2014.10.10
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 Google のパンダアップデートやペンギンアップデートが施されるようになってから、スパムブログや内容の薄いブログが検索にヒットしなくなりましたね。
 スパムが消えたことによって、地道にブログづくりを心がけていたら、アフィリエイトでも成果が出てきたという方はいらっしゃるかもしれません。




 現実でも、売ろうという気マンマンのショップからは商品を買いたいとは思わない人が多いでしょう。
 服をちょっと覗いてみようとショップに入ったところ、店員が後ろにピッタリ張り付いていたら、よい商品が並んでいても早く店を出たくなってしまいますね。
 初めての店ならもう二度と来たくないと思ってしまうかもしれませんし、今まで通っていた人は店の方針の変化にがっかりすることになるかもしれません。

 ネットでも同様のことがいえます。
 ブログ管理者は記事を書きながらアフィリエイトを頑張っているつもりでも、訪問者に「なんだこいつ。結局モノを売りつけたいだけじゃん」と一瞬でも思われてしまったら、ブロガーの信用度にかかわってきますので要注意ですね。

 ついでに申し上げますが、私の場合は記事全体から漂ってくる「売りつけよう」という雰囲気が苦手で足が遠のいてしまったブログがいくつかあります。
 また逆に、アフィリエイトされている方のサイトやブログからでも、ここならと思えば商品を購入したりもしています。
 最終的には気分次第で、アフィリエイトの印象は良くも悪くもなるといういうことですね。


 なお、本記事は現状のやりかたに満足している方には参考にならない可能性がありますので、その辺はご容赦願います。

その1:価格を表示する


 価格を表示すると、アフィリエイトしていることが読者に伝わってしまうのがイヤだとか、クリック率が下がってしまうので困るという理由から、価格表示を避けている方もいらっしゃると思います。

 確かにそういう部分もあるでしょう。
 しかし、ブログ記事の中で「こんなの使ってま~す」という一文の下に商品画像が置いてあり、それをクリックしたところ、いきなり販売ページが出てきたら、よい気はするでしょうか?

 私だったらイヤですね。
 現実にはその商品を使っているのかもしれませんが、証拠写真の提示や、商品の利用者だということをうかがわせる十分な状況説明がないかぎり、読者はブログ上の発言の真偽を想像するしかありません。
 また、こういうことをされると、商品を売りたいだけで読者の気持ちなんてどうでもいい人なんだな、という印象が残ってしまいます(これはあくまでも私の個人的な見解ですが)。

 価格をきちんと見せておくことによって、以下の 3 つの効果を期待できます。

  1.  広告とわかったら絶対にクリックしない読者の誤クリック防止。これによって読者をダマさずにすむ。

  2. 安物買いしかしない読者の誤クリック防止。ある程度の値段がつくと見向きもしない人のクリックは成約に結びつきにくい。

    クリック率は高いのに、成約率が異様に低い方はこの辺を見直してみるとよいかもしれません。

  3. 上記 1. と 2. に該当しないような読者、つまり本当に商品を求めている人が、記事の内容を見て納得したうえでクリックする。

    もともと買う気のある人にとっては参考価格も重要なファクターになるため、彼らのために価格を表示しておくことでクリック率を上げやすくなります。

 よって、クリックされた商品が成果に結びつきやすくなるというしくみです。

補足:
 上記で 1.と 2. に該当する読者からは成果が発生しにくいわけですが、記事で商品やサービスの説明をして画像を紹介すること自体には十分意味があります。
 今は買わない、今後もきっと買わないというスタンスの読者でも、こういったものが存在するという情報が記憶に残りますし、記事を読みにきたという本来の目的が達成されるためです。


その2:文章とアフィリエイトのバランスをよく考える



 ブログの読者は広告を見にきているのではありません。
 過剰アピールは読者を遠ざけることになりますし、広告だらけのブログは検索エンジンにも嫌われます。

 自分だったら絶対にクリックしないな、というようなアフィリエイトタグの置き方はできるだけ避けた方がよいでしょう(考え方は人それぞれですから、絶対やめろとは言いませんが ^_^;)。

 記事の品質とアフィリエイト広告のバランスが合っていなければ、普通の読者ならまずそれを買おうとは思わないでしょう。
 楽天アフィリエイトの場合、あるアフィリエイト広告のクリックを踏み台にして、別の商品が売れた場合にもそれが成果となるため、数撃ちゃ当たる方式でペタペタとやってらっしゃるのかもしれませんが、他のアフィリエイターにはもちろんのこと、読者にも意外とバレバレで、ブログイメージの低下を招いてしまう可能性があります。



その3:リピートしてくれる訪問者のアフィリエイトに対する違和感をやわらげる



 記事を投稿するたびに来てくれる人は大切にしたいですね。
 しかし、彼らが来てくれる目的は記事の更新です。
 読んでもらうために記事を書き、補足としてアフィリエイトを使うと、リピーターもそれほど違和感を持たない可能性があります。

 ちなみに、アフィリエイト画像を置くと読者の心証が悪くなるからといって、Web ショップの画像を勝手に拝借して記事を書いたり、出所のわからない画像や動画を使って記事を書く方もいらっしゃいます。
 それはそれでアフィリエイトでないことをアピールすることはできますが、著作権侵害の問題が発生しますので、そこまでやるなら、自前の画像を用意するか、読者に記事のイメージをつかんでもらう目的でアフィリエイト画像を使った方がよいかもしれません。

 ちなみに、私がブログ記事中にアフィリエイト画像を置いているメインの目的は、著作権問題を回避しつつ、画像を配置することで商品やサービスのイメージを読者に伝えるためです。

 信頼関係を築くことで、リピーターがアフィリエイト経由で商品を買ってくれることがありますので、本当はこのパターンがブログ管理者にとっても読者にとっても理想的な関係になるわけですが、訪問者の本来の目的は記事の閲覧にあることを忘れてはならないでしょう。


参考記事:
アフィリエイトメインのページが Google 検索結果に表示されないワケ
Google による広告満載ページの排除の動き
中身の薄いブログに対し警鐘を鳴らし始めた Google への対策としてこれからできること
アフィリエイトをやっているブロガーが今のうちから考えておきたいこと (1)
アフィリエイトをやっているブロガーが今のうちから考えておきたいこと (2)






おまけ:

 2014/10/08 は皆既月食でしたね。
 私も帰宅途中の足を止め、体育座りで記念撮影したのですが、何せ手持ちのカメラがタブレット PC ということでこのありさまですよ。

皆既月食_原寸

 薄汚れた銅ボタンのような月が撮れました。
 なんかいびつで気持ち悪い感じです。

 場所を変えてもう一枚。
 右側に緑が加わっただけで、月なのか街頭の光が写り込んだのかもわからないようなビミョーなレベルです。

皆既月食2_2倍


 みなさんのブログでそれは美しい皆既月食の写真を拝見していますので、写真心のなさが悔やまれます。
 お目汚し失礼いたしました。



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最終更新日  2019.02.14 11:34:01
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