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2005年10月11日
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カテゴリ: 沖縄関係
「結びススキを畑に刺す」

仕事場である海が好き、生まれ故郷でもあるこの島の事を何時も想っていました。

ある晩、沖へ夜釣りに行くと、目の前に大きな船がやって来ました。
その船の甲板から、こんな声が聞こえました。
「この島の一番近い港は何処か教えてくれ」

アールマイは、こう応えました。
「何の為に、その船をこの島に着けるか」と聞きました。

すると、又甲板から声がしました。

「この島の出入港を教えくれれば、そのお礼にお前の家の者と畑の農作物だけには避ける方法を教えてやろう」
「お前の畑に目印であるススキの穂先を結んで差しておきなさい。お前の家の門には七五三の注連縄〔7結び・5結び・3結びのしめ縄〕を張れば魔の種子は入れない」と、病魔の神が言いました。

アールマイは、
「島の北の方向にアールマイ港という立派な港口がある。その港口から船を入れて下さい」
と、言って病魔船が遠廻りに島上陸する様に道順を教えた。

アールマイは、急いで最も近い舟着き目指しました。
そして一足先に島に戻りました。

道の両側の畑に結んだススキを差しつつ村に帰ります。
村入口には、七五三の注連縄を張って病魔の神を村に入れないよう準備しました。

病魔船は入港、病魔種を蒔いた。
が、この島には何ら影響は無かった。


「アールマイぬノールフキ〔すすき〕」と唱えて、
穂先を結んだススキを畑に差し、作物の豊作を祈る印としました。
村入口の注連縄を張り病祓いの習慣は、祭りとして今も伝えられています。





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最終更新日  2005年10月11日 08時02分11秒
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