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ちょっと興味を持ち始めると、テレビって何でもやってるんですよね。今日は 「ザ・ダークナイト・ライジング」
を見てしまいました。
前作の 「ジョーカー」
クローズ・アップ映画に比べて、どうしても比べてしまいますが、物足りなかったというのが正直な感想です。
なんというか、マッチョで古典的でした。この映画が クリストファー・ノーラン
監督
の バットマンシリーズ
の三作目らしいのですが、終わらせるための無理筋をいかに通すかという感じがしました。
バットマン
の復活をめぐるおはなしも、悪役 ベイン
と ミランダ
の関係もありがちといえばありがちで、アメコミ的なというよりも、安易なマンガ的動機づくりが物語の展開を支え切れていない印象でした。
特に、神話的なといってもいいかもしれないミランダの出生譚と、ベイン、バットマン三者を結びつける ラーズ・アル・グール
の『影の同盟』の物語が、イマイチよくわからない感じがしました。
それでも、最後まで目が離せない展開を支えた功労者がいました。 アン・ハサウェイ
の キャット・ウーマン
ですね。
映画.com
ちょっと付けたし的で
はあるのですが、笑えました。ぼくは、映画の中の、こういう色っぽさ結構好きです。まあ、モチロン現実ではありえないんですが。
最後の緊迫したシーンでのキスシーンなんて、 「おい、おい、そんなことやってる場合かよ!?」
って、もう、笑うしかない感じでしたが、この時、 バットマン
は「決死隊」だったわけですから
、アメリカでは、 やっぱりこうなるのでしょうね。
まあ、何はともあれ「世界」は救われて、新しい バットマン候補
も現れて、めでたしなんでしょうが、何となく納得できない結末でした。
他の ノーラン作品
とどこが違うのか、考え込んでしまいそうです。テレビで見ていると、やっぱりこういう見方になるんでしょかね。
監督 クリストファー・ノーラン
製作 エマ・トーマス クリストファー・ノーラン チャールズ・ローベン
キャラクター創造 ボブ・ケイン
原案クリストファー・ノーラン デビッド・ S
・ゴイヤー
脚本 ジョナサン・ノーラン クリストファー・ノーラン
撮影 ウォーリー・フィスター
美術 ネイサン・クロウリー ケビン・カバナー
衣装 リンディ・ヘミング
編集 リー・スミス
音楽 ハンス・ジマー
視覚効果監修 ポール・フランクリン
特殊効果監修 クリス・コーボールド
キャスト
クリスチャン・ベール(ブルース・ウェイン:バットマン)
マイケル・ケイン(アルフレッド)
ゲイリー・オールドマン(ジム・ゴードン)
アン・ハサウェイ(セリーナ・カイル:キャットウーマン)
トム・ハーディ(ベイン)
マリオン・コティヤール(ミランダ・テイト)
ジョセフ・ゴードン=レビット(ジョン・ブレイク)
モーガン・フリーマン(ルーシャス・フォックス)
マシュー・モディーン(フォーリー)
ベン・メンデルソーン(ダゲット)
バーン・ゴーマン(ストライバー)
アロン・アブトゥブール(パヴェル博士)
ジュノー・テンプル(ジェン)
ダニエル・サンジャタ(ジョーンズ大尉)
2012
165
分・ G
・アメリカ
原題「 The Dark Knight Rises」
2020
・ 09
・ 20
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