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この1週間は本当に疲れた。土日はたっぷり眠りたいとも思ったものの、前々から予約をしていたマルセイユへ。いつもの旅の友Mちゃんも、先週はドイツにスウェーデンに出張、来週からはマレーシアに出張という殺人的スケジュールの真ん中の土日を使っての参加。二人ともほんとーにタフだ。クロイドンの彼女の家に金曜日に泊まり、そのままガトウィック空港から6時半の飛行機で春の気配満載の南仏マルセイユへ。・・・セーターもわざわざ薄いものしかもっていかなかったのに、そこはいきなり寒風吹きさすぶ真冬だった。ややもすると風のないロンドンよりも寒いかも、というう冷え込みようで、いきなり意気消沈。でも前向きなのが唯一とりえの二人は「ブイヤベースはやはりこうした気候で食べなきゃね」と気分を切り替える。空港からプロバンスの中心都市、エクスアンプロバンスへバスで。「プロバンスの12ヶ月」の印象が強いせいで、こぢんまりとした村を印象としていたが、結構大きな町で、あまり風情もない。とりあえずランチのできる場所を探して市場の近くをうろつき、ブラッセリーに入ったけれど、かなりいまいちの定食で夕食でのリベンジを誓う。市場を見てチーズを買ったり、チョコレート屋を覗きながら、タピストリー博物館へ。ドンキホーテとかの物語を綴ったタピストリーがひっそりと置かれていた。ほかにはセザンヌの生家を見て、この街を去り、港町マルセイユへ。このマルセイユが噂どおりの治安の悪いような汚れた町で、フランスというよりはモロッコのような雰囲気が漂う。港を散策しようにも北風で凍えるようなので、もっぱら店をぶらぶら見たりしながら、夜のレストラン探し。夜は昼の分を補うくらいおいしいブイヤベース!!某地球の歩き方には「前菜に魚スープ、メインにブイヤベースがよい」と薦められていたけれど、この2品は若干コクが違うものの、ほぼ同じ味で、ちょっと失敗したかな。鰻のような魚とタラとムールの入ったブイヤベースは上品なおいしさだったが、もう少し「ぶっこみ風」な魚介鍋が食べたかったかも。翌日は電車で50分あまりのアルルへ。ここがなかなか面白い街で、まず第一にローマ遺跡(カエサルのころに植民地化)。浴場跡(Hotな温泉とぬるい温泉、冷水浴の3部分に分かれたもので、さぞかし気持ちよかったのだろう)からローマのコロッセウムよりも保存状態のいい闘牛場に、古代劇場跡まで小規模であるものの当時の面影を十分残した遺跡めぐりは面白かった。そして意外なほどスペインの影響が強いこと。スペインとアルルは隣接しているわけでもないが、民族衣装や料理(オリーブ油の使い方など)、絵画まで非常にスペイン色が濃い。そして3番目としてはゴッホだけれども、有名な「夜のカフェ」のモデルのカフェは、あたりまえだけれど冬でテラスが寂れていて、あまり雰囲気が見られなかった。ただ、彼が入院していた病院のあとに美術センターが開かれていて、そこの中庭が彼が絵にかいたとおりに展示されていて、花が咲き乱れそこだけ春の雰囲気だった。お昼に入ったレストランは魚スープもおいしく、そのあとの子牛のキャセロールもあつあつでハーブがきいておいしく大正解だった。夕方にマルセイユに戻りそのまま空港へ。行く前は「ああ週末は寝ていたかったな」とやや予約を後悔していたけれど、おいしいものを食べて、寒い中をいっぱい歩いて、いっぱいおしゃべりをしてとてもいい気分転換となった。
2004/02/29
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マキシム・ヴァンゲロフ(V)、ファジル・サイ(P)Bach Partita No.2(Solo V)Mozart Violin Sonata No.32Brahms Sonata No.3天才ヴァイオリニストのヴァンゲロフとトルコの新進気鋭のサイの競演ということで、二日間の演奏会が1週間も前に満席になっていた。最近気のせいなのか、演奏会の埋まりがよい気がする。前半はソロヴァイオリンでバッハだったが、入社第1週目で疲れて癒しを求めていた頭には、やや神経に障るような気がしてしまった。これがチェロならいいのだが、迫力のある彼の演奏にちょっと気疲れ。後半はジャズのImprovisationという感じすら漂う、サイとの競演。サイはただの伴奏者の枠をまったく超えていて、彼自身も積極的に音楽を先導していた。個性の強い演奏の二人のわりには、どちらも負けたり勝ったりしていなかったし、掛合いの妙のようなものも味わえた。よくも悪くも二人とも「芸達者」という感想が一番合う気がする。ただ、ジンときたのはBrahmsの2楽章だけ。楽しませてはもらったけれども癒されはしなかった音楽だった。
2004/02/27
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家に帰ると何も考えず、頭を空っぽにしたい消耗の日が続く。といっても月曜日と火曜日、まだ2日間だけれど。月曜日から新しい会社へ出社。同僚の人たちに挨拶したり、名前をいっぺんで覚えようとして無理だと認識したり、トイレの場所を確認したり、社員食堂のシステムを教えてもらったり、どんなメニューかにわくわくしたり、セキュリティーカードの写真を撮ったり、パソコンのセッティングに時間がかかったり、早速山ほどのマニュアルを渡されたり、慣れないテクニカルタームの頻出で眠気と戦いながらそれを読んだり、いきなり会議に連れていかれて透明人間になってしまいたかったり。いろんなことをしたようで、それでいて何一つまだ身についていない気のすることばかり。朝の駅から会社までの道のりで「積極的かつ前向きな態度で対処できないものはない!」と気合をいれ、帰りの会社から駅までの道のりで「今日もアクティブだった。明日もがんばろう」と誓ったりするけれど、家に帰るとただ、だらーんとただしたくなる。職場の人々は皆とても親切でスマートで善意にあふれていて、とてもありがたい。夜はだらーんとして翌朝また張り切って会社にいくことを当分繰り返せば、もっとそのありがたさを理解できたり、百分の一でもなんらかの形で返せたりするのかな。久々の気負いと消耗を抱えながらそうなれるよう貪欲に毎日を進めようーっと。週末は入社前ということで比較的落ち着いた日々。とはいっても、土日であわせてRegent Parkを5周。特に土曜日は久々に(8年ほどまえに河口湖1周14Kmマラソンを走って以来かも)10Kmを超える距離を走った。驚いたことにほとんど筋肉痛は残らず!!まだまだ行ける。まだまだ。夜は遅ればせながらLord Of The Ringsの1と2をDVDで見た。昔1を見たときは途中で眠くなって止めてしまったけれど、今回こうして改めて見てみるとStar Warsに近いものがある。特撮というだけではなく、核となる思想があったり(Sの場合はForceで、Lの場合は指輪そのもの)、善悪の取り扱い方が近かったり。Finalをまだ映画館でやっているうちに見に行かなくては!!
2004/02/24
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今週は現在の会社で働く最後の週。社会人歴は11年程度だが、現在の会社で既に3社目。何だか典型的な転職族。日本からここに転職したのもわずか2年半前なので、慣れたものに対する離れがたさのようなものは正直あまりなく、場所的にも非常に近いところが新勤務先なので、会いたい人とはまた会えると思えば感慨もない。長く勤めないことには情のようなもの(それに付随して義理やらしがらみやらも生まれるのだが)は生まれない。そういったWetさが仕事の面で全くないことが、かえって転職族の一番寂しく思うことかもしれない。新しい会社はやはり同じく金融だが初めての外資系で、米国系の銀行だ。これだけ転職を繰り返していると、「外資ばかりでしょう」というイメージを持たれるのだけれど、不思議とずっとドメスティック金融機関ばかりだった。「禿げ鷹外資」の実の姿はどんなものなのか、実際に見てみるのがとても楽しみだ。仕事も同じ金融系とはいえ、全く別の視点が要求されるもの。環境も同じ部署には日本人が一人もいない、という逃げ場のないもの。この2年間ぬるま湯に漬かってきた自分にとっては、いきなり全身打たせ湯に打たれるようなもの。今日月曜日の朝について新しく勤める部署の人に電話をした。面接のときにも会った非常に感じのよい明るい人が電話に出てくれた。私の名を告げるとすぐに誰だかわかってくれて「Are you excited ? We also」と言ってくれたのがちょっと嬉しかった。「よおし!」と思った。多分しばらくはきつい大変な時期が続くのだろう。だけれどこうしたちょっとした人の暖かさや厚意により敏感になったり、「よしよし、やってみよう!」と小さくつぶやく機会は確実に増えるだろう。そう思うとやっぱり転職は楽しみだ。去る会社からの最後のプレゼント(?)なのか、今週会社のすぐ横の庭にて映画「Closer」のロケがやっている。キャストはジュリア・ロバーツにジュード・ロウ。管理が厳重でこの庭にCloserに寄ることはできないものの、遠巻きに見たり、また社の2階から見たりすることはできる。薄っすらと雪を降らせた公園での二人のラブシーンも見てしまった!!双眼鏡がないため顔の造作まではよくみえないけれど、ゴージャスなソバージュヘアに包まれた細い顔はまさしくジュリア!この映画の公開がとっても楽しみだ。
2004/02/19
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今シリーズで最終となる「Sex and The City」でキャリーの年上の恋人として登場中のミハイル・バリシニコフ。「ホワイトナイツ」で華麗なダンスと洗練された物腰に魅了されたのは遥かかなたの高校生時代。ドラマの中で見るミハイルはちょっと老練のセクシーな「マイケル・ダグラス上品版」という雰囲気だった。そんな彼がロンドンで単独講演を行うというのを聞いたときには、正直びっくりした。セクシーさは健在ながらも「ダンサー」としては老い過ぎていると思ったからだ。「世紀のバリシニコフも、所構わぬ出たがりになってしまったのかなあ」と思いながらも、Barbicanシアターに出かけてみると、そんな考えは浅はかな先入観であったと思い知ってしまった。以下Times評の抜粋WHATEVER he does, be it Hollywood, Broadway, his own brand of perfume or a starring role in Sex and the City, it always comes back to the dance. For that’s what Mikhail Baryshnikov does best, and even at 56 there are few in the world to touch him. His intelligence, charisma and commitment make him one of the most compelling artists in contemporary dance, and age has not withered him. How many other grandfathers can hold the stage for 90 minutes and leave us screaming for more? His Barbican show is an evening of modest choreography -most of it solos - which spotlights the Russian’s serene concentration, explosive energy and wonderful gift for self-mockery. He’s helped by invaluable friends: the pianist Pedja Muzijevic and the choreographer Michael Clark. Scarlattiや In a Landscape (music: John Cage)のピアノソロに乗った動き。安部公房の「箱男」を思わせる箱を頭に乗せて踊ったTere O’ConnorのIndoor Man。Lucinda ChildsのOpus One。後半はYazooや Mr XYZ (music: Leon Redbone)といったユーモラスな音楽を背景に、Co-dancerとともに、椅子や首から下だけのマネキンを使ったチャーリーチャップリンを思わせるダンスを見せてくれた。 ソロピアノに乗せた動きでは小柄な引き締まった筋肉(さすがに衰えは隠せないが)で、隅々まで漏れのない動きを見せてくれた。体の隅々までコントロールできるということは、これほどあらゆる所作を美しくみせてくれるのかとしみじみ思った。またあの身の軽さ。後半ではどたばたして見えるコミカルな動きをところどころ見せてくれたのだが、全く音がせず、だからこそチャップリンの無声映画を思わせるものだった。もちろんジャンプの高さや体のキレといったものの衰えは隠しようがない。それでも「キレがない」というよりは「余韻が残る」という感じがする。でもつくづく不思議なのは人間年をとると男女差が段々と縮まるのだという気がすること。彼の気品ある動きは歌舞伎の女形の動きというかバロック劇に出てくる貴婦人というかそんなことを彷彿とさせる。とにかく56歳という年齢を感じさせないというよりも、56歳にして見事に開花させられる面を存分に出し、老齢のもたらす限界を最小限にしか感じさせなかった彼にいたく感じ入ってしまった一夜だった。
2004/02/18
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定番の沢木耕太郎「深夜特急」に昔懐かし小田実の「何でもみてやろう」は大学時代に読んで「いつか私も行動半径を広げたい」と思ったきっかけの本。素樹文生の「上海の西・デリーの東」に椎名誠の「パタゴニア」は未だ訪れたことのない地ながら、やはりいつか旅してみたい土地を描く。有吉玉青の「ニューヨーク空間」には自分の留学時代を重ねてしまうし、留学前に会社の上司が黙ってプレゼントしてくれた藤原正彦の「遥かなるケンブリッジ」も珠玉のエッセイで今もロンドンの我フラットに持参している。昨年はまった須賀敦子の静謐なイタリアエッセイを読むたびに彼女の新刊がもう読めないことを哀しく思う。海外生活や旅をテーマにした本は大好きで、よく読む。「旅」や「海外」自体が非日常であるためか、その非日常性だけで綴られてしまう駄文(自分の文はさておき・・・だが)も多いものの、上につらねたタイトル等心に残るものも多い。今回そんなお気に入りの殿堂入りとなったエッセイストは山田稔。「旅の中の旅」1冊しか読んでいないが、彼の文はとてもいい。20年以上前パリに暮らした著者が出かけたギリシャ・モロッコ・スコットランドへの「旅の中の旅」。鋭い比較文化論や見るだに涎が出そうなグルメ論議、高雅な美術音楽鑑賞記もないかわりに、ただあるのは筆者の「日常的な」旅のお話。どこにでもある勘違いや小さな失敗談、同行の旅行者に対するやや辛辣な観察眼を利口ぶらず、いい子ぶらず、ただ素直に書いただけで読者を惹き付けてしまうのは、山田氏そのものの魅力なんだろう。ちょうど自分も訪れた3地域に関するエッセイで、かつモロッコで氏が騙されてクッションカバーを買うくだりなど、昨年の自分の絨毯買いを思わせたりして、一層近しく思いながら楽しめた。書きたいことを書いているとはいえ、一応公開しているこの日記。「人に見られる」ことを意識して一応書く故、書きながら「素直じゃないな~」と思うことはままある。氏のような自然な「日常的旅」を毎日綴れるようになれれば、と思うのだが。
2004/02/17
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週末土曜日・日曜日あわせてRegentパークを4周強走った。1周が5km弱でラップタイムはだいたい26分くらい。土曜日に10KM走ったあと、日曜日の10KMはさすがに足が重いものの、まだまだ余力は充分ある。昨年のNikeレースとかでは結構ぎりぎり10KMを走っていたことを考えると、距離には少しづつ慣れてきたかもしれない。それでも1月17日に走り始めて通算50KMくらいしかまだ走っていない~。これと等しい距離を1日で走るかと思うと、やはり気が遠くなる・・・できるのか本当に!1Km走ると10gの体脂肪が燃焼するそうだから、今のところ減った体脂肪は・・・えっ?たったの500グラム???ビールをがぶ飲みすればすぐに元の木阿弥じゃないか~14日はバレンタインデー。巷ではバラ価格が高騰し、ハートの風船がどこの店(WHスミスですら・・)でも飛び交っているけれど、至って平穏な1日を過ごした。ランニングの後は、ウィンブルドン近くで友人のMさんとステファノがやっているイタリア(サルディーニア)の食材店に行った。倉庫街の一角で週末だけテースティングをしてもらいながら、様々な物産を小売しているとのこと(普段は卸)。からすみにイカ墨パスタ。オイル漬けの野菜たち。いのししハムにぺコリーノチーズ。赤白ワインにパニーニ。友達ということで1時間以上もすっかり長居させてもらい、あれもこれも試食したけれど、何でもとてもおいしくって手頃な価格でバカ買いしてしまった。そのあとは稲門のMちゃんのうち(Croydon)へ。不思議なメンバー(老若男女ということ)でMちゃん、稲門のおじさん、私の彼、香港出身で早稲田にも在籍したことのあるHの5人。Mちゃん手作りの和食をつまみ、おじさんが持ってきてくれたワインを飲んで、疲れたらソファーで横たわって、ああなんて寛いだいい飲みなのか。日曜日はランニングのあとなんとなく家でだらだらして、そのあと、男関係で落ち込んでいる友人の話を聞きに喫茶店にいった。彼女はいわゆる「ダメンズウオーカー」で、まあどの話に出てくる男もとんでもないアンポンタン(死語)ばかり。でも、色恋沙汰のどろっとした話が苦手な(というか縁がない?)私としては、こういう場合の対応にとても困ってしまう。常套文句の「そんなので落ち込んじゃだめ!しゃきっとする!」と言っても、だらっとしかできない時だって人にはある。そんな彼女の時間の進行に合わせながら物を考えるのが上手くできないというか、一緒の心境に自分を置いてみようともしないので、自分は狭量だと思う。おいしいものでも作って食べて、しゃべろうよ!ということで、彼女を夕食に呼び、パスタディナー。3日後に南米に旅立つCが本日から泊まりなので、活発な彼女も夕食に加わってくれて、先程まで漂っていたどよんとした重いトーンもなくなったよう(私は思った)。まあ、Time Will Tellしか解決法はないけれど、あれだけモリモリと食べていたら、きっと大丈夫だろう(でも可愛い彼女のこと、また次のダメンズにつかまりそうでちょっと心配)。色恋の話を食べて解決するようにもってくるようでは、私も相当枯れているかもしれない・・・
2004/02/14
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Ego Wrappin’。一昨年の年末に日本に帰国したとき、弟が「絶対姉ちゃんはこれが好きだよ」と言って聴かせてくれたのが彼らの「色彩のブルース」。メローなブルースとハスキーな味のある中納良重のボーカル。普段聴くのはクラッシックかジャズ一辺倒。いわゆる日本の歌謡曲には、高校大学時代の久保田利伸以来殆どはまったことがなかったが(だからカラオケではとっても辛い)、これには久々に嵌ってしまった。アルバムを買い漁って日本に帰国以来好んで鑑賞。最近では新しく買った我Clara(Ipodの名前)に曲を溜め込み通勤中も聴いて、改めて鑑賞しているのだが、聴けば聴くほど良い!!まずは独特の歌唱力。かすれ気味な箇所など絶品だ。そしてジャンルを限定できないバラエティー。アルバム一冊にサイケな感じやジャジーな感じなど多くの「雰囲気」が詰まっている。また、曲構成自体がバラエティーに富みながらも、例えばジャジーな曲では定番中の定番的アドリブフレーズが入っているなど、ほっとして聴いていられる真っ当さ。最後に個性的な歌詞!「くちばしにチェリー」より♪なげかけた感嘆と砂ぼこりの中のステップながめて過ごすダイヤル 弧を描くナンバーはき出す出口 戸惑う 1日中泣いても意味ないWalkin’ 熟れてく果実おとしてよチェリー 見上げた空 飛ぶ鳥運ぶくちばしにチェリー 競うスピードより重要なのは着地チェリー いつまでもUPBEAT 届けてよ胸にもっと赤が美しいことを一寸先闇 赤をもっとおくれ くちばしにチェリー不純けちらして行こ 後光射す明日へ着地中でもお気に入りの曲は、「色彩のブルース」「くちばしにチェリー」「かつて」「Whole World Happy」や「平凡にして非凡なる日常」などなど。一曲一曲の作りこみの丹念さを考えると、量産できる歌手ではなさそう。ドラマの主題歌に取り上げられるなど、2002年頃に一応ブレークしたらしいが、固定ファンをがっちり捉える息のながーいバンドでありつづけてほしい。
2004/02/11
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久々に特段予定もなく、リラックス。とはいっても朝からランニングに出かけ、Regent Parkを2周(9KM)してから、午後にはNationalギャラリーに出かけ、そこから買い物などしながらゆっくりと自宅まで歩いて帰る。Nationalギャラリーへはヒエロニムス・ボッスとブリューゲルの比較展があるというので、心惹かれていったのだけれど、1室だけの小規模な展示で少しがっかり。それでもブリューゲルの風刺の利いた線画やボッスとブリューゲルの描いたキリスト生誕の場面の対比などが展示されていて、この比較をもっと大規模に開催されればいいのに、と思う。ボッスの絵はプラド美術館の「愉楽の園」を初めて見たときの印象が強烈だった。美術オンチで、「この色彩」とか「構図」とか、「筆致」とかをじっくりと眺める素養がない。従って、ボッスとかブリューゲルとか一つ一つの物体・人物に意味があって意味がないような群像画は、描こうとしている内容に想像が飛ぶのでとても面白い。夜は「Angels In America」というアメリカのエミー賞かなんかをとった戯曲の長時間ドラマを見た。レーガン時代のAIDSやドラッグの問題を扱っており、アルパチーノやメリルストリープ、メアリー・ルイズ・パーカーなんかが出ているというので期待してみたけれど、想像や夢の世界が錯綜していて、劇なら面白いのだけれど、ドラマにするとちょっとな・・・という感じで途中退出。
2004/02/07
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昨年10月から通っている国際関係論。外せないコンサートがあったり、寒かったりと様々な理由で休みもしているものの、行くと知的好奇心が刺激されて面白いのも事実だ。新しく取り組む分野であるため、先生の話に出てくる時事の出来事が分からなかったり、国際政治上特有の単語がすんなり理解できなかったりするが、先生の個人的な各国訪問談や友人教授の体験などを交えて話をしてくださるので、気後れせずに済む。本日のテーマはEUとNATO。前半の講義の後、最近のEU拡大のメリット・デメリットに関しての討論となった。「Natoの拡大はUSにとってプラス(力の及ぶ範囲の拡大)。しかし例えばルーマニアは仏寄りであったり、ブルガリアは米寄り・反仏であるため、最近の米仏の関係を鑑みるとEnlargementがNATO内部での亀裂増長に繋がる場合もある」(ブルガリア人・フランス人)「Natoのそもそもの設立目的である反ソという側面が薄れて、形骸化も指摘される一方、東独の加盟などロシアとの国境に向けて勢力規模が拡大しつつあることもあり、新たな緊張関係を生み出す端緒となる可能性あり」(ロシア人)「EU拡大は人や文化の交流を促進する一方、不要な人材交流に繋がり、移民問題をもたらすことで、かえって交流を阻害する恐れあり(最近の仏でのムスリムスカーフ禁止問題を例示)」(イギリス人)EUもNatoも既メンバー国も新規参加国も政治的立場はそれぞれで、その立場も時の流れに従い大きく変わっていくものなので、同じポイントがメリットにもデメリットにもなりうる。それ故、「~という状況下、~という観点から見ると・・・」と厳密に定義して細かく考えることが必要である一方、木をみて森を見ずでもいけない。クラスの人種構成は様々でイギリス人は数人、仏やスペイン、ブルガリアにロシア、インディアンブリティッシュなど様々なので、こうしたディスカッションをすると各国の立場の違いと個々人の性格のぶつかり合いで結構「会議は踊る」状態になってしまう。今回のEUとNatoに関して日本は外様なので、白熱する議論に首を突っ込みながらも、どこか仲間はずれの気分も味わってしまった。
2004/02/05
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<映画>(1)10日間で男を上手に振る方法、(2)松本清張 天城越え、(3)Angels In America(アメリカの長編テレビドラマ)、(4)メリーに首ったけ、(5)Miss Congeniality(「Miss自然体」といった意味だろうか。なのに邦題は「デンジャラス・ビューティー」・・・この邦題の解釈には苦しむ)(6)Two Weeks Notice (7)&(8)Lord Of The Rings <本>(1)文明の衝突(サミュエルハンチントン:昨年途中でほおってしまったため、再度挑戦)、(2)旅の中の旅(山田稔:感想は別途記述)、(3)半身(サラ・ウオルターズ:昨年のこのミス一位)
2004/02/04
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今日は節分。イギリスなんかに長く住んでいると「節分」やら「七夕」といった日本の伝統行事を妙に生真面目に行いたくなってしまう。1週間前の新聞でたまたま「節分の恵方巻き」の話が載っていて、実家にいたころのことを思い出した。節分の日、我が家は豆まきだけでなく恵方巻きも厳粛に行う。まずは豆まき。鬼の面こそかぶらないものの、豆はシンプルな煎り豆(私はノリ付きの味豆が好きなのに)。豆をまく順序は年男Or年女→年齢順。当日に食べる豆は厳密に年の数だけ、と決められている。そして両手で作った輪くらい大きな恵方巻。中身は干瓢と卵ときゅうりとしいたけそしてなぜかほうれん草が入っていることが多かったと記憶している。頼んだとて、いかがわし気な蟹カマなどは決して巻いてくれない。これをその年の恵方に家族全員が向かって、直立不動(ここが大切!)で太巻きを食べる(切ったりはしない)。夕食はこれだけ。子供の頃、特に身近な人に特に反抗したくなる思春期の頃は、このクラスの誰もがやらない(ちゃんと調査はしたのだ)馬鹿らしい(と思えた)習慣を非常にうざったく思っていた時期もあった。でも、今年なぜかこれを久しぶりにやってみたくなった。会社の後は、バーミンガムから講義のためロンドンに来た台湾人のWと、もうすぐ南米にいくCといっしょにチャイナタウンでご飯。その後今宵は我が家に泊まるWといっしょに帰宅し、恵方巻き(具はアボガドとツナと卵ときゅうりという洋風)をつくり、Wにいいかげんな節分の説明をして(Devil Out!Luck In!)、いやがるパートナー(今年厄年)に無理やり豆を蒔かせ、恵方を向いてまるまるかぶりつかせた。小さい頃は、もっと豆を食べたい!と切実に思ったけれど、34粒一気食いというのは意外ときつい。先に食べた焼きそばといっしょですっかり満腹満腹・・・ゲンを担いでしまう年になったのか、ふるさと恋しさか、母に似たのか、ついついムキになって行事を執り行ってしまった夜だった。
2004/02/03
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Bavarian Radio Symphony Orchestraconductor: Mariss Jansons ベートーベン5番 運命ベルリオーズ 幻想交響曲今年初めてのクラッシックコンサート。ドイツでベルフィルに次ぐといわれるバイエルン放送交響楽団を聞くのは初めてだ。マリス・ヤンソンズはこの前ここの常任指揮者に就任したばかりで、「べト5と幻想」という人気シンフォニー1,2を争いそうな親しみ易い演奏曲目だ。べト5では、あの最終楽章の晴れやかな箇所で、なぜだかこの前見た映画「Seabiscuit」の出走前の緊張感溢れる華やかな高ぶり(観客も馬主も騎手も調教師も)を思い出してしまった。「一世一代の勝負前、もうあとは運を天に任せて走るだけ、もう手を尽くすことは何もない」というぎりぎりのラインでの高ぶりや一瞬の勝負(運命?)の儚さを、妙に派手でボリューム溢れる金管や全オケ揃い弾きで、ごまかすというか、覆い隠して表現している気がした。「ドレミファミファソラソラシドー」という単純な旋律の中に、そんなものを隠しているように思わせるベートーベンは素晴らしい。フルートの音色がとても澄み渡っていて美しく、ファゴットも味のある演奏。また最終楽章のピッコロは耳障りな(ピッコロの音色はいつもハラハラしてしまって落ち着いて聴けない)どころか、重要な意味付けをもって聴こえた。そして大好き幻想!!!は超ブラボー!!一言でいうと、フィギアスケートのExhibisionといった趣。「純粋に観客を楽しませ、そしてそれ以上に自分も楽しむためだけに」演奏しているという気がした。2楽章のハープは指揮者の横に置かれ、こんなにハープの音色を美しく思ったのは初めて。3楽章はオーボエだけではなく、遠雷を表す打楽器も舞台裏に置かれ、「舞台芸術の交響曲」であるこの曲の良さも満喫させてもらった。あいかわらずお惚けて味のあるファゴットに、5楽章のクラリネットのユーモラスな感じもいい。全体的にゆっくりとテンポを取ったヤンソンズの指揮は、より面白み溢れるこの曲の細部を聴かせていい。オケ全体の音色はどこかしら温かみがあって、それでいてうまく「抜け感」がある。演奏が終わった後、くりくりとした目で楽しげに観客席の様子を伺う楽団員の姿から察するに、きっとものすごく明るい(南ドイツ特有の?)楽団なのかな。とにかく今年初クラッシックは大満足の始まり始まり~
2004/02/02
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今日も快晴。Regent Parkをまた走る。今日のBack Ground Musicは「ブラームス交響曲1番」で、これと悲劇的序曲を聞いた分くらい走ったから45分程度かな。呼吸も乱れず、新しいシューズのため靴ずれが痛かったくらいで、まだまだ走れる感じ。よおおし!失敗したのは、「アルバム内でAt Randomで演奏する」の設定にしていたので、一楽章のあといきなり悲劇的序曲になり、そのあと3楽章・・・と順番が狂ってしまったことだ。一楽章とするにはその理由があるわけで、いささか調子が狂ってしまった。午後は、南米に長期旅行に出かけるCの家のパーティーに出かけた。彼女はシンガポールで高校を卒業して以来、ロンドンに来たので、6年あまりの滞在になる。ロンドンはもう「Enough!」ということで、4ヶ月の旅から帰ってきたあとは、また旅にでるか、オーストラリアに働きにいくか、全くの未定だとのこと。「リオでカーニバルを見て、そのあとブエノスアイレス、南極、それから北上してマチュピチュ」なんて旅程もうらやましいけれど、もっとうらやましいのは、それに踏み切れる彼女と踏み切れない私の差だ。「長期旅行をするのに経済的な余裕がない!」という訳でもない。実際、物価の高いロンドンに住んで細々と働くのと、物価の安い南米で稼ぎがないながらも生活するのとでは、日々の出納はそれほど変わらないし、できなくはない。未知の地域を旅するのも怖くないわけではないが、好奇心の方がそれを勝る。体力も「マラソンに挑戦しよう」というくらいだから、高山だってきっと平気だろう。当座は失職したってまあ何でもやるつもりになれば、何かは見つかるだろう。それくらいの蓄積はあるはずだ。でも私はやはり「長期旅行」をした後に、日々こうして働いて暮らしていくことに嫌気が差してしまうのが怖い。「旅」を習慣にしてしまうのが怖い。辛抱が効かなくなり「娯楽」ではなく「逃げ」の手段にどこかに行くようになってしまうのが怖い。長期旅行をしたとて、それを肥やしとしてあっさり日常に戻れる気もするけれど、「万が一切れて、とりかえしがつかなくなる場合」が怖い。。。夜は途中からだがBBCの北朝鮮のドキュメンタリーを見た。政治犯およびその家族を収容した牢獄で恐ろしい人体実験が行われているというルポだった。牢獄の看守だった人間(今は北朝鮮から出国)が表情も変えないで、「子供が化学兵器の実験台となって死んでいくのを見ても、当然の運命だとしか考えなかった」と語るのに背筋が正直凍ってしまった。逃亡を企てた場合、家族はおろか近所数世帯まで実験により抹殺するという話、公園に遊ぶ人もオフィスの人も無表情のまま「金日成が絶対だ」と繰り返しBBCリポーターに言うだけで、議論どころか全くの会話も成立していない光景。気の毒であるより不気味。懐柔策なんて甘いことを言わずに、強攻策に訴えてもいいから、日本の近くからなくなってくれないだろうか、というのが正直な感想。
2004/02/01
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