2009/02/19
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カテゴリ: 物語

『†Princesse du sang†』 光ノ章 1-00【世界】
光ノ章 1-00【世界】
―シャルロットSIDE―

 アダマストル北東部―――タブリス森林を走る旧街道。 
 砂子に埋もれた往来を複数の騎影が、一台の箱馬車を先導するように駆ける。
 騎乗の騎士達は皆、白銀の甲冑を纏い、その胸元にはメナディエルの十字が刻まれていた。 大陸最強の娘子軍―――勇猛・美麗・高潔と名高い 守護騎士団 ( ガーディアン ) である。 後ろを走る箱馬車の御者台で鞭を打つ操者も同様に、守護騎士団の鎧で身を固めていた。 紅い天蓋から美しく弧を描く金の縁取りが施された箱馬車は4頭立ての4輪馬となっており、全ての乗馬が頭部から頸部、胴体に至るまでを装甲化された軍用馬であった。 傍目にも物々しいその様相は、そこに搭乗する人間の身分の高さを示している。

 それはシャルロット・アルジャベータ・リュズレイを護衛したガーディアンの一行であった。
 彼女達は比較的に安全性を確保出来る海路ではなく、敢えて危険を伴う陸路を選び教皇庁を目指していた。 これらは全て守護騎士団の団長であるミルフィーナの一存で決められたことである。 海路は外敵に襲われる可能性こそ減るが、襲撃を受けた際に生じる 危険性 ( リスク ) が高く、なにより海の上ではまもとに戦うことも出来ない。 相対的にみればどちらも危険度はさして変わらないのである。 ならば、常道である海路を選ぶよりも、選択肢として稀な陸路を選んだほうが敵の目を欺けるとミルフィーナは考えたのであろう。

 なにより目するところの“敵”とされる存在がなによりも厄介であったのだ。
 一見、大部分がメナディエル教圏であるバールペオル大陸において、聖女を害しようとする存在など皆無のように思われるかもしれないが内情は違っていた。

 現メナディエル正教は大きく2つの宗派にわかれている。
 ひとつは光の女神メナディルを崇め、原理主義を根底とする白十字教。
 もうひとつは女神の器でもあった神の子アルジェベータ。 聖女の血を受け継ぐ一族を神格化し崇敬の対象とした聖(アルジャベータ)公会。
 大陸でも最大の勢力を誇る白十字教は、教会の実権をほぼ掌握しつつあった。 そしてそれを示すように世界を神の恩名の下、その神託によって導かれるものとし、女神メナディル以外の崇拝を禁止した。
 しかし、それと対立する聖公会は女神を超越的存在としながらも、あくまでその加護はアルジャベータの血族である聖女を通してこそ世界に齎されるものだと主張していた。
 大陸最大のメナディエル正教もまた他の神聖宗教と同じく一枚岩ではなかったのである。

 傍から見ればとても滑稽で愚かしい話である。
 白十字教、聖公会共に、女神と聖女の名を傘にきた高位聖職者達が己が利権を貪る為に聖なる御名を利用しているだけなのだから。
 当のシャルロット自身、今まで一度も神の声を聞いたこともなかったし、なにより彼女にとって神の存在など、どうでもよい事だったからだ。

 だが白十字教の聖職者からすればシャルロットの本心が何処にあろうと、その存在が教義を守る上で最も疎ましく邪魔な存在である事は確かであった。 神の神託を授かるはずの教皇と同格、いやそれ以上、半神とされた存在が同じ世界に存在していることになるのだから。
 それが異教であるならば邪教とし異端視することも出来ようが、同じメナディルを崇拝する教義が宗派となり枝分かれし今日に至るのだから、下手に手を下すことも出来ずに両者は奇妙なバランスで世界に共存していた。
 ・
 ・
 ・

 「フィーナ! あの綺麗な鳥はなんていいますの?」

守護騎士団 ( ガーディアン ) の面々が抱く緊張とは裏腹に幾分緊迫感に欠けた少女の声が響く。
 箱馬車の小窓から身を乗り出すように高い木の上を指差すのはシャルロットであった。
 籠姫として育てられたシャルロットにとって見知らぬ外の世界は常に驚きと感動の連続であり、此度は一年に一度のアルジャベータ聖誕祭に列席する為の行軍。 国内で執り行われる祭事を除けば、普段は奥宮殿から出ることさえ許されていないシャルロットである。 草原を走る風に棚引く草花、見知らぬ街、そこに住む人々の表情―――全てが新鮮なのであろう。 紙上の文字や他人の言葉ではなく自らが直接触れえる世界は確かに息づき、その瞳に飛び込む全てのものが少女の興味を惹いていた。

 「シャルロット様、聖女とは慎ましい気品と淑やかさを兼ね備えた教会の手本となるべき存在であらなければなりません」

 「あっ……」

 ミルフィーナの忠言にシャルロットは口元に手をやり口を塞ぐような仕草を見せると、慌てて座席に腰を降ろした。 柔らかな物腰で乱れたドレスの裾を整えると、そのまま悪戯を見咎められた子供のように下を向いてしまう。 暫くするとミルフィーナの機嫌を伺うように向かい側の席に伏せ目がちな視線を送るシャルロット。 ナイトクランを出立してから幾度となく繰り返された光景だ。
 フィーナはひとつ咳払いをすると、呆れたようにその相貌を崩し微笑を洩らす。

 「ですが、それを心に留めておいてくださるのならば今は不問と致しましょう。  姫様にとって外の世界は特別なもの。  感情を抑えろと言う方が酷というものでしょうから……。 それに、私奴もそのほうが……」

 臣下としての領分がミルフィーナの私心を封じる。 だが、シャルロットの生い立ちに想いを馳せると心が痛んだ。 聖女としての宿命をただ享受するだけの人生。 それがアルジャベータの名を継いだ人間に与えられた唯一の選択肢だ。 今までなんの疑問も抱かずに―――いや、きっとそう仕向けられるように育てられてきたシャルロットに対する様々な感情がそこには含まれていた。

 「……そのほうが?」

 語尾を濁したミルフィーナにシャルロットが不思議そうに問いかける。

 「い、いえ…私奴の愚意など、どうでも良いことです」

 そう言うと、己の心裡を悟られまいと横を向いてしまう。 その横顔が赤らんで見えるのは夕陽のせいだけではないだろう。

 「あれは雪瑠璃といって紫色を帯びた濃い青色の背中に白い胸、橙色の脇腹の色彩が美しい小型の野鳥です。 大陸北東部の低山帯や亜高山帯にかけての山地や丘陵で繁殖しますが、この時期は越冬する為に大陸を南下しアダマストル周辺でも多く観察されます」

 気まずさに耐え切れなくなったのか、シャルロットの質問に生真面目に応答するミルフィーナ。

 「ありがとう、フィーナ……。 そう、あの美しい鳥は渡り鳥なのね。 自由に空を飛びまわり移り往く季節を感じ自分の在り処さえ変えてしまう―――籠の中に閉じ込められた私とは真逆ですわね」

 「シャルロット様……」

 常に前向きなシャルロットらしからぬ自虐的な物言いに窮するミルフィーナ。
 シャルロットは再び陽も落ちかけ黄昏色に染まりつつある遠景に視線を預けている。 真っ赤な夕焼けが箱馬車の窓越しに、柔らかく少女の横顔に降り注いでいた。 先ほどまでの生気溢れる様子はそこにはなかった。 人形のように表情のない能面。 ミルフィーナの知らないシャルロットがそこには居た。

 「フィーナは自分が自由であると思いますか?」

 まるで夢の中にいるような抑揚のない声がシャルロットの口から洩れる。

 「私奴は守護騎士団の聖務に誇りを持っております。 思うままに生きるという意味であるのならば、シャルロット様をお守りすることがこのミルフィーナ・ド・グラドユニオンの本懐であります」

 なにものにも帰属しないミルフィーナ。 その言葉には彼女なりの自負と矜持があった。

 「私は……」

 だが、当のシャルロットは言葉では理解していても“自由”と呼ばれる概念が本来どういったものであるのか実感はなかった。 人間は誰しも人種や貧富の差など不自由な自由を生まれ持つ。 少なくともシャルロットは与えられた世界の中でなんの不自由もなく育てられた。 それはどれぐらい幸せなものだったのだろうか?―――シャルロットの抱く疑念は常にそこに行き着く。
 自由や幸せといった不可視の価値を、他と比べるべくもなく確かな存在として見出す術を今のシャルロットは知らなかった。

 「……私は、本当の私を知らないから」

 息苦しい沈黙のなかそっと呟くシャルロット。
 外の世界に対する強い憧れと、ともすればそれと引き換えにして、自分という存在を象る全てを失ってしまう恐怖。 相反する感情の狭間でシャルロットの心は揺れ動いていた。








削るのに苦労します……





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Last updated  2009/02/20 02:32:02 AM


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0-00【炎神】



13/05/05(日)new02
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13/05/04(土)
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11/08/22(月)
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11/08/11(木)
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11/08/11(木)
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11/07/20(水)
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11/06/28(火)
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11/06/21(火)
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11/06/09(木)
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11/05/31(火)
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11/05/21(土)
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10/08/18(水)
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10/06/02(水)
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09/04/17(金)
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09/04/05(日)
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09/03/02(月)
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09/02/19(木)
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08/07/16(水)
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>>光ノ章 0-00【聖女】上
※以下略
>> †Curse of blood†時更新


光ノ章【シャルロット編】
0-00【聖女】
0-01【妹姫】
0-02【夜冠】
0-03【聖船】
1-00【世界】
1-01【神都】
1-02【古怪】
1-03【呪夜】
1-04【蠱毒】
1-05【残光】
1-06【脱出】
2-00【老卿】
2-01【籠姫】
2-02【我意】
2-03【涜聖】
2-04【慫慂】
2-05【追跡】
2-06【聖堂】
2-07【神韻】
2-08【首人】
3-00【過去】
3-01【鷹眼】
3-02【決断】
3-03【船旅】上
3-04【船旅】下
3-05【真実】
3-06【魂牢】上
3-07【魂牢】中
3-08【魂牢】下
3-09【神娘】
3-10【聖座】
3-11【終焉】完




16/01/13(水)new02
>>月ノ章 4-11【祟神】
16/01/09(火)
>>月ノ章 4-10【祟神】
15/12/22(火)
>>月ノ章 4-09【奈落】
13/08/05(月)
>>月ノ章 4-08【奈落】
13/07/22(月)
>>月ノ章 4-07【霊廟】
13/07/15(月)
>>月ノ章 4-06【真因】
13/07/01(月)
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13/06/23(日)
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13/06/17(月)
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13/06/10(月)
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13/06/04(火)
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13/05/15(水)
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11/03/03(木)
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11/02/27(日)
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10/01/27(水)
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10/01/21(木)
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09/11/16(日)
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09/11/10(火)
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09/11/09(月)
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09/11/03(月)
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09/10/01(木)
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09/08/31(月)
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09/08/24(月)
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09/08/07(金)
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09/05/01(金)
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09/04/26(日)
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08/09/26 (金)
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08/09/12(金)
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08/09/07(日)
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08/08/27(水)
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08/08/10 (日)
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08/08/07 (木)
>>月ノ章 0-04【双子】下a
08/08/04 (月)
>>月ノ章 0-03【双子】上
08/06/13(金)
>>月ノ章 0-00【屍族】
08/06/07(土)
>>月ノ章 0-02【闇商】下
08/06/05(木)
>>月ノ章 0-01【闇商】上
※以下略
>> †Curse of blood†時更新


月ノ章【ミューク編】
0-00【屍族】
0-01【双子】上
0-02【双子】中
0-03【双子】下
1-00【日常】
1-01【慧眼】
1-02【聖船】上
1-03【聖船】下
1-04【妹姫】
1-05【脱出】
1-06【余談】
2-00【呪地】
2-01【灯台】上
2-02【灯台】中
2-03【灯台】下
2-04【国境】
2-05【女難】
2-06【幻影】
2-07【血渇】
2-08【転換】
3-00【金策】
3-01【月兎】
3-02【思惑】
3-03【水都】
3-04【天敵】
3-05【語部】
3-06【捕竜】
3-07【取引】上
3-08【取引】中
3-09【取引】下
3-10【凶刃】上
3-11【凶刃】中
3-12【凶刃】下
4-00【迷途】
4-01【因縁】
4-02【再会】
4-03【技師】
4-04【出立】
4-05【奇縁】
4-06【真因】
4-07【霊廟】
4-08【奈落】上
4-09【奈落】下
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4-11【祟神】下




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>>血ノ章 4-08【姫妹】
16/02/21(日)
>>血ノ章 4-07【姫妹】
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>>血ノ章 4-05【屍妹】
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>>血ノ章 4-04【接触】
13/04/16(火)
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13/04/06(土)
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13/03/29(金)
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11/04/03(日)
>>血ノ章 4-00【囚姫】
11/04/02(土)
>>血ノ章 0-00【夜娘】
※以下略
>> †Curse of blood†時更新


血ノ章【ラグナウェル編】
0-00【夜娘】
0-01【血契】
4-00【囚姫】
4-01【変節】
4-02【目的】
4-03【煙街】
4-04【接触】
4-05【屍妹】
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4-07【姫妹】
4-08【姫妹】




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4-00【囚姫】


4-01【変節】


4-02【目的】


4-03【煙街】


4-04【接触】


4-05【屍妹】


4-06【呪獄】


4-07【姫妹】


4-08【姫妹】


なぜなに吸血鬼


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