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2006年09月25日
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カテゴリ: ウマく行く恋愛術
(06・5・10から連載中)

☆君は、再び城跡公園に集合しました。

大男「お前等、毎日“基礎体力の向上”を怠っていないだろうな!!日程が決まったから、伝えてやろう!!○月○日、△川で“トッポデュオ”だ!!」

チビ「いよいよ、実践ですねぇ。装備は、どうされるんですか?」

デブ「殆ど、用意されているんじゃないのぉ。あっちも、商売だからねぇ」

ハゲ「良かったぁ。○月なら、うちの会社は決算後で手が空いているし」

☆君が■君に近寄ると、彼はバツが悪そうに笑っていました。

■「あはー。とーとー、お前にも俺達"秘密結社"の正体がバレちまったか」

☆「俺は、全然判らんちんだよ!!“△川”だの“トッポデュオ”だの、何なんだよ!!」

■「超デンジャラスな、水上スポーツだ。簡単に言えば、2人乗りカヌーの渓流下りだな」

☆「え、えええ~~~!!」(←このメンバーの中でただ独り、カナヅチの男・・・)

茫然自失の☆君を余所に、大男の指令が響き渡りました。

大男「お前等、“二人三脚”で湖前に来い」

■君は、すぅっとチビ君と組みます。

☆君は、またもデブ君にお願いするしかありませんでした。

☆「よろしくお願いします」

デブ「今度、あんな事になったら弁償じゃ済まさないからな!!」

☆「・・・はい」

2人で足を結び、走ります。

ただ、今回は“ゴール”が決まっていました。

城跡公園を一旦出て自転車道路をかなり進んで、大きな湖の畔を目指します。

デブ「はぁはぁ・・・い、痛てぇ!!あんたって、何で“協調性”が無いんだよ!!」

☆「すみません」

※☆君は、集団の中でスタンドプレーをして目立とうとする様なタイプではありません。

此処でデブ君が求めている“協調性”は 前頭葉が司っている精神的なものでは無いのです。

小脳が担当する肉体的なものなのです。


デブ「だからさぁ、痛いってぇ」

☆「すみません」

実際、☆君は何度かデブ君とぶつかりそうになったり足が絡まりそうになっていました。
だから、“意地悪”で言われている訳ではありません。

☆君は、目を閉じて必死に答えを模索しました。

☆「今日は、絶対に発作なんか起こすもんか!!俺だって、“協調性”位絶対にある!!」

※これは、自分自身への誓い"アファメーション"です。

目の前の困難に打ち克つには、まず自らに不動の心を押し立てましょう。
それが、あなたの暗闇を照らし足元を守る“灯台”になるからです。

☆「協調性・・・協調性・・・そ、そうだ!!この間だけ、俺も“デブ君の一部”になれば良いんじゃないか」

☆君は、決心してデブ君の動きに 全てを任せました。
自らをデブ君の呼吸の間合い・筋肉の動き・身体のリズムに、全部突き放したのです。

デブ「あ、あれ?サル(←☆君)急に合わせられる様になったじゃん!!はぁはぁ、楽になった」

☆「はぁはぁ、そうですか」

※azarea自身、生きていればあらゆる面で自分とは全く違うヒトビトと接したり協力し合わなければならない事態を潜って来ました。

私の場合は、「あしたのジョー」の矢吹丈がお手本でした。

昨今の“心身症”や“ニート”増加は、全てを理屈でしか理解しようとしない偏狭さの表れでもあるかと思います。

人間が生きて行く上では、時に理屈ではなく身体で強調し合う事も必要なのです。






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最終更新日  2006年09月26日 11時40分54秒
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