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10月23日 土曜日 午後1時~ みなとみらいホール「オールショパン プログラム」ラファウ・ブレハッチバラード第一番 ト短調 作品23三つのワルツ 作品34スケルツォ 第一番 ロ短調 作品20休憩二つのポロネーズ 作品26四つのマズルカ 作品41バラード第二番 ヘ長調 作品38アンコール英雄ポロネーズノクターン遺作 嬰ハ短調プレリュード 第七番 イ長調ショパン生誕二百年の年に、みなとみらいで聴くショパンコンクールの覇者シリーズ、とうとうラスト三人目です。今日は、前回2005年の優勝者、ラファウ・ブレハッチ。どのピアニストも素晴らしかったけれど、私の思う「ショパンらしさ」を一番極めていたのは、結局今日だった気がします。なにか強い自己アピールなど皆無の、気品あふれる、清冽で真摯なピアノ。最初のほう、少々力が漲りすぎ?と思うところもありましたが、だんだん落ち着いてこられ、弱音部の美しさはもう、比類がない。ワルツOp34-2 イ短調など、本当に神、でした。コンクールで複数の審査員が涙したという、気持ちよ~くわかりますって、な演奏。個人的に、今日の白眉はバラード二番。特に最初の出だし数音の、息をのむような美しさ。。それにアンコールのノクターン!!本当に、こちらの心拍数が上がる、感動的なリサイタルでした。最後、多くの方が立っておられました。 今回もサイン、いただきました。近くで拝見すると、小顔でいかにも線の細そうな、東欧の美青年。ショパン本人もたぶんこんな人だったんだろうな、と心底思った。結局「血」の問題、というといかにもだけれど、ブレハッチの弾くマズルカやポロネーズがあれだけ圧倒的なのは、ショパンと同じポーランド人としての、なにか決定的な匂いの所以じゃなかろうかと。ツィメルマンもポーランド人ですが、ショパンが亡くなった歳よりはるかに年上になった今の彼の演奏は、ある意味コスモポリタンな、良い意味で、大家となった彼自身のショパン、という気がしてきました。(僭越です)そしてほんの数日前、今年のショパンコンクールの新しい覇者が決まりましたね!ユリアナ・アヴディエヴァさん。アルゲリッチ以来45年ぶりの、女性のウィナーだそうで。たまたま彼女の弾く三次?予選を、ライブで深夜聴いていたんですが、引き込まれそうに大きな瞳のファニーフェイスが印象的で、演奏はロシア人の弾くなにか情念的な気合いの入ったショパンという感じ、上手いけど、ショパンコンクールで優勝する人ではないな、とハッキリ思った。見事にはずれました。(爆)(私は、金髪のオーストリア人だと。。二位でしたね。)ユンディり、ブレハッチ、ときて、またずいぶん違うタイプのチャンピオンの時代が来たなと思いました。もう来年、来日の予定なんですね。しかし、当分ショパンは、ブレハッチの演奏を聴いた耳のままでいたいかも。(笑)彼女の弾くラフマニノフ、なんて今から聴いてみたい気もします。
October 23, 2010
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先週五日、日比谷の帝国劇場で、東宝の「エリザベート」を観てきました。素晴らしかったです。麗しの石丸トート!!魅せられました。当日のキャスト↓ 棺桶に始まり、棺桶に終わるというミュージカルですが、高島政宏の、コミカルな案内役(ルキーニ)がはまっていてわかりやすく、十九世紀末の風俗、舞台装置も、目くるめく煌びやかで、ミュージカルを観たっという満足感でいっぱいになりました。(笑)石丸幹二さん、今年のラフォルでは司会をしておられ、オバサマファンに取り囲まれておられるのを偶然見かけたりしましたが声量申し分なく、身のこなしも実に気品があって、あんなトート(死神)なら身を任せてもいいという(爆)説得力十分でした。浅海ひかるのエリザベートは、可憐で芯のある感じが素敵だったけど、いまいち宝塚的な発声が、石丸トートとかみ合ってない気が。。じゃあ誰が皇后エリザベートにふさわしいかって考え出すと、難しいですよね。今思うと相当好き勝手だったあの生き方。。それが許されるだけの圧倒的な美貌がないとリアリティがなくなる、かつ歌もうまいとなると。。シシィにしろ、狂王ルードヴィッヒにしろ、ハプスブルグ末期の一連のドラマは、かつてのわが青春どっぷりと浸った、ヴィスコンティフィルムのイメージを壊したくない気持ちが強く、あえて東宝ミュージカルでまで観たくはない(笑)なんて妙な意地がありましたがこれもまた、食わず嫌いは大損、の世界だったかも。。むしろ一路真輝さんのエリザベートを見ておくべきだった、と後悔すらしています。 先週、今年は秋に上京してきた実家の母との帝劇見物でした。杜けあきさんの、ファンなんです。膝の手術から二年、杖はつきますがだいぶ歩くのが楽になったようです。すごく小食になりました。哀しいくらいです。手術の痛みを思い出すことが、最大のダイエットになるそうです。 チケットについていた割引券で、隣の東京会館でお昼をとって、プチ贅沢な一日。名物のマロンシャンテリーです。本当は、いつもお世話になっている庭師さん(父ね 笑)こそ、招待すべきだったのですが、「そげんかつはよか。」とにべもなく、「観劇なんて金ば捨てるごたるもん。」とまで言われ。。父の懸案だったという、わが狭庭で大木化したトネリコの強剪定に、一日家でがんばってくれてました。すみません。
October 10, 2010
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