐突に走る、重たいものをぶつけられた鈍痛。押し倒されるような形で石畳に倒れこむ。
  ミュミュに気を取られていたとはいえ、我ともあろうものが、他者の接近に気付かなかったとは不覚であった。

「うに・・・あれれ?」

  半身を起こすと、突然の不意打ちを喰らわせた人物。・・・我にエルダーとしての沽券に関わるような醜態を晒させた者を視界に捉える。
  黒を基調とされた繊細な刺繍が施されたペプラムフリルのロングドレスを纏った少女。
  それをみるだけでもかなり高貴な身分の人間だと一目で分かった。
  悪怯れもせずに、目前でキョロキョロと辺りを見回している。それに合わせ左右に揺れる金色のツインテールが鼻先に触れてむず痒かった。
  此方を完全に無視したその仕草に流石に腹がたった。

「本気で痛かったのじゃが…」

  恨み言のような我の言葉に、漸く此方に注意を向ける少女。その視線がそのまま我の頭上に赴く。
  あろうことか、被害者である我を睨みつけると、頭の上に向けて、ビシッと指を突きつけてきた。

「むむっ…!? プルとプリンちゃんの・・・え~と、み、みつげつ・・・? を、じゃまするおつもりですかっ!!」

  少女は舌足らずな可愛い声で、何やら理不尽な言葉を並べてていた。途中に疑問符が入った事に関しては、なんとなく聞かなかった不利をする。
  とりあえず、少女の突きつけた人差し指の先を瞳でのみ追うと、視界になにかふさふさした尾っぽのようなものが垂れてきた。先ほどから頭が不自然に重たい気がしてはいたが、どうやら、重力による物理的法則が原因だったようだ。
  我の頭の上には先ほどのミュミュが無造作に佇んでいた。

「ふむ、お主がこのミュミュの飼い・・・」

「まさかっ、兄様の『たくらみ』ですかっ!!」

  此方の言葉に被せるように言い放ち、鼻先を密着させる勢いでぶんぶんと腕を振り回す。

「聞けっ!我の話をっ!」

  少女はおしゃまな感じで鼻を鳴らすと、コチラをジト目で見つめ返す。
  不意に大人びた表情で、やれやれと首をふった後、したり顔で頷くが、尻餅をついたまま、ドレスの裾が派手に捲くれあがった状態なので、様になってはいなかった。
  どうやら羞恥心も欠損しているようだ。

「『げんろん』はじゆうであってしかるべきで・・・え~と、ほんらい?」

「だから・・・我の話を・・・」

  疑問調が入り乱れる不可思議な物言いに呆れ、閉口しかける。だが、無視するともっと悲惨な目に遭いそうな予感があった。

「きっとそうですっ!!シャル姉さまばかりかプリンちゃんとのなかまでひきさく・・・」

  バキィ

「うぎぃ!?」

  とりあえず拳骨で殴っておく。
  だが、恐ろしく、石頭だった。殴っておいてなんだが、損をした気分になった。
  世の中は果てしなく理不尽だった。

「むぅ~・・・。やはり『らすぼす』ですか? そうなんですね?」

  バキィ

  (う~ん、悪い癖が付きそうじゃ)

  我は目前で、額を抑えて蹲る少女をぼんやりと眺めながら、この森閑とした空中庭園で、漫才の真似事をせねばならない自分に真剣に疑問を抱いていた。

  ガブリ・・・

  (・・・)

  右腕に鈍痛…視線を手元に落とす。そこにはありえない光景があった。
  天を仰いでしばし考えてみるが答えはでなかった。

「・・・・・・・・・・・・・・なっ、 ナニを・・・・・・し、しているのじゃ?」

  吸血鬼の真似事如く、我の右腕に歯を立てている少女に向けてとりあえず訪ねてみた。

「がるるぅ・・・ふぁむ・・・・・・ぁむ、あむぁム・・・」

  噛み付いたまま、上目遣いに此方を見上げ唇を尖がらせる。
  どこぞの異国では、お互いに体の一部を食することにより友好の証をたてると聞き及ぶが、それとは何か違う気がする。
  礼法に関する様々な習慣にまで思いをめぐらせてはみたが、それも無意味な行為に思える。
  不幸な事は、目の前の少女が我の常識に囚われた思考では理解できない、規格外の人間だったことだ。
  少女は短略的に言論の自由を放棄して、実力行使に踏み切ったようだ。

「だぁー! いい加減にせいっ!!」

  噛みついたまま、ぶら下がるように纏わりつく少女を振り払おうと、右腕を力任せに振る。
  少女は我ともほぼ背丈が変わらぬ為、その短躯が右に左に引き摺られる。
  「むー」と苦しげな擬音が噛み合わされた前歯の間から漏れる。序所に少女の顔も赤みを帯びていく。
  しかし恐ろしいほどの咀嚼力で一向に離れる気配はみせなかった。

  ガブガブ…たらー

「・・・って、チッ血が…あうぅ」

  ――血液恐怖症

  そんな単語が久々に脳内を過ぎる。
  屍族でありながら、我は自分自身が齎す出血には、からきし耐性や免疫がなかった。
  自らの体質を呪いながら、そのまま意識が反転する。
  我は不本意ながら意識を飛ばしたのだった。

  (理不尽じゃ…ぐぅ)

  最後に胸裡でそう呟いていた。

  それが、いろいろな意味で取り返しのつかない出会いであったと気づくのは、まだ先の話であった。
  いや、後悔だけなら既にしてはいたが・・・


※訂正・改訂はフリーページで致します。

今回は無理に書き上げたので改稿多そうです (汗
(半角1万文字オーバーしたのでタグを削除致しました)





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Last updated  2007/09/24 08:19:03 AM


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その他

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0-00【炎神】



13/05/05(日)new02
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13/05/04(土)
>>光ノ章 3-10【聖座】
11/08/22(月)
>>光ノ章 3-10【蠢動】
11/08/11(木)
>>光ノ章 3-09【神娘】
11/08/11(木)
>>光ノ章 3-08【魂牢】下
11/07/27(水)
>>光ノ章 3-07【魂牢】中
11/07/20(水)
>>光ノ章 3-06【魂牢】上
11/06/28(火)
>>光ノ章 3-05【真実】
11/06/21(火)
>>光ノ章 3-04【船旅】下
11/06/09(木)
>>光ノ章 3-03【船旅】上
11/05/31(火)
>>光ノ章 3-02【決断】
11/05/21(土)
>>光ノ章 3-01【鷹眼】
10/08/18(水)
>>光ノ章 3-00【過去】
10/06/02(水)
>>光ノ章 2-08【神韻】
10/05/26(水)
>>光ノ章 2-07【首人】b
10/05/19(水)
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10/03/31(水)
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>>光ノ章 2-02【我意】
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09/06/11(木)
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09/06/03(水)
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09/04/17(金)
>>光ノ章 1-05【残光】
09/04/05(日)
>>光ノ章 1-04【蠱毒】
09/03/24(火)
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09/03/17(火)
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09/03/02(月)
>>光ノ章 1-01【神都】
09/02/19(木)
>>光ノ章 推敲完了
08/10/06(月)
>>光ノ章 0-01【世界】
08/07/16(水)
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08/07/15(木)
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08/05/22(木)
>>0-00【籠姫】挿絵02
08/05/21(水)
>>光ノ章 0-02【妹姫】上
08/05/18(日)
>>光ノ章 0-01【籠姫】下
08/05/14(水)
>>光ノ章 0-00【聖女】上
※以下略
>> †Curse of blood†時更新


光ノ章【シャルロット編】
0-00【聖女】
0-01【妹姫】
0-02【夜冠】
0-03【聖船】
1-00【世界】
1-01【神都】
1-02【古怪】
1-03【呪夜】
1-04【蠱毒】
1-05【残光】
1-06【脱出】
2-00【老卿】
2-01【籠姫】
2-02【我意】
2-03【涜聖】
2-04【慫慂】
2-05【追跡】
2-06【聖堂】
2-07【神韻】
2-08【首人】
3-00【過去】
3-01【鷹眼】
3-02【決断】
3-03【船旅】上
3-04【船旅】下
3-05【真実】
3-06【魂牢】上
3-07【魂牢】中
3-08【魂牢】下
3-09【神娘】
3-10【聖座】
3-11【終焉】完




16/01/13(水)new02
>>月ノ章 4-11【祟神】
16/01/09(火)
>>月ノ章 4-10【祟神】
15/12/22(火)
>>月ノ章 4-09【奈落】
13/08/05(月)
>>月ノ章 4-08【奈落】
13/07/22(月)
>>月ノ章 4-07【霊廟】
13/07/15(月)
>>月ノ章 4-06【真因】
13/07/01(月)
>>月ノ章 4-05【奇縁】
13/06/23(日)
>>月ノ章 4-04【出立】
13/06/17(月)
>>月ノ章 4-03【技師】
13/06/10(月)
>>月ノ章 4-02【再会】
13/06/04(火)
>>月ノ章 4-01【因縁】
13/05/15(水)
>>月ノ章 4-00【迷途】
11/04/01(金)
>>月ノ章 3-12【凶刃】下
11/03/09(水)
>>月ノ章 3-11【凶刃】中
11/03/03(木)
>>月ノ章 3-10【凶刃】上
11/02/27(日)
>>月ノ章 3-09【取引】下
11/02/20(日)
>>月ノ章 3-08【取引】中
11/02/14(月)
>>月ノ章 3-07【取引】上
11/02/07(月)
>>月ノ章 3-06【捕竜】
11/01/23(日)
>>月ノ章 3-05【語部】
11/01/18(火)
>>月ノ章 3-04【天敵】
11/01/12(水)
>>月ノ章 3-03【水都】
10/01/07(金)
>>月ノ章 3-02【思惑】
10/12/22(水)
>>月ノ章 3-01【月兎】
10/12/18(土)
>>月ノ章 3-00【金策】
10/02/23(火)
>>月ノ章 2-08【転換】
10/02/16(火)
>>月ノ章 2-07【血渇】
10/02/07(日)
>>月ノ章 2-06【幻影】
10/01/27(水)
>>月ノ章 2-05【女難】
10/01/21(木)
>>月ノ章 2-04【国境】
09/11/16(日)
>>月ノ章 2-03【灯台】c+
09/11/10(火)
>>月ノ章 2-03【灯台】下c
09/11/09(月)
>>月ノ章 2-03【灯台】下b
09/11/03(月)
>>月ノ章 2-03【灯台】下a
09/10/22(木)
>>月ノ章 2-02【灯台】中ab
09/10/01(木)
>>月ノ章 2-01【灯台】上
09/09/27(日)
>>月ノ章 2-00【呪地】
09/09/15(火)
>>月ノ章 1-06【余談】
09/08/31(月)
>>月ノ章 1-05【脱出】ab
09/08/24(月)
>>月ノ章 1-04【取引】
09/08/07(金)
>>月ノ章 1-03【聖船】b
09/08/04(火)
>>月ノ章 1-03【聖船】a
09/08/02(日)
>>月ノ章 1-02【聖船】a
09/07/14(火)
>>月ノ章 1-01【慧眼】
09/07/09(木)
>>月ノ章 1-00【日常】
09/06/21(日)
>>月ノ章 0-03【双子】
09/05/12(火)
>>月ノ章 0-02【双子】ab
09/05/01(金)
>>月ノ章 0-01【双子】ab
09/04/26(日)
>>月ノ章 0-00【屍族】b
09/04/26(日)
>>月ノ章 0-00【屍族】a
08/10/01(水)
>>月ノ章 1-00【兎姫】
08/09/26 (金)
>>月ノ章 0-09【潜入】
08/09/20(土)
>>月ノ章 0-08【死海】
08/09/12(金)
>>月ノ章 0-07【灯台】
08/09/07(日)
>>月ノ章 0-06【凶兆】
08/08/27(水)
>>月ノ章 0-05【翼竜】
08/08/10 (日)
>>月ノ章 0-04【双子】下b
08/08/07 (木)
>>月ノ章 0-04【双子】下a
08/08/04 (月)
>>月ノ章 0-03【双子】上
08/06/13(金)
>>月ノ章 0-00【屍族】
08/06/07(土)
>>月ノ章 0-02【闇商】下
08/06/05(木)
>>月ノ章 0-01【闇商】上
※以下略
>> †Curse of blood†時更新


月ノ章【ミューク編】
0-00【屍族】
0-01【双子】上
0-02【双子】中
0-03【双子】下
1-00【日常】
1-01【慧眼】
1-02【聖船】上
1-03【聖船】下
1-04【妹姫】
1-05【脱出】
1-06【余談】
2-00【呪地】
2-01【灯台】上
2-02【灯台】中
2-03【灯台】下
2-04【国境】
2-05【女難】
2-06【幻影】
2-07【血渇】
2-08【転換】
3-00【金策】
3-01【月兎】
3-02【思惑】
3-03【水都】
3-04【天敵】
3-05【語部】
3-06【捕竜】
3-07【取引】上
3-08【取引】中
3-09【取引】下
3-10【凶刃】上
3-11【凶刃】中
3-12【凶刃】下
4-00【迷途】
4-01【因縁】
4-02【再会】
4-03【技師】
4-04【出立】
4-05【奇縁】
4-06【真因】
4-07【霊廟】
4-08【奈落】上
4-09【奈落】下
4-10【祟神】上
4-11【祟神】下




16/03/08(火)new02
>>血ノ章 4-08【姫妹】
16/02/21(日)
>>血ノ章 4-07【姫妹】
16/02/06(土)
>>血ノ章 4-06【屍妹】
15/10/25(日)
>>血ノ章 4-05【屍妹】
13/04/30(火)
>>血ノ章 4-04【接触】
13/04/16(火)
>>血ノ章 4-03【煙街】
13/04/06(土)
>>血ノ章 4-02【目的】
13/03/29(金)
>>血ノ章 4-01【恋敵】
11/04/11(月)
>>血ノ章 0-01【血契】
11/04/03(日)
>>血ノ章 4-00【囚姫】
11/04/02(土)
>>血ノ章 0-00【夜娘】
※以下略
>> †Curse of blood†時更新


血ノ章【ラグナウェル編】
0-00【夜娘】
0-01【血契】
4-00【囚姫】
4-01【変節】
4-02【目的】
4-03【煙街】
4-04【接触】
4-05【屍妹】
4-06【呪獄】
4-07【姫妹】
4-08【姫妹】




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アダマストル公国


聖アルジャベータ騎士団


ウィズイッド家


メナディエル正教


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★Princesse du sang★


【†短編集†】


0-00【炎神】


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Ж―†【光ノ章】†―Ж


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-0-01【妹姫】-


-0-02【夜冠】-


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1-02【古怪】


1-03【呪夜】


1-04【蠱毒】


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2-00【老卿】


2-01【籠姫】


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2-03【涜聖】


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3-01【鷹眼】


3-02【決断】


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3-04【船旅】下


3-05【真実】


3-06【魂牢】上


3-07【魂牢】中


3-08【魂牢】下


3-09【神娘】


3-10【聖座】


3-11【終焉】完


【†ミューク篇†】推敲中


Ж―†【月ノ章】†―Ж


0-00【屍族】


-0-01【双子】上-


-0-02【双子】中-


-0-03【双子】下-


1-00【日常】


1-01【慧眼】


1-02【聖船】上


1-03【聖船】下


1-04【妹姫】


1-05【脱出】


-1-06【余談】-


2-00【呪地】


2-01【灯台】上


2-02【灯台】中


2-03【灯台】下


2-04【国境】


-2-05【女難】-


2-06【幻影】


2-07【血渇】


2-08【転換】


3-00【金策】


3-01【月兎】


3-02【思惑】


3-03【水都】


3-04【天敵】


3-05【語部】


3-06【捕竜】


3-07【取引】


3-08【取引】


3-09【取引】


3-10【凶刃】


3-11【凶刃】


3-12【凶刃】


4-00【迷途】


4-01【因縁】


4-02【再会】


4-03【技師】


4-04【出立】


4-05【奇縁】


4-06【真因】


4-07【霊廟】


4-08【奈落】


4-09【奈落】


4-10【祟神】


4-11【祟神】


【†ラグナ篇†】


Ж―†【血ノ章】†―Ж


0-00【夜娘】


0-01【血契】


4-00【囚姫】


4-01【変節】


4-02【目的】


4-03【煙街】


4-04【接触】


4-05【屍妹】


4-06【呪獄】


4-07【姫妹】


4-08【姫妹】


なぜなに吸血鬼


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