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2005年01月19日
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カテゴリ: 沖縄関係
 「キジムナー」とは、沖縄本島では(キジムン)(キムナー)(ブナガヤ)と呼ばれ、ガジュマルと言う木に住み、子供位の身長で赤い顔、赤い髪をした妖怪(妖精)とされる。

 「浜端爺(はんばた・うすめー)は、浜辺で漁をしている爺。

 浜端爺の漁は、潮が引くと遠浅になる浜で「かち(海の中の石垣)」を造り、引き潮で取り残された魚を捕まえる漁。

 「浜端爺(はんばた・うすめー)」は、その「かち」と
「千坪の農地と交換しよう」と言う誘いにも、
「一雨くれば水害が起こり、日照りが続くと干ばつがある。暴風が来れば作物に被害が出る。労力の甲斐がない。じゃが、ワシの(かち)は、夜一回・昼一回必ず引き潮が起こる。するとどうじゃ、ワシは担げんほどの魚を捕まえる事ができる。土地と交換なんてばかばかしい。」と言い応じる事がなかった。

 そんなある日の夜の引き潮に、いつもの「かち」に来て見ると、魚が一匹もいない。

 「浜端爺」は、次の夜の引き潮になる前から浜に出て様子をうかがっていると、赤い髪の子供が魚の目玉をくり抜き、目玉だけ食べると「かち」の外に捨てていた。

 「浜端爺」は、「キジムナーの仕業か。じゃが、ワシは魚があればいい。目玉が無くてもいい。」と思い、キジムナーと取引する様になった。



 「浜端爺」は、毎夜大漁。

夜目の利くキジムナーの背中に乗り、「かち」の内側をひょいひょいと渡っていく。

 だが、「こう毎日来られては、相手は妖怪だ。祟りがあっては大変だ。」と思い、キジムナーに「怖いものはなにか?」と聞いた。

 キジムナーは、「暁コーガが怖い」と言った。

「暁コーガ」とは(夜更かしして、翌朝目を赤く腫らしている)意味だが、ここでは「にわとり」の事。

「浜端爺」は、次の夜いつもの様に、キジムナーが迎えに来る前に、蓑を着て家の屋根に上りはばたくマネをして「けーきゅきゅきゅきゅ」と言った。

 すると、キジムナーはビックリして逃げていった。

 キジムナーの嫌いなもの
 にわとり・タコ・おなら、などがある。
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最終更新日  2005年01月19日 08時27分05秒
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