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今回は術後の経過観察の話ではなく、喉が腫れて、「亜急性甲状腺炎」にり患した話です。
話は2月までさかのぼります。
2月末頃に37.6℃ほどの熱が出て、風邪かな?と思ったけれど一日程度で熱が引きました。
3月初旬から喉が荒れて咳をするようになり、この頃から体に力が入らない感覚がありました。
歩くのが億劫と言いますか、階段を登る際、膝に力が入らなくて、歩くのがしんどい状態でした。
そして3月中旬になって、気が付くと首の付け根に近い喉の箇所が腫れていました。
そのまま少し様子見していましたが、症状が改善されないので3月下旬にかかりつけ医で診察してもらったら
かかりつけ医「 甲状腺が腫れているねー
」
とのことでした。
白たぬ(ん? 甲状腺?)
白たぬ(甲状腺がん?)
白たぬ(転移?でもSTAGE1だったし)
白たぬ(それなら併発?)
かかりつけ医「血液検査してみましょう」
ということで3月末頃の血液検査結果がこちら。
| 項目名 | 基準値・単位 | 測定結果 | ▲▼ |
| TSH<CLEIA>IFCC | 0.61-4.23 μIU/mL | 0.01未満 | ▼ |
| FeeT3 | 2.52-4.06 pg/mL | 9.25 | ▲ |
| FeeT4 | 0.75-1.45 ng/dL | 2.71 | ▲ |
| CRP定量 | 0.14以下 mg/dL | 3.53 | ▲ |
TSH・・・・脳下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン
FeeT3・・・甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンの一つFeeT4・・・甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンの一つ
CRP定量・・C-リアクティブ・プロテインの略で、炎症性の反応が起きているときに増加
FeeT3とFeeT4の値が高く、TSHの値が低いのは、甲状腺機能亢進、甲状腺中毒症?だそうです。
(機能亢進…機能が高まること)
検査結果を受けて、甲状腺ホルモン値が上昇して炎症を起こしていることが分かり、甲状腺科でエコー検査を受けるべく総合病院を紹介してもらいました。
:
そして本日、総合病院でエコー検査を受けてきました。
その結果
甲状腺科の先生「 亜急性甲状腺炎だねー
」
とのことで、ステロイド薬と胃薬を処方されました。
■亜急性甲状腺炎の特徴と症状とは
・ウイルス感染が原因と考えられている
⇒繁忙期だったので、仕事のストレスのせいで免疫力が低下していたのかもですね。
・30-40代で発症しやすい
⇒53歳ですが。。。
・男性よりも女性に圧倒的に多い
⇒圧倒的ですか、こちらおっさんですが。。。
・6-9月の夏季の発症が多い
⇒3月ですが。。。
・症状1:首の前の部分の痛み
⇒痛いかどうかはもう覚えていません。ただ腫れていたので違和感はありましたね。
・症状2:発熱
⇒3月初旬から体に力が出なくて、体力が落ちたなぁと思っていましたが、体温を測ると一時37.9℃でした。翌日から36.9℃~37.1℃でした。ちなみに平熱は36.5℃です。
・症状3:全身のだるさ
⇒確かにありました。
繁忙期で疲労がたまっていたからか、病後で体力が落ちたからか、老化のためか色々考えました。
今考えると、発熱のため体に力が入らなくて、全身がけだるい感じだったのですね。
・症状4:動悸
⇒ありませんでした。
⇒今考えると、急に心臓がドキンと打って、その瞬間に全身が得も言われぬ感覚、一瞬力が抜けそうな、そんな感覚が駆け巡りました。
それが動悸だったのかもしれないです。動悸って全力疾走した後の様に、心臓が連続して激しく打つ症状のことだと思っていたので、突発的に心臓がドキンとする症状は動悸だとは思ってみませんでした。
・症状5:手の震え(振戦)
⇒ありませんでした。変な薬もキメてないですよ。
・症状6:汗をたくさんかく
⇒気温が高くなって汗を軽くかくことはありましたが、熱くないのに汗をかくことはなかったです。
とまぁこんな状態でした。
今日から投薬治療で様子見です。
大腸がんの療養中に免疫力が低下してウイルス感染し、甲状腺が腫れたのか因果関係はわかりません。
ただ今まで甲状腺が腫れたことは無かったので、なにか関係があるのかな、と思ったので書きました。
以上、参考になればうれしいです。
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