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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第二章・第2話『-アルテミス-』今日はアルテミスが『シティス=テラ』に連れて行ってくれるという事でアイナは街のゲートに来ていた「ほぉ…いよいよお穣ちゃんもテラに行くのかね?」ゲートの近くにいるマエルがそう声をかけてくる「はい♪アルテミスさんが連れて行ってくれるって」アイナはそう答えた「今はわしの力で…一瞬でテラに行けるが以前は歩いて行ったんじゃよ」マエルはちょっと誇らしげにそう言った「へ~」アイナは驚いた顔をしてそう答える「巨大な大ダコや…大蛇が出るんじゃよ!それでな…」マエルがそう話し始めた時「マエル!うちのアイナちゃんに嘘を教えないで!すぐ信じるから…」遅れて到着したアルテミスがマエルにそう言う「アイナちゃんゴメン…ちょっと倉庫で探し物をしててね…遅くなっちゃった」アルテミスは少し息を切らしながらそう言ったアイナは笑顔で首を横に振る「じゃあ、行こっか♪マエルお願いね♪」そう言ってアルテミスはマエルにお金を払うマエルはお金を受け取り数える「数えなくってもちゃんと二人分あるから!まったく失礼ね!」アルテミスはこめかみにうっすら血管を浮かべてそう言うマエルは目を閉じて小声で呪文のようなものをつぶやくアイナとアルテミスの周囲がボワッと輝く輝きがおさまると見た事のない景色が目に飛び込んでくる「はい♪ここがシティス=テラの町『サンツスミコ』よ」アルテミスはそう言ったアイナは見た事のない景色に辺りをキョロキョロと見回した「じゃあ…簡単に案内するね♪」アルテミスはそう言ってアイナを案内したそして…町をぐるっと一周して大きな門の前にたどり着く「だいたいこんな感じね♪…で、ここがこの町の入り口♪」そう言ってアルテミスは町の外に出て行くアイナも後を追う「ちょっとケタースで狩をした程度だとだいぶ痛い目にあうんだけど…今のアイナちゃんならそんなに辛くないんじゃないかな?」アルテミスはアイナの方をチラっと見てそう言った「この周辺で注意する事は…どのモンスもすぐに集まってくるから囲まれやすい事…それとあのサボテン…実はあれもモンスなの射程に入るとガンガン攻撃してくるから歩く時は注意して♪」アルテミスはそう言いながら丁寧に教えてくれる「それと…アレ♪ちょっと遠いけど見えるかな?」そう言ってアルテミスは指をさすさされた指の先に人影が見える「この距離であれくらいに見えるって事は…結構大きいの?」アイナはそう聞き返す「そうね…アレが『モートゥース』私にとっては雑魚だけど…今のアイナちゃんなら強敵ね…万が一にも出会った時はすぐゲスク♪」アルテミスはそう答えたそしてアイナは真剣な表情でうなずいたそして2人はその場を離れ町に戻った「さて…今後はこの『テラ』を中心に狩りをする事になるけど…この『テラ』にも『カヴス』『ピュリカ隧道』『テンプルロード』そして、4階建ての『モンタヌゥス神殿』といったダンジョンがあるのね…じょじょにそういったとこにも行ってみるといいかな?」アルテミスはそうアイナに教えた「やっぱりダンジョンは怖いのとかいるの?」アイナは少し心配そうに聞く「う~ん…そうね外にいる奴よりは強いけど…モートゥースみたいなのがゴロゴロいるわけじゃないし大丈夫じゃないかな?」アルテミスは少し思い出しつつそう答えた「正直アイナちゃんはここに来るのが遅いのね…たぶん『カヴス』くらいなら平気でしょ♪…虫しかいないし」アルテミスは笑顔でそう付け加える「虫?^^;」虫しかいないと言われかなり嫌そうな顔でアイナは聞き返す「うん…当たり一面虫だらけ♪…もしかしてアイナちゃん虫ダメ?」アルテミスはそう言った「ちょっとならいいけど…いっぱいは嫌…かな^^;」アイナは本当に嫌そうにそう答える「そっか…まぁ無理にとは言わないけど慣れておいた方がいいよ…今後もでっかいクモとかサソリとか出てくるし」アルテミスは笑いながらそう言うアイナはそれを聞いて少しめまいを起こす「じゃあ…今日はアイナちゃんに弓を教えるんで一度アジトのあるお城に戻ろうか♪」アルテミスはそう言ってゲートに向かうアイナはその後をついていく「城に戻る時は…こうやってチャットでマエルを呼び出して…戻りたい事を伝えれば戻れるから♪」アルテミスはそう言いながらチャットを操作する「マエル、お城までお願いね♪」アルテミスはそうマエルに言うそしてアルテミスを光が包み消えるアイナも同じようにチャットを開き…マエルにお願いをするそして城のゲートに到着する「じゃあ…クルーク相手に弓の練習をしよっか♪」アルテミスはゲートから出てきたアイナにそう言ったアイナは嬉しそうにうなずいて街の外に出る「アイナちゃん…弓はいいよ~♪距離をたもって攻撃できるし…何よりも美しい」アルテミスは自分の弓を抱きしめながらウットリした目でそう言ったアイナは何も言い返せずただ見ている「さて…弓を持って…そうそう…構えて…矢を指で挟んで…弦を引くの…もっと…まだまだ…めいっぱい引いたら溜める」アルテミスはアイナに弓を持たせ…教える「で…弓を持った手の人差し指で方向を合わせて…」そう言ってアイナの体に手を添えて近くをうろつくクルークに狙いを定めるクルークもそれに気が付いて…身構える「そして…手を離す!」アルテミスがそういったのを聞いてアイナが弓を持っていた手を離す『バシィィィィ!』辺りにものすごい音がして弓がアイナの顔面をヒットするアイナは顔を抑えてしゃがみこむその光景を見ていたクルークは呆然と立ち尽くす「あ、アイナちゃん大丈夫?」アルテミスは苦笑いを浮かべてそう聞くアイナは目じりに涙を溜めてうなずく「離す手は…矢を持った手ね ^^;」(「普通そうでしょ…」)アルテミスはそう言ったアイナは鼻の頭をさすりながらうなずく「じゃあ…もう一度♪」アルテミスは弓を手渡してそう言ったアイナは弓を受け取りさっき言われたように構えて弦を引く…そして狙いを定める呆然としてみていたクルークもまた身構える『ビュン!!』弓がすさまじい音を放つ『ポト…』アイナの足元に矢が落ちる狙われたクルークは腹を抱えて笑い転げ…近くに居たクルーキオやオボロクルークを手招きをして呼び寄せる「あ、アイナちゃん…もう一度 ^^;」アルテミスは矢を拾ってアイナにそう言いながら渡すアイナはコクンとうなずくそしてもう一度構え…弦を引きクルークをにらみつける『ビュン!!』ゆみが唸りを上げる狙われたクルークや集まってきたモンスターがガードして目を閉じるしかしどのモンスターにも矢は当たっていない1匹のモンスターがアイナたちの後方を指差して笑い転げるアイナとアルテミスがそれを見て振り返るなぜか矢はアイナの後ろに落ちていた「ありえない…」アルテミスは顔を手で押さえうなだれる「アイナちゃん…もう一度…」アルテミスはそう言ってアイナに新しい矢を渡すアイナは矢を受け取り…構えるいつしかクルーク達は口笛を吹いたり鼻歌を歌ったり武器を磨いたりしているそしてまた弓がうなりをあげる矢は真横の木に突き刺さるもはや弓の能力を超えた結果であるその後も繰り返すものの目の前にいるクルークにすら矢は当たらないその時…アイナの中で何かが音を立てて切れるアイナは弓を短剣に持ち替えて一瞬にして周辺のモンスターを片付けるそしてアイナはその場にしゃがみこみ泣き出すアルテミスはよしよしとアイナをなだめてアジトに帰る「アル…藁さんから聞いたけど今日は弓の講習だって?」アジトの前に居た悲魔が戻ってきたアルテミスにそう言ったアルテミスは苦笑いでうなずく「アイナさんどうだった?」悲魔がアイナにそう聞いたアイナは一瞬『ビクッ』と反応する「なんか…まずい事…言った?…俺」悲魔がそうつぶやいた「ダメだったの?アイナ穣」悲魔と一緒に居た藁人形がアルテミスに小声でそう聞く「ダメっていうか…ある意味『神技』ね ^^;」アルテミスはそう言って今日あった出来事を2人にそっと話した「そ、それは『神業』だねぇ」藁人形は小声でそうつぶやいたその場になんともいえない空気が流れるそこに流星とモネが帰ってくる「藁さんから聞いたんで…流星と良さげな弓を探しに行って来たよ♪…中々無くってね」そうモネが笑顔で言ったその場に居た3人が顔を引きつらせてジェスチャーを送る「結局テンプルまで戻って…結構いいバトルボウ拾ってきたよ♪」流星はそう言ってみんなの前に弓を出す「あれ?アイナさん?」モネがアイナを覗き込んでそう言ったアイナは遠い目で弓を見つめるアルテミスがモネと流星に事情を話す…「そっかダメだったか…」流星はそうつぶやいた「まぁ…弓ばかりが武器じゃないし ^^;」モネがそう言うしかしそこで言葉に詰まる現状を考えるとどうしても行き詰る事がわかってしまうからだ「アサシネーション…短剣だって極めれば一瞬にして敵を再起不能にする事だって出来る」アジトの中からジャルデウが出てきてそう言った「まぁ極めるのは困難やけどね…それも道さ…」ジャルデウは笑顔でアイナの頭に手を置いてそう言った「この弓…もらいます♪」アイナはそう言って笑顔でモネと流星が手に入れてきたバトルボウを手に取る「今は使えないけどいつか使えるかもしれないし…それに今日の悔しさを忘れないために…」アイナはそうつぶやいたジャルデウはそれを聞いて静かにうなずく「ジャルさん…かっこつけすぎ…」アルテミスがそうつぶやく「ココにジーンときたろ♪…惚れるなよ♪」ジャルデウはニヤッと笑いそう言ってアルテミスの胸を指で押すアルテミスはそれを見て「どさくさにまぎれて何触ってるの!」拳を振り上げてそう怒鳴りつける「どわぁ!ちょっとくらいええやん!だいたいそんな凶悪な胸をしとるお前が悪いんねや!」そう言ってアイナの後ろに回りこんで盾にする「ちょっとカッコイイって褒めればすぐコレだ!…モネちゃんと一緒に成敗してやるからそこになおれ!」そう言って弓を構える「えぇ…俺も?」モネがそう言ってジャルデウの後ろに回りこむアイナはそんな光景を見てクスクスと笑うそして…もらった弓を抱きしめて今日の日の事を心に刻み込んだ…『To Be Continued♪』
2006/07/31
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第二章・第1話『-カイラ-』初めて『ケタース神殿』に迷い込んだ『あの日』から1週間…『慣れ』とは怖いもので…今では堂々と『ケタース神殿』で狩をしている「このスプリントメイルって装備できるのかな?」アイナはそんな独り言を言いつつその場で装備を変更する「お!装備できるみたい♪…うふふ…みんなビックリするかな?」アイナは自分の姿をチラチラ見て、笑いながらそう言ってみたいつの間にか『狩り』の最中にこんな事をする余裕さえでき…敵がドロップした物をその場で品定めできるようにもなっていた「よし…今日はこのくらいかな」アイナはそう言ってゲスクを開いて街に戻った…「お!アイナさん…鉄装備オメ♪」「アイナ嬢もついに鉄装備ですか…」アジトの前で立ち話をしていたモネと藁人形にそう言われるそこにアルテミスが帰ってくる「アイナちゃん…鉄装備か…もう一人前って感じだね♪」アルテミスはアイナを見てそう言う「えへへ…」アイナはそう言って照れながら笑う「でもさ…鉄装備辺りから急に胸とかが窮屈になるんだよね…鎧だから仕方ないけど…」アルテミスは自分の胸を押さえながらそう言った「…苦しくは…無い…」アイナは自分の胸とアルテミスの胸を見比べてそう答える「!!!」アルテミスもアイナの胸と自分の胸を見比べて言葉に詰まる「アルさんの胸はアルコールが詰まってるだけだぉ!」モネがそう言う「ほぉ~…」アルテミスがそう言いながらモネをジロッとにらむモネは苦笑いを浮かべつつ…アジトの中に消えていく「そうだ…アイナ嬢は今はどこで狩ってるの?」藁人形はそうアイナに聞いてきた「ケタース神殿かな?」アイナはそう答えた「ケタース?」藁人形が驚いたようにそう聞き返してきたそしてアイナは無言でうなずいた「そのくらいの装備なら…もうテラでも行けるだろ…」藁人形はアイナの装備を見てそう言った「ここんとこ誰も一緒できてないからね…」アルテミスは苦笑いでそう答えた「じゃあ…明日は私が『テラ』に連れて行ってあげるよ♪」アルテミスは笑顔でそう付け加える「アルテミスさんお願いします♪」アイナはアルテミスにそう言った「あ…それから、私はアルでいいよ♪」アイナにウインクをしてアルテミスはそう言うアイナもうなずく…「じゃあ…私はいらない物を売って来ます♪」アイナはそう行ってローリンの元へ向かった「アイナ嬢はいつまで短剣を使うんだ?」藁人形はアイナの後姿を見てボソッと言う「そ、そだね…」アルテミスはそう答える「片手の大武器が使えないとなると…弓か…このまま小武器か…どっちにしても俺にはアドバイスできないな」藁人形はそう言いつつアルテミスの方を見る「私か…じゃあ明日ついでだし弓を教えてみるよ」アルテミスは自分の弓を見つめてそう答えたその頃アイナはローリンにいらない物を引き取ってもらってアジトに向かっていた『ドンッ!!』アイナは脇から飛び出してきた人にぶつかる…「カイラのおばかぁ~~~~~!!」ぶつかった人は泣きながらそう叫び走り去ったアイナはビックリしてその人が飛び出してきた方を見るそこには一人の女性が立っていた「あの人が…泣かしたのかな?」アイナはそうつぶやいた実は以前からこの前を通っていて…あの女性は何者か気になっていた「あの~…」アイナはその女性に声をかけてみた「うん?合成かい?…まだそんなレベルではなさそうだけど」その女性はアイナを上から下まで品定めするように見てそう言った「いえ…特に用事は無いんだけど…何をする所かな?…と」アイナはそう答えた…「あぁ…そういう事ね…私はこの大陸で唯一人『合成』を許されたカイラ様よ♪」カイラは自慢げにそう答えた「合成?」アイナは首を傾げてそう聞き返す「そう…アイテムや素材を新しい物に作り変える仕事さ…用がないならさっさとお行きな…暇じゃないんだから」カイラはそう言って手でアイナを追い払う「ふ~ん…どうやって合成してるんですか?」アイナはカイラの冷たいそぶりにまったく動じずそう尋ねる(「何?…この子…邪魔だって言う空気が読めないのかね…」)カイラはそう心の中でつぶやきつつ「まぁ…色々よ…詳しくは言えないけど…」カイラはめんどくさそうにそう答える「窯…とかもあるんですか?」アイナはそう尋ねた「窯?当然あるわよ!…特上品がね♪」(「ほんとになんなの…この子…」)カイラはぶっきらぼうにそう答える…「ありがとうございました♪」アイナはそう言って走り去ったカイラは首をかしげながらアイナの後姿を目で追ったそして…アイナがアジトに着くとアルテミスがなにやら大きな声で叫んでいる「今日はジャガイモだけ?」アルテミスはそう悲魔に言っている「仕方ないさ…昨日シェリルが来てね…ギルドの名前で買った酒代を集金に来てほとんど払ったからね」悲魔はアルテミスをジロッと見ながらそう言った「はぁ…禁酒の上にジャガイモだけ…」アルテミスはため息混じりにそうつぶやく「だいたい…ギルドに納めている金額以上に飲み食いしすぎなんだよ…」悲魔もぶつぶつとそう言う「ジャガイモと…何があるんですか?」アイナはそう尋ねた「うん?」悲魔はそう聞き返してアイナを台所に連れて行く台所には野菜や小麦粉といった物はあるが…主食になりそうな米類や肉といった物は見当たらない「ふ~ん…なるほど…」アイナは素材になりそうな物をチェックしはじめる…「何か作れるの?」アルテミスは目を輝かせてそう聞く…「今日は時間が無いから…ポテトグラタンくらいかな…」アイナは口元に指を添えてそう答える「…そんなの作れるの?」悲魔もそう聞いてくるアイナは無言でうなずく確かにここ数日…ギルドの主食はジャガイモを蒸かした物が必ずあり…徐々におかずが減っていく状態だった「小麦粉があれば…パスタも作れない事ないし…ホワイトソースは作れるからね…」アイナはニコやかにそう言う「手伝うから…作ろ♪」アルテミスは嬉しそうにそう答える藁人形に悲魔も横でうなずくそして手分けをして下準備を始める悲魔は有事の際にと作業手順をメモに取る「明日は…狩りを早めに切り上げて準備をすれば何か作れるかもね…」アイナはそう言いながらホワイトソースを作る「うん?…グラタンって…どんなもんだっけ?」藁人形がアルテミスにそう聞く「ほら…表面が焦げてて…」アルテミスがそこまで言って言葉に詰まる「だろ…どうやって焼くの?」藁人形はもう一度そう聞く「悲魔さんの魔法だったりして…」アルテミスは苦笑いでそうつぶやく「俺は火は使えんよ…それに魔法じゃ焼けないだろ…」悲魔はそう答えるそんな会話をしているうちに焼いていない『グラタン』が完成する「さて…後は焼くだけだね♪」アイナはそう言いながらトレーに作った『グラタン』を乗せるみんなは首をかしげ顔を見合す「1人じゃ持てないから…誰か一緒にお願いします♪」アイナはそう言った残ったトレーは藁人形が持ったが悲魔もアルテミスも興味があるのでついていく事にしたそしてみんなでアジトを出る「ねぇ…まさか…あそこって事は無いよね?」アルテミスがそっと悲魔にそう言う「今…俺もそれを考えた…」悲魔は苦笑いでそう答えるそして2人の『まさか』が的中する「窯を貸してください♪」アイナはカイラにそう言った「はぁ?」カイラはアイナにそう言う「『グラタン』を作ったんで…焼かせて欲しいの♪…カイラさんの分もちゃんとあるから♪」アイナはそうカイラに言った「あぁ…悪いね…気を使わして……ってここはそう言う場所じゃないって!」カイラはアイナにそう言ったがすでにアイナは窯に火を入れグラタンを並べ始める「すごいな…この窯ならスペアリブやラムチョップも作れそう♪さすがカイラさん♪」アイナはカイラにそう言う「まぁね…自慢の『究極窯』だからな…って人の話を聞けよ!」カイラはアイナにそう言うが…聞かないので悲魔たちをにらむ悲魔たちは…手で『俺達は関係ないって…』とジェスチャーする「ねぇ…コレってまずくない?」アルテミスは悲魔の耳元でそうささやく悲魔は顔を引きつらせうなずくそして辺りにいい匂いが漂いはじめると…じょじょに人が集まってくる「悲魔さん…どうしたの?」偶然狩から戻って通りかかった流星とケンジャがそう悲魔に尋ねた悲魔は2人に事情を話す事情を聞いた2人の顔から血の気が引いていくそれをさらに横で聞いていたジャルデウは大声で笑い「ええね~!あの子おもろいな…手伝ってこよ♪」そう言ってカイラの家に上がりこんで行くカイラは腕組みをしながら誰にでもわかるような怒りのオーラを発しているそして『グラタン』が見事焼きあがる「カイラさんの分…テーブルに置いてあるんで冷めないうちに食べてね♪」アイナはそう言って焼きあがったグラタンを持って出てくる「あぁ…悪いね……じゃぁなくて…」カイラはそこまで言って…半ばあきらめ顔でため息をつく「じゃあ…また来ます♪」アイナはそう言ってカイラに手を振りアジトに向かう悲魔たちもペコッと頭を下げ…アイナの後を追う「また?」カイラはそう言って家の中に入り一口グラタンを食べる「・・・・・・うまい…しかし忘れないぞ…SSD…今日の事は…」カイラはそうつぶやく…一瞬悲魔がブルッと震える「なんか…今、寒気がしたんだけど…」そう悲魔がつぶやく「…気にしちゃダメ ^^;」アルテミスがそっと耳元でそう言う悲魔は無言でうなずく「ちょっと手伝ったんだけど…」ジャルデウが指をくわえアイナにそう言う「みんなの分作ってあるから…どうぞ♪」アイナは笑顔でそう答える『グラタン』は美味しかった…そしてこの味は出来事と共にギルドメンバーの心に深く刻み込まれたのであった…『To Be Continued♪』
2006/07/30
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第二章・序章『-謎のギルド-』大陸のとある場所…「さて…コレで私達の勝ちなんですが…約束どおり…あなた方の財産は貰い受けますよ♪」謎の仮面を付けた集団の1人がそう言う…「卑怯だ!政府に訴えてやる!」仮面の集団と対峙している1人がそう言った「訴えれるものなら…そうすればいい…ククク」仮面の男はいやらしい笑みを浮かべそう言いながら杖を突き出す「私達は…これからギルドの解散の手続きをしてきます…」杖を突きつけられた男はそう無表情で答えた…「そうです…あなた方はギルドを解散して…このクリスタルの中で永遠に生き続けるのですよ…ククククク…」仮面の男はそう言って笑いながら左手に持ったクリスタルを見つめる一方…街の噴水のほとり…焔が昼寝をしていたそこにジャルデウがやってくる「おい…そろそろ時間や…教会に行くで…」ジャルデウは足で焔をゆすってそう言う「はぁ~…めんどくせぇな…」焔は大きなため息をついてそうつぶやきのそりと起きてジャルデウと共に街の教会に向かった教会の中では…身なりのいい数人の男がいた「で、今度は何よ…」焔はけだるそうにそう言った「あいかわらず口が悪いな…」男の1人がそういって数枚の手配書を机に置くジャルデウと焔はそれを手に取る「ギルド『狂・道化師』(マッド・ピエロ)?…聞かねぇ名前だな…」焔はそう言う「他の大陸から集団でやってきた奴等だな、ギルドは最近結成したらしい…」男はそう答えた「で…何をやったの?こいつら…」ジャルデウは手配書を机に置いてそう言う「ギルド潰し…」男はそうつぶやいた…「ギルド潰しって…別に今に始まった事じゃないし…なぁ?」焔はジャルデウの方を見てそう言うジャルデウもうなずく「今月に入って…6、合計すれば20以上のギルドが解散してる…」男はそう答えた「解散してるんだろ?じゃあ…ギルド潰しじゃないじゃん」ジャルデウはそう言った「まぁ…そうだが、解散を申し出たギルドのメンバーは決まって『解散します』しか答えず…その後行方がわからなくなってる」男はそう告げた「他の大陸に行ったんじゃないの?」焔はそう言った「いや…その形跡はまったく無い…」男はそう言う「で、こいつらが潰した…って証拠は?」焔がそう聞く「ない…ゆえに君らに調べてもらいたい…」男は無表情にそう言った「なるほどね…」焔はあごを触りながらそうつぶやく「それと…彼等はクリスタルを所持してる…それの回収もお願いしたい」男はそう言った「クリスタル?」ジャルデウはそう聞き返す「まぁ、君達には無縁の代物だ…気にする必要はない」男は表情も変えずにそう答えた「そいつらが持ってなかったら?」焔はそう聞き返す「いや…我々から」男がそこまで言いかけると隣にいた男が咳払いをして言葉を遮る「なるほどね…そっちが本命ってわけか」焔がそうつぶやく「あぁ…それはあくまでもついでだ」咳払いをした男がそう答える「で、報酬は?…なんかくれるんだろ?」焔がそう聞く「ジャルデウ君、君には10G出そう…」男はそう言う「これまた法外な金額やね…」ジャルデウがそう言う「それと…焔、君の場合は5Gと執行猶予の期間を5年短縮しよう…」男はそう焔に告げた「どうせ…断れないんだろ?」焔は嫌そうにそう言う「君に選択肢は無い…」男は冷たい口調でそう答える「じゃあさ…報酬はいらない代わりに…あるモノの販売許可をもらえないか?」焔はそう言った「あるモノ?」男はそう聞き返す…「コレさ…」焔はそう言って机にそれを置く…「コレは?」男は机に置かれた物を手に取りそう聞き返した「まぁ…見た通りの物だけどね…そいつをこの大陸内で量産して売りたいのよ…その売り上げが報酬で…それに関わるすべての行いを許可して欲しいのよ…」焔はニヤッと笑ってそう言う…男は他の者と少し相談して「いいだろう…許可する」そう焔に答えたそれを見ていたジャルデウは「面白そうだしな…俺もそっちに賭けるかな」焔の方を見てそう言った焔は親指を立てて『OK』とジェスチャーする「…許可しよう」男はジャルデウに対しそう言った「で…証拠をつかんでどうすんの?」焔はそう聞いた「処分は君達に任せる…以上」焔とジャルデウは教会を後にする…「で、どうすんの…」ジャルデウは焔にそう言う「まずは…情報収集…かな?」焔はジャルデウにそう言ったジャルデウは『了解♪』と手で合図をして焔と別れた焔はまた噴水のところに戻り「寝るか…」そうつぶやいて噴水のふちに寝転がった……『To Be Continued♪』
2006/07/29
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第一章・第10話『-重圧-』街では結局、焔とジャルデウが『シュレーダー』の討伐に行く事になっていた「じじい!ゲート代…払わねぇーからな!」そう焔がマエルに言ったマエルは仕方なさそうにうなずく「シェリル!今夜の飲み代はタダだからな!」とジャルデウがシェリルに言うシェリルは笑顔で首を横に振る「じゃあ…やってくれ!」焔がマエルにそう言う焔とジャルデウは光に包まれるそしてケタース神殿に転送されるケタース神殿に着いた2人は瞬時に異変に気付くゾクッとするような寒気にも似た殺気が漂っていた「何?コレ…」ジャルデウが思わずそう口にした「こんな殺気…ありえねぇ…」焔もそう口にする「こりゃあ…『シュレ』どこの話じゃねぇーぞ」焔は思わずそうつぶやいた「装備を整えなアカンな…」ジャルデウも同じように感じたのかそう答えたそして2人は一旦ゲスクで街に戻るゲートから飛び出した焔はマエルに「じじい!事情は後で説明するから…ケタースへのすべてのゲートを強制封鎖!それと悲魔ちゃんに…俺達が30分以上経っても戻らない時は頭数そろえてケタースに来るように連絡してくれ!」そう言って倉庫へと走る…ジャルデウもその後を追うマエルはあの2人がそう言うくらいだから尋常ではない事が起こってる事を感じ目を閉じてなにやら呪文のようなものを唱えケタース神殿へのすべてのゲートを封印するそして焔とジャルデウは倉庫に着き慌てて装備を整える…「おっさん!『小烏丸』も出してくれ!この『村正』じゃダメだ…」焔はそう言ってイートンに『村正』を投げ渡す…イートンは『村正』を受け取ると無言のまま焔に別の『刀』を渡す焔は渡された刀の鞘(さや)と鍔(つば)を繋ぎ止めている『封印』を噛み千切る「それじゃあ…ジャルちゃん…行きますか…」焔はジャルデウにそう言うジャルデウは無言でうなづく…2人の表情はいつに無く真剣で険しかったそして2人はゲートスクロールを開きケタース神殿へ向かった…一方…巡回中の悲魔にマエルからチャットが入るマエルは焔に言われた事を悲魔に伝えた「いったい…何が起こったんだ…」状況が理解できないものの緊急事態である事を察した悲魔はゲスクで街に戻る「マエル…何があったんだ?」悲魔はゲート付近にいるマエルにそう聞くマエルは今しがた起こった状況を悲魔に説明する「詳しい事はわからない…か…」悲魔はそう言って…小走りでアジトに向かうアジトに着いた悲魔は…残ったメンバーに準備と待機の命令をする「困ったな…頭数を揃えるにしても…どこまで事を荒立ててよいものか…」悲魔はそうつぶやき…腕組みをして考えるメンバー達も久々の大仕事になるかもしれないと聞かされ各々準備を始める「ぬぉぉぉぉぉ~~~~~っ!」そんな声と共にニライが光り輝くハンマーを振り回す周囲に突風が吹き荒れる「気合入ってんな…」藁人形がハンマーを振り回し続けるニライを見てそう言った「うはははははは!まぁーーーかせて!」振り回してたハンマーを止め…高々と中指を突き立ててニライがそう答える「俺もトールにしようかな…」藁人形がニライが楽しそうにハンマーを振り回すのを見てそうつぶやくそこにアルテミスとモネが戻ってくる「何事?…この状況は ^^;」アルテミスが悲魔にそう尋ねる悲魔は今までのいきさつを説明する「たかがケタースでしょ?…何が出たんだろ…」アルテミスはそうつぶやくモネも隣で相槌を打つ「あ!そうだ…アイナさん!」モネが突然思い出したようにそう叫びチャットでアイナに声をかけるしかしまったく反応が無い…「じゃあ…アルとモネはアイナさんを見てきて」その状況を見た悲魔はそう言ったアルテミスとモネはうなずいて断崖の洞窟へと走った「あの2人で片付けばいいんだが…」悲魔は空を見上げながらそうつぶやいたその頃…ケタース神殿についた焔とジャルデウは周囲に注意を払いつつとてつもない殺気を放つプレッシャーに向かって歩き始めた「足が重い…こんなの久しぶりだな…」焔が苦笑いでそうつぶやく「せやね…」ジャルデウも同じなのか…そう答える「それにしても…妙だな…雑魚がぜんせん居ない」焔はそう言った確かに…このケタース神殿にはスケルトンやゾンビといった雑魚がうようよしているしかし…今はまったく見かけない「このプレッシャーのせいちゃうんか」ジャルデウが苦笑いでそう答えたそして焔が立ち止まりチャットでMAPを開く「この先の…牢獄エリアか…」焔がそうつぶやいたジャルデウも唾を飲み込む一方…断崖の洞窟に入ったアルテミスとモネはアイナを見つけられずにいた何度もチャットで呼びかけてはいるものの…まったく返事は返ってこない「モネちゃんそっちはいた?」アルテミスがチャットでモネにそう聞く「いや…こっちにもいない…」モネがそう答えるその時悲魔からチャットが入る「マエルはアイナさんを見てないらしい」悲魔はそう言った「もう少しだけ見回ったら…一度そっちに戻るね…」アルテミスは悲魔にそう答えた「そうしてくれ…」悲魔はそう言ったアルテミスとモネはさらに捜索を続けるその頃…ジャルデウと焔は牢獄エリアにつながる鉄の橋の前に立つ「さて…行きたくないけど行きますか…」焔は刀の鍔に指をかけてそう言うジャルデウもうなづいて自分達に支援魔法をかける2人は慎重に鉄の橋を渡る…そして2人が鉄の橋を越えた時今まで張り詰めていた殺気が消える…「なんだ?…殺気が…消えた…」焔はそうつぶやき牢獄の中に走りこむ牢獄の通路にはいたる所にドロップ品が放置してある「ここで戦闘があった事は確実だな…」焔はその光景を見てそう言った「この数…まったくドロップ品には興味なしって感じやね…」ジャルデウもそう言ったそれと同時に今までなりを潜めていた雑魚が湧き出してくる近寄ってくる雑魚をなぎ倒しつつ2人は奥へと進む「!!!…誰か倒れとる」ジャルデウが牢獄の奥の部屋を指差してそう叫ぶ焔もそれに気が付いて駆け寄る「へ?あ、アイナ…ちゃん?」焔が倒れてる人を見てそう言う「なぁ…この状況どう思う?この部屋周辺のドロップ品の数…殺気の正体はたぶんここにおったんやろ…アイテムがドロップしとるって事はモンスターを殲滅しとる…せやけど彼女は右腕に怪我をしとるだけ…おかしくない?」ジャルデウはアイナとこの部屋を見てそう焔に聞いた「わからん…ただ…今俺らにわかるのは…ここは正常に戻った…って事だけか…」そう焔が周りを見渡してそう答えた「せやね…」ジャルデウもそう言った2人はそれ以上は口にしなかったそして焔はチャットを取り出す「悲魔ちゃん悪かったな…とりあえず問題は解決した…事情は戻ってから説明する…」悲魔にそう言ったしばらく周囲を調べたが特に異常は無く…2人は街に戻った街のゲートでは、悲魔とマエルが待っていたゲートからジャルデウとアイナを抱きかかえた焔が出てくる「じじい…もうOKだ…ケタースは正常に戻ってる」そう焔はマエルに言うマエルは黙ってうなずいた「気を失ってるだけだ…ただ右腕を怪我してるから治療はしてやった方がいい…とりあえずアジトに戻ろう」焔は悲魔にそう言ってアイナを抱きかかえたまま歩き出す悲魔はチャットを取り出しアルテミスにつなぐ「アル…アイナさんが見つかった…どうやらケタースに迷い込んでたらしい…今、ジャルさんと焔が連れて来てくれた…」そう伝え焔の後を追いアジトに向かったそしてアジト前で待機していたメンバーに事情を話す待機していたメンバーは複雑な表情を浮かべつつ解散したただ…その中でニライだけは血の気が治まらなかったらしく叫び声をあげながら単身『シュレーダー』の討伐に向かった焔はアイナをベットに寝かせてアルテミスとモネに後を任し悲魔と藁人形にアジトの裏に来るように目で促す…アジトの裏「なるほどね…そんな事があったのか」悲魔は焔達から事情を聞いてそう言った「なんだったんだろうな…その殺気の正体…」藁人形は誰に言うわけでもなくそうつぶやいたみんなそれ以上何も言わなかった「う…ううん…」そして…アジトの中では…アイナの意識が戻る…モネはアジトの裏にいる悲魔達にその事を伝えに行った「アイナちゃん…良かったね…無事で…」アルテミスがアイナの手を握りそう話しかけた「…ここは?」アイナはぼんやりした目で周りを見ながらそう聞いた「アジトだよ…もう大丈夫だからね…」アルテミスがそうアイナに言う「そっか…がんばったんだけどね…ダメだったのか…」アイナは少しだけ笑ってそう言ったアルテミスは小さく首を振ってそれに答えた焔は窓の外からそんな光景を静かに見つめる結局、彼女自身…何が起こったのかは覚えていなかった殺気の正体とは…いったいなんだったのか…眠らない大陸の物語はまだ続く…第一章 『-完-』…『To Be Continued♪』
2006/07/27
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第一章・第9話『-断崖の洞窟-』昨晩の大宴会は朝まで続き…ほとんどの人が爆睡している起きているのは…アイナと悲魔とモネ…それと珍しくアルテミスが起きていた「えっと…この方が藁人形さんで隣がケンジャさん…流星さんにシュウさん…で、ニライさん♪」アイナは寝てる人を見て回りながら名前を確認しているそんなアイナの姿を見て悲魔たちは吹きだして笑う「あれ?焔さんやジャルデウさんが居ない」アイナは周りを見渡してそう言った「あぁ…焔さんとナクサスとジャルさんなら朝イチで『スレイド』の討伐に行ったよ♪」とアルテミスが答えた「スレイド?」アイナがそう聞き返す「そう…『スレイド』ってのは、普通のとは別格のモンスターの1匹♪」アルテミスはそう答える「う~ん…なんて言ったらいいんだろ…そういうのを退治するのも私達冒険者の役目なの」アルテミスは…考えながらとりあえずそう付け加える「まぁ…『役目』については今度ゆっくり説明するよ…なんにせよ、今は狩りに慣れる事が先決だからね」悲魔が横でそう付け加える「やっぱり狩りに行かなきゃダメ?」昨日の今日…という事もありアイナは苦笑いを浮かべてそう質問する「強いモンスターに出会って怖い思いをする…これは誰でも経験する事だし…避けられないな…」アルテミスはそう答える「僕なんか何度ゲスクで逃げ帰ったか…」モネが笑いながらそう言った「昨日は初日だったからね…そう思うのも仕方ないな…ただ何か商売をはじめるにしても他の大陸に移動するにしても…それなりにお金や経験が必要だからね」悲魔はそう説明した「う、うん…」アイナはとりあえずうなずく「今できる事は…戦って強くなる事…道が開けるのはそれからかな♪」アルテミスはそう付け加える「しばらくは…僕らの誰かが一緒するし」悲魔は笑顔でそうアイナに言う「スミマセン…」アイナは申し訳なさそうにそういって頭を下げる「で…今日の予定なんだけど…僕はちょっと高レベルの狩場の巡回…アルにも頼みたい用事があるから…モネちゃん行ける?」悲魔はそうモネに言った「いいお!」そうモネが言った「よろしくお願いします♪」アイナはモネにそういって頭を下げる「今日は僕がついてるから安心して…」モネはそこまで言いかけて背中に殺気を感じる「『今日は』に…『僕が』…なのねぇ~…ふーんモネちゃんも偉くなったものね~」アルテミスはそう言って指の骨をパキパキ鳴らす「いや…ほら…僕は一応パラだし…そういう意味で…ねぇ?」モネは声を上ずらせながら後ずさりして悲魔に同意を求めるしかし悲魔は聞いていないフリをする「よ~~~く解りました♪」アルテミスは笑顔でそう答える「まぁ…アレだ…これから護衛だし…そういった事は帰ってきてからにしようよ」悲魔はそう言ってアルテミスをなだめる「ふ、フォローになってないッス…」モネは涙目でそうつぶやいたその後…冒険の準備を整えそれぞれ自分の目的遂行のためにアジトを出たアイナはモネに連れられて街の東門に来た「ここを出て左に行くと、すぐに断崖あるの…でそこを降りると『断崖の洞窟』があるのね…今日はそこにいくの」モネはニコニコしながらアイナにそう言ったアイナは『洞窟』と聞き…嫌な顔をする「出るのは…ちょっと大き目のコウモリとちっちゃい恐竜みたいなのと…ゴブリンだけだから落ち着けば平気だぉ♪」モネはそう言うと…スタスタと街の外へ出て行ったアイナは急いで後を追うそして2人は細い道を下り…洞窟の入り口に立った「じゃあ…支援かけるお♪」そう言ってモネは呪文を唱えたモネの体が光…その後アイナの体も光る「これで少しは痛くないでしょ…では、張り切ってがんばるぉ♪」モネはそう言って洞窟の中に入っていく…とても楽しそうだアイナは気乗りがしないが…モネの後をついていく「暗いね…」アイナはボソッとそう言った「洞窟だからねぇ」モネは笑いながらそう言ったその後ゴブリンを倒しつつ奥に進んでいく「お!いた♪…あれがさっき言った『ちょっと大きいコウモリ』」モネはニコニコしながらコウモリを指差してそう言うコウモリはアイナたちに気が付き近づいてくる「どこがちょっとなの~!」アイナは攻撃してきたコウモリの大きさに驚いてそう叫ぶしかし…このコウモリはそれほど強くは無いようだいつの間にかアイナはゴブリンにも苦戦しなくなったそして2人は少しづつ奥に進んで行く「これもダメか…」モネはモンスターが落とした武器の中からいくつかピックアップしたがどれもアイナには持てなかった「ふみゅ~…」アイナはそう言われて残念そうにまた短剣を手に取るその時…モネのチャットからアルテミスの声が聞こえてくる「アルさんどしたぁ?」モネがそう答える「うん…今、悲魔さんに言われて祭壇に来たんだけど…ドラが出てるの…応援を要請してるけど誰もつかまらなくてね…来れない?」と…アルはモネに言ってきたモネはチラッとアイナを見る「アイナさんと一緒だからねぇ」モネはアルテミスにそう答える「ちょっとだけ…ダメ?」アルテミスはもう一度そう聞いてきたアイナはそんな会話を聞き「大丈夫だよ…今日はゲスクもあるし…POTもまだあるし…」そうモネに言ったモネはアイナに言われ「じゃあ…一度街に戻ってすぐに祭壇に向かうよ!」とアルテミスに伝えチャットを切った「アイナさん…絶対無理しちゃダメだよ!何かあったらすぐに戻るんだからね!」そしてモネはそうアイナに言ったアイナは笑顔でうなずく「そうだ…一度街に戻るし…今持ってる余分な物は売っておくよ♪お金は後でちゃんと渡すから」モネはアイナにそう言ったそしてアイナの持ってる余分な物をすべて受け取り…ゲスクで街に戻って行った「さて…もう少しがんばらなきゃ♪」アイナはそう言って1人で奥に進むしばらくすると大きな川が見えてくる「うわ…落ちたら危険だよね…」そうつぶやいて川を覗き込む川の流れは速く…かなり深そうだアイナは近くを見渡し橋を見つけるちょっと心もとない橋だが…深呼吸をして一気に渡る「この洞窟…どこまでつついているんだろ…」アイナはチャットに表示されたMAPを見ながらさらに奥へと進んで行った一方、街では…ゲートから『焔』『ナクサス』『ジャルデウ』の3人が戻ってきた「いや~…それにしてもお前の『六甲おろし!!』(アストラルストーム)にはワラタ…」ジャルデウは笑いながら焔にそう言った「でもよ…ナクサスの『振り子打法』の方がウケたぜ…吹きだして鼻からマナポ出るかと思った」焔も笑いながらそう言う「アレな…俺もツボッた…前後に腰振りながら攻撃すんだぜ…普通は思いつかんよ…振り子ってそっちかよ!って」ジャルは思い出したように笑いナクサスの背中をバシバシと叩く「でも…魔法って適当な名前言って出るもんなの?」ナクサスが何気に焔に聞く「まぁな…慣れれば出来る」焔はそう答える「じゃぁさ…今度『XXXX!!』でやってみてよwww」ナクサスは…笑いながら卑猥な言葉を口にするゲート付近にいた人達が一斉に焔達の方を見る「そういう事を大声で叫ぶなよ!」焔は苦笑いでそう言いナクサスのわき腹に突きを入れる「これからどうする?シェリルの店はまだ開かんし…」ジャルデウが二人にそう聞いた「そだな…」焔は少し考える「あ!俺は予定が…ちっとデート♪なんで」ナクサスは満面の笑みでそう答える「はいはい…そですか行ってらっしゃい!」ジャルデウは笑いながら手でナクサスを追い払うナクサスは鼻歌を歌いながらスキップで走り去る「彼女居るやつはイイね…幸せそうで…」焔はナクサスの後姿を見ながらボソッとそう言うジャルデウも黙ってうなずく「お前たちいいとこに戻ってきた…」焔達に気付いたマエルがそう言いながら近づいてくる焔とジャルデウは顔を見合わせ嫌な顔をする「シェリルから頼まれてな…お前達『シュレ』の討伐に行ってくれないか?」そうマエルは言った「いや…俺達は今『スレ』殺って戻ったばっかだし…それに『シュレ』だろ?俺達じゃなくてもなぁ」焔はマエルにそう言ったジャルデウも隣でうなずくそこにちょうどシェリルがやって来た一方…アイナは順調に『断崖の洞窟』で1人狩りをしていたそして、渦巻きがグルグル回る不思議な物がある場所にたどり着いた「なんだろこれ?」そう言ってアイナが渦巻きに触れた時、周囲が光り輝く光が消えて周りがぼんやりと見え始める…「なに?今の…」アイナがそう言って目をパチパチさせるそして目が慣れた時…飛び込んできた光景はさっきまでの洞窟とは違った人工的な建物のような中だった「ここは…どこ? ^^;」アイナはそうつぶやいてチャットを取り出してMAPを出す「ケタース神殿?」アイナは表示されてる地名を口に出して読み上げたまったく聞き覚えが無い名前だった「とりあえず…街に戻るか…」そう言って荷物の中からゲートスクロールを取り出そうとした時背後に何か気配を感じたアイナはさっと身構え振り向く「が、骸骨?!」背後から近づいて来たのは剣を持った骸骨だったよく見ると…すべての路地に骸骨がウロウロしていてアイナに気が付いた者からどんどん近づいてくるさすがにこれにはビックリ慌ててゲートスクロールを取り出そうと必死に荷物をかき回すやっとの思いでゲートスクロールを取り出すも骸骨の攻撃を盾で受けた時に落としてしまう無常にも転がるゲートスクロール取りに行くにせよ、新しい物を出すにせよアイナを囲む3匹の骸骨は何とかしなくてはいけなそうだアイナは覚悟を決めその3匹と戦闘を開始する苦闘の末…何とか2匹は倒したものの骸骨はどんどん集まってくるあとちょっとで落としたゲートスクロールに手が届く位置まで来た時「くぅっ…」アイナの右腕に鋭い痛みが走り持っていた武器を落としてしまう右腕を見ると骸骨の持つ剣が深く突き刺さっていたアイナの鼓動がどんどんと早くなり…じょじょに意識が遠のいて行く…『To Be Continued♪』
2006/07/26
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第一章・第8話『-冒険者への道-』アイナはアルテミスと共にアジトに戻ってきた入り口で…悲魔が心配そうに待っていた『ただいま~♪』アイナとアルテミスは揃ってそう言った「おかえり…」無事な姿を確認し…悲魔はそう答えたゲスクを落として行った事もあり…相当心配だったようだ「どうだった?」悲魔は色々な意味を込め…アイナにそう聞いたそして…アイナは今日あった出来事を話しはじめた「ち、ちょっと…倉庫に行ってくるね…」アイナが話し始めた時にアルテミスはそう言って倉庫に向かった「え~!…アルとはぐれたの?…なんで?」悲魔はアイナの話に驚いてそう声を上げた「私がね…クルークを追いかけて…勝手に走り回ってたから…それにゴブリンにも追いかけ回されたし…」アルテミスが転寝をしていた事など知るわけもなく…アイナはそう答えた「そっか…まぁ…何とかなったわけだ…」悲魔は苦笑いでそう答えた(「どっかで寝てたな…」)同時に悲魔は心の中でそうつぶやいたそして…アイナは話を続けた…「そっかそっか…木のモンスターに襲われたのね…ふ~ん…って…それ…ヤバいじゃん!!」何気に聞き流していた悲魔も『トゥリーント』に出くわした事を知り顔を引きつらせてそう言う「ほんとに危なかったな…あの人が来なかったら…どうなってたんだろ…」アイナはさっきの出来事を思い出しつつ…そうつぶやいた「あの人?」悲魔はアイナにそう聞き返した「うん…えっと…愛の戦士…タイガーニライって言ってたかな?…裸で…ブーツと兜だけ装備した…ハンマー持った人♪」アイナは…悲魔にそう話した「え?…ニライに会ったの?」悲魔は…アイナの口から『タイガーニライ』という名前を聞き…そう聞き返した「うん…悲魔さんの知ってる人?」アイナはうなずいて逆に悲魔に質問した「まぁ…知ってるも何も…いつ戻ったんだ?…ニライ…」悲魔は…そうつぶやいて…止まったアイナもあまり気にしてないのか…そこで会話が止まったその後…戦利品のチェックが終わり「少しは慣れたかな?…狩り…」悲魔はそうアイナに質問した「う~ん…オンボロなんとか…ってのには何とか勝てるかなぁ」アイナは口元に指を当て少し考えながらそう答えた「オボロクルークね…」悲魔はサラリと訂正した「じゃあ…この辺装備できないかな?結構補正よさそうだし…」そういって戦利品の中から『ナッドキャップ』『ハードレザーアーマー』『スエードブーツ』を選んだアイナは装備を付け替えた「どう?重くない?…動けそう?」悲魔はそう聞いた「うん…大丈夫…かな?」アイナは少しその場を歩いてそう答えた「じゃあ…コレは?」そう言って『ヘビーグローブ』を手渡したアイナは手袋を付け替えるそして手を動かしてみる「うん♪大丈夫♪」アイナはそう答えた「そっか…じゃあ今後は…『クレスト』『トリプルサッシュ』『アイアンバッグラー』のいいのが見つかったら即装備を替えられる…まぁ…判らなかったらまた持ってきてよ」悲魔はそうアドバイスしてくれた「さて…次は武器だ…コレは?」そういって悲魔は『ソード』を手渡した「持ちづらい…」そう言ってアイナは悲魔から手渡された『ソード』を両手で持って構える「でしょ…その武器片手で持つものだから…」悲魔はそう言って笑うアイナは…片手に持ち替える…が、構えるどころか…持つ事さえできない「だ、ダメみたい^^;」アイナは苦笑いでそう言う「ダメか…」悲魔はソードを受け取り…次に短剣を手渡す「それは…『ダーク』短剣の一種…どう?」そう聞いてくるアイナは『ダーク』を受け取り軽く振ってみる「うん…コレは平気♪」アイナはそう答えた「なるほどね…となると…いずれは弓か…チャクラムか…選択肢は狭いな」そうつぶやいた「後は売っちゃっていいの?」アイナはそう聞いた「うん…そだね…売っていいよ」悲魔はそう答えた「そうだ…ギルドで生活するにあたって…今後は食費とか納めてもらうのね…ただ、まだしばらくは余裕ないだろうし…その辺は心配しないでいいよ…それと…貸し出した装備の修理もしなくていいから…そこに回すお金はPOT代とかに充てた方がいい」悲魔は思い出したように…そう付け加えたアイナは申し訳なさそうに…頭を下げた「アイナちゃんプレゼント♪」そう言ってアルテミスが『アイアンバックラー』を持ってきたアイナは受け取って装備してみる「うん…いいね~♪だいぶ朝より良くなったじゃん♪」アルテミスはそう言ってうなづく悲魔もうなずきながらアルテミスに近づいて「寝てたろ…」と一言耳元でささやくアルテミスの表情が苦笑いに変わる「ただいま~♪」そこにモネが帰ってくる「お帰りなさ~い♪」アイナはそう答える「うんうん…やっぱりイイネ…女の子に迎えてもらうのは…」モネはそう言う「ちょっと…私も女なんだけど…」アルテミスがそうツッコミを入れる「あぁ…ほら…アルさんは…なんて言うか…ねぇ^^;」モネはしどろもどろで…悲魔に助けを求めるが…悲魔は聞いていないフリをする「モネちゃん…後で話があるから♪」アルテミスは笑顔でモネにそう言うモネは無言で…ただうなづく「そうだ!…アル…ニライに会った?」悲魔は急に思い出したかのようにアルにそう聞く「へ?…ニライさん帰ってきてるの?」逆にアルが悲魔に聞き返す「そっか…いや…アイナさんが…今日ニライらしき人物に助けられたようなんで…会ってるかと思ったが…」悲魔は…そう答えた横でアイナがうなづく「ニライさん帰ってきてるのか…だとすれば…またにぎやかくなるな…」モネがそう言ったアルも横でうなづく『おざーっす!』そう言って男の人が2人やってくる「やぁ!」「おざーっす!」「こんばんわ~♪」そう言って悲魔達はその2人の男に答える…アイナは横でペコリとお辞儀する…「うん?…誰?」そう言って1人の男が…アイナを見て悲魔に聞く…「あぁ…新人が入ったのよ…焔の紹介で…」アイナは横でもう一度お辞儀をする「ほぉ…それはめでたい!俺は藁人形…一応このギルドの創設者ね…」1人の人がそう言った「俺はジャルデゥ…ギルドはちゃうけど…ここに居候してんね」もう1人がそう答える「アイナです…昨日からお世話になってます…よろしくお願いします」アイナは2人にそういって挨拶する「じゃあ…祝賀会でもしますか!」藁人形がそう言うそれを聞いたアルテミスが大はしゃぎする「なら…ナクサスでも呼ぶかw」そう言うと…ジャルデゥはチャットを取り出し操作する「ナクサス…ちっとおいで…なに?じゃなくて…おいでなの…うん?忙しい?…別に俺は忙しくないよ…そう!来るの♪じゃぁね!」ジャルデゥはチャットを切り…「ナクサス…暇だから来るって♪」そう言った悲魔とモネはそれを聞いて思わず顔を見合わせるその後…アルテミスはシェリルの店に行き酒を調達アジトの前にコンロが並び…肉が焼かれるギルドのメンバーも徐々に集まり始めるアイナ:「アイナです…よろしくお願いします♪」ケンジャ:「新人かぁ~…イイね!」流星:「新人って言えば…シェリルさんとこにも新しいバイトのウェイトレス入ったみたいよ…」シュウ:「かわいいの?」流星:「結構かわいいって…」シュウ:「マヂで?」ケンジャ:「今度行ってみようかなぁ…」シュウ:「行きますか♪」モネ:「焼けた♪」アルテミス:「それは私の!…はい…コレ…」モネ:「タマネギ…(´・ω・`)」悲魔:「肉…足りない…かな?」モネ:「買ってくる? ^^;」悲魔:「いや…予算がない…」モネ:「だ、だよね…」「ちわ~…三河屋です~♪酒もって来ました~」そう言ってまた知らない男の人がやってくる…「お酒~♪」アルテミスがそう叫ぶ…「ナクサス…キタ----(゚∀゚)----!!!!」ジャルデゥがそう叫ぶ…後ろではアルテミスとメンバーが酒を奪い合うその時…「よぉ!肉もって来たぜ!」そう言って牛を担いだ焔がやってくる「おぉ!焔じゃん…気がきくやん…って言うか…肉って…牛じゃん…それ…」ジャルデゥがそうつっこむ「そうとも言う…まぁ…バラせば…肉だろw」焔はサラッと笑いながらそう言う「なんかにぎやかいのぉ…」そう言ってSSDの隣の建物から女の人が出てくる「あ、アスパラさん…すみませんね…うちに新人が入ったんで…その歓迎会です…」と悲魔が言う…「新人かぁ…ええのぉ…」アスパラはアイナを見てしみじみと言う「アイナです…よろしくお願いします♪」アイナはそう挨拶する「うちは隣のギルド…廣島一家の…アスパラじゃけぇ…よろしくねぇ♪」そう言って挨拶を交わすアイナはすでに何人と挨拶したのだろうもう誰が誰か判別がつかない「良かったら一緒する?」そう悲魔が誘う…「ええの?ええの?…ちょうどみんなおらんけぇ…寂しかったんよぉ」そう言って…アスパラが目を輝かせるそして大宴会となる盛り上がりが頂点に達した時『大陸の平和を守るため~~…私は帰ってきた!!!』アジトの屋根の上からそんな声が聞こえてくる『大陸をさまよう…じゃなかった…大陸をさすらう…孤高の戦士…我が名は…タイガーニライ…只今見参!!!!』声の主は屋根の上でハンマーを回し…ポーズを決める「おぉニライさんだ~」「いつ戻ったん?」「久しぶりじゃのぉ~」「おかえり~♪」「めでたいのぉ~」みんなはそう口々に言う「では…降りるか…とぉ!!!」ニライはそう叫び…ハシゴを使って屋根から下りてくる「ハシゴかよ…」ジャルデゥがそうつっこむ「まぁ…ケガしたら痛いからねぇ…」ニライはそう答える「こんばんわ♪…昼間は…ありがとうございました♪」アイナが…ニライにお酒を注ぎながらそう話し掛ける「あぁ…うん…え~~~?…なんでココにいるの…」ニライはアイナに気づいて…そう言う「ニライが助けたのは…うちの新人…」悲魔がニライの肩を叩きながらそう言う「そうだったか…たまに戻ると…ビックリするなぁ…」ニライが注がれた酒を飲みつつそうつぶやく「でも…急に戻ってくるなんて…どうしたの?」悲魔がそう聞く「うん…まぁ…色々あって…じゃなくて…胸騒ぎがしてね…」ニライが腕組みをしてそう言う「奥さん怒らせたんや…」ジャルデウがそうつっこむニライの動きが一瞬止まる「図星やね…」ジャルデゥが確信したようにそう言うそこにアスパラが近寄ってくる「まぁまぁ…飲め飲め~~!!!今夜は…みんなわやじゃ~!!!」そして酒の入ったグラスを高々と掲げそう叫ぶ歓迎の宴は…まだまだ続きそうだ「みんなすごすぎ ^^;」アイナは1人…そうつぶやいたそして、ふっと空を見上げる…澄み切った空に大きな満月が浮かんでいた……『To Be Continued♪』
2006/07/25
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第一章・第7話『-愛の戦士…見参!-』アイナは『クルーク』を追いかけ…そして『ゴブリン』から逃げ回るうちに街からだいぶ離れた場所に来ていたそうはいっても…歩いてこれる範囲なのでたいした事ではないのだがやはり…今日はじめて『狩り』に出た新人にとっては大変な事である「おりょ…ここはどこ?」アイナはそう言って辺りを見渡したそして…自分が街からだいぶ離れ…道に迷っている事に気が付く「道に迷ったのかな?・・・・」かな?ではなく…完全に道に迷っているその時…朝、悲魔から説明を受けた『ゲートスクロール』の事を思い出す一方…ギルドSSDのアジトでは…モネが狩りに出ようとしていた「じゃあ…悲魔さん俺も行ってくるお!」そうモネは悲魔に言った悲魔はアジトの掃除をしながら…手で『了解!』と答えたそしてモネが出ようとした時にある物に気が付く「あれ?…ゲスクだ…」モネは…アジトの入り口に落ちている『ゲートスクロール』を見つけそう言ったそれを聞いた悲魔が…モネの元に近寄る「アイナさんのかな?さっき慌ててアルさんの後を追って出て行ったから…」モネは心配そうに悲魔の方を見てそう言った悲魔も苦笑いをモネに返す「まぁ…アルさんが一緒だし…大丈夫か…」モネはたぶん自分に言い聞かせたんだろう…そうつぶやいた悲魔も無言でうなずいたしかし…2人の心には嫌な感じが残るそして…街の入り口…「クシュンッ!!」アルテミスがくしゃみをした「ふぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」アルテミスはあくびをしながら大きく伸びる「いけね…しっかり寝ちゃったよ・・・・・・・で、ここは?なんでこんなとこで寝てんだ?」アルテミスはまだボーっとしていて自分の置かれてる状況を思い出せないでいる一方アイナはというと…荷物を広げて…『ゲートスクロール』を探していた「ふみゅ~~…やっぱり無いや…忘れてきたのかな?」そう独り言をつぶやいて広げた荷物を片付けはじめる「あ!…チャットで地図が出るんだっけ…」そう言ってアイナは懐からチャットを取り出したしかし…使い方が良く解っていない「使い方忘れちゃった…適当に押してみるか…」アイナはそう言って…適当にボタンを押し始めた一方…アルテミスは重要な事を思い出す「そうだ!!…アイナちゃん!・・・・・・どこ?…」アルテミスはそう叫び…辺りを見渡す…が…アイナはどこにも居ない慌てて…チャットを取り出し…呼びかけようとする…が…画面に『現在使用中』と出て通じない仕方なく…『マップ』を表示させるどうやらアイナはこの周辺には居ないらしい矢印だけがアイナの場所を示すアルテミスは仕方なく…『マップ』の範囲を広げる「え?・・・・・ココって・・・・かなりヤバくない?・・・・」アルテミスはアイナの居る位置を把握し…そうつぶやき慌ててアイナの方に向かって走り出すその頃アイナは…チャットと戦っていた「う~ん…ダメだな・・・・・・」適当に押してみたものの…地図が表示されずそうつぶやいたその時…背後でガサガサッと音がしたアイナは慌てて振り向き身構える・・・木が動いていた…「なんだ…木が動いてるだけだ・・・・・・・」アイナはそうつぶやいて…またチャットをいじろうとして・・・・・動きが止まる…「うん?・・・・・木が動いてる?…」そう思ってもう一度振り向く木はもう目の前まで迫っていた枝が大きくしなり鞭の様にアイナに向かって振り下ろされるアイナは左手の盾で何とか受け止めるしかし…すごい衝撃が返ってくる「痛い・・・・・・」思わずアイナの口からそんな言葉がもれるその衝撃は…『クルーク』の攻撃とは桁外れであったアイナは後ずさりしつつ…その場から逃げるタイミングをうかがう・・・・・ドンッアイナは数歩下がった所で何かにぶつかる嫌な汗が背筋を流れる振り向くと背後にもう1匹の木がいるアイナは完全にはさまれてしまった「もしかして…かなりヤバイ状況・・・」アイナは誰に言うわけでもなくそうつぶやく瞬間…背後の木が攻撃を仕掛けてくるかろうじて転がるようにその攻撃をかわすもう自分がどこにいるかを調べる状況ではないその時…「お嬢さん!伏せろ!」どこからかそんな声がするアイナはその場に伏せる「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!…エナジィーーーーストラァァァァァイクゥゥゥゥゥ!」そんな叫び声と共に大きなハンマーがアイナの頭の上をかすめて木のモンスターに当たる…そして…一撃で木のモンスターをなぎ倒すアイナは這うようにハンマーを振った人の背後に回りふと顔を上げるそこには…兜とブーツだけ装備した上半身裸の…輝くハンマーを持った男の人がいた(「な、なぜに…裸?・・・・・・・」)アイナはふとそう思った…裸ハンマー男は軽々とジャンプし・・・・もう1匹の木のモンスターにハンマーを振り下ろす木のモンスターをいとも簡単になぎ倒して…地面から土煙が舞い上がる「あ、ありがとうございました…」アイナは…裸ハンマー男にそうお礼を言った裸ハンマー男は…輝くハンマーを肩に担ぎ「チッ…チッ…チッ…お嬢さんじゃぁ…まだここは危ないぜ!…早く戻った方がいい…」空いてる手の人差し指を口元で揺らしながらそう言った「で、ですよね・・・・・・あはは・・・・」思わず…アイナは苦笑いでそう答える裸ハンマー男は…横を向きなにやら怪しげな曲を口笛で吹き始める「あ、あの~・・・・・お名前は・・・?」アイナはなんとなくその場の空気を察し…そう尋ねてみた…「フッ・・・・・お嬢さん…野暮な事を聞いたらいけないぜ…別に名乗るほどの事をしたわけじゃあねぇ…」裸ハンマー男はアイナの方を向いてそう言う「そ、そうですか・・・・・・」アイナはそう言いって苦笑いをする…「まぁ…あえて名乗るなら・・・・・・・・・・タイガーニライ!・・・・とでも覚えておくといい・・・」裸ハンマー男はそう言った「た、タイガー・・・ニライ・・・・さん?」アイナは聞き返した「そう・・・・人は俺の事を…さすらいの愛の戦士・・・・・タイガーニライ・・・・そう呼ぶ…」タイガーニライと名乗った裸ハンマー男はそう言って…輝くハンマーを振り回しポーズをとったアイナは・・・・どうリアクションを取っていいかわからなかった…ただ…とりあえず助かった事は確かだった「あ、あの~・・・・・・」アイナはタイガーニライにそう声をかける「チッ…チッ…チッ…お嬢さん…それ以上は言っちゃぁいけねぇ・・・・そう・・・・たとえ俺に惚れたとしても…」タイガーニライは…そう言って空を見る…「?????」アイナは言ってる意味がよくわからずにいる「俺は…罪な男さ・・・・・また1人・・・お嬢さんの心を奪ってしまった・・・・・・・それじゃ…アディオス!」タイガーニライはそう言って…口笛を吹きながら…颯爽と歩いていった…「い、行っちゃったよ・・・・街までの帰り方を聞きたかったのに・・・・」アイナはそう言いながら半泣きで立ち上がるこれからどうしたらいいのか…そう考えながら…とりあえず体に付いた砂を払うその時…「アイナちゃ~~~~~~~ん・・・」背後でアルテミスの声が聞こえるアイナは振り向くアイナの視界にアルテミスがうつる「はぁ…はぁ・・・・はぁ・・・・・良かった…無事で・・・・・・」アルテミスは息を切らしアイナの元に駆け寄ってそう言ったアイナはアルテミスが来てくれて安心したのと今までの緊張がほぐれた事もあり涙があふれてくる…アルテミスはアイナの頭をなでる「クルークを追いかけてたら…道に迷って…それで…木が襲ってきて…囲まれて…ハンマー持った裸の男の人が助けてくれたの・・・・・」アイナは泣きながらそうアルテミスに話す…「そっか・・・・・・よく解らないけど…よかったね…」アルテミスはアイナの言ってる事がわからず…思わずそう言うアイナはボロボロと涙をこぼし無言でうなずく「よし…街にもどろ♪」アルテミスはそう言ってアイナの手をとり歩き出すいつの間にか空は赤く染まり始めていた2つの影が並んで街に帰って行く……『To Be Continued♪』
2006/07/24
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第一章・第6話『-はじめての・・・・・-』アルテミスは…台所でなにやらガサガサとやっている…「朝食の残りならあるけど食べますか?」アイナはアルテミスにそう声をかけた…「ゴメン…ちょっと…何か食べる・・・・って気分じゃないの…」アルテミスは申し訳なさそうにそう答えた…「悲魔さん…このトマトジュースちょうだい♪」アルテミスは悲魔にそう言った…「あぁ…良いけど…またアレ?…体に悪いぞ…」悲魔は苦笑いでそう答えた…「飲みすぎた朝には…コレが一番なの♪」アルテミスはそう言って鼻歌を歌いながらジョッキにトマトジュースを注ぐそして『ポンッ!』といい音を立ててビールの栓を抜くアイナは…口を開けたままその光景を見つめる悲魔とモネは…呆れ顔で自分の作業に付くアルテミスはトマトジュースの入ったジョッキにビールを注ぐ「タバスコ♪タバスコ♪」アルテミスは楽しそうにタバスコをバンバン振りかける「できたぁ♪…アイナちゃんも飲む?」アルテミスはそうアイナに聞くアイナは苦笑いを浮べ無言で首を横に振る「そぉ?…美味しいのに♪」言うが早いか…アルテミスは肩幅くらいに足を開き腰に手をやりまるで牛乳でも飲むかのように…ゴクゴクとそれを一気に飲み干した「ぷっは~♪…やっぱり二日酔いにはコレよね~♪」アルテミスはそう言った悲魔とモネは…同意はしかねる…そんな表情だった「午後…アイナちゃんを街の周辺に連れてって…狩りをさせたいんだけど…頼めるか?」悲魔は心配そうに…アルテミスに尋ねるアルテミスは満面の笑みで…親指を突き立てる♪「じゃあ…アイナさんもう少ししたら…アルと一緒にちょっと狩をしてみよう」悲魔は笑顔でそう言った「アルテミスさん…よろしくお願いします」アイナは深々とお辞儀をしてアルテミスにそう言ったアルテミスは照れくさそうに…手で『了解♪』と合図をしたそして2人は装備の確認や道具の確認や使い方を再確認した「アイナちゃん…チャット出して♪」アルテミスはアイナにそう言ったアイナは言われた通りにチャットを懐から出した「なにそれ?…ピンク色なの?…いいなぁ…私も変えてもらおうかなぁ」アルテミスはそういって自分のチャットを出す確かにアルテミスのは…味気の無い黒いチャットだった「無理だと思うよ…僕が折りたたみのをもらってきた時にも、同じのを欲しがって自分のチャットをボキッとへし折って…不良品だったと因縁つけて無理やり換えさせてたじゃん」と笑いながらモネがつっこむ…「あんなんで折れるチャットが悪いのよ…」アルテミスはそう小言を言う…「あ!ゴメンゴメン…話がそれちゃったね…え~と…仲間とパーティーを組む時はチャットをこうして…そうそう…で…ここをね…」と、アルテミスはアイナに教えた…「よし♪コレでパーティーが組めたから…パーティー内での会話が出来るの♪…で…ここをこうすると…MAPが出るでしょ…コレが私で…そうそう…それがアイナちゃんね…これではぐれた時も合流が出来るから♪」さすが手馴れたものである…簡単そうにアイナに教える…「難しいね…」アイナはポツリとそう言った「すぐ慣れるよ♪」アルテミスは笑顔でそう返す「じゃ…そろそろ行こっか♪…じゃあ…悲魔さんモネちゃん行ってくるぉ~♪」アルテミスは楽しそうにそう行ってアジトを飛び出した…アイナは悲魔とモネにペコリと頭を下げ…アルテミスの後を追った…「・・・・・・・・・大丈夫かな?」悲魔は二人を見送ってポツリとそう言った「大丈夫・・・・・・・・でしょ・・・・」モネも苦笑いを浮かべてそう答えたそして…アルテミスとアイナは街の南門に着いた「アイナちゃん…この門をくぐって…そこの橋を越えたら『結界』の外に出るの…街の中は『結界』に守られているから安全だけど…外に出ればモンスターが襲ってくる…」アルテミスはそう言って門の手前でアイナにそう説明するアイナは黙ってうなずく「まぁ…この辺のはたいして強くないから平気だけど…一応、安全なエリアから出る時は…状態や装備の再確認をする癖をつけた方が良いわね」アルテミスの説明を聞き…アイナはゴクッと唾を飲み込む…全身に緊張が走る「じゃあ…行くよ♪」そう言ってアルテミスは…ゆっくり橋を越えるアイナはその後をついて行くすると…ちょっと先を小人みたいな生き物が3匹ほどぐるぐる回っている…「アレが『クルーク』この辺ではいちばん弱い敵だから…しばらくはアレをターゲットにすると良いわ♪」アルテミスはそう言ってどんどんモンスターに近づいて行くモンスターもアルテミスに気が付き…戦闘体勢をとり身構える…アルテミスはいきなり間合いをつめて…1匹目に右ストレート…その勢いで2匹目に回し蹴り…3匹目に反転しながら裏拳を叩き込む…「ま…こんな感じね…」アルテミスは手でパンパンと体をはらいながらそう言うアイナはパチパチと手を叩く「ついでだから…ちょっと少し先に進むね…」そう言いながらアルテミスは南に向かって歩き出す「お!いたいた♪…えっと…あれが『クルーキオ』」そう言ってアルテミスは指をさす指をさした先に…斧を持った『クルーク』みたいなのがいるアイナは首をかしげる「まぁ『クルーク』によく似てるけど…持ってる物で判別かな?たいして変わらないけど…一応『クルーク』よりは強いんで気をつけてね♪」アルテミスはそう言って足元の石を拾い…『クルーキオ』に投げつける石は見事に『クルーキオ』の顔面に直撃して…『クルーキオ』はそのまま息絶えるその後もアルテミスは持ってる弓を使うことなくモンスターをなぎ倒しつつアイナに『オボロクルーク』と『ゴブリン』を教える…「まぁ…この辺にいるのはそれくらいね…今、注意するのは『オボロクルーク』と『ゴブリン』かな?もしも出会っても手を出さないように♪」アルテミスはそう言いながら街の方に戻るアイナもうなずいてアルテミスの後を追うそして街の近くまで戻った時「そうだ…モンスターにも『ランク』があるの…慣れると1回目の攻撃で解るようになるけど…最初のうちはやたらとタフな奴とか、ダメージを与えてくるのに出会ったらすぐ離れる事!…OK?」アルテミスがそう言ってきた「はい…了解です♪」アイナはそう返答した「う~ん…まぁ…慣れだからね…まずはこの辺で『クルーク』相手に戦いましょう♪」アルテミスはそう言ってアイナの背中をポンポンと叩いたアイナは…うなずいて…近くの『クルーク』に向かって行った「クスッ…初々しいな…私もちょっと前はあんなんだったのかな…あ!…そう!…避けて!…うまいうまい♪」アルテミスはそう言って楽しそうに応援するそして周りを見渡して…ちょっとした岩を見つけてそこに座るアイナはとりあえず最初の3匹を無事に倒し近くにいた新たな2匹に向かう「酷だけど…コレがここのルールだし…1人で色々出来るようにならないとね」アイナの戦う姿に昔の自分を思い出したのかアルテミスはそうつぶやいた「アルテミスさーーーん!」突然アイナがそう呼んだ「何?何かあった?」アルテミスはそう言って…急いでアイナの元に駆け寄った「えっと…倒したら…何か落としたの…」アイナは地面に落ちた小さな布包みと…手袋を指差してそう言った「あぁ…ビックリした…ケガでもしたのかと思ったよ…」アルテミスは胸をなでおろしてそう言ったアイナは申し訳なさそうにペコッと頭を下げた「それは…モンスターが落としたもので、それを集めるのも狩りの目的のひとつなの…アイナちゃん『チャット』を出して♪」と…アルテミスは言ってきたアイナは懐からチャットを出した「まず…こっちの布包みはお金…で、この手袋見たいな道具は『チャット』で確認♪」そう言ってアルテミスは手袋に『チャット』を向けたアイナもアルテミスの真似をして『チャット』をかざした『グローブ/+3防御』と表示された「この『チャット』にはこういった機能もあるの…で、自分の使っているのよりも性能がよければ…装備しなおして、装備できないものや性能が悪い物はお店に売却♪」アルテミスはそう説明したアイナはうなずいて返事をした「例えば…条件を満たせば今後装備できそうな物や…判断に困る物はキープして私達に聞くといいね♪で…コレは今のよりも良くないから売却♪…OK?」アルテミスはそう付け加えたアイナは…うなずきながら親指を立てて『了解♪』と返事をしたそしてアルテミスは元いた場所に戻り…アイナは狩りを再開したどのくらい時間がたったんだろうか…「暇・・・・・・・・眠い・・・・・・・・・・・・・・・」アルテミスはそうつぶやいたそう…ただボーっとアイナの狩りを見ていたら眠くなったのであった「うまくやってるし…何かあったら・・・・・チャットしてくるだろうし・・・・・・・・いいよね・・・・・・・・・・・少しくらい・・・・・・・・・」そういうと…アルテミスはまどろみの中に落ちていったそして…アイナは夢中で『クルーク』を追いかけじょじょに街から遠ざかっていった当然そんな事には気が付いてはいなかった……『To Be Continued♪』
2006/07/23
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第一章・第5話『-冒険者†Aina†誕生-』鳥のさえずりが…街に朝を告げる…こうして冒険者の集まる大陸が目を覚まし…動き出すアイナも目を覚ます昨日は…所属したギルドの数名とシェリルの店に飲みに行き日付が変わった頃アジトに戻ってきたみんなはすぐに寝てしまったがアイナはしばらくは眠れずにいたまぁ…それもそのはずである自分の知らない大陸で目を覚まし『冒険者』だと言われる何がどうなっていて…どうしたら良いのか…そしてどうなるのか…考えるだけで不安になる…しかし…悩んでも現実が変わらないのも事実である…そして、いつの間にか寝てしまっていた「・・・・・やっぱり…夢じゃないんだ…」目を覚まし…すぐに飛び込んできた景色を見てアイナはそうつぶやいた…そして…ベットから出て…アジトの外に出るまぶしい光が目の中に差し込むとても気持ちの良い朝である「う~~~~~~~~ん…」アイナはその場で大きく伸びをして大きく深呼吸をするそして、汲み置いてある桶から水を取り顔を洗う…一気に目が覚める「おふぁよう…アイナひゃん…早いね・・・・・・」と、悲魔があくび混じりに言いながら中から出てきた「おはようございます…悲魔さん」アイナは新しい水を汲みそういって悲魔に場所を空ける悲魔は手で「ありがとう♪」という仕草をして顔を洗う「さて…朝食か…もういい加減…当番制にしようかな?」悲魔は苦笑いでそういった「え?…毎朝…悲魔さんが作ってるの?」アイナはちょっとビックリして…思わずそう質問した「前はね…当番制だったんだけど…ここに戻ってくる人数が減ってね…アルは毒しか作らないし…だいたいはモネか俺だね…たいしたものは作れないけど」悲魔は慣れました…そんな顔でそう答えた「じゃあ…今日は私も手伝いますよ♪」アイナはそう言って悲魔と一緒に中に戻ったモネと悲魔の3人で朝食を済ますアルテミスはまだ夢の中をさまよっているらしいたまに…「もう飲めません・・・・・」と寝言を言うきっと楽しい夢なんだろうな…とアイナは思いつつアルテミスの毛布をかけなおす「じゃあ…アイナさん…こっちに来て…色々と手続きがあるんで…」悲魔がアイナをそう言って呼んだアイナは悲魔の元に走る「まず…これが住民登録用紙…ここにサインするだけで良いから…ただ…ここに書いたサインは今後重要になるから…忘れないように」悲魔はそう指でさしながら説明してくれた「サインか…そんなの考えた事ないな…悲魔さんはどんなの?」アイナは悲魔にそう聞いた悲魔はメモ用紙に自分のサインを書いて見せた「じゃぁ…私もこうしようっと♪」アイナはそう言って…用紙に『†Aina†』とサインした「さて…次は…この『王の大赦』ね…」そう言って悲魔はアイナの目の前に何枚かの高級そうな用紙を取り出した「この大陸には…色々な人が住んでる…そして…君みたいに『異世界』からやってくる人もたまにいる」悲魔は目の前に出した紙について説明を始めた「良い人もいれば…当然悪い人もいる…つまりこの世界に来たての人には『信頼』がない…」角が立たないように…誤解を生まないように慎重に話をするアイナも黙ってそれを聞く「本来ならば…自分自身の行いで信頼を得ていくんだが…ギルドに属する事で、そのギルドが持っている信頼を分け与える事が許される…そういった物かな?それは…」悲魔はそう言って説明してくれた「もしもその『信頼』を失ったり…回復できなかったりするとどうなるの?」アイナはそう質問した「この大陸の住民件を奪われ…最悪は『プリズン』と呼ばれる…罪人を集めた世界に隔離される事になる…」悲魔は…そう告げたアイナは…かなり心配そうな表情を浮かべる…「まぁ…普通にきちんと生きていけば…そんなことは無いけどね」安心させるように…悲魔は笑顔でそう付け加えた「・・・・・つまり…悪い事や人の迷惑になる事をしなければいいの?」アイナはそう聞き返した「そうそう…まぁ…難しい事じゃないよ…幸い…うちの信頼は高いしね…」悲魔はそう返して笑うアイナはうなづいて…用紙にサインをしたその後もギルドの登録用紙など何枚かの書類にサインをした「じゃあ…これを持って…一緒にギルドセンターに行こう…」悲魔は書類を束ねてそう言ったアイナは黙ってうなづいた「モネちゃん…倉庫に行って…最初の装備一式を出してきておいてくれないかな?」悲魔はモネにそう言った「あいぉ!」そう言ってモネは倉庫に向かった悲魔とアイナはギルドセンターに向かった「あのぉ…『冒険者』って…何をすればいいの?」アイナは歩きながら悲魔にそう聞く「まぁ…いずれは…色々とやるべき事も出てくるんだけど…まずは…生き抜く力を身に付ける事かな…」悲魔はアイナにそう答える「例えば…僕の装備、これはお金を払って買えば身に付けられる…そういった物ではないのよ。この大陸で生きていく事で身に付いた力で装備できる…つまり、これを今アイナさんに渡しても装備できないのね…まずはちょっとづつ戦いながら強くなって生き抜いていくのさ…この大陸を…」悲魔は補足としてそう付け加えたアイナにはまだピンとこないが…なんとなくうなずいた「いきなりこの世界に来て、今日からあなたは『冒険者』ですよ…って言われてもねぇ…戸惑うと思うけど、この世界はそういう仕組みで成り立っている…なかには冒険者をやめて他の生きる方法を見つける人もいるけど…それは稀だね」悲魔はそう歩きながら話すそして2人はギルドセンターに着いた中に入り…悲魔は書類を提出する神官のような人がいろいろと説明をする…ちょっと難しい言い方だったが…なから悲魔が説明した事を言ってるようだアイナは黙って…それを聞いた一通り説明を受け、そして2人はギルドセンターを後にするそして…2人はアジトに戻ってきた「アイナさん…最初の装備はギルドから貸し出すんで…これで冒険する事になる…順に説明するから…まずは身に付けよう」悲魔は並べられた装備品を指差してそう言ったアイナは黙ってうなずいて装備を始めるいざ身に付けてみると意外と動きづらいそして何よりも不恰好であるモネちゃんや…悲魔に比べれば…品祖で小汚いたぶん…そう表情に出ていたんだろう「強くなれば装備も立派になるし…心配しなくていいよw」悲魔は笑いながらそう言った「うん…僕も最初はそうだったからね…あっという間だぉ」モネもニコニコしながらそう付け加えた「で…この赤い飲み物…これが『ヒールポーション』体力を回復させる飲み物…これを飲まずに限界が来ると死んでしまう事もある」悲魔はサラリとそう言った「え?…死んじゃうの?」アイナは『死』という言葉を聞いて…ちょっと焦ってそう聞いた「まぁ…そうだね…そういう事もあるかな?…って言うか…そういう事なのよ」悲魔はそう言って…話を続ける「次に…この巻物…これは『ゲートスクロール』この巻物を開くと…一瞬で街のゲートに戻ってこれる…道に迷った時や…ピンチの時に使うといい…」悲魔は巻物を指差してそう言った「こういったアイテムで…死ぬ事を極力防ぐ事ができる…それでも100%死なない…そういう保証は無い…それがこの世界のルールなんだよ…でもね、僕らもついてるし…そんな事にはならないと思うよ」悲魔は苦笑いを浮かべつつそう説明してくれたアイナは…黙って悲魔の話を聞く「で…ここからが重要…生活費や冒険に必要な経費はモンスターを倒して得るわけなのね、冒険に出なければ何も始まらない…酷な言い方だけど…それもここで生きるうえでのルールで逃れられない運命なのよ」悲魔はそうアイナに説明し…モネも横でうなづく「たぶん…もうじきアルが起きてくるから…午後にでもちょっと街の周辺で戦ってみるといい」悲魔はベットで気持ちよさそうに寝ているアルテミスをチラッと見てそう言った「何か聞きたいことや質問はある?…って山ほどあるだろうけどね^^;」悲魔は苦笑いでそう聞いてきた「さっき…ギルドセンターに行く時に言ってた…『異世界』から来るって話…私はここに来るまでの事を覚えてないの…みんなそうなのかな?」アイナはちょっと心配そうに質問した「う~ん…いきなり難しい質問だね…」悲魔はそういって腕組みをし考え込んだ「実はね…この世界には…この大陸以外にも色々な大陸があるのよ」悲魔は…説明を始めた…「しかし…直接的な国交は無くて、ゲートのみで繋がっている…そしてある一定の『徳』みたいな物を積んだ者に政府は『許可証』を出し…その人が望めば往来が可能になる」悲魔は…そこまで話…また少し考え込んだ…「この大陸に住む人達は大きく分けて3種類いる…元々からこの大陸に生を受けた者、他の大陸から来た者、そして…アイナさんのようにまったくの別世界から来た者…かな」しばらくののち…悲魔はそう話し始めた…「まず…他の大陸から来た者は許可証を持っていて…記憶がはっきりしている…そして『別世界』とくくった所から来た人達のほとんどは記憶が無い…正直『別世界』という物が存在するかどうかもわからないが…許可証も無く突然やってきた人が存在する以上…そう仮定せざるを得ないわけだ」悲魔はそう説明した…アイナは黙ってその話を聞いた「まぁ…今は色々言っても…理解できないだろうから…他の大陸の事も含め…追々説明するよ」悲魔はそういって話をやめたアイナは納得できたわけではないが…なんとなく前よりはモヤモヤが取れた気がしたその時…「うぇ~…頭痛い…ぎぼぢわるい…」そう言いながら…アルテミスが起きてきたみんなはそんなアルテミスを見て…思わずふきだすいきなり笑われたアルテミスはちょっとむくれるものの…理由がわかっているだけに何も言い返せなかった…もう…昼が近くなった頃であった…『To Be Continued♪』
2006/07/22
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第一章・第4話『-大陸の夜-』アイナを連れた一行は…日の暮れた街を歩き…『シェリル』のお店に着いた真っ先にアルテミスが扉を開けて中に入る店内は…かなり賑わっていた「な、なに?この人の山は…なんでこんなに人がいるのよ!」とアルテミスが入り口で叫ぶ「この時間は…こんなもんだろ…」とすかさず悲魔が返す「そうだけど…私は…狩り場も飲み屋も独占がいいの!」そうアルテミスが言った「そ、そんな…無茶苦茶だよ…」とモネさんがつっこむ「いいのよ♪」そう言いながらアルテミスは店の奥の席に向かうアイナはその後を付いていく全員が席に付いた頃「あら?いらっしゃい…悲魔さん久しぶりじゃない…」女の人がテーブルやって来てそう言った「だね…ここんとこシェリルのとこに飲みに来てないからな…」悲魔はそう答えたこの女の人が…『シェリル』で…このお店の店主酒場と同時に…冒険者に対して仕事や情報も提供しているつまり…このお店は…冒険者にとっては切っても切れない存在である…「まぁ…皆勤賞を狙ってる人もいるみたいだけど…あなたのギルドには…」シェリルは笑いながらアルテミスに目をやってそう言った「か、皆勤賞って…毎日来てるの?アルさん…」そう顔を引きつらせてモネはアルテミスに聞いた「う~ん…そう言えば…ここんとこ毎日顔出してたね…」アルテミスはサラリとそう言う全員…無言になる「で…今日は何にするの?」とシェリルが沈黙を破って聞いてきた「う~ん…俺はモスコミュールでイイや…」と悲魔が言う「俺は…とりあえずビール…」とモネも続くその時…「あなた達間違ってる!」突然アルテミスそう言いながらテーブルを叩いて立ち上がり「悲魔さん!なんでいきなりカクテルなの!で…モネちゃんも…とりあえず…って…ビールに失礼でしょ!」そう2人に指摘した「す、スマン…」「ゴメン…」2人はそう謝り「ビールを下さい…」そう言いなおした悲魔はシェリルにアイコンタクトでカクテルも持ってきてもらうように注文するシェリルはウインクで「OK♪」と合図を返すアルテミスは「うんうん」とうなずいて「私もビール♪」と笑顔になってそう言った「アイナちゃんは?」アルテミスが聞いてきた「オレンジジュースありますか?」と…アイナは注文を取りに来たシェリルに聞いてみる「それなら…テキーラサンライズを1つ♪」とアルテミスが注文を出す「じゃあ…すぐ用意するから…食べるものでも決めておいてね」と…シェリルはウインクをして…奥に消えていった「テキーラサンライズって?」アイナはアルテミスにそうたずねる「う~ん…ちょっとお酒の入ったオレンジジュース♪美味しいよ♪」アルテミスは…笑顔でアイナにそう返した「ち、ちょっとか?」悲魔はモネにそう聞く「さ、さあ?」モネはそう答えたその後…飲み物が届き…乾杯をするゴキュ…ゴキュ…ゴキュ…ゴキュ…ゴキュ・・・・・「くぅ~~~~~~~~~~かぁ~~~~~~~~~~~くるぁ~~~~~~♪」アルテミスは目じりに涙をためて言葉にならない言葉を言って届いたビールを一気に飲み干す「この1杯のために…生きてるのよねぇ~♪…シェリル…おかわり♪」と…アルテミスはビールのおかわりを注文するシェリルもそうなる事が解っていたのか…その場で待っていたそして…チビっと飲み物を口にするアイナを見て…「どう?美味しいでしょ♪」アルテミスはアイナの顔を覗き込んでそう聞く「うん♪美味しい♪」アイナはそう答える…これはアルテミスに合わせた訳ではなく本当にそう思ったのだった大陸の事…冒険の話…アイナの知らない世界の話がテーブルを飛び交うとても不思議で…ワクワクするような…楽しい会話だったどのくらい時間がたったのかいつの間にかアイナ達のテーブルは…大宴会になっていた…「…悲魔さん…お酒~…注いでよぉ・・・・ヒック…」アルテミスはグラスを悲魔に突き出しそう言った「アル…飲み過ぎだろ…」悲魔はそう返す「飲みすぎぃ…?・・・・・誰がぁ~?」悲魔にそう言われてアルテミスが下から悲魔を見上げ聞き返す悲魔は呆れ顔で…アルテミスが突き出したグラスに酒を注ぐ「だからぁ~…あの人達の狩りの仕方に問題があるのよぉ~・・・解ってないんだからぁ!」アルテミスは注がれたグラスを振ってそう話を続けるグラスから注がれた酒がこぼれるアイナがテーブルを拭くそして…アルテミスはグラスを口に持っていく…が…中身がほとんどこぼれていて入っていない…「ちょぉぉぉぉぉぉ~…注いで無いじゃん…」アルテミスはそう言ってまた悲魔の前にグラスを突き出す悲魔は無言で酒を注ぎ「・・・・・アルっていつもこうなの?」そうモネに耳打ちをする「・・・・・・・まぁ・・・時々…」モネは苦笑いで悲魔に返す…「そこ!…ちょっと!聞いてるのぉ?」アルテミスは悲魔がモネとなにやら話してるのを見てそうツッコミを入れるまたグラスから注がれたお酒がこぼれる…アイナはそんな光景を笑顔で見ながら…テーブルを拭くアルテミスはグラスを口にするが、やはりほとんど入ってはいない…「もぉぉぉぉ!注いでって言ってるじゃん~…」アルテミスは頬を膨らめそういう「いぁ…だから飲み過ぎだって…」悲魔は笑顔が引きつる「飲みすぎてないよぉ…だって…悲魔さん注いでくれないんだもん…」アルテミスはちょっといじけ顔で…寂しそうにそう答える「いぁ…注ぐよ…注ぐけどね…って言うか…さっきから注いでるんだけど…」悲魔も…もう言葉になっていないそして…またアルテミスのグラスに酒を注ぐ…そんなやり取りをしばらく繰り返す…「ちょっと…飲みすぎたのかなぁ…少し外の風に当たってきます…」そうアイナが言って立ち上がった確かにアレから同じ物を何杯も飲み続けている…「大丈夫?付いていこうか?」悲魔が心配そうにそう声をかける…アイナは…大丈夫♪というしぐさと笑顔で席を離れた…扉を開くと今にも降ってきそうな夜空…階段を下りた外のイスに腰をかける火照った頬を夜風がなでる…とても心地よい…「・・・・・・・気持ちいい…」アイナは星空を見上げそうつぶやく…「それにしても…みんなすごいな…あんなに飲んで平気なんだ…」アイナはさっきまでの光景を思い出し…そうつぶやいた…「みんな…お酒がすきなのよ♪」アイナの背後でそんな声がする…振り返ると…そこにはアルテミスが立っていた「冒険や…戦い…楽しく笑って話せる話ばかりじゃないからね…」アルテミスはアイナの肩に手を置いてそう言う「そう…だから…楽しく飲んで…また明日がんばるの♪」遠くの方を見つめてそう言うアルテミスその横顔は…燐としていて…到底さっきまでの顔とは違っていた…2人はしばらく無言で夜空を見上げる…そして「さぁ戻ろ♪…気持ち良いけど…夜風は体に毒よ♪」アルテミスはそう言ってアイナの手を引く…2人はまた店内に戻っていく「お!アイナちゃんお帰り♪…アル…どこ行ってたんだ?」と…悲魔がそう言う「トイレ…行ってたんだけど・・・・・・・間違えて違うテーブルに座っちゃった…」アルテミスは頭を叩きながらそう言った悲魔とモネはしばしこらえたが…顔を見合わせ大爆笑する…「あ、ありえねぇ~!!!」アルテミスはチラッとアイナの方を見てウインクするアイナもニコッと笑顔を返す夜が明けると…アイナも冒険者の1人正直…どうなるかは不安であるでも…この人達がいてくれれば…安心…そんな気もした……『To Be Continued♪』
2006/07/21
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第一章・第3話『-ギルド-』「出来る限り…俺も手助けするけど…悲魔ちゃんよろしく頼むわ♪」焔はそう言って悲魔の肩をポンポンと叩いた「あぁ…わかってる…引き受けた以上、責任持って預かるよ」悲魔は焔にそう言ったしかしどこかでまだ何かが引っかかってるようで…歯切れは悪い「そんじゃぁ…アイナちゃんもがんばってな♪」焔は笑顔でそう言ってアイナに手を振った「はい♪…お世話になりました♪」アイナは深々とお辞儀をしてそう言ったそして二人は…外に出た時刻は午後3時を回った頃だろうか…日も傾きかけていた(※ この物語では…大陸には夜があります…)「じゃあ…アイナさん…うちのアジトに案内するよ」悲魔はアイナの方を見てそう言った「よろしくお願いします♪」アイナはやはり深々と頭を下げて悲魔にそう答えた「アジトに着いたら…この街の地図でもう一度説明するけど…この建物が…焔のギルド『†KIWAME†』のアジトで…『HOTEL・ラピス』」悲魔は振り返り出てきた建物を指差しアイナに説明する「ふ~ん…宿泊施設もあるんですね…この街…」アイナは悲魔の説明を聞いてそう答える「宿泊施設って言うか…なんて言うか…まぁ…そうだな…そんな感じ」悲魔はうまく説明できず…苦笑いでそう言うアイナは…首を傾げて入り口の看板を見る『ご休憩(3時間)…550K』『ご宿泊(22時以降)…850K』と書いてあった…「この…550Kとかってなんですか?」アイナは…看板の文字を指差して悲魔に質問する「あぁ…お金の位だね…1Kが1,000クロ…1Mが1,000,000クロって意味」悲魔はそう答える…「うわ…よくわかんないけど…高いんだ」悲魔の答えを聞いて…アイナは驚いてそう答える「うん…まぁ…けして安くはないけど…まぁ…必要だし…妥当かな?」悲魔は苦笑しつつそうアイナに答える2人は建物の間の路地を抜け広い道に出る「この道が、ぐるっと1周街を回ってるメインの道…で、ココを右に曲がってそこの階段を下りると『ゲート』のある街の中央に出る」悲魔が指差しながらそう説明すアイナは黙ってうなずく「で…今日はこっちから行こう…」そう言って悲魔は左に曲がるアイナはその後を付いていくしばらく行くと道が右に曲がっているそして…曲がり角の建物の前に…ヒゲ面のおっさんが立っている「ここが…武器屋で…この人が…フレドリック…ちょっとムサいけど…腕は確かだから…武器の事で困ったら相談するといい…」悲魔は…ヒゲ面のおっさんをそう紹介したアイナはペコリとお辞儀する「おいおい…ムサいはひでーな…悲魔、今日はデートか?」フレドリックは豪快にそう笑いながら悲魔に言う「そんなんじゃない…うちに入った新人に街を案内してるとこだ」悲魔は表情を変えずにそう答える「そっか…お嬢さんが新人さんね…武器の事なら俺に任せな!修理もやってるから何かあったらすぐに来るとイイ!」フレドリックは…そう言ってズボンで手をごしごしと拭いて…アイナに握手する「はい♪よろしくお願いします♪」アイナはそう笑顔で答えたフレドリックは悲魔にそっとよって…なにやら耳打ちをする「いい子じゃないか…焔んとこから出てきたみたいだが…さっそく食ったのかぁ?」どうやらフレドリックは遠目に悲魔たちを見ていたらしい「フレドリック・・・・」今度は悲魔がフレドリックの耳に近づいてそう呼びかける「なんだ?」フレドリックはそう答える「・・・・・そんなに凍りたいか?・・・」悲魔は穏やかな声で…そう一言だけ言うフレドリックは、まぁまぁ…っていうジェスチャーをしつつ悲魔からパッと離れたアイナは…何を話してたかは理解できなかったが…なんとなく状況を察して…見てみぬフリをした…そして二人は道なりに右に曲がっていったどのくらい歩いたか…正面に大きな建物が見えてくる…「ここが…ギルドセンター…メンバーを登録したり…ギルドを作る時に申請に来たり…まぁ、そんな所かな?」悲魔は建物を指差してそう説明した「明日…登録しに来るから…詳しくはその時に…」悲魔はそう補足してまた歩き出す「で…ここが…みんなの憩いの場…この街のシンボル…噴水…」そう言いながら…悲魔はアイナを公園の中に案内した「うわ~…キレイだね…お弁当とか持ってきたら楽しいだろうな…」アイナはそう言ってウットリするしばらく2人は公園を散策し…またアジトに向かって歩き出す橋をくぐると…左手に大きな建物が見えてきた「ここが…この街の倉庫…住民の登録が済めば…アイナさんも使えるようになるから」悲魔はそう説明しながら…アイナを倉庫の前に案内する「イートン…この子が今度うちに入った新人のアイナさん…また面倒見てやってくれ」悲魔は…倉庫の前に立っている男にアイナを紹介した「悲魔の旦那…わかりました…」イートンは悲魔にそう返した「お嬢さん…私がこの街で倉庫を管理しているイートンです。大切に保管しますんで…なんなりと…」イートンはアイナの方を向き深々とお辞儀をして…そう挨拶してきた「あ・・・はい、よろしくお願いします♪」アイナもつられて…深々とお辞儀をする…そして…2人は倉庫を後にする大きな道は倉庫の前で…右に曲がっている「で…やっと到着…倉庫の目の前にある…この建物が…俺たち『SSD』のアジトで…俺たちの家」悲魔は建物の前に立ちアイナにそう紹介したそして…右足を1歩引き…深くお辞儀をして「ようこそ…我がギルド『SSD』へ…」と…アイナに言った…そのしぐさが…スマートで…また絵になってたので…アイナは照れ笑いをした「そろそろ誰か帰ってきてると思うけど…誰かいるかな?」悲魔はそういって…入り口のドアを開ける中からは…煌びやかな鎧と…妖しく輝く大きな弓を持った女性と光り輝く剣を持った男の人が出てきた「この子が今日から…うちのギルドに入った…アイナさん…」出てきた2人に悲魔はそう紹介する「こっちがアルテミス…」悲魔は大きな弓を持った女性を紹介する「アイナちゃんヨロシクね♪」すかさずアルテミスが間に割って入り笑顔でそう言った「アイナです…よろしくお願いします…」アイナも笑顔で返す「で…こっちがモネ…」次に悲魔は…剣を持った男の人をそう紹介した「モネです…ヨロシク!」モネがそう言った「アイナです…」アイナはモネの方を向いて…ペコリと挨拶する「う~ん…他にもメンバーはいるんだが…アジトにはまだ戻ってないみたいだな…」悲魔は…少し困った顔をしながら腕組みをしてそうつぶやく「まぁね…どこにいるやら…めったに顔出さないのもいるしね…」アルテミスも苦笑いでそう言うモネも無言で大きくうなずく悲魔は真剣に悩みだす「歓迎会!歓迎会しようよ♪…シェリルのとこで…」悩んでる悲魔に向かい…アルテミスがそう叫ぶ「歓迎会か…俺たちだけでやったらまずいだろ…」悲魔はアルテミスにそう言う「じゃあ…夕食♪…ゆっくり話したいじゃん…美味しいものを食べながら♪」アルテミスは大はしゃぎでそう提案する「アルの場合…美味しいものじゃなく…美味しい酒!だろ?」悲魔は苦笑いでそうつっこむ「いいじゃん…お酒も会話の潤滑剤♪」アルテミスはどうにも…出かけたいらしい「アルさん…今日…二日酔いで…狩りになってなかったじゃん…それに…今朝だって…もう私はお酒なんかやめる!って言ってたし…」そう…モネも笑いながらツッコミを入れる「やめたわよ…半日…」アルテミスはそう2人に言い返したアイナはそんなやり取りを見ながら…胸をなでおろした…かなり緊張していたし…正直…どんな人達か…怖かったから結局…話し合いの結果…4人で夕食を食べに行く事になったらしい夕日が街を染め始めていた……『To Be Continued♪』
2006/07/19
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第一章・第2話『-秘策-』マエルから預かった娘を悲魔のギルドに預けよう…そう考えていた焔は悲魔に断られ…まさに万策尽きたという状況であったが…ベットに寝かした『娘』を見て…ある『秘策』を思いついた「そうか!そうだよ…その手があった…」秘策を思いついた焔は…そう大声を上げた「なんだよ!…急に大声出して…」と…悲魔は焔にそう返した「女…紹介するよ…引き受けてくれたら…」唐突に焔は悲魔にそう言った…「はぁ?…意味わかんないよ…」悲魔は訳が解らずそう言った…しかし明らかに…声のトーンが変わっていた「だから…今回の件…引き受けてくれたら…とびっきりの女を紹介する…それでどうよ?」なんと…焔は『女』で取引に出た「…か、カイラ…とか言わないよな…」悲魔は確実に動揺していた「無論…カイラなんかじゃない!…悲魔ちゃんがここに来る時には会わせられるようにしておく…」焔は自身ありげにそう言い切った「・・・・・・・・わかった…とりあえず…引き受けた…」悲魔はしばらく考えたのち…そう答えた無論…何かあるとは思いつつも…その何かが思い付かなかった「悲魔ちゃん…サンクス!…それじゃ後ほど…」焔はそう言って『チャット』を切った「イーーーーエッス!」焔はそう叫びながら軽くガッツポーズをとったその時…「う~ん・・・・・」ベットに寝かしていた…娘の意識が戻ったらしく…そんな声を出す「お…気がついた?」焔は…新しい煙草を口にくわえて…そう声をかける当然…彼女には状況は理解できていない…「ここは?…」彼女は…とりあえずそう聞いてきた「ここは…クロノス大陸」焔はくわえた煙草に火をつけながらそう答えた「クロノス・・・・大陸・・・・・・」彼女は天井を見つめそうつぶやくクロノス大陸…彼女にとっては初めて耳にする名前である「そそ…まぁ…いずれゆっくり説明するけど…君みたいに『異世界』からこの大陸に来る事は…この大陸じゃたまにあるんよ…」焔は…淡々とそう話す「…異世界・・・・・・・」彼女にとっては…聞く言葉すべてがピンとこないぼーっと天井を見つめる彼女を見て「とりあえず…何か思い出せる?…名前とか…何をしてた…とか…」焔はそうたずねてみる彼女は…しばらく天井を見つめ「名前は…アイナ…それ以外は…思い出せない…」彼女は焔のほうを向いて…そう言った「ふ~ん…アイナ…ね・・・・・・・・・・・・」焔は…彼女の言葉を聞いてそうつぶやき…天井に向かって煙を吐き出す「あ、あいな?」焔は突然ハッとしてそう聞き返す「う、うん・・・・・・・」男が突然そう聞き返してきたのに驚いて…とりあえずうなずく焔は…口にくわえていた煙草を落とし…呆然と彼女を見つめる(「偶然か?・・・それとも別人?・・・・・・確かに面影は…なくもない…が・・・・・・・・・・」)「私を・・・・知ってるんですか?…」自分を呆然と見つめる男に…彼女はそう尋ねる…「え?・・・・・い、いや・・・気のせいだと思う…わりぃわりぃ・・・」焔は慌ててそう答えただが…やはりどこかで引っかかる「俺は…焔・・・・ここの住人で・・・・・数年前に…君と同じようにこの大陸に来たんだ…」焔は自分の紹介をしてなかった事もあり…自分の名前を告げたまるで…何かを確認するかのように「焔さん・・・・」彼女は表情を変える事もなく…焔の方を見て…ただそう返すだけだった(「反応は・・・・・・なし・・・・か・・・」)焔は…彼女を見ながらそんな事を思っていた「まぁ…君は…この大陸に降り立ったわけだし…これからはここで生きて行く事になる…」焔は…新しい煙草に火をつけて…そう話し始める彼女は黙ってそれを聞いているその後…焔は彼女に、この大陸の話や…状況等を大雑把に説明をした「まぁ、じきに…君をサポートしてくれる人が来る…詳しい事は彼に聞くといい…いい奴だから…安心しろ…」そして…焔がそう話した時…部屋のドアが開き…1人の男が入ってきた「よ!悲魔ちゃん…意外と早かったね…」焔は部屋に入ってきた男を見て…そう言った「あぁ…」悲魔と呼ばれた男は…そう一言だけ返した「彼が…今話した…これから君をフォローしてくれる人…ギルド『SSD』のギルドマスターで…マジシャンの悲魔ちゃん♪」焔は彼女の方を見て笑顔でウインクしながら入ってきた男を紹介する「この子の名前は『アイナ』…チャットでギルドに入れてもらうように依頼した子…」今度は…悲魔の方を向いて…焔は彼女の事を紹介するアイナと…悲魔は…お互い軽くお辞儀をして挨拶する焔はその光景を腕組みしながら見つめて…数回うなずく「依頼は了解した…責任もって彼女をうちで預かる…」悲魔は…焔にそう言った「よっしゃ…交渉成立!」焔はそう言って悲魔の両手を取り握手する「で…アレだ・・・・・その・・・れ、例の件は?」悲魔は焔にそうたずねる「うん?…例の・・・・件?」焔は…首を傾け…考えながら悲魔にそう聞き返す「おい!」悲魔は焔にそう言い返す「あ…あぁ・・・・・例の件ね…」焔は思い出したかのようにそう言うアイナはそんな二人のやり取りを…ベットからきょとんと見ている「紹介したじゃん・・・今…」焔は悲魔にそう告げる…「はぁ?」悲魔は…焔の発言の意味が解らずに…そう聞き返す「この子…紹介したろ?」焔はアイナを指差し…悲魔にそう言う「でぇ?…だって…その子は…うちで預かる子だろ?」悲魔は焔にそう言って彼女の方を見る「あ!・・・・・・・そういう事か・・・・・」悲魔は…焔が言わんとする事を理解した焔は…チャットで…『女』を紹介すると言ったそして…確かに悲魔は『女』を紹介されていた「な…紹介したろ・・・・ちゃんと…約束どおり♪」焔は…親指を立ててニッっと笑い悲魔にそう言ったそして悲魔は何も答える事ができなかったこうして…『アイナ』は…悲魔のギルド『SSD』に厄介になる事となった…『To Be Continued♪』
2006/07/18
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第一章・第1話『-依頼-』焔はゲートでマエルから任された娘を抱きかかえ…自分のアジトである『HOTEL・ラピス』に戻ってきた…娘をとりあえず自分の部屋のベットに寝かせてベットの脇のイスに座り煙草をくわえて火をつける深く煙を吸い込み…ため息と共に吐き出す「どうすっかなぁ・・・うちのギルドは…俺1人だから…人手は欲しいけど…この子にメリットねぇーしな…」焔は呟きながら…ベットに寝かした娘を見るその時…焔のチャットの呼び出し音が鳴る焔はチャットをポケットから取り出して耳元に寄せる「あのぉ…焔さん…まだ用事は済まねぇっすか?」声の主はどうやらさっきの『ナクサス』らしい…「あぁ…忘れてた…もう戻ってきた…」焔はそう返答した「よかった~…彼女…用事があるって帰っちゃってね…1人で途方に暮れてたんすよ…」ナクサスはホッとしたのか…いくぶん明るい口調でそう言ってきた「そっか…悪かったな…出るなら『休憩』で5.5Kな…あ、まぁ…迷惑かけたんで…5Kでいいや…」(※『K』はお金の位です…この大陸のお金は『クロ』で『1K=1,000クロ』です)焔は申し訳なさそうにそう言った「す、すんませんねぇ…延長もサービスしてくれたのに…じゃあ…シューターでそっちに送ります」そうナクサスが答えると…空気の音が部屋に響き…ゴトッとシューターが送られてきた「毎度!…彼女と仲良くやれよ…この前の子と違った気がするが…」と…焔は少しからかうようにそう言う「…バレましたか…あ!今度おごるんでシェリルの店に飲みに行きましょうよ♪…それじゃ♪」ナクサスは少し慌てたようにそう言った「おぅ!」焔はそう答え…『チャット』を机の上に置いたふとベットに目をやる…娘が居る何も問題が解決していない事を思い出し…もう1本…煙草に火をつけた「悲魔ちゃんに頼んでみるか…引き受けてくれるかな…」焔はそう呟き…机に置いた『チャット』手にとるそして…登録してあるリストから悲魔を探し出して呼び出すしばらくして呼び出し音が止まる焔は深呼吸を1度して…チャットに話しかける「悲魔ちゃん…出れる?」一呼吸置いて…男の声が返ってくる「やぁ…」声の主は…穏やかな口調でそう言った「悲魔ちゃん…暇?」これから話す事が憂鬱だったのか…焔は軽くそう言ってみる「プツッ・・・・・ツー…ツー…ツー…ツー…」無常にもチャットは途切れた…「おい!切るなよ!」焔はそう言いながら慌ててまたチャットを操作する「なぁ…ジョークだよ…ジョーク…そう、ここはジョークアベニュー♪…なんちって…」焔はチャットにそう話しかけて…悲魔と呼んだ男の返事を待つ「で…何?用がないなら切るよ…」今度は…冷ややかな口調でそう返事が返ってくる「いや…用はちゃんとあるんよ…実は頼みがあっ…」焔がそう話し出すと「プツッ・・・・・ツー…ツー…ツーツー…」またチャットが切れる…「ま、マヂかよ…」焔は…硬直した…が、このままではしょうがないので…もう一度チャットを操作をして悲魔を呼び出す「なぁ…頼む…聞くだけ聞いてくれよ…」と…もう一度頼んでみる「…お前の『頼み』にロクな話があったためしがないからな…」と…簡単に返される「今回は…ホント困ってるんよ…悲魔ちゃんだけが頼みなんよ…」と…もう一押し「じゃあ…聞くだけな・・・・・・・・で…何?」らちがあかないと思ったのか…性格か…悲魔はしぶしぶとそう答える「悲魔ちゃんのギルドに入れて欲しい人が居るんよ…」焔はストレートに本題に入る…「うちに?」悲魔はそう聞き返す「そそ…他に当てがない訳じゃないけどさ…なんて言うかな…」焔はうまい言葉を模索しながら…説明する「・・・・・」悲魔は黙って聞いている「安心して頼めるの・・・・・・お前だけだから…」これはお世辞とかではなく…本音である「…なるほどね…だが…今回は無理だ…うちも余裕がない…スマン」事情を把握したものの…現状から、悲魔はそう答えるしかなかった「…いやぁ…そこを何とか…」焔は…もう少し押してみる…「何とか出来るなら…引き受けてるよ…」引き受けられるなら受けてあげたいんだ…そんな悲魔の思いがじゅうぶん伝わってくる一言だった「・・・・・・」手詰まりか…焔はそう思いつつ…ベットに寝ている娘を見るその時…焔の脳裏に勝利の方程式が思いついた…『To Be Continued♪』
2006/07/15
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第一章・序章『-眠らない大陸-』ここは『クロノス』という名の大陸…ある者は『夢』を…ある者は『力』を…ある者は『富』を…ある者は『権力』を…それぞれが…それぞれの思いを胸にそれぞれの人が日夜冒険をするいつしか人はこのクロノスという大陸を『眠らない大陸』と呼ぶようになったこの大陸には…『ゲート』と呼ばれる魔法の扉がある扉といっても…実際にどこぞのお話に出てくる道具のような扉の形をしているわけではない…あくまでも…ニュアンスであるとにかく…このゲートは大陸の各所とつながっていて瞬時に移動できる…とても便利で優れたものだまた、このゲートはクロノス大陸以外の大陸ともつながっているのだが希に異世界とつながる事もあり…時によっては人が迷い込んでくる事もある…そして今日…1人の女性がこの大陸に迷い込んできた…「人だ!人が飛ばされて来た!」「見た事ない顔だけど…誰か知ってるか?」「倒れてるけど…生きてるのか?」ゲートの周りに徐々に人が集まり始めそして口々に色々なことを言うそんな人だかりを掻き分け1人の老人がやってくるこの老人の名は『マエル』この大陸に古くから居る住人…ゲートを管理し…日夜、人々を各所に送る仕事をしている…「ふむ…この娘は…異世界から来たようじゃな」マエルはそうつぶやくそれを聞いた人達がざわめく「誰か…ひとっ走り『焔』のとこに行ってくれないか」マエルはそう言いながら…『ゲート』で倒れている女性の体にそっと布をかけるするとその場に居た数人の男がその場を離れた男達はしばらく走り…街外れの『HOTEL・ラピス』と看板が出ている建物に入っていく「焔さ~ん」「焔の旦那~」『フロント』と書かれたカウンターに向かい男達はそう叫んだ「うっせ~な…でかい声出すなよ…一応、客が居るんだから…」そう気だるそうに言いながら1人の男が出てくる…どうやらこの男が『焔』らしい…この焔という男は…ヨレヨレの黒いタンクトップにヨレヨレのズボン…お世辞にもキレイとは言えない身なりだが服から見える体は鍛えぬかれ…無数の傷が歴戦の猛者を物語っていた「なんだよ…たいした用事じゃなきゃ裏に埋めるぞ…」焔は…尋ねてきた男達にそう言い放ったそんな事を言われ、男達は一瞬硬直する…「いや…その…マエルさんがゲートで呼んでるんですよ…」1人の男がしどろもどろに…そう伝える「はぁ~?」焔は思いっきりめんどくさそうにそう言い返す「あの…えっとですね…ゲートに…人が飛ばされて来たんですよ…たぶん異世界から…」もう1人の男が少し後ろに下がりながらそう付け加えた「…ふ~ん…で、マエルが俺を呼んでるのね…」焔は無精ひげの生えたあごを触りながら…そう答える「なんで、あのじじいはこういう事を俺に頼むかね…」焔は面倒くさそうにそう呟く…実際…こういった面倒な話がよく焔のとこには舞い込む…顔が広いというか…人脈はかなりあるので当然と言えばそれまでだがわりと面倒見が良かったり…なんだかんだと言っても引き受けてるせいもある「しゃーねーなぁ…行くか…」焔はそう男達に言った…男達も…顔を見合わせながら…後ずさりしつつ…建物を飛び出していった焔は壁からボロボロの上着を取るとバサッと羽織りズボンのポケットから手の平くらいの『黒い物体』を取り出す「ナクサス…ナクサス…と…お!あったあった…」ポケットから出した黒い物を触りながらそう呟くしばらく黒い物体から呼び出し音が鳴ったのち…男の声が聞こえてくる「な、なんすか?…今…ち、ちょっと取り込み中なんだけど…」そんな返事を気にせず…焔は一方的に話し出す「お楽しみのとこ邪魔して悪いが…ちょっと野暮用で外出する、戻るまで延長してていいから勝手に出てくなよ」また、しばらくして黒い物体から「いいんすか?…お、俺…延長分…持ってないけど…」と…男の返事が返ってくる「そいつはサービスにしといてやる…じゃあヨロシクな」焔はそう言うと建物を出て行ったどうやら…その黒い物体は…離れた人と会話の出来るものらしいそして…焔がゲート前に現れる「じーさん…俺は『なんでも屋』じゃないんだからよ…何かある度に呼ぶのやめてくれないかな?」焔はそう…マエルに言う「そう言うな…なんだかんだと言って…お前は来るしな…それに…この街で一番暇な『ギルド』じゃろうが」マエルは皮肉っぽくそう言い返すこのギルドとは…この大陸の『団体』の総称で今後も数多くのギルドが出てくる組織的な物もあれば…家庭的な物…中には怪しげな団体もあるすべての人が所属しているわけではないが…この大陸の大半の住人が何らかのギルドに所属しているのが普通である「暇って…確かに最近『狩り』には行かねーし…いつも街に居るけどさ…言葉に気をつけねーと短い老後さらに短くするぞ!」『暇』と言われたのが頭にきたのか…焔はそう言い返した「まぁまぁ…とにかく…この娘を頼んだぞ…わしは忙しいんじゃ…お前さんと違ってな…フフォフォフォ…」マエルは少しニヤっと笑って…そう言いながら焔の肩を叩いた「ちょ…じじい!頼むって…猫や犬の子じゃねーんだぞ!おい…」頼むと言われ…焔は慌ててそう言い返す「何もお前さんが引き取れと言ってるわけじゃない…とりあえず頼むと言ってるんじゃ…」マエルは涼しげな顔で…そう答える「マヂかよ…来るんじゃなかったな…」焔はため息混じりにそう呟いた「お!それと…この娘の分の『チャット』な…コレも預けておく…じゃあ頼んだぞ!」マエルからチャットと呼ばれるピンク色の物体を受け取った焔は「今度はピンクかよ…あんたもじゅうぶん暇じゃねぇーかよ」そう呟きながらピンク色の物体をポケットにねじ込み…しぶしぶとゲートに倒れてる女を抱きかかえるどうやらこのチャットと呼ばれる物体はさっき焔が使っていた黒い物体と同じものらしいこの大陸では…住人となる時にこのチャットと呼ばれる物を必ず手にする事となりとても重要なアイテムである「そうじゃ!」その場を去ろうとする焔にまたマエルが声をかける「まだ何かあんのかよ…」焔はかなり嫌そうにそう言いながら振り向く「その娘に…変な事するなよ…とな…それだけじゃ…」マエルはそれだけ言うと…満足そうに人ごみを掻き分けて歩き出した「じ、じじい!…てめ!…そんな事しね~~~~って!」焔がマエルの後姿にそう言うとゲートの周りに笑いが起こる焔が睨み返し…笑いが瞬時に収まる焔は女を抱え…自分のアジト『HOTEL・ラピス』に向かって歩き出すこの物語は…これからこの『娘』を中心に進んでいく……『To Be Continued♪』
2006/07/14
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なんとか、今までのお話をバックアップしました^^皆様から頂いたコメントも全てバックアップ♪最初からのアップになる上…一部分は大幅に変えないといけなくなるため元の位置まで戻るのにどれくらいかかるかわかりませんががんばります^^by あいな♪
2006/07/12
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近々このページを再構築したいと思います今までにアップした分で直したいとこもあったしねという事で…突然過去ログがバッサリ消えると思いますw修正等をして最初からチマチマと再UPしていきます今までにコメントを下さった皆さん…ゴメンなさい ・゚・(P□`q)・゚・ コメントは全部控えて大切に保管させて頂きます ^^お話も第四章終盤…というとこですが色々あるという事で…(ゴニョゴニョ)しばらくそんな感じでヨロシクお願いしますけして止めたりはしないのでこれからもよろしくお願い致しますby あいな♪
2006/07/05
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