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そういえば。以前而今買った時にあわせて【豊盃 ん 生酒】も買っていたんだった。あまりの而今ショックで忘れてました('-'*)この【豊盃 ん 生酒】は酒飲みでは比較的メジャーな銘柄で、スーパー普通酒とも言うべき存在。一升2000円を大幅に切る価格ながら実に美味しい。立ち香、含み香はほとんどないが、含むと丁寧に造られた米の甘味がじわーっと広がりながらアル添量相応のキレをもって滑り落ちる。素晴らしいのはそのアル添を感じさせないこと。普通酒ってことは本醸造以上、つまり一升瓶で25%(だっけ?)以上入れてるはずなのに感じない。これはすごい。この酒質でこの価格なら買いでしょう。季節限定なので17BY分は残り僅かですが、安うま酒好きなら一度は飲むべき酒ですよ。
2006年05月31日
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週末は雨でしたね。ホントは自転車で行くつもりだったTFTへ車で行って来ました。え?なんでTFT?ていうかそれどこ?って人もいるかと思いますが、我が家は人でごった返している週末の台場を避けて有明によくいきます。有明周辺って結構雰囲気いいんですよ。何より人がいない。サイクリングと散歩には最適です。さて。昨日、香華は味が落ちたと書いたけど、ちょっと間違い。というか、金曜はそう感じたんだけど昨日じっくり味わったらまた違った。含み香が薄れたのは間違いないけど味はいい開き具合。癖は感じなかった。恐らく体調の変化もあるだろうし、周囲温度、熟成の波などいろいろな要素があるんだと思う。決して劣化一辺倒ではないってことです。香華もそうだけど、生熟成というのは本当に面白いと思う。えー、生なんて熟成できるのー?すぐヒネない?って思うでしょ?実際には温度管理さえしっかりすれば生ヒネになることはほとんどないんですよ。少なくとも自分で飲む分には「これはヒネた!」って酒はありません。面白いのは、生熟成には波があること。飛露喜かすみざけが良い例で、徐々に味が開き最初のピークを迎え、一時下降。これはだめか!?と思いきやまた上昇して二度目のピーク。こんな感じで上昇と下降を繰り返すのが生熟成の楽しみ。火入れ酒の熟成のように熟成一辺倒ではありません。酵母が生きているということはこういうことなんだなぁとしみじみ感じられますよ。生熟成。生きてる酵母と上手につき合い、酒との対話を楽しむ。温度管理と保存場所の安定確保が最大の問題ですが、設備投資に見合う楽しさがそこにはありますよ。
2006年05月28日
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今年の夏は一週間ほど休みを取って海外に行こうと思ってます。これまで長期休暇ではベルギー、オランダ、香港、パラオに行ってますが、さて今回はどこにしよう。ダヴィンチゆかりの作品を巡るイタリアの旅か、南国リゾートで思いっきり休暇を満喫するか。まだ決まってません。早く決めなくちゃ。お勧めの場所があったら教えてください。さて。而今ですが、やはり一升瓶は普通に美味しいだけかも。普通に美味しいというのも変な表現だけどね。鳳凰美田に近い印象かな。やっぱり四合瓶の、あの絶妙なバランスが味わいたいなぁ。もうひとつ。香華が随分変わってきた。立ち香は健在だけど含み香が若干落ちてきた。代わりに味わいが増したんだけど、味わいの変化がちょっと好みじゃない方向。少し癖のある変化。酒質が劣化してるわけじゃないから飲めないほどじゃないんだけどね。まだ搾ってから4ヶ月でこの変化はちょっと早いかなー。対してやはり圧倒的ポテンシャルなのは村祐純米大吟醸亀口。他者の追随を許さないとはこのことだね。甘味が若干増し、吟醸香とのバランスが更に良くなってきている。特に17BYは密度が少々薄かったからよりベストに近くなってる印象。間違いなく美味しい。とりあえず在庫の香華を消費しつつ而今の火入れや鳳凰美田本吟あたりを飲んでいこうと思います。
2006年05月27日
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昨日は職場飲みが浜松町であったため、同僚を連れて久しぶりに銘酒センターに行ってきました。時間がなかったため、三種500円を二つ頼み、店のおすすめで香りの高いお酒をリクエスト。中でもやっぱり美味しかったのは【本州一 純米】【本州一 純米吟醸】【巻機 純米吟醸】かなぁ。他のは生ヒネだったりいわゆる活性炭濾過だったりで気に入らず。名前も覚えてないっす。本州一はやっぱり純米の方が美味しいねぇ。香りも純米の方が強い気がするし。火入れとは思えない酒質です。素晴らしい技術。対して巻機は好対照。香りは控えめながら濃密な酒質。この濃密さが独特で甘いんだけどくどくない。次を飲みたくなる甘さ。果実的でもないんだけど、なぜか盃が進む。どちらも火入れでこの酒質ってんだから驚き。共通するのはどちらも無濾過。やっぱ、これからの時代、無濾過でしょ!間違いない!そうそう、長野の酒メッセで直接蔵元様に確認してきました。無濾過=非活性炭濾過で間違いないそうです。まだ明確な基準がないので業界内での早急な基準制定が待たれます。ともあれ、長野の酒メッセもそうでしたが、やっぱり無濾過こそがこれからの日本酒を語るキーワードだ!と改めて再認識しましたね。ちなみに、その後の飲み会は飲み放題コース。日本酒は松竹梅で、一口飲んで絶望。一度美味しい酒を飲んだらパック酒なんか飲めませんわ。で、なんかいろんなカクテルがあったので飲みまくってたらグロッキー。だめだ、カクテル危険。ふらふらになりながらも帰宅して口直しに香華を飲むのは忘れないざりがにでした。ちゃんちゃん。
2006年05月25日
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まあタイトルが意味不明なのはおいといて。【飛露喜特別純米無濾過生原酒かすみざけ初しぼり】ですよ。だいぶ前に、こいつぁピークが過ぎちまってねぇと書いた記憶がありますが、そのまま更に寝かせてました。で、先日思い立って飲むことに。そうそう、ざりがにが酒を飲むシチュエーションでお気に入りなのは、なんといっても「風呂」です。風呂。もちろん我が家の風呂です。ざりがには風呂でくだらないことをたらたら考えるのが大好きなんですわ。そのお供にお酒が最適!てなわけで、毎日風呂に持ち込んでは温度の変化を楽しみつつ一献傾けております。で、飛露喜。こいつを持ち込んで飲んでみたところ。・・・・ん?これ、違う酒?なんかね、明らかに柑橘系の程良い甘味と酸味がするんですわ。その後に飛露喜かすみざけらしい、米の濃厚な味わいが押し寄せる。もう一口・・・・。こ、これは美味しい!!!いやはや、驚きです!生熟成で味が開くことはあれども、よりフレッシュになる酒があるとは!!断言しましょう!飛露喜かすみざけは生熟成です!ホントに美味しいんですから!今度こそ飲み時!と思いつつ、まてよ、もう少し寝かせたらさらに化けたりして!なんて欲深い自分がいたりいなかったり。とりあえず今週は飛露喜がマイブームになりそうです!
2006年05月23日
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長野の酒メッセ、行ってきました。感想。小さい蔵から大きな蔵まで、とても完成度の高い酒を醸してますね。全体的傾向は去年と変わらず、無濾過生を通年出してる蔵は極僅か。季節限定の生は例年通りでしょうか。夏季限定の吟醸生のような、飲みやすい生を持参された蔵は増えていた印象です。試飲会に行って毎回強く感じるのは「生ヒネ」の酒を平気で出す蔵があまりに多いこと。あの違和感は生ヒネだと思うんだけどなぁ。私の方が間違ってるのかなぁ。含んだ瞬間に日本酒の香り以前に熟成感というか、なんともいえない変質した香りがする生酒があまりに多い気がする・・・。とある蔵で思わず聞いたところ「そういう風に造ってます」と言われた。まぁ、そういわれちゃ返答のしようがないわな。ともあれ、私はあの香り、嫌いです。そのほかで強く感じたのは、乳酸が強い酒が増えたこと。これまた口べたで申し訳ないんだけど、「ヨーグルト風味」みたいな、もわっとする麹香?を感じる酒が多かった。これまたいくつかの蔵で聞いたんだけど、狙って造ってるとのこと。そういわれちゃ返(略)そんな中、今回は「蔵で最も力を入れているお酒」と「金賞受賞酒若しくは出品酒」をテーマに飲んでみました。今日飲めば無料だからね。(無料じゃないか)力を入れているお酒は、やはり多くの蔵で美味しかったです。長野だけあっていくつかの蔵はラベルがワイン気味でしたが、そうした一種変わり種の酒は酒質もアピールするだけあるという印象。美味しかったですね。そして金賞受賞酒。金賞受賞!と銘打ってる蔵元は来ている方もどことなく横柄に感じたのは私だけでしょうか。出品酒を飲んだ印象は、立ち香含み香ともにカプロン酸香が強く、味わいは極めて端麗。言っちゃ悪いけど好みじゃありません。どれも似たような酒。これが500ML3000円だったら家で明日のジョー最終回やっちゃいますよ。むしろ、金賞を逃した出品酒で美味しい大吟醸があったかな。えー、俺ならこっちを選ぶのになー、みたいな。まあ私が味覚音痴なのでしょうけども。そんな中、独自の世界を展開していたのが【帰山】。いやはや、すごいですよ。名前は失念しましたが、青い瓶のお酒は日本酒度-80の酸度3近くとか。村祐とかそういう次元じゃない甘味と酸味の融合が味わえました。長野と言えばアルプス酵母。辰の吟のように香り高いお酒を期待しますが、意外となかったですね。どっちかというと味わい重視の蔵が多かった印象。思えば香り重視の蔵は参加してないみたいだし、良い意味で反発してるのでしょうか。中でも印象深いのが【米川】。これは美味しかった。小さい蔵ですから、と謙遜していたが、本醸造から大吟醸まで芯のしっかりした、香りよりも味わいを重視した飲み応えのある酒を醸している。これは美味しい。今回のメッセの中で唯一展示酒を全試飲した蔵です。聞けば都内では上野の酒屋さんで唯一販売してるらしいので今度行ってきます。今回結構な数の金賞受賞酒を意識して飲みました。生原酒もあれば生もあり、火入れもありましたね。全体的には上述の通り、カプロン酸系のとても高い吟醸香にすっきりとした味わい。誤解を恐れずに言いましょう。今日飲んだどの金賞受賞酒よりも而今の方が美味しかったですね。もっと言ってしまえば、香華本生でもこの系統の雰囲気は十分味わえます。味音痴と言われようともこれが今日の素直な感想。実際帰ってきて而今、香華を飲みましたが印象は変わりません。今回の試飲会最大の収穫は、これで今年500MLで3000円出さなくて済んだことでしょう。もちろん他の受賞酒や出品酒が全部そうとはいいませんが、高次元の酒がある意味似たり寄ったりになるのはレベルの高い証拠だし、実際そうなのでしょう。まぁ金がないだけなんですが。ちなみに今回のお土産はカップ酒でした。これも時勢の流れでしょうか。個人的にカップ酒は良いイメージないんですけどね。火入れがほとんどだし。全体的な印象として、個人的に最も気になっている【無濾過】を売りにしている蔵が増えた印象があったのでとても嬉しかった。別に無濾過生とは言わないので無濾過生詰をぜひ蔵の主力にして欲しいな。今回無濾過生詰を持参された蔵元の酒もとても美味しかったし、ああいう味わいを残して保存も優秀な酒が多くなればきっと今よりも日本酒は見直されると確信してます。私だけ。ともあれ、美味しいお酒を適量嗜むことのすばらしさを改めて実感しました。職場と家の往復になりがちな毎日の良いカンフル剤となりスパイスとなり得るお酒。上手につき合って日々の潤滑油にしていきたいですよね。そのためにも今まで以上に美味しいお酒を探さなければ!と決意を新たにしたざりがにでした。
2006年05月22日
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昨日フジテレビでまたダヴィンチの特集をやっておりました。今回は映画の原作に基づいた内容ということで期待してみたけど、全体としては楽しめたものの、重要な部分が抜けてたよね。まず、第一に「ダヴィンチ・コード」はフィクションだということ。いかにも真実かのような内容は大いに誤解を招く。特にシオン修道会総長が明記されてる極秘ファイル。ニュートンやダヴィンチといった稀代の天才の名が連なってるという話だけど、あれって根本的にフィクションなんだよね。少なくとも専門家の大多数はそう判断してる。シオン修道会自体がフィクションだという説も有力なくらいだし。かといってマグダラのマリアの話はというと、これは真実が含まれている。この辺がごちゃ混ぜになってるあたりにとても不信感を感じました。もちろんイエスの結婚の話は架空だけどね。キリストが結婚して子供もいたとなれば、そりゃヴァチカンも怒りますわ。ダヴィンチの話はこの辺でいいとして。個人的にすごく気になったのが「聖書の編集」。聖書を史書とする話もあるけど、それは大きな間違い。聖書は時の政治によって都合のいい解釈に変えられているんだからね。今現存する「教会が認めた」聖書以外の聖書、若しくは写本はほとんどないけど、近年になって作中にもあった「ナグ・ハマディ写本」やかの有名な「死海文書」など、これまで伝えられていた史実とされたものとかけ離れた内容の古文書が見つかっている。こうした「新発見」により常識とされた常識が覆ることを楽しみにしております。さて。17BY新酒鑑評会結果が出ましたね。金賞受賞蔵なら美味しいと言うことはない、というか、むしろ金賞受賞を全面に出す蔵の酒は飲みたくないと思ってるざりがにとしてはあまり興味はないんだけど、一応見ました。結構全国区の有名蔵が受賞してないんだねぇ。十四代、磯自慢は揃って金賞受賞せず。而今の木屋正酒造もだめでしたね。かといえば埼玉の大試飲会で「これはだめだ!」と思った蔵が受賞していたりと、やっぱり庶民が感じる感覚とは違うんですねぇ。気になる金賞受賞酒は500mlで3000円でよく見かけます。蔵元の最高傑作がこの値段と考えれば安い!?そうそう、而今ですが、四合と一升とでなんとなく違う気もしますがやはり美味しいですよ。買い足したのでしばらくじっくり飲もうと思います。
2006年05月21日
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ふくはら酒店さんの日本酒の会、参加してきました。店内ところ狭しと日本酒好きが集まり、ふくはらさん自慢の素晴らしいお酒と持ち寄った高級食材の肴でとても楽しい会でした。肴で特に美味しかったのは鯛のワタ和えとカラスミかなぁ。ふくはらさんの筍の酒粕煮も美味しかったし蛍烏賊の燻製も美味しかった。海老の燻製なんかはじめて食べたけど酒にも合ったなぁ。なーんて、「なぁ」を使うと大田さんぽくないですか?(笑お酒ですが、7本あったうち飲んだことがあったのは一本のみでほかははじめてのお酒。その中でも味、価格ともに印象に残ったのが下関酒造【海響】でした。【海響 吟醸】はブラインド時には火入れのよくできた飲みやすい吟醸だなぁ。食中酒には最適、価格は一升3000円くらいかな、とメモにあります。ところが蓋を開けてみればなんと一升1900円!一升1900円の吟醸酒でこの価格ですか!私は火入れに抵抗がありますが、火入れ好きであれば間違いなく気に入るであろう酒質と価格。晩酌にお勧めですとのことでしたが、全くその通りですね。贅沢な晩酌ライフを送れるでしょう。同じく驚いたのが【海響 大吟醸】。ブラインドメモには「立ち香からはっきりわかるカプロン酸の吟醸香。火入れ加水の特徴あれど含み香申し分なし。澤乃井大吟醸に近い。」とあります。価格も一升5000円くらいかなぁと思ってました。ところが、なんと四合1300円。よ、四合1300円ですか!?ちょっと安すぎ!!これまた火入れなので私の好みではないけど、この酒質でこの値段は安すぎる!!下関酒造。今後がとても楽しみです。そんなわけでとても楽しいひと時を過ごさせていただきました。また参加しますのでふくはらさん、今後ともよろしくお願いします。
2006年05月20日
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ここんとこずっと而今の話題ばかりでごめんなさい。平日は能動的に行動できないので仕方ないんですという言い訳。で。相変わらず而今。本日四号瓶完飲。ちびちび飲んでましたがここで限界。最も危惧していた香の抜けは意外にもほとんどなかったですね。そりゃ開栓時と比べれば多少は落ちますが、それは空気に触れる面積も増えてるししょうがない。普通よりも保ちはいいですね。で、次は一升瓶のを開けました。・・・あれ?なんか違う?四号に感じた、ケバいくらいの立ち香がない。加水したような感じがする・・・。ラベルを確認。確かに純吟五百万石だ。違いは製造年月くらい。一升のは5月で四合は3月。もう一度飲み比べます。・・・・確かにこれは違う。タンクが違うせいなのか他に原因があるからなのか、四合のときのインパクトがない。これは気のせいとかそういうレベルじゃない。明らかに違う。困ったなー。小さい蔵なので多少の違いはあっても、ここまで違うとちょっと考えちゃうなー。なんか、味も香も密度が薄くなった感じ。美味しいことは美味しいけど、これでは普通に美味しい酒。而今らしさがなくなってしまってる。追加を購入するか微妙になってきました。困ったなー。
2006年05月18日
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何かと話題(に無理矢理しようとしている)件の映画「ダヴィンチ・コード」。私も原作を読もう読もうと思ってまだ読んでませんが、肝心の映画はカンヌで失笑を買ったみたいですね。最近TVや雑誌でも便乗してダヴィンチの特集をしてます。個人的にも「天才」に興味があるため読んでますが、大半はがっかりの内容ばかり。中でも傑作だったのが、「モナ・リザ」の話。あれはモデルがいて、ダヴィンチがその方を好きで後生大事に加筆し続けたと言われてますが、とある本には「実はモナ・リザは、ダヴィンチの肖像画を反転するとぴったり重なる!実は自画像だったのだ!」なんて話が書いてありました。開いた口がふさがらないとはこのことを言うんでしょうね。いやね、その可能性を否定してるわけじゃないんですよ。確かに話としては自画像を偶像として(この場合は女性)見立て、生涯書き足し続けたという話は面白い。でもね、その根拠が「肖像画を反転して重ねた」だけでしょ?その肖像画がダヴィンチ本人にどれだけ似ているわけ?ましてや同一の人が書いてるんだから輪郭などのパースが一緒なんて常識的範疇。それ以外にもダヴィンチが残した絵画に対する宗教的謎(と称されるもの)が数多くあったけど、どれも謎でもなんでもない。単にそういう穿った目で見ればそう取れるかも程度の揚げ足取りみたいなもの。ダヴィンチという天才が存在したことは間違いないし、その思考を垣間見たいとは私も思う。でも、その角度はきちんと検証してある程度納得できる内容でないと、カンヌじゃないけど失笑を買うだけだよーと思っちゃいました。さて、日本酒の話題。来る今週金曜日、御徒町の「ふくはら酒店」さんでブラインドによる日本酒の会があるそうで、参加してきます。ブラインドで飲み比べる機会はあまりないので結構楽しみ。自分の未熟さを噛みしめてきます('-'*)
2006年05月17日
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香華で目覚め、而今で完全に虜になってしまった「吟醸酒」。去年、鳳凰美田を一升飲むのに四苦八苦したのが遠い昔のようです。特に【而今純吟五百万石三重酵母MK3】は何度も比べ飲みしましたが、17BYでトップの酒質かもしれません。【鳳凰美田吟醸しぼりたて】も美味しかったですが、こちらの味の膨らみは特筆すべきものがあります。正直、この酒の類似酒はないですね。only.1というヤツです。対して【而今純吟千本錦9号酵母系】は率直に言って【風の森純米アキツホしぼり華】でもいいかな、とか思っちゃったりしてます。酵母は違いますが、染み出でるような吟醸香、純粋に濃厚な甘味が味わえるという点では風の森も共通してないですか?少なくとも私の未熟な舌ではそう思いました。そういう意味では【而今純吟五百万石】も【香華】に近いカプロン酸系の味わいではあるのですが、似て非なるとはこのことか、というくらいの差があります。うまく表現できませんが、これが而今の天才的バランスなのでしょう。つくづく、日本酒って素晴らしいなぁと思いました。そうそう、【来福純吟愛山】は最後の一杯まで美味しく頂けましたよ。最後は熟成もあってか苺様の香りで味も香りも全く抜けませんでした。しっかり造っている証拠でしょうか。十二分に次を買ってみたくなる酒質でした。買ってすぐの印象を抜きにすれば素晴らしいお酒ですよ。
2006年05月16日
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新宿の一杯飲み屋といえば真っ先に思いつくのが思い出横町(通称しょんべん横町)でしょう。しかーし。実際は思い出横町、店構えの割に割高なんですよ。例えば、もつやきフリークの間では、おおぶりのモツが串に4~5個刺さって100円以下が普通です。立石などメッカに行けば一本100円未満だって常識みたいなもん。ざりがにの基準も量はともかく一串100円ですね。ところが、思い出横町には焼鳥屋、やきとん屋は数あれど、一本100円以下の店って数えるくらいしかない。ほとんどは120円~。おいおい、あの店構えでそれはないだろ。これが私の正直な感想です。かといっても、新宿ってのは居酒屋はたくさんあってもうまくて安いもつやき屋って意外と少ない。そんな中、今日行ってきたのが新宿は西口小滝橋通り近く立ち飲み「おおの屋」。ここはいい。一串80円均一と、ちょっと新宿じゃ見かけない価格設定。量も味もそれなりで手軽にちょっと寄るにはいい店です。そうそう、煮込み250円はセルフですが、大人げなく盛りすぎないようにね!溢れたりしたらみっともないですよ!!(経験談)ここはホッピーがないのが玉に瑕だけど、一杯ひっかけるには丁度いい店。またいきまーす^^
2006年05月15日
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最近、居酒屋に対する考え方が変わってきました。以前はとにかく良い酒が管理良く安く飲める店、というのが店選びの指標でした。極端な話、つまみは酒の味を邪魔しなければ何でも良かったんです。そもそも酒の良い店はつまみもいいですからね。ところが最近、「ホッピー」が大のお気に入りです。おいおい、なんだよその変わりっぷりは!と思うでしょ?自分でもそう思います(笑)。きっかけは、同僚に連れて行ってもらったやきとん屋でした。昔からホルモン系は好きでしたが妻が食べないため家では食べず、外ではさっきのとおり日本酒ばかり飲んでいたので外でも食べず。まあ全く食べてなかったわけです。そんなわけで久しぶりに食べたのですが、これが本当にうまい!!場所は赤羽「米山」。外見は昭和20年代の歴史ある趣でありとても飲食店とは思えない。震度4で倒壊の危険ありだろう。しかし、ネタは最高にうまい!ここはほとんどが一串100円。生と半焼きがあり、鮮度がいいため生も焼きも同じ串。焼くか焼かないかの違いだけ。串っていうとなんとなーくイメージが焼き鳥になるけど、やきとん、本当にうまいね。軟骨なんか鶏とは雲泥の差。初めて食べた動脈も超美味しかったし、ハツ、ガツ、つくねも100円やそこらで食べられる質と量を遙かに超えてる。またいいのがホッピー。ここでは氷の代わりに焼酎自体を凍らせて、フロート状になって出てくる。浮いてる氷を誤って一気に飲んじゃうと「あー!それ全部焼酎!」てなことになるので注意。他店にはないあっさり煮込み、ありそうでない、作れそうで作れないポテトサラダなどなど安くてうまい店とはこういう店か!としみじみ思っちゃいました。ここではどんなにがっつり食べても2000円ちょい。普通にふらっと寄るだけなら千円かそこらで十分堪能できます。米山以来、こうしたB級グルメというのかな、ホルモン系+ホッピーにすっかり魅了されてしまい、日記停滞の原因にもなっていたりしてます(笑)。とにかくね、安いんですよ。地酒居酒屋は美味しいんだけどちょっと飲めば4000円は軽くかかる。しかし、B級グルメは2000円程度。この差は大きい。何より、外で飲まなくても家で美味しい酒を飲めばいい。自分なりの好みがわかってきて、居酒屋で探す必要がなくなってきたのもあるかもしれません。そんなわけで次回はB級グルメの聖地、立石に行ってきます!いやー楽しみだ!
2006年05月14日
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今、改めてじっくり飲み比べてます。昨日はちょっと大げさに書きすぎたかも知れません。千本錦と五百万石の違いは、主体が味わいなのか香りなのかという点である、ということは同じですが、酒としての完成度は甲乙つけられません。単に今年の私が香り吟醸好きなので五百万石の方が自分に合うため美味しいと感じるだけかも。さて、今日は而今と香華本生を飲み比べたいと思います。香華といえばざりがに17BYベストパフォーマンス賞受賞酒。香り良し味良し値段良しの究極酒です。さあどれほど違うのでしょうか。而今を飲んだ後香華を飲んでみます。含んで最初に感じるのは吟醸香。しかし、やはり而今純吟五百万石には比べるべくもないですね。とても弱く感じます。また、その後の味わいも同様、而今に比べれば微弱といわざるを得ません。しかし。而今と飲み比べてひとつはっきりしたことがあります。それは、香華本生の吟醸香と味わいのバランスは強弱あれど而今のバランスと同じ、ということです。価格も違いますし普通酒ですから香りも味わいも弱いのは致し方ないとしても、両者のバランスはとても高次元で調和されていると感じました。道理で美味しいはずです。もうひとつ。香華は而今と一緒に飲んでいても飲もうという気になります。これはなかなかないことで、普通、とんでもなく美味しい酒があるとそればかり飲んでしまい、他の酒が減らないもの。ところが香華は一緒に飲んでいても意識せずとも手が伸びるのです。これこそ価格が違えども香華のバランス感覚、完成度が而今に近いことの何よりの証明でしょう。今日改めて飲んで感じました。而今はとてつもなく美味しいお酒です。特に五百万石は大のお気に入り。薫り高いだけのお酒はいくらでもありますが、味わいの醸し方がこれほど絶妙なお酒はまずないでしょう。でもね。自分でも不思議なことに、これだけ気に入ったのに何故かまとめ買いしようとは思わないんですよね。香華や風の森であった意欲がどうも沸かない。これを実は今日一日考えていたのですが、今香華を飲んでわかりました。確かに而今は圧倒的に美味しい。最盛期の十四代並といっても過言ではない。しかし、十四代もそうだけど、而今も量を飲めるお酒じゃない。ずっと長く飲み続けるには香華のような落ち着いた次元で吟醸香と味わいのバランスが取れている酒の方が体が良いと感じている。だから、香華が冷蔵庫に並んでいる今は購入意欲が沸かないんだろうなぁ。そんな気がしました。とはいえ、これだけ美味しいんだからあるうちにもう少し買っておこうかなぁとも思ってます。週末、じっくり考えようっと。
2006年05月13日
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結論から書きます。【而今 純米吟醸 五百万石 無濾過生原酒】の酒質完成度は、ポスト十四代どころか、十四代の中でも良くできた純吟と全く同じかそれ以上です。正直この酒と十四代の同等クラスではブラインドで判別つけられる自信がありません。(私の舌が未熟といわれればそれまでですが)十四代と同じ、という表現はわかりやすいですが月並ですし、何より而今に対して失礼ですよね。言い方を変えます。而今という酒の吟醸香と味わいのバランス感覚、そしてなにより日本酒としての完成度の高さは、十四代の同クラスと比較して同等かそれ以上です。先日、【而今 純米吟醸 千本錦】の感想を書いた時点でも薄々感じてはいましたが、今回【而今 純米吟醸 五百万石 無濾過生原酒】を飲んで確信に変わりました。断っておきますが、私は十四代至上主義者ではありません。現に本丸よりも香華本生、風の森アキツホの方が美味しいと思っていますし。しかし、こと日本酒の酒質のバランスとしては、十四代が表現している「吟醸香も華やかに主張しながら味わいも濃厚であり、それでいてどこまでもきれい」という酒質の完成度は、プレミアがつくのも理解できる素晴らしいものだと感じております。実際、某誌や有名酒屋で取り上げられる「ポスト十四代」は香りも味わいもしっかり主張しているお酒が多いですよね。しかし、そのどれもがいい線はいっていても十四代の如き吟醸香と味わいの完全融合は果たされていなかった、と感じております。しかし。而今はそれをやり遂げました。而今の吟醸香と味わいのバランスは十四代しか例えようがないくらい両立し、完成されていると感じます。これほどの感覚は磯自慢大吟醸にも、飛露喜限定品にも感じ得なかったものであり、ある種十四代のみが到達していた「孤高の極み」に達していると言えるかもしれません。今、千本錦と五百万石を飲み比べていますので、両者共に常温に戻した時点での感想をちょっと書いてみようと思います。まず立ち香。両者とも明らかに美味しそうな吟醸香が立ち上ってます。五百万石の方がより薫り高いですね。含みます。千本錦は濃密な甘味と含み香が同時に広がります。この香りは9号酵母らしい酢酸イソアミルでしょうか。吟醸香はあくまで上品な範囲に留まっており、どちらかというと味わいの主張が強いですね。人によっては温度帯が上がると多少甘味が強すぎるきらいもあるかもしれません。五百万石は対照的ですね。含んだ瞬間、明確にカプロン酸エチルの吟醸香が華やかに香り立ちます。この香り高さはそんじゃそこらの大吟醸を遙かに越える領域。この時点で既に普通の尺度では測れない酒確定です。これだけ吟醸香が高いにもかかわらず味わいの主張は非常にしっかりしており、吟醸香を引き立てながら少し遅れてきれいで濃厚な甘味が心地よく広がります。きれいな酒質もさることながら特筆すべきはやはり吟醸香と味わいのバランス。両者共に主張があり、存在感があるのですがお互いがお互いを引き立てあい、1+1が3にも4にもなっている感覚。十四代にも感じたこの感覚が間違いなく、そして確かに而今にも宿っております。と、まあ酔った勢いも手伝って、言い過ぎだろというくらいベタ褒めですが、それくらいのインパクトを受けました、ということが伝わればいいかなと思ってます。今回、イルカさんのアドバイスが直接きっかけになって而今を飲みましたが、本当にいい機会を得られました。この場を借りてイルカさんにお礼を申し上げます。ありがとうございました。そしてこれからもイルカさんを筆頭に、日本酒を愛する皆様で美味しい日本酒の情報交換の場として少しでも役に立てたらと思っております。毎回長文ばかりで見づらいとは思いますが、よかったらまた遊びに来てくださいね。
2006年05月12日
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而今、飲みました。チョイスしたのは【而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生原酒】。店主はより薫り高い三重酵母MK3使用の五百万石と生産終了の純米大吟醸山田錦9号酵母を薦めていたが、とりあえず安定の千本錦をチョイス。飲んだ印象。これは美味しい!程良い吟醸香とふくらみのあるきれいな甘味。生原酒なりに若々しさがあるが荒々しいほどではない。何より開栓時から美味しい。酵母が一緒からか、どことなく来福と似ている部分もある。私は減点法よりも加点法が好きなんだけど、この酒に関しては減点すべき点がほとんどない。すっごい細かいこというと最初に含んだ時にほんのちょっと若々しさの陰に違和感を感じたくらい。吟醸香、味わい、キレ、全て文句なしに美味しい!いやー、イルカさんを始め、多くの人が高い評価をしているだけありますわ。一升3000円では抜群の出来でしょう。正直言って十四代の純吟クラスよりも遙かに美味しい。残念ながら生原酒は既に販売終了であくまで季節商品。これが通年飲めたら文句ないのに。こればっかりはしょうがないけども。ともあれ、「ポスト十四代」と言われる酒の中で久しぶりに、というか初めて名前通りの酒に巡り会いました。恐らく来年には入手困難な銘柄の仲間入りをしていることでしょう。飛露喜のスタート時点よりもバランスは上だと思いますよ。未飲の人はお試しあれ。蛇足ですが、蔵元に販売店を教えてくださいとメールしたら名前を書けと言われ、名前と住所を書いたら住所近くの取扱店一店舗しか教えてくれず。なんでも諸事情によりひとり一店舗の紹介しかできないらしい。別にそれはそれでいいんだけど、それならそうとホームページに書いて欲しい・・・・。教えてもらった店舗は既に知っているお店だったし・・・・。蔵元が同郷であり、これだけ真摯なお酒を醸しているだけにちょっと残念。
2006年05月09日
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関西では強調する語彙で「アホみたいに」というのがあります。別に下品でもなんでもなく、普通に使うそうです。いや、ただそれだけなんですが。而今。イルカさんも推奨のこのお酒、巷でとても評判いいですね。私はまだ未飲です。近くに取扱店があったのですが、残念ながらあらばしりは完売。遅かった。うーん、あらばしりがあれば即買いだったのですが。もう少し迷ってます。飲んだ方がいましたら、どんな酒に近いとか感想教えてください。
2006年05月08日
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いよいよ明日から仕事ですねぇ。明日が憂鬱で憂鬱で仕方ないサザエさんシンドロームの人も多いかと思いますが、私は違います。「休日に家でだらだらして飲む酒は美味しい。しかし、最高に美味しい酒は仕事の後の一杯だ!」という無理矢理とも思えるポジティブシンキングでブラックマンデーも憂鬱知らずです。(笑とかいいつつ日曜は酒量が増えているのは内緒wそうそう、澤乃井の季節酒「初夏の酒」だけど、ダメダメでした。どう考えても加水しすぎ。どうして蔵元試飲時には美味しく感じたんだろう。家で飲んだら悪い意味であまりに水っぽい。幸い「飲みやすい」ともいえるので母の日プレゼントのおまけにしちゃいました。それと、書き忘れてたのが【飛露喜 特別純米 かすみざけ】。3月ごろが飲み頃だったかも。ちょっとアルコール感と生ヒネが出てきた。造りはかなりしっかりしてるからまだいけると思ったんだけどなー。やはりみみずさんの言うとおりGWが生酒のひとつの区切りなのかもしれません。早期飲み切り決定。生酒でホント感じるのは造りによる持ちの違い。風の森なんかは常温放置を推奨する酒屋さんがあるくらいタフですが、中には一週間で劣化を感じる銘柄もある。ここの見極めが難しい。本来は一度でも火入れしたほうがいいんですよね、やっぱり。そういう意味でホント、十四代やくどき上手は素晴らしいと思います。くどき上手といえば、トップに純吟酒未来を追加しました。CPの優れたくどき上手シリーズの中でも純吟酒未来は一際素晴らしい。一度火入れでありながら香りと味わいの残し方がとてもうまい。酒質としては十四代の純吟クラスに近いと思います。この時期とてもお勧めですね。余談ですがトップにあるとおり、かがた屋さんではなぜか通年商品になってます。タンク買いでもしてるのでしょうか。蔵元には在庫はないはずなのに・・・・。かがた屋さんといえば、今日、GW最後だけどがんばろう、と銘打って先着で稀少酒の販売やってましたね。十四代からも龍の落とし子 雫酒がリストアップされてました。買われた方もいるのでは?ちなみに私は焼酎は飲まず、龍の落とし子 雫は好みでないのでパス。本丸なら迷うことなく並んだのですが。小山商店さんの抽選販売もなくなり、いよいよ十四代が入手困難になってきましたが、まぁあまり深く考えずに気楽に行きましょう。
2006年05月07日
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そういえば先日こんなものを購入。こんなものうちのマンションはバルコニーというかテラスというかベランダが結構広い(2.5m×6m)のでせっかくだからこれを活かそうとテーブルを購入。これからは週末の朝はバルコニーから富士山見ながら朝食じゃー!夜は夜風を感じながら夜景を肴に一杯じゃー!うひょー!と勝手に狂喜乱舞。使い心地だけど、これが意外といい。7000円にしては上出来上出来。たためばアウトドアにも持っていけるし、いい買い物でした。さて。トップをちょっと変えてみたりして。大きく変えたのは大吟醸の掲載。これまでもずっと考えていたんだけど、ついに今回掲載に踏み切りました。なんで今まで大吟醸クラスにあまり触れてなかったか。それは、私自身の率直な感想として「高価な大吟醸というのは金を気にして飲むものではない」という不文律があるから。今まで「安くて美味しいお酒」を中心に扱ってきたから、ちょっと違和感があるのかなぁと思って。別誂の説明にも書いたけど、別誂一本で香華が3.5本も買えてしまう。村祐雅亀口が2本買えてしまう。確かにそれは真実だけど、一升5000円を超えるようなお酒に関してはそういう価値基準で比較して飲むものじゃないと思うんです。ぶっちゃけ手間暇をかけ高い技術で醸された高価な大吟醸は、ある程度を越えるとどれも「うまい!」んですよ。そこから先は思い入れとかブランドイメージとかそういう次元の話になっちゃう。だから普段飲むお酒(4000円以下)は酒質をいちいち気にして飲むけど、5000円を超えると仕事の区切りとかなんかの記念とかそういう機会に飲むようにしてる。その中でも特に印象深い2本を「自分へのご褒美に」というコピーで掲載してみました。大香の蔵は噂を耳にして探しに探しても都内では見つからず、諦めた頃にふらっと寄った実家の近くの酒屋で見つけたという思い出の一本。別誂はとある新橋の居酒屋に最初行った時「これ飲んで美味しかったらまた来てください」とサービスで飲ませて頂いたお酒。当然また行きました。こんなブログにくるくらいだからみなさんもきっと思い入れのある「自分の一本」があるはず。たかが嗜好品、されど嗜好品。価値観が異なる人からすれば「なんだそりゃ」みたいなこだわりがあった方が、人生は面白いんじゃないかなぁ。
2006年05月06日
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昨日の続きです。飛露喜限定品。今思うとこちらは無濾過生詰なのかもしれない。米は山田錦かな。きれいで酒質のブレは全くなく、まだまだ開く余地があるあたりは山田錦っぽい感じ。開きの度合いが遅いのと味の乗り具合は生詰っぽい。引き続き蔵に眠ってもらいました。そして香華本生。これは言うことがない。新酒から三ヶ月熟成されたわけだけど、程良い味乗りと変わらぬ吟醸香は脱帽。私の舌では大吟醸と言われればなるほどそうかも、と思ってしまう。それでも本生なので在庫を考えたら優先的に飲まなくちゃ。風の森。こちらは残り少なかったのを一合瓶に移して保管してた。かれこれ開封時から四ヶ月経過してるけど変わりなく美味しい。苺様の味わいがよりまったりと熟成されていてとても1900円の酒ではない。ただ、香りが少々抜けアルコール感が出始めているのはしょうがないか。今が限界と感じ完飲。そんな感じかな。やっぱり日本酒は面白い!そして美味しい!とほくそ笑んだ休日の夜でした。
2006年05月05日
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今年のGWは前半草津行ったので後半は家にいます。せっかくなので蔵から保管してある日本酒を出しては飲みまくってます。一番変化してたのは以外にも磯自慢愛山大吟醸。前は値段の割に以下略だったけど、今日飲んだらべらぼうに美味しかった!びっくり!以前感じた違和感はきれいさっぱりなくなり、きれいなおいしさだけが残ってる。日本酒は開くなぁとつくづく感じました。次に来福。こいつもすごい。開封後一カ月してさらに乗ってきた。香りはそこそこながら味のりが素晴らしい。これは美味しい。まだまだあるけど続きはまた明日。
2006年05月04日
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ちょっと前に出てました。【村祐 特別純米 冴 亀口 無濾過生原酒】純米大吟醸亀口から特別純米亀口の発売まで期間がかなり空きましたね。待ってました!という人も多いのでは?さて、こちらはとある情報筋によると、純米大吟醸より精米歩合が10%ほど高く55%であるだけでなく、酵母から仕込みまでかなり違っているとのこと。村祐亀口シリーズではありますが少々毛色の違うお酒とのことです。で、飲みました。立ち香は純米大吟醸に比べ密度が濃いブドウ香。含むと立ち香同様若々しくも密度の高いブドウ香が広がります。そして・・・きたきたきたーー!!果実的甘さ!少しの嫌味もない果物のような甘さが広がります!このままかなー、と思いきや甘さからちょっと送れて酸が顔を出します。それもかなり強めの酸。この酸が甘さをきれいさっぱり切ってくれるので後味は非常に爽やか。うーん、面白いバランスです。フレッシュでピチピチしていて果実のような美味しさ溢れる酒質は純米大吟醸亀口と共通してますが、特別純米亀口は精米歩合相応に村祐らしく米の旨味を強調しているお酒と言えるでしょう。この後季節ものとして同じ特別純米の秋上がりが出ます。個人的には純米大吟醸の秋上がりを飲んでみたいのですね。今年、出ないかなぁ。
2006年05月03日
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昨日の続き。未だに多くの蔵元に新潟系淡麗辛口の面影が見えるという話でした。端麗辛口というイメージって、きっと僕ら消費者以上に蔵元や杜氏さんに根深く浸透しているんだろうなぁと思う。それくらいバブル前の吟醸酒ブームっていうのはインパクトがあったのでしょう。もちろん新潟酒ブームを支えた今の50代前後の世代は今でも淡麗辛口を好むから、消費者ニーズに合っているともいえるけど。でも、ひとつ腑に落ちないのが、「創業数百年の我が蔵は伝統ある製法を守って・・・」などというコピー。これは嘘でしょ。醸造アルコール添加は確かに江戸時代から柱焼酎という技法があったから拡大解釈すれば伝統ある製法のひとつかもしれないし、火入れ、加水はその通りだからいいと思う。しかし。活性炭濾過はどうだろう。過去の経緯は詳しくないけど、少なくとも新潟系淡麗辛口ブーム以降急速に技術の進歩と共に普及してきたイメージがある。確かに活性炭濾過は安定した酒質を保つためには必要かもしれない。しかし、伝統ある製法ではないだろう。反面、おそらく高額であったであろう活性炭濾過装置を使わないというのも蔵元にとっては大きな損失。最近、全量無濾過生という蔵元も出てきたけど、機器の減価償却もせずわざわざ安定性を捨ててるわけだから酒造業界からすればきっと異端なのだと思う。私がここで強調したいのは、活性炭濾過が悪ではないということだ。活性炭濾過は雑味も取れる反面、うまみも取られる。つまり、いい酒を造っても多少悪く造っても濾過を強くかければ最終的にはあまり違いがない酒ができあがることになる。大手が資本にモノを言わせて活性炭濾過バリバリの淡麗辛口酒を安価に出せる時代に、中小の蔵元は何を目指して酒造りをすべきなのか。私は少なくとも大手のように機械に頼って醸せる酒を追随するのだけは避けてもらいたいと思ってる。同じ醸造酒であってもワインと日本酒の最大の違いは技術である。多少の米の優劣や気候の差違があっても、杜氏の高い技術によって日本酒は安定した酒質になり得る。酵母菌と麹菌が共存して複雑な醸造過程を経る日本酒独特の製法が、杜氏という世界最高峰の技術者集団を作りあげた。今巷に氾濫するただ廉価だけを追い求めた(ように見える)淡麗辛口酒にその素晴らしい技術が果たしてどれほど活かされているのだろうか。私は甚だ疑問でならない。活性炭濾過は安定した酒質を実現できる画期的な技術であることは間違いない。しかし、弊害として酒質の無個性化と技術の低下があるとすればそれはとても悲しいことだ。ぶっちゃけ、東京の有力酒屋でも日本酒プロデューサーでも、高木酒造でもどこでも誰でも構わないから、日本酒業界自体を新潟淡麗辛口のイメージから日本酒本来の味わいを残した酒へと転換するきっかけがでれば、日本酒は劇的に変わると思う。と、まあそんなことをつらつら考えながらこっそり持ち込んだ酒で一献傾けながら露天風呂を満喫してきたのでありました。ちゃんちゃん。
2006年05月02日
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草津行ってきました。まずは宿の感想から。飯と部屋が悪かった。草津ではこのクラスのホテルで以前アルペンローゼというホテルに何度か通ったことがある。ツインの洋室で食事はバイキングとナウリゾートホテルと同じだが、内容は雲泥の差。確かに草津は何もないところだ。現地の食材なんて山菜くらいだろう。それでもアルペンローゼではステーキもあったしひとつひとつの料理が美味しかった。部屋もきれいでそこそこ広く快適だった。ところが。ナウリゾートホテルではディナーバイキングでさえほとんどが手のかからない業務用の味付けばかり。恐らく職人が現地できちんと作っていたのは天ぷらくらいだろう。それも大きな鍋にごっちゃり入れて揚げてるもんだからエビも山菜も一緒。風味もへったくれもない。おまけにアルコールどころかジュースすら有料だし。デザートも完全に冷凍とレトルトだけ。近年のディナーブッフェでは後楽園ホテルのピアビュー(3300円ドリンク込)の北海道フェアが本当に素晴らしかった。大抵ブッフェを食べ終えると「もう食べたくない!」と思うのだが、こちらは「また来たい!」と思えた。ナウリゾートでは「もう食べたくない」と思った。部屋もだめ。部屋数を確保するため極限まで経済設計されたと思われる壁と床は音が筒抜け。特に日中なんかは昼寝も出来ないほどうるさかった。唯一風呂が良かったのが救いか。特段広いわけでもなんでもないのだが、露天風呂は最低ラインである「ゆっくりくつろげる温度と広さ」があった。まあこれはあって当たり前なんだけど。湯畑までも遠いし、もう来ない宿であった。さて。今回はなるべく国道や県道を走り、酒屋という酒屋に片っ端から入ってきました。しかも試飲できる場合には極力させていただくために唾棄するカップも持参。行き帰り合わせて20件以上の酒屋さんに行くことが出来たかな。結果からわかったことをまとめると以下の通り。・大手よりも群馬の地酒が揃っている店が多い。・ほとんどが一升で価格帯は2000円未満が多い。・それぞれの蔵の銘柄よりも「しぼりたて」や「復古酒」「大吟醸」など、イメージ先行のラベルが多い。いくつか試飲もさせてもらったんだけど、お味の方はちょっと、って酒が多かったなぁ。二度火入れの活性炭濾過加水バリバリのお酒。純米大吟醸2500円とか大吟醸2000円なんて酒もあったけど、やっぱり傾向は変わらず。そんな中、素晴らしい酒を発見!インターネットで探しても全くヒットしないのでものすごくマイナーなお酒なんだけど、越辺(おっぺ)大吟醸というお酒。これも一升1900円という破格値なんだけど、味は大吟醸そのもの。これにはびっくり。こないだ飲んだ澤ノ井で言うなら大吟醸以上梵以下くらいの酒質。これで1900円とは信じられない。残念ながら火入れ感が若干あるため購入には至らなかったけど、普通の酒飲みなら生涯の一本になりえる酒だと思いました。で、話は戻って、越辺のような酒はほとんど、というかこれ一本しかなく、ほとんどは前述の通り端麗辛口というか新潟酒っぽい酒ばかり。なんでだろう、って話を露天風呂に入りながら考えた。長くなったので続きは明日書きます。
2006年05月02日
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