Freepage List
Keyword Search
Category
Comments
アルタ・エゴとは分身という意味ですから、これはパルメの分身です。
1997年まではパルメの名をつけずに「レゼルヴ・デュ・ジェネラル」という名で売っていました。いまや幻ですが、95辺りがまだ自宅のセラーにありますので興味のある方はコメントください。お店に持って行ってお出しします。
エチケットもこんな感じでした。パルメと大きく書いていないので商売的には失敗した様で、最近エチケットのデザインも似た様に変えて、名前もアルタ・エゴ・パルメと変えて、ビジネスとしては大成功の様です。
個人的にはパルメは78・79に尽きると思っています。私がワインを買いだしたのが76年からで、78・79のパルメは衝撃的でシャトー・マルゴーを圧倒的に凌ぐ物でした。この感動が未だに忘れられず、どのパルメを飲んでも感動できない不幸な人生を歩んでいます。既に最後の79の瓶を飲んで10年以上になりますが、気高いワインで、イメージだけが未だに頭の中で膨らんで困ったものです。
今日飲んだ04は正直まだチョイと若いと思いました。パルメらしさ、マルゴーらしさは十分感じられます。酒質も今回飲んだワインの中でトップです。バランス的にも非常に良いワインだと思います。ただ個人的には78のパルメを思い出して、~~~と悩んで落ち込みます。
販売店資料より
極めてレベルの高いオーソドックススタイルの2004年。
過去2年のヴィンテージと異なり、2004年は極端な気象変化もなく良好な天候に恵まれ、ブドウの成長サイクルを乱すようなトラブルは何一つ見られませんでした。
かなり雨量が少なかった6月を経て夏を迎えました。花ぶるいもなくむらなく進んだ開花のおかげで、ブドウの成熟速度が落ち、成熟期間が長くなりました。
日当たりがよく乾燥した9月のおかげで、ブドウの成熟はゆっくりと満遍なく進み、どの区画でも安心して必要量を得ることができました。醸造は平均21日間で緩やかに行われています。
ブドウの果実味や肉付きを最大限に引き立てるために、果皮浸漬のはじめに一部抽出を行ったものもあります。残りはワインに力強さを与えるためにマセラシオンの間に行っています。
テイスティング・コメント (2006年07月30日)
2006年5月に瓶詰めを終えたアルタ・エゴ2004年は、今から飲んでも、そのバランスのよさと気軽に楽しめる性格で私たちを驚かせてくれるでしょう。
色調にはまだ若さが残り、ニュアンスの変化は見られません。
香りは非常に表現力に富んでおり、ブラックチェリーやカシス、ペッシュ・ド・ヴィーニュ(桃)といったフルーツの香りが中心に現れています。
かすかにバニラや甘草の香りも感じられます。
最初の口当たりから、肉付きがよい柔らかな味わい。
きめ細かなタンニンがもたらすボディー感。
やがてフィニッシュにはわずかにバニラを思わせるようなねっとり感が現れてきます。
ブドウの収穫は09月27日から10月12日まで行われました。
シャトー・ジスクール 2003 マルゴー 2012/05/16
パヴィヨン・ルージュ・シャトー・マルゴ… 2012/05/15
シャトー・マルゴー 1985 2012/02/19
PR