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2025.08.18
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こないだの参院選は参政党や日本保守党とかの新興の保守派が議席を増やした一方で、左翼は熱心に政治活動をしているのに国民民主党以外は支持者は増えていない。支持者が増えないのには相応の理由があると思うので、これについて考えることにした。

●日本の左翼政党のおおまかな流れ

19世紀の資本家は労働者から搾取して工場の稼働率を上げるために長時間勤務させたりしていて、資本主義への批判から労働者の待遇改善を求める社会主義や共産主義を標榜する人が増えていって、日本社会党や共産党とかの左翼政党ができた。
かつては日本社会党は55年体制で野党第一党で、1996年に社会民主党(社民党)に改称して自民党・社民党・新党さきがけの自社さ連立政権で村山富市が総理になったこともあったけれど、北朝鮮の拉致問題を否定したことから支持を失って、社民党は議席を減らし続けてもはや与党になる可能性はない。
村山総理を見限って社民党から分離した議員が新党さきがけと合流して1996年に民主党ができて、アメリカみたいな二大政党制を目指して2009-2012年には民主党が念願の与党になったものの、小沢一郎が陸山会事件で告発されたり円高を注視して放置したりマニフェストを無視したりして問題だらけで短期政権で終わって、政権担当能力がないとみなされて二大政党制の幻想がなくなって、また自民党政権に戻って安倍晋三に「悪夢の民主党政権」とまで呼ばれた。
民主党に維新の党が合流して2016年に民進党になって、前原誠司が代表の民進党が小池百合子の希望の党に合流する際に左派が排除されたのでその受け皿として2017年に枝野幸男が代表の立憲民主党ができて野党第一党になって、2018年に民進党と国民党が合流して国民民主党ができた。
日本共産党は旧社会党系の政党とは違って分離や合流をせずにそのままで、党員数は25万人いて地方議員も多くて支持基盤はしっかりしているものの、支持者が高齢化して死亡していくにつれて議席を減らしているし、資金源にしている赤旗の発行部数も減っている。
新興の左翼政党としては2019年に元俳優の山本太郎が党首のれいわ新選組ができて、ロスジェネ世代や官製ワーキングプアや障碍者とかの弱者支援を中心とした政策を掲げている。
そんでソ連の崩壊で社会主義の失敗が明白になって、中国も実質的に資本主義国家になって、21世紀の左翼は社会主義国家の実現を目指すというよりも個人の権利や自由を追求するリベラルになって、女性の権利、LGBTの権利、夫婦別姓の権利、労働者の権利、外国人の参政権、福祉、環境保護、反戦、反原発とかを政策にするようになった。

●なぜ左翼の支持者が増えないのか

・建設的な議論にならない
参院選で左翼が参政党の選挙妨害をしていたのが典型的で、藁人形論法とかの詭弁を使ったり、大声で恫喝したり、煙を炊いたりして、建設的な議論にならない。左翼は自分が正しいという傲慢な思い上がりがあるようで、意見が違う人を差別主義者だの陰謀論者だのなんだのと人格否定して、相手の話を聞かなくて理解しようとしない。これは左翼の致命的な欠点で、議席数が少ない日本の左翼政党が支持者を増やすには意見が異なる人を説得することが必要なのに、正義の戦士を気取って他者を糾弾して自己満足するやり方では対立と分断が深まるだけで左翼に共感する人は増えない。他党を批判するにしても人格否定でなくて政策について批判して議論するべきで、民主主義国家で議論を拒否するのは支持されない。
あと左翼が保守政党や保守派の政治家を批判するのはいいけれど、保守支持者を馬鹿だの低学歴だのとレッテル貼りで批判したらもう敵だと宣言しているようなもので、その馬鹿な人たちの不満に向き合って幸福になれる政策を訴えないと説得して左翼の支持に転向させることは不可能になる。アメリカの大統領選挙の時に左翼はトランプ支持者を低学歴の馬鹿だと批判して結局トランプ政権が誕生したけれど、日本でも左翼が同じことを繰り返して参政党支持者は馬鹿だの若者は政治リテラシーがないだのと批判してかえって参政党の支持を強固にして失敗している。

・言動が矛盾している
左翼は多様性を主張する癖に保守を多様性のうちの一つとして認めず、自由や権利を守るどころか言論弾圧していて、理念と行動が矛盾している。例えば『トランスジェンダーになりたい少女たち』という本がキャンセルカルチャーでいったん出版を取りやめる事態になって、問題提起することさえ邪魔している。バイデン政権下でLGBTとかのリベラル政策を推し進めて問題が起きても批判も検証も許さないという姿勢では社会はよくならない。民主主義国家で言論弾圧をするのは支持されない。

・公金に集る体質
1970年代には被差別部落の環境改善のための巨額の予算が利権の温床になって、関西で部落解放同盟による横領や恐喝などが行わて、公官庁を糾弾して不当な要求をするえせ同和行為が行われて、差別を盾にして左翼の人権屋が擁護するので問題解決が長引いた。学術会議は政府に干渉されたくないというくせに民間団体として活動するのは嫌がって金をほしがる。左翼のNPO団体も政府に補助金をもらいつつ政治活動をしていて、colaboの仁藤夢乃が共産党のYouTube動画で「比例は共産党に入れます」と言っていて共産党支持者なのは明白で、参院選で参政党の選挙活動の邪魔をしていたら三橋貴明にぶつかって転んで「参政党支持者から暴力受けた」と主張して転び公妨のようなことをしている。どんな大義名分を掲げようが結局自分の組織に公金を引っ張ってくるのを目当てにして私利私欲で政治的な活動をしていると思われたら支持されなくなる。

・攻撃性が高い
最近ミツカンが冷やし中華はつゆだけでもおいしい旨をXに投稿したら、主婦がそうめんを作るのは重労働か否かを論争していたフェミニストたちが女性蔑視だと批判してミツカンが謝罪する事態になった。冷やし中華をどう作ろうがどうでもいいだろうに、これを女性蔑視に結びつけて批判するのが意味不明すぎる。赤いきつねのCMが性的かどうかの問題も同様に少数の人たちが過剰反応していた。些細なことを女性蔑視に結びつけるフェミニストの攻撃性の高さは異常で、もしかしたら統合失調症かなんかの病気で自分が差別されているという被害妄想に取りつかれているのかもしれない。しかもその批判の基準も個人の主観でしかなくて解決できるような問題でもないので、議論するのも不毛である。主観を根拠にして表現を規制しようとするのは支持されない。
あと日本で普通に生活していたら中指を立てる人にはあまり会わないだろうけれど、左翼活動家は中指を立てて威嚇する習慣があるようである。香山リカが中指を立てている姿を見た人は百年の恋も冷めてしまうだろう。ロックミュージシャンじゃないのだから反体制派だからといって過激なパフォーマンスをする必要はないし、敵意むき出しの言動は知性を感じられないので支持されない。保守にも日本第一党(旧在特会)みたいなヘイトスピーチをする過激派がいるけれど、だからといって左翼も同レベルに堕ちてやり返す必要はないはずで、誰かを批判するにしても中指を上品に折りたたんで教養ある文明人にふさわしい批判をするべきである。

・いつも同じ顔ぶれ
左翼政党は労働組合とかの支持基盤があって、党の役職についているようなベテラン議員はたいてい当選確実で入れ替わりがないので新鮮味がない。石丸伸二が都知事選で具体的な政策がないにもかかわらずある程度の票を得たのは何かやってくれそうという期待があったからだろうし、参院選で支持基盤がないチームみらいが議席を得たのも若くてITに精通した安野貴博が何かやってくれそうという期待があったからだろうけれど、左翼政党にはそういう話題性と勢いがある新人がいないので特に期待や関心が持てない。

・マイノリティー重視でマジョリティー軽視
自民党が裏金問題で支持率を落としていて政権交代の絶好のチャンスのときに立憲民主党は夫婦別姓を選挙の主な政策に掲げたけれど、ごく少数の人しか要求していない夫婦別姓を争点にしても多数派の支持が得られなくて当然で、野党第一党なのに政権交代をする気がないんじゃないかというくらい民意を掴めていない。マイノリティーの権利も大事には違いないけれど、女性の権利とLGBTの権利が対立する場合とかでも左翼は過剰にマイノリティー側に立つので、マジョリティー側の支持を得られないのも当然である。

・若者へのアピールが足りない
国民民主党や参政党とかの新しい政党がSNSを使って若者の支持を増やしたのに対して、古くからある政党の議員や支持者は高齢者が多いのでSNSを使いこなせていない。選挙期間中に選挙特番で数分だけ各党首の主張を聞くのと、SNSで普段から定期的に十数分の党首の動画を見るのとでは政策の理解度も違ってくる。それにプラカードを掲げてデモ行進するようなアナログな政治活動は暇な年寄りは参加しやすいのかもしれないけれど忙しい若者は参加しにくいし、SNSで動画を投稿する方が若者に関心を持たれやすい。左翼が参政党の選挙妨害していたのも若者へは逆効果で、若者が初めての投票で徒党を組んで選挙妨害している左翼を直接見たりSNSで見たりしたらそれ以降は左翼政党には投票しなくなるだろうし、政策云々以前にまず人として恥ずかしい行動はやるべきでない。
SNSを使わない高齢者は議員も支持者も知識のアップデートをしないのも問題である。若者はテレビや新聞を見ない人が多いのでマスコミの偏向報道に誘導されにくいし、SNSでいろいろな情報を取捨選択しているので財政破綻論が間違っていると理解している人が多いし、増税の時には値札を変えるのが大変だとは言わないくせに減税の時だけ値札を言い訳にするような詭弁で減税を拒もうとする増税派の矛盾にも気づいている。
立憲民主党も国民民主党は元は同じ民主党系の政党なので選択的夫婦別姓に賛成したりして政策は似ている部分があるけれど、立憲民主党は食料品の消費税率を一時的にゼロにする公約を掲げていたものの枝野が消費税減税に反対しているしそもそも野田が総理の時に消費税を上げたのがその後の不況の原因なので支持が増えなくて議席が横ばいで、国民民主党は実質賃金が持続的にプラスになるまで消費税は一律5%にするという減税を掲げて比例票では立憲民主党を若干上回って議席を大幅に増やして、明暗がはっきり分かれた。若者は知識と経験が乏しくても馬鹿ではないし、やらない言い訳ばかりして行動しない中高年の欺瞞が嫌いである。そこで減税をポピュリズムだと批判してきた枝野と減税をやると言ってYouTubeのたまきチャンネルで発信を続けてきた玉木の違いが際立って、若者の票に顕著な違いがでた。
毎年160万人くらいが死亡している一方で、100万人くらいが18歳になって選挙権を持つようになってそのぶんの票の入れ替わりが起きるので、若者を取り込めないと高齢者が死亡していくにつれて票が減ってジリ貧になっていく。

・反日
私は支持政党がないのでどの政党であれ日本を発展させて日本人を幸福にする政策をするのなら支持するけれど、日本を破壊して日本人を不幸にすることを目的に活動している反日左翼は支持しようがない。共産党には良い質疑応答をする国会議員もいるし赤旗の自民党の裏金問題とかのスクープは頑張っているけれど、共産党の支持者が暴力革命を主張したり国旗にバツ印をつけて日本解体を主張したり他党の街頭演説を妨害して言論弾圧をしたりしていて、共産党が党員に他党の妨害を指示しているかどうかは知らないけれど党として支持者の暴走を止めようとしないのだから、共産党は民主主義や思想の自由を脅かす危険な政党と見なすしかない。

●左翼の無能さが世界の右傾化を招いた

多様性と移民について考える ​という記事でも考えたけれど、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンはそれぞれは大事な概念で、私も多様性は大事だと思うし、いろいろな人がいる方がよいと思う。しかし具体的にどうやって言語や宗教が違う人が共生できる社会を実現するのかが問題で、一緒にいたら自然に仲良くなるというようなものではなくて言語や習慣とかの同化政策が必要になる。同化できずに軋轢を招いて害のほうが大きいのならインクルージョンするべきではないのに、ヨーロッパの左翼は害を無視して移民政策を推し進めて失敗して、ヨーロッパ各国が右傾化している。
もしスウェーデンが中東系やアフリカ系の移民を大勢受け入れてヘレニズムみたいな文化や技術の融合が起きて経済や文化が発展して多文化共生に大成功したのなら世界中が真似をして左翼政党が躍進しただろうけれど、実際は識字率が低くて職歴がない人や犯罪者を無選別に受け入れたところで働かずに福祉に依存したりギャング化して犯罪が激増したりして反面教師になっている。ヨーロッパ各国は貧しい発展途上国の人たちがかわいそうだからと受け入れるだけで満足して、様々な国から来た移民の思想や生活習慣を理解せず、共生するための効果的なプランがなくて、軋轢や犯罪が起きても寛容になって我慢することを強要して対策しなかったので失敗するべくして失敗したといえる。キリスト教圏で言語や価値観が似ているEU内の移民を受け入れるのと、言語や宗教が違う中東やアフリカの移民を受け入れるのでは勝手が違うわけである。
特にイスラム教徒は原理主義に近いほど法治国家とは相いれなくて、男性が女性をレイプしても肌を見せて誘惑した女性が悪いという考え方だし現地の法律よりもシャリア(イスラム法)や宗教指導者に従うので、先進国の男女平等の人権感覚や法律を順守する道徳観とは相反する。イギリスで1997-2013年に起きたロザラム児童性的搾取事件では1400人以上の児童がパキスタン系住民に性的虐待されていたことが判明したけれど、パキスタン系地方議員が人種差別を招くとして問題の解決を遅らせていたそうで、そのせいで被害者が増えたようである。法律違反した人を法に則って裁いたところで差別でも何でもないだろうに、左翼は移民の犯罪を取り締まることさえ差別扱いして、移民の犯罪者の人権を守るために犯罪被害者の人権を蔑ろにしている。だからこそ移民の犯罪を何とかしろという声が大きくなって移民の増加に反対する保守政党が台頭するようになる。
日本では左翼が参政党の日本人ファーストのスローガンに反発して差別主義者のレッテルを貼って街頭演説を妨害していたけれど、逆に言えば外国人が引き起こす問題に苦しむ国民がいても左翼は対処する気がないと言っているようなもので、それで無党派層が左翼政党を支持するわけがない。日本の左翼に世界中の外国人と共生するための素晴らしい政策があるならそれを主張すれば無党派層の支持者が増えたかもしれないのに、「差別するな」と大声で叫ぶだけでみんなが仲良く暮らせる理想の社会を実現できると思っているのなら幼稚である。ヨーロッパの移民政策は移民を受け入れる側に寛容であることを押し付けるやり方をとって既に失敗しているのに左翼はその失敗から何も学んでいなくて、ヨーロッパの失敗を分析して日本はどうすれば移民との軋轢を減らして社会統合できるのか具体的な政策を言う左翼がいない。そんで左翼が熱心に参政党の選挙妨害をしたり偏向報道したりするほどかえって参政党の支持が増えて当初の予想より議席を増やす結果になって、左翼活動家は無能な働き者を体現している。左翼が自分の政策を言わずに他党を批判するやり方の政治活動を続けるなら、左翼の主張もとりあえず聞いてから投票先を判断しようという無党派層からも無視されるようになるだろう。
政治団体のつばさの党が選挙妨害で存在感を示そうとして幹部が公職選挙法違反の疑いで逮捕されたように、左翼も他党の選挙妨害を改める気がないならいずれ「熊を殺すな」と抗議して役所の業務を妨害する人みたいに常識がなくて話が通じない人たちと思われて、どんな主張をしようが真摯に話を聞いてもらえなくなる。他党の街頭演説を妨害したところでプロレスのヒール役みたいなものでかえってSNSのショート動画のバズネタを提供して相手を目立たせる結果になるのでやめたほうがいいのに、左翼は中高年が多くてSNSを使いこなせていないのでその程度のSNSの基本さえ理解できずに無能ムーブを繰り返すのだろう。

●まとめ

左翼は保守政党を批判するけれど、保守政党にいろいろ問題があるにしてもだからといって左翼政党を支持しようという投票行動にはならなくて、参院選では左翼政党は国民民主党以外は議席が増えなかった。左翼は保守政党の批判ばかりするのでなく、日本を発展させて日本人を幸福にする政策を掲げて、選挙妨害や偏向報道や詭弁やレッテル貼りとかの姑息な手段を使わずに真摯に政策の議論をするべきである。それをやった国民民主党は議席を増やした一方で、それができない他の左翼政党は若者の支持が増えなくて衰退するべくして衰退しているのだろう。





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最終更新日  2025.09.01 14:57:46
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