ぷち てんてん
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2015年6月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:4079ページナイス数:109ナイス山女日記の感想私の友人、知人には山登りやトレッキングにハマっている人がいる。彼女たちがどんな気持ちで山に登るのだろうかと興味があってこの話を読んだ。なるほど、「一人で登る派」と「仲間と登る派」がいるのねとか、心にもやっとしたものを持って山を登って行くうちにすっきりしていくものなのかもしれないと思ったり。知っている山が出てくるので親近感はわく。子どもの頃の登山でへろへろになったしんどい記憶しかないので、多分私はこの先も山に登ることはないだろう。しかし、山に登った気持ちにさせてもらった。友人は山頂で抹茶をたてるそうですよ。読了日:6月30日 著者:湊かなえナイルパーチの女子会の感想「ランチのアッコちゃん」で始めて柚木さんを知ったので、こういう話を書く人なのかとちょっとびっくりした。なかなか鋭いというか、イタイ女の子が出てくるし、怖いし。「女って嫌だよな自分より下の女を見つけて安心したがる」なんて言っていた杉下が女の子につかまって結婚することになるけど、こりゃ、怖すぎる。気の毒になるわ。でもねえ、女の子って女友達がいなけりゃいけないって思いこんでいるのは、確かにあるかもしれないね。読了日:6月28日 著者:柚木麻子ツナグの感想初、辻村さん。いろいろな「心得」があるんだけど、「親友の心得」は他とちょっと違っていて心に残る。優しさなのか、逆に見捨てられたのか・・・?って考えてしまった。最後の「使者の心得」でそれぞれの話の裏も少し伺えるのがなかなかいいね。読了日:6月27日 著者:辻村深月ジョーカー・ゲーム (角川文庫)の感想短編集、サクサク読める。なかなか面白い。一番はやはり核となる結城中佐が魅力的。もし敵に捕まった時。大事な事は深層の記憶って・・むむ~~そんな事が出来るのだろうか。最近表層の記憶でさえ怪しいと思う私には到底スパイにはなれそうもない。読了日:6月27日 著者:柳広司悲嘆の門(下)の感想前作もそうだったか?今作は言葉について書かれているところがあって「言葉は残る、蓄積される」って。つまりは言霊だよね。何だか「図書館の魔女」にも通じるなと思って読んでいた。下巻になると人を裁くつもりが正義を振りかざした怪物になっていくのが恐ろしかった。ラストは、救いがあってよかったよね。読了日:6月26日 著者:宮部みゆき悲嘆の門(上)の感想確か「英雄の書」の続編のはずだけど、と思いつつ三分の二ほど読み進めて、ガーゴイルが「サークル」「リュージョン」などと口にして、ユーリも出てきて、ちょっと安心。とにかく下巻へ読了日:6月26日 著者:宮部みゆき闇に香る嘘の感想初老で全盲の主人公。読者も主人公によって見えない世界を疑似体験する。見えていたなら簡単にわかるであろうことが、謎になり疑惑になる。さらに時々「はてな?」とひっかかった部分も最後に「そんな風に回収されるのか!」と驚いたりした。そして作者が若いのに満州開拓団や残留孤児の問題をよく調べており知らないことが多くて勉強になった。読了日:6月6日 著者:下村敦史ハードラックの感想最初から、気の毒になる主人公の生活。他人の善意を信じてだまされるし心が痛む。読むのをやめたくなる。しかし、闇の掲示板で仲間が集まってという展開になってきてやっとミステリーとして読むことに集中できる。レザボアドッグのように仲間を集めユージュアルサスペクツのように意外な犯人がいる。読了日:6月6日 著者:薬丸岳嗤う淑女の感想読みやすくてサクサク読める。でも今回は私はちょっと物足りなかったな。もっとミステリアスで魅力的な悪女の技を見せてほしかった。しかし途中で出てきたちょっとした引っ掛かりをうまく回収してどんでん返ししている。その点はさすが中山さん^^読了日:6月6日 著者:中山七里豆の上で眠るの感想なるほど、それで「豆の上で眠る」なんだと、納得。 それにしても結衣子にもっと教えてあげたら良かったのにと思う。映画にもこういうのがあったなあ。家族だからこそオープンにして前に進むというのがいいのでは? よくぞここまで絡まり合った話を考えつくなあと感心するが、ちょっと無理やりって気もした。読了日:6月6日 著者:湊かなえ図書館の魔女 烏の伝言の感想前作よりも読者にサービスしているのか分かりやすくしてくれているような気がする。とはいえ難しい単語もバシバシ出てくるのだけどね。でも大変面白く読了した^^鼠たちが可愛いし剛力との絡みもよかったね。 今回マツリカの推理に合いの手を入れるのが剛力のワカンだけど、マツリカの呼び方が面白くて笑ってしまった。そういうところも前作よりも余裕を感じるのだけどどうでしょうね?とにかく、次作も楽しみにしている。読了日:6月6日 著者:高田大介読書メーター
2015.07.01
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