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2006年04月01日
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「尊厳死協会」に「(安楽死の)意志を残したい」とされる問い合わせが集まっているようです。


(私自身の実感は、06・3・25の日記をご参照下さい)今回はそれを踏まえた上での、痛恨の思い出を綴ります。

亡き祖母は、明治生まれの女傑でした。さっぱりした気性で弱音は漏らさず病気もぎりぎりになってから打ち明けました。

全身に腫瘍が発生した身体で、私達家族を笑顔で見守っていたのです。その強さ心情を思い返すと、こうして追憶するだけで涙が噴き出します。

「わしが、癌だったら言ったってな」

私は、ある時期からそう幾度か聞かされていました。
当時、日本にも“告知”の概念が拡がっていたからです。

私は、逡巡の挙句こう説明しました。

「お医者様はね“お婆ちゃんの状態で、これまで生きて来られたのは奇跡だよ”って褒めていたよ」と言いました。

その瞬間の、祖母の表情を私は生涯忘れられません。その、悲しみ。


でも、祖母はすぐに笑顔に戻り「ほうか・・・」と呟きました。私も、入院や闘病に気持ちを移しました。

祖母は、看護婦さんも感動する程黙々と闘病して逝きました。

ブログの中には「老人医療に、税金がかかっている。延命治療は、反対だ」「家族が同意したら、“尊厳死”を認めるべき」と、主張するヒトビトがいます。

健康な時に机の上で“考える”分には、いかにも“すっきりした往生”が予見出来るのでしょう。

実際に、あなたご自身が“死”に瀕した日の“想い”を想像なさってからでも遅くは無いと思います。





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最終更新日  2006年04月01日 20時06分44秒
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