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2006年07月22日
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カテゴリ: ウマく行く恋愛術
今日も、“オドモ恋愛”女性とお話していました。


彼女は、「W不倫の男性は、私だけを特別扱いしてくれないのよ!!職場の同僚に、毎日仕事を依頼したり日常の挨拶をするのが許せない!!」と辞職しました。

ところが、またも私のところに駆け込んで来て今度は「やっぱり、彼に毎日逢いたいの!!明日から職場に戻れるか占って!!」と言われます。

彼女が、周囲の反対を押し切って会社を棄ててから1週間しか経っていません。

彼女は「私は、彼を毎日見ていたいだけなの!!○香ちゃんや◎美さんと話す彼は嫌だけど私が職場を辞めちゃったら、彼が浮気した時も気が付かないかも知れないでしょ!!」と大泣きされていました。

一言も、自分がいきなり仕事を放棄した為に周囲が被った迷惑に付いては語られませんでした。

私は「そんなお気持ちで出社されては、会社の誰にとってもお客様にも失礼です」と答えました。

彼女は、30代後半でお子様もいます。

私は、彼女達を見ていると寂しくなります。

(06・5・10から連載中)

店舗に帰ると○峰さんは、しゃくりあげながらお手洗いに駆け込みました。

そして、2時間以上も出て来ませんでした。

★ちゃん・△崎君・■坂さんは、そのことに付いて騒がずそれぞれ通常の業務をこなしました。

誰もが、無言でしたが心の中ではこう呟いていました。

★「私も、新人の頃はお昼も食べないで屋上に上がって好きなだけ泣いた事があったな」

△崎「自分が未熟だった頃は、世界で自分だけが置いてけぼりで独りぼっちだって思っていたよ。でも、ある日判るんだ。社会は、壁なんかじゃない。大きな扉だって事が」

■坂「○峰さんは、まだ若いもの。お手洗いで泣く時間位、100時間でも1000時間でもあるわ」

※azareaも、職場でたった独り泣いた経験があります。

人間は、逃げて良い時もあるでしょう。でも、逃げてはならない時もあるのです。

お昼過ぎる頃、両瞼を真っ赤に腫らした彼女が出て来ました。

△崎君は、待ちかねた様に一番に明るく声をかけました。

△崎「おー!!○峰さん、戻ったかい!!ちゃんと、出るもん出たか?腹が、減ったろう!!」

※△崎君は、“オドモ恋愛”の○峰さんとは状況的にも心理的にも“2人きり”にはなりません。
それでいながら、女性を大きく“保護”する体勢を示しています。

彼が、彼女に対して真っ先に応対したのは“自らの社会的な責任”を皆に公開しているのです。

★「ご気分が悪いなら、早退しても構わないのよ。明日は、出勤して欲しいけれど」

■坂「あはは。○峰ちゃんも、そー一編に聞かれたって答えられないわよねー」

○峰さんは、皆を一通り睨み回すと手帳を取り出したのです。

そして、甲高い声で読み上げ始めました。
・・・その声は、小刻みに震えていました。

○峰「本社の障害者被服課は、古くて狭くてカビ臭い部屋でした。私には、これまでで初めて見る形の洋服ばかりでした。あんなに、飾ってあるんならもっと売れば良いのにと思いました」

小学生の作文みたいな文章でしたが、△崎君はおっきな拍手を送りました。

★ちゃんも■坂さんも、賛同の拍手をしました。

△崎「○峰さんしては、簡潔で判り易い指摘だったよ。あはは。そうだ!!“△崎、◎耶様のレポートを参考に頑張って動く”とでもお前のメモに書いておけ!!」

★ちゃんや■坂さんが何の事やら判らず顔を見合わせて首を傾げる中、彼は○峰さんの両肩をぎゅ!!と掴むと嬉しそうに扉を開けて出て行きました。






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最終更新日  2006年07月22日 22時49分54秒
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