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さて、いよいよ当日。あさ、コーヒーをがぶ飲みしていたら、ダミアンが現れる。機材運びを手伝いにきてくれたのだ。15分後にダニエルがあらわれ、「なに朝飯食ってんんだよ、いくぜ」あんた、遅れてきたくせにぃ~!外に機材をもって出る。なんかフシギ。朝っぱらから、スネアだのシンバルだの抱えてあるいている自分が信じられない。いつもなら小走りで会社に行くところだ。さて、スタジオにつくと、エンジニアのギヨームという若い兄ちゃんがまっている。さっそくドラムのセッティング。あまりハイグレードではなさそうな?ラディックが狭ーい録音ルームにセットされている。チューニングのせいか、タムがよく鳴る。スネアは自前のポークパイ。ハイハットは自前のPAISTEの分厚い、超うるさいやつ。クラッシュシンバルも自前のPAISTE。RIDEだけスタジオのジルジャン。幸運なことにギヨームはドラマー。このスタジオ、メタルが得意とのこと。ドラムに、日本ではたぶんトリガーとよばれているにちがいない、ddrumのキャプターをつけている。マイクで生の音をとり、キャプターは振動だけを信号でとり、ドラム音源の音を入れることができる。ミックスすることもできるとか。メタルやろうはみんなこのキャプター録音らしい。前回下見にしたときなんて、ドラムセットにはキャプターだけでマイクがつけてなかった。。。キャプターの信号が入らないということで、これをセットするだけで1時間以上かかる。マイクでのサウンドチェックを開始する。どうも、メタルの「ハードヒッター」になれてるようで、キャプターの「信号」が十分でないとか。ギイヨームに「もっとハードヒット」するように言われるが、冗談じゃない。1曲目は「バラード」なのだ。しかし、よくよく聞くと、「大きな音でとって、音を下げる」ほうがきれいにとれるーという。要は「おおきなインパクト」で録音するということらしい。しかも、驚いたことに、普段、「轟音」「うるさい」といわれていたスネアの音が「小さい」上に、耳がつんざける私の分厚いハイハットも、炸裂音のシンバルも「おとなしい」感じ。この録音スタジオの音響は「極力反響しない」構造になっており、いつもと勝手が違う。しかし、いつもと違う風に「ハードヒット」しようとすると、体が固くなり、うまく叩けないにきまっている。しょうがないからサウンドチェックのときには腕の振りにうねりを大げさにつけ、とにかく手首がこわれなくて力なるべくいれないで「大きな音」で叩くように工夫する。しかし、サウンドチェックだけで2時間ぐらい。15分ぐらい叩き続けるなど、既に午前中だけでへとへとになってくる。やっと、テスト録音始めようとすると、こんどはヘッドフォンから聞こえて来る音の調整。クリックのほかにプレイバックを入れてもらう。が、自分の音がきこえない。プロのスタジオってもっと条件いいのかと。。。ボリュームをあげてもらうが、演奏がけっこうハードなところになると、クリックが全く聞こえなくなる。そうこうしているうちに、既に1時半になった。ううっ、腹減った~。まだ、一曲も叩いてないのに。。。しかし、せっかくセッティング終わったからこれで飯食った日には、眠くなるーっ。ということで、録音を開始した。一曲目は四分音符=130のバラード。ブレイクが2カ所あり、曲が結構ドラマチックにかわるので静かなパートはどうしても、「ソフト」に叩く。一回たたいたが、やはり最後のはやいところで調子が。。。クリックがきこえなくなった。マイクの音量もNG、テンポもいまいち。で、やりなおし。シンバルの傾きを平行になおし、タムのチューニングをちょっとかえて音程がはっきりするように。ドラムテクではないけど、エンジニアがドラマーでラッキー。静かになるところもバスドラを「ハードヒット」するようにと注文。ニュアンスはわすれろってこと?さんざん練習したのにーーーーっ。気をとりなおして、もう一度。今度は自分ものってたし、いい感じ。一部のフィルインは予定してたものとは変わってしまったが、曲にはまっているからいいか。。バンマスがやたらこだわっていた「ゴーストノート」はなるべくいれた。これがきれいにはいらなかったらどうしようとおもっていたが、VERSEの部分はほぼOKだった。そして、録音を聞く。うーん。最後の倍速のところに「ため」がはいって、きもちよくない。これはオンタイムで叩かないと。。。などどおもっていると、ギヨームは録音のウエイヴをキーボードとマウスでいじり始めた。今の世の中「ご修正可能」なのだ。。。。くやしいけど。。もちろんほんの少しずれてるやつは直せるが、それ以外はやり直しになる。ま、それでもVERSEは無修正におわり、最後ののりのりのところは叩き直し。いくつかのフィルインはタイミングはいいけど、なんか「いけてない」からやり直し。フィルインをやり直す。一発でOKがでた。クリックになれてきたのかもしれない。しかし、最後の倍速は。。。「もう、腹へって叩けまっしぇん」。。ということで、既に3時半になっていたため、ランチ休憩。このスタジオの周辺は中華街なために、中華を食べる。ダニエルは「なかなかいいじゃん」と、珍しい発言。私も「クリックで全然叩けない」なんていう悪夢のようなことにならず、曲の進行も、「死ぬほど集中して」いたためにばっちり。一時間の休憩後、最後の倍速パートをやりなおす。ランチ食べたから「パワー全開」。。だが、「走りすぎて」NG。2回目は「16小節」すべて「ため」になってしまい。ギヨームがすべて「ちょっぴり前よせ」にした。これで、オンタイムになった。すごい。。。曲の後ろの方に赤ペンいれたみたいに赤い線が。。「赤いところが多いほど修正多いってこと」ええええええっ。こんなにあんのーっ。「いや、ここはおれが間違えてやったところの修正で。。」「えええっ、ちょっとー、そこは青にもどしてよーーーっ!「バンドによっては真っ赤なやつもあるよ」「じゃあ、あたしはましってこと?」というと、ダニエルが「彼がいい人だってこと」。曲の終わりの方のある部分、バンマスが「これちょっと遅れ気味じゃない?」という。ええっ、これは「ため」とよばないかしらん?とおもっていると。ギイヨームが「いや、これは人間味ってやつだよ」という。そうするとバンマスも「なるほど」と。ふーん、エンジニアのいうことは聞くのか。。それでも、あの手厳しいバンマス、ダニエルも「ほんもののドラムはいいなー」と。へへっ、私のゴーストノート、機械にかってますかね?バンマス。2曲目。眠くなって足がもつれないといいけど。。。とおもいつつ、ちょっとパワーロックなので、気合いをいれて。。まずは、シンバルをかえた。うるさいとおもっていた私の14インチは「ちいさい」ので、両方とも16インチにかえる。自分の「超うるさい」16インチを左に、スタジオにあった、ヘヴぃサウンドの16インチをライドの上に。一発目から「大きな振り」で、なんとか力まずに「轟音」を狙って叩く。ランチにのんだビールのせいか「先ぱしらない」で叩いたが、最後の盛り上がるところで、ちょいとスピードダウンしてしまった。力まない。。。とおもったが、右手の親指に。。。力入ってるねー。これも、フィルが「いけてない」となりやり直す。なんどやっても「いけてない」ギィヨームはついに「こういうのやったらどう?シンプルにタタタタタチトタタタとか」あせってるから、こうまで言ってるように、同じように叩けない。練習させてくれないから、「ハイ、もう一度、今度は違う風にたたいて」といきなり来る。次の瞬間テープが回っている。。みたいな。おいおい、プロのスタジオミュージシャンみたいに次々になんか出せればいいのだが。。あれこれやった末、「おお、それだそれだ」といっている。「それって、どれ?」結局、そのどれだかわからんやつをやろうとして、またちがう風に叩いたものがOKとなった。スタジオミュージシャンって、何回も叩かないんだろうなー。とつくづくおもう。「こういうのやって」といわれると、それがパーンとでてくるんだろう。すげーっ。とにかく、録音がおわった。感想は、まず、「おもいのほか叩かないもんだ」通しで叩いたのは1曲目が2回、2曲目はあるいみ一発できまってしまい、あとはパッチワークとご修正。こうでもしなけれが、私のような「録音スタジオど素人さんドラマー」の録音だけで、何日かかるかわからない。ま、それでも「使い物になる」演奏ができたことで今は「満足」してもいいかもしれない。お話にならなかった1年半前を考えると「進歩」したかも。予定時刻の8時より1時間半も早くおわり、ダミアンと晩ごはんをたべることになった。「おれ、心配してなかったぜ」とダミアン。「土曜の練習のときばっちりだったし、今日はめちゃめちゃ集中してたからな」「でも、ダニエルが月曜の練習ひどかったっていってた」「そう、ギター一人だったから、ダニエルが同時に歌えないっていって、歌がなかったし、2曲目は直前に曲をカットして、おぼえてたやつとかなりかわっちゃって、調子狂ってたし。あの曲、コーラスのところとブレイクでギターのリフかわらないから、ぼけっとしてるとフィルイン入れ損なう。。」「とにかく、うまくいったな」それはともかく、「たのしもう」という「予定」だったのだが、じゃあ「楽しんだか」?正直言って、「あまりにも必死」で、「全身全霊でものすごく集中していた」ため、「楽しいかどうか」について、考える暇はなかった。おわったあとは「全身の力がぬけ」へろへろに。でも、録音するときにどういうセッティングをするとどういう音になるとか、すごくおもしろかった。ぜひまたやりたい。。。しかも、自分が叩いたドラムの音があんなにきれいな音で録音されているのは初めて聞いた。。♪ランチなんて中華そば食べた上、ダニエルが残したご飯物も食べ、さらに、4時にランチしたにもかかわらず、8時半にまたダミアンと晩飯食べた。普段はこんなに食べることもないのだが、全身のエネルギーを使い果たしたようだ。ま、とにかくドラム録音と私の苦闘の1ヶ月はほぼおわった。今日はベースとギターの一部を録音している。バンマスの電話ではギターの録音はかなり難航したようだ。使えるところはバンマスが家で録音した物を使うから、たいしたことしないような話だったが、ずいぶんいろいろやったようだ。あとは明日のボーカル録音。ギターがおわらず、朝いちにこなくてもいいとのこと。なんとか時間ないにおわるといいけど。。。
2006.09.30
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ここ一ヶ月を振り返ると、「二足のわらじ」生活だなーとつくづくおもう。それもこれも、明日のレコーディングのためなのだ。前日のこんな遅くに練習するのがよくないという人もおおいが、私にはそんな贅沢は許されない。。。1年以上前だったか、初心者に毛が生えたようなレベルでプロの録音スタジオで録音したことがあるが、自分に自信がないうえ、他人の曲を他人のためにやるというからびびりまくり、録音は使い物にならなかった。今回は、うちらの曲の録音のためにスタジオ代を払う人がいるというこれまたすごい状況である。バンマスにもさんざんプレッシャーをかけられた。ダミアンにもそれに近いことをいわれたりした。本人たちはそんなつもりはないというが、やはり前回の失敗で私は「信用がない」のはあきらかだ。これは、「致命傷」だ。それにしてもよく「くび」にならなかったなーとおもう。メンバーの信用がないのに自分に自信もてといわれても無理な話。だが、「自分に自信がなければ、いったいだれがあんたのことを信用するのか」今回は「名誉挽回」のチャンス~STAIRWAY TO HEAVENでもあり、「破滅」への序曲~HIGHWAY TO HELLでもある。「人事を尽くして天命を待つ」という気分。明日録音する中の一曲。自分で歌詞を書いたのだが、サビの部分はこうである。。There's no reason why, (that) I can't hold 'till the sun stops shining......太陽が照るのをやめるまで、がんばれないはずはない。。。結局、この一ヶ月苦闘した自分のことを書いたのだ。ははは。。。明日はどうなることやら。。。前回のように、上半身が固くなってからだが動かなくなる。。。。なんてへまはやらないだろう。楽しめれば?いいかなーとなぜかおもっている。。。ま、これで失敗しても、とりあえず「太陽は照りやまない」。。。だろう。。。都合のいいことに私の歌詞はこう続くのだ、But to run away is the best I can do.......でも逃げることぐらいしかできない。。。ま、逃げるのは。。。いつでもできるや。
2006.09.28
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新曲づくり、曲のスタジオ録音=ドラム録音。。。締め切りまじか。。うんぬん。これが日が経つにつれ、だんだんインテンシブ&ハイペースになってきた。ある人はこれを、「ケツに火がついた」状態、とよぶかもしれない。自分で自分にプレッシャーかけるのは嫌いではない、が、夜なべして書いた歌詞にいちゃもんつけられたり、練習にいくと「ロックやってるドラマーにバンドの曲みてもらえば?」などどいわれたり、夏の間中練習してちったぁーましになったと思ったロールを、ドラムの先生ーズージャ-系ーには「ロールがなってない」と休み明けに一蹴されたりと、いいことは一つもなく、なんとなく八方ふさがりという感じになった。こういうときに自分になんと言って聞かせればいいのか?。。。。スポコン風に言うとー「1の才能10の努力」自暴自棄になるとー「私には才能がない」ビジネスライクにいうとー「努力しても結果がでなければ意味がない」そう、おっしゃる通り。結果が出てなければ、「意味がない」しかし、私も人間。ときどき、嫌になる。そして、昨日の練習。。。である。ボーカルオーディションにローランがあらわれた。それどころではないという心境だが、ボーカルさがしもプライオリティNO1。いまはすべてがプライオリティNO1。なかなか感じいい。ボーカルってかんじ。遠慮しないのだ。歌もちゃんとー歌える。英語の発音もまあまあ。なかなかいいじゃん。とおもっていた。なんだかんだで、時間がないのに結局1時間半もこの人と演奏。帰った後で、「あんた、ぜったいダメだろ?」とメンバー全員。彼らが気に入っていたフランソアが「ひどく気に入らなかった」私。それから彼らは「あんたの評価はきびしい」と、勝手にきめつけている。私は「照れてるボーカル」が気に入らないだけなのに。「えっ、いい感じじゃん」というと、全員びっくりしている。「ルックスが完璧アウトじゃないか」「そうかなー。メタルのボーカルにはすごい顔した人もいるし」「はあ、俺たちいつからメタルやってんだよ?」確かに、女の子がうるうるするようなルックスからはほど遠い。てか、普通に観るとかなり行けてない。でも、そんなの写真送ってきてたからわかってたし。。。まあ、私最近自暴自棄はいってるかもしれない。そんなことより、早く録音する曲を。。。スタジオで録音する予定の曲をMIDIでつくって、その自分で作ったドラムパートを必死に採譜して、それを日曜日にたった1時間かそこら叩いた。。。という状況で、練習にきた私。楽譜をだして、みながら叩こうとすると、「楽譜みるのやめるんだ。フィーリングで叩けよ」と、バンマス。いつもだったら、そうしてもいいが、「でも、時間がないし、たった1時間しか叩いてないからうろ覚えだし、とりあえず作ったパートであうかどうか叩いてみたい」とにかく、ダニエルが家ですべて録音し、私がドラムをやり直したこの曲を初めて皆で演奏する。「ひどいもんだ」と、バンマス。「盛り上がりがないじゃないか。ドラムにクレッシェンドがないからメリハリがない。ここの歌詞のところはドラムのブレイクいれて、リフレインまでもってかないと。こんなんじゃ全然だめだ!楽譜みながらその通りに叩こうとするから機械みたいじゃないか」と、痛烈なコメント。「だから、スタジオが1時間半しかとれなくて、それしかこの曲叩いてないから、とりあえず何回か楽譜みてたたいて、感じがつかめて曲の進行が頭に入ってからやるつもりなんだってば」「時間がないんだから、そんなことやってもスタジオで叩けるようにならないぜ。MIDIでやった通りに叩かなくていいんだ」と、ダニエル。「なによーっ、だいたいクリッククリックってさんざん人にプレッシャーかけたのだれよーーーっ!!!第一、あたしのレベルでクリックにあわせて機械的に叩けたらだったら御の字だわーーーーっ!」「しかも、時間がないのにスタジオが空いてなくてドラムセットが叩けないから仕方なくMIDIでパーツを作ったっていってるでしょ!」と、私はもう信じられない気持ちでいっぱいだ。「だいたい、ドラムセットで叩いて感じを曲にあわせてから、MIDIでつくるべきなんだ。」と、さらに攻撃。「いい加減にしてよ!何度言ったらわかんのよ!だから、それができるぐらいなら苦労しないじゃないの!あたしだって先にドラムセット叩きたいけど、スタジオがあいてないからたたけなかったっていってんじゃないのよ!クリックがなんぼのもんじゃい!もうこんなもんやめてやるーっ!」といって、楽譜を宙に放り投げ、セットから立ち上がった。言い出したらもう止まらない。だれかあたしをとめてぇーっ!ダニエルがなんか言ってるが、もうやつの言うことなんか聞いちゃあいない。とにかく、言いたいことをなんだか支離滅裂に「がーがーがーーーっ」といって。ま、あとはどうにでもなれと。。。とにかく頭に来た。完璧に頭に来た。やつがなんと言おうと頭に来たのだ。この間、15分ぐらいだろうか。。。。ダニエルが本当に理解したかどうかは別にしても、言いたいことをわめきちらしたら。。。「すっきりした」とにかく、気を取り直して?何回かリフレインをやることになった。極度にコーフンしたために、なんかうまく叩けないが、もうしったことではない。予定したフィルインもヘチマもなく、叩いた。「その方が全然いいじゃないか」と、ダニエル。「フン!」そんなの信じるかっ!結局、この茶番劇に時間をとってしまい、30分ぐらいしか練習できなかった。後からダニエルが「あのさ、あんたなんでうちのバンドやってるんだよ」「うちらの音楽がすきだから」「それだけか、俺たちのこともきらいじゃないだろう?」「べつに、き、きらいじゃない。。。」「俺たちと演奏して楽しいか?」「楽しいよ。。」「じゃあいいじゃないか」とダニエル。そして、「いいか、たかがロックンロールじゃないか。。。楽しくやろうぜ」と。。。練習時間はすぎてしまい、スタジオの兄ちゃんが入ってきてダニエルと話している。ラファエルが「おいでおいで」の合図。「なに?」ダミアンが、「俺あんたの気持ちわかるぜ。やつはな、曲を家でこねくり回して、こねくり回して、頭の中で完璧な形にしちまうんだよ。でな、俺たちがやつの頭のなかでできあがったものと同じように演奏しないと気が済まないんだ。しょせん無理なはなしさ」と。「ああ、しってるよ」ラファエルはただ、ウインクした。ま、そんなことはわかってるさ。バンマス!たかがロックンロール、されどロックンロールなのだ。。。
2006.09.20
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しばらく、バンドのことを書いてないのでどこまで書いたか忘れてしまった。あるデザイナー氏ーフィリップーの「オブジェ」のための曲を書いていたが、一応完成。私たちがなんでフィリップのために睡眠を削って曲を作ったか。。。もちろんお金がもらえる訳でもないが、彼がスタジオ代を出すということと、CDをプレスするから。2週間前に、彼に聞かせるための曲を3曲。没になった物もふくめ、私は5日間で4つも英語の歌詞を書いた。英語の表現がどうの、歌いにくいの、趣旨が気に入らんのと、こんかいボーカルをやるバンマスにいわれ、おフランス人が発音しやすい単語にかえたりと、気が狂いそうな作業をやったが一応歓声。フィリップ氏は1曲がやたらきにいったようで、この曲をベースにビデオクリップを作ると言う。それよりも、この曲のドラムとボーカルを録音スタジオで録音するーと、バンマスは鼻息が荒い。でもって、彼の心配事は。。。「あんたはクリックでドラムが叩けるのか?」「1ヶ月以内にプロのようにスタジオでドラムが録音できなければならない」顔を合わせるたびにプレッシャーをかけられている。そして、昨日、今度は以前に一緒にライブやった、おフランス人ラッパーとの共同で、エアロスミスの「Walk This Way」のアレンジバージョンをやるのだが、これも「歌詞をかけ」との指令。一度「ラップ調」の歌詞を夜なべして書いた。バンマスの英語力では「歌えない」。。もう、知ってたけど、どうしても書けって言うから書いた。そして、没。今度は、バンマスが歌ったメロディーの録音をきいてそれにあわせて書けと。しかも、テーマが、おフランスの音楽界に君臨する某U系レコード会社のXX氏への抗議メッセージ。私はそいつがだれかもしらん。ラッパーのおフランス語歌詞は聞いたが。。。。だからなに?ってかんじ。ダミアンは「やつのノリがあってない」と、痛烈に批判。で、歌詞だけ書いてもまた没になりはしないか。。。と思うとやる気がおこらん。そりゃあ、プロだっていくつも没作品作ってんのかもしれん。が、毎晩、会社から帰ってきて、2時か3時まで頭をひねる。これを1週間やって毎日眠くてぶっ倒れそう。。。これがどんだけ大変かバンマスはわかってんだろうか?明日、ドラムは「プロ級」の腕前になり、超めんどくさい歌詞を今すぐ書けと。そして、ドラムを練習しようにもスタジオはあいてない、下のばあさんは私の練習パッドの音がうるさいと。あげくのはてに、仕事がクソ忙しく早く家に帰れない。今週は、このデザイナー氏に頼まれたバンドの紹介文を英語で書いたのだが、バンマスが「肝心なことが書いてない」と苦情。「何かいていいかわかんないんだったら、俺が書いたフランス語の分を全部訳せば」という。A4の紙一枚分のおフランス語のバンドBIOを訳すんのがどんだけめんどうかわかってんだろうか?しかも、あたしはおフランス人でもエゲレス人でもない。ネイティブじゃないんだから!!!それに、だれだって、「あーしろ、こーしろ」と指図されるのは嫌いだ。私は、「翻訳家」じゃないし、金もらってやってるわけじゃない。会社から夜8時に帰ってきて飯も食わずに歌詞かいたり、バンドBIOかいたりしてるんじゃい!あんたは失業保険で家にいるくせに、「時間がない」とはどういうことだ!1歳の娘の世話がどうこうといったって、よめはんもいるし、会社行くより時間あんだろ!。。。。。これが私の本音。。である。ときどき、すべてを投げ出したくなる。。。今日この頃。
2006.09.16
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ROCK IN THE FREE WORLD ........?すごい物をみてしまった。こんなにタイトでかっこいいバンドの演奏を今までに観たことあっただろうか?テクニックとかサウンドとか。。。そんな話じゃまくせーって感じ。何がすごいって、このバンドの「一体感」これがエディー ヴェダー率いる、パールジャムのすごいところなのだ。開演20時、BERCYの会場に着いたのが19時半。開演前につくなんて珍しい私。前座がかならずあるから、4時間もたってるの嫌だしといつもは遅れていく。9月だというのに暑いせいか、会場の周りはすごい人ーつまり人が全然中に入ってないってこと。観客のたってみるアリーナはなぜかまっぷたつにわかれており、真ん中には柵があり警備員が構えている。真ん中で人がなぎ倒されるのを防止するためだろうが、一瞬、「ツインタワー」のシンボルかと思ってしまった。人が少ないが前の方は2手にわかれて世界中の若者がすわって陣取っている。端の方があいているが、なぜかステージの右端にPAがすごいミキサーをおいているために見えないせいで人がいない。前座が始まった。前座の名前はついにわからなかったが、なかなかの演奏。ちょっと謎のバンド。ピンクフロイドみたいなアレンジの曲まである。ドラマーはデイヴ グロールの影響をうけてるようで、叩きかたが似てる。ビールをかってのんびり観る。なぜか背伸びをしなくても見える。前座が終わる前に、水をかいにいく。コンサート会場でビール以外の物をかうのは初めて。だが、この暑さで、ビールでは脱水症状になるし、今日はなんといってもドラムのマット キャメロンを拝みにきたので、途中で後ろにずり下がる予定もない。死にたくないから、水をかった。さて、コンサートが始まる直前、なんと、巨大なステージ脇のPAはステージからおろされた。おおおおおおおおおっ!!!!ステージ脇の柵の前、最前列に陣取ると、な、な、なんと、ドラムが。。。。ばっちり見えるじゃないかぁーーーーーーっ!!!!左を向けばボーカルも見える。ということで、スピーカーのま下で音がわるいというリスクはあるが、結局動かなかった。そのままライブがはじまった。そして一曲目、多分いやおもいだせない。イントロが ONCE だったとおもう。この気持ちをなんと表現していいかわからん。しかし、あえていえば、ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!ド、ド、ドラムが自分から15メートルぐらい。おお、まるでドラムクリニックにでもいったかのように、(って、いったことないけど)ハイハット側から横にくっきり、マットキャメロンの上半身が見える。きゃーっ、すてきーっ。いやそのドラムのプレイが。。。確か2曲目は 新作からWorld Wide Suicide。最初聞いたとき、「ふーん、いつもの感じね」とおもったが、この曲ちょっと「中毒性がある」サビの「ワールドワイドスワサーイド!」というのを、拳を振り上げて絶叫すると気持ちいいのだ。この曲の前だったか、エディが911のメッセージを「おフランス語」で読んだ。おフランス語だったために、会場にいたおフランス人全員とたくさんのアメリカ人も「さっぱり意味が分からなかった」。みんなが理解したのは今日は「とても大変なことがアメリカで起こった日」で、「フランスのみなさんの協力ありがとう」そして、"President Bush, LEAVE THE WORLD ALONE ! "ブッシュ大統領へ、「世界をほっといてくれ!」ここで、全員大歓声! パールジャムらしいメッセージなのだ。コーフンしすぎて、もちろん曲名もうろ覚え。とくに、EVEN FLOW あたりから、頭がおかしくなってきた。もう、ドラムがかっこいいのだ。そしてなんと!途中にギターソロのあと、ドラムソロがあるのだ!が、しかし!!!!!!!!おおおっ、なんてこった!ボーカルの出番がなくなったため、引っ込んだエディがこっちに来る、ステージの袖あたりまでくる。きて、ドラムの演奏をみてる。ってか、、、なんと、ドラムがみえなくなったぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!エ、エディ そりゃあないでしょ!あたしゃ、サウンドをちいと犠牲にして端にたってんのに、ーま、真ん中ではすさまじい「ヘッドバンガーズボール」がおこなわれており、そこに行く勇気は到底ありまへんが。。。やっと、私の悲鳴が聞こえたのか?んなわけないけど、エディがどいた。すばらしい。いや、すばらしい。いやーーーー、すばらしい。いや、美しい。あー、もーほれぼれするなー。ほぼ、全員がエディに釘づけになっているのだが、そして、私もほかのメンバーもみたいのだが、あーなにしにいったんだろう、でもすごい。写真でしか観たことがないが、スネアをハードヒットするときに左肩がちょいとあがる。でもって、ちいとのけぞったようなかんじになる。そう、それそれ。うへー。目の前でみるとすごい。動きに無駄がない。かっこいいなー。こんなことをやっていたためにか、アンプの下にいたせいで、音がちいと控えめだったせいか、ビールを1杯しかのまなかったせいかわからないが、なんだか大暴れしてかえるいつもとは違う感動のコンサートだった。それにしても、隣で写真とビデオとりまくっていたブラジル人のカップル。彼らが、ビデオをまわしだすとはらはらした。サンパウロでビデオを観た日には、私の「絶叫」とか「悲鳴」が曲をエディの声をかき消しててがっかりすることだろう。。。。。しゅみましぇん。もう、曲名を書く気力もないが、アンコール2回。びっしり演奏した。ビッグになってもまじめに演奏してるなー。ビデオスクリーンも、何のギミックも、凝った照明もなし。まさに、「PURE ROCK」という感じ。おきまりのBETTER MANの大合唱。わたしがCDより100倍気に入った LOVE BOAT CAPTAIN。すばらしいボーカルだ。3時間近く。2回目のアンコールでお決まりのALIVEもやった。おお、さすがにライブではかえている。あたしもコピーしたのよーこの曲ーとおもってドラムをみていたが、もう、大合唱の渦にいるので自分も大声で歌ったりして忙しい。ああ、それにしても、こんなにライブですばらしいボーカルを聞かせてくれるバンドも少ないーとおもった。エディがアコースティックギターでビートルズの曲をやった。一緒にうたってたんだけど、なんだったけなー。それにしても、10年以上もこのバンドとつきあってるのにはじめてライブを観た。彼らが初めてヨーロッパに来たとき、ドイツでは会場が狭すぎて入場できなかった。会場のそとで周りのドイツ人たちと「エディー、俺たちもいれてくれーっ」と叫んで以来、かれこれ10年以上になるということか。。エディは「メルシーボークー」を繰り返し、繰り返しいって、投げキッスを100万回ぐらいして、会場の隅々のひとに礼をいってるような彼らしい感じで、ステージの袖の階段からおりかけても、ふと「この人には別れの挨拶したかな?」とでもおもってるような顔をしており名残惜しそうに去っていった。アンコールの曲、最後の曲かなー。「ROCK IN THE FREE WORLD」強烈なメッセージ。当たり前だとおもっていたことが、そうじゃなくなってきた世界に生きてるのかなー。と、ふとおもったりする。「PEACE!」といって去っていった心配性のエディの思い過ごしだといいけど。。。------------------------------------------------------------------------------------------------空腹のまま立ちんぼで4時間、0時に戻っていま日記書いて1時。最近、仕事はくそいそがしく、ストレスの固まりのうえ、バンドのことでもドラムのことでも嫌なことあったりして落ち込んでいた。ふと読んだドラマー雑誌のマット キャメロンのインタビューを読んでいたら、今の自分の状況になぜかぴったりのことが書いてあって、吹っ切れた。。。しかも今日は最高のプレーを目の前で見せてもらって、いやー、今月2回もこの人に助けられたなー。そのうち、お礼に?マット キャメロンについて、なんか書こう。。。しかし、今年は恐ろしい年だ。私がこの世で最も好きなロックドラマーを3人も観てしまった。マット キャメロンショーン キニーダニー ケアリーBONNE NUIT !今日はいい夢みれそう。。
2006.09.12
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