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大相撲の十両、若麒麟(尾車部屋)が大麻所持で逮捕された。大麻所持:大相撲の若麒麟、東京・六本木で逮捕 再入幕目前に--神奈川県警(毎日新聞) 若麒麟が逮捕されたのは30日。その後尾車部屋にも家宅捜索が及んだ。露鵬と白露山の逮捕以降、相撲界は再発防止に力を入れていたのではなかったか?再発防止検討委員会は何のために存在しているのか?そして、外国人力士ではなく、今回は日本人力士が逮捕された。他にも「大麻汚染力士」がいるのではないかと疑問視するのは当然のこと。また、若麒麟は昨年9月に抜き打ち検査を受けている。この際、露鵬と白露山とともに再検査を受けたのが若麒麟。このように以下の報道は伝えている。また大麻…若麒麟逮捕!協会再発防げず(スポニチ)これが本当であれば、当時から若麒麟が大麻に手を出していた可能性がある。相撲協会と親方、そして除名となるであろう若麒麟本人。責任を各自が取らねばならない。しかしそれ以上に今までの検査体制に誤りがなかったか。それを検証する必要がある。せっかく初場所は朝青龍の復活劇で盛り上がったのに。これではファンが離れるのは当然だ。相撲界は、禁止薬物と本当に決別できるのか?***********************関連記事日本人力士大麻所持で逮捕され相撲協会の隠蔽が発覚!相撲協会に常識も品格なし!若麒麟を逮捕?若麒麟、大麻所持で現行犯逮捕若麒麟 大麻所持で現行犯逮捕 新「『薬』力士」誕生ですか・・・(十両の若麒麟、大麻所持で現行犯逮捕)【大麻吸引】外国人力士だけではない、若麒麟逮捕≪十両力士・若麒麟≫大麻所持で現行犯逮捕 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.31
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北尾トロ「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」を読んだ。 この本は、著者が裁判の傍聴を体験したことについて書いている。警視庁近くの東京地裁、高裁、簡易裁判所で見た、各裁判について。不謹慎な部分もあるが、裁判を紹介した本としてはこれでいいのかも。この本でも紹介されているが、「傍聴マニア」は各裁判所にいる。そうした人の中には法務省の人よりも人事に詳しかったりすることもある。人を殺しておいて、ドクロのプリントされた服を着て出廷する被告。その格好で「反省しています」と主張しても説得力がない。こうした人は現実に存在する。私も裁判は何回か傍聴したことがある。著者と同じく東京地裁と高裁で。そこにはいろいろなドラマがある。六法を忘れて検察官に借りる弁護士。裁判中にもかかわらず、居眠りしてしまう裁判官すらいるという。閉廷後はエレベーターなどで弁護士や検事と話もできる。(向こうから話しかけられることもある)テレビドラマでしか見られない裁判が、「すべて本物」で見られる。しかも無料で。逆に言えば、国民が裁判を監視することも時には必要だ。裁判がいつも正しいとは限らないから。裁判所前で主張をアピールしている人の話は参考になった。自分が敗訴した裁判について、本を自費出版して裁判所前で売る人。世の中にはいろいろな人がいるものだ。裁かれるのも日本赤軍やオウム関係者など多岐にわたる。かと思えば、「どうしてこんな人が」と首をかしげる人もいる。「見た目善良」な人が、人殺ししていたりする。近く始まる裁判員制度。多くの人は、裁判を傍聴すらしたことがない。それでいて死刑判決が出るかもしれない裁判に参加する。この本を読んで、裁判を傍聴してみないか?***********************裁判傍聴関連ページ見学・傍聴案内 傍聴の手引 裁判傍聴同好会バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.30

サッカーのアジアカップ最終予選。日本はアウェーでバーレーンと対戦。0-1で負けた。 日本、0-1でバーレーンに敗れる(スポーツナビ)日本の先発は以下のとおり。GK 川島DF 寺田、中澤、長友、内田MF 稲本、中村憲、本田、岡崎FW 玉田、田中中澤や稲本の復帰に期待するしかない日本。ホームのバーレーンは前半24分。FKから頭で決めて先制。このまま0-1で前半終了。後半に香川、興梠、巻を投入。しかし追いつくこともできずタイムアップ。アウェーでの運動量で差が出た試合。後半に高さ勝負。しかし結果が出ずに敗戦。この試合は日本での生中継がなかった。90年W杯の北朝鮮戦(ピョンヤン)を思い出す。W杯予選のオーストラリア戦(2月11日)に不安が残る試合だった。大丈夫か日本!岡田を更迭するなら今だ!***********************関連記事テレビ中継されなかったバーレーン戦で敗れるお粗末【アジア杯予選】日本、まさかの敗戦 バーレーンに敗退?バーレーンに負けた(らしい)バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.29
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三崎亜記「バスジャック」を読んだ。(この記事はネタばれあり) 作者の三崎は「となり町戦争」で知られるようになった。前からこの短編集はネットでの書評があちこちで見られるようになった。今回私は書店で偶然、文庫本を見つけて購入した。収録された7つの作品を紹介する。「二階扉をつけてください」回覧板で二階扉の設置が叫ばれていた。しかし、妻が出産で実家に帰っている男の家では回覧板をよく読まなかった。近所の人にうるさく言われて、男はやっと二階に扉を付ける。その扉が何にに使われるのか。どう使うのかもわからないまま。工事のために電話する男と見積もりにくる男が同じというのは笑った。どうやら三崎の得意技は「日常にある非現実」を描くことにあるようだ。なかなか捻りのきいた、読者を裏切らない設定は新鮮。「しあわせな光」短くてすぐに終わってしまう作品。ここでも「日常にある非現実」は健在。「二人の記憶」自分の記憶が果たしてどれだけ正しいのか。それに疑問を投げかける人は意外に多い。非現実だけでなく、読者を惹きいれる内容はなかなかのもの。※作品集のタイトルでもある「バスジャック」については最後に述べる。「雨降る夜に」本が好きな人なら、この作品は頷くことがあるだろう。短いが独自の世界を構成している。「動物園」この設定は作者独自のもの。非現実だがそれを以下に嘘っぽくしないか。作家としての技量が問われる作品。「送りの夏」この作品が最後なのは、作者の狙いなのだろう。テーマは「死」。前にも記事にしたが、葬式は誰のためのものか。それは主に亡くなった人のためではなく、残された人のため。残された人が亡くなった人をどう送るか。それは人によって大きく違う。だからこそいろいろな宗教がこの世にある。私はそう考える。12歳にして肉じゃがを作る女の子はなかなかいないかも。自立心が高く、ケストナーの作品に出でてくる子どもみたいだ。小学生の彼女にとって、この夏は忘れられない思い出になる。それだけははっきりしている。余韻の残る作品として、私の記憶に残る。「バスジャック」タイトルになっている作品。だが、私はこの作品がもっとも気に入らない。まず、バスジャックが「ブーム」「トレンド」というのが問題。思い出すのが「ネオ麦茶」で有名になった2000年の西鉄バスジャック事件。西鉄バスジャック事件(Wikipedia)刃物を持った17歳の少年による犯行だった。豊川市主婦殺人事件と同時期で、社会に衝撃を与えた。西鉄の事件で少年は3人を刺し、うち一人の女性が亡くなった。実際にバスジャック事件で犠牲者が出ている。それを考えれば、こうした小説があることに嫌悪する。ある人は、「これはフィクションだから」と言うかもしれない。作者もそう考えているかも。それって爆笑問題の太田光をネット上で「殺す」と書いた男みたいだ。その男は逮捕され、「あれは冗談だった」と主張しているという。(後日、太田がテレビでそう語っていた)この世には、「言っていい冗談」と「言ってはいけない冗談」がある。三崎はそのことを理解しているのだろうか?この短編集を読んで、「バスジャックしてやろう!」と思う奴。実際にはいないかもしれない。しかし、「人を殺してみたかった」という理由で殺人に走る人がいる。そんな時代にこうした作品が存在する意味。それをどう考えているのか。実際に死者が出ているバスジャック事件はある。ならば、なぜその犠牲者と家族の痛みを考えないのか?青臭いようだが、たとえ私だけでもこうした意見は残しておきたい。もうひとつ。「バスジャック」の中で、以前自爆が起きたと書いてある。その時の「痛み」を表現できていない。私は小説の出来以前の問題として、「痛みが表現できないものは論外」と考える。バスジャックが「ブーム」「トレンド」と書くなら、痛みも書くべきだ。さらにもうひとつ。この作品はオチが序盤に読めてしまう。小説としても不出来だ。学生運動のようなくだらないシュプレヒコールと団結。バスジャックの「作法」について書く部分。どれも小説として面白くない。次に三崎の作品を読むなら「となり町戦争」なのだろう。多くの読者は逆に「となり町戦争」→「バスジャック」と読んでいるようだ。「バスジャック」を読んでしまった今、その気になれるかどうか。何しろ、読者ができる行動は「読まない」と「読む」しかないからだ。こうしてブログに書くのもひとつの方法ではあるが。帯には「とにかく・・・すごい本です」とある。正直、すごい本とは思わなかった。***********************関連記事「バスジャック」三崎亜記「バスジャック」三崎亜記バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.28

今回は、子どもに注意する時の話。 バスで騒がしい子どもがいる時。それを注意すると、子どもの母親がこう言う。「あのおじちゃんが怒るから静かに」それは違うだろう。検索してみると、同じように考えている人が多い。 子供を注意するときバスや列車内、図書館など公共の場で騒がしいのは迷惑。だからこそ静かにしなければならない。注意する側を悪者にして、子どもに伝えるのは間違ってはいないか。「○○が怒るから」というのはもうやめないか?バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.27
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海堂尊「ブラックペアン1988」を読んだ。(この記事はネタばれあり) 「チーム・バチスタの栄光」に始まる医療現場のシリーズ。バチスタ以前に東城大学医学部付属病院で何があったか。それを描いたのがこの作品。いわば「エピソードゼロ」。読者はどの時点でこの作品を読むのか。それによってこの作品に対する感想もだいぶ違ってくる。病院がその後、どうなったかは以下の記事に書いた。海堂尊「ジェネラル・ルージュの凱旋」海堂尊「ナイチンゲールの沈黙」「バチスタ」で病院長の高階権太。「ブラックペアン1988」では腹部外科を専門とする講師。しかも東城大学の出身ではなく帝華大からやって来た「よそ者」。当時東城大学の外科は佐伯教授が仕切っていた。助教授は黒崎。高階はマサチューセッツに留学していた。最新の医療機器を東城大に持ってくる。それが食道自動吻合器「スナイプAZ1988」だ。高階はこの機械を使って多くの外科医に手術を行えるよう改革を目指す。日本では、若い外科医が難しい手術を行うのはあり得ない。それは、医療界にとって全体の技術底上げにならない。外科の技術向上にはある程度の手術件数が必要だからだ。だが、外部から来た高階に対し医局内は批判的。医局に10年いて昇進を断ってきた渡海。「手術室の悪魔」と呼ばれる彼もまた高階に冷たい目を向ける。「白い巨塔」でも描かれた、日本医療界の閉鎖性がここでも見える。88年当時、否定的な意見が多かったがん患者への告知も指摘されている。田口が渡海の告知に批判的だったからこそ、その後の進路が決まった。そう考えるのは私だけではないだろう。高階は手術前のムンテラ(患者への説明)で、こう言う。「絶対に手術を成功させます」それに対し、渡海は手術のリスクを説明すべきだと批判的。今でも医師によっていろいろな考え方があるテーマだろう。正直私も手術に絶対はないと考える。「開腹してみたらすでに手遅れだった」ということもある。「白い巨塔」の主人公、財前五郎。彼もまた癌専門医でありながら手術不能にまで進行した癌で死ぬ。ブラックペアンと時代は違うものの、外科医は神じゃない。術前の検査で転移がわからないこともある。その後、助手として「チームバチスタ」に入る垣谷もここに登場。彼は新入医局員に対して厳しいが、「鬼軍曹役」としては最適。今回の主人公は世良雅志。外科医一年生の研修医。指導医が高階。この作品には藤原、猫田、花房の各看護婦も登場。3人とも手術室勤務で藤原は婦長。猫田は主任で勤務中の居眠りを藤原に見つかって怒られている。この人が総看護師長選挙に出るなどとは誰も思わない。それでも「千里眼」の片鱗を見せている。花房が初めて手術室で機器出しをするというのも逆に新鮮。世良と花房のデートも初々しい。この作品では世良が指導する学生が3人登場する。その3人というのが速水、島津、そして田口。5日間の研修で彼らのレポートはすごかった。田口は研修で外科医に向いていないことを知る。何しろ手術室で倒れてしまったのだから。島津は、大学病院の診断がいかに非合理であるかを主張。そして速水は一行だけ。「すぐに追い抜きます」これには笑ってしまった。先輩の世良に対して何とも生意気な学生だ。その後、速水は「ジェネラル・ルージュ」として君臨。救命救急の部長となる。若き日の高階が速水と似ているのは興味深い。「ルールより患者の命」というのは当たり前。だが、すべての医者がそれを守っていたらどれだけの命が救えるか。特に閉鎖的な大学病院では、ルール破りする者は切り捨てられる運命。それが現実だ。島津は放射線科の助教授。病院で子どもたちに「がんがんトンネル魔人」と呼ばれている。説明不要だろうが、その後田口は不定愁訴外来を担当する講師に。「グッチー」、「行灯」と呼ばれその後のシリーズで活躍。患者の体内に手術用具を置き忘れるというアイデア。これは外科医をテーマにした漫画「ブラックジャック」でもあった。この漫画では、主人公の体内に、外科医がメスを置き忘れていた。ブラックペアンでは、それをもう一捻りしている。この作品は、単なる「おまけ」ではない。「螺鈿迷宮」や「ナイチンゲールの沈黙」と比較しても面白い。十分に医療ミステリーとして成り立っている。今までとは違い、白鳥が出てこないがそれはそれで面白い。うんざりするロジックがないのもたまにはいいだろう。もうひとつ興味深いのは1988年の文化。アニメ「トトロ」や「サラダ記念日」が登場する。ところで世良はその後どうしたのか。藤原看護師と高階病院長はどこで仲良くなったのか?いろいろ疑問は多い。海堂尊を読むとしたら、次は何だろう。以下の候補作品がある。 東城大学、というより「桜宮シリーズ」はまだ終わりそうもない。***********************関連記事「ブラックペアン1988」 海堂尊 著 レビュー 『ブラックペアン1988』/海堂尊「ブラックペアン1988」海堂尊ブラックペアンに学ぶ。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.26
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海堂尊「ジェネラル・ルージュの凱旋」を読んだ。(この記事は一部ネタばれあり) この作品は、東城大学付属病院が舞台。「チーム・バチスタの栄光」の続編。「ナイチンゲールの沈黙」と同じ日に始まるもうひとつのストーリー。同じ病院内で起きていることを、別の角度から見る形になる。「不定愁訴外来」の田口や白鳥も登場するが、今回の舞台は救命救急。「ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)」と呼ばれる速水晃一。救命救急センター部長で身勝手な人物。赤字の同センターを仕切る将軍だ。12月の中旬、田口に内部告発文が届く。速水が業者と癒着しているという内容だ。高階病院長と相談の上、田口は調査に乗り出す。患者のたらい回しが社会問題となっている今。こうした救命救急の現場を少しでも理解することは重要だ。作品で描かれる、スピード感ある治療の様子はドラマ「ER」のよう。一見華々しい救命救急。しかし内情は大赤字。小児科とともに病院の経営を圧迫している。そんな中、速水にはドクターヘリの導入という悲願があった。「白い巨塔」ではないが、大学病院内は魔物が跋扈している。倫理問題審査委員会(エシックス・コミティ)もそのひとつ。才能が人の足を引っ張るために使われている。そんな中、医療スタッフの犠牲があって現在の医療水準が保たれている。それと同時に勤務医として著者、海堂尊の主張もある。日本における死亡時医学検索の不備。解剖率の低さとAi(オートプシー・イメージング)の実用化。「死者に予算を割かない」日本の医療には問題山積している。「ナイチンゲールの沈黙」にも出ていた猫田看護師長。今回はしっかり起きて自分から動く活躍ぶり!(それって看護師としては当たり前?)ハヤブサこと花房師長と千里眼を持つ「眠り猫」猫田。二人の総看護師長対決もこの作品で決着する。ICUで研修していた姫宮。「ミス・ドミノ」として失敗ばかりの彼女。だが、トリアージで才能を発揮。この後桜宮病院へ向かう。その話については「螺鈿迷宮」で描かれる。疑問点がいくつか。水落冴子が入院する場面。「ナイチンゲールの沈黙」と違う会話がある。佐藤と如月翔子がグラスゴースケール(GCS)について話す場面。GCSは患者の状態を点数で示す。佐藤は如月にGCSとジャパン・コーマ・スケール(JCS)について指摘。この点が両作品で違う。二つの世界はパラレルワールドなんだろうか?もうひとつはアメリカ帰りの事務長について。物語の後半、大事故の報道を目にした事務長。テレビ画面に映ったのが彼の妻であると速水に話す。その女性は頭に傷を負っていた。そのご、彼女はどうなったのか?私が読み飛ばしたのかもしれないが、気になる部分ではある。次に読むのは「イノセント・ゲリラの祝祭」になるか。それとも「ジーン・ワルツ」?「死因不明社会」かもしれない。 「イノセント・ゲリラの祝祭」は医療現場ではなく会議が中心と聞く。それなら、ブルーバックスの「死因不明社会」を優先すべきかも。なお、「ジェネラル・ルージュの凱旋」は映画化が決まっている。出演は竹内結子(バチスタ同様、田口を女性に置き換えている)、阿部寛(白鳥)。速水は堺雅人。花房は羽田美智子。藤原看護師は野際陽子だそうだ。今年3月公開予定。***********************関連記事「ジェネラル・ルージュの凱旋」 の速水部長は、一人浮きすぎてません?バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.25
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矢口敦子「償い」を読んだ。(この記事は一部ネタばれあり) 何故、私がこの本を手にしたか。それは古本屋でこの本を見つけたから。その前に、ネットの書評でこの本について書かれたのを読んだ。どこかに印象として残っていたから読んでみることにした。50万部以上売れているには何か理由があるはずだ。将来を嘱望された元脳外科医の日高が主人公。彼には妻と息子がいた。しかし、幼い息子はインフルエンザにかかる。日高が勤務している病院に妻は電話をかける。息子の様子がおかしいという。だが彼は患者のことが気がかりで帰れない。しかもその日は日曜日だった。妻は息子を車に乗せ、診察してくれる病院を巡る。そのうちに息子は脳症を起こして死亡。日高は妻に向かって怒る。彼の前で妻は13階から飛び降り、自殺する。悪いことは重なる。日高は勤務先の病院で他人が起こした医療ミスの責任を取らされて辞職。生きる希望を失った彼はホームレスになる。東京近郊のベッドタウンで知り合った中学3年生の真人。日高は真人をどこかで見たことがあった。医師としてではなく、その少年の命を救ったことがある。2歳の時真人は、性的虐待目的の男に誘拐された。真人が女の子の格好をしていたからだ。誘拐犯は真人が男だとわかると、彼の首を絞めた。そこに日高は駆けつけ、真人は救われた。そんな真人の住む町で、弱者を狙った事件が起きる。老人と車椅子の女性は殺される。ホームレスは襲われ死に至る。日高は真人の関与を疑うようになる。どことなく、浦沢直樹の「MONSTER」を思い浮かべる話。全体に、読者にわかりやすく書けている。だが後半になると読みにくく感じた。それはテンポが悪いから。不必要な説明でページ数が増える。それだけで読む気が失せる。説明が不執拗に長く回りくどい。優れた作品とは、説明ではなく表現できていること。私はそう考えている。もうひとつ。一人の作家が多くの人を描こうとするなら。いろんなキャラクターを描き分ける必要がある。彼女にその才能がなかったと言うしかない。私がブログで読みにくい文章を書くのはプロじゃないから仕方ないこと。しかし、彼女はプロの作家だ。この世には無理な設定や下手な文章を書いても売れることがある。この作品も私にはそのひとつに感じる。ホームレスに事件の内容をペラペラと話す刑事たち。それだけでもリアリティーがない。この作品は50万部売れたというが、帯にあるような感動が私にはない。こうした作品が売れるからこそ、ミステリーは軽んじられる。この作品には「共感覚」も出てくる。文字を見て色をイメージする。ある音に絵が浮かぶ。そうしたもののことだ。共感覚 - Wikipedia真人が日高を見て「泣いている」と感じるのは、この一種かもしれない。この作品の大きなテーマはこれだ。「人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?」作品の回りくどさがこのテーマの印象を薄くしている。残念なことに、私にはこの作品を高く評価できない。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.24
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昨シーズン、1億円プレーヤーになった石川遼。マスターズへの出場が決まった。 石川遼:「夢」またひとつ実現 マスターズ特別招待(毎日新聞)石川は現時点でマスターズ出場の資格となる世界ランク50位に入れなかった。(現在60位)だが、特別招待選手としてオーガスタへ向かうことができる。マスターズの期間中、ジョージア州には世界の強豪が集まる。その中で石川がどんなプレーをするのか楽しみだ。失敗を恐れずに自分の力を出すことだ。失うものは何もない!思い切ってプレー!***********************関連記事【ゴルフ】石川遼、マスターズ決定、招待の打診あり石川遼選手 マスターズ出場決定バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.23
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オバマ大統領は現地時間20日に就任式を迎えた。クローズアップ2009:オバマ米大統領、就任演説を読み解く(毎日新聞) オバマにとって、問題は山積している。まず公約とも言えるイラクから16ヶ月以内での撤退。アメリカ軍が去って、治安維持は可能なのか?アフガニスタンの治安も懸念される。さらには経済の建て直し。昨年は、リーマンショックに始まった世界同時不況。雇用の確保や自動車産業の復興など難問が待ち構えている。中東情勢も大きな課題として残った。イスラエルは圧倒的な軍事力でパレスチナ人を攻撃。アメリカはイスラエルに大きな影響力がある。オバマであれば、多くの死者が出ているパレスチナ人の気持ちが理解できるだろう。少なくとも前の大統領に比べれば。新聞各紙も社説でオバマ新政権について語っている。オバマ氏と世界―柔らかく、したたかに(朝日新聞22日社説)オバマ政権発足 米国再生へ問われる真価(1月22日付・読売社説)社説:オバマ米大統領就任 世界変える旅が始まった(毎日新聞社説)【主張】オバマ新大統領 強い米国再生へ覚悟を(産経新聞)忘れてはならない以下のことがある。1、オバマはスーパーマンではない。2、初の黒人大統領誕生が珍しいことであってはならない。1は当たり前のこと。オバマは8割という高い支持率を得ている。高い支持率は、極東の某国からすれば羨ましい限り。何しろ、「選挙の顔」として自民党総裁になった某国首相。最近の支持率低下(というより高い不支持率)には頭が痛いだろう。しかし、オバマに与えられた時間は短い。限られた期限で結果を出さなければ高い支持率の反動は大きい。強い権力を持つアメリカ大統領。しかも任期は4年ある。某国のように、「あなたとは違うんです」で辞任するわけにはいかない。「一人の人間オバマ」にとって、より多くの人の協力が必要。だから、この記事のタイトル「オバマで何が変わるか?」は正しくない。「オバマ大統領の下、国民がどう変えるか?」が正しい。2については、アメリカの民主主義が成熟していないことの証明。「ひとつのアメリカ」を標榜するオバマ。その言葉が本当か否かの試金石は、彼以降の大統領にもかかっている。もちろん、極東の某国も彼に協力できることはしなければなるまい。何が可能で何が不可能か。それを見極める目が必要になる。オバマとアメリカ国民に期待する!***********************関連記事オバマ氏が新大統領に就任 [アメリカ] オバマ大統領就任第44代アメリカ合衆国大統領 バラク・オバマ氏就任オバマ新大統領が誕生?本日、バラク・オバマ アメリカ合衆国第44代大統領誕生! オバマ大統領就任<オバマ新大統領>宣誓し就任 演説で「米国の再生」誓うオバマ新大統領、米国の再生と指導力の回復を誓うオバマ大統領就任とテレビ東京の進む道オバマ新大統領就任演説…率直さと自国への誇り[オバマ大統領]みんな、それが「お祭り」だとわかっているオバマ氏がアメリカ大統領に就任 【米国大統領】オバマ氏、第44代大統領に就任、なかなかの演説バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.22
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海堂尊「ナイチンゲールの沈黙」を読んだ。(この記事はネタばれあり) この作品は、「チーム・バチスタの栄光」の続編になる。東城大学医学部でのバチスタスキャンダル後を描いている。東城大学医学部付属病院小児科。そこに二人の患者がいた。佐々木アツシと牧村瑞人。彼らの病名は網膜にできる悪性腫瘍、網膜芽腫(レティノブラストーマ)。この病気は遺伝子の異常が原因。幼い子どもがかかる。二人への治療は眼球摘出しかない。そうしなければ、腫瘍が肺などに転移してしまう。しかし中学生の患者、牧村瑞人は手術を拒否。父親も承諾書を書かない。加えて、瑞人の担当医師がかなり問題あり。そんな中、瑞人の父親が殺される。ミステリー小説として「犯人は誰か」という問題はどうでもいい。「チーム・バチスタの栄光」でコンビとなった田口と白鳥が再び登場。だが、私の感想としてはテーマが散漫で面白みが欠ける。疑問なのは、大学付属病院で末期の肝硬変患者にアルコールを処方すること。田口がいかに窓際医師であったとしても、これは実際に行われているのか?救いは猫田看護師長のキャラクター。「眠り猫」が目を開けると「千里眼」になる。彼女のような存在が、日本の医療を救っているのかもしれない。藤原看護師が認めただけのことはある。次にこのシリーズを読むなら「ジェネラル・ルージュの凱旋」になる。「ナイチンゲールの沈黙」にも出てきた救急救命の速水がどうなるのか。機会があれば読んでみたい。 「ナイチンゲールの沈黙」に続く「螺鈿迷宮」は既に読んでしまった。この作品については以下の記事に書いた。「螺鈿迷宮」海堂尊正直に感想を書くと、「螺鈿迷宮」は面白くなかった。看護師の浜田小夜が桜宮病院の養女となったエピソード。これは「螺鈿迷宮」につながっている。ネットで書評を読むと、両作品はかなり不人気なのがわかる。だが、「ジェネラル・ルージュの凱旋」は面白いらしい。その評判が正しいのかどうか。それは自分自身で確かめるしかない。追記「ナイチンゲールの沈黙」の中で語られる「共感覚」。これで思い出すのが詩人、アルチュール・ランボーの「母音」。ここで説明するには字数に制限があるので、以下のページを読んでほしい。母音の色(ランボーの詩に寄せて)↑文字を色に感じるのは、まさに共感覚。私のような凡人にはこのように感じることが難しい。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.22
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北村薫「スキップ」を読んだ。(この記事は一部ネタばれ含む) 文庫本の付記にあったが、「スキップ」は「ターン」より先に発表された。だが、「ターン」のほうを先に書くつもりだったと北村は告白している。「スキップ」の主人公は17歳の女子高生。「ターン」でもそうだった。北村が、「実は女性では?」と言われるのもわかる。舞台は昭和40年代初め。彼女は25年後に飛ばされてしまう。肉体は42歳のおばさんにとなって。女子高生一ノ瀬真理子から高校の国語教師、桜木真理子。その日から、彼女の新しい生活が始まった。一言で言えば、「逆バック・トゥ・ザ・フューチャー」というところか。救いなのは真理子が前向きな女性だということ。そうでなければ中身が高校生であるにもかかわらず、教壇には立てまい。「挙動不審な先生」となった真理子。すでに結婚していて高校生の娘もいる。年頃の女性としては、鏡を見るのがとても怖かっただろう。その部分は読んでいて同情した。感動したのはバレーボールのシーン。校内大会で決勝まで進んだ真理子のクラス。エースのニコリを狙う敵チームの戦略に思わぬ苦戦を強いられる。満足にバレーのルールも知らない真理子はタイムを要求。選手たちに敵の作戦が5人に向けられていることを伝える。試合は最終セットにもつれ込む接戦。私は不覚にもこの場面で涙してしまった。ニコリはなぜコートに立つ決心をしたか。心ならずもバレー部を去ったニコリ。「おまえからバレーを取ったら何が残る」と顧問に訊かれた。「私が残ります」と答えたニコリ。強い子だ。そのニコリが出した答。それがバレーコートにあった。「自尊心」は真理子だけが持つものではない。ニコリにはニコリの自尊心があった。この作品は、レトロな一面もある。昭和40年代を思い出せる人にはまた違った楽しみ方もできるだろう。テレビでは「てなもんや三度笠」、「シャボン玉ホリデー」が放送された。作品の中にはドラマ「氷点」や、「白い巨塔」も出てくる。財前五郎役は佐藤慶。「タイムショック」の田宮二郎でもなければ唐沢寿明でもない。他にもGS(グループサウンズ)、ドーナッツ盤、カミナリ族。テレシコワ、クイズ番組のジェスチャーなどが出てくる。バレーボールは「東洋の魔女」、そして実質的な日本代表のニチボー貝塚だ。東京オリンピックでの決勝は何回もビデオで見た。ご都合主義の部分は確かにある。しかしそれを差し置いてもこの作品は面白い。読者は北村ワールドを素直に楽しんでいいんじゃないか。「スキップ」と「ターン」はともに直木賞の候補になった。だが彼はどちらの作品でも受賞することができなかった。北村は、合計5回直木賞候補になった。最近の受賞作を見ていると、北村が受賞者に劣っているとはとても思えない。「こんなのが受賞作か?」と思う作品すらある。芥川賞と直木賞はミステリーだ。北村が書く小説以上に。「スキップ」と「ターン」を読んだ。ということは、次は「リセット」になるのか。※誤りが見つかったため、11年6月に一部編集しました。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.21
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北村薫「ターン」を読んだ。(この記事はネタばれあり) 正直、私は北村薫の作品が初めて。どうして今まで読まなかったのかが不思議なくらい。「ターン」は読みごたえのある、読んで損はない作品だった。29歳の売れない女性版画家が主人公。彼女は子どもたちに美術教室を開いている。ある日、教室で使うダンボールをもらいに車で出かける彼女。7月の暑い夏の日だった。大通りで彼女は事故に遭い、乗っていた軽自動車は横転。その時点から、彼女はもうひとつの世界へ入ってしまう。事故が起きた午後3時15分になると前日に戻るその世界。人は自分以外誰もいない。犬や猫までいない世界で彼女の生活が始まる。それがかなりのページまで続く。異色のミステリー小説は、この時点まで読めるかどうか。それにかかっている。もし、この時点まで読めれば最後まで読むのは容易だ。そして150日目に家の電話が鳴る。電話をかけたのは、彼女の作品を買った男性。自分だけの世界からこの「ホットライン」だけが世界へ通じる。実際の世界で彼女は病院にいた。事故以来、眠ったままの彼女。彼女は元の世界へ戻れるのか?この小説で思い出したのがあるアニメ映画。うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー「うる星やつら」の場合は、何人かの仲間が一緒だった。孤独を感じなくて済むのは「ターン」とは違う。永遠に繰り返される毎日。それを望んでいる人はいるかもしれない。何しろ、本は読み放題。時間無制限でやりたいことができる。私も、この世界に行きたいと思う。そうすれば、「失われた時を求めて」など長編作品を読めるから。もちろんデメリットもある。それは他人と触れ合えないこと。よく、こんなことを言う人がいる。「人は一人では生きていけない」確かにそうだ。毎日、午後には昨日に戻ってしまう。話し相手すらいない。(主人公には話し相手はいる。その正体がわかるのはかなり後になってから)彫刻の作品を残すこともできない。日記も書けないのでは面白くない。人はどこかに「自分の存在」を残しておきたい生き物だからだ。作者の主張がわかるのは、残りページが少なくなってから。決して斬新ではないが、テーマとしては納得できるものだった。北村作品なら、次は「スキップ」になるのだろう。どこかで調達しなければ。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.21
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図書館に、本を寄贈した。東野圭吾のガリレオシリーズ新刊、「聖女の救済」と「ガリレオの苦悩」。そして文庫本が10冊ほど。 公立図書館では、人気のある本に何十人と予約が集まる。だが、図書館では予算の関係上購入できる本の冊数が限られる。人気の本を持っているのならば。古本屋に売るよりも本を有効利用できる。私はそう考えた。売れば、人気のある本は誰かが買うだろう。現金として幾らかの収入になる。しかし、図書館に寄贈するのと古本屋に売るのでははっきりとした違いがある。図書館と古本屋では、資料を提供するスピードが段違い。間口の広さも違う。古本屋の場合、買った人とその家族、友人くらいがその本を読める。狭い範囲でしかない。だが図書館なら、不特定多数の人に資料を提供できる。より多くの人に本を提供する図書館。もっと理解があって然るべきではないか?だが、図書館としても「本なら何でもいい」わけではない。昨年、こんな報道があった。財政難図書館、不要本に埋まる 寄贈募るが多くは廃棄(asahi.com)古い本や誰も読まない本を寄贈されても困ることがある。ある図書館では、こんなページを作って呼びかけている。■寄贈本担当者より■「予約の多い本」、「郷土資料」等について寄贈のお願い↑もちろん、この基準は図書館によって違う。どの本を寄贈するか。線引きについては寄贈する側も考えよう。読みたい人がいる本であれば。図書館に寄贈しよう!追記図書館とベストセラーの関係について、いろんな意見がある。いくつか記事を紹介しよう。ベストセラーは普通に大学図書館に所蔵されているベストセラーが図書館の貸出増加に貢献しない単純な理由2002年、NHK「クローズアップ現代」で、このテーマが取り上げられた。ベストセラーをめぐる攻防(NHK「クローズアップ現代」HP)この番組に関する図書館側の主張も紹介する。NHK「クローズアップ現代」に対する図書館の見解 こんな意見もある。ベストセラーと図書館図書館とベストセラーの関係は深い。この件はここではなく、また別の記事に書くかもしれない。***********************関連記事寄贈本のあり方バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.20
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久しぶりに宮部みゆきを読んだ。「R.P.G.」だ。 (この記事はネタばれあり) 宮部は多くの作品を読んだが、訳あって「R.P.G.」は読まないでいた。女子大生と中年サラリーマンが殺された。警察は、二つの事件の関連を見つける。しかし、容疑者逮捕にはつながらない。被害者のサラリーマンには娘と妻がいた。しかし、それ以外にネット上での「妻」、「娘」、「息子」が存在していた。擬似家族だ。警察は、この擬似家族3人を集めて尋問する。隣の部屋にはマジックミラー越しに被害者の娘がそれを見ている。捜査陣に「クロスファイア」の石津と、「模倣犯」の武上が登場する。家族3人を尋問するのは武上。ひとつ苦言を。取調室で「息子」の稔に被害者家族である娘の名前を教える場面がある。被害者の苗字はもちろん稔が知っている。稔に娘の名前、しかも漢字まで教えてしまうのはリアリティーがない。娘は姿を見られないようにマジックミラー越しにいる意味がない。これは宮部の「ヒント」なのかもしれない。だがあまりに初歩的なミスではないか?正直、宮部作品としては内容が薄かった。ネットという仮想現実が現実にあある。これからは事件もネット絡みになることは想像できる。ならば、もっと深く掘り下げることはできなかったのだろうか?また、この作品は「表現する」のではなかった。読者に「説明する」作品だった。宮部の作品は、「説明せずに表現する」ところが長所だったのに。次に宮部作品を読むとしたら、「誰か」になるだろう。「 R.P.G.」を読んだ後では、その日がいつになるかは不明だ。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.20

歌手の華原朋美が意識を失いかけて救急搬送されていた。 華原朋美さん救急搬送=薬の大量摂取か-警視庁(時事通信)17日のこと、華原はタクシー乗車中に意識がもうろうとした。華原は精神安定剤を大量摂取したらしく、病院に搬送された。報道から推測すると、これはオーバードーズ(略してOD)だろう。オーバードーズ(Wikipedia)上のリンクを読めばわかるが、薬物の過剰摂取で体調を崩すことがある。薬というのは使用せずに済むなら使用しないほうがいいもの。薬の種類と量によっては死亡することすらある。ODで亡くなった有名人は多い。映画界ではマリリン・モンローやリバー・フェニックス。音楽ではジミ・ヘンドリックスが知られている。薬はなるべく使わないこと。使うなら、量を守って! バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.19
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東野圭吾「ガリレオの苦悩」を読んだ。この作品は、「聖女の救済」と同時に出たガリレオシリーズ最新刊。(この記事はネタばれあり) 最初の「落下る(おちる)」と次の「操縦る(あやつる)」は、ドラマになった。このドラマについては、昨年記事にした。ガリレオΦ「操縦る」「エピソードΦ」と「ガリレオの苦悩」は少し設定を変えている。例えば、ドラマの「落下る」では宅配ピザのアルバイトは草薙だった。事件現場にいたため、彼は警察からマークされることになる。後の捜査一課であるにもかかわらず。疑いを晴らすべく、草薙はベランダで実験を行う。しかし、小説で実験を行うのは内海薫。小説で彼女は初登場。実験を見ているのが湯川であるところは同じ。「操縦る」も設定が違っている。小説で「メタルの魔術師」と呼ばれた男は湯川の恩師。つまりは元帝都大学元助教授。ドラマでは助教授ではなく元経営者という設定だった。ガリレオシリーズの続編を待っていたファンに、この短編集は売れるだろう。だが、私は「聖女の救済」とともに物足りなさを感じた。 第三章の「密室る(とじる)」は、田舎のペンションで起きた事件。湯川が旧友から密室事件について助言を求める。詳しくは書かないが、このエピソードは底が浅い。こんな作品を書いていれば、「東野は才能が枯渇した」と解釈されてしまう。少なくとも、私はそう感じた。第四章「指標す(しめす)」は少女が水晶を使ったダウジングの話。湯川はダウジングが本物か否かをすぐに判断してしまう。これも、もう少し読者に真偽の期待を持たせるべきではなかったか?本格的だったのは第五章「攪乱す(みだす)」。警察と捜査に協力している湯川に対し、挑戦状が届く。「悪魔の手」と名乗る犯人は、事故に見せかけた殺人ができると豪語。挑戦状のとおりに人が事故で死ぬ。その事故に、「悪魔の手」が関わっていた。このエピソードはもっとページ数が欲しかった。「自分がどこで恨まれているかわからない」という怖さはあった。それをもう少し引っ張れなかったか?東野は「天空の蜂」「宿命」など長い作品も得意だ。このエピソードだけで2時間ドラマ、又は映画にもできたのではないか?私はそう感じた。***********************関連記事東野圭吾「ガリレオの苦悩」***********************バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.19

テニス4大大会のひとつ、全豪オープンに38歳のクルム伊達公子が出場する。 テニス=全豪OP、クルム伊達が最年長で本戦出場(ロイター)伊達は全豪の予選に勝って本戦への切符を手に入れた。19日の1回戦ではエストニアのカイア・カネピと対戦する。伊達が引退した後、私はあるアメリカ人にこう言われた。伊達の引退は残念だ。まだ彼女は活躍できるのに。私もその意見に賛成しておいた。だが、スポーツの世界は選手が引退と決めたら引退だ。その時の伊達がそう判断したのなら、それを尊重するしかない。伊達の復活は見事。しかし、彼女が復帰したのは日本テニス界が低迷しているから。伊達の後に続く選手が出てこないのは残念。ライジングショットの復活を素直に喜べない。日本のテニス選手よ、奮起せよ!バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.18
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東野圭吾「聖女の救済」を読んだ。「ガリレオの苦悩」とともに「ガリレオシリーズ」の新刊だ。(この記事はネタばれあり) 実業家の真柴義孝が自宅で死んでいた。コーヒーに入っていた亜ヒ酸による中毒死だという。その時、義孝の妻である綾音は札幌近郊の実家にいた。綾音はパッチワークで有名で、教室も持っていた。遺体の発見者は綾音の弟子である若山宏美。義孝は死ぬ前にレストランの予約を2人分入れていた。このことから自殺の可能性は考えられない。実は、義孝と若山宏美は不倫の関係にあった。子どもができないことから、真柴夫婦の間には亀裂が生じていた。義孝は子どもを作るために結婚したのだった。捜査一課の草薙は綾音に惹かれる。捜査は難航した。完璧とも言えるアリバイが綾音にはある。若山宏美も義孝を殺すことは考えにくい。どこから亜ヒ酸をコーヒーに混ぜたのか?それからして大きな謎だ。札幌、広島と捜査は拡大する。操作を担当した内海薫は帝都大学の湯川学に協力を求める。「変人ガリレオ」の登場で、事件は解決に向かうと思われた。だが湯川の頭脳を持ってしてもこの事件解決までには大いに悩む。正直に感想を書く。「ガリレオ」の続編ということで、この作品もかなり売れるだろう。だが、今までの作品と比較すれば薄いというか、底が浅い。まず、犯行の動機に疑問を感じる。何より読者を惹きつける魅力も乏しい。「容疑者Xの献身」で共感した読者は失望しただろう。確かにトリックは意外性があった。ただそれが読者を納得させるものではなかったということだ。また、殺された真柴義孝は死ななければならなかったのか?批判されて然るべき人物ではあったが、死ぬほどのことかと思う。ミステリーでは「死に値する行為」というのもがしばしば度外視される。「聖女の救済」でもそれは当てはまる。そう考えるのは、私が男だからか。また、内海と草薙のやり取りにも疑問あり。係長の間宮、草薙の考え方は捜査陣として失格。実際、日本の警察はこの程度ではないと信じたい。鋭い観察眼を持つ女性刑事、内海が登場するこの作品。ドラマでは柴咲コウが演じていた。だが、ドラマよりも内海はしっかりしている。捜査一課に抜擢された理由もわかる。捜査のため、広島県に向かう内海が福山雅治のアルバムを聴く場面。東野が見せた茶目っ気だ。私は読む順番を間違えたのかもしれない。「聖女の救済」より先に「ガリレオの苦悩」を読むべきだったかも。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.17
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重松清「その日のまえに」を読んだ。(この記事はネタばれあり) この本は連作短編集。タイトルは以下のようになっている。「ひこうき雲」「朝日のあたる家」「潮騒」「ヒア・カムズ・ザ・サン」「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」すべての作品は、人が死ぬ「その日」を底辺に進行する。「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」はつながっている。だがそれだけではない。「ひこうき雲」に出てきた美代子は看護婦になって後に重要な役割を果たす。私が末期ガンなら、美代子いる病院に世話になりたい。「潮騒」も同じように「その日のあとで」の伏線になっている。「ヒア・カムズ・ザ・サン」の親子も後に登場する。まったく関係のないと感じても、「どこかで繋がっている」のが面白い試み。(「朝日のあたる家」が他のエピソードとどう繋がるか分かりにくい。だが、分かると思わず手を叩いてしまう)この本がきっかけとなって、看護師を目指す人がいるかもしれない。高校生の息子が介護を目指すように。そのくらい印象に残る話の連続だ。「朝日のあたる家」の先生もキャラクターが面白い。夫からは暴力を受け、万引きをしてしまう元教え子の話は切実。でも先生の前向きさは救いになった。「ヒア・カムズ・ザ・サン」の親子には笑わせてもらった。あの母にしてこの息子ありである。だが、笑った後で泣きもした。重松は天才じゃない。でも人を笑わせてじんわりと泣かせるのは作家としての才能。それは多くの人が認めるだろう。直木賞を受賞した「ビタミンF」。ありえない設定ながら読者を重松の世界に引き込んだ「流星ワゴン」。「その日のまえに」もまた重松ワールド炸裂だ。人はいつか死ぬ。「バカの壁」がベストセラーになった養老孟司。彼は「死の壁」でこんな事実を書いている。「人間は死亡率100%」誰にでも訪れる死。その時家族はそれをどう受け止めるのか?買って、そして読んで損はない。「その日のまえに」は傑作と呼ぶべきだ。追記以前、自殺をテーマにしている「舞姫通信」についての記事を書いた。自殺と「舞姫通信」(重松清)「舞姫通信」が問いであるなら、その答えは「その日のまえに」。私は少なくともそう考えている。なお、この作品は2008年に映画化されている。出演は南原清隆、永作博美、筧利夫、今井雅之ほか。***********************関連記事その日のまえに(重松清)その日のまえに 重松清↑「その日のまえに」に関する記事。参考にさせていただいた。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.16

現地時間15日、ニューヨークで旅客機がハドソン川に不時着した。この事故で乗客乗員155人は全員救助された。NYハドソン川に旅客機不時着、乗員・乗客に死者はなし(AFP) この旅客機は、USエアウェイズ1549便。NYのラガーディア空港からノースカロライナに向かうはずだった。離陸直後に異常な動き方をしたという。原因はまだ調査中。一部報道によると、鳥が機体に吸い込まれた可能性があるとのこと。この便には、少なくとも日本人2人が乗っていた。NYは氷点下の寒さ。死者が出なかったのは不幸中の幸いだ。***********************関連記事NYのハドソン川に旅客機墜落NYハドソン川に旅客機墜落バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.16

中央大理工学部の教授が14日に刺殺された事件。容疑者はまだ絞り込めていないようだ。40数カ所の傷 妻「トラブル思い浮かばぬ」 教授刺殺(asahi.com) 私が最初、この報道を聞いた時、八王子キャンパスを思い出した。 ところがこの事件は文京区の後楽園キャンパスで起きている。しかもトイレでの犯行だ。教授を狙ったということになれば、「誰でもよかった」型犯罪ではないことになる。「コートを着たニット帽の男」が現場付近で目撃されている。多くの大学は、いろんな人が出入りしている。学生と教職員だけでなく、業者や近所の人など。最近では図書館や運動施設などを一般の人に開放する大学さえある。こうした事件をきっかけに、「開かれた大学」が閉じてしまわないように願う。ところで殺された教授は評判がいいとのこと。それにしては刺し傷が多いのが気になる。個人的に恨みを持つ者の犯行だろうか?捜査の進展に期待するしかない追記その後の報道で、殺された教授の自宅付近に、「殺」などの落書きがあったという。中大教授殺害、倒れた後も執拗に刺した?(読売新聞)落書きが事件へ関係あるのかどうか。それはわからないが気になる点ではある。***********************関連記事中央大学教授を刺殺? 【殺人事件】謎が多い、中央大学教授殺傷事件 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.15
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東野圭吾「さまよう刃」を読んだ。(この記事はネタばれあり) 娘を少年二人に陵辱の上殺された長峰。少年法では裁きが不十分と感じ、自ら復讐することを誓った。この作品は救いがない。いわば東野圭吾による問題提起の小説だ。法律は何のためにあるのか?警察の役目は?織部刑事の目を通して、その問題は解決することなく終わる。こうした復讐を描く作品は珍しくない。ジョディ・フォスター主演の映画「ブレイブワン」でもそうだった。この映画については以下の記事に書いた。映画「ブレイブワン」「さまよう刃」は織部による長峰の射殺で終わる。その後、情報提供者が誰であったかが描かれる。しかし、被害者家族にとって救われないことに変わりはない。小説で描かれなかった「その後」はどうだっただろうか?保護されたカイジは3年ほど服役して出所しただろうか。和佳子は長峰の思い出を胸に、この先生きていくのだろう。そして多くの人は、この事件を忘れる。少年法の改正はあるかもしれないが、所詮は「他人事」でしかない。東野が描く世界は、宮部みゆきと同じく「欠損家族」が多い。長峰は妻を亡くし娘と二人暮らし。事故で和佳子は娘を失っている。悲しい事件を描く場合、この「欠損家族」が背景にあること。それはストーリーを際立たせる。もし和佳子の娘が生きていたら。彼女は長峰を助けなかったに違いない。「何かが足りない人」は、足りない何かを埋めようとする。正しいか否かを別にして、それは確かだ。「さまよう刃」を読んで思い出すのが本村洋さん。光市母子殺害事件の被害者家族だ。彼は、あの事件で奥さんと娘さんを失っている。死刑を回避した一審判決後の記者会見で彼はこう語った。「司法に絶望した、加害者を社会に早く出してもらいたい、そうすれば私が殺す」(Wikipediaより引用)この言葉は「さまよう刃」での長峰に通じる。我々は、被害者家族の気持ちにどう応えられるだろうか?バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.15
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15日、平成20年度下期の芥川賞と直木賞が決まった。芥川賞に津村記久子さん=直木賞は天童荒太、山本兼一の2氏(時事通信) 受賞は以下のとおり。芥川賞 津村記久子「ポトスライムの舟」直木賞 天童荒太「悼む人」、山本兼一「利休にたずねよ」天童荒太については「永遠の仔」が以前話題になった。彼の作品は、暗いが現実を見事に表現している。今回の受賞は遅すぎたくらいだ。3人とも受賞おめでとう!***********************関連記事芥川賞と直木賞?バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.15
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石田衣良の「うつくしい子ども」を読んだ。(この記事はネタばれあり) この話の主人公は三村幹生という中学2年生。ある地方のニュータウンに住んでいる。学校はモデル校となっている。頬のニキビから彼は学校で「ジャガ」と呼ばれている。この地域で事件は起きた。小学校3年の女児が行方不明に。彼女は山で遺体となって発見された。遺体は上半身裸で、乳首には噛んだ跡があった。猟奇殺人だ。「夜の王子」の文字もあった。事件は幹生と駆け出しの新聞記者山崎を交互に描くことで進行する。そして犯人が捕まった。幹生の弟だった。騒動は犯人の補導で終わらなかった。この小説は、犯人探しがテーマではないからだ。幹生を含め、両親は離婚。家族はバラバラになった。それでも幹生は元のクラスに戻る。学校で幹生はイジメられる。PTAも悪影響を考えて、幹生を転校させようとする。この小説では、被害者家族ではなく加害者家族の視点で描かれている。終盤、被害者の母親が出てくるものの、被害者は脇役の扱いになっている。この小説が、神戸で起きた酒鬼薔薇の事件に影響されたことは明らかだ。神戸連続児童殺傷事件触法少年の写真公開も現実に起きたこと。そして少年法は少年を更正させるために存在している。被害者家族や加害者家族のその後など考えていないかのように。石田衣良と言えば「池袋ウェストゲートパーク」。そして直木賞受賞作となった「4TEEN」。夜、クスノキの下に集まる学級委員の長沢。図書委員で変わった女の子のはるき。そして幹生。彼らの友情が「4TEEN」へ繋がっている。女装をカミングアウトする長沢。びっくりするような発言を連発するはるき。凄惨な事件を描いていても、石田衣良の世界は救いがある。特に、はるきの発言には笑いが止まらなかった。現実に、彼女のようなクラスメートがいたとしたら。灰色の中学校生活も楽しいものになっただろう。もし、自分がこの物語の世界にいたとしたら。もし幹生のクラスメートだったとしたら。どう行動しただろうか?いろんな視点から事件を考えると、時間がいくらあっても足りない。さらに、このテーマを別な作家が書いたとしたら。どんな作品になったか。宮部みゆきなら、東野圭吾なら、重松清だったら。別な視点からまったく違う小説を書いていただろう。ある作家は松浦君の視点から書くかもしれない。又は加害者の父親の視点で。三つだけ苦言を。まず図書館について。個人情報が利用者にわかってしまう図書館が学校にあること。これは大きな問題だ。かつてスタジオジブリのアニメ映画「耳をすませば」でも同じことがあった。主人公の雫が図書カードからその本を借りた人物を知る。これは「まともな」図書館ではありえない。「図書館の自由に関する宣言」でもそのことは明らかだ。「図書館は、利用者の読書事実を外部に漏らさない」と明記されている。(上記リンクから抜粋)もうひとつは「夜の王子」が過去の文集に出ていたこと。遺体発見現場に「夜の王子」がメッセージとして残されていた。ならば、警察はその意味を考えるだろう。徹底的に捜査するに違いない。加害者の兄であったとしても、警察が見つけられなかったその文集を見つける。加えて事件の背景を中学生が突き止めて新聞記者と秘密にする。そして事情を知った警察署長は息子を撃ち自殺。これはリアリティーがない。最後にリストカットについて。女装する長沢君は心が女性なのかもしれない。それでも、リストカットは男女で大きく違う。これは私だけが主張していることではない。薬物や青少年の非行に詳しい水谷修氏も講演会で言っている。男子のリストカットは女子に比べてかなり重症。この話のように、強い友情で結ばれた友人がいたとしても。立ち直るには精神的なケアが必要になる。***********************関連ページうつくしい子ども↑「うつくしい子ども」に関するページ。今回、こちらで記事を書くにあたり参考にさせていただいた。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.14
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東野圭吾の白夜行をやっと読み終えた。(この記事ネタばれあり) 前に読んだ「天空の蜂」も文庫本でありながら600ページ以上の厚さ。だが、「白夜行」は800ページ以上もあった。こんな厚い文庫本は私の記憶にない。「ダークな世界」を描いたこの作品は、どこまでいっても暗い。殺人や暴行があるため、救いのない部分について読むのが辛くなる。探偵の今枝、名古屋で殺された西口奈美江についても闇から闇へと葬られる。友彦がつき合っていた中年の女性が心臓麻痺で死亡した際。亮司がそれをどうやって隠したか。あまりに異常だ。読んでいて背中に冷たいものを感じた。人が本能的に怖がる妖怪や幽霊よりも、人のほうが怖いかもしれない。他人を自分の思うようにコントロールする。それはチェスの世界で言われる「ツークツワンク」を思い出す。ツークツワンク - Wikipedia知らないうちに、人は誰かに操られているのかもしれない。例えば派遣社員の三沢千都留。彼女は実家の北海道に発つ前、品川のホテルに泊まる。雪穂との結婚を控えながら千都留への想いを断ち切れない高宮誠。千都留を追うべく品川へ向かうが、彼女は別のホテルに泊まる。刑事だという男に説得されて。もし彼女が高宮と結婚式前に出会うことができたら。二人の人生は大きく違っていただろう。もちろん、高宮の会社から企業機密が盗まれることもなかった。チェスと同じく、人生は「パス」ができない。自分の選択が状況を悪化させるとしても。多くの人は「自分の人生を自分で選択している」と考える。だがそれは思い過ごしかもしれない。亮司と雪穂の思惑が、自分の行動を決めていないと誰が断言できるか?ミステリーとしての面白さはもちろんある。だがそれ以上にクロニクル(年代記)と言うこともできる。中東戦争によるオイルショック。阪神の優勝や日航ジャンボ機墜落事故などが、あちこちにちりばめられている。20年近い日本の現代史がここにある。文庫本の解説は馳星周。彼が書いているように、亮司と雪穂の内面を書かない表現が生きている。書かないことで、読者に考えさせる。そして怖さを強調する狙いがあるに違いない。多くの読者は東野の策略にまんまと嵌ってしまった。亮司と雪穂にとって、生きている意味とは何なのだろう?何をどうしたら彼らは救われたのか?それを考えると、今夜は眠れなくなりそうだ。なお、この作品は2006年にTBSでドラマ化された。出演は山田孝之、綾瀬はるか、柏原崇。私は先にドラマを見ると、その作品については本を読まないことにしている。次に読むのは「幻夜」になるだろう。今まで東野圭吾は「トキオ」(後に「時生」と改題)。そして「ガリレオ」シリーズしか読んでいなかった。だが、「後で初期の作品を読む」ことに後悔はない。それはそれで面白いものだからだ。***********************関連記事「白夜行」東野圭吾↑この小説に関するブログ記事。今回の記事を書くにあたり参考にさせていただいた。コメント欄に宮部みゆきの「火車」に似ているとの指摘があった。私も「白夜行」を読んでいる際、「火車」を思い出していた。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.13

麻生内閣の支持率がさらに下がり、朝日では2割を切った。(読売の調査では2割ぎりぎり) 麻生内閣:支持率また低下 「政策の説明が難しい」から?(毎日新聞)麻生内閣は、「選挙の顔」として自民党総裁になった。しかし、今選挙を行えば民主党に負けてしまう公算が強いと言われる。その大きな理由は、以下の点にある。1、指導力のなさ2、経済立て直し政策への不信感麻生内閣にとってさらに問題なのは、不支持が7割を超えているということ。この高い不支持率が出るのは森内閣以来ではないか?負けると分かっている以上、選挙はできない。定額給付金についても「他の使い方はできないのか?」という疑問が残る。公明党は、給付金を必要だと考えているらしい。だが、多くの国民はそう考えない。ここに永田町とお茶の間の乖離がある。安倍、福田と立て続けに政権を投げ出した自民党。念願の総理になった麻生にとって、「3回目の投げ出し」は許されない。「渡辺の乱」に賛同する議員はいないという。だが、本来麻生を支えるはずの自民党の中から不協和音が聞こえる。この意味を麻生はしっかりと考えるべきだ。一度、麻生は「派遣切り」された人と一晩を過ごしてみたらどうだろう。話せば少しは痛みが分かるだろう。炊き出しの豚汁も食べてみるといい。ホテルのレストランにない味を、一緒に味わう場が彼には必要ではないか?***********************関連記事麻生内閣支持率(共同通信) 【政治】とどまることを知らない内閣支持率の低下、ついに20%割れ! 内閣支持率 20%割れ麻生太郎内閣不支持70.2%に拡大 森内閣以来内閣不支持70%? これが底とも取れますが・・・(麻生内閣支持率、20%を挟む低迷ぶり)バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.12

ラグビーの大学選手権決勝が10日に国立競技場で行われた。対抗戦で負けた早稲田が帝京にリベンジ。20-10で優勝した。大学選手権 決勝 試合結果(早稲田ラグビー部公式HP)全国大学ラグビー:帝京大、数的不利で自慢のFW機能せず(毎日新聞) ここ数年、毎年決勝に残ってきた早稲田。しかし、今シーズンは違った。対抗戦の連勝記録が帝京戦で途切れ、早明戦でも負けた。大学選手権に出られない明治相手に負けたのは何故か?どこかに慢心があったからだ。主将の豊田も結果が出ないチームに悩んで、中竹監督に相談したという。中竹はチームの自主性を重んじる監督だ。結局、「主将らしくない主将でいい」と言ったという。監督自身にカリスマがないことは本人が一番よく知っている。伝統ある早稲田ラグビーでは、そうした考え方に批判もあるだろう。結果が出なければなおさらのことだ。「カリスマのない監督」「主将らしくない主将」それがこの日の勝利に結びついたのか。大学選手権ではライバルの関東学院大。そしてリーグ戦グループ優勝の東海大を破って決勝まで残った。昨シーズンは大麻問題で部が大揺れとなり、監督も辞任した関東学院。そして、近年力をつけてきた東海大。早稲田が早明戦の負けを引きずるようであれば。このどちらかに負けていたのかもしれない。対抗戦で早稲田が帝京に負けたのは、フォワードの差にあった。留学生二人を擁する帝京は前8人の基礎的な力と守備力が強化された。決勝でも何度かゴールライン寸前でその守備力が発揮されていた。それだけに1プレーヤーとしての豊田の2トライは見事。帝京としては、岩出監督も認めているように2回のシンビンが痛い。逆に前半は早稲田のフッカーがシンビンで欠けていた時間帯があった。この時にリードできていれば、試合展開は違ったものになっていただろう。特に後半は帝京のフランカー陣がシンビンと故障で欠けた。「ラグビーにとってのフランカーがいかに大切か」それを示した試合にもなった。スクラムサイドの攻守は、フランカーが握っている。ボールを持った際の機動力。守備では相手のHB陣と第3列の機動力を封じることも必要になる。だが、今シーズンの大学ラグビー界を面白くしたのは関東では帝京。西では関西学院大だった。そのことについては誰も否定しないだろう。いつも決まった大学ばかりが勝つのではラグビー界も活性化しない。岩出監督が強化した帝京。来シーズンもラグビーファンを楽しませてくれるに違いない。(まだ日本選手権があるのに来年の話をして申し訳ないが)国立競技場に響いた「荒ぶる」。早稲田ラグビー部では不文律がある。部歌のうち、「北風」はいつでも歌える。しかし「荒ぶる」は大学選手権に優勝したときしか歌えない。荒ぶる吹雪の 逆巻く中に 球蹴る我等は 銀塊砕く 早稲田のラグビーは 斯界になびき いざゆけ我らが ラグビー早稲田 ララ早稲田 ララ早稲田 ララララ早稲田(Wikipedia 「早稲田大学ラグビー蹴球部」より引用)帝京と共に、日本選手権に出場する早稲田。決勝での試合内容を見ると、トップリーグ相手に通用するとは思えない。ミスが多すぎるし突破力がまったく違う。どこまで大学チームが自分たちのラグビーをするか。それが楽しみではある。挑戦者として思い切りトップリーグ勢にぶつかってほしい。いくつか決勝に苦言を。両チーム共に必要のないラフプレーになりかけた場面があった。ラグビーは喧嘩ではない。激しさを出すのであれば、プレーだけにすべきだ。「ラグビーにトーナメントはなじまない」それを再認識した試合でもあった。帝京は芝生に突っ伏する前に。早稲田は喜ぶ前に相手選手と握手すべきではなかったか?バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.11

自殺と殺人について書く。どうして自殺と殺人はいけないのか? 先日自殺した永田寿康元衆議院議員。彼については以下の記事で書いた。永田元議員、自殺また、自殺については重松清の「舞姫通信」に関連して、この記事にした。自殺と「舞姫通信」(重松清)「舞姫通信」に出てくる城真吾という若者がいた。彼は、過去に恋人と心中事件を起こしていた。だが女性だけが亡くなり、城真吾は生き残った。彼はテレビ番組に出演してこう言う。自殺はなぜいけないか?前に、筑紫哲也の出ていた番組でも、以下のような疑問が寄せられた。97年のことだ。「どうして人を殺してはいけないか?」なぜ人を殺してはいけないのか―道徳と倫理の根底 ◎なぜ人を殺してはいけないのか人を殺してはいけないか?筑紫は、この疑問に明確な答えが出せなかったことを気にしていたらしい。私の記憶によれば、筑紫は人を殺すのが許されているのは死刑の時だけと説明していた。「バカの壁」で知られる東大解剖学教室の養老孟司。「死の壁」の中で、人が人を作れないことを理由にしていた。我々は、人を殺せる。しかしいったん殺した人を作ることができない。だからこそ、人を殺してはいけない。養老の主張は私の解釈とは違うのかもしれない。しかし私は「死の壁」を読んでそう解釈した。ならば、自殺は「自分を殺す」ことなので、殺人同様にいけないこととなる。その後、私はこの疑問について考えてみた。確かに養老の主張は一理ある。少なくとも「死の壁」を読んだ当時は私もこの考えに納得した。しかしだ。養老の主張が正しいと仮定すれば。将来人が人を作り出せるなら、殺人と自殺は肯定されるのか?それっておかしくはないか?科学の発展が殺人と自殺を認める働きをする。科学とはそういったものなのか?殺人を否定するには別の理由が必要なのではないか?もうひとつは死刑の問題がある。複雑で作りようがない人なら、死刑がどうしてこの世に存在しているのか?現に、日本を始めいくつかの国では死刑を認めている。国が殺人を認める例外としての死刑を。もし養老の説が正しいのであれば、即刻死刑を廃止すべきではないか?立法者をはじめ、多くの国民が養老と同じ考えであるなら。日本はかなり前に死刑を廃止しているはず。死刑囚も人には違いないのだから。では、改めて問う。殺人と自殺はいけないのか?私が考えるに、理由は大きく分けて以下の二つ。1、「いけないものはいけない」2、「殺人は人の権利を奪うものだから。自殺は自分の可能性を奪うことだから」1については理由になっていないという批判があるかもしれない。しかし、「いけないものはいけない」でいいものもこの世にはある。※誤変換が見つかり、2010年5月30日に一部編集しました。バナーにクリック願います。 楽天フォトの容量を増やしてください。***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.10
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覚せい剤所持で逮捕されたオペラ歌手のジョン・健・ヌッツォ被告。9日、東京地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。 裁判官は1年6ヶ月の求刑に対し、執行猶予3年を付けた。薬物事件では、再犯率が高い。再び薬物に手を出すことがなければいいのだが。ヌッツォ被告は紅白に2回出場。2004年には大河ドラマ「新選組!」の主題歌を担当した。相撲界と各大学の大麻汚染。そして芸能人の禁止薬物問題。あらゆる場所で禁止薬物は広まっている。そう考えるべきなのだろう。禁止薬物に手を出すな!新選組の「誠」が泣いているぞ!バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.09

去年の9月にアフリカのエチオピアで誘拐された日本人医師赤羽桂子さん。8日に解放されたことがわかった。赤羽さん解放:「帰り信じていた」…祈り続けた家族(毎日新聞) 赤羽さんは「世界の医療団」に参加していた。安否が気になっていた家族もほっとしただろう。彼女が開放されたのはいいニュース。しかしアフリカの一部は今でも問題山積。事実上、無政府状態が続くソマリアでは沿岸に海賊が出るようになった。日本の船も被害に遭っている。貧困にエイズの蔓延など、深刻な状況が続く。人質解放はうれしい。しかしアフリカの闇は深い。***********************関連記事誘拐された女医が解放?エチオピアで誘拐された医師・赤羽桂子さんが無事解放 赤羽桂子さん解放、エチオピアで誘拐赤羽さん 無事解放バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.08
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6日夜に放送された「教育テレビの逆襲」を観た。 司会は爆笑問題。ゲストが豪華で評論家の立花隆、糸井重里、加山雄三、矢口真里。特に糸井重里は80年代に教育テレビで「YOU」の司会をしていた。YMOをゲストに迎えた回を紹介していたのはとても懐かしい。「YOU」は、10代20代の視聴者を惹きつけた。その後、「真剣10代しゃべり場」や「一期一会」などの基礎となっている。手塚治虫やオノ・ヨーコ、加山雄三など、これまた豪華なインタビューも紹介。立花隆が9月11日のテロに関する指摘をしていたのは印象に残った。貿易センタービルでのテロで、犠牲者は約3000人だという。あの燃え、崩れ落ちるビルを生中継で見ていた人は多かったのではないか。広島に投下された原爆。その犠牲者は約20万人。その後の原爆症で亡くなった人も合わせると30万人だという。これが記憶になると、人は「自分が見たもの」の印象が強くなる。それは当然のことだ。つまり、太平洋戦争での印象は印象が薄く、911テロの印象は強く残る。「大きな事件であるか否か」と人の印象は違う。分かっているつもりでも、忘れてしまいがちだ。最後に再び紹介された手塚治虫のインタビューも興味深かった。彼はこう言っていた。「荒唐無稽がそんなに悪いことなのか?」手塚を「荒唐無稽」だと批判する人がいたとは驚きだ。漫画家、作家、映画監督などはある意味、荒唐無稽を表現することが役目だから。(手塚の漫画が「個性がない」という批判はある意味正しい。背景やキャラクターなど、記号化されていることを認めるのは私だけではない。それは、アニメでもセル画の使い回しなどに現れている。初期のアニメ製作が異常なほどの低予算であることからもわかる。宮崎駿もこの点を指摘しているという。もちろん、それでも手塚が偉大であることに何ら変わりはない)この番組にひとつ苦言を。出演者が話し合っている間、ガラスの床下や背景に数字が流れていた。時間の経過を象徴していたのかも知れないが、私は不必要に感じた。画面を見ていると気になって仕方ない。番組の後半、海の景色を流していた時間帯のほうが集中できた。NHKは、素晴らしいソフトをたくさん所持している。今は亡き文化人がインタビューされているところだけでもすごい財産。今後とも、その財産を使った番組制作に期待する。バナーにクリック願います。 楽天フォトの容量を増やしてください。***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.07

「派遣切り」で各地にできた「派遣村」。こうした動きに総務政務官である坂本哲志が疑問を投げかけた。派遣村発言、坂本政務官が撤回「実態把握してなかった」(asahi.com) 坂本政務官は「派遣村」について、こう述べたという。「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのかという気もした」(上記の記事から引用)野党はこの発言に反発。辞任も求めている。この反発に、震源地の政務官は発言を撤回、謝罪した。ただ、ネット上では政務官の発言を支持する意見が多いようだ。派遣村「真面目な人なのか」発言 ネットでは擁護論目立つ(J-CASTニュース)「年越し派遣村」問題発言による辞任要求は適切?(ライブドア世論調査)私は政務官の発言が「失言」だったと考える。少なくとも今日を生きるか自殺するかの瀬戸際にいる人が存在している。そうした人に対して認識が間違っているのではないか。ネットも含めて、この発言については成り行きを見守りたい。***********************関連記事【失言】「本当に働こうとしている人か」と坂本総務政務官が発言、いくら後で撤回しても、、、 「年越し派遣村」の移転?派遣村「まじめに働こうという人なのか?」と坂本哲志総務政務官…思慮不足の発言が悲しい。バナーにクリック願います。 楽天フォトの容量を増やしてください。***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.06
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東野圭吾の「宿命」を読んだ。(この記事はネタばれあり) 小学校から高校までのライバルが、以前つき合っていた恋人を妻にしていた。しかも、こちらは刑事。相手は捜査対象者。墓の前で、UR電産の社長が殺された。凶器に使われたのは病死した前社長瓜生宅にあったボウガン。警察は、瓜生一家の誰かが犯人ではないかと睨む。サナエと病院から始まるこの作品は、単なる推理小説の域を出ている。過去に何があったのか?自分とライバルが、その過去とどんな風につながっているのか?最後の最後まで明かされることはない。私は半分までは予想していたものの、東野はそれ以上の結末を用意していた。なお、この作品は2003年にドラマ化されている。出演は藤木直人、柏原崇、本上まなみ、飯島直子。「宿命」は次回作「変身」につながっている。講談社文庫の解説で清原康正氏が書いているように。それがどうつながっているか。両方の作品を読んだ者にだけ理解できる。***********************関連記事宿命↑この小説に関する記事。今回のブログ記事を書くにあたり、参考にさせていただいた。バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.05

元衆議院議員の永田寿康氏が3日午後、飛び降り自殺した。家族への遺書も見つかっているという。永田元衆院議員:飛び降り自殺 偽メール問題で辞職(毎日新聞) 永田議員は2006年、ライブドアに関連した偽メール問題で議員を辞職。民主党も代表が辞任するなど危機に陥った。 永田氏は昨年には自殺未遂が報道されたこともある。この件で、「死にたいやつは死ねばいい」という意見があるのかもしれない。しかし、永田氏が自殺して何が解決するのか?少なくとも彼はやる気があったし、彼に賛同する人も多くいた。だからこそ彼は国会議員にもなれた。39歳は死ぬには早すぎる。死ぬという選択肢以外に何か考えられなかったのか。今はとても残念だ***********************関連記事≪永田寿康前衆議院議員≫自殺 遺書も見つかる偽メール事件で辞職の永田元議員が自殺永田元議員が自殺偽メール事件で辞職の永田元議員が死亡、自殺・事故で捜査永田元議員自殺バナーにクリック願います。 楽天フォトの容量を増やしてください。***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.04

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2009.01.03

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2009.01.02

明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。バナーにクリック願います。 楽天フォトの容量を増やしてください。***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。
2009.01.01
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