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2006年04月25日
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カテゴリ: 沖縄関係
沖縄の民話「海神の弱点と恩義」

昔々、
海と空に棲んでいる龍という動物がいまいた。
今では海神・水神とされていますが、とても暴れん坊で、陸に来ては荒らしまわりました。
ある日、
龍は、いつもの様に一暴れした後、満足して寝ていました。
そこにムカデがやって来ました。
「ちょうど良い寝穴を見つけた」
と、龍の耳に入り込みました。

ムカデが寝る位置を確認するように這うものですから、龍は痛くてたまりませんでした。
もう転げまわり七転八倒です。

そこへ鶏がやって来ました。
鶏は何事も無かったかのように、龍の耳の穴からムカデをついばんで食べてしまいました。
龍は驚きました。
「とー、陸にも怖いモノがいた」
「耳に入って苦しめるモノ。それを取って食べるもっとすごい奴もいた」
「もうこんな恐ろしいモノがいる陸には、絶対に来ないぞ」
と言い、海の神様として君臨しました。


それ以来、人は海神である龍の災いを避ける為、
帆船の帆柱にムカデの形をした流し旗を飾り、マストには風見鶏を付けていました。




五月に行なわれる那覇ハーリー祭の爬龍船(ハーリー船)では、船の前方には龍を飾ります。
また旗振りの三角旗は、中央には鶏の姿を、周りにはムカデの姿を描いています。
船尾にも鶏の絵を描いています。






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最終更新日  2006年04月25日 08時25分34秒
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