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2005年01月13日
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カテゴリ: 沖縄関係
 「花風(はなふう)」は、「花風節」と「下出し述懐節(しゅつくぇーふし)」を組み合わせており、「花風節」は(本調子)・「下出し述懐節(しゅつくぇーふし)」は、(二揚)。

 港から少し離れた三重城に登り、遊女が情け深く染めた人の船旅立ちを、人知れず見送る心情を踊っています。

 紺地の着物を「ウシンチー(外帯なしで、内ヒモに着物を捻じ込む着方)」・紺地の傘・花染めの「テサージ(手ぬぐい)」

 悲しみを包み込み、寂しさを懐に擁き、抑えても寂しさが匂い立ちながらも、花染めテサージを振り・紺地傘をそっと振る。

 本調子から「下出し述懐節(しゅつくぇーふし)」(二揚)に三線を調律(ちんだみ)する中絃を爪弾く(テーン)が上がる時、聞き手は言い様のない寂しさ・悲しさを感じる事ができます。

 昔の生活様式がこもった踊り。

    花風
  「花風(はなふう)節」(本調子)


 手巾(ティサジ)持上(ムチヤ)ぎりば
 走船(ハヤフニ)ぬなれや
 一目(チュミ)ど見(ミ)ゆる

〔三重城に登って、別れの手巾を打ち振っていたら、船足が速く一瞬しか見えないのです〕


  「下出し述懐節(しゅつくぇーふし)」(二揚)

 朝夕(アサユ)さん御側(ウスバ)
 拝(ヲガ)みなりすみて
 里(サト)や旅(タビ)しみて
 いちゃし待(マ)ちゅが

〔朝夕いつもお側に寄り添っていた方を旅だたせて、私はどの様にしてお待ちすればいいのでしょう〕
大人の旅物語 沖縄・石垣島・竹富島の旅





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最終更新日  2005年01月13日 09時23分48秒
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