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2005年04月11日
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カテゴリ: 沖縄関係
沖縄の行事 旧暦3月3日「浜下り」

この行事3月3日は、旧暦ですから、今の暦で今年は「4月11日」です。

「浜下り」する言い伝え

 昔、ある娘が夕方になると、いつも居眠りをする。
不思議に思った家族は、娘を連れてユタに会いに行った。
ユタは、
「その娘が居眠りをしている間、男がイタズラしている。今度男が来たら、背中に糸の付いた針を縫い付けてごらん」と、言った。

 しばらくして、又同じ様になったので、娘は夢うつつのまま、ユタに従い針を男の背中に縫いつけた。

 男が帰った後、その糸を辿ってみると洞穴の中まで続いていた。

その中に、背中に糸が縫い付けられている大蛇が居た。
「人間の女と関係を持った。もう腹に子を与えた。」
と、大蛇は自慢げに話していた。
娘は怖くなったが、何か策がないか、最後まで話を盗み聞きした。
すると、
「3月3日に海に行き、珊瑚礁の割れ目を越えれば、腹の子はいなくなる。」
と、大蛇は話していた。
 娘は、その言葉どおりにすると、体が軽くなった感覚がおきた。

 それ以来、3月3日は「浜下り」をして浜で遊び、その日を女の節句となった。


3月3日は、「浜下り」の行事と言うのは、沖縄に限られたものでは無く、日本全国にありました。
 それは、農家・漁師などの家では、これから忙しくなる前に、働き手の女性達に先ねぎらいの褒美として、農家では山に行き、ご馳走弁当を食べ、漁師の家では、浜辺に行き、同じ様にご馳走弁当を食べ遊んで一日過ごす。


 家族総出で浜に出て、まず潮で体を清め、貝拾いをして、ご馳走を食べる。
女の厄払いとして、今日に伝えられています。

 この行事は、元々「陰陽道(道教)」の思想が影響しており、元来聖なる女性達が、聖なる浜で、新しい聖なる神の降臨を祈願して営む神祭りとの説があります。





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最終更新日  2005年04月11日 08時14分07秒
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