52歳サラリーマン、老後の資産を作るまで

こん〇〇わ！ 白たぬです。

前回のブログ記事
​ 【番外編】前略、白たぬ大腸がんになる。vol24(0826) ​
にて、入院時の費用をまとめました。

​
本日は保険の負担額、91,655円がどのような計算式で求められるのか、紐解いていきます。

■3割負担の金額はいくら？
1,422,479　×　30%　＝　426,743.7　≒　426,744円

単純に3割負担で計算すると、426,744円の請求額になります。

42万円なんて一度に支払えません！

そこで高額療養費制度です。
詳細は過去のブログ記事
【番外編】前略、白たぬ大腸がんになる。vol4

も参考にしてください。


■高額療養費制度を利用すると？
制度をざっくり説明すると、１ヶ月あたりの医療費が上限額を超過する場合、上限額以上の支払いが免除される制度です。

上限額は、下図の通り年収により大分され、白たぬは適用区分「ウ」でした。​

厚生労働省のサイトより引用 ​）

​​

上限額の計算式は　80,100円　＋（医療費　ー　267,000）　×　1%

80,100　＋（1,422,479　ー　267,000）　×　1%
＝　80,100　＋（11554.79）
＝　91,654.79
≒　91,655円

​∴高額療養費制度適用後の請求額が91,655円になりました。​


■面倒な手続きをオンライン化
従来、高額療養費制度を利用するには、各自で事前に手続きが必要でした。
健康保険組合宛に高額療養費の支給申請書類を提出または郵送すると、制度が受けられるとのことです。

白たぬが入院したM赤十字病院では「限度額適用認定証」をもとに内容を確認するようです。
しかも、
オンラインで限度額適用認定証の情報を確認出来、
健康保険組合宛に高額療養費の支給申請書類を申請する手間がありません。

実際に白たぬがやったことと言えば、月初に保険証の提示を求められた際に、 ​ マイナンバーカードを差して、
高額療養費制度を利用するか？の問いに「利用する」をタッチしただけ ​ で、健康保険組合になんら申請はしていません。
​
他の病院も同様に、オンラインで情報が確認できるようになれば、患者側の負担が減って助かりますね。


​■民間の医療保険は不要

白たぬは過去に、民間の医療保険・生命保険を解約しました。
詳細は

を参考にしてください。

仮に、民間の医療保険を解約していなかった場合、
今回の手術と入院にかかる費用を申請するなら以下の通りになるかと。

入院費（差額ベッド代）：6,000円（日額）　×　10日　＝　60,000円
手術費　　　　　　　　：6,000円（日額）　×　５倍　＝　30,000円
合計　　　　　　　　　：90,000円

90,000円支給される可能性がありました。

128,715円支払って、後から90,000円支給されたとしても、
その差額、約30,000円は自腹ですよね。

過去のブログ記事の通り、白たぬは生涯で保険料を３８０万円支払ってます。
今後どうなるか、それはわかりませんが、民間の医療保険など入らずとも、預貯金で充分まかなえました。
だったら月々いくらかの保険料をかけて病気に備えるよりは、解約して同じ金額を投資に回したほうがより効率的ではないでしょうか。


ということで今後のスケジュールはこちら。
・9月19日　9:00頃 術後の経過観察、血液検査

​■現在までかかった費用​​​​