るんたるんた 民族楽器専門店

るんたるんた 民族楽器専門店

PR

×

プロフィール

るんたrunta

るんたrunta

コメント新着

コロリ@ Re:浜下り(はまうい)由来の民話(04/06) 調べてみたら、浜下りと同じ習慣が江戸に…
背番号のないエースG @ Re:沖縄民謡  「石垣市役所新庁舎」に、上記の内容につ…
坂東太郎9422 @ Re:琉球舞踊  「管理栄養士・比嘉早苗」に、上記の内容…
イナミノニマニ @ 粟ぬ盛   はじめまして 「粟の酒」で検索して辿っ…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2006年10月14日
XML
テーマ: 沖縄民謡(152)
カテゴリ: 沖縄関係
八重山古典民謡「でんさー節」(本調子)
 「1768年」
西表島 上原村の与人(役人)が、
風俗の乱れを戒める為の歌を「宮良里賢」に依頼する。


 「でんさ」とは、(伝える)の意。


上原(ウイバル)ぬ でんさー 
昔(ムカ)すぃ からぬ でんさー  
我(バ)ん心(ククル) 言(イ)ざば 
聞(シ)きゆ 給(タボ)り でんさ  

〔自分の気持ちを、歌いますので聞いて下さい〕

この一番目の歌詞は、「でんさ節大会では、必ず最初に歌う歌詞」 
二番目は、古くからある歌詞。
三番目は、新しい大会入賞歌を採用し歌う。
ここに記載する歌詞は、古くからある歌詞です。


島(スィマ)持(ム)つぃどぅ 家(ヤー)持(ム)つぃ 
舟(フ)乗(二)るぃどぅ ゆぬむぬでん    
舟頭(シドゥ)舟子(フナグ) 親子(ウヤファー)
揃(ス)らにば ならぬ でんさ  
〔島の統治と、家庭の平和は、船の操縦と同様である〕
〔船頭と船子並びに、親と子供も、一心同体に、ならないと前進はありえない〕



兄弟(キョダイ)かいしゃー 弟(ウトゥドゥ)から 
きない 持(ム)つぃ かいしゃー 
嫁(ユミ)ぬ 子(ファー)から でんさ
〔親子の善い関係は、子供の理解の善さからである、兄弟の善い関係は、弟の出方や善さからである、理想的円満な家庭の善さは、主婦の理解と調和のおかげである〕
「かいしゃー は、善い・美しいの意」  



肝心(クィムククル)どぅ かなさーる 
肝心(クィムククル) 良(ユー)持(ム)つぁばどぅ 
世間(シキン)や 渡(ワタ)らり でんさ  
〔人の肉体的美貌よりも、愛情豊かな精神こそが第一である、善き精神こそ、世渡りのカギである〕


むに いざば 慎(ツツシ)み 
口(フツィ)ぬ 外(フカ)出(ン)だすなよ 
んだし から 又(マタ)ん 飲(ヌ)みぬ ならぬ でんさ  
〔言葉は慎重に言うべきで、軽率な発言をしてはいけない、軽率な発言をしてから、後悔しないように〕


車(クルマ)や 三寸(ミブシ)ぬ 楔(フサビ)しどぅ 
千里(シンリ)ぬ 道(ミツィ)ん 走(パ)りみぐる 
人(プィトゥ)や 三寸(ミブシ)ぬ 舌(スィタ)しどぅ 
大胴(ウフドゥ)や ふわい してぃ でんさ  
〔車は心棒に差し込む三寸位のクサビで止めているから、千里の道も行けるのである、人は三寸位の舌で、言葉を誤ると不遇の身としてしまう〕


 この他にも歌詞は続きますが、常に作り続けられており、今では一冊の本が出来るくらいです。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年10月14日 10時28分16秒
コメント(4) | コメントを書く
[沖縄関係] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


そうかあ~  
コロリ さん
さらに、新しい歌詞が生まれているんですね~
この古い「でんさー節」のほうがいいな。「新でんさー節」もありますが。むしろ一般的なのが「新」だとは知らないかもね。
立場の下の者が気を使うというのはありますけど、今はどうですかね~
てきと~かな~ (2008年04月22日 20時40分56秒)

Re:そうかあ~(10/14)  
るんたrunta  さん
コロリさん
-----
はい。
「嫁ぬ子から」は、舅、小姑(義理の親)から、よくできた嫁子だからね~
と、感謝した言葉なんですが、勘違いされて捉えられている方々もたくさんいますよ~
(2008年04月22日 20時57分10秒)

時代かね~  
コロリ さん
思っても言えない時代があったんだね~

八重山唄の決まり文句の「世ば直れ」は、「いい世の中にして欲しい」でも領主を対象に言うと「まるで政策が悪い」ということになるので、誰に言うことなくいう台詞なんだそうです。 (2008年04月23日 20時56分23秒)

Re:時代かね~(10/14)  
るんたrunta  さん
コロリさん
-----
はい。
でもね。それも一説ではありますが、そういった唄が工工四として残るためには、役人の採譜と首里王府に献上しなくてはならず、採譜時の意味解説とその土地に伝わる意味合いとは違うこともありますからね。
公には、採譜役人に伝える意味合い。
その土地には、唄が作られたままの意味合い。
後者の意味合いを含む唄は、あよう・ゆんたとして、工工四にも載らず、もちろん三線で弾き語る事もない唄がありますよ。
その唄の一部は、このサイトにもありますが
どこかに埋もれているかもしれないですね。
まだまだ、発掘(現地調査)にも時間がかかるようです。 (2008年04月23日 21時48分00秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: