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2005年01月07日
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カテゴリ: 沖縄関係
 「ナークニー」「ジントヨー」と並ぶ (毛遊び歌)の主役であった「加那よ節」も、「月ぬ夜節」や「汀間当節」と同じ「雑踊」として組み込まれ舞台で踊り中心の創作舞踊となる。

 「雑踊」は、1883年(明治16年)芸能保持者によって始まった芝居で、各地の歌に振りを付けた創作舞踊である。

 「加那よ節」は、近代舞踊の祖「玉城盛重」の名作で「島尻天川節」と組み合わせて演じる。


    「加那よ節」(一・二揚)(三下げ)

1、加那よ 面影(ウムカジ)ぬ立てばよ
  加那よ 宿(ヤド)ぬ居(ヲ)らりらぬ

 〔加那よ(愛しい人よ)姿を思い出すと、宿には居られない(居ても立ってもいられない)〕

2、でちゃよ押(ウ)し 連(チ)りてよ
  加那よ 遊(アシ)で 忘(ワシ)ら
  ハルヨンゾヨ 加那よ シイシ
 〔さあ、貴方と一緒に愛しい人よ、遊んで忘れよう〕

3、加那よ 貫木家(ヌチヂヤー)ぬ 離家(アサギ)よ
  加那よ 手拭(ティサジ)布(ヌヌ)立てて
  ハルヨンゾヨ 加那よ シイシ
 〔屋敷の離れに、手ぬぐいを織る機を置き、愛しい人の為に、私に逢いに来てくれる時に手渡したい〕

4、我(ワ)が思(ウム)る 里によ
  加那よ 情(ナサキ)呉(クイ)らな

 〔私の想いを寄せる(里・里前・サトメは、男性・彼氏の意)愛しい人よ、(情け・愛)を下さい〕

5、加那よ 情(ナサキ)呉(クイ)るびけいよ
  加那よ 手拭(ティサジ)呉(クイ)てぬすが
  ハルヨンゾヨ 加那よ シイシ
 〔愛しい人よ、(情け・愛)ほしいのに、愛しい人よ、なぜ手ぬぐいをくれて、どうしようと言うのか〕


  加那よ ミンサ 呉(クイ)らな
  ハルヨンゾヨ イメーヌカージ
  ハリヨフニ
  ハルヨンゾヨ 加那よ シイシ
 〔では、腰に締める、貴方の為にミンサー柄の帯を差し上げましょう〕

7、加那よ 遊(アシ)で忘(ワシ)らりみよ
  加那よ 踊(ヲド)て忘(ワシ)らりみ
  ハルヨンゾヨ 遊(アシ)ばな 今日(チユウ)や
  ハルヨンゾヨ 加那よ シイシ
 〔愛しい人よ、遊んで忘れる事が出来ようか、愛しい人よ、踊って忘れる事が出来ようか〕(囃子では、さあ今日は遊びなさいと周りからたきつけている)

8、思(ウム)勝(マサ)て 行(イ)ちゅさよ
  加那よ ありが情(ナサキ)
  でひゃあん小(グヮ) とんけーれ
  ハルヨンゾヨ 加那よ シイシ
 〔思勝て(名残惜しい)が帰ります、愛しい人の愛が欲しいだけでした、貴方の愛が欲しかった〕(お姉さん、せめて振り向いて)

 二人の間に、囃し立てる仲間がいて、歌の成立が難しい。
かりゆし沖縄





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最終更新日  2005年01月07日 08時33分55秒
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