全12件 (12件中 1-12件目)
1
ガソリン供給の関係で、職場に泊まってます。本日、避難され入院となった患者さんのご家族がいらっしゃいました。お住まいは県内でも被害が大きかった所です。お仕事上、被災者の方、お亡くなりなった方に関係されているとのことで、テレビでは放映されない現場の話をお聞きしました。うーん、想像できない、振えがくるような、不謹慎ですが聞くことが苦しいというか。沿岸部の状況は壊滅している状態だと。地域の再生は出来るのでしょうか?まず、被害者の方々の安心、安全、生活を確保したら、復興の道筋を考えていかなければ、この地域には、人はいなくなってしまうのではないでしょうか?県単位、市町村単位よりもっと大きな行政区が必要なのではないのかと思ってしまいます。力を結集するしかない、そんな風に考えます。
2011.03.28
コメント(0)
昨夜から二晩当直をしております。今夜、お一人お亡くなりになりました。あの地震から2週間が経過しました。もともと認知症で入院されており、嚥下障害もみられていたとはいえ、比較すれば生活条件がよかったと思われるのに、当院では高齢者の方が感染症を悪化させて重体になってしまっています。明らかに多いです。これが、自宅や避難所であるならば、もっと悪化してしまう方が多いのではないのか?と考えてしまいます。今夜は雪が降って、寒いです。きびしい冷え込みです。被災者の方々はもちろん救援者の方の体調変化も懸念されます。昨日、避難され関連の特養で生活をされている方々で精神科系の内服をされている方の薬を処方しました。今まで服用してきた薬を調べて手持ちの薬に変更して処方。職員の方にも不眠を訴える方もでてきました。まだまだ気持ちが張っている状態、今後の精神状態が懸念されます。そういえば、甲状腺薬のチラージンSが品薄でしたが、昨日の被災した製薬会社からのリリースでは製造を再会を始めたとのこと。病院の午後の会議では、オムツ製品や食材、石油製品が足りないとの各部署からの報告。被災地域での、避難所で健康だったかたでも大変な生活の中、身体、知的、精神の障害をお持ちの方とご家族の現状はどうなっているのでしょうか?ご本人やご家族は、周囲の目を気にしながら、心細く生活をされているのでしょうか?今度、被災地域に派遣された県の保健師さんにメールで聞いてみます。大学の精神科から被災地に精神的ケアのために、派遣がはじまっています。どうか相談されてください。避難後、精神状態が悪化して入院となった方が昨日、「寝れるようになりました、食事もとれるようになりました。怖くなくなりました」と笑顔をやっとみせてくれました。うれしかったです。今日は自宅に戻ります。
2011.03.25
コメント(0)
お昼に、県の保健師さんからのメールに教えていただきました。アクセスできる方は、いつどこネットにアクセスすれば、ご覧になれます。・避難所には、認知症の人や認知症様の症状が出始める人がいます。・人一倍ストレスに弱い特徴をもつ認知症の人は避難所で混乱しやすく、心身状態が憎悪したり、家族や周囲の負担も増大しがちです。・避難所で認知症の本人、家族、周囲の人が少しでも楽に過ごせるように。以下の点を参考に、できる工夫を、どうぞ試みてください。1、ざわめき・雑音のストレスから守る工夫を 人の動きや出入り口が多い所、雑音が多い所にいると本人は落ち着かなくなります。 ざわつきや雑音が比較的少ない場所(奥まったところや出入り口から離れたと事など)を本人と家族らの居場所として確保しましょう。注ー本人となじみの人を離さないように。場所の確保が難しい場合、本人からみて視界に入るものが不安を駆り立てないように本人の座る向きを工夫しましょう(出入り口と反対に向ける、人の少ない法に向ける)。2、一呼吸でいい、ペースを落として、ゆっくりと、少しずつ 周囲のペースで関わると、せっかくの関わりが本人を脅かしてしまいがちです。 あわただしい雰囲気や口調は本人を混乱させます。急ぎたい時、緊張している時ほど一呼吸をいれ、力をぬいて、ゆったりとしたことばかけで接しましょう。 一度にたくさんのことを言わずに、短い文章で、ひとつひとつ伝えましょう。 食事、排泄、着替えなど、簡単なようで細かい動作の組み合わせです。度ぷ沙が、一歩一歩進むよう、本人の動きにそって、一つずつ声掛けをしましょう。3、本人なりに見当がつくよう、本人に情報を 今、何が起こり、どうしたらいいのか、本人なりに不安に思っており、本人に説明がないと混乱が強まります。 記憶や判断力の低下や会話が困難な人であっても、本人に向くあって、今の状態をわかりやすく説明し、限られた情報を本人と分かちあいましょう。 例 ここは00体育館だよ。きょうは0月0日。今0時頃だと。食べ物が0時くらいに配られるよ。 神や筆記用具がある場合は、本人が知りたいこと、本人にわかってもらいたいことをメモにしてわたして おきましょう。本人に見える所に貼っておくのも一策です。 本人が誰で、住所、連絡先、身内が誰かわかるようなメモを本人に渡し、身につけておけるようにポケット等にいれておきましょう。4、飲食、排泄、睡眠の確保を 声掛けや見守りのないと一人で適切にできなくなり、認知症状や体調を憎悪しがちです。 どのくらい口にできているか。本人の飲料料の一日の総量を確認し、限られた飲食物を確実に本人が口に出来るように声掛けをしましょう。ペットボトル等を置くだけでは飲めない人もいます。なお、本人が飲食する際には、手指を拭いて観戦予防に配慮しましょう。避難所のトイレにいくまでに手間取ったり、行きついても慣れないトイレでスムーズに用を足せない場合、お手製トイレを作り、身近な場所で人目につかずに済ませられるようにする方法もあります。お手製トイレ 新聞紙、ビニール袋、ペットボトルなど あるもので。睡眠リズムが乱れやすいので、眠る、起きるタイミングをつかめるように声掛けをしましょう。指示口調ではなく、「一日、無事でよかった。ぐっすり寝て明日に備えよう」、「そばにいるよなど。」など安心して寝起きできるような声掛けをしましょう。5、少しでも「快の刺激」を。 不安がつのると、落ち着きのなさやいらだちが高まり、おさえきれなくなりがちです。 時折、一緒に窓の外をみる、玄関先等に一緒にでて、空を眺めたり、戸外の空気を深呼吸するなどでリフレッシュしましょう。 手首、首筋、腰等を温める(温めるものがない場合は、掌をこすって暖め、そっと手をあてる)、さするなどで、本人が落ち着くことがあります。 触ったり、抱いて気持ちのいいものを本人に渡すのも一策です。例ーやわらかいタオル、なでて気持ちがいいもの、膝や大腿の上に暖かいもの、抱き心地のいい毛布など 本人の好きな歌、なじみの歌、わかりそうな歌を口ずさんだり、一緒に歌ってみましょう。 そばにいる時は、本人の顔をみて、そっと微笑んで…一瞬でも、とても大切です。6、体を動かそう じっとしたままだと、筋力の低下や血流が滞り、風邪などにかかりやすくなります。 同じ姿勢を続けずに、時々姿勢を変えたり、体を動かすようにしましょう。 足首を回すように声掛けをしましょう。一人で出来ない場合、やって見せたり、手助けを。 時々、一緒にのびのび、体を伸ばしましょう。7、落ち着かない場合、抑えるのではなく、早めに本人にそった対応を。 声をだす、立ち上がる、動き回ろうとする場合、抑えようとすると逆効果です。 本人がどうしたいのか、そっと尋ねてみましょう(本人なりの要望や理由があります) 本人の要望に応じられない場合も、否定しないで、まづは、要望を親身に聞き取りましょう。 何もすることがないと落ち着かなくなりがちです。本人の出来そうなことを生かして、本人が力を発揮しながらエネルギーを発散できる場面をつくり、感謝を伝えましょう。 例ー一緒にたたむ、片付けをお願いする、運ぶ、拭く、配る手伝いをしてもらう、見回りや監督役を一緒にお願いする、子供たちや赤ちゃんのそばで見守り役をお願いするなど 落ち着かなさ、興奮等が高まった場合は、関わる人を限定する(いろいろな人が関わると混乱を強める)関わる方は落ち着いていると、本人も落ち着くことができます。例ー笑顔とアイコンタクトを。静かな場所で過ごせるように身振りで誘導する。本人が安全に歩き回れるようにそばについて歩く。本人が嫌がらないか反応をみながら、そっとタッチし、ペースダウンをはかる、など。8、本人を見守る家族や介護職員が解放される時間の確保を、現状や要望の確認を 家族や職員は、本人から目を離せず、周囲に気を使い想像以上に消耗しがちです。 本人の言動に対して周囲の人から苦情が出ないよう、周囲の人たちをねぎらい、本人と家族、職員らへの理解と協力をお願いしましょう。 家族や職員がトイレに行ったり、飲食、休憩、仮眠などの際、安心して本人のそばを離れられる(解放される)0ように、周囲の支えが必要です。 注ーやむを得ず目を離したすきに、本人が避難所から行方不明になったケースがあります。短時間でもいいから本人の見守りを交代しましょう。その場合、本人がしっかりしているようでも、本人から目をそらさずに、そっと見守りましょう。家族と交代する時に、本人が好む呼び名、好きな話題を教えてもらうと、会話がしやすくなります。 できたら避難所の中にいる認知症の本人となじみの人(家族、職員、近所の人など)が集まって一緒に過ごせる一角を確保し、一緒に見守ったり、交代で休む体制を作りましょう。 定期的に巡回し、本人の状態の確認をするとともに、家族、職員、そして本人の要望を具体的に聴き取りましょう。 お互いの心身をいたわって、一日も早く普通の生活に戻れますようにご覧になられた方は出来ましたら、必要と思われそうな人や場所へお配りください。よろしくお願いいたします。
2011.03.23
コメント(0)
当直明けでサテライトクリニックで診察して、夜に病院に戻って自室に泊まりました。サテライトクリニックでは、地震以降、自宅に入ることができなくなって、車で寝泊まりをしてる方、夜が怖くて不眠、日中も傾眠という方、元々認知症があり震災した病院に入院していたが、自宅に戻ってから、急に歩けなくなったと総合病院を受診。精神科だからとそちらでお願いしたいとの連絡。CT検査をお願いしたら、脳内血腫が原因とわかりました。今日は県の要請にて、震災で機能不十分をなった病院から、3名の転入院があります。カルテが残っていないようです。今日は午後から自宅に帰ろうと思っていたけど、帰れないですね。そろそろ半日ぐらいボケっとしたくなっています。昨日、震災復興のサッカーの試合のメンバーが決定しました。29日の夜です。行けないけど、テレビで観たいです。ベガからはりゃんとせきが選ばれました。そして寿人。三人が絡んだら、またうるうるしそう。ベガっ太もptsdが心配ですが、是非参加してください。サッカー界では、君が仙台です。又、余震です。でかい。怖い。がんばっぺ・がんばるっちゃ 東北・東日本
2011.03.23
コメント(0)
昨夜、精神科救急当番終了後、一週間ぶりに自宅に帰り、今朝また病院に来ました。余震が続いています。施設がなくなってしまい、関連特養に避難されてきた養護入居者と職員のみなさんにお会いしてきました。一度入居者さんを車で避難させ、残っている入居者さんを避難させようと施設に戻っていったまま帰らなかった職員さんの話を聞いて、思わず泣いてしまいました。今、書き込んでいても、涙が。半分になった入居者と職員さん。24時間交代で仕事をされています。避難するまで食事は1食、食べても薄いお粥が2食だったそうです。お風呂が壊れていてごめんなさい。修理ができたら一番に入ってくださいね。職員のみなさんは本当にがんばっていました。でもこの状態が続くと体も心も持たない状態です。どうにか自分が出来ることをしていきます。甲子園に東北高校が行きました。関西のみなさま、東北高校や震災からの出場校に声援をお願いいたします。日々日常でない生活が続いています。どうしてもイライラしてきます。どうかみなさん、落ち着いて生活をしていきましょう。残った私たちの命を大切にしましょう。みんな、それぞれがんばっていますよね。本当に頑張っています。もう少しもう少しです。夜遅くまで長距離を移動しておむつを運んでくれた業者さん。薬や流動食を運んでくれた業者さん。律義にも入院費を支払いにきてくれたご家族。いっぱいの援助をしてくれていただいているみなさん。救援物資ありがとうございます。届きました。東京のライオンズクラブ有志のみなさん。私たちは本当にみなさんのおかげで生きさせてもらっています。命を奪われてしまった方がたのためにも私たちはなんとか頑張って復興していきましょう。よし、病棟を回ってきます。リビアも心配。
2011.03.21
コメント(0)
おはようございます。天気が良く嬉しいです。僕がもっている最後のコーヒーとなりました。以前、同窓会の時いただいてきた帝国ホテルのもの。今日も頑張れます。午後に被災者の44人を引き受ける特養に行きます。お一人お一人の体調はいかがでしょうか? 感染症が心配です。その後、久しぶりに自宅に帰る予定ですが、ガソリンの問題もあり、考え中。もし帰っても明日は精神科の救急当番なので朝病院に戻ります。医薬品も限られ、どんな状態の方が受診するのか心配です。
2011.03.19
コメント(0)
余震でまた揺れました。起きてしまいました。避難所で高齢者の方が亡くなってきているとの報道。行政からは超過入院は可能かどうかの打診があります。いろいろな事を迅速になるべく大きな間違いがないよう決めていく必要があります。今後は避難者はもちろん介護者や支援者の感染症対策が大事になりますね。薬も足りなくなるかな。予防のため、手洗いはしましょう。低体温症対策(震えがきたら要注意)、PTSDによる抑うつ(希死念慮、自殺企図)、不眠、不安などへの対応も今後の深刻な問題。認知症で寝たきりの患者さんへの経管栄養や抗生剤の点滴など、数が少なくなっていっているだけの現状の中、僕がいうのもなんですが、もっと必要な方がいるのではと優先度や重要度に日々葛藤しています。今のところ、継続は大丈夫ですが、来週以降は厳しい選択がひつようになってきそうです。おむつも足りないし。職員が通勤するためのガソリンがもうありません。早く流通してほしい。仕事の都合上、ガソリンスタンドへは並べません。疲労も蓄積してきています。うちの病院や特養にも早急な支援が欲しいです。ハタメグミさんのイラストです。ありがとうございます。だけど放射能怖い。
2011.03.18
コメント(0)
余震で起きてしまいました。職場の自室に泊まっています。燃料、食料が心細いです。水と浄化槽、薬や点滴のボトル、針。流動食。オムツ。ガソリンがなく、通勤の問題。心的身体的な疲れ。お亡くなりなった後の様々な問題。今後、一人当たりの治療やカロリーの維持が困難になります。葛藤します。それでも命がある分まだいいという思いでいます。なんとか電気が復旧しそうです。ラジオで窃盗事件のニュース。残念です。本当に残念です。震災はベガルタのホーム開幕前日でした。今後ユアスタに行けるのはいつになるだろう。復興のシンボルになってもらうよう、満員のホームで応援したいです。そんな時を励みしています。
2011.03.16
コメント(0)
自宅に戻りました。3時間並んで、食材や雑貨を一人10個限定で購入しました。長い長い列。でも誰も割り込まず、皆さん並んでいました。並んでいた坂道で子供を乗せたお父さんの自転車のチェーンが外れた時、かけより自転車を押さえてくれた男性。僕達はこの状況でもやさしさと規律をもっています。時間が経過するほど被害の状況がわかり、悲しくなります。全体像がわかったときが怖い。でも僕達は頑張って再興をしていきましょう。今回お世話になっている日本中、世界中のみなさんへ、いつか東北は元気になったと報告しましょう。お陰様で恩返しが出来るようになりましたと。みちのおくということでみちのく、文化が低い意味でした。今、未知の苦に対して、みちのく、東北の頑張り所です。百年後の子孫へ文化や志があったことを伝えたいです。僕達は自分の出来ることをやっていきましょう。頑張るっちゃ東北。
2011.03.13
コメント(0)
いやー 怖い。まだ余震が続いています。 病院に泊まります。また揺れた。今夜は寝れないですね。 情報が少ない。明日の朝、被害状況を視るのが怖い。
2011.03.11
コメント(0)
先日、買いましたよ。これからの話の展開が楽しみです。年度末で、いろいろな会議が多いので疲れてしまい自宅に帰れない日が続いています。昨日は確定申告のため早めに帰宅、申告を済ませたあと、ほぼ日のサイトで購入した土鍋の使用前の準備でお粥を作りました。そのまま2日おいてからやっと使えます。このサイトにあるサカキさんのところは勉強になりますね。
2011.03.11
コメント(0)
先ほどいただきました。今年はこれから、ガランタミン、メマンチン、経皮吸収薬(貼り薬)であるリバスチグミンが市販されます(リバスチグミンは予定)。これまでのドネぺジルに加えて患者さん、ご家族、医師の選択の幅が広がることはとてもいいことです。あとは効果。どれも進行を抑える効果です。患者さんひとりひとりに合って、進行がくい止められることを期待します。
2011.03.11
コメント(0)
全12件 (12件中 1-12件目)
1