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月は、新月から満月まで15日かけて少しずつ満ちていくことから、旧暦では新月の日から数えて15日目の夜を十五夜と呼ぶようになったとある。2024年の9月の満月は実際は明日が月齢が15なので満月は明日ですが今宵は「中秋の名月」となっています。お床をお月見の室礼にしました。軸は、毎年飾っている「月と兎」花は、庭の花でなんとか萩の花も散る寸前で間に合いました。芒、水引、羊歯、萩、黄花秋桜です。小さい兎も飾りました。胡麻団子も作りました。3つだけ‥広間に少し風が入ってきますよ〜月が昇ったら御神酒を頂きましょう‥お猪口は、このとおりたっくさんあるし金杯もあります。朝晩はいくら涼しくなったけれどやっぱりエアコンは、ほぼほぼ、付けっ放しです月は、17:35頃に東の空に昇ってきます。お天気は晴天、日中の気温は34度。夜には綺麗な月が見られそうです。月の神は、「月読命(つくよみのみこと)」会ったことはないけれどとっても美青年だと信じて疑っていない私ですにほんブログ村にほんブログ村
2024.09.17
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横山大観と板谷波山の両者の展示会が行われた際の図録が押入れの奥の方から見つかりました。写真が白黒です。年代が割合に古いのです。1956年昭和31年68年前のものです。お床にお軸の代わりに飾ってみました。板谷波山の作品を3枚です。(機会があれば大観の図録もその内に飾ろうかな‥)今朝は、早くから久しぶりに庭掃除をしたので伐採した矢作ススキと茗荷をそのまま捨ててしまうのも惜しく思い、飾ってみました。小さな秋‥朝のうちだけですがさてと、図録の説明です。板谷波山の作品の左側は「彩磁草花分広口花瓶 昭和26年」真ん中は「彩磁延寿文花瓶 昭和11年」これは、今でも美術館で鑑賞できます。一番の下の右側は「青磁鳳耳花瓶 昭和25年」これも現在、美術館で鑑賞できます。カラー写真で見るのと白黒で見るのとはだいぶ印象が違います。左上の「彩磁草花分広口花瓶」はネットで随分と探したのですが見当たりませんでした。きっと個人のどなたかがお買い求めになったのでしょうね。どんな色合いだったのかしら‥お床を変えると気分も変わります。少しずつ、季節が移ってゆくのをこうして飾りつけるとあ‥‥一年は速い‥暑いだー寒いだーと言い花の咲き具合や枯れ具合が多少変化があっても狂い咲きしてしまっている花があっても蝉やバッタの亡骸がいっぱい落ちていても季節の移ろいは日に日に変わってゆきますね。お友達から水羊羹とアイスクリームを頂きました。Blogを書き終えたらどちらかを頂きましょう‥「白露」夜露が降りても日中は34度‥暑いですねー板谷波山の作品の写真はネットからお借りしました。にほんブログ村にほんブログ村
2024.09.07
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台風の影響はいつまでも長いですね。「野分け」の後になるのは火曜日頃です。雨が小止みの時に庭の萩の花や秋海棠を切ってお床に飾りました。葉月最後の日の室礼です。花をあまりまとめずに入れたのは野分を意識してですが我が家の庭の花木はかなり荒れてしまっています。週が明けても庭仕事は出来ないですねー九州に長居をしていた台風10号が四国や近畿に遠のいたので娘は今朝から夏旅に出発したそうです。どこへ行ったのかしらね〜お天気は良いようですよ。東日本から西日本へはなかなか行けない状況ですがとにかく、今日もモタモタしている台風です。さて、今回は少し珍しい絵のような文字のようなものを飾りました。鳥や花々、魚や小動物が描かれている絵です。たまには、こんなものを設えてみるのもイイものだと思いました。明日から九月長月になります。残暑は厳しく今日も一日中雨だというのに30度もあります。あ〜秋はどの辺りに居るのでしょうや‥この台風が過ぎ去っても真夏日がしばらく続きます。気象庁によるとこの先、二週間は平年よりも今年は暑いと予想されています。些かうんざりの暑さと湿気ですね〜にほんブログ村
2024.08.31
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雷と豪雨のせいで我が家の百日紅はこの体たらくです。花びらもたくさん散って細い枝はずいぶん折れてしまいました。これで、百日紅はもうお終いだわぁ〜と思ったので名残惜しいので広間に飾ることにしました。台風、ゲリラ豪雨が続き今朝、未明に今度は地震です。(19日午前1時前、茨城県北部を震源とした地震が立て続けに発生し、このうち午前0時50分には日立市で震度5弱の揺れを観測しました。気象庁は1週間ほどは同じ程度の揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。)大して揺れはしませんでしたが立て続きに自然の脅威に晒されてます。お盆も無事に済んだのでお床も処暑に向けての室礼に変えました。お軸の代わりに短冊を5種類飾りました。今の季節に合わせた禅語です。脇床も代えました。海の贈り物は真っ白で綺麗でしょう‥ガラスの小物類やお冷茶のお道具も飾りました。広間がいつもの落ち着きを取り戻しました。まだまだ、この季違いの暑さには辟易ですが取り除くことも出来ません。少しでも秋に移っていくように祈るばかりです。もしかしたら、今夜も危うい当市の天気予報ですにほんブログ村にほんブログ村
2024.08.19
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関東地方に近づいてこんなに目がハッキリしている台風は非常に珍しい‥で、この台風7号は、さらに発達するらしい我が家周辺は絶対に逃れられないところに位置している‥多くの警報が出ていますまっ、それなりにいろいろ準備はしました。台風は仕方ないですね‥どうやっても戦えない相手です。通り過ぎてくれるのをじっと我慢の子ですね。さて、今日は「送り火」今回のお盆で私は母が好きだった「瓜」のお漬物を作りました。実は私は「瓜」アレルギーなので触ると手が痒くなり体のあちこちに発疹が出てしまいます。でも、供養のために作りました。昨日、訪ねてきた友人に試食して頂きました。すると‥「ん〜これ美味しいと言うよりものすごく上品な出来だねー」「ホント良かった作っても私は食べられないのよ。」「なんで」「瓜アレルギーなのよ。」「おやおや‥」「美味しいなら帰りに持って帰ってくれる」「有難いねー貰ってくよ」両親や親戚の伯父伯母可愛かったニャンコ姫たちのためにお経をあげて香を焚き、雨の中そっと見送りました。日頃、読み上げない経文は難しかったわぁ〜盆飾りは明日、片付けますがお床は、送り火の室礼です。京都の五山の送り火の色紙を飾ってしめやかに整えました。さすがに今日は誰も来ないし静かに大人しく過ごしましょう‥にほんブログ村
2024.08.16
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我が家の迎え火は花火です焙烙皿(ホーロク)を今年は買っていないので空き缶に木の葉や笹の葉を入れて花火に火を点ける。火薬の匂いがして煙が東から西へと流れてゆく。精霊棚の盆飾りも綺麗に整いました。真っ白な茄子をいただきました。葡萄と一緒に供えましょう。なかなか日が暮れないお盆の頃です。今日の日没は6時半‥やっと辺りが薄暗くなってきました。両親もどうやら帰ってきたようです。盆提灯に灯りが灯るとなんだか「お盆」らしくなりますね。お経をあげて香を焚いて一先ず、迎え火の本日は滞りなく済ませました。何故だか、今年は飾りすぎでしょうかでもね‥地震が続いたり南海トラフ巨大地震の注意報が出たり台風が過ぎ去りまだぞろ、次に次に6号、7号、8号と台風ラッシュになったり相も変わらずの猛暑酷暑だったりとても今を生きてる私たちには心配や心の不安が拭いされない‥彼岸に居る人たちを招き入れてその力をお借りして少しは心落ち着きたいと思う今年のお盆です。明日はお寺に伺います。にほんブログ村
2024.08.13
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酷暑続きですね。こう毎日、命が危険な暑さが続くと日々の暮らしに多少なりとも支障が出てきます。連日35度は軽く超えて体温並みに気温が上がる中広間の室礼を夏モードにしました。毎年、夏のお床に飾る貝殻を並べる。一つ、一つの貝殻にそれぞれの思い出があります。この貝殻は全部、私が海辺で拾ってきたものばかりです。南の海、北の海、四国の中海、日本海、太平洋など日本各地の海に流れ着いた貝殻です。今年の夏は、この暑さですから海などには行こうとも思いません。海は覆いが無い場所‥それこそ、熱中症になってしまいますものね。昨日の夕方に上等の玉露をお煎茶の大先生から送っていただきました。「お冷茶」いただきましょうか‥「暑」の色紙は書家の南岳先生がお書きになったもので先生のお人柄がよく出ている書体です。花は藪茗荷、鹿の子百合、羊歯。広間は割合涼しい部屋‥日中でもエアコン無しで30度にはならない。八重桜の影で光があまり入らないから‥なので、エアコンのスイッチを入れるとすぐに涼しくなるのです。我が家にある2本の桜のおかげで1階の表側の部屋の温度は、2階みたいに36〜38度にはならないことが有難いですね〜来週には「立秋」を迎える‥でも、この炎暑、酷暑はまだまだ続く。気を引き締めて我が身、第一優先で大事に暮らしてまいります。にほんブログ村にほんブログ村
2024.07.30
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梅雨らしい日です。九州や山陰、四国ではスゴい雨になっているようですが被害が出ないことを祈るばかりです。黒笹を涼しげに飾りました。白い鋸草も一輪添えてツルニチソウの蔓もそのまま長く流してみました。朝、鶯が大きな声で鳴いています。雨はしとしと降っています。昨夜も寝ている間に少し降ったようです。<七月十五日 中元>中元のルーツは中国古来の道教にあるらしく1月15日、7月15日、10月15日を「三元」として祝う習慣があり、7月15日を「中元」として半年の無事を祝い、祖先の供養をしたと言われています。先日はお墓参りで今回はお仏壇に向かってちょっと高価な供養の香も焚きました。お床の室礼は全部取り替えました。夏は夏らしくですね‥気温は25度ぐらいですが湿度が高いのでそれほど、涼しさは感じません。夏の間は「茶道」のお稽古はありません。お稽古は無くとも今日は、「お冷茶」を点ててみました。玉露の茶葉をお湯の代わりに氷水で入れるのですが‥これが、なかなかお茶が出ないのです「お煎茶道」の中で最も時間の掛かる「お冷茶」です。お菓子はミニどら焼き風のお菓子で中に求肥とつぶあんが入っています。お茶は冷たくお菓子も冷たく冷やしていただきます。ほっとする時間‥一人で居てもこんな時間は気持ちがスッキリとし雨もまた良いと思うひと時です。世間はと言えば‥昨夜からトランプさん暗殺未遂事件のことと九州の雨のことばかりが報道されてます。今朝早くに娘からLINEが来ました。「博多祇園山笠祭り」に行ってきたそうです。朝の4時くらいから盛り上がって5時過ぎに本格的になったとの事でした。(博多は雨は大したことがなかったのね)毎日、いろいろな事が起こります。皆んな、無事で健やかにまぁ〜るく過ごして欲しいと思いました。にほんブログ村にほんブログ村
2024.07.15
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水上青々翠 (すいじょう せいせいたる みどり)この禅語は元来是浮萍 (がんらい これ ふひょう) と、対句になっています。これは浮草のことを言っていますが浮草は水の流れにまかせて漂っているだけですがその青々とした鮮やかな美しさはどこにあっても同じである。浮草が無いので名残の紫陽花を飾りました。紫陽花は、日毎に色を変えてゆきますが紫陽花には紫陽花の浮草には浮草のちゃんとした生き方があります。人間も立場や名声に縛られることなく自由に自らの能力を発揮し、柔軟に行動をできる人なろう‥その時、その時を臨機応変に自分らしく生きてゆこう‥そんなことを感じる禅語ですね〜そろそろ、海開きの季節にもなります。海のものも置き合わせしました。ガラスの青い百合の花今日は、なんとなく「青」の世界になるべくして成ってしました今夏は異常な暑さが懸念される長期予報が発表されたので、茶道のお稽古は夏はお休みにすることに決定です今日が取り敢えず前期の最後のお稽古でした。今夏は夏の茶会も中止にしました。暑い最中、夏の着物でお出ましいただいても途中で熱中症にでもなったら大変ということで秋まで茶会もお休みです。お抹茶のお茶碗もお菓子も涼し気な色合いでまとめました。お菓子は「淡雪」冷やしておくととても美味しいのです。にほんブログ村にほんブログ村
2024.06.26
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何年も名前が分からなかった花の名前を今日、やっと知ることが出来ました。喉に支えていた何がす〜っと通ったスッキリ感です。Blogにも「誰か教えて下さい!!」とお願いしていましたが誰も分からず、知り合いの花屋さんも分からないに言っていた花でした。植えた覚えの無い花ですが毎年、元気に咲いてくれてます。お床にも飾りました。「色紙」はそのままの「万緑」ですが花を変えました。この白くてふわふわした花の名前は‥「メラレウカ」メラレウカはオーストラリア原産のフトモモ科の植物なのだそうです。我が家のそれは多分、「メラレウカ オータムファイヤー」と言う種類だと思います。下野と合わせてなかなかイイじゃない〜他にも庭の花を飾りました。バラ、カラー、下野もたまには、家の中で長く咲いていて欲しいと思った次第です。私は、ほとんど花屋さんで花瓶に入れる花を買ったことがありません。花は、大体、庭の花でお床や玄関を飾ることが間に合っているからです。バラは、今年は頑張って咲いています。カラーもまだ蕾が3輪ほど残っていますし下野はそろそろ終わり。咲き終われば下野もバリカンで刈り込み。あ〜バラの香りがと〜〜っても良いですよぉ〜こうやって、春から初冬にかけて毎日、毎日、庭の手入れです。と言うことで‥ダメだ腰が痛い整形外科に行ってきま〜〜すにほんブログ村にほんブログ村
2024.06.07
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台風一号はそんなに大雨にもならず通り過ぎて行きました。5月も今日が最終日。真っ赤に咲いた石楠花を一枝お床に飾りました。シャクナゲは北半球を中心とした世界の各地に分布する300~600種の花木の総称です。特にヒマラヤ周辺の中国、ネパール、チベットには観賞用として優れた品種が自生すると言われています。もう20年以上も前のことですがネパールの山々で自生している美しいシャクナゲを見ました。季節は、初夏ではなく10月ごろでした。そんな思い出があるせいか石楠花は高山でも咲くのだということを知り得ましたし西洋の花と云うよりはネパールやチベットが原産であるという印象が強く残った花になりました。石楠花はツツジ科の花ですので花期が終わると花びらがベタベタになってしまう。今、見頃のサツキと同じなのですだから、後始末が案外面倒で花が落ちたらすぐに避けてあげないと葉っぱにベッタリと付いて取れなくなってしうまうのが難儀ですとは云え、我が家の狭庭は花盛り。どれもこれも愛でてあげたいのだーにほんブログ村にほんブログ村
2024.05.31
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朝から本降りの雨です。今夜いっぱい日付が変わる頃までは降り続くと天気予報ではそう言っています。今日は、「母の命日」母が亡くなってから丸4年が経ちます。昨日は「母の日」で今日は「命日」‥母とは、この時期の思い出がたくさんあります。母も私も花が大好きなので花々が美しく咲き競う頃には母といろいろなところに出かけました。そんなこんなを思い出しながらお床の室礼を変えました。この雨ですからどこへも出かける気にもならないし身体を休めてのんびりするのが良いです。母の好きな花の牡丹の軸を飾り母のお気に入りの扇子を飾りました。茶道の先生の「藤」の色紙も飾りました。藤の花もそろそろ、こんな実を付ける頃ですね〜焼き菓子を供えて香りの良い新茶を飲みながらあ〜〜ゆったりするのはイイ気分だわぁ〜って、思いながらこの後は撮り溜めしている中国時代劇ドラマの一気見をします。暑くも寒くもなく今日はニャンズも外へ出たがるけれど雨を確認すると諦めて大人しく私の隣で寝ています。雨の日も良いものです。明日は「お墓参り」に出かけましょにほんブログ村にほんブログ村
2024.05.13
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昨日は最悪の日でした。地区の子供会のお手伝いに駆り出されました。子供達にお昼のお弁当やお菓子や飲み物おやつを配ったり一緒に遊んだりリズム体操したり‥と‥11時ごろから5時ごろまであの甲高い子供たちの声の中でのボランティアでの「こどもの日」でした。小さい子供は苦手ですね〜まとわりつかれて、いろいろせがまれていっぺんに話しかけられてあっちこっち引っ張り回されて散々な一日でした私は疲れ果ててしまい頭痛が治らず食欲もなく身体中が痛くて家に帰ると倒れ込んでしまいました(来年は、頼まれても絶対に参加しない御身が大切だもの)昨夜は早くに就寝して今朝は早く目覚めました。窓を開けると子滝桜の葉が風に揺れて心地良いザーッという音で私を癒してくれいます。菖蒲の花が咲き始めてその色の美しいこと。鶯の声や他の小鳥の声も風に乗って聴こえてきます。なんと清々しい朝でしょう初夏の室礼を致しました。掛け物の短冊には「薫風自南来」薫風南より来る初夏、心地よい香りの南風が吹いて人も木も草も皆爽やかな気分になるという意味。背の高い青葉は去年の暮れに飾った啓翁桜の新芽で切花ですがもう5ヶ月近くも元気なのです。冬椿の新芽の艶々した葉が柔らかく美しい‥季節は、時が音も立てずに通り過ぎて次の季節に囁きながらバトンを渡す‥菖蒲の季節ですから恩師の「花菖蒲」の色紙も飾りました。煎茶の用意も整いました。八十八夜が過ぎたので美味しいお茶が又手に入りました。静かで風の音と小鳥の声がする中での室礼を変える作業はとても楽しい‥昨日の疲れはまだ少し残っていてフラフラしている身体ですが今日中には、なんとか治さなくちゃ‥でも、庭掃除は少しやらないと風が強くなってきたので葉も花も落ちてしまう‥庭仕事は毎日ずっと続き腰も腕も手も痛くなるけれど子供達とのあの喧騒な時間に比べればなんのことはない‥植物からの優しいエネルギーをたくさん頂いて元気になりましょう。にほんブログ村にほんブログ村
2024.05.06
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夏日を超えました室礼をまた変えました。今日は、美味しい玉露を点てて高校生を招きました。箸の持ち方や正座をしてお稽古もどきの愉快な一日。ずいぶん、前に講義で使った「箸ぎらい」のコピーが役に立ちました。美しい「箸」も持ち方など親が教えてくれるわけでもない昨今。この用紙を見ながら高校生の女子たちは「え〜〜やってるかも〜〜」「あ〜〜やってる〜〜」でした‥今、どんな箸の持ち方をしていても社会に出れば「箸」の上げ下ろしで何か問われるかもしれませんよ‥と、思っているのは私だけかと思っていたのですがその反応が興味深かったですよそうね‥やっぱり「箸」は綺麗に使いこなし方がイイに決まっているのね。良かったZ世代でも「箸」の持ち方が気になるようでした。美味しい新茶の玉露を一煎点てました。「美味しい」「甘いって感じです〜〜」「和菓子、」「あっえっうまいこれ」「なにこれえ”〜〜〜〜溶けちゃうよぉ〜」美味しい筈です。銀座の老舗の上生菓子ですもの。「お茶」「玉露」なんてと言うか‥急須で入れたお茶すらほとんど飲んだことがないらしい。〜〜ペットボトルのお茶で〜〜十分かも‥です‥1時間くらいお煎茶をお点前など見学してもらってから夕食です孫ほども歳の差があるのに意気投合でワイワイお喋りでした。3時間も夕食タイムで私も本当に楽しかったわぁ〜〜料理もたくさん作って全部、食べてくれて楽しい楽しい時間を過ごさせて頂きました。(ほとんど、大人の宴会と同じ感じ)もし、私に孫がいたらこうなっていたのかしら実に面白かったですにほんブログ村にほんブログ村
2024.04.26
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昨日の春の嵐にも負けずに子滝桜は、まだ美しさを保っています。一枝切ってお床に飾りました。春の花々です。室礼を変えました。今日は、午後からお煎茶のお稽古。久しぶりのお煎茶‥桜も咲いているのでお菓子は「桜餅」で良いかしらと思ってLINEを入れたら‥「桜餅」はあまりお好きでない様子。お菓子は生徒さんが持参してくれるということになり、私はお茶の用意だけです。お煎茶はお抹茶と違って春は特に可愛らしく華やかな室礼が似合います。生徒さんご持参のお菓子は「豆大福」でした。お稽古は煎茶なのですがお抹茶も一服、豆大福と一緒に‥とおっしゃるので、それではリクエストにお応えして簡単に一服、お抹茶を点ててお花見トークとなりました「先生のところの枝垂れ桜は綺麗ですね〜」「昨日の嵐でもなんとかまだ大丈夫でお見せ出来て良かった〜」「今年は通りの桜の開花も今ひとつだしここでお花見が出来て本当に良かったです」豆大福に飾った桜‥「この桜、貰っていっても良いですか」「いいわよ〜なんなら、一枝差し上げましょうか」「え〜〜でも、桜は切っちゃいけないのでしょう」「いいわよ‥家に飾ってね」一枝と飾りの桜を大事そうに紙に包んで嬉しそうに帰りました。桜の花は満開を過ぎれば雨にも風にも弱い‥子滝桜が散り桜となってしまえば街のソメイヨシノが咲く。少々、今年は、全国的に開花は遅れているけれど咲く順番は今年も同じになりそうです。豆大福、美味しかったですよ。お喋りも楽しかったご馳走様にほんブログ村にほんブログ村
2024.03.30
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昨日のお茶のお稽古の際の広間の室礼です。春ですし少し「桃の節句」の面影を残して室礼をしました。手鏡や鼈甲の簪を飾ってみました。お煎茶のお道具も昨日のままですがお煎茶はお抹茶と違って、お道具が小さいので、なんとなく女の子っぽい‥お抹茶も良いですが煎茶道も良いものです。友人の生徒さんもこの室礼に大喜びでした。男の子ばかりのお宅だとこうした女の子らしい室礼はなさらないのでいっぱい写真を撮っていました茶道も煎茶道も一番気にするところが「季節感」です。お床の室礼の全部が季節ごとと言うよりは日々の季節の移ろいを表してゆきます。花は、とくに大事で出来れば、庭に咲いているもの、野に咲いているもので室礼うのを良しとしています。なかなか難しいですが‥さて、昨日のお稽古で私が着ていた着物は‥長襦袢は特別に空色に仕立ててもらった思い出の長襦袢です。縞の着物に草木染めの名古屋帯帯揚げ、帯留は芽吹の時の色合いでキュッと全体を引き締めました。お喋りばかりのお稽古でもそれはそれなりにお稽古になります。何故なら、お煎茶はお道具の組み合わせが都度、自由だからです暖かい昨日が明けて3月18日(月)の朝、子滝桜の開花が見られました。開花宣言ですねー去年(2023年)よりも一週間遅れの開花でこれから一週間から10日間ぐらい楽しめる我が家の子滝桜ですにほんブログ村にほんブログ村
2024.03.18
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「立春」は名ばかりの「春」今朝は、寒いです。空は雪雲に覆われて降ってくれば雨にはならず「雪」かしらね〜気温が4度しかありません。啓翁桜は、まだ咲いています。黄緑色の新芽がずいぶん伸びてきました。脇床に椿を飾りました。雪でも雨でも濡れてしまえば哀しい色になるからです。『紅炉一点雪』は碧巌録に記された禅語です。上杉軍と武田軍の川中島の戦いの中で出てきたりする禅語です。上杉謙信自ら武田軍の本陣に攻め入り、武田信玄に太刀で斬りつける名場面があります。その斬りつけるとき、上杉謙信は、如何なるか是れ剣刃上の事。(刀で斬りつけられ、死が迫る心境はどうだ?)すると信玄は、刀を鉄扇で振り払い、紅炉上一点雪(こうろじょういってんのゆき)と返したと云われています。この禅語の意味は真っ赤に燃えている炉の炭火の上に真っ白な雪がひとひら落ちてくる。それが、瞬時に跡形もなく消え去ってしまう。人生とはそんな儚いものだからあらゆる事象にとらわれることもなければ、こだわり引きずることはない。と、言うような意味ではありますが、「赤い炎、白い雪、黒い炭」と言葉通りにその情景をイメージすれば実に美しい一瞬であると思います。伊藤若冲の「雪中遊鶏図」も飾りました。「雪」はサラサラとシンシンと降っているのを見ているのは美しいけれど実際はその影響は多大で今日は各地で交通アクセスに支障が出そうな予報が出されています。私は、雪や雨の降る前に食べ物も買い込んで家でのんびりモードで今日、明日を過ごします。甘い和菓子も又々頂きましたので熱いお茶と一緒に一服タイムです。にほんブログ村にほんブログ村
2024.02.05
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小正月から大寒そして立春ですが明日から「冬の土用」の入りになります。広間の室礼を変えました。大正月が終わって女正月で年神様をお見送りして新しい季節を迎える準備の期間ですね。2024年のNHKの大河ドラマは紫式部と藤原道長の物語「光る君へ」が始まりました。平安時代の歴史上の登場人物をご存知の方は問題はありませんが、なかなか相関図が難しいのではと感じています。せめて、「百人一首」ぐらい知っていると登場してくる人がどんな人かは分かるかもしれませんが‥天皇家のことも歴代天皇がどのように政治に関与してきたかを少しぐらい知っている方がドラマを理できると思います。「源氏物語」を描いた大河ドラマではないので、源氏物語を読んでいてもよくわからない大河ドラマなのです。「花の生け変え」暮れに買った啓翁桜がまだまだ綺麗に咲いています。千両も赤い実がぷっくらとしています。香合は干支の「龍」の紋様です。脇床には羽子板をまだ飾っています。女らしい羽子板は魔除け厄除けでもあるので今月いっぱいは飾っておこうかと思っています。今日は「阪神淡路大震災」から29年です。あの時の高速道路の横倒しの映像は衝撃的でした。それから、幾度となく大地震に襲われている日本ですがいくら防災しても地球の揺らぎには勝てる筈もありません。巨大な「力」を秘めている地球に抗うことは神域に触れることでもあります。とにかく、それぞれの人の穏やかな暮らしを願っての睦月半ばすぎです。さてさて、着物も片付けましょう。帯は母の帯を締めました。これは、道行ではなく被布です。着物と長襦袢は新品を身につけました。新しい長襦袢の色が個性的でしょこんな色の襦袢は売ってはいないので染めて頂きました。着物は娘の七歳のお祝いの時の着物を染め直して私が死ぬまで着られそうな色と模様に染め上げました。もう着物も作りません。そんなに先が長いわけではありませんものねにほんブログ村にほんブログ村
2024.01.17
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小正月は、1月15日ごろの行事です。主に14~16日までを小正月と呼びます。(地域によって違いはあります)大正月に対して小正月は「女正月」とも言われていますね。さて、お茶仲間のお知り合いの方の〇〇宮さんから「小正月の茶会」に招待されました。つまり、今回は私は「お客様」です。まずは、立派なお家に驚きました。ご挨拶やら茶会の準備のお話やらでなかなか席入りにはなりませんでした。左程、親しくはないので写真を撮ることは軽々しく出来ない感じでほんの数枚撮っただけでした。お菓子担当の友人はお菓子を一つ一つ丁寧に盛り付けていてちょっと緊張した面持ちでしたね〜可愛いお菓子でしょう‥友人と、その〇〇宮さんと二人でお作りなったそうです。お抹茶との相性の良い甘さのお菓子でしたがお菓子の名前を尋ねるのを忘れてしまいました内うちの初釜だそうで〇〇宮さんもご自分の家でお稽古ができるので私よりも年上ですが茶道を頑張って上のクラスを目指しているそうです。いくつになっても挑戦するのは良いことですね1月15日から明けて16日今日は、とても寒いのですが我が家のお床の室礼も変えましょうか‥小正月が過ぎれば今週末には「大寒」を迎えます。二十四節気の最後の季節分けです。暦の上ですが春は足音も立てずにそぉ〜っと近づいてきてくれるのですね。梅の蕾が膨らみ始めるのももうすぐ‥かな‥にほんブログ村にほんブログ村
2024.01.16
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少し雲行きが不安で今日は、洗濯してもたぶん、パリッと乾きはしないお天気。日差しが弱くて寒い‥今年、最後のお床の室礼は「風花」今日、お床を設えても明後日には「お正月飾り」に全面的に替えるのだが‥今日は、どうも「お正月飾り」を整える気にならないのはお天気のせいだろうか‥少しは大掃除もしている。お風呂場、脱衣所、トイレなどは終わったが水仕事は寒くて身体に堪える。それでも少しずつ、出来るところだけやらなくちゃ「年神様」に申し訳が立たない‥あっお風呂場をこんなにキレイにしてしまったから今日は日帰り温泉だね‥と言うより大晦日まで日帰り温泉に通わなくては‥何故って、汚すのが嫌だから‥それと今夜は今年最後の満月。温泉の大きな窓から月を見上げるのも一興。それじゃあ、4日間は温泉通いをすることに決定温泉は身体も心も温まるにほんブログ村
2023.12.27
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いきなり冬型で寒さ厳しき折になりました。いくら暖冬と言っても12月ですからいわゆる、12月の気温になるのは当然と言えば当然ですが‥とは言え、昼間はサンルームでポカポカで暖房要らずでお日様に感謝です。室礼を変えました。煎茶のお道具は「焙じ茶点前」の用意をしました。脇床も変えました。厄除けのお札も飾って静かに新しい年への思いも込めます。花は磯菊 斑入りの石蕗色紙は南岳先生の「日だまり」焙じ茶は「献上棒茶」清月堂のお菓子「いちじく餅」上手に半分に割ると中にいちじくが丸ごと入っています。これが、焙じ茶によく合うのです。たっぷりの焙じ茶。お茶碗は作者は私の尊敬する師匠の「如遊 作 待」日だまりの中とは言えやっぱり今日は寒いので熱い焙じ茶は美味です。なんやかんや言ってもどうやら、本格的な「冬」がやってきたようです。にほんブログ村にほんブログ村
2023.12.17
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霜月滑り込みの室礼。毎年、大体、11月の終盤にこのお軸を飾っています。楓橋夜泊<張継>月落ち烏啼いて 霜天に満つ江楓漁火 愁眠に対す姑蘇城外 寒山寺夜半の鐘声 客船に到る「口語訳」月は西に傾き、烏の鳴き声も聞こえ、空一面に霜がおりそうな気配が満ち満ちている。川沿いのかえでや村人の魚をとるいさり火が、旅愁のためうつらうつらしている目にちらつく。もう、夜明けかと思っていると、蘇州郊外の寒山寺から、夜半をつげる鐘の音が、私の乗った船に響いてきた。(『自然をよむ』・NHK学園より拝借)実際の寒山寺にも行ったことがありますがとても素敵なところでした。中国は近未来的な場所もありますが古来の美しい場所も広大な自然の美しいところも多々あります。世界遺産の自然遺産も多く持っている中国ですね。さて、今日のお床の盛り物には(大柚子 万両の緑葉 松毬)運良く頂いた大柚子の黄色が何故かしら本格的な冬の到来を教えてくれた感有りです。脇床には季節にあったものを飾りました。菊の花も大物は兎も角小菊はまだまだ盛んに咲いています。室礼は、私にとっては季節の移ろいを表現する唯一の方法。家にあるものだけでその時を創り出すのは少々、時間が掛かります。仕舞い忘れてしまっているものを思い出しながらこれから先もボケないためにも続けて行きましょう‥と思うこの頃です。さぁ、今日は毎年、恒例の「毎日都々一」のお正月の兼題のミーティングです。毎日新聞社の水戸支局長と共に考えました。なかなか決まらない「五文字」たった5つの漢字を選ぶことの難しさ‥使い勝手のたくさんある漢字でお正月を意味する事柄に結びつきそうな漢字。一回、使ってしまった漢字は採用しないこと。なかなか見つからない漢字‥漢和辞典やら難読漢字やらあれこれピックアップするのですが「ヨシ」っていうのが見つからないのです。来年の干支はという話題は出るのですが干支で失敗したことが何度もあるので敢えて干支を使うのを諦めました。ちょっと詰まってしまった頭を和らげましょうか‥本日のお茶は「献上棒茶」とお菓子は「銀座清月堂のおとし文」「且座喫茶」(しゃざきっさ)凝り固まった頭を柔らかくしましょう。お茶のお点前をして一煎のお茶とお菓子は今まで、考えていたことから解放されます。「美味しいですね〜」「なんやかんや言ってもこれからは寒くなるばかり‥たまには、香り高い焙じ茶も良いでしょう」「えっこれ焙じ茶なんですか‥普通のほうじ茶とは完全に別物ですね。」一息ついたところで兼題の文字を互いに検討しました。あ〜ら‥不思議お茶のあとに考えるとあっという間に5つの漢字が決まりました。良かった〜決まったところで支局長は颯爽と帰ってゆきました。私も一安心ですにほんブログ村にほんブログ村
2023.11.29
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立冬も過ぎて今日は、午後から雨が降るらしくどうやら、寒くなってきそうです。古くてボロボロのお軸を飾りました。蓮の花は今ちょうどこんな感じですね。室礼は、その時の季節を取り込み今年のように夏日が長いとそれなりにその日を感じてお道具を選びます。つまり、ただ暦通りに飾れば良いという訳でもないのです。花は庭に咲いている花を飾っています。残りわずかな秋明菊です。松ぼっくりも添えて飾りました。脇床も少し冬支度です。たまには、硯や墨、筆なども飾ります。「字」がこれ以上下手にならないようにと自分への戒めです今夜は煎茶のお稽古があります。ほうじ茶にしようかとも思いましたが、今日は煎茶点前で秋摘み新茶でお茶のコクを楽しみましょう。まだ、お菓子を買ってきていないので、これから和菓子屋さんに買いに出かけます。雨があまりたくさん降らないようにと思います。生徒さんが風邪でも引いたら大変ですもの‥ね。にほんブログ村にほんブログ村
2023.11.10
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中秋の名月の際に飾らなかった「月と兎」のお軸を改めて「後の月」として飾り、盛り物をしました。先日、とあるメディアの方からGODIVAのチョコレート「GODIVAオータムコレクション」を頂きました。チョコレートには全然、興味がなくあとでこのチョコレートの値段を知ってお高いのに驚きました。チョコレートは100円ぐらいのチョコレートもGODIVAも私には対して差がないように感じてしまいます。(頂いておきながら申し訳ない)そこで、GODIVAのチョコレートがお好きな友達を選んで「茶話会」をしました。友達は大喜びで早速、一つ食べてこう言いました。「これ、一つで400円ぐらいするのよね。」「そうみたい‥たった5つで2000円ぐらい。」「わたしなんかがご馳走になってしまっていいの」「いいのよ、どうせ、ここに置いていても私がすすんで食べることはないと思うもの。」いろんなお喋りをして残った3つのGODIVAのチョコレートを箱に入れて持って帰りました。「有り難く、母と主人とで拝んで食べるね〜」と本当に嬉しそうでした。最近は洋菓子は勿論のこと和菓子も茶席のお菓子でなくとも非常にお値段が高くなっています。ふと、 TVのCMなどで聞く言葉を思い出しました。「私へのご褒美」なるほどね‥一つ、400円〜800円ぐらいするお菓子はご褒美かも知れませんね。友達を見送って門に施錠して空を見上げると「十六夜」の月が昇っていました。月の満ち欠けを毎夜観ては心のうちが晴れ渡りますね〜あ〜〜木星も見えています。そして、今宵は立待月とアルテバラン(牡牛座の一等星)が並びます楽しみにほんブログ村にほんブログ村
2023.10.31
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昨日は、一日中大雨で寒い日でした。それでも、お煎茶のお稽古にYさんは来て下さいました。半年以上もお稽古が遠のいてしまって恐縮しておりました。でも、久しぶりにお目にかかれて私はとても嬉しい気持ちでした~「先生、隣のお部屋、リフォームされたのですね。」「そうなの。台風の時に少し浸水したので思い切ってね‥」「え〜〜〜浸水」「台風ではないのだけど台風の後に水道管が割れてしまって道路が陥没してマンホールの蓋が浮かび上がって大騒ぎだったのよ。」「お見舞いにも伺わずに申し訳ありません。」「お見舞いだなんて、大したことはなかったのだけど、夜を徹して工事をしていたわ。」お稽古なんだかお喋りなんだか分からないままに2回、お点前をしていただきました。まだ、忘れてはいないみたいだけれどやっぱり、手順よりも所作がどこか疎かになっていましたね〜雨は、一向に上がらない‥雨が降ると話題が一つ確実に増えることに気づいた私‥洗濯が出来ない‥靴が汚れる‥庭仕事ができない‥車が汚れる‥買い物が億劫になる‥等々ですお煎茶のお稽古は今日は「長板」を練習してみました。そもそも、お茶は抹茶にしろ煎茶にしろ手順は大して変わりはしません。要するにお茶を点てれれば良いだけですがお盆が四角だったり長四角だったり丸盆だと言うだけで少しお茶碗の並べ方お盆の拭き方が変わったりするくらいなのです。そうは言っても頭の切り替えがなかなかに難しい。それが、いわゆる「頭の体操」になる訳でして‥お茶碗はちょうど今の季節のもので葦や、芒などの中に白鷺がいる風景の京焼きの煎茶茶碗です。会話が弾んでしまうとお点前の写真を撮ったり今日、着た着物姿の写真を撮ることはすっかり頭の中から消えてしまいます。(お菓子も食べてしまってから写真を撮っていないのに気づきました)Yさんが帰る頃にはすっかり辺りも暗くなってしまいました。まだ、5時半すぎなのに‥Yさんが帰ってゆく道路は大雨が降ると必ずと言って良いほど冠水してしまうところがある‥少々、心配でした。無事に着いたとお稽古が楽しかったというLINEが来て私も安心しましたよ。さて、今度のお稽古に被らないように脱いでしまったけれど今日の着物と帯、その小物類の写真を撮っておきましょう。秋色の小紋。紅葉柄の名古屋帯。アクセントにグリーン系で引き締めた帯揚げと帯締め。夜になってもまだ雨はしとしとと降っていました。広間の明かりを消すとあ〜らちょっとイイ感じの広間です一夜明けて今朝は快晴気温も少し上がるらしい‥あっやっと金木犀の香りが開け放った窓から流れ込んできました。半月遅れの金木犀です。にほんブログ村にほんブログ村
2023.10.16
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昨夜の十五夜はとても美しく友と語り合うには涼しくて最も良い時間を過ごせました。とある人を偲ぶと言うことは優しい気持ちの交流で楽しかったこと良かったことしか思い浮かびませんでした。我が家の広間も室礼はしてあったのですが昨夜は外出でしたのでBlogに今日UPしますね。「月心」月に心の深い部分のところを飛ばしてみると天女が舞い降りて来るような感覚を味わい、お喋りではなく語り明かすには「秋」が持ってこいだと感じ入りました。隣の部屋には花も入れてあります。今年は、春に咲いて夏に咲いてまた、秋に咲き始めた山吹も入れました。こんな異常な年があったのだと言う記録ですね。昨夜は積もる話があまりに多くて食事の写真はたった一枚だけでした。ふと、思いました。私もあちらの世界に言ったら誰かが、「思い出」としてたくさん私のことを語ってくれるのだろうか‥中秋の名月本当に楽しい一夜でした。お食事どころのお土産にこんなに可愛いクッキーを頂きました。日本の数々の行事はどれもこれも良いですね。にほんブログ村にほんブログ村
2023.09.30
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送り火の今日。台風の影響もゲリラ豪雨もなく送り火の十六日を迎えました。広間の室礼を変えました。雨もあまり降らなかったので百日紅も元気なままなので何本か切ってお床に飾りました。百日紅は大きな枝なので切るのも生けるのも少々、手こずります。「送り火」と云えば京都の「五山の送り火」が有名ですね。「大文字」(京都市左京区浄土寺・如意ヶ嶽(大文字山)。20時00分点火)「松ケ崎妙法」(京都市左京区松ヶ崎・西山及び東山。20時05分点火)「船形万灯籠」(京都市北区西賀茂・船山。20時10分点火)「左大文字」(京都市北区大北山・大文字山。20時15分点火)「鳥居形松明」(京都市右京区嵯峨鳥居本・曼荼羅山。20時20分点火)以上の五山で炎が上がり、お精霊さんと呼ばれる死者の霊をあの世へ送り届けるとされています。細かく時間が決められていてそれぞれの場所で点火のためのいろいろな儀式などが行われます。この送り火が今日はなんとか無事に行われる予定だそうです。台風7号の障りが無くて良かったと思います。いくら暑くてもこの送り火を境に「京都」は少しずつ「秋」の気配が足元からやってきますね。それは、どこも同じで「お盆」が終わるとどんなに猛暑、酷暑が続いても周りの風景などもなんだか秋めいて来るものです。私の住んでいるところは稲穂も黄金色に向かって色づき栗や柿、梨の実がだんだん大きくなっていきます。今日までが「寒蝉鳴」で蜩は日の出前や日没後によく鳴き、夏を惜しむかのようにその鳴き声に寂しさも感じるものです。盆飾りは、明日、片付けます。今日からまた、一週間から10日ぐらいは猛暑が続くと思いますが体力を奪われないように自分を労わりつつ頑張りましょうお盆で祭壇に上がっていた「お盆饅頭」を下げて頂きます冷たい麦茶と一緒に‥甘い和菓子もイイものです。にほんブログ村にほんブログ村
2023.08.16
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「京都祇園祭」昨日に引き続いて早朝から暑いです。今日は、祇園祭の宵山‥前祭の日。(写真は、祇園祭山鉾連合会HPよりお借りました)私は、祇園祭に何回行ったことがあるかしら中学生の頃高校生の頃大人になってからは友達と一緒に。好きな人と一緒に。京都の友人たちの誘いで。覚えているだけでも5回は行っています。地元のお祭りには行かないくせに遠い京都の祇園祭には何回も行っているのが自分でも不思議に思います。山鉾には3回、乗せて頂いたことがありました。山鉾の名前は忘れてしまいましたそうそう、一度だけ震えるほど、寒く雨が降っていた時があって山鉾巡行を観た後で「熱燗」を飲んだこともありました。でもまぁ、大概はものすごく暑い京都の町ですよ。今日の我が家の室礼は「祇園祭」を思い出してお床を飾りました。なるべく、シンプルに涼やかに‥ですが‥今日も全国的に危険な暑さです。出来うる限りの熱中症対策を‥「暑」の書は書家「川又南岳氏」の一文字です。ほな、みなさんお気張りやすにほんブログ村にほんブログ村
2023.07.17
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茶会に関わったたくさんのモノと心。疲れがどっと出ていた昨日。モノを元の場所に戻す整理整頓。心の中も同じく整理整頓しました。そんな時は「写経」が気持ちを切り替えてくれるのですが‥久方ぶりの書損じです書き間違えたら最初からやり直すことが私の決まり事です。四行目で良かったと思いつつまた、新しい紙に最初から書き始めました。「写経」の文字はその時の自分の心のうちがどうしても現れてしまいます。今回の茶会は苛立つことが多かった‥「まぁそんなもんでしょ‥」「仕方がないでしょ‥」「歳を取ると強情になるからね〜」と、いつもなら笑って自分を誤魔化していたけれど優しいオバサンの私だって「これは譲れませんね」という場面が多すぎた茶会でした。いつまでもそれを抱えていても自分自身が不愉快になるので「写経」をしてみるとやはり、その心の傷は大きかったみたい‥気を取り直して二枚目の「般若心経」は差し障りなく書き終えました。今年も半分が終わって重ね置いた般若心経も二十六枚になりました。お床に置き合わせをして三礼をして改めて顔を上げてお床全体を見ると心が落ち着きました。<水上青々翠 (すいじょう せいせいたる みどり) >水の上には青々とした水草が浮かんでいる。浮草は流れに任せて漂うが、どこにあってもその青々とした美しさは変わらない。心も、どこか浮草みたいに不安定な時があります。でも、たとえ、水がぬるんで太陽の光と熱で水が澱んで濁って汚れてしまっても水の上に涼やかな風が通り、夜が訪れ朝になれば、美しい浮草が何事もなかったように青く落ち着いて水面に戻ります。そんな風景がふわ〜っと浮かんできました。にほんブログ村にほんブログ村
2023.07.04
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土曜日と比べて昨日の日曜日はお天気は、晴れ暑かったですね〜〜朝、7時半に着物を着て高速に乗りました。9時に会場に着いて茶会の細々とした準備です。Blogに書くと長いので取り敢えず、出来上がっているものだけをUP我が家の床の間より小さいので花も考えてしまいますが花はガマの穂緋扇水仙萩鋸草花筏の5種。正客席の目印には白蛍袋と芋蔓巻貝と青い水晶お客様の出入り口には和紙を暖簾代わりに掛けました。この和紙暖簾はお客様に大好評で最後のお席に入られた茶会の役員の方が「欲しい」「これ、良いわねー」と何度もおねだりなさるので私の拙い字でも、そうまでおっしゃってくださるのですから茶会の終わりに差し上げました。こちらのお社中の皆さんはお冷茶での茶会は初めてだったので何回も打ち合わせをしていました。お菓子は3種類ほど選びました。半生のお干菓子葵の御紋の銘菓麩菓子茶道具も涼やかに整いました。さて、やっと本番です。親先生のお考えもあるので思うような室礼は出来ませんでしたが点数を付けるとしたら60点ってところでしょうかね〜〜私は、お役をたくさん申しつけられていますが身体は一つですから手が回らずで結局、お昼のお弁当も頂かず終いでした。今回は写真も撮る時間もなく慌ただしい茶会となってしまいました。そうそう、このミニ盆栽も「素敵素敵」と絶賛される方がいらしたのでこれまた差し上げましたとにかく、疲れた〜ですにほんブログ村にほんブログ村
2023.07.03
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先ずは東京駅に到着しました。それから、また、電車を2回も乗り継ぎます。親先生のお宅に行くには我が家から待ち時間や歩く時間を入れると3時間も掛かります。お茶のお友達たちともご一緒に、お寿司を頂き、ちょっと楽しいお喋りタイムを過ごしました。食事が終わって七月の茶会のお道具の置き合せを皆で考えました。親先生のご意向を尊重していろいろとアイデァを出してゆきました。あーでもないこーでもないそんなに簡単にお道具が決まりません。2時間以上も経ってやっとお道具が決まりました。また変わるかも知れませんが‥どうにか決まったところで親先生のお宅をあとにしてまた、いくつも電車を乗り継いで東京駅まで戻ってきました。東京駅が日本一広いことは子供の時から知っていますがいつ、行ってもどこか必ず工事をしています。新幹線乗り場もたくさんあります。新幹線は、東海道新幹線東北新幹線、山形新幹線、秋田新幹線など。在来線も多くあり地下鉄も、成田エキスプレスもいっぱい、いろいろな鉄道が乗り入れています。新幹線側の八重洲口に出ると新しいビルがど〜ンと建っていました。「東京ミッドタウン八重洲」なんだか近未来のようなビルです。今度、時間がある時に行ってみようかと思ってます。高速バス乗り場からバスに乗って家に帰ります。ミッドタウン八重洲を横目に宝町から首都高速に入ります。箱崎に向かう首都高は365日、24時間、混雑しています。いつもことですが混んでいない時に通った記憶がほとんどない私です。車窓からスカイツリーが見えてきました。首都高速道路は本当にいつでも混んでます。両国、向島まで来るのが一苦労です。大した距離でもないのにねーもうすっかり夜になってしまいました。荒川を越えて小菅のJCTから見える景色はなかなか良いものですよ。さぁ、夏の茶会の件に戻りましょう‥私もいくつかアイデァを出してその時は先生は大喜びでしたが翌日の今日、親先生がとても喜んでくれたアイデァは他の傍輩から「難しいので‥」と言う意見が取り入れられて敢えなく却下されてしまいましたなんだか、心が折れてしまいました折れても茶会のお手伝いは山のように押し付けられました。あ〜〜〜〜なんだかねーにほんブログ村
2023.06.11
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今朝まで、また大雨だったけれどなんとか雨はお昼過ぎには止んでくれました市役所も保険会社も面倒だけれどいつまでも、台風の爪痕に心を砕いていても何も先には行けません。広間の室礼をしました。関東も梅雨入りしてこれからしばらくの間、雨の日が続きます。夏のお煎茶‥「御冷茶」の季節です。来月早々に四年ぶりの「茶会」を開くことになりました。夏の茶会はいつでも駆り出されしまう私‥今回は、花、菓子、水屋管理お運びさんの指導、お客様の案内役を仰せつかりましたまず、お点前はすることはありませんねーお点前は、一番簡単と言えば簡単です。どんなことでもそうですが準備する人、会が滞りなく行くように責任を持ってそれに携わることは表舞台に立つことよりもずっと難しいというか‥なんにでも対処できければなりません。でもまぁ、とりあえず「御冷茶」一煎、点てましょうか‥明日は東京へ茶会の打ち合わせと顔合わせ。もしかすると今度の夏の茶会が親先生への最後のご奉公になるかもしれません。いくらお元気でもお年も94歳になりますし、もう正座もお出来にならないし着物もお一人では着ることはできませんし耳も遠くてらっしゃるもの‥そうは言っても、長い間、煎茶道を繋いでこられた親先生のパワーには驚くばかりです。台風の後始末をしばし忘れてお茶しましょにほんブログ村にほんブログ村
2023.06.09
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白から薄ピンク、斑入りと良い具合に冬椿が咲きそろいました。庭の花を切る時は一枝切るのは一回だけ‥切ってきた花を花入に合わせて切ることはなるべく凡そ、ほとんど二度切りはしない。そう教えられての60年だからです。何度も何度も花にハサミを入れてはならないと教わったからです。なんの花をどの花入に入れるかが決まったら、出来上がりを想像して一度で長さを決める。何回も切ったら花が可哀想と習いました。今朝の庭の椿は全部で5本‥つまり、こうして飾るまでに本数の数だけしかハサミを入れていません。「基本に忠実」をずっと守っている私。なんとか出来るようになるものですよ。何回もハサミを入れないようにず〜っと気にかけていると出来上がり想定図が自然と頭の中に鮮明に描かれてゆくのが不思議。雛飾りを前にした茶道のお稽古。生徒さんもお点前がだんだん上手になってきました。今日のお菓子は「桜道明寺」日差しもたっぷり‥春を先取りした一日でした。にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.27
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昨日、小さな苔盆を作りました。お床に飾りました。裏庭のプリテスと苔でササっと作りました。昨日は茶道のお稽古がありました。暖かな日曜日でしたね。日だまりは、本格的な春のようでした。お茶のお稽古は生徒さんも私も楽しいけれどお喋りが弾んであっという間に時間が過ぎてしまいます。啓翁桜はまだ元気ですよ。生徒さんが「これ、造花ですか」と問われました。「クリスマスの頃からずっと頑張っていて、これが最後の一枝なのよ。」「え〜クリスマス」「そうクリスマス」「え"え"〜〜〜〜〜何時の」「クリスマスはクリスマスよん〜〜〜2ヶ月と10日ぐらい前になるわね〜」「ど、どうやったらそんなに長持ちするんですか」「さぁ〜〜毎日愛でているから」「え〜〜それじゃあ、答えになっていませんよ。」どうしてなのか私にも本当に分かりませんが「花を愛している」が答えなのかも知れません。裏庭には冬椿もまだまだたぁ〜〜〜〜んと蕾があります。当分、楽しめますね〜好い具合の開きかけの椿でしょうお茶のお菓子は「春の雪」真ん中にある白餡の甘さが上品でしたよ。今日は一日中「雨」で寒いのですが今までの寒さとはどこか違う‥気温は日中でも5度しかなく雨も本降りなのに然して寒くないのは春が近いせいですね。明日はお天気が良さそうです。どこかに行こうかしらね〜にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.13
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節分が終わるとすぐに「お雛様」を飾っているところが多くなるこの頃です。でも、今から「雛飾り」をしてしまうと1ヶ月ぐらい「お雛様」の室礼になってしまうので私流では、それは避けたいところです。お軸には「真鶴」マナヅルは渡鳥で10月ぐらいに日本にやって来て3月弥生、春の訪れとともに帰ってゆきます。佳き春になるように水晶の玉を置き、その左隣に水仙を飾りました。両親のお墓に咲いていた日本水仙です。家に持って帰ってくると部屋が暖かいのかあっという間にほとんどが咲いてしまいました。水仙は茎が弱い植物で少し風が吹いただけでも細長い茎はすぐに折れてしまいます。そうなってしまったら短く短く切って花入に入れれば今度は長持ちします。長持ちと言えば「啓翁桜」がまだ元気に花を咲かせています。12月のクリスマス頃に買って来てお正月飾りに使った啓翁桜です。1ヶ月半ぐらいかしら‥長持ちと言うか管理の仕方が良いと自画自賛しようか‥です。お煎茶の炉屏に添えて使いました。お煎茶も焙じ茶、大福茶から「番茶点前」になります。お番茶は「一煎点前」ですので少し大振りの茶碗でお茶が冷めないように筒形のものを使います。お抹茶も良いですがお煎茶も全く別物で良いですよ。どちらも「和」が大切。「和」は「話」「輪」になって心の中に穏やかで和やかで互いに思いやる気遣いや心配りが生まれます。今夜は少しお湿りがあるやもしれません。有難い春のサインですね。にほんブログ村にほんブログ村
2023.02.07
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急に、お寒くなりました。お床の室礼を冬らしく変えて春を待つ準備の月。(まぁ、しばらくは冬ですが‥)これから、本格的な冬になりますね。北国では冬の嵐が懸念されています。太平洋側の関東ではそうそう、雪にはなりませんが今日は、冷たい雨が降って寒いです。でも、すぐに止んで午後からは薄陽が射し込みました。年賀状も書かなくてはいけない頃となりますね〜などと言っても今だに年賀状を買ってもいない私我が家の紅葉もあとほんの少しで全部散りそうです。煎茶も今頃から焙じ茶や大福茶の練習になります。お抹茶のお茶碗ももう「筒茶碗」で良いと思います。こうやって令和四年が暮れてゆくのですね〜今月はお世話になった方々へのご挨拶、また、私ごとですが早々と誕生日プレゼントを下さった方へのお礼状を書いたり、年賀状のデザインを考えたり新年を迎えるための不要になったモノの始末や片付けなどなど‥遣ることがいっぱいです。今日も忙しく動いてお墓参り、病院2カ所、庭の散り紅葉の掃除ニャンズの寝床の敷物を変えたりと何かとバタバタで日が暮れてしまいました。今一度、お床を見るとあ〜〜暗いのがイイ感じ‥と‥LINE‥今週末、誕生会を兼ねての忘年会の時間と場所が決まったとのこと。あいや〜〜嬉しや‥寒くても、頑張りましょう今週は‥にほんブログ村にほんブログ村
2022.12.13
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妙に暖かい霜月が終わりを告げます。明日、12月からは寒気が降りて来て、それがしばらく留まって日本国中寒くなるそうです。カレンダー通りの「冬」が来ます。お稽古は楽しく和やかに済みましたがお喋りばかりでした生徒さんから質問がありました。「矜持」って何ですか辞書には「自分に自信があるさま、誇りやプライドがあるさま」という意味。しかし、辞書そのままってわけでもないと私は思っています。誇りとか自信とかはそんなに簡単に持てるものではありませんからこの俳句は、もっと奥が深いと感じています。例えば「自分の中の流されない規律」とか‥ね。「頑固」ではありませんよぉ〜この小さな瓶は煎茶道で使う「箸立て」です。茶入れも飾りました。散り紅葉をあしらって見ました。なかなか良いでしょう私のお点前を生徒さんが動画で撮っていたのでついでに写真を撮ってもらいました。「先生の長襦袢の柄が紅葉なんですねオシャレですね〜」「秋しか着られないけどね‥」と私。でも、季節を気づいてくれて嬉しかったわぁ〜では、もう一枚お稽古が始まる前に写真を撮ってもらえば良かったわぁ〜何度も「座る、立つ、歩く」の基本の練習を一緒にしたので少し着物が着崩れたような気がします。今回の私の「一押し」はお床の花です。庭で咲いている「磯菊」磯菊はキク科の多年草。海辺の荒れた斜面などに分布するため、イソギク(磯菊)と名付けられた。日本に育つ野生のキクの一つだが、海辺の厳しい環境に適応するため、花や葉の様子は他のキク類と大きく異なる。と、植物辞典には書いてあります。こんな風に茎が曲がっているのが花を活けるときにとても風情が出て良いのです。葉物は「百日紅」の照り葉。こうして飾って今年は終わりを告げる秋の庭の花です。にほんブログ村にほんブログ村
2022.11.30
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こんな穏やかなお日和です。久しぶりの茶道のお稽古を致しましょう。室礼も変えました。昼下がりは、子供の声もなく大人も高齢者もこの時間は歩いておらずで誠に「静々」なひと時です。二、三輪ほどの白い秋明菊の花びらが音もなく散りました。脇床には「花牛蒡」の水彩画。短冊いろいろ。「彷徨」と云う名前の置物。香も焚きました。お茶は平手前のお稽古。かなり、間が空いてしまったけれど生徒のMさん、一通りの手順は覚えておりました。私の口癖は「お点前が一番簡単だから‥」です。が、どうにもお点前ばかりが気になるらしいようで‥本当に大事な事は季節のご挨拶やちょっとした気遣いや心遣い、女性らしい仕草や目線の位置、お床の室礼を覚えたり花の名前、焼き物の名前、お軸の謂れや意味など記憶に留めたりとその方が重要なのですがやはり、お点前の手順を間違えないかどうかの方が気になるようです。さて、本日のお菓子の御名は「里の秋」Mさんもそろそろお着物をお召しになってのお稽古が必要なのですがまだご無理なようでした。そうですよね〜着物でお稽古をするとまた、それはそれで立ち居振る舞いがうるさくなるのが茶道ですお稽古に終わりはありません。何しろ「一期一会」ですからね〜〜あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものだから、この一瞬を大切に思って下さいなにほんブログ村にほんブログ村
2022.10.28
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このまま涼しくなるのかと思いきや今日は夏日になりそうな予報が出ています。秋の室礼に変えました。なにやら忙しくてお稽古が休みがちでしたが今日はしっかりとお稽古をしましょう。あっ、その前にお軸には秋の歌を詠んだ短冊が2枚。花は、とても元気に育った常盤忍を使ってみました。脇床も変えました。洋梨の香炉。柘榴石の水注。鶴の紋様の織部の皿。三種色襲の鉢。こうして季節の室礼を時に応じてしていることが私のお稽古で生徒さんに教えている茶道や華道は私のお稽古にはなりません。本日の生徒さんへの茶道のお稽古は「座学」です。「お点前はどうなさる?」と尋ねると「しなくていいです。」との返事。<しなくていい>ではなくて「今日はお点前のお稽古はご遠慮させて頂きます」ぐらいの言葉遣いが出来ないのかと自分の指導力に疑問を持ってしまいます。少々、難儀な生徒さんなのです。言葉遣いと礼儀を教えるのは20代のお若い方なら、まだしも40代の方に「教える」というのも些か、かなり、ストレスを感じてしまうのですにほんブログ村にほんブログ村
2022.10.11
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紅白咲き分けて咲く花の名前には「源平〇〇」と名付けられた花が数多くあります。源平とは、言わずと知れた源氏と平氏のことで、源平合戦において、源氏の旗は白色、平氏の旗は紅色だったことに由来してます。花も落ち着いてきたのでお床に飾り、広間の室礼も変えました。十五夜の頃に毎年飾っているお軸は「名月と兎」です。脇床も変えました。十五夜にしろ十三夜にしろこの頃はだんだんと日本酒が美味しくなる季節なので「盃」を飾り置きました。まだまだ、残暑が厳しく今日も日中は30度を軽く超えてしまいました。それでも、夕食の時はビールではなく冷酒にしようかと身体が思うのですから知らず知らずに秋が足裾からやって来ているのを感じます。お抹茶のお道具も変えました。暑い‥と休みがちな生徒さん‥たぶん、暑いと外出するのが億劫になるのでしょう。このところ、お稽古キャンセルばかりです。まぁ、それでも私はお床の室礼は変えますけれど‥お稽古よりも今の私は、こんなに格好良い源平かずらが床の間に優雅に蔓を伸ばしているのがと〜〜っても嬉しいのです。にほんブログ村にほんブログ村
2022.09.13
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朝、窓を開けると涼しい風が部屋の中に入ってきました。「新涼」時候の挨拶は「二十四節気」の暦を使っていて、それに基づく「秋」を基準としています。新涼は、立秋から処暑に至るぐらい迄。雨の盆の入りから暑い送り火までが過ぎて世間の賑やかさもやっと落ち着いて来ました。とは言え、日中は、まだまだ暑くて夏は居座っていますが蝉の鳴き声も時間を置いて鳴くようになり朝顔も花が小さくなって咲いている時間帯も少し伸びました。海は土用波や赤潮が出る頃でそろそろ、海からの贈り物にも別れを告げる時期となってきました。珊瑚や蜘蛛貝を飾るとキラキラした海の景色を思い出しますね。硝子の小物入れに夏色の天然石もそろそろ店仕舞いです。毎年のことですがその季節の節目ごとに室礼を変えてゆくのはとても楽しいことです。この室礼も誰にも見せることなくまた、替えてしまいます。しかし、コロナ感染者は一向に減少しない‥三度目の夏が過ぎようとしています。にほんブログ村にほんブログ村
2022.08.20
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文月ももう終わりですね〜お床の室礼を変えました。今夜は、夜に茶道のお稽古があります。新型コロナウィルスの第七波で大変なことになっているので来月はお稽古はお休みすることに致しました。毎年、夏には海からの贈り物の貝殻などを飾りますがほとんどのもが私が海から拾ってきたものです。全国津々浦々の海海外の海から拾ってきた貝殻たち。もう何年も何十年も経っているので海の匂いはしませんが巻き貝などは、きれいに洗ってある筈なのにふとした弾みに砂がこぼれる時があります。海の想い出は数々ありますね〜若い頃はよく海辺に遊びに出かけたものでした。本日のお軸の色紙は「河童」川での事故が多い夏です。気をつけましょう。「河童の川流れ」昨今、ゲリラ豪雨が多くてあっという間に道路が川の様になってしまったり川が氾濫してしまいます。水の事故が無いように願って「河童」の色紙を飾りました。花は、白とピンクの百日紅、葉茗荷、蔓日々草。今回もお茶は「棚物」茶碗は九谷焼の赤絵茶碗。蓋置は蟹。棗は竹製のもの。今日も朝から蒸し暑い。涼しくお部屋を整えて生徒さんを待ちましょう。にほんブログ村にほんブログ村
2022.07.30
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夏座敷になってだいぶ時が過ぎました。もう何度か室礼を変えましたが今日は、お茶のお稽古があるのでお床をBlogにUPすることにしました。何しろ、今年は梅雨明けが早過ぎて少々、室礼にも戸惑いを感じます。先月、香取神宮で頂いてきた「茅の輪 お守り」を飾りました。疫病退散、無病息災のお守りとして年末まで飾っておくことが出来ます。脇床には善光寺さんから授与品として小さな回向柱を飾りました。中ほどには「一光三尊阿弥陀如来様」が梵字が書かれております。五色の紐は善光寺御開帳を象徴する色彩であり、宇宙を表す色でなのです。それと夏になると私は「海からの贈り物」も飾ります。地球の7割が海ですし海から頂いた恩恵は計り知れないものが数多ありますね。世界情勢もこのところずっと不安なので海外のいろいろな国の物も飾り世界が平和を取り戻すように願いを込めて飾りました。今日のお茶のお稽古は「棚物」です。少し目先を変えてお稽古をするのも良いことだと思います。いつも同じでは飽きてしまいますから‥お菓子はお土産のお菓子で「佐原ばやし」と「善光寺御開帳てまり」この可愛らしい手毬の中には何かが入っています今日も蒸し暑いです。一雨、来るかも知れません。気持ちは、いつでも前向きで清々しくありたいものです。お稽古は夕方から始めます。私は、軽い昼食を済ませて夏の着物に着替えて生徒さんを待つことにしましょう。にほんブログ村にほんブログ村
2022.07.12
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六月になって最初のお床の室礼です。今日は、午後3時ごろにものすごい落雷と雨と雹が降りました。このところ、お天気は全く落ち着きませんね。雹は、降ってくる音が大きくて恐怖を感じました。直径5センチの雹だとすると重さは乾電池の単2ぐらい、つまり50〜55gそれが時速100キロの速さで天から地上へと叩きつけるように降ってくるのです。その雹が体にあたって怪我をするとそれは「打撲」になります。しかし、単2の乾電池が無数に100キロのスピードで襲ってくるとはまるで、爆撃されてしまうようですね恐るべし積乱雲のなせる技です。さて、前置きが長くなりましたがお床の室礼をUP致します。色紙は「万緑」花は「下野と笹竹」紫陽花は、梅雨入りしてから飾ろうかと思っています。今年は、下野の花が庭にいっぱい咲きました。バラ科の花で六月の初旬に満開を迎えます。庭ではこんな風に咲いています。下野は、咲いている期間が割と長いので私の目を楽しませてくれます。お抹茶のお茶碗で「麦秋」と名付けられた茶碗がありましたので飾りました。今度のお茶のお稽古の時に使おうと思っています。水柱は「尖晶石:せんしょうせき」で作られたものと言われています‥が、定かではありません。でも、半透明で中に入れた水が赤く見えるところが良いのですよ。新茶の季節でもあるので一度も使ったことのない「九谷焼」の玉露用のセットも飾りました。赤い漆塗りの茶托も一緒に箱に入っていました。全然、使っていないので美味しい玉露を入れて一煎点てて見ることにします。この牡丹の花のようなものは香立てで細い線香がちゃんと真っ直ぐに立つように花の雄蕊の部分が上手にデザインされています。室礼を変えると気分も変わります。庭の花も初夏の花から梅雨の花へとバトンを渡す機会を窺っている様子です。突然の雷雨に気温は27度から一気に16度まで下がり今も少し冷え冷えとしていて今日は驚きの一日になりました。にほんブログ村にほんブログ村
2022.06.03
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カラーの花今は、白以外にもピンク、黄色、オレンジ、赤紫などがありますが、私は真っ白なカラーの花が好きです。このカラーはとても細面で華奢な感じが大きな葉の八手と対照的で良いかなと思い生けました。カラーはサトイモ科和名を「和蘭海芋」オランダカイウと言います。お床の室礼も初夏らしくしました。なんだか、もう梅雨になってしまったかのようなお天気ですが、思ったほどの雨も降らず、庭の草木の土の奥まで水分が浸透したような雨です。(今もシトシト降っています)明日は「お茶のお稽古」があります。前回の室礼は「牡丹」でしたが「カラー」になると一気に季節が変わったのだと思います。法事の際のお床の写真を撮っておけば良かったと思いますが忙しくてね‥準備するのも片付けるのもそんな余裕がなかったのだと思い返しております。これからの季節に向けてまた、新しい発見をし自分磨きに勤しんでゆくつもりですにほんブログ村にほんブログ村
2022.05.14
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庭の椿も次から次へと咲く頃私が高校生の頃にお家元が描いて下さった「椿」の色紙をお軸に据えました。何十年の時を超えてもお家元の絵は生き生きとしてその花の特徴をよく捉えていると思います。而もこの絵も2〜3分で描いているところがすごいと見るたびに思います。昨夜は、夜に茶道がお稽古がありました。生徒さんの時間の都合で夜になった訳ですが夜のお稽古もなかなかに良いものでした。夜になってもいきなり寒くなってこないのが「春」たる所以ですね。茶道のお稽古はお茶の点て方の手順はそれほど難しいことはありませんが一服のお茶に対していろいろと用意をすることが手間と時間とセンスを要します。今回のお菓子の御名は「竹取の春」です。「桜」でも良かったのですが青い竹が「かぐや姫」を思わせるようでこのお菓子にしました。この菓子器は私が「師範」を取得した時のお披露目会で会の皆様に謹呈したもの。もう50年も前のものです。お点前は、だいぶ思い出してきた生徒さん。やはり、2年以上のブランクは何かとお忘れるになるらしいです。楽しく和気藹々とした穏やかで和やかな時が流れていきました。お稽古が終わって門までお見送りをするとあ〜春の夜ね〜と思うほどの気温でした。また、次回のお稽古を楽しみに。夜が明けて朝になり小雨がぱらついていますが天気予報の通りそんなに寒くもありません。とは言え、雨ですので外出はせずに家でのんびりしましょうか‥にほんブログ村にほんブログ村
2022.03.26
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お雛様を片付けてしまうと広間が急に淋しくなるので桜花の造花だけは残しておきました。「春のお彼岸」の入りですね。お墓参りは昨日済ませておきました。昨日とは打って変わってなんと寒い彼岸の入りでしょう‥今日の今の気温は3度しかありません。東日本大震災の鎮魂の日から1週間も経たないうちに又大きな地震に見舞われましたので色紙に書いた供養のための「般若心経」の脇床に置き合わせしました。昨夜は「満月」でしたが曇り空で見ることは叶いませんでしたね〜そこで床の間のお軸には恩師が描いてくれた「梅月」を掛けました。今夜もほぼ満月ですが氷雨は今夜いっぱい続くようなのでもう諦めてしまいました。季節の変わり目ですから温度差があったり、お天気が変わりやすかったり黄砂が飛んだり、花粉が飛んだり卒業、入学、新社会人等々落ち着かない春ですが今年はそこに、戦争とコロナウィルスと大地震が加わりました。せめて広間の室礼ぐらいは平和で暖かい雰囲気を作りたいと思いました。女らしい茶入れと宝尽くしの棗。色とりどりの絞りの帯揚げ。今日は、夕方からお茶のお稽古があります。お菓子の用意も出来たし抹茶も漉したし部屋を暖かくして生徒さんを待ちましょう。暖房器具は全開にしなくてはと思いくらいの「寒の戻り」です。「寒い」にほんブログ村にほんブログ村
2022.03.18
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暮れに買って床の間に飾っていた啓翁桜がやっと咲き始めました。毎年の事ですが花開くまでに2週間ほど時間を要します。そうやって季節は少しずつ「春」へと向かってゆくのですね。小正月でもありますしお床の室礼を替えました。花も春らしい彩にしました。春の花は「香り」が優しいですよ。部屋のあちこちに花を飾っています。鉢植えや観葉植物もありますが生花は、イイですね〜大正月の名残も残しつつの模様替えです。赤いバラは我が家で咲いたバラでクリスマスあたりから切り花でずっとその美しさを保っています。小菊も各部屋の隅っこですがちゃんと自分を主張しています。か細くて薄い花びらのスイトピーもまだ頑張って花入れの中で咲いていてくれるのが嬉しいですね。さぁ、今日は茶道の「初稽古」をしました。ちょっと訳ありの生徒さん。どんな風に訳があるのがお稽古をしてみないと私には判りません。お抹茶の基本点前は「平点前」と言います。これをちゃんと覚えればどんな道具が並べられてもお茶は点てられるものです。さぁ、お稽古開始です。すると‥「あの〜ずっと正座でするのですか」と生徒さん。「正座ですよ。」「何分ぐらい正座するんですか」「通し稽古なら30分ぐらい‥」「え〜〜〜30分も正座は出来ません。」「最初は痺れてしまうかもしれないけれどそのうち、痺れなくなりますよ。痺れない方法も教えますから大丈夫よ。」「正座は‥あの〜」そうは言っても「正座」は基本ですからとお稽古を始めました。ところが10分もしないでgive upでしたお稽古は中断これからどうしましょうや‥結局、ちゃんとしたお稽古はこれでお終い。あとは、椅子でお抹茶とお菓子を食べて‥相手は子供じゃありませんから私は、どう対処しましょうか‥悩ましい‥にほんブログ村にほんブログ村
2022.01.16
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勤労感謝の日。昔は、新嘗祭と云われていました。令和の御代の一年最後の祝日になります。その名称の由来は諸説あるけれどともかく、こうして日々、私が生きて行けるのも名も知らぬ顔も分からぬ多くの世界中の人たちが働いているからだと心からの感謝の日です。裏庭の残菊が、かなり腰が曲がり頭を垂れているので「乱菊」として花入れしました。少し紅葉したバラの葉も一緒に入れてみました。こんな具合に曲がっている菊の花は室礼には持ってこいの形です。花屋さんでは絶対に売っていないので曲がった小菊は貴重なのです。となりの赤い箱には実が、たくさんある松毬などの木々からの贈り物。頂き物の柚も一つ‥お軸は「番いの真鶴」冬を越すために中国やモンゴルからやって来る冬を知らせてくれる鳥です。脇床も変えました。先日、陶芸美術館で「振り出し」を見たので探してみると、朱竹の絵柄の茶碗、振り出し、茶巾筒などが見つかりました。もう、すっかり忘れていた茶道具でした。初めて飾ります。小さい茶碗など「茶箱用」です。それと自分で作った長板にお道具を置いてみるとなかなかに晩秋、初冬を感じるじゃありませんかこの置き合わせなら煎茶も抹茶もお点前が出来そうです。出来る用意はしておかないといきなりは慌てるので時間に余裕のある時にお床飾りをしておきます。花はその折に変えても良いので‥今月いっぱいの室礼です。にほんブログ村にほんブログ村
2021.11.23
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昨日は一日中小雨模様。友達が日帰り温泉に誘ってくれたのでついついブログはお休みしてしまいました。明けて今日は朝から良いお天気です。天気が良いと家事全般がドッと増えますね〜洗濯や掃除、昨日、貰った白菜を干したり一通り終わってさぁ、ブログを書きましょうと思ったら突然‥「震度4」の地震「いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜恐い」今回は警報も鳴らずにいきなりドドどど〜でした。心臓の音が少し落ち着いてきたので気を取り直してブログを書きます。秋らしい「室礼」に致しました。今回は「花」が特別秋らしく出来たかなお軸も「柘榴と菊花」「花」は「盛り物」を添えて花入れには、秋明菊、小紫、稚児百合照り葉、水引、赤南天、姫ツルソバ、石蕗の七種活け。盛り物には松の古枝、松笠、紅葉葉楓の実、椿の殻、烏瓜の実。脇床も変えました。まだ未使用の山中塗のお茶碗。書道のお道具。文鎮にも成るかもしれない海の石、川の石、山の石、オパールの原石。秋は淋しいなどとおっしゃる方も多いですが‥秋の色は他の季節の色合いと比べると一年で一番鮮やかで派手な色模様が見られます。山の紅葉も赤、橙、黄橙、黄色、濃紅‥と眼が眩むような艶やかさです。そこに淋しさや悲しさはなくこれから冬を迎えるキリッとした強い思いを感じる秋色なのだと私は思っています。空が高く青い今日。七十二候では10月28日から「霎時施」になります。難読漢字ですね〜「こさめときどきふる)と読みます。にほんブログ村にほんブログ村
2021.10.28
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