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宮古島に移住してブログを中断していましたが、4/8の夜に宮古島へ帰って来ました。可愛い孫の顔を見て、諸々の用事を済ませていたらあっという間に月日が過ぎてしまいました。今日掲載の話題は出発当日(3/23)掲載予定だったんですが、掲載し忘れていました。少し過去の内容ですが、悪しからずご了承ください。池間島で見つけた木宮古島の北方に浮かぶ池間島は、海の上に架けられた橋(池間大橋)で宮古島と結ばれています。今回は、池間島を周回する道路沿いで偶然に見つけた木を紹介します。標識などは一切ないんですが、道路と海岸線を隔てている樹木がわずかに途絶えている所が何箇所かあります。その一つの所で停車し、道路際から樹林の中を覗いて見ると、恐らく人が出入りした(又は出入りできるようにした)跡が、樹林の奥へ向かって続いています。非常に分かりにくいと思いますが、途中の右側に大きな木があります。近づいてみて気付いたんですが、根っこに特徴があります。地面から高く盛り上がった根っこは、その高さ(太もも位)の割に厚みがありません。こうした根っこを「板根(ばんこん)」と言います。その代表例が「さきしますおうの木」です。以前に、西表島へ観光に行った時に見た事があります。その根の高さは最高4mほどもあり、はるかに大規模かつ薄いでした。それと比べるとずっと小規模ですが、池間島にもこうした板根をもつ木があり、その高さも大人の太もも当たりというのは結構珍しいと思います。 そんな事があってから、似た根っこを持つ木を見つけましたが、いずれも池間島の木より板根の高さは低い物ばかりです。 観光客を引き付けるほどではないにしても、まだまだ珍しい物がなんの注目も浴びずに存在する宮古島諸島です。
Mar 23, 2009
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宮古島に移住して野球打順の組合せ実は、明日の夜19時45分の直行便で羽田へ向かいます。埼玉の自宅に着くのは深夜0時頃でしょうか。今回の一時帰省の主目的は、孫の顔を見に行く事です。すごく楽しみです。奥さんの御実家への手土産も考えています。普通の品は家内が準備していますが、私は以前製作し、今は40畳の喫茶店「コーヒー ブラジル」の店内で飾ってもらっている「丸型ランプシェード 小」を持参予定です。という事で、今日の昼食を兼ねて「ブラジル」に行ってきました。帰り際に「丸型ランプシェード 小」と「ビーチグラス絵 海亀」を持って帰り、今、旅行ケースに入れた所です。お客さんの中に、興味を持って見てくれる人もいるということでしたので、お店には、代わりとして「ビーチグラス絵 タツノオトシゴ」を展示してもらいました。12時30分頃お店についたので、カレーを頼みました。ママさんがおられなくて、ご主人も丁度カレーを食べるところだったとかで、ご主人特製の「赤飯キノコカレー」が出てきました。お店を出たのが17時30分頃なので、5時間もいた事になります。その間のほとんどが、ご主人のお話を聞くパターンで過ごしました。いくつも興味深い内容があったんですが、その中から一つだけ紹介したいと思いますので、お付き合いください・・・・・・今回も写真はありません。 「野球チームは9人ですが、その打順の組み合わせは何通りあるでしょうか?」というご主人からの問いかけです。私は「256通りですか?」と答えたんですが、ブー・ブー!皆さんは何通りだと思われますか?正解は、はるかに多いというんです。で、紙に書いてみる事としました。1人の時は?→ 1通り2人の時は?→ 2通り3人の時は?→ 6通り4人の時は?→ ? → 24通り? → 24通りなぜなら、6通りが4回繰り返し可能だから!つまりは、4人×3人時の通り数=4×6=24という事は、5人の時は?→ 120通り6人の時は?→ 720通り7人の時は?→ 5,040通り8人の時は?→ 40,320通り9人の時は?→ 362,880通り が、正解です。 この事から言える事として、ご主人は「知っている事がいくつあるか?その数が1つ増える事で幾何級数的に思考の結果導き出されるパターン・案が飛躍的に増える。その中から最良のものを抽出できれば、今までとレベルが異なる位にいい結果を導き出せる可能性が高まる」とおっしゃいました。そのとおりだと思います。そして、最良案を導き出すには「先入観・思い込み・偏見」などのフィルター越しに見て判断・決定しない事も重要だと、この話を聞いて私は思いました。同じ状況・経験をしても、受け取り方や行動が人によって大きく異なるのは、「知っている事(体験・知識など)の内容と数の違い」「フィルター越しに見るか見ないかの違い」「判断力・決断力・行動力の違い」などが影響していると思われます。たった9人の打順パターンが36万通り以上だという事、日常の生活でも同数の選択肢があるという事を示していただいたご主人の視点に敬服した次第です。同時に、「日頃から若い人たちに言ってきた私の考えが大きく間違っている事はない」と実感したひと時でした。 ( 最 後 に )1.今日は写真もなく固苦しい話題にもかかわらず、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。2.明日は早めにブログ掲載したいと思います。4月10日ころ帰島しますが、その間に何回かはブログ掲載できると思いますので、時々は覗いてみてください。
Mar 22, 2009
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宮古島に移住して春の全国高校バレーボール大会WBCが佳境に入っている今日、春の選抜高校野球が始まりました。更に、春の全国高等学校バレーボール大会も昨日から東京にある国立代々木競技場・第一体育館で行われています。開会式で最後に入場したのは、沖縄代表の県立伊良部高校です。宮古島から高速艇で10分の距離にある伊良部島の高校で、全校生徒150名強という、小さな島の小さい高校です。バレーボールは島で最も人気があるスポーツで、小さい子供もボールを追いかけているほどです。17日の19時30分からNHKで「にっぽん紀行」が放送されました。益子直美がナビゲーターでした。全国大会を目指す伊良部高校の男子バレーボール部の厳しい練習の様子を中心に紹介していきました。島の子供たちだけでなく、島中の人にとって「誇り・期待の星」です。そして、大会開会式直後の第1試合で、日大山形高校と対戦。第1セットをとり、第2セットも序盤からリードしますが中盤で逆転されます。その後、全員が声を出し一丸となって連続点を入れ、第2セットも連取。1回戦を勝利しました。その様子は、宮古島の地元新聞2紙が1面トップで報道しています。第2回戦は強豪・東京代表の駿台学園との対戦で、今日の16時50分から行われていますが、結果はまだ分かりません。1学年50人ほどの生徒数しかいなくても、全国大会で勝利を挙げる事が出来る。その事実が、日本全国の離島・過疎地域の少年少女達を励ますであろうことは想像に難くありません。「想いは通ずる」と言います。夢を持ち、仲間と一緒に励まし合い、日夜「夢実現」へ向かう。結果として達成できる事もあれば、できない事もあるでしょう。でも、「夢を目指して力いっぱいに励んだ」事実が、そして「友と一緒だった」という事実が、今後の大きい糧になると、私は信じたいです。
Mar 21, 2009
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宮古島に移住してWBC JAPANの秘密兵器今日のWBC韓国戦を観られた方も多いんじゃあないかと思いますので、今さらと思われる方も多数おられると思います。が、しばし、お付き合いください。韓国にはオリンピックも含めて通算で負け越しているだけではなく、先日の2次リーグ戦でも完敗。2次リーグ1位で気分よく準決勝戦(アメリカ)に臨むためにも、韓国戦に勝利したいJAPAN。先発の内海が1回に打たれて先取点を許すも、2回にすぐ逆転。2番手投手として、オリックスバファローズの小松聖投手が満を持しての登板です。小松投手は昨年パリーグ2位のオリックスでは若きエースですが、まだ各国からはほとんどノーマーク状態。しかも、WBCでは東京ラウンドも含めてこれまで登板なし。そんな事から、スポーツ紙やテレビの解説では「JAPANの秘密兵器」と言われていました。背番号は28のまま。 (今日のテレビ放送を撮影)宮古島市民球場での合宿で、宮崎合宿へ出発する直前までランニングをしていた背番号で、昨日の様に思い出されます。オリックスバファローズからただ一人WBCに選抜されていて、大石監督もWBCでの活躍を期待していました。経験不足が心配されましたが、強打の韓国打線を無失点に抑えて3イニングを無失点。 (今日のテレビ放送を撮影)三振もとり、最後の打者が打った大飛球もイチロウがキャッチして、役割を十分果たしました。 (今日のテレビ放送を撮影)試合の結果は6点取ったJAPANが勝利したのは、皆さんご承知のとおりです。宮古島に移住し、合宿時の練習を間近かに見て、ほんの少しですが合宿に関わった私としては、嬉しい限りです。このままの勢いをもって全員野球で、準決勝・決勝と勝ち進んでほしいものです。ただ、勝負は時の運とも言います。精一杯勝利に向かっていく姿を見せてもらえれば、十分満足です!
Mar 20, 2009
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宮古島に移住して図書館前と公園で・・・・先日から、宮古島市立図書館と北小学校をはさんだ道路脇で、街路樹が花を咲かせています。赤くて、太短い犬の尻尾の様な形で垂れ下がって見えます。特に、図書館前の木が一番たくさん花を付けています。近づいて見てみると、細い花弁がいっぱいかたまって筒のような状態になってぶら下がっています。今のところ、他の場所では見かけませんが、何という名前の花(街路樹)なんでしょうか?別の花を、自宅近くの盛加越公園で見かけました。数本かたまって植わっています。濃いピンク色の花で、木の高さは2~3m位でしょうか?花の形は、星の光のように八方に広がっている感じで、ひときわ目立っていました。近くで見てみますと、小さい花が集まって全体の形を作っています。申し訳ありませんが、この花の名前も分かりません。( 追 伸 )今の時期、アロエベラ(大型のアロエ)の農園で花が満開だという事です(地元新聞の情報)。残念ながら、農園の場所が分からず写真撮影出来ていません。見つける事が出来れば、紹介したいと思っています。
Mar 19, 2009
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宮古島に移住してビーチグラスでタツノオトシゴ14日に途中経過を報告しましたタツノオトシゴがやっと完成しました。14日のブログではガラス板にビーチグラスを接着し終わったところまででしたが、念のためその時の写真だけ再掲載しておきます。トレース紙に絵を描いて、グラスの大きさをイメージで書く絵に沿ってビーチグラスをボンドで接着していく。ボンドが乾くのを待って、透かして見る。隙間をできるだけ埋めるため、極小のグラスを詰めていきます。詰め終わり、ボンドが完全に乾いたら、タツノオトシゴの周り+各ビーチグラスの間をセメント(タイルのメジ用)で縁取っていきます。すぐ乾いてしまうので手早くし、ビーチグラスやガラス板についている余分なセメントを根気よく取り除きます。取り除き終わって白い紙の上に置いて見ると、こんな感じです。ビーチグラスを貼っていない背景の部分に、ボンドを均一に塗り広げていきます。均一に塗り終わったら、細かい砂を上から振りかけていきます。ボンド塗りと砂かけはセメント以上に迅速にやる必要があります。 (ボンドが乾くと砂が均一に付かないため)板ガラス全面に砂をかけ終わったら、板ガラスを起こして余分な砂を落とします。それでも付いている余分な砂は、柔らかい刷毛で優しく払い落していきます。細く鋭角的な隙間やビーチグラス間の隙間も丁寧に払っていきます。最後に、ボンドで額縁に板ガラスを接着し、乾くのを待ちます。乾いてしっかり接着できているのを確認したら、額縁にフックを取り付けて紐を結んで完成です。いつもどおり、ベランダ側の窓に吊るしてみました。 妊娠中またはメタボなタツノオトシゴの様にもみえます。1箇所気になる所がありますが、これまでで一番の出来具合だと満足しています。なお、大きさは20cm×30cm位です。
Mar 18, 2009
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宮古島に移住してさんまの干物ほぼ毎日、いろんな方のブログを見て楽しんでいます。そんな中、「kodachan0784さん」が掲載しておられるブログ「こだちゃんのブログ」の3/6付け「秋刀魚」で、冷凍さんまをご自分で干物にしたという内容が掲載されていました。1匹35円で買われたそうで、美味しそうに食卓に出ていました。なんか面白そう!自分で作れば、一層美味しく味わえるんじゃないかなあと思いながら読みました。ただ、宮古島では1匹80円~100円位だったように思うし、冷凍ってみた事がありません。しかも、魚の内臓をとった事もほとんどない(60年間、料理自体ほとんどした事がない)ので、到底無理?ところが、いつも行くスーパーにあったんです、冷凍のさんまが。冷凍も以前からあったんでしょうが、生さんましか見てませんでした。興味がないと気づかないもんなんですね。それも、8匹で298円これって、1匹あたり37円!!で、衝動買いしてしまいました。家に持ち帰ってから、水につけて解凍するんですが大きい鍋がないので、フライパンで代用。解凍できると、次は内臓取りです。難しそう!でも、さんまのお腹は案外包丁が簡単に入りました。やっとこ、内臓を取り除き終えてホッとして、写真を1枚パチリ。取り出した内臓は2重にした透明ポリ袋に入れて、しっかり結んでからゴミ袋へ。次は、少し濃いめの塩水に浸けて3時間。普通の塩がないので、味塩+雪塩(ミネラル含有世界一でギネス認定)を使ってみました。塩の量は分からないので、適当に・・・・・・。次はいよいよ乾燥ですが、どこで?どんな方法で?何を使って?kodachan0784さんのブログではハンガーのような物に吊るしておられたのを思い出しました。そこで、部屋中を見回した結果、クリーニング屋さんからもらった針金状のハンガーを利用する事としたんです。ペンチがないので、折り曲げてあるハンガーの端をハサミでまっすぐにします。 (ハンガーの右側を解体した状態)その端をサンマの目に通して(大きいメザシ状態)吊るしていきます。1匹づつ間隔を空けて8匹全て吊るし終わったら、元のハンガー状態に戻し、ベランダの物干しに吊るします。ところが、8匹のさんまの重さでハンガーの真ん中が曲がってU字状に!。せっかく間隔を空けたのに、これじゃあ互いに引っ付いてしまって乾燥しにくいかも。で、タコ糸で引っ張り上げてなんとか水平に近くし、改めて間隔を空けました。(丸一日以上たった今日の昼、こいのぼり風に撮影) それが、15日の夜7時30分過ぎの事です。今はだいぶ乾燥して、色具合も干物風になっています。3日間乾燥させるそうなので、18日夕方まで吊るしておこうと思っています。14日まではずーっと天気が良くなかったんですが、15日からは晴れ時々曇りなので、雨を心配しなくていいのはラッキーです。自作の「さんまの干物」ってどんな味なんでしょうか?「すっごく美味しい」とkodachan0784さんがおっしゃっているので、楽しみです。 やった事がなくても、案外できる事が多いいんですね。趣味と実益を兼ねた手作り干物編でした。 (kodachan0784さんへ:助言ありがとうございます。 暖かい宮古でもできました)
Mar 17, 2009
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宮古島に移住して県立高校の受験風景今日は写真掲載がなくって、文章のみです。見にくいと思いますが、宮古島の人たちにとって大切な1日の様子をレポートしたいと思っています。 3月16日(月)は沖縄県立高校の受験結果発表の日です。宮古島諸島には高校が4校あります。先日の受験当日は、朝から受験生や親御さんが高校に向かいました。校内にある神様に受験合格をお祈りしている様子がテレビで放映されていました。受験生が教室で問題と取り組んでいるなか、お昼前から大勢の父兄が体育館を埋め尽くすほど集まってきます。午前中の試験が終了すると、父兄が持参した豪華な料理やお寿司などの御馳走を親子・家族で一緒に食べている様子も放映されていました。島の一大イベントの様な風景ですが、沖縄本島や石垣島などの八重山諸島ではこういった習慣はなくって、宮古島独特の習慣だと解説していました。親・家族の温かい気持ちがこもった御馳走でエネルギー・やる気を高め、受験生は午後からも問題に取り組むのです。その結果が今日、発表される日でした。結果発表の様子を取材するのも気が引けて出かけませんでした。しかし、スーパーでは「合格お祝い」の掲示が入口に掲げられ、いつもより大きめのお寿司のセット(通常は置いていない1セット3000円以上の物も)が沢山置かれています。そのお寿司を6セットも両手に持って帰る人を何人も見ました。スーパーでは日頃あまり見かけない学生たちが何人も連れだって、肉・野菜・魚・お菓子などを物色する姿があちこちにあります。いずれも、高校合格お祝いの準備なんでしょう。私がスーパーを出ようとした時、すぐ前で出ようとしたご夫婦が足を止めました。これから入ろうとした奥さんに向かって「やあー、おめでとう!これを・・・・」と言いながら、小さな祝い袋を取り出したんです。きっと、何軒もの家用に用意したお祝金入りの袋なんでしょう。気持ちよく受け取った奥さんは、お礼を言ってから店内に入っていかれました。 なお、定員に満たない県内の高校では改めて再募集があるそうです。
Mar 16, 2009
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宮古島に移住して真珠貝のその後今日は昼前から晴れました。気温も少し上がって20度位でしょうか?風も吹いていないんですが、半そででは少し涼しいです。秋の様に爽やかな1日です。今日は、1.これまでに拾ってきたビーチグラスでまだ水洗いをしていない物を洗ったり、 2.冷凍サンマを買ってきて解凍・内臓取り・塩水漬けをしたり (kodachan0784さんのブログ3/6「秋刀魚」に作り方が載っていたので真似てみました)、 3.昼食用に焼きそばを作ったり、 4.食糧や手作り材料を物色したりして過ごしました。上記以外では、午前中に前回紹介しました「真珠層まで削ったり溶かしたりした貝」の追加作業をしました。夜光貝の先端近くでまだ真珠層が表面に出ていない個所があり気になっていたので、その部分を中心に処理作業しました。作業内容は前回と同様、トイレ洗浄剤「サンポール」(塩酸9.5%配合)を必要な部分に付けて、歯ブラシで根気よく慎重に擦るというものです。乳白色の層が分厚くて、なかなか真珠層が現れません。角の様な巻貝の先端は目立つので、もう少し先端近くまで輝くといいんですが。あまりしつこくやっていると、どこかで穴が空いてしまう心配もあります。それと、昼前になった事もあって、まだ先端近くに乳白色層が残っていますが、今日の作業を終えました。下の写真は前回紹介した時の夜光貝です。今回の作業で、先端近くの乳白色層がだいぶなくなり、すっきりしてきました。 ついでに、これまでに拾ってきていた小さな巻貝なども液に漬けておきました。あまり期待してなかったんですが、結構真珠層が見えています。(反射しすぎて白っぽく見えキラキラ感が分かりにくいです)4月初旬に那覇市へ行く予定がありますので、「又、夜光貝を買ってきたいなあ」と思っています。
Mar 15, 2009
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宮古島に移住して寒い日は室内で・・・・今日は寒冷前線の南下で、寒いです。最高気温が20度を大きく割って、15~6度。このところ25度以上あったので、一気に10度以上下がって冬に逆戻りです。しかも風が強いので、体感気温はもっと低く感じます。今夜から晴れて、明日からの1週間は天気がいいとの予報です。という事で今日は外出せず、室内でひたすら「ビーチグラス絵」の制作をする事としました。形が面白い「マンボー」を作りたかったんですが、絵にすると感じが出ません。仕方ないので以前作ったことのある「タツノオトシゴ」にしました。まず額のガラスと同じ大きさにトレース紙を切ります。そのトレース紙の周囲2cmくらいを残して、その中に入るようにタツノオトシゴの輪郭を描いていきます。ビーチグラスを置いていく目安として、タツノオトシゴの体を適当に分割して行きます。これでやっと、鉛筆書きのトレース紙ができました。トレース紙に描いたタツノオトシゴの絵の各部分に似た大きさ・形のビーチグラスを探し出して、仮置きしていきます。最初に大きいパーツから置いていき、隙間を埋める要領で小さなパーツを探します。こうしてビーチグラスの選定・位置を決めると、いよいよ木工ボンドで接着です。出来るだけ他のグラスが動かないように、一つづつ手に持ってボンドを付け、元の位置に置いていきます。それでも、少しは位置がずれるため、細かいグラスの接着は最後に行います。こうして、ほぼすべてのグラスを接着し終わると、ボンドが完全に乾くのを待ちます。 (畳の上に置いて撮影)畳の上に置いてみるとほとんど隙間がないように見えますが、明るい窓に向けてみると、結構隙間が気になります。 (窓ガラスに添えて手で持って撮影)可能な限り隙間をなくすため、後日、極小のグラス探し+接着をしますが、今日はここまでで終了としました。隙間をセメントで埋めて、空白を砂で隠し、ビーチグラス絵を接着したガラス板を額本体に接着し、全ての木工ボンドが完全に乾くのを待つという工程は、来週中にしたいと思ってます。ただ気分次第なので、いつ完成するかは自分でも分かりません。
Mar 14, 2009
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宮古島に移住して大型ビーチグラスと差入れのイカ昨日はお昼から海辺へ行ってきました。14時40分頃が干潮時間だったので、そのタイミングに合わせて出かけました。海ブドウや車海老の養殖・即売所を横目に見ながら、誰も見向きもしない浜辺へ向かい、13時前に浜辺に着きました。大きく潮が引いていて波打ち際の砂浜にはゴミ一つありません。しかし、砂浜の上の方でガジュマルなどの木が生えているあたりには、漁具(浮玉・電球・ロープなど)やペットボトル・壜等が帯の様にずっと先まで打ち上げられています。見渡す限り続く砂浜を延々歩いていくと、行き止まりだと思っていた岬の向こうにも砂浜が続いています。通常は水面下で、年に数回しか行けないような所へもすたすたと歩いて行けます。新品の草履で!浜を歩き始めて約1時間、やっと行き止まり。そのあたりには、大型のビン玉が割れて波・岩・砂で削られた破片がそこかしこにあります。その中でも、大きなビン玉のへそ(一番下のへこんだ部分、一番ガラスが分厚い)を2つ拾ってきました。嬉しくて拾ってきたものの、こんなに大きくて放射状に角が生えたような物、どんな物に使えるのか?思案中ですが、思いつきません。(浜辺歩きが嬉しく、気づけば写真撮影忘れた!)15時30分前に駐車場に戻りぼちぼち帰ろうと思っていると、電話がかかって来ました。携帯を開けると、時折行くレストラン「ジグソーパズル」のご主人からです。「家にいる? イカを持っていこうかと思ってるんだけど」「今、海岸に来てるので、30分くらいしたら家に戻ります」「戻ったら電話くれる?」「ハイ、分かりました」という会話で携帯を切りました。差し入れをしていただいたのは、「イカ」です。 (以前紹介した大型のイカのようです)既に内臓を取り、足と胴を細かく切り分けてありました。「友人からもらったんで、おすそわけに」という事で、ありがたく頂きました。ご主人が乗ってこられた車には、夜間の干潮時に海辺でタコ・蟹・魚を捕る7つ道具が積んでありました。2日連続で獲りに行っていて、この日も行くそうで、「楽しいよおー!」とニコニコ顔です。「タイミングが合えば誘ってください」と言って、別れました。イカの調理法は家内に長距離電話をして聞いたうえで、 1、一口サイズに切って 2、鍋に入れたら、水をヒタヒタまで注ぎ 3、醤油と日本酒を適量入れたあと 4、黒糖も一かけら投入し (家内のレシピにはなかったが) 5、レンジで煮て 6、一煮立ちしたら火を止めて完成晩御飯のおかずはサラダがないですが、こんな感じ。 (ご飯は鳥釜めしの素+わかめ) (大好きなモズクを切らしてました)イカ煮はまだ3食分位残っていますので、冷蔵庫に保管しました。ご主人、ありがとうございます!!
Mar 13, 2009
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宮古島に移住して丸型ランプシェード 2久方ぶりに丸型ランプシェードを作ってみました。前回の物(直径10cm強)より一回り大きい(直径20cm弱)ため、道具作りから始めました。ビーチグラスを木工ボンドで丸く接着し終わってから、内側に白いビーチグラスを接着していきます。前回紹介しましたように、1.表面のビーチグラスの色を生かしつつ、2.強度を高め、3.隙間を少なくする事が、2重貼りの目的です。上記の2重貼りを完了し、ボンドが乾いたら、コ-ド付きのソケットを木の台にネジ止めし、電球をセット。完成したランプシェードを被せてから、部屋を暗くしてスイッチをONにすると、前回よりも明るくきれいに輝きました。電球を少し大きい物にしたからでしょうか?この明るさであれば、昼間でも結構明るく見栄えしそうです。ランプシェードの上が少し熱を持ちますが、それほどでもありません(熱くはないです)。前回のランプシェードでは気付かなかったんですが、数少なくて小さくなった隙間から漏れた光が下で星の様に見えるのも気に入っています。もっと大型(直径30cmくらい)も作って見たいんですが、状態のいいプラスティック製ブイを見つけていないので、しばらく先になりそうです。
Mar 12, 2009
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宮古島に移住して喫茶店 ブルーム以前から気になっていた喫茶店に行ってきました。何度か覗いてみたんですが、いつも準備中だったんです。場所は、市街地から空港へ向かう途中にある第3給油所の隣で、大きな交差点の角です。島の人はほとんどの人が知っているんでしょうが、普通の住宅の2階なので、観光客の方だと案外分かりにくいかもしれません。お店の名前は「cofe Blume」と言います。一見、お店の駐車場と思えないですが、お店のすぐ下にスペースがある(結構広い)ので駐車し、さっそく2階へ上がります。階段の途中もおしゃれな感じで、期待が持てそうです。ドアを開けると、お店の方だけでお客さんはいませんでした。というのも、平日の午後4時だからでしょうか。昨日報告した東平安崎で冒険した後だったのと草履購入を優先したため昼食を食べず、この時間になってしまいました。店内は大げさでない程度に欧風の天井・壁・窓になっていて、家具・調度・インテリアも統一感があります。 (私が座った席の奥)結構広くてゆったりした雰囲気です。 (私が座った席の右奥)昼食を摂っていなかったので、アイスコーヒーとツナサンドを頼みました。先に出てきたアイスコーヒーの器に目を奪われて、思わず1枚撮影。 (器が魅力的で、美味しく感じました)ゆっくり目と舌で味わいながら本を読んでいると、ツナサンドが出てきました。夕食前のつなぎとしては丁度のボリュウムです。食感・味共に申し分ありません。飲食が終わってからも読書をしていると、2人づれの女性が入って来ました。私と少し離れた席に座って注文を終えると、いきなり外国語が聞こえてきます。英語じゃないんですが、どこの言葉か分かりません。2人とも欧米系のお顔立ちで、美人さんです。ただ、声が少し高くて耳に障ったのと、丁度切りのいいところまで読んだので、帰る事にしました。店員さんにお勘定を支払ってから「ブログに載せたいので、店内を撮影していいですか?」と聞くと、にっこり微笑みながらうなづいてくれました。 (玄関に向かって見た店内)何枚か撮影してお礼を言うと、「平日は午後2時開店ですが、日曜日定休日です。でも都合しだいで今後は開ける事もありますので、事前に電話してください」との事です。非常に感じのいい方でした。お一人で切り盛りされているため、午後2時開店にしているそうです。そういえば、以前何度か覗いたのは午後2時以前だったように思います。ゆったりとした気分で読書ができる場所を、また見つけてニッコリです。帰ろうとして気づいたんですが、玄関のすぐ横にも個室があり、予約席の札が置かれていました。10人近く入れそうで、外の景色もよく見えるので、グループの会合にピッタリです。 次回は2時過ぎから夕方までゆっくりと読書をしに来たいと思っています。
Mar 11, 2009
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宮古島に移住してテッポウユリと浮き玉今日は久しぶりに晴れました。10日ぶり位でしょうか?明日から又曇りがちとの天気予報なので、久方ぶりに遠出してきました。本当は、3月13日(金)の午後2時にかなり潮が引くので、そのタイミングで出かけたかったんですが、曇り予想のため今日に変更です。行先は以前も紹介しましたが、「東平安名崎」です。通常は4月になると岬一帯にテッポウユリが咲くので、咲き始めたであろう百合の花を見るのが主目的でした。で、実際はどうだったかというと、少し早すぎたようです。葉が出て間もなかったり小さな蕾だったりで、花は数えるほどしかありませんでした。それでも、遊歩道の奥の方に行くと所々で固まって咲いています。見ごろの4月中旬に、岬一面に咲き乱れるテッポウユリを撮影しに行こうと思っています。13時の干潮時間に合わせて、浜辺に寄ってみました。13日程ではないにしても、かなり潮が引いていて、いつもより随分と歩きやすいです。ビーチグラスは白色以外そこそこ溜まっている(洗わずに放ってあるビーチグラスが2袋ある)ので、主に貝殻を探してみました。小さなタカセガイ(巻貝)とイボアナゴウ(とこぶしに似た貝)位で、あまり収穫がありませんでした。カラフルな魚やサンゴは見つけたんですが、素早く動いたり海面の揺れで上手に撮影できません。唯一そこそこに撮影できたのが下の生き物です。直径1cm・長さ25cm位で、岩陰に沿ってゆっくりと移動していました。多分ウミヘビではなく、ヨウジウオの仲間だと思いますが、どうでしょうか?。こんな感じで、久しぶりに波打ち際や岩場をのんびりと楽しんでいると、いきなり目に飛び込んできたのが、なんとデッカイ浮き玉です。それも、ゴツゴツの岩に囲まれた所で、誰かが置いて帰ったようにありました。紐やガラスの表面には貝・海草・苔などが付着していて、かなり長期間海を漂っていたであろうことが想像できます。なのに、表面はほとんど傷が付いていません。洗えば、きっと新品同様になるんじゃあないでしょうか?持ってみると、結構の重さです。嬉しくなって持ち帰る事にしました。ところが、足元で不吉な予感が・・・・・。既に満ち潮に変わっていて、行きは砂浜だった所を海水につかりながら歩くこととなりました。そして、予感が的中!!左足の草履が破れて(水でふやけたため?)しまったんです。大きくて重い浮き玉を割らないように持ち、サンゴ礁でできたゴツゴツ・トゲトゲの岩の連続を登り降りしながら行くのは、かなり大変です。ゆっくりゆっくり。行きより随分時間がかかりましたが、やっと砂浜に出て、ホッと一休みしつつ改めて浮き玉を撮影。自宅に帰る前に靴屋さんで草履を買ってから、浮き玉を無事に自宅へ持ち帰りました。ベランダで汚れた紐を切りましたが、浮き玉本体の洗浄は明日する予定です。憧れの大型浮き玉を手に入れましたが、これをどう活用するかが問題です!! 追伸: 丸型ランプシェード(大型)が完成しましたの で、近々紹介します。 (見た目は前回製作の物と変わり映えしません)
Mar 10, 2009
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宮古島に移住して自宅の周辺では・・・・今日も曇り時々雨の天気です。梅雨時のようにしとしとと降ったり、急に強く降ったり。そんな天候なのであまり外出せず、ここ数日は「丸型ランプシェード」を作っています。以前作った物より一回り大きくて、まだ完成していないので紹介するに到っていません。そんな事情なので、苦肉の策として自宅周辺で起きている変化を紹介します。まずは玄関側の通路から見た道路です。3月20日完成予定で道路の改修工事が行われています。交通量が結構多くて子供たちの通学路でもあるため、歩道ができるといいんですが、どうなるんでしょうか?工事区間のすぐ向こう側にある花壇は、以前紹介しました「ゴミ収集袋販売収益金」で維持管理されています。その花壇の真ん中には「トックリキワタ」の木が植わっています。これも以前紹介しましたが、秋から初冬にかけて美しい花を咲かせていた木です。ベランダ側は県住宅団地と接していて、境界は多くの木が植えられています。 明るい緑色の若葉が目を引きます。本州と比べると四季を感じる事が少ないですが、それでも木々や花・作物などで春を感じる事が出来ます。自宅のアパートと県住宅団地にはさまれたサトウキビ畑での収穫作業は終了しました。キビの葉が風に吹かれて波打つ景色や、葉がこすれる音を見聞きするのが好きだったので、少しさびしい風景です。
Mar 9, 2009
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宮古島に移住して道路脇の花ここ1週間、ずーっと雨時々曇りか曇り時々雨の天気でした。という事で買い物以外にあまり外出しなかったので、ブログの話題が底をついてしまいそうです。幸い、今日は「曇り時々晴れ間あり」だったので、散歩がてら取材(おおげさ)に出かけて、道沿いの花をいくつか撮影してきました。まず目に留まったのが、青い小さな花の群れです。道路脇でかたまるようにして咲いていました。どう見ても雑草の様ですが、離れて見ても近くに寄って見ても結構きれいです。そこから少し歩いた所で、道の反対側にパパイヤの木が何本も見えてきます。大きな青い実をたくさんつけています。宮古島に来るまでは、パパイヤというと黄色く熟れたフルーツのイメージがありました。でも、こちらでは青い実を千切りにして炒めるなど、野菜として食べることの方が多いです。花が咲いていないかと近寄って探してみると、実の上に小さくて黄色いラッパ状の花が咲いていました。更にしばらく散歩して漁港近くまできた所で、これ又小さな朱色の花の塊に出会いました。もう少し近くで見ると、こんな感じです。 (ピンボケですが、濃い朱色が鮮やかです)真上からもう1枚パチリ。 (厚みのある葉で、多肉植物の様な感じ)そのすぐそばに、小さい花が飛びっ散った様に咲いています。 (手前下の赤っぽい点々が花)よく見えないので、これもアップで見ましょう。 (これ又、ピンボケで申し訳ありません)この花も初めて見ました。こうして見てくると、小さい花もなかなかいいもんです。案外、足元で咲いている多くの花を見逃しているのかも知れないです。
Mar 8, 2009
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宮古島に移住してサトウキビの収穫作業1月から始まったサトウキビの収穫作業も終盤(3月まで)に入りました。今年のキビは糖度が高く、90%以上のキビが基準糖度以上だそうです。最大の理由としては、台風の直撃がなかった事ですが、天候も幸いしたといわれています。私が住んでいるアパートのベランダ下に広がっているサトーキビも、いよいよ刈り取られはじめ、緑の海原が茶色の絨毯に変わりつつあります。そこで、サトウキビ収穫作業の実況中継をしたいと思います。背丈をはるかに越す高さに成長し、先端にすすきのような穂が出ると収穫まじかです。こうなるなでに、1年半の歳月が必要です。畑での作業は以下のとおりです。1.畑に密集して植わった状態のまま、キビの 先端と細長い葉を切り落とします。2.次に、根っこ近くから切り倒すんですが、台風 や大風のため茎の下の方は互いに重なり合 っていて大変な作業です。3.切り倒したキビにまだ付いている葉を全て落 していきます。 (右下の緑のすぐ左が1 、 左下の束が2 、 3の作業が終わったキビを農家の方が 積んでいます)事前にキビ畑に伸ばしておいたロープの上に、棒状になったキビ(3)を重ねていくんですが、1~2mの幅で重ねられるように鉄筋状の棒を突き立てて、キビが横方向に崩れないように準備しておきます。一定の束(山)になるとロープで縛り、次の山を作ります。よって、まだ葉がついたままのキビの山(2)が減って、棒状のキビの山(3)が増えていきます。 (手前右に取り除かれた葉が集めてある)ここまでの作業は全て手作業で、農家の方の御苦労は大変なものです。この束をフォークリフトで道路脇まで運び出して、トラックが来るのを待ちます。トラックにはそれこそ山のように積みこんで、製糖工場へ搬入します。宮古島内には製糖工場が2つあり、黒糖を製造しています。この黒糖を本州の工場に運んで精製し、やっと白い砂糖ができます。 ( 参 考 )黒糖はいわば中間製品です。しかし、甘さが強く、栄養成分も豊富で、肥満防止にも良いと言われています。もっと料理やスイーツ等に活用するといいんじゃあないかと思いますが、いかがでしょうか。
Mar 7, 2009
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宮古島に移住して 喫茶店「コーヒー・ブラジル」以前紹介しました40畳の喫茶店での話題です。店の場所提供をしておられるご主人が所用で大阪へ行くというのを聞いていましたので、当日店へ行きコーヒーを頼みました。実は、私の手作り品を一時お預けし、お店に飾らせてもらえたらいいなあと思って持参したんです。 (丸型ランプシェード)以前から、私のアパートに置いておくより、様々なお客さんに見てもらえる方がいいと思っていましたので。 (ビーチグラス絵:海亀)店に着いたのが、ご主人が出かけられる2時間ほど前だったんですが、大勢の来客予定+旅行準備などでお二人とも忙しそうにされていました。旅立ちに際してのご主人の服装は、帽子・蝶ネクタイ・背広・ステッキ・バックといういでたちです。あまりのかっこ良さに見とれて、写真撮影を忘れてしまいました。残念ながら紹介できませんが、イギリス紳士風でダンディーでした。到底78歳とは見えません。空港まで、ママさんが送るというので、店の留守番を買って出て、ゆっくりと本を読む事にしました。ママさんが恐縮そうにして、2杯めのコーヒーをサービスしてくれました。無事に飛行機も飛び立ち、ママさんが帰ってきてから四方山話をして帰ろうかと時計を見ると17時です。あっという間の3時間。その時、ママさんが「お一人で暮らしていると食事も大変でしょうから、カレーでも食べていきませんか?」と言ってくれました。時間的に少し早いですが、手間も省けるのでいただく事にしました。通常はカレーだけなんですが、サラダと和えもの(芋のつる)も付けてくれて大感謝です。18時前に清算して帰る事にしたんですが、代金がなんと450円。ママさん曰く「お店の留守番をしていただいたし」という事です。「コーヒー2杯+カレー+サラダ・和えもの+4時間もの長居」の代金=450円では経営が成り立たないとも思ったんですが、ありがたくご厚意を受ける事とさせてもらいました。双方が共に「ありがとうございました」って言える機会を持てて、ホッコリした心持ちで帰路についた私です。
Mar 6, 2009
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宮古島に移住して夜光貝を真珠色に・・・・昨日のブログで紹介しましたように、小さな巻貝と二枚貝の表面を塩酸(トイレ洗浄剤を薄めた液)で溶かして、真珠層が見えるようになるかどうか、試作してみました。 その経験を基に、夜光貝(既に手作業で石灰質の付着物は大体取り除いてある)に取り掛かる事にしました。具体的な手順は昨日のブログを参照してください。夜光貝はサザエを2周り以上大きくした大きさなので、安全メガネ(液跳ね時対策)も付けました。それと、液を入れる(貝の表面を溶かす)容器は大きめのポリバケツにしました。貝購入時からおさらいしますと、那覇の公設市場で買った貝はこんな感じでした。表面の白や茶色ぽい石灰質(付着物)を、布やすりで根気よく削っていった結果も以前紹介済みです。しばらく放置していましたが、いよいよ溶解液(塩酸6~7%)に浸して、何度か表面を歯ブラシでこすったり水洗いしてから、液に浸す事を繰り返していくと、 (青緑色層とその下の白色層が見えてきます)更に溶かしていくと、白色層が貝の平らな部分全体に見えだします。 (全体的に白色層が見え、平な所に一部真珠層も)曲がりくねったり凹凸のある箇所の際まで真珠層が見えるように、液が浸かる場所を変えたり、溶けすぎて穴が開いてしまわないようにチェックしたり。口の薄い部分が割れたり穴が開く心配があるので、液から引き揚げて歯ブラシで溶かしたい部分だけに液をつけたり。島内の工房・売店やインターネットで見ると、表面全部を銀色の真珠層にしてある事が多いですが、あえて緑色を一部残してアクセントにしてみました。 (先端部分他、一部にまだ白色層が残っています) (向きを変えてみました) (口の部分から見てみました)色が残っているのを中途半端と見るかどうかは個人の感覚だと思いますが、せっかく貝が持っている他の色を残したのもあっていいかなと思っています。今日はここで作業を終了(ゆっくり、注意深くしたので、所用時間約7時間)。この後、できれば先端部分など細かい部分に残っている白色層をきれいに取り除いてから、最後にカーワックスで微細な研磨とつやだしをしたいと思っています。なお、夜光貝は、ハート型・スプーン型・丸型など小さくくり抜いてから磨きあげ、真珠の光沢を持つペンダントなどに加工する事が多いです。 (edoさんのブログから転載させてもらいました)そうした加工技術を持っている方からすると、「貝の置き物にするなんて、なんともったいない事を・・・」と言われそうです。でも、初チャレンジなので、現時点の力量ではまあまあの出来具合だと自己満足しています。
Mar 5, 2009
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宮古島に移住して真珠貝の試作以前のブログでご紹介しましたが、那覇市の公設市場で買ってきた夜光貝関連の話題です。既に紹介済みですが、夜光貝の表面を覆っている付着物は布やすりで概略削り落し済みです。ただ細かいところが難しく、均一に削れずに放置したままです。そのブログを見た「うみばたさん」から「酸で貝の表面を溶かす方法がある」と教えてもらいました。なお、うみばたさんが創られた「ビーチグラスのランプシェード」を見て、ビーチグラスの素晴らしさを知った私にとっては、新しい世界を教えていただいた恩人です。話を戻しますが、さらに詳しい方法が分からないかとインターネットで検索していると「edoさんの夜光貝磨き塾」(2008.11)に、貝の表面を塩酸で溶かし真珠層が見えるようにする詳細な方法が紹介されていました。といっても、塩酸は取扱いが難しいですし、反応時の臭いやガスが発生して隣近所に迷惑にならないか、など問題も多いように思います。そこで、試験的に小さい貝で実験をしてみる事としました。浜辺で拾ってきたヒロセ貝(巻貝)とクロタイラギ(2枚貝)が試作対象です。準備品は、トイレ用洗浄剤(塩酸10%配合)・厚手のゴム手袋・ポリバケツ・歯ブラシ・水です。場所は、アパートのベランダ。まず 1.ゴム手袋をして、2.ポリバケツに洗浄剤をそーっと入れ、3.洗浄剤の半分ほどの水を加えて薄めた後、4.貝を液に漬けます。すると、すぐに泡が発生します。この泡は、塩酸が貝の表面や石灰質の付着物を溶かす時に発生するものです。でも、心配していたほど多くの泡ではなく、異臭もほとんどしません。しばらくすると、泡の量が少なくなってきます。その段階で、貝を取り出して、表面についたヌルヌル膜を歯ブラシで落とします。この時もゴシゴシせず、液がはねないようにゆっくりそーっとします。この時に、貝の表面の溶け具合・真珠層の見え具合も確認しておきます。表面をこすったら、貝を水洗いして又液につけると、泡が盛んに出てきます。そのつど、ゴム手袋・歯ブラシも水洗いし、事故がないように気を付けておきます。上記の作業を繰り返し行い、貝の表面全体に真珠層が見えれば完了です。貝をよーく水洗いしてから乾かします。その間に歯ブラシ・ゴム手も水洗いして、液は水を加え薄めてから下水に流し、バケツも洗っておきます。ということで、今日の試作結果は下の写真のとおりとなりました。(クロタイラギ。溶けすぎて、穴があきました)(黒い表面がなくなっていますが小さな穴がいくつも)(左が自然のまま、右が真珠層まで溶かした貝)(てっぺんのピンクをあえて残してみました)夜光貝はこれよりかなり大きいですが、なんとかできそうな目途がついてホッとした所です。
Mar 4, 2009
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宮古島に移住して史跡、人頭税石先日紹介しました「仲宗根豊見親の墓」から海岸沿いに少し北上(砂山ビーチ・池間島・狩俣方面)すると、右側の一画に小さな石があります。車で走っていると気づかないほど小さな石で、垂直に立っています。これが「人頭税石」です。名前の通り、かって税金取り立ての目安となった石です。1609年に薩摩藩に侵略されて財政窮乏に陥った琉球王府が、1637年から1903年(明治36年)まで宮古島の島民から重税を取りたてていた名残りです。というのも、15歳から50歳までの島民で身長が143cm(人頭税石の高さ)以上の者全員を対象とし、男性からは粟を、女性からは宮古上布を強制的に納めさせていました。薩摩藩と琉球王府の2重支配を受け続けた宮古島島民の悲惨な歴史的史跡の一つです。次の史跡は、18世紀に作られた道路跡(漲水石畳道)です。 (手前は掲示板です)18世紀のはじめに、宮古島の治山・土木工事が精力的に進められていました。こうした工事で得られた石を切り敷く事で、各村々の道路を2間半に拡張するための改修・新設が行われました。その時に造られた石畳も、港の整備などで多くが消失してしまいました。しかし、漲水御獄前から祥雲寺北東の辻へ昇る石畳がわずかに残っていています。一つ々の石が角をなくして丸みを帯びていて、300年間の歳月や当時の様子を偲ばせてくれます。それにしても、当時の道幅としてはずいぶん広く取ってあります。人や馬車・荷車などの往来が多かったんでしょうか?
Mar 3, 2009
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宮古島に移住して宮古そばセット一昨日、昼食を食べに少し遠出してきました。平良の中心地から車で6~7分位、宮古島徳洲会病院からだと1分位の所にある蕎麦屋さんです。名前は「古謝そば屋」と言いますが、昭和7年に創業した古謝製麺所が直営しているお店です。お昼時と言う事もあるんでしょうが、店の前にある駐車場はいっぱいでした。しかたなく、すぐ横の通路らしきスペースに車を止めて下車。案の定、座敷・椅子席共にお客さんで満席でしたが、丁度席を立つ人がいたので、窓際の席に座れました。観光客らしき人もいましたが、地元の人の方が多そうな気がします。色々なメニューがあるんですが、やはり定番の「宮古そばセット」700円を注文。満席の割には早くできてきました。(コシのある麺・厚み1cmの肉・上品なお汁が絶品)いつもの昼食よりも値段が高いですが、味・ボリューム・店の雰囲気・店員さんの感じなどからみて、納得のお値段です。食事が終わってからトイレに立ちました。出てきた所からみたカウンター席の様子です。こちらも満席。会計を終えて店を出ると、2組の方たちが駐車場を探していました。皆さん、美味しい店をよく知っているんですねえ。
Mar 2, 2009
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宮古島に移住して干潮の海で今日は午後3時40分が干潮時間でした。昼間の時間帯では、今年に入って一番潮が引きました。 (3月1日午後3時40分、池間島)いつもは砂浜の一部も海水に浸かっているんですが、その先の岩畳までもが一面干上がっています。いつもは海の向こうに見えている大きな岩の島に歩いて行けます。いつもの波打ち際にアーサーが緑の帯を作っています。岩の舳先を曲がった先に、又砂浜が広がっています。新しい世界を見つけたようで、うれしくなります。そこに、いつもと違う自分がいるようで、うれしくなります。そんな足元に丸っこい蟹がうずくまっています。魚のように素早く逃げるでもなく、ゆっくりと歩いて行きます。自分のペースで歩いて行きます。周りの環境が変わったり、人間にちょっかいを出されても・・・。 ビーチグラスとアーサーと貝と海の色と波の音とそして蟹や小魚を抱く海辺が、浜辺が、岩畳が、私は好きです。
Mar 1, 2009
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