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羊さんは車が好きで今のスバル君がとにもかくにも超のお気に入り。好きすぎてなんかネット上で仲間集めて色々してるらしい。もう立派なオタクの仲間です。その集まりがこの間あって、そのときの写真がネットで見れると言うので拝見させていただいた。女の子・・・と言うにはあまり美しくないけれどとにかく生物学上は女性にあたる(推測)ドイツ国籍の人間数名と(←ひどい)なんかちょっとやばいんじゃない・・・・・・・・って言う生物学上は男性の(推測)ドイツ国籍の人間沢山に囲まれた羊さん・・・。そういや髪の毛切ったって言ってたけど、ちょっとオデコ広くなってない?いや、嫌いじゃないけどさぁ。てか、そのやる気のない髪型なに?ボサボサってかもうオッサン???しかもすごいタイミング悪いカメラマンだったらしく羊さんの顔ものすごいヘン。ヘンなんて一言じゃ足りない。変態。目が半目で死にそうな顔してる。口も変な風にゆがんでる。千年の恋もさめるわい。会えなかったこの3ヶ月、羊さんが無意識のうちに美化されてたようだ。昔はよく羊さんの写真とか眺めてため息ついてたけれど、最近面倒くさいから見ていない。見ても別の意味のため息が出るだけだ。(↑倦怠期じゃないの?)この間姪っ子に初めて会ってからは姪っ子がめんこくてめんこくてたまらんからパソコンの背景画面も姪っ子。もち、携帯電話も。ちょっと前まで羊さんとのツーショットにしてたけど、男友達に発見されて検証してもらったところ、『おまえばっか目立ってて彼氏ただの脇役じゃん。』と言われたので私は羊さんの姿が見たいのではなく自分の姿が見たいだけだったことに気がついた。(↑ナルシスト?)テレビの上に飾ってあった羊さんとのツーショット、気がついたら倒れとった。ベッドのとこにもツーショット写真あったけれど気がついたら漫画「ブラックジャック」に埋もれとった。面倒くさいから、羊さんが来る前日まで直しまへん。唯一私の視界に入る写真は財布の中にある羊さんの昔のパスポート写真とふたりで去年撮ったプリクラである。でも面倒くさいし見たくもないからいちいち見ない。(↑あの情熱は何処へ。)羊さんってあんなにダサかったっけ?羊さんってあんなにダサかったっけ?羊さんってあんなにダサかったっけ?(↑自問自答。)なんてったってドイツの田舎の兄ちゃんだもんなー。「おりゃ東京さ行くだ。」って田舎の友達に言やー千人針こぞって贈ってくれんだもんなー。(↑誰もそんなものはくれない。 てか、千人針を知らない人がいませんように・・・・。)なんかそんなイモ兄ちゃんに接吻するのもいやになってきた。いやだー。いやだー。ジェームス・ディーンがいいよぅ。イモ兄ちゃんの顔が成田空港で近づいてくるなんていやだーいやだー。今度日本にまた来たら日本海軍旗を買うんだ、なんて言ってたし。どうしよう、どうしよう。このままじゃますますただのイモ男だよー。なんで今まで気がつかなかったんだーバカっ バカっさとっきーなのバカっ一週間後に会うのがすごく怖くなってきた。(ドキドキドキ・・・・。)
2005年04月30日
病に伏せると人は無性にパソコンにしがみつきたくなる。体感温度38度の世界はまだまだ続いております。昨夜死にそうな声でまた羊さんに助けを求めた私。別に電話をかけるからといってすぐに会いに来てもらえるわけでもないのだが病に伏せると人は心細くなるのもまた真実である。羊さんは陽気に日本で何をしたいかを話し出した。『ボクの弟がデジカメ買って来てくれって言うから またアキバハラに行かないとならないかなぁ。』(↑アキハバラ、ですが。)『ヨコハマにまた絶対に行きたい! リベンジするよ、リベンジ!』(↑コスモワールドにあるゲーセンの車競争で私に負けた羊さん。 別に横浜でリベンジしなくてもいいと思うけれど・・。)『あーキオト(京都)楽しみだなぁ! ところでキオトには何があるの?』(↑何があるのって・・とりあえずエッフェル塔はないよ。)スターウォーズっていう映画の新しいのがもうすぐ来るらしく、それを一緒にみたいなぁ、と言い出した。私、SF系ってあまり見ない。別に嫌いなわけではないけれど積極的に見たいと思わないだけだ。ミュージカルとアクションとホラーは大好きだ。戦争ものは映画によっては好きだ。コメディも映画によっては好きだ。アニメも別に嫌いではない。スターウォーズと言う映画は巷ではとても人気があるらしいことは知っている。アメリカに留学していたときのホストマザーの息子が大好きな映画だったし、むかーし付き合っていた恋人にスターウォーズのエピソードなんたらと言う映画に付き合わされたこともある。でも興味がわかないのだ。へんてこりんな生き物が競争している姿を見ながら眠ってしまいそうだった。SF好きにはたまらないのかもしれないけれど私にはそれが理解できないというもの。昔NHKでもやっていたけれど宇宙船レッドドアーフ号は好きだ。あ、こりゃSFコメディか。エゲレスの番組で、横文字ではRed Dwarfと書くそうです。スターウォーズと言う映画はどうやらシリーズ物らしい。でも私は一番最初のを見たことがない。シリーズ物は二番目からずっこけることも多いので、一番最初のものは面白いのかもしれない。でも見ようとはあまり思わない。エイリアンは好きなのだが。だから羊さんがSF系の映画を私と一緒に見たがるとき、正直私は困る。と言うか、羊さんの見たがる映画=私の興味のない映画なのである。別に私は羊さんが何を見ようとかまわない。勝手にひとりで見るか友達と見てくれればいい。ところが羊さんは一緒に何かを共有したがるタイプなので一緒にみようよーみようよーと誘ってくる。ウザい。いったい何本の退屈な映画を見せられてきたことか。一方で羊さんは自分の今まで興味のなかった映画でも私が好きだ、とか見たい、と言うと喜んで見る。今じゃ「サウンド オブ ミュージック」を好きだというし、「マイ フェア レディー」の歌も鼻歌で歌えるほどに成長した。話を戻すと、スターウォーズって映画を見たいと羊さんが言い出したので、『あたし Shall we ダンス のリメイクの方がいい。』と言ってやった。そんな映画は知らないとほざくので、(←羊さんって憐れ)リチャードとジェニファーが出てる映画だよ、もとは日本の映画なんさ、と説明してやった。『こないだリチャード・ギアが来日して インタビューされてるのテレビで見たらさぁ、 すごく気さくで好きになってしまったんさぁ! あーあたしリチャードがいいわー!』と言うと、(↑単純)『じゃあボクはジェニファー。』と言い返すも、『いいよ、別に。』とあっさり言われる羊さん。しばし無言が続いた。その昔「ラスト侍」を一緒に見終わったときも、『あーあたしやっぱ真田広之だわー! 好き好き、日本男児最高っっっ!!』と言うと、(↑やっぱ単純)『ボクだって竹刀持っているよ!』とせっかく竹刀を持ち出してきたのに、『あんたは日本男児じゃないからそそられない。』(↑ひ・・ひどいよ!)と言われて無言の羊さん。とりあえずスターウォーズって言う映画は羊さんと一緒に見に行きたくない。ただでさえ羊さんと一緒にいると退屈で刺激がないのに(←あたし本当に酷いよ)また変な生き物が競争したり戦ってるのをあんなでっかいスクリーンで見せられたら♪探し物は何ですか 見つけにくいものですか 鞄の中も 机の中も探したけれど見つからないのに まだまだ探す気ですか それより僕と踊りませんか 夢の中へ~夢の中へ行ってみたいと思いませんか~ウフッフ~♪になってしまう。(井上陽水 「夢の中へ」)体感温度38度なのでそろそろ眠ります。
2005年04月29日
このままじゃ本当に退屈なゴールデンウィーク。まだまだ体感温度38度の世界からお送りしております。(↑寝るべき。)羊さん来るまであと10日ばかり。あ~どうにかして体調整えないと羊さんにイモ粥作ってもらうことになってしまう。いやだ、イモ粥は食べたくない。いやいやそれ以前に成田まで行く自信がない。喧嘩も終わっちゃって退屈だから(←オイオイ)羊さんにメールで質問してみた。問い: あなたの彼女について詳しく描写してください。 長所・短所、外見・内面すべて含めて。回答: ボクにとってさとっきーなはボクよりちょっと小さな素敵な子。 素敵なこげ茶色の髪の毛してて、ときどき赤く染まっているけど どっちもボクは好き。 ↑ちょっと小さい?ふぅん・・。 いつも人の頭の上にデジカメ乗っけて風景撮影してるもんねぇ・・。 本当はこげ茶の方が好きなくせに気をつかっている羊さん。 こげ茶色の瞳をしてて、細身の体。これも好き。 それ以外だったらちょっとおっちょこちょいで、 人が転ばないようなところで転んだり、 物をすぐに落っことしたりするけど、それも可愛いから好き。 ↑これで細身なら一般日本人女性は極細だぁよ。 おっちょこちょいも“可愛い”の一言で長所に早変わり。 キミの頭の中の大部分は周囲の人への配慮で締められてて、 ときどきちょっと行き過ぎたところもある。 とても賢くて、意見が食い違うときにはそれを隠さない。 楽しくて、芸術、とくに音楽に対してとっても敏感。 だから歌うのが大好きで、ボク自身は音楽はたまに聴くだけで キミほど敏感ではないのですごくそこも大好きだ。 ↑羊さんはジャイアンです。 そこも大好きだ。 よく笑う子で、ボクはキミの笑い声を聴くのが大好き。 人と一緒にケラケラ笑うのも好きな子。 ↑ただし羊さんは私を笑わすことがなかなかできない。 退屈だから。本当に退屈な男だ。 映画や本みたいな娯楽に関してはとても変わった趣味を持っていて、 流行に決して流されない。 人の意見に流されずに自分で自分の意見を構築することができる。 そんなキミが大好きです。 とてもナマケモノでよく寝る子。 太陽の下でごろごろする動物を思い出します。 これも好きです。 ↑ゴリラとか猿人系の動物がサングラスかけて寝っ転がっている姿を 連想してしまうのですが・・・・。 猿人。 →クリック 私はこれをドイツで買って姪っ子にあげました。 あたしたち、申年生まれ仲間なもので。 美味しいものが大好きで料理も大好き。 美味しいものはみんな知っていて、 新しい食べ物にもすぐに挑戦する。 それはキミがいかに偏見ない人物かと言うことを表すのでこれも好きです。 ↑ただの食いしん坊も、よく言えばこうなる。 周囲の環境、とくに周囲の人々の気持ちに敏感で、 人の気持ちを汲み取ることがよくできる子。 強い意志の持ち主だけれど、それゆえに頑固で 他人の考えを見過ごしてしまうことがある。 人のことばかり心配して、肝心の自分の幸せを忘れてしまう。 だからもうちょっとリラックスするべきだと思う。 ↑羊さんは私の人生の師匠です。 賢いわりにはマヌケで、明らかにおかしいというようなことに気がつかない。 だれでもそういうところはあるけれどね。 ↑あなたもね。 以上全てのこと、短所も含めて大好きです。 だってそれがあってのさとっきーなで、 それがなかったら今のさとっきーなではなくなってしまうから! ↑これが真実の愛だぞ!と言う羊さんの主張を示唆する。 キミはとってもワンダフルでラブリー! 本当にアイシュテル!!!!!!!!! ↑胃が痛い・・・・。みんなしてゴールデンウィーク旅行しちゃってさぁ・・。羨ましいだぁよ、素直に。私生まれてこの方ゴールデンウィークにでっかい旅行をしたことありません。ヨーロッパにいたときにも有名美術館に行ったことありましぇん。別に美術に興味ないわけじゃないのだけれどイタリアにいたときなんていつも大学の寮にいて、イタリア人とスパゲッティかピザをつつくか、それ以外は羊さんと退屈極まりないドイツ(←かなり失礼?)でイモ料理一緒につくるかイモ畑一緒に眺めるくらいしかしたことありましぇん。羊さんとパリに行ったときなんて、ドイツ人用のバスツアー旅行だっし、あの頃は今よりもっとドイツ語わからなかったのでいちいちバスの中で説明されたことは何もわかりましぇんでした。ベルリンの大学にに教授がいるから会いに行く!って羊さんに宣言したら「それは不倫だ。危険だ。」って止められて結局ベルリンは行けずじまいで今に至ります。何をどうしたら不倫になるのかわかりましぇん。だれかあたしをさらってちょうだい・・・・。せめてゴールデンウィークくらい・・・・・。つーか、読み返すと、羊さん別に私じゃなくてもよさそうだねぇ・・・。
2005年04月29日
体感温度38度の世界からお送りしております。このままじゃ死ぬ、と言うことでヘロヘロになりながら車を飛ばして薬局に薬やらお粥やら飲み物やらを買いに行った。(↑車に乗るべきではない)そうしたら薬局ですごいもの見つけてしまった。注:お食事中の方はご遠慮ください。クリック。ひょえ~~~~エチケット袋ゲロゲロ。私その場でぶっ倒れそうになりました。
2005年04月29日
羊さんにまた怒られた。(↑もう勘弁してくれ。)羊さんにとって私は手のかかるどうしようもない「女の子」なのである。よく言われる台詞は『キミ何歳だよ!』である。『23だわよ!悪い?』『24だわよ!悪い?』『25だわよ!悪い?といい続けてきているが全部否定される。『違うね!君は14歳だね!』はぁ?なんで14歳なわけ?なんで13でも15でもない14なわけ?その根拠を言ってみなさいよ?西暦何年何月何日何時何分地球が何回回ったときにどこのドイツ(←ウププ)がそう言って西暦何年何月何日何時何分地球が何回回ったときにそれが確固たる根拠になったわけ??????? (↑この時点で十分14歳の素質あり。)『なんで怖がって99%しか信じてくれないの? 100%信じる価値は絶対にあるのに!! ボクはキミを100%信じてる!全部言う! だってキミを あ い し て る か ら!』とまた言われた。これじゃ「101回目のプロポーズ」の武田鉄也だよ。髪の毛は短いけれど。その価値があるってその根拠も不明だわいっ、ボケッ、アイシテルからで全部片付けるなっ!だから高校生だっっちゅーの! ライダーキック食らわしたろか!『ボクはキミと毎日話したいのー! ボクの生活はキミ中心なのー!! キミがボクにバナナケーキやにんじんケーキを 作ってくれるのと同じなのー! ボクは起きて仕事行ってキミとオンラインで話して そして寝る毎日なのー!!!!それがしたいのー!! ボクはキミと時間を過ごしたいから 休暇の計画立てるときは全部キミ中心なのー! だってキミを あ い し て る か ら!』ギター侍に斬ってもらってくれ。『ボクはキミに会いたいのー! だってキミを あ い し て る か ら! だってキミを あ い し て る か ら! だってキミを あ い し て る か ら!』『どんな困難も乗り越える価値があるのー! だってキミを あ い し て る か ら! だってキミを あ い し て る か ら! だってキミを あ い し て る か ら!』 これじゃホントに熱血金八先生だよ、羊さん・・・。結局怒られまくって最後には仲直りで終わった。また風邪をぶり返してしまった。また38度・・・・。なんで、なんで、なんで・・・・。これじゃゴールデンウィークは何もできないなぁ。ああ悲しい。あと十日ばかりで羊さんが来るのに。
2005年04月28日
考えれば考えるほど腹立たしく二週間後に顔を合わせるのかと思うと蕁麻疹が出そうだ。それでいて会ったら会ったでまた「羊さん大好き、ごめんねっ!」なんて言っている自分の姿が思い浮かび、その想像の中の自分にも腹が立つ。羊さんが先週書いてくれたメールはありがた迷惑な内容だった。だから余計に私は返事をしなかったのにまったく何もわかっちゃないあのイモ男。****羊さんからのありがた迷惑なメール****(英語で)ハロードイツ語で書いてって言うからドイツ語で書きます。そうすればいつもボクが英語で言わんとしていることがキミに伝わるだろうから。このメールがどれだけボクがキミのことをアイシュテルかを伝えるのに役立つといいのだけれど。※「英語は母国語じゃないからうまく伝えられない」 と言うのでだったらドイツ語で書いてくれ、と言ったから。 でもだったら最初からドイツ語で始めてくれ、と思った。(ドイツ語で)本当にキミのことアイシュテます。キミが問題を抱えているということはそのことになんの影響も与えません。ボクにとっては、ボク自身がキミと一緒に問題を乗り越えること、そしてキミの問題を解決すること自体がボクたちの関係に属するものなんだ。※一緒に乗り越えなくっていいって言ってるのに。 それがイヤだってずっと言い続けているのに。 私の問題は私の問題として処理させてほしいのに。キミが問題を抱えているからボクにも重荷だ、とかキミは鬱陶しい、とかそんなこと思わないほどボクのキミに対する愛は強い。※それはありがたいのだけれど・・・。できる限りキミに幸せでいてほしいと思ってる。でもキミがそんなにストレスを溜めた状態ではそれが不可能だというのがボクにはわかる。だからボクができる形でキミのストレスを取り除きたいと思ってる。たとえそれがほんのちょっとであるとしても。キミは前にボクの愛がどれだけ重くて大きいか聞いてきたよね。あのときボクはうまく答えられなかった。でもボクの行動からボクの愛がどれだけ大きいかキミに伝わるといいのだけれど。とくにボクが今上に書いたことから。※気持ちはありがたいのだけれど・・・・。(なぜか突然英語で ←ふざけてんの?)あまり複雑すぎないといいな。でもキミはドイツ語得意だから大丈夫だよね。※はぁ?バカにしてんの? あんた私のドイツ語みくびりすぎじゃい! あたしゃ某ドイツ語教室で中級レベルじゃわいっ! あんたの日本語より、あんたのフランス語よりずっと上手じゃわいっ! (怒)(怒)(怒)(怒)(またドイツ語で ←なぜに??)キミの具合がはやくよくなりますように。それからボクと電話で話したのが少しその手助けをしたといいのだけど。キミのためにもっといろんなことをしてあげたいです。例えばお茶をいれてあげたり、暖かい毛布を持ってきてあげたり、またはたんにキミのそばにいてあげたり。※それだけでいいのに、どうしていつも余計なことするの?キミに会いに行ったときは数ヶ月会えなかった穴埋めをちゃんとします。キミに会えるのが本当に楽しみです。※穴埋めなんていいから、 余計なことしないで素でいてちょうだい・・。(また英語 ←なんで?)追伸:キミが一人になりたいという理由だけで別れたいなんて言ったのが悲しいです。キミがそんなこと言わないようにキミを十分に支えてあげられたらいいのに・・。キミはいつもボクが支えようとするとそれを拒む。でも・・ボクはあきらめません。ボクはずっとキミを支え続けます。ボクはキミを幸せにしたいのです。たとえそれがキミを失うという結果になるのだとしても・・・・。ボクは自分の幸せよりキミの幸せを願います。それだけ君のことをアイシュテいます・・・。※この辺でもう言葉がない。イッヒ リーベ ディッヒ**********************どうやったら私の気持ちが通じるのだろう。遠距離期間過去最長 --- 3ヶ月。私たち、織姫と彦星みたいに1年も離れ離れになったら二人とも流れ星になって消えちゃうんだろうね。
2005年04月27日
羊さんの再来日まで二週間を切った。そんなこと忘れるほどに羊さんに苛立ちを感じていた。苛立っていた私は実は週末に札幌にいる間羊さんに一切メールを書かなかった。もちろん携帯電話からメールを書くことはできるし、私の両親のマンションにはちゃんとパソコンもある。でも書きたくなかったのだ。私は恋人に対してはかなり筆まめで、連絡もこまめにとるタイプだ。羊さんと付き合いはじめてからもずっと連絡はこまめにとってきた。日本にいようとイタリアにいようと。ドイツに一緒にいたときだって羊さんが仕事に行っていればSMSも送ったし、手紙だって書いたりした。その私が三日もメールを書くことを絶つというのは もはや「拒否」に近いものがあるのだけれどさすがの羊さんもここ数ヶ月の間に私が数回この「拒否」をするので危機を感じ始めているらしい。でも何を言ってもまたあーだこーだ否定されるのがわかっているから何も書きたくなかったのだ。当然羊さんはこれに対してキレた。この間の喧嘩はこのことが発端となったのだ。『キミのことすっごく心配した。 どうして“元気?”とか“おやすみ”の一言すら メールをしてくれなかったの?』と言われたので『そんなこと言いたくなかったから。 このまえ話し合ったことに対しての返事をする前に そんな陽気なメールを送れなかった。 何か言えばまたすぐに否定されるだけだから、 何を書いていいのか、何をどう書いていいのかわからなかった。』と言い返した。もちろんお説教の嵐。とにもかくにも毎日連絡をくれなければ心配。短くてもいい、何かサインを送ってほしい。返事をする時間と言うのは必ずあるものなんだ、って言ったのはさとっきーななのにそれを実行しないのは不公正だ、と言われた。人にしてほしくないことをしているさとっきーなは本当にひどい子だ、と言われた。不公正。ひどい子。もし具合が悪かったり書けない状況ならその旨をメールで一言伝えてくれればいいのにそれすらもしないのは本当に不誠実だ、と言われた。不誠実。もし同じことを自分がされたら絶対に怒るのにどうしてそんなことをするのか理解できない、と言われた。普通だったら書けるはずのメールが書けないと言うのはもう「拒否」状態に入ってしまっているということなのだからそんな状態で「あなたに今メールを書ける状態ではありません」なんて言えるわけがないのだ。その一言すら書きたくないほど拒否してしまっているのだ。だいたいそんなこと言えばまた心配して質問の嵐になるのは目に見えているから言いたくない。私がメールを書かなかったことに対して怒りを押さえきれない羊さんが『わからないよ。 ボクにメールの返事もくれない女の人に どうして会いに行かなきゃいけない? ボクのことを無視するのに? メールは書かないけれど会いたいです、なんて どうしたら信じることができる? 二週間毎日一緒にいるのに無視されるなんていやだよ? ボク日本でひとりで何をすればいいのさ?』なんて言い出した。『ちょっとメールを書ける精神状態じゃなかっただけで、 会いたくないなんて一言も言っていない。 無視されてるって感じたのならごめんなさい。 でもこうして電話をかけたでしょう。 なんで二週間一緒にいて私が無視するって話になるの? 全然関係ない話でしょう。』『メールを無視するんだから 一緒にいても無視をするかもしれないでしょう。』あほくさい論理。あほくさい論理。あほくさい論理。鬱陶しい。鬱陶しい。鬱陶しい。『じゃぁ日本来るのやめれば? そんなに言うならやめていいよ。 私は会いたかったけれど。』そう言って電話を切った。半日後に来たメール:『ボクたちはもう喧嘩のことを忘れて、 来月のことを楽しみにしたほうがいいと思う。 キミに会えるのを本当に楽しみにしているから。 ボクたち今回すごく長い間会っていないから喧嘩をしてしまうんだ。 キミのこと本当にアイシュテル!!!』喧嘩のけりもつけていないのに何を言ってんだこいつは、と思って『問題が解決しないうちは会いたくありません。』と返事をした。すると、『問題が解決していなくても会うべきだ。 キミの問題解決のためには、ボクに会うべきなのだから。 むしろそれが問題解決につながるんだよ。』と返ってきた。私の言った「問題」って私たちの喧嘩、私たち自身の問題だったのだけれど羊さんは勝手に「さとっきーなは自分の抱える問題が解決しないうちは ボクに会ってはいけないと思ってしまっているんだ。」と思い込んでいるのだ。勘違いだよ、羊さん。また返事する気が失せた。不公正・不誠実でひどい子。それがさとっきーな。
2005年04月27日
羊さんがこう言った。『キミは付き合い始めてからこの2年間、 ボクのことをちっとも信用していない。』『キミは嬉しいことはいつもボクに話してくれるけど 悲しいことになるととたんにボクを遠ざけて口を閉ざす。』『キミは何か問題があるとそれをひとりで解決しようとして キミを助けようとする人(←自分のこと)を遠ざける。』『“休暇だけの彼氏・彼女”がイヤだって言ったのはキミだけど そのキミがボクを“休暇だけの彼氏”として扱っているんだよ。』『ボクは君のことを助けたいだけなのに、 キミはいつもそれを拒むんだ。』『キミは何か嫌なことがあるとすぐに諦める。 勉強や仕事はあんなに頑張るのにボクらのことになるとすぐ諦める。 腕が痛ければすぐにその腕を切ってしまうのと同じだ。』『キミは君のことを愛する人を傷つけるのがすごく上手だね。』全部、昨夜から明け方にかけて電話で喧嘩をしているときに言われたことだ。こうして書き出してみると随分いろんなことを言われたものである。しかし羊さんの言っていることは正しい。羊さんのことを信じているけれど100%ではない。99%は信じているけれど1%は自己防御のために残してある。でも羊さんにとってはその残り1%が私たちの関係の妨げになっていて、私が100%羊さんを信じさえすれば喧嘩の大部分は減ると信じている。喧嘩が減るかどうかはわからないけれどやはり100%信じるなんてそんな怖いことはできない。羊さんにとって愛は100%の信用らしいので私が99%しか羊さんを信じないということは私の羊さんに対する気持ちは100%の愛ではないということらしい。これが羊さんを悲しませているらしい。私は喜怒哀楽の表現がわりとはっきりしているほうだけれどどういうわけか恋人である羊さんには喜と楽ばかりを出して怒と哀はあまり出さずに自分の中に秘めていることも多い。羊さんは、心から愛し合う恋人たちは喜怒哀楽すべてを出し合うものだと信じているので私がそのうちポジティブな面ばかりを見せるというのはやはり羊さんを信用していないということで、それはつまり100%の愛ではないということの表れなのだ・・と言う論理に再び戻る。喜怒哀楽すべてを出さずにポジティブ面しか出さないわけだから当然何か問題が起きればそれを羊さんに見せない。見せたくない。ほんの少しくらいなら見せるけれど100%は見せない。振り出しに戻る。この論理で突き進めば当然私は羊さんを本物の恋人として扱っていないことになる。“休暇だけの彼氏・彼女”になりたくないと嘆いていたのはそもそも私だったのに、楽しいとき・嬉しいときだけ気持ちの共有をしてそれ以外は羊さんを排除していた私の行動は言っていることに反して“休暇だけの彼氏”として羊さんを扱っていると言うことになる。羊さんは私が悩むと助けたがる。私はそれを拒みたがる。そんなに激しく私の心の中に入られると引いてしまうのだ。悩んでいる部分と言うのはとても重要でプライベートな部分でそこに100%信じていない人が入り込もうとするのは私には不快極まりないことでありそれをされればされるほど逃げたくなる。勉強だとか仕事の場面では打ちのめされてもしばらくすれば自力で立ち上がって頑張れるのだが恋愛になると「もういいや」とわりと簡単に思ってしまう。腕が痛ければその腕をすぐに切ってしまう、と言うのは打ちのめされたらそのままで、努力もさほどしないで諦めてしまうことを表している。羊さんを99%しか信じないこと、都合のいい事しか気持ちの共有をしないこと、問題を自分の中だけに秘めて羊さんの助けを拒むこと、羊さんの助けを拒むこと、ふたりの関係がちょっとうまく行かなくなるとすぐに投げ出すこと。これが全部羊さんを悲しませていて、心を深く傷つけているのだという。羊さんのことが大好きだと思っていたし今でも大好きだって思っている。でも全部をさらけ出すのはなんだか怖いしその勇気はなかなか出てこない。時間が経てば経つほど勇気が出てこない。付き合い始めた頃は今よりも信じきっていた。裏切られてもしょせん「短い関係だったから」って割り切れると思っていたから。でも2年経った今では「短い関係だったから」と言うにはちょっと長すぎるしここで100%信じて裏切られたら深く傷つくだろう。ブスだとかデブだとかって言う不満だったらお洒落をしたりダイエットしたりして変えられるけれど内面についての不満ってなかなか変えられないから性質が悪い。だったらさっさと他の人を見つけて幸せになってくれればいいのに、と思うのだけれどそんなことでへこたれるのは羊さんにとっては愛ではないのだ。羊さんはかなりの熱血タイプで困難を乗り越えてこそ愛と信じているのだ。具合のいいときであればそれを受け入れることはできるのだけれど具合が悪くなるととたんに羊さんの愛が重くて鬱陶しく感じられる。重い。重い。ものすごく重い。喜ぶべきなのに重くて苦しい。
2005年04月26日

二泊三日の北海道滞在から無事に帰ってきた。私が着いた土曜日の夜札幌はめちゃめちゃ寒くてそのままとんぼ返りしようかと思ったほど。バイトやらなんやら色々あるので今回は二泊三日しかできなかったのだけれどいろんな人に会えたしとっても充実していた。父親に会うのは昨年羊さんと一緒に札幌上陸して以来なので実に半年振りの再会であった。楽天な友達のriricちゃんにも久しぶりに会えて嬉しかった♪riricちゃんはさすがおっしゃれ~なところを知ってて見晴らしのよいレストランに連れて行ってくれたのだった。美味しかったよ~肉が本当に美味しかったよ~(他のものも美味しかったけど!)私が帰る最後の日(つまり今日)には実は新潟に住む姉がくる予定だった。実は私の姉には昨年の夏、私がちょうどイタリアから帰ってきたときに赤子が誕生していて私はまだ一度もお顔拝見していなかったのでちょっとドキドキだったのだ。さとっきーな叔母さん(ヤダ・・)はお姫様としばらく戯れてから東京に帰ってきた。可愛い、とにかく可愛い。さっそくデジカメで撮った写真を眺めたけれどもう可愛くてたまらない。ムチムチのももとか小さな手足をジンギスカンにして食べてしまおうかと思うくらいだった。もう言葉がないのでこれにて終了。写真特別公開。
2005年04月25日
私の体調の悪さはどうやらただの風邪だけではないらしい。そのせいか、いつもはものすごい大食いの私が本日食したものは、豆乳飲料麦芽コーヒー 2パックとコンビ二の納豆巻き 1本と貧乏お好み焼き 手のひらサイズ 2枚(具はキャベツとうす~い豚肉のみ)だけ。貧乏お好み焼きがやったらまずくて食べたあと小一時間くらい気持ち悪かった。(でも他に食べるものないから食べた。)このように私は時として自分の食したものに吐き気を催すことが本気である。それにしてもどう考えても健康にはよろしくない。昨日は何を食べたっけな~って思い出してみると豆乳飲料麦芽コーヒー 1本 (←お気に入り)と充実野菜 コップ 2杯と手作りトマトソーススパゲッティ バジリコ風味のみ。その前の日は何を食べたっけな~って思い出してみると豆乳飲料麦芽コーヒー 1本 (←お気に入りだから)と充実野菜 コップ 3杯といちご 半パックとコーヒー味のアイスクリームのみ。この日は本当にダウンしていたからこれだけ食べるのさえも辛かった。熱があったから冷たいアイスクリームがありがたかった。(でもひとりで車飛ばして買いにいったんだぜよ。←危険行為。)これじゃなかなか体調が整わないわけであるが私はどうやら別の何かも持ち合わせていることが判明した。(なんか体内で飼ってるみたいな言い回しだな。)婦人病の一種なのだけれど2年ほど前に患ったものとほぼ同種。体の調子やお肌の調子がさえないわけだ。と言うわけでちょっと沈んでいた。そこまで沈むものでもないのだけれども、五月病みたいなものだ。羊さんも心配していたから一応報告しなくちゃと思ったけれどなんかゴチャゴチャ書くのも面倒くさくって『悪い知らせです。』とだけ書いた。さすがにやばいと思ったのだろう、(この間ッから「ありがとう」攻撃もされてるし)すぐさま電話をかけてきてくれた。もんのすごい優しい声で(↑ナイン!って言うときと正反対。)『さとっきーな、さとっきーな? どうだった?なんだって?大丈夫?』と言うではないか。羊さんて見た目に似合わず優しいところがある。(←ボロクソ)私が元気になるように何かしたい、とか早く京都に行きたいね、とか私の気がまぎれるようにだろう、珍しく随分気を遣って話してくれた。『つつじが咲き始めたよ。 運がよければ羊さんが来る頃まだきれいに咲いてるかもね。 羊さんに見せてあげたいから、 来る頃まで散るのを待ってねってつつじにお願いしておくね。』なんて顔に似合わず乙女チックなメールを送ったあたひ。(↑うわぁ~恥ずかしいよぉ~恥ずかしいよぉ~。) それについて羊さん電話でこう言った。『つつじが咲き始めたってね? ボクが行くまで待っててってお願いしてくれるんでしょう? 楽しみだなぁ、つつじをキミと一緒にみるのが!』(↑羊さん、加山雄三?)この会話だけをこうして見ると私たちって本当にキモい。そんなわけで(どんなわけ??)明日から札幌に行ってまいります。
2005年04月22日
私の地元には某電気製品販売店がある。お日様マークのこの店は、私の地元の駅前にそびえたつ。お日様マークのこの店に数週間前立ち寄った私が買ったのは、USBタブレット。何じゃそりゃーってマウスの代わりにワイヤレスペンでいろいろできますよ~と言う便利?商品。値段も3000円しないくらいです。別にそんなに興奮する代物ではないのだけれどお絵かきが大好きな私はこれでお絵かきをさっそくしてみた。(↑暇人。)二十代の独身女が夜な夜なパソコンでお絵かき。どんな絵を描いたかって言うと、『ヒチュジさんりんご』と『さとっきーなりんご』が仲良く戯れて (なんのこっちゃ)『さとっきーなりんご』が『ヒチュジさんりんご』に『あいしてる』と言っている絵。我ながらほほえましいと思った。(↑ただのアホだよ。)私ドイツ語のウムラウト(文字の上のポチポチ)が好きだから『ヒチュジさんりんご』と言うアルファベートの上に強引にウムラウトをつけてみた。さらに、『さとっきーなりんご』と言うアルファベートの上にも強引にウムラウトをつけてみた。正しく発音したら『ヒチョージューそんりんぎゅー』とか『ぜとっきーねーりんぎゅー』と言う感じか。カラフルに色づけもして、羊さんに送ってあげた。羊さん、それに甚く感動したらしく(↑一体どういう感性の持ち主なんだ。)すぐに私の携帯電話にメールを送ってきた。『アリガト!!!!!! すっごく可愛い絵だ!!!!! イッヒ リーベ デイッヒ!!!!!!』そんなことでキミは私を愛してくれるのかい。単純だねぇ。その次の日くらいに電話で話したときも私の画才を褒め称えてくれた。(↑親バカ素質十分。)やたら優しい口調で話す羊さん。相当あの絵が効いたらしい。甘い声でアイシュテルと聞いてもないのに言ってくる。(↑ウザい。)そう、羊さんって見た目とは裏腹?に可愛いものに弱い男なのである。(↑別に私の描いた絵はそこまで可愛くもなかったけれど、 あばたもえくぼ、恋は盲目って言うもんなぁ。)去年の夏に私がドイツにいたとき、羊さんは仕事に行かなければならない日が数日あった。夜のお仕事もあるので(ホストの仕事じゃないよ。)明け方帰宅することもしばしばあった。そんなとき私は退屈なドイツのテレビを眺めて(↑見る、と言うレベルに至れないから、眺める。)適当にパソコンをいじって遊んで床に就くのが習慣だった。あの頃まだ(↑と言っても半年くらい前)熱い心を持っていた私は寝る前に、朝に帰ってくる羊さんに向けてメッセージを紙に書いた。『お仕事お疲れ様。 さみしいけれどひとりでまたお先に眠ります。 はやく隣に来てください。 アイシュテます。 さとっきーなより。』暇なので(←常に暇)その横に適当な挿絵も加えた。羊さんは夜勤ごとのこのメッセージと挿絵に甚く感動し(←単純)アイシュテルと囁きながらベッドに眠る私のもとへ入り込んだり、やや情熱的?に抱きしめてくれたりしたものだった。そして翌日には『可愛いメッセージありがと!ありがと!』と褒め称えてくれた。(↑今じゃ怒られてばっかだけど。)見た目はあんなに怖い羊さんだけれど(↑私はとっても恐彼氏家。←恐妻家じゃなくて。)可愛げのあるものにはキュンキュンくるらしい。この間CDロムに落とした写真を送るときにも小物をいくつか詰め込んだ小包を送ったのだけれど、箱をテープでとめる前に私は箱の内側部分に絵を描いた。(↑と言うか、私相当暇なんだな。)また、りんごの絵と「アイシュテル」。羊さんはそれにも甚く感動し、(←本当に単純だ。)即座に私にメールを送ってその感動を伝えてくれた。『さとっきーな!可愛い小包ありがとう! 中に描いてある絵も本当に可愛かった!!』そうして『たくさーーーんアイシュテル!』と言う。愛されるために今日はどんな可愛いことを演じてみよう。(↑悪魔?)
2005年04月21日
『羊さんにもっと感謝の意を表しよう』キャンペーンをひとりで開催している。風邪をひいて、ひとりで寝ているとこのまま羊さんに会えない様な気すらしてきた。こんなときに頭に浮かぶのは、咳をしてもひとり (尾崎放哉)とにかく病に伏せった私は今まで羊さんに文句ばかり言っていたことを急に後悔し始め、もっと愛情表現をしなければいけない、と思い始めた。だからとにかく思い出した順番に羊さんにお礼を言うことにしている。『羊さん、ヨーグルト味のキャンディーを日本に帰る前にくれてありがとう。』何も知らない羊さんはやや驚いて、『?それ2年前だよ?』と言う。『素敵なクリスマスをありがとう。』『なんで突然?』『羊さん、可愛い絵本をありがとう。』(↑だんだん気持ち悪い)『それも随分前の話だね。』あまりにも私が「ありがとう」を何度も何度も言うので羊さんはさすがに気持ち悪く思えてきて私に追究を始めた。『さとっきーなどうしたの? なんでそんありがとうばかり突然言うの? なんか気持ち悪い。 まるで明日にでもキミは橋から飛び降りそうな雰囲気だ。』『じゃぁ横浜に行かなきゃ。』『え、ヨコハマ?』『ベイブリッジから飛び降りたら気持ちいいかも。』『さとっきーな気持ち悪いよ、本当に気持ち悪いよ! 一体全体何があったの?? すっごく怖いからやめて!!』『なんもないけど、今まで色々してくれたことに対して ちゃんとお礼言ったかどうか忘れちゃったから・・。』『言ってたよ、ちゃんとお礼を言ってたよ! だからしっかりして!もういいよ!』『でもね、ちゃんと伝えるべきことは 今のうちに伝えておかないとさ・・。』(↑意味深で気持ち悪い発言ばっか。)『ええ?なんで? キミ自殺でもする気なの?!』『ああ、いたなぁ、そんな人・・・。 22歳で小学校の先生になりたてで、 学校の図工室で自殺してしまったんだって・・・。 悲しいよね、世の中ってさ。なんでだろ~・・なんでだろ~・・。』(↑昨日見たばかりのニュース)『さとっきーな、気持ち悪い・・・。』気持ち悪いって最愛の恋人に連呼されたまま私は床に就いて眠りに落ちた。ところが朝五時半くらいになるとものすごい吐き気とともに目が覚めた。これはもうだめだ、と思った私はゼ~ゼ~言いながら羊さんに電話。(↓本当に死にそうな声で)『羊さん、羊さん、ガホツ ゴホツ ゲホツ。 あの、とにかくいろいろありがとう。』『何?何?どうしたの?なんでそんなこと言うの? キミ、最近気持ち悪いよ!!』『なんでってもう言えないかもしれないから・・。ゴホゴホゴホ。』『さとっきーな、さとっきーなっっっ! 何があったの?何が一体どうなってこうなっちゃったの?』『(吐きそうだったので)もうダメ・・行かなきゃ・・。』『行くってどこに?!』『お便所・・・。』『わかった!じゃ電話かけなおしてくれる?』『無理だと思う。 とにかくありがとう、本当に行かないと・・。(吐きそうだから)』電話を切ってトイレで鬼太郎になった私。(ゲゲゲ)寝床に戻ってゼ~ゼ~していると羊さんから携帯電話にメールの嵐、それに答えないで(答えられないで)いたら、羊さんがさすがに私が死ぬのかと思って電話をかけてきた。『さとっきーなっどうしたの?! 何があったのか教えて!何かあったんでしょう?』『羊さん・・・ゴホゴホゴホゴホゴホ。 もうダメみたい・・。オヤスミ・・。』そう言って電話を切るとまた羊さんからのメールの嵐。『熱が38度ある。』と必死の思いでメールを打つととにかく冷やしてどうしてもダメなら救急車を呼べ!とものすごい切羽詰った感じのメールが来た。今日の午後会う予定だったドイツ人の友人にも死にそうな声で電話をしてキャンセルを伝えた。すると午後にも心配して(ものすごい声だったから)電話をわざわざかけてきてくれた。『電話で元気をあげます。』と言ってくれた。しばらくしてから母にメールをすると心配して電話をくれた。『薬を速達で送ろうと思ったんだけど、 そうしたら明後日くらいになるかもしれないみたいで・・。 それじゃ意味ないからねぇ・・。』と言っていた。いくら国内にいても神奈川と北海道ってけっこう離れているんだよなぁ。咳をしてもひとり・・かぁ。羊さん今までありがとう・・・。
2005年04月20日
滅多に風邪をひかない私だが、実は風邪をひいて死にそうだった。喉をやられたため、美声が一気にオヤジ声。(←美声?)昨夜は喉が痛いのなんの、息苦しくってどうにもこうにも眠れない。ああ、なんか色んな事を思い出してきた・・・もうすぐ私逝ってしまうのかな・・・・・・・(↑アホ)てなわけで羊さんに夜中に電話をかけてみた。心配してくれるかなぁと期待してたのに、羊さんはなんか食べながら、『救急車呼んだら。』と冷たく言い放った。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シネ!私は負けない。
2005年04月19日
喧嘩を長引かせるのも嫌だったし私も大人にならなければいけないと思ったので羊さんに電話をかけてみた。案の定彼はご機嫌斜めでなんで私があんなに冷たい態度をとったのかまったく理解できないと言う。『だーかーらー』と言って説明したら100倍返しで反論された。さすがイモ魂。何をどうしたらあんなに力んで反論できるのだろうか。【羊さんの反論】※はさとっきーなの心のうち。『ひどいよぉ、ひどいよぉ。 キミならもっと優しい言葉かけてくれると思ってたのに ぜーんぜん何も言ってくれないでさ、怒っちゃうんだもん。 ボクはただちょっと文句言ってただけなのに、キミが怒っちゃうんだもん。 グズグズグズグズ・・・・・。』※今年の夏はどっかの寺の林間学校にでも参加しろ!『なんでキミに会いに行くことが無駄遣いだなんて言うの?! なぜゆえそんなことを思うのさ?! ボクは今まで君に贈り物するのに無駄遣いだからやめようなんて言った?! キミに会いに行くことは今年最大の投資なんだよ!』※はぁ~?投資? 何なのその表現。 あたしは株じゃないわよっっっっ!『キミがスキだっ、スキだっ、スーキーだ~~~! アイシュテルんだっ! キミは世界で一番大切な人なんだ!』※フォークソング系?『さとっきーなに会うためだったらたとえ航空券が 1500エウロでも買って会いに行くさ! キミに会うため、キミと一緒に時間を過ごすためのお金は別っ! ボクはさとっきーなにあーいーたーいー!!!』※じゃ2000エウロだったら諦めるんかい?『ボクにとってはお金よりさとっきーな! ボクにとっては車よりさとっきーな! キミがジュリー・アンドリュース好きなようにボクは車が好きなだけ! だってもしジュリー・アンドリュースのコンサートがあったら キミは必死でチケット取ろうとするでしょう?!』※ジュリー・アンドリュースと車を比べるなんて ジュリー・アンドリュースに失礼だ。『ボクはさとっきーなをアイシュテルんだよ~!』※またかい!『ボクを信じてよぉ、もう2年も一緒なのにキミは信じてくれない! ボクを信じて!!!アイシュテル!!! ボク今までに何か悪いことした?ね、ね、した?? してないでしょう?じゃぁ、信じて!ボクを信じて!』※しつこいっ!『さとっきーな、ボクを他の人と取り替えないでね? ボク心配だよぉ、心配なんだよぉ! ボクは絶対に誰ともキミと交換しない! だって誰もキミと交換なんてできるわけないんだ! ボクはさとっきーなじゃなきゃヤー!』※交換って何?!ちり紙?!『さとっきーなに会いたい!さとっきーなに会わなきゃいけない! キミがドイツに来てくれれば・・・。 夜寝るときにキミがいないからボクのもうひとつの枕が可哀そう。 さとっきーなのいびきが聞こえない。 さとっきーなに蹴りを入れてもらえない。 さとっきーなの寝言が聞けない。ウジウジウジウジウジウジ。』※暴走しすぎっ!『さとっきーなはボクのことが心配だったのか?! そうか、そうだったの?! うれしいよーうれしいよー! キミはボクの安全が心配だったんだねー! 明るいよっ!(←やっつん)』※単純。 ↓私が心配してるということで機嫌がよくなり、即話題変更。『さとっきーな、ボクたち会えるまで後2週間だよ!』※はぁ~?あんた算数もできんようになったのかい? まだ3週間じゃい!『さてはキミはコップに水が半分入っているのを見て “半分しかない”って思うタイプだね! ダメダメ、それはダメなんだよ! “半分しかない”んじゃなくて、“半分もある”んだよ! だから3週間じゃなくて2週間!!』※え・・? それって違うよね??? その理論変じゃない?言わんとしてることはわからなくないが・・。 3週間はやっぱり3週間でないのかい。『さとっきーなー、迎えに来るときミニスカートはいてね?ね? 暖かければはいてね、ね、ね? ボク興奮して成田からキミの家まで生きていられるかなぁ。』※あんたが生きてられないならはきません!またアホくさい形で喧嘩が終わってしまった。はぁ。温度差があると片方が暴走する。
2005年04月15日
ちょっとムカついた話。去年買ったスバル君を通勤に使うのはもったいないし、そもそもあの車を買ったのは自分の趣味のためなのだから断じて通勤のためには使いたくない・・と言うわけで最近羊さんは二代目の車を安価で購入。仕事場が変わった関係で電車ではちょっと行きにくいので車がやはり必要だという。ちょっと行きにくいだけなのか不可能なのかいまいちわからないのだがとにかく電車通勤と言う選択肢はないらしい。でもお金がかかるのがそんなにいやなのならすでに持っているスバル君で通えばいいのに、と私が言ったところで羊さんはナインって言う。ドイツでは手に入りにくい車な上に趣味で買ったんだから絶対にいやだ、と言い張る。けれど安い中古車(10万未満)を買えば当然故障はすぐするだろうし(実際すでに故障し始めている)そんなものに毎日乗ってアウトバーン飛ばしていれば危険だ。安物買いの銭失いってこういうこと。だから現在の状況を鑑みた上での私の提案は、やはり今のスバル君で通勤すること、なのだがそれだけは絶対にいやなのだと言う。そこまで言われると私はもう何も言えない。私に何を言って欲しいのだろうか。別に私のことじゃないからいいのだけれど延々とこの話をされても何も言えない、言ったところで即座にナインって言われる私にはたまったもんじゃない。安物の車を買えばどうにかなるだろう、と言うなんとも浅はかな考えにもやや呆れた。安い車をあんだけ走らせればすぐに故障することくらいは大人ならすぐにわかるはず。それを知って購入を決めたのかどうかしらないけれどもし知らなかったのならかなりマヌケだし知っていて購入したのなら文句は言うべきではない気がする。そして全ては仕事場が変わったせいで、あと一年半もこの退屈な職場で働き続けるなんてありえない、不可能、無理、と言い張る。仕事である以上好きなことばかりやるわけにはいかないと思う。それに一年半でまた異動があるのならいいでしょう、新しい職場に行けばそれなりに居心地がよくなるかもしれないでしょう、と言ってもナインと言われるだけで私の慰めなんて全く意味がないように思える。午後勤務だと家に帰ってくるのが遅くって何もできないからいやだ、いやだ、と言うけど私の父は朝から晩まで何十年も働いていた。週休二日だけでそれ以外はいつも夜九時過ぎに帰ってきていた。それに比べればほんの週に2~3回ばかり午後勤務だなんて、しかも1月に2週間、来月も2週間、秋にもまた休暇・・なんて言う生活しているんだから文句言うなよ、とまで思ってしまう。もちろん生活基準がドイツと日本で違うから仕方がないけれども。それだけでもかなり私はイライラしていたのにお金がなくなる、お金がない、今までの貯金がパァだ、お金が、お金が・・なんて言われるともう限界の域に達してしまう。だから『それなら来月日本に来るのもやめれば? 自分のお金ぜ~んぶ自分のために使えば? 自分の時間ぜ~んぶ自分のために使えば? アホくさ。ひとりで勝手に生きていけば?』って言ってしまった。『なんでそうなるの?そんなつもりじゃないのに! なぐさめてくれると思っただけなのに。 もちろんキミが一番でそのずーーっと後に他の事がくるのに! キミに会えることが最大の喜びなのに! #&*@+¥”*?!&%%¥{・#・・・・・・・』アホくさ。私って冷たい女なんだなぁ。でもムカついてしまった。一体私にどうしろと言うのだ。
2005年04月15日
夢をみた。その(1)父が突然死んでしまい私は泣きじゃくってどうやら札幌へ行くのだが、葬式の最中に突然透明の棺桶の中に眠る父が咳き込み、喉から何かを吐き出し生き返る・・・と言う夢。白雪姫??でも夢でよかった。『まだお父さんと話がしたい。 去年の秋から会っていない。 まだまだお父さんが必要なのに。』と泣き叫ぶ私がいた。生き返って安心するところで目が覚めたがまたそのまま眠ってしまった。その(2)最近知り合った同僚が出てきた。彼と仕事の話をしているのだが気がつくと手をつないでいた。(ぎゃ~~~~)夜が来たので私は帰らなければならなくなってもう行かなくてはいけない、と彼に告げた。すると彼が私の腕をつかんで、『おれ、またおまえに会いたいからさ。』と言うのだ。この「おまえ」と言う表現をイケメンの彼に言われて相当クラクラしてしまった私。(好きな男に「おまえ」と言われるとクラクラくる私。アホだ。)『あたしだってまた会いたい!』と言って抱きつく私。欲求不満?皮肉にも羊さんが私の携帯に送ったメールで目が覚めてしまった。*****きっと昨夜羊さんと喧嘩して『ひとりで勝手に生きてけば。』なんて言ってしまうほどに羊さんにあきれ果てたからさっさと他の男に夢の中で走ってしまったんだ。情けない。自己嫌悪。
2005年04月14日
元気を出すためにこんな歌を聴いてみる。***テレビも無エ ラジオも無エ自動車もそれほど走って無エピアノも無エ バーも無エ巡査毎日ぐーるぐる朝起きて牛連れで二時間ちょっとの散歩道電話も無エ 瓦斯も無エバスは一日一度来る※俺らこんな村いやだ 俺らこんな村いやだ東京へ出るだ東京へ出だなら 銭コア貯めで東京で牛飼うだ※ギターも無エ ステレオ無エ生まれてこのかた見だごとア無エ喫茶も無エ 集いも無エまったぐ若者ア俺一人婆さんと爺さんと数珠を握って空拝む薬屋無エ 映画も無エ たまに来るのは紙芝居俺らこんな村いやだ 俺らこんな村いやだ東京へ出るだ東京へ出だなら 銭コア貯めで東京で馬車引くだディスコも無エ のぞきも無エレーザー・ディスクは何者だ?カラオケはあるけれどかける機械を見だごとア無エ新聞無エ 雑誌も無エ たまに来るのは回覧板信号無エ ある訳無エ 俺らの村には電気が無エ俺らこんな村いやだ 俺らこんな村いやだ東京へ出るだ東京へ出だなら 銭コア貯めで銀座に山買うだ(作詞作曲:吉幾三)***
2005年04月13日
数週間後に羊さんはまた日本に来るのだけれど、そのときに一緒に京都へ行こうという計画がある。二人ともビンボっちゃまなのでせいぜい一泊二日か二泊三日の旅になるだろう。羊さんは前回の日本滞在でも私がいつもドイツで同じ場所に留まり続けるように私の自宅にほぼいっぱなしでそこを拠点に東京と神奈川をグルグルしたのみだった。唯一関東を出たのは札幌にいる私の両親に会いに行った三日間のみだった。(↑石狩でシャケ缶をお土産に買って行った外国人って羊さん以外にいるだろうか。)羊さんにちょっと違うところを見せてあげたいなと思ったし私自身も最後に京都を訪れたのが6年前なので久しぶりに行きたくなってきた。ビンボっちゃまの羊さんにずっとお願いし続けた結果どうやら一泊二日くらいならいいかなぁと言う風向きになってきたので内心嬉しくてたまらない。(割り勘なんだけどね。)そこで私は新たな提案をしてみた。大学にドイツ人の友人がいて、彼もまだ京都へ行ったことがない上、夏に帰国する前には是非行きたいなぁと言っていたのでだったら一緒に行ったらどうだろうかと羊さんに相談してみた。実は友人にこの話を事前にしたところ、私と羊さんが一緒でもまったくかまわないし、むしろその方が楽しい旅になるだろうと言ってくれたのできっと羊さんも賛成してくれると思っていた。・・・ら『ナイーン!!』久しぶりにナインの雄叫びを聞かせていただいた。(↑ありがたや、ありがたや、イモのご加護がありますように・・・・)『でも羊さん、他の時間はぜーんぶ私とふたりっきりでしょう? だから退屈でしょう?京都に行くのにドイツ人いたら楽でしょう? きっとドイツ語でいっぱい説明できるだろうしね?』と言ったのだけれど、『退屈じゃナイーン、二人きりがいい! キオート(京都)に行くなら絶対に二人きりじゃなきゃヤー!! 別にドイツ語の説明なんていらナイン!!!』とものすごい勢いで返された。 『けど羊さんこれ以外はぜーーーーーんぶ二人きりだよ? 私は大学ないし、朝から晩までずっと一緒だよ? 下手すりゃトイレまであたし憑いて(←怖い~)くよ? 一緒の旅行だっていいじゃない?』『ナイーーーン!! キミに最後に会ったのは1月でやっと会えるんだから二人きりがいい! キオートに行くときは何が何でも二人きり! さとっきーなとボク!さとっきーなとボク!! (←しつこく主張) キオートに行くのは特別な時間だから絶対邪魔者禁止っ!!』段々ヒートアップする二人。(↑お決まりパターン。)今回も羊さんはなんだかんだ二週間日本にいて、(↑仕事休みすぎてないか?)その間の一泊二日ないし二泊三日の京都旅行に私のドイツ人の友人も参加と言うだけなのに。何が何でも二人きりを主張しなくてもいいのに。それとも昨秋に札幌の両親宅に泊まったときに私の母がなにがなんでも一緒に部屋には寝かさない!と言って結局私はいい歳して母の隣で寝かされたからそれを恐れているのだろうか?(↑おいおい、本当に何歳だよ。)(↑こっちじゃ二人きりで寝ているのだから別にいいだろうよ・・・ と思いつつも親の言いつけには逆らえず、 夜中まで羊さんの寝室でだべった後渋々母の元へ戻ったあたひ。 これも夜這い?)いや、私の友人は私たちが付き合っていることを知っているしまさか私たちの部屋に割り込んでくるなどと言うことはないはずだ。そんなことがあったら男爵イモを羊さんと一緒に友人に投げつける。 それでも羊さんは何が何でもいやだと主張し続ける。しまいには去年の喧嘩まで持ち出してきた。***昨年の誕生日に羊さんはイタリアにドイツから来てくれた。そのときに私のイタリア人の友人がマルペンサ空港まで車を出してくれた。だから私はその日の夜は彼へのお礼もかねて3人でピザを食べに行ったりしたらどうだろうか、と羊さんに提案したのだった。聞こえてきた一声はもちろん、『ナイーン!!』ちょうど私の誕生日の次の日だったのでそのまま私の誕生祝を二人きりでしたいと主張する羊さんに対し、私はそんなものは後であらためてすりゃーええでないかい!と言い張った。もちろん私の意見に羊さんが同調するわけなんかない。なにがなんでも二人きりじゃなきゃいやだ、とこのときも羊さんは必死で訴えていた。まったくなんて子供なんだろうと思った。しまいには羊さんものすごい例えまで持ち出してきた。『せっかく誕生日の一日後に会えるって言うのに、 キミは友達も一緒に食事がしたいなんて信じられないよ! それってボクにとってはね、 二人きりでベッドにいるのに他の誰かもベッドにいるのと同じなんだよ!! キミはボクを信用していないの? 誰か他の人がいないといやなの? キミは仲人さんがいないといやなの??』友人も一緒に食事をすることが一体全体なんで二人きりでベッドにいるときに第三者も一緒にいるって話に飛躍するのかがよくわからず、さらに仲人さんがいないといやなの?って言うのに至っては意味不明だった。***羊さんはこの去年の喧嘩を持ち出してあの時も私は理解していなかったけれど喧嘩の終わりに「わかったよ」ってさとっきーなは言ってくれた、それなのに一年経った今こんな提案をするものだから一年前の喧嘩からさとっきーなは何も学んでいないじゃないか、と言う論理を展開しだした。なかなか納得しない私に羊さんこんなことを言う。『2年前、キミが初めてドイツに来たときに 一緒にレストランへ行って食事をしたのを覚えている? あの時間はボクにとってかけがえのない思い出だし、 とってもとっても大切な瞬間だった。 去年のキミの誕生日も、空港での再会も、 久しぶりに会ったときの食事も、年末のパリ旅行も、 ボクにとっては全部全部大切で特別な瞬間なんだ。 だから他の誰にも邪魔されたくない。 今回のキオート旅行も同じなんだよ。 もう2年も付き合ってるから、なんてキミは言うけど ボクの気持ちは2年前から変わってないんだよ。 キミとできる限り一緒にいたいんだ。』ここまで強く言われるとさすがにぐっと来てしまい、不覚にも涙が出てしまった。でもそれは嬉し涙ではなかった。羊さんは私が感激して泣いていると思っていたみたいだけれど。喜ぶべきなのになぜか喜びきれない。だってだってそれじゃそばにいたら私たちの時間は特別じゃないみたい。そう言ったら反論してきた。『それは間違ってる。 そばにいてもいなくても特別。 でもそばにいたら別の日に二人きりで同じことすぐできる。 でも今は離れているからそうはいかない。 だからボクは二人きりがいいんだ。』だからそれはそばにいたらやっぱり特別じゃないってことじゃん。・・・・って繰り返したってきりがないのだけれど。 武田鉄也が言っていた。『幸せをつかみに行ってつかんだ者は誰もいない。 幸せは感じるものなんだ。』L心の感じ方ひとつで幸せになれるはずなのに。羊さんが来るまであと3週間と数日。幸せは感じるもの。だから感じる努力を始めてみる。
2005年04月12日
今年の誕生日に羊さんはきれいなきれいな腕時計を贈ってくれた。『キミすぐに遅れるけど腕時計していれば 朝も寝坊しないですむし、 そしたらボクを迎えに成田に来るときも遅刻しないでしょう?』と言うわけのわからない理由付だった。去年はワッフル作り器と言うでっかい?家電製品をもらったため今年は一体何をくれるのだろうと冷や冷やしていたけれど、(パン焼き器とか送られてきたらどうしよう、なんて考えてた。)やはり郵便で送らなければならないというところから無難な腕時計がハリボーのグミやなんかと一緒に届いてほっとした。その前の誕生日にはブレスレットをもらったけれどイタリアであっけなくなくしてしまった。泣きながら探したけれど見つからなかった。よりによってなんで今年は腕時計なんだろう、とふと思った。私が今までずっと使ってた腕時計は昔の恋人に誕生日にもらったもので、それをもらって数ヵ月後には別れた。その後も平気な顔してその腕時計を使っている私に母は「もういい加減にしなさいよ。」と言った。でも可愛い腕時計だったし新しいの買うお金もなかったししつこく使い続けて早三年。羊さんも私の腕時計が素敵だと誉めてくれた。そのときはさすがになんだか私は悪いことをしているような気がした。実際悪くもなんともないことなのだが。普通に面と向かって贈り物をもらう場合、その価格と言うのは未知である。調べようと思えば調べられるがたいてい未知だ。むしろ未知のままのほうがいい。しかし小包になって送られてくる場合その総額合計がおおよその形で記されていることが多い。私は見てしまった。(家政婦は見た?)ケチな羊さんが、あのケチでどうしようもない民族の子孫(どこのドイツだ?ウププ)である羊さんが、あのケチでケチで本当にケチでほかよりも高い板チョコやほかよりも高い食器洗剤やほかよりも高い歯ブラシを私が買うとお説教たれる羊さんが、貧乏で靴下に穴があいているのを使っている羊さんが、貧乏で下着にも穴があいているのを使っている羊さんが・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・・。贈り物と送料合わせてイチマンエン以上も軽く?費やすなんて信じられないのよっっっっ!(つーかそんなこと考えている私が一番貧乏臭くていやらしい。)それに引き換え、あたしが去年の羊さんの誕生日にあげたものってサティで買ったベネトンのお財布、サンゼンエンぽっきり!!!(↑もちろん、割引き対象品だった。)それ以外になんか余計なおもちゃみたいなのゴチャゴチャつけたけれどそれでもそんなにいかない。今までずっと羊さんはビンボっちゃまだって思っていたけれど実はこのビンボっちゃま使うポイントをちゃんと押さえていたのだ。いや贈り物は気持ちなのだ。気持ちが大切、気持ちが大切。それなのに気になってしまうあのお値段。ああ、私いつの間にこんなにドイツ人みたいになったんだろう?『羊さん、あなたは私に小包送るときお金出しすぎだよ。 私送料にあんなにお金かけないよ。一体何しているの? 信じらんない!あんな箱に30エウロ近くかけるなんて! 私いつも10エウロくらいで済んでいるのよ?!』なんてこないだ羊さんにお説教したのは、わ・た・し・・・。『いいじゃないか、ボクが送りたいんだから!』と言い返されたのもわ・た・し・・・。立場逆転。
2005年04月07日
イタリアの大学にいたときに知り合った真面目なイタリア人少年に久しぶりに絵葉書を出した。それがちょうど届いたらしく、彼から電子メールが届いていた。“チャオ ベッラ! 絵葉書届きました。すっごくすっごくきれい、どうもありがとう! 今僕はシチリアの実家で休暇を過ごしています。 でも来週にはまた大学のためにミラノへ戻ります。 君は元気にしていますか? そうだ、今年の夏、僕と僕のお父さんが日本へ行きたいねって話があります。 近いうちに電話をかけます。 君のことをいつも思っています!!大好きだよ!! キス、ラテンボーイより”彼は私が今まで出会ったイタリア人の中で一番真面目で純粋だったイタリア男。(他のイタリア人って一体・・)出会ったときまだ彼は19歳で去年やっと20歳になったばかりである。可愛らしい顔をしたこの少年、たいそう私を慕ってくれてイタリアにいる間はよく一緒の時間を寮内で過ごした。ドイツのイモ男なんか捨てて僕にしろよ、と言ったのもこの少年である。君の笑顔より美しい花はないと言ったのもこの少年で、いつの日か日本へ行くからね、と言ってくれたのもこの少年である。揺れたこともあったけど、結局私は羊さんの“アイシュテル”と羊さんと時間をかけて築き上げてきた関係を失いたくなくて何事もなく終わった。それにしてももしかして日本へ来るかもしれないなんて話をなぜに父親としているのだろうか。ひとりではなく父親と一緒と言うのがとても気になる。それはさておき。久しぶりに心が揺れた。羊さんもかつて同じように言ってくれた。『さとっきーなの国が見たい。 さとっきーなに会いに行きたい。 さとっきーながいるから日本に行きたい。』と。揺れたって彼はイタリアにいるしまだまだ大学生。別に何かがおきるわけもないのになぜか胸がきゅんとした。羊さんの再来日まであと一ヶ月と数日。
2005年04月04日
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