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「吉永小百合さんのお姿をスクリーンでもう一度見たいんですけど。」 というわけで、 阪本順治監督 の新作、 「てっぺんの向こうにあなたがいる」 を見ました。
「じゃあ、これですね。」
1975年
ですから、ボクは20歳でした。女性として初めて 世界のてっぺん
にお立ちになった 田部井淳子さん
というアルピニストがいらっしゃったことを覚えています。当時、ボクは 新田次郎
の小説の主人公に、こっそり憧れて、キャラバン・シューズを履いて六甲山をふらつく学生でしたが、
「へえ、そんな人がいるんだ。」という記憶です。
てっぺん に登ってしまったからこその、 毀誉褒貶 ですね。 見ているこっちの年齢の結果かもしれませんが、やっぱりしみじみしちゃいました。だって、てっぺんの向こうを見た女性を演じるのが吉永小百合さんですよ。で、彼女がてっぺんから降りてくるを支え続けるのが佐藤浩市ですからね。
「わたしね、 三国連太郎 さんって好きだったんです。」 というわけで、 納得の2時間 でした。 拍手!
「えー、それって・・・、まあ、ボクも好きでしたけど。」
「でね、息子さんでしょ。」
「ああ、はい。 佐藤浩市 ね。」
「いい俳優さんになったなあって。」
「お父さん家出ちゃうし、離婚するし、なんですけど、彼はそれでも父親の演技に憧れてたとか、どっかで読んだ気がするけど。」
「ええー、そうなんですか?」
「で、彼、頭、真っ白ですけど、ボクより若いんですよね。 65歳 くらいかな。」
「 吉永さん もよかったですね(笑)。」
「うん、彼女は 80歳 のはずですよ。」
「ちっとも、老いを感じさせないというか、不思議な方ですね。」
「なんか、 存在が上品 というか、まあ、実生活とか知らんけど、やっぱり、 吉永小百合は、吉永小百合や! ね。」
先日見た 「女性の休日」
も 1975年
でしたが、 エベレスト女性初登頂
も同じ時代、まあ、そういう時代だったんですね。50年前といわれると、ちょっとビビりますが、まあ、てっぺんを知らなままなので、この映画でも出てきた富士山の風景に
「いいなあ・・・」でした。
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