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2007年03月06日
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カテゴリ: ウマく行く恋愛術
(06・5・10から連載中)

○太君は、帰り道に意を決して書店で1冊の本を買いました。

「1000人のオンナを落とした!!○秘術」(←仮名)

※女性にアタックしたいと願うと、男性用の場合はこんな内容しか無いのです。

○太「と、とにかく俺はまず自分を何とかしないと」
○太君は、気を取り直してお母さんが作ったご飯を食べ入浴しました。

○太「お願いします。どうか、僕に○世ちゃんを恋人にする秘術を授けて下さい」

自室で正座した○太君が、祈る様な思いで頁を捲ると“第一章”には太字でこう殴り書きされていました。

本「まず、1日最低5人以上のオンナに声をかけてナンパしろ!!」

○太「ええ!!」(←前途多難・・・)

※これは、☆君に■が「日頃から、女性と喋り慣れておけ」とアドバイスしたのと基本は同じなのでしょう。

翌朝、○太君は真っ青な表情で会社付近をうろついていました。

○太「あ、あのー」

女性「・・・」(←振り向きもしないで、走り去る)

※先日、人気絶頂の漫才コンビそれぞれが街で通りかかりの女の子に声をかけ「Kissして下さい!!」と叫んでは“して貰う”数を競っていました。

ほっぺとかならまだしも、唇に。

変な喩えかも知れませんが、これは女性を捕まえていきなり「あなたのブラジャーを、見せて下さい」と願う位無謀で失礼です。

番組の意図は、「ロマンティックな映像を撮りたい」との意気込みでした。

でも、“ロマンティック”とは通常カップルの間に生まれる“心の高まり”を差します。

つまり、 出逢った男女がKissに至るまでの気持ちの経過こそがその要なのです。

「数だ!!数!!」「数分以内に、お願い!!」「ぶちゅ!!」この何処に、それがあるのでしょう。

彼等は、断られる度に「嘘ぉ」とか「何で」とか言いながら驚いていました。

ってか、当たり前です。

TVで名の知れた男性が頼べば、通りすがりの女の子達が簡単に唇を突き出すとでも考えたのでしょうか。

噂に寄ると、TV局勤めのお偉いオトコ達は「王様Kissゲーム」だとか「女体盛り」三昧で遊んでいらっしゃるそうですね。

(最後には、土下座されて同情なさったお嬢さん方が仕方無く応じていました)

その次は「紙縒りで鼻をくすぐり、くしゃみする女の子を大募集!!」だとかで、思わずTVを消しました。

正直、これを企画したヒトは女の子を何だと思っているのでしょう。

「数が多い恋愛・いつでもSEXの相手をさせる女を沢山抱えている=偉い。男らしい」

いつまで、こんな価値観に踊らされるのでしょう。

○太「どうしよう。俺には、出来ない。俺には、恋をする資格は無いのか」

その時、背後から声がしました。

○世「おはようございます。○太さん、落しものですか」

○太「あ!!お、おはよう!!いや、あの」

○世「良かったぁ。○世も、よくコンタクトレンズ落としちゃうんです」

○世ちゃんは、少し笑ってから付け加えました。

○世「あまり、頑張り過ぎないで下さいね。○太さんがいてくれないと、○世困るし」

○太「え!!」

○世「チョコレートの包装紙に○世が書いたあのお手紙、読んで貰えたかな」

○太「え!!」(←眺めるばかりで、開けていない)

○世ちゃんは、視線が泳いだまま小走りでエレベーターに乗り行ってしまいました。

これは、もしかしてハート





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最終更新日  2007年03月06日 19時56分39秒
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