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私は、恐らく社会的な価値観で計れば“最下層”の生まれで育ちです。

貧しい母子家庭で成績はオール1、中学を卒業するのがやっとでした。
病弱で昼夜発作に苦しむ私に、疲れ切った母が癇癪を起こしました。

学校では、当然のようにイジメの集中砲火を浴びます。

集団での罵倒や疎外は勿論、階段から蹴り落とされ殺虫剤を頭からかけられました。

でも、私が最もイジメられていた時にほんの少人数ですが“(私が)イジメられている事に全く気付かなかった・左右されなかった”教師や生徒がいたのです。

ある男子は「そんなドブス、クラスのばい菌だぞ」と言われた際に「はぁ?それが、どうしたの?」と笑ってわざとどっかと私の横に座ってくれました。

ある女生徒は、私との交換日記を申し出てくれました。
私は、ほんのお義理にしか書かないで返しましたが彼女の瑞々しい感性自体が眩しく感じられて、いつしか心が通じていました。



イジメの毎日は、すぐには変わりません。私自身、自殺の為のカッターナイフをポケットに忍ばせていました。

成人して20代後半でやっと就職、母を安堵させイジメが本当に終ったのは実に17年後の事です。



私の心は、いつでも自由です。

私は、自分の人生を他人と比較しないからです。

ってか、比較しようが無いじゃん!!他人の人生なんか、生きようが無いじゃん!!

自由とは「私が、私であり自らの人生を客観的な視点から柔軟に生きられる」姿勢を保つ事です。

客観的である事が自由の源であり、それこそが“私”である所以なのです。



かつて、大岡越前守は人攫いの女と本物の母親を見抜く為に両方から幼い娘の手を引っ張らせました。

奉行の面前で、強く引っ張ったものが勝つと2人の女は争いました。

ところが「痛い!!」と子供が叫んだ瞬間、手を離した女を奉行は生母と認めました。
そして、引っ張り合いに勝った女から「(子供の手の痛みが判らない)お前は、母親ではない!!」と断じて子供を取り上げたのです。

母親とは、子供の為に“負けられる”尊い女なのです。


今回の事件で、殺人犯の供述に従った滋賀県長浜市教育委員会が“グループ送迎”を中止してしまいました。

残念です。

私自身、2月17日の日記に綴りましたが現実には多くの母親が“グループ送迎”に救われております。

悩みは、誰にだってあります。

そんな時、自分だけでは煮詰まってしまいます。
人間の女性の脳が男性よりもコミニュケーションを司る部分が肥大化し進化したのも偶然ではありません。

女性は、お互いに情報を交換し合い守り合うように作られているのです。

自分独りでは10通りで煮詰まってしまっても、お友達と子育てを補い合えば100にも1000にもなります。

こんな時こそ、幼稚園や学校は冷静に客観的であって欲しいと思います。

凶悪な事件に、怯まないで下さい。

せっかくの良い習慣を、保持して下さい。





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最終更新日  2006年02月21日 23時10分56秒
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