2009/05/01
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カテゴリ: 物語
※双子の紹介も兼ねて、 【闇商】 を改編させて頂きました。
この場面はミューク・ウィズイッドが主体で話が展開していたのですが、
双子を中心に書き直しております。


『†Princesse du sang†』 月ノ章 0-01【双子】a
月ノ章 0-01【双子】a
―双子SIDE―

 リザロス湾の西側に広がる歓楽街。
 表通りから隔たれた裏路地の先には 堕ちた街 ( ダストシティー ) と呼ばれる貧民街がある。 そこに住む人間に市民権は無く、公国の行政の対象から完全に切り離された無法地帯でもあった。
 アダマストルは比較的裕福な層が住む国家であるのだが、首都ナイトクランに集束される冨と名声は、同時にこういった深い闇をも生じさせていた。
 市民権を持たない人間がナイトクランで暮らすには、奴隷となり支配者階級の所有物となるしか方法はない。

 ダストシティーは自由を求める逃亡奴隷達の逃げ込み場であり、公国の制度に反発する反乱分子の根城が多く構えられている。 更に人身売買や不法な取引の温床、そういった裏社会の闇商人や奴隷商人等の巣窟でもあった。

 ここ『オール・ウィズ』もそんな闇商店のひとつだ。
 注意しなければ、廃屋と見紛うばかりの廃れた石造りの一軒家。 貧民街で最も治安が悪い3番区画にそれは存在していた。

 店内には古今東西から集められた『毒薬』・『禁魔法薬』の類から、古種・巨人族の失われた技術『カラクリ』らしき珍品、果てはロストワードの彫り込まれた石版まで、公での取引を禁止されている品物が所狭しと陳列されている。

 店主のゴルダはまるまると肥えた怠惰な容姿とは裏腹に、その筋では屈指の密売人である。

 「ん?」

 それは、そろそろ店仕舞を始めようとゴルダが考えた矢先の出来事であった。
 不意に肌寒さ感じたゴルダは不審気にその眉根に皺を寄せた。 彼は店の入り口に目を向け小さく舌打ちする。 店口の木扉が僅かに開いていた。

 最近になって建てつけが悪くなってきた扉が何かの拍子に開いたのか? そう納得すると、重い腰を上げる為にゴルダは両膝に力を籠めた。

 「なっ!?」

 ―――それは居た

 目の前に立つ小さな人影。
 漆黒の外套を纏い同系色の面紗で目元以外を覆い隠している。 衣の内側から黒地に赤と金の糸でメナディエルの紋章が刺繍された胸掛けが見える。
 それはこの大陸では珍しくないメナディエル教の修道女の格好であった。
 小柄な修道女は、明らかにその体型とは不釣合いな外套をずりずりと引きずりながら物珍しげに店内を見渡していた。 既に外套の裾先は白っぽく埃に塗れていた。

 「ここはアンタのような人間が来る場所じゃない」

 最初は驚いたゴルダであったが相手が修道女だとわかると、早く出て行けと言わんばかりに手を振る。
 だが、人影はゴルダの声が聞こえていないのか、薄暗い店内の陰影に溶け込むように佇んでいる。
 一向に帰る気配をみせないその姿に、ゴルダは苛立ったように声を荒げ、

 「教会への寄付なら十二分に進呈している筈だ」

 真っ当な商売なら国の許可状を得た上で、その土地のギルド(同業組合組織)へと定期上納金を納めるだけで事は済む。 だが、ゴルダのように裏で取引を行う人間は、国境役人である税関吏への袖の下、多方面に影響力が強い教会への寄進など、一見悪習にも思える慣例が当たり前に罷り通っている。 無論、二重三重に上前を撥ねられるわけだから気分が良いわけもない。

 「どちらにしても、もう店仕舞いだ。 悪いが帰ってくれ」

 我慢できなくなったゴルダは大股で修道女に詰め寄る。
 彼の商人として培った長年の勘は不気味に警鐘を鳴らしていたのだが、教会に対する不信感がそれを上回っていた。

 「おい、アンタ」

 ゴルダが修道女と思しき人物の細肩に手を置くと、驚いたようにその身が退かれた。 弾みでだぶついた外套が床の上に滑り落ちる。

 「わっ、ボ、ボクのことを言っているのですか?」

 驚いたようにゴルダを見上げる視線。 僅かに癖のある銀髪、深い蒼色の瞳が印象的な少女―――いや少年である。 歳の頃十歳前後、壊れやすくて脆いこの年頃独特の中性的な魅力がそこにはあった。

 だが、ゴルダの驚きはその比ではなかった。
 ゴルダの視線をなによりも惹き付けたのは、少年の青白い肌―――彼自身は人身売買に手を染めてはいない。 だが商売柄、好事家相手に愛玩奴隷として取引される屍族の姿を目にした機会は数度あった。 彼の卓越した観察眼は少年が屍族であることを見抜いていた。

 「え~と、頼まれた品を買えないとミュークさまに怒られてしまいます」

 蚊の鳴くような声で困り顔な屍族の少年。
 恐怖がゴルダの精神を束縛していた。 金縛りにあったかのように身体が硬直して動かない。 自然と呼吸が荒くなっていた。
 彼の見知る屍族は拘束され無力化された屍族であり、それ以外のカタチで屍族と遭遇することはこの西大陸では稀有なことである。

 「屍族なのか……?」

 そこで突然、ゴルダは慌てたように自らの首筋を確認する。

 「心配いりません。 ボクは無断で他人の血を吸ったりしませんから」

 ゴルダの心を読み取り明るく応対する少年。 だがその顔は何処か哀し気に見えた。
 もっとも、当事者であるゴルダは身の安全を口約束で保障されても落ち着けるわけがない。

 「レム・・・コレ殺さないの?」

 「―――!?」

 感情を伴わない少女の声。 それは唐突に背後から聞こえた。
 不意に現れた二つ目の気配に驚いたのも束の間、言葉の意味するところを察したゴルダは総毛立った。

 「ひっ!!」

 ゴルダの首筋に引き攣ったような痛みが走る。 首筋を伝う生温かい感触・・・
 その時になってはじめてゴルダは気がついた。 手を添えたままの首回り―――だぶついた顎の肉の間に冷たい感触があることに。
 ゴルダの全身からじっとりと冷たい汗が噴き出してくる。

 「ちょ、ちょっと待ってルム。 そんなことをしたら、またミュークさまに怒られるよ」

 レムと呼ばれた少年は慌てたようにゴルダの背後で刃を突きつける少女の行動を制止する。
 少年は恐怖に硬直するゴルダへと視線を戻し、

 「先ほども言いましたがボクたちは買い物に来ただけです。 用が済めばすぐに帰るのでご安心ください」

 屍族の少年は破顔して微笑む。 それは見る者を安心させ警戒心を和らげる純真な笑顔だった。

 「ああ…だが、その前に後ろのお嬢ちゃんをどうにかしてくれないか? このままでは首元が冷えて敵わない」

 「あっ、すいません。 ルム、いい加減に解放してあげなよ

 少年が目配せをすると、ゴルダにも背後の少女が動く気配が伝わってきた。
 首筋から刃物の感触が消えたのを察知すると、ゴルダは恐怖の源を確認するべく背後を振り返る。

 「これは・・・」

 そこに居たのは少年と瓜二つの屍族の少女
 ゴルダは視界におさまった少女の愛らしい容姿に感嘆の息を洩らしていた。 癖のないサラサラとした銀髪を腰の辺りまで伸ばし、淡い碧眼には危うげな色を宿している。 そこには物言わぬ人形のような儚さを伴った美しさがあった。
 少女はふらふらと夢遊病者のような足取りで少年の傍らにちょこんと納まる。 僅かな差異はあるものの並んでみるとまさに生き写しであった。

 「そういえば自己紹介がまだでしたね。 ボクはレムリア・グリンハルト。 こっちは双子の妹のルムフォムです」

 レムリアはまずは自分を、続けてちょっこんと横に並んだ双子の片割れを紹介すると、礼節に習い短躯を折って一礼する。
 だが、少年の言葉にそれまで無表情だったルムファムの柳眉がぴくりと吊上がる。 不意に膨れ上がる少女の殺気―――

 「ひわっ」

 少年の間の抜けた悲鳴と、一瞬の間をおいての店内の陳列棚から甲高い破砕音。
 慌てて陳列棚に視線を移したゴルダが目を剥く。 そこに載置されていた鋼玉の結晶球が真っ二つに割れ、奥の壁にひしゃげたように短剣がめり込んでいた。






※半角一万文字を超えてしまったので分けます





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Last updated  2009/05/02 03:19:16 AM


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【人族世界】
アダマストル公国
聖アルジャベータ騎士団
メナディエル聖教
その他

【屍族世界】
ウィズイッド家

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0-00【炎神】



13/05/05(日)new02
>>光ノ章 3-11【終焉】
13/05/04(土)
>>光ノ章 3-10【聖座】
11/08/22(月)
>>光ノ章 3-10【蠢動】
11/08/11(木)
>>光ノ章 3-09【神娘】
11/08/11(木)
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11/07/27(水)
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11/07/20(水)
>>光ノ章 3-06【魂牢】上
11/06/28(火)
>>光ノ章 3-05【真実】
11/06/21(火)
>>光ノ章 3-04【船旅】下
11/06/09(木)
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11/05/31(火)
>>光ノ章 3-02【決断】
11/05/21(土)
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10/08/18(水)
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10/06/02(水)
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10/05/26(水)
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10/05/19(水)
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09/03/02(月)
>>光ノ章 1-01【神都】
09/02/19(木)
>>光ノ章 推敲完了
08/10/06(月)
>>光ノ章 0-01【世界】
08/07/16(水)
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08/05/18(日)
>>光ノ章 0-01【籠姫】下
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>>光ノ章 0-00【聖女】上
※以下略
>> †Curse of blood†時更新


光ノ章【シャルロット編】
0-00【聖女】
0-01【妹姫】
0-02【夜冠】
0-03【聖船】
1-00【世界】
1-01【神都】
1-02【古怪】
1-03【呪夜】
1-04【蠱毒】
1-05【残光】
1-06【脱出】
2-00【老卿】
2-01【籠姫】
2-02【我意】
2-03【涜聖】
2-04【慫慂】
2-05【追跡】
2-06【聖堂】
2-07【神韻】
2-08【首人】
3-00【過去】
3-01【鷹眼】
3-02【決断】
3-03【船旅】上
3-04【船旅】下
3-05【真実】
3-06【魂牢】上
3-07【魂牢】中
3-08【魂牢】下
3-09【神娘】
3-10【聖座】
3-11【終焉】完




16/01/13(水)new02
>>月ノ章 4-11【祟神】
16/01/09(火)
>>月ノ章 4-10【祟神】
15/12/22(火)
>>月ノ章 4-09【奈落】
13/08/05(月)
>>月ノ章 4-08【奈落】
13/07/22(月)
>>月ノ章 4-07【霊廟】
13/07/15(月)
>>月ノ章 4-06【真因】
13/07/01(月)
>>月ノ章 4-05【奇縁】
13/06/23(日)
>>月ノ章 4-04【出立】
13/06/17(月)
>>月ノ章 4-03【技師】
13/06/10(月)
>>月ノ章 4-02【再会】
13/06/04(火)
>>月ノ章 4-01【因縁】
13/05/15(水)
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11/04/01(金)
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11/03/09(水)
>>月ノ章 3-11【凶刃】中
11/03/03(木)
>>月ノ章 3-10【凶刃】上
11/02/27(日)
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11/02/20(日)
>>月ノ章 3-08【取引】中
11/02/14(月)
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11/02/07(月)
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11/01/23(日)
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11/01/18(火)
>>月ノ章 3-04【天敵】
11/01/12(水)
>>月ノ章 3-03【水都】
10/01/07(金)
>>月ノ章 3-02【思惑】
10/12/22(水)
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10/12/18(土)
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10/02/16(火)
>>月ノ章 2-07【血渇】
10/02/07(日)
>>月ノ章 2-06【幻影】
10/01/27(水)
>>月ノ章 2-05【女難】
10/01/21(木)
>>月ノ章 2-04【国境】
09/11/16(日)
>>月ノ章 2-03【灯台】c+
09/11/10(火)
>>月ノ章 2-03【灯台】下c
09/11/09(月)
>>月ノ章 2-03【灯台】下b
09/11/03(月)
>>月ノ章 2-03【灯台】下a
09/10/22(木)
>>月ノ章 2-02【灯台】中ab
09/10/01(木)
>>月ノ章 2-01【灯台】上
09/09/27(日)
>>月ノ章 2-00【呪地】
09/09/15(火)
>>月ノ章 1-06【余談】
09/08/31(月)
>>月ノ章 1-05【脱出】ab
09/08/24(月)
>>月ノ章 1-04【取引】
09/08/07(金)
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09/08/04(火)
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09/08/02(日)
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09/07/14(火)
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09/07/09(木)
>>月ノ章 1-00【日常】
09/06/21(日)
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09/05/12(火)
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09/05/01(金)
>>月ノ章 0-01【双子】ab
09/04/26(日)
>>月ノ章 0-00【屍族】b
09/04/26(日)
>>月ノ章 0-00【屍族】a
08/10/01(水)
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08/09/26 (金)
>>月ノ章 0-09【潜入】
08/09/20(土)
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08/09/12(金)
>>月ノ章 0-07【灯台】
08/09/07(日)
>>月ノ章 0-06【凶兆】
08/08/27(水)
>>月ノ章 0-05【翼竜】
08/08/10 (日)
>>月ノ章 0-04【双子】下b
08/08/07 (木)
>>月ノ章 0-04【双子】下a
08/08/04 (月)
>>月ノ章 0-03【双子】上
08/06/13(金)
>>月ノ章 0-00【屍族】
08/06/07(土)
>>月ノ章 0-02【闇商】下
08/06/05(木)
>>月ノ章 0-01【闇商】上
※以下略
>> †Curse of blood†時更新


月ノ章【ミューク編】
0-00【屍族】
0-01【双子】上
0-02【双子】中
0-03【双子】下
1-00【日常】
1-01【慧眼】
1-02【聖船】上
1-03【聖船】下
1-04【妹姫】
1-05【脱出】
1-06【余談】
2-00【呪地】
2-01【灯台】上
2-02【灯台】中
2-03【灯台】下
2-04【国境】
2-05【女難】
2-06【幻影】
2-07【血渇】
2-08【転換】
3-00【金策】
3-01【月兎】
3-02【思惑】
3-03【水都】
3-04【天敵】
3-05【語部】
3-06【捕竜】
3-07【取引】上
3-08【取引】中
3-09【取引】下
3-10【凶刃】上
3-11【凶刃】中
3-12【凶刃】下
4-00【迷途】
4-01【因縁】
4-02【再会】
4-03【技師】
4-04【出立】
4-05【奇縁】
4-06【真因】
4-07【霊廟】
4-08【奈落】上
4-09【奈落】下
4-10【祟神】上
4-11【祟神】下




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>>血ノ章 4-08【姫妹】
16/02/21(日)
>>血ノ章 4-07【姫妹】
16/02/06(土)
>>血ノ章 4-06【屍妹】
15/10/25(日)
>>血ノ章 4-05【屍妹】
13/04/30(火)
>>血ノ章 4-04【接触】
13/04/16(火)
>>血ノ章 4-03【煙街】
13/04/06(土)
>>血ノ章 4-02【目的】
13/03/29(金)
>>血ノ章 4-01【恋敵】
11/04/11(月)
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11/04/03(日)
>>血ノ章 4-00【囚姫】
11/04/02(土)
>>血ノ章 0-00【夜娘】
※以下略
>> †Curse of blood†時更新


血ノ章【ラグナウェル編】
0-00【夜娘】
0-01【血契】
4-00【囚姫】
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4-02【目的】
4-03【煙街】
4-04【接触】
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4-07【姫妹】
4-08【姫妹】




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【†ラグナ篇†】


Ж―†【血ノ章】†―Ж


0-00【夜娘】


0-01【血契】


4-00【囚姫】


4-01【変節】


4-02【目的】


4-03【煙街】


4-04【接触】


4-05【屍妹】


4-06【呪獄】


4-07【姫妹】


4-08【姫妹】


なぜなに吸血鬼


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