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どうもこん○○わ!
積み立て設定で8日にeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を注文したら、次期アメリカ大統領がトランプに決まって市場が安心したのか、7月11日の高値(27,282円)とほぼ同値で約定してしまって、すこしがっかりな白たぬです。
さてそんなオール・カントリーですが、三菱UFJアセットマネジメントより2024年10月25日、気になるファンドがリリースされました。
その名も「 eMAXIS Slim 先進国株式(含む日本)<オール先進国>
」
目論見書を見ると「 MSCI ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資
成果をめざして運用を行います。」と記載されていました。
以降、違いを見ていきます。
信託報酬、国・地域、銘柄数などをオール・カントリーと比較しました。
| - | オール・カントリー | オール先進国 |
| 指数 | MASI-ACWI | MSCI-WI |
|---|---|---|
| 銘柄数 | 2,648 | 約1,500 |
| 国・地域 | 先進国:23・新興国:24 | 先進国:23 |
| 信託報酬 | 0.05775% | 0.09889% |
・オール・カントリーの銘柄数を約3,000とすると、オール先進国の方はその半分、地域分散が小さい反面、24の 新興国・地域が除外されることで、新興国が足を引っ張ることが無い
のでしょう。
・信託報酬はオール・カントリーの方が低いですが、オール・カントリーの信託報酬も昨年8月までは0.1133%だったことを考えると、 オール先進国の信託報酬も十分低い
方だと思います。
・コスト面では、オール先進国の方が、扱う国・地域数が少ないので為替手数料が少なく、銘柄数が少ないので売買手数料が少ないのではないか、と推測しています。
いわゆる 隠れコストがいくらになるのか、それは1年運用してみないとはっきりしない
ので、1年は様子見ですね。
新興国の経済が発展したら、その分の恩恵が得られないじゃないか!と思うかもしれませんが、一説では、 新興国が先進国になるまで、うまく経済が成長しても平均すると42年かかる
そうです。
このままオール・カントリーを買い続けたとして今から42年後、白たぬ94歳になったタイミングで新興国が先進国になって初めて恩恵を受けるなら、オール・カントリーではなくオール先進国でよいのかも、しれませんね。
オール先進国を買い続けたとして、新興国の経済が発展し、先進国の仲間入りを果たすのであれば、MSCI-WIの先進国が一つ増え、結果的に、オール先進国の銘柄として加わることになるのでは?
だから新興国の株式は除外しても良いのかも、しれませんね。
S&P500のようなアメリカ1択ではリスクが大きく、広く分散したいけれどオール・カントリーのような新興国までは要らないなら、先進国(含む日本)は良いのではないでしょうか。
(白たぬは全世界の経済発展の恩恵を受けるコンセプトが好きなのでオール・カントリーから変えませんけどね。)
皆さんの投資の第一歩の助力となりましたら、嬉しいです。
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