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2005年08月05日
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カテゴリ: 沖縄関係
沖縄八重山の昔話 「一人畑(ヒトリヤー)」

昔々、竹富島に働き者の夫婦がいました。
その夫婦に、かわいい立派な男の子が生まれました。
夫は、大事な男の子を育てる為と、昼夜一生懸命に励みました。
しかし、その年は近年にない不作で、食糧が尽きてしまいました。

夫は、妻子に与える食料を求めました。
早朝出かけては、浜辺廻りをしながら、
「何か漂流物でも無いか」
と、島を一周しましたが、食料になる物は見つける事ができませんでした。


その畑の片隅に、一本の「大豆(フウマミ)かづら」が、木の枝に鈴なりに稔っていました。
「これで飢えなくて済む」
それを見た夫は、大変喜び大豆に感謝しながら、一房分の大豆枝を折って家に持ち帰りました。

大豆の美味しい中身は、子供に食べさせて、親は大豆の(さや)皮を食べました。

次の日もその畑に行き、枝にたわわに稔っている大豆を折り、持ち帰り食糧にしました。
そんな事が、後6ケ月間も続ける事ができました。

その御陰で、飢える事無く過ごす事が出来ました。
大事な一人子を、「大豆(ウフマミ)かずら」の御陰で育てあげる事ができました。

そこで、その畑を「一人畑(ヒトリヤー)」と名付けたそうです。

竹富島では

と言う、言葉が残っています。





島神様の畑かな?





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最終更新日  2005年08月06日 06時10分02秒
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