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で、 フランソワ・トリュフォーの冒険シリーズ
の2本目は 「突然炎のごとく」
でした。 1964年
の映画です。初めて見たのは 40年前
で、今では精神科の開業医をやっている、まあ、いろいろうるさかった年下の友人が
「ゴダールは知っているか?、トリュフォーは見たのか?」 とか、あれこれうるさいので、名画座の特集を探して見た記憶がありますが、
「おっ、これは、いいじゃないか!」 という漠然とした記憶しかありませんでした。
「これがフランソワ・トリュフォーなんだよな。」 とかなんとか納得したようなことを感じながら、 「これ」 が何を指しているのかわからない。まあ、それが トリュフォー なんですね。
どうなってもいいや! とどこかで思っていたあの頃、この映画がジャストミートしたことは間違いないのですが、どちらにしても先が見え始めた年齢になった今は、
「あれから40年経つけど、カトリーヌとか、やっぱりいなかったよな・・・」 という、わけのわからない感慨に浸ってしまいながらも、たとえば、屈託のない明るい笑顔や、美しい凝視から、どことなく苦悩が兆す眼差しへと 突然炎のごとく 変化していく ジャンヌ・モロー から目が離せないスリリングな作品でした。
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