全30件 (30件中 1-30件目)
1
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第四章・第10話『-女の直感-』「アルさーーーーん!」アイナはそう叫んでアルテミスに後ろから抱きつく「!!!!…あ、アイナちゃん」アルは突然の事にそう言って驚く心配してた事…寂しかった事…色々が重なりアイナは思わず涙をこぼす「あはは…ゴメンね^^;」アルテミスはそう言ってアイナを頭を撫でながらなだめる「またどっかいっちゃうの?」アイナは心配そうにそう聞く「ううん…もう用事は済んだから行かないよ♪」アルテミスは満面の笑みでアイナにそう答えるアイナはそれを聞いて笑顔でうなずくそして二人は肩を並べ城に戻って行った『クロノス城 倉庫』悲魔と藁人形が資財のチェックをしているとこにジャルデウとトムチャがやってくる「どない?」ジャルデウはそう2人に声をかける「まぁ…だいたいの整理はついたかな?」悲魔はそう答える「せっかく手に入れたんに右から左っちゅうのも悲しいな」ジャルデウが売りに出すようにまとめられた物を見ながらそうつぶやく「まぁね…でも俺たちには過ぎた物だったって事さ」悲魔はそう言って笑う「このキレイな弓は?」トムチャが光り輝く弓を見てそう言う「あぁ…その弓も成長武器のひとつやねん…たぶんアルのとちゃう?」ジャルデウがそう答える「だね…えらく気に入ってたからねいちおうキープの方向で」悲魔がそう答える「それにしても…どこに行ったんだろうな…」藁人形がそうつぶやく『クロノス城 ゲート』アルテミスとアイナがクロノス城に戻ってきた2人はとりあえず倉庫に向かって歩く「そう言えば…もうじきアリーナだね^^」アルテミスがそうアイナに言う「うん♪…今回は初めての人が2人もいるし…私が案内するの♪」アイナがそうアルテミスに言う「2人?」アルテミスがそうアイナに聞く「えっと…アルさんが居ない間に2人ギルドに来たの♪」アイナはニコニコしながらそう言う「え?^^;」アルテミスは自分の居ない間の変化にただ驚く「白狐ちゃんっていうちっちゃな女の子と…トムチャさんっていうキレイな女の子♪」アイナはそうアルテミスに説明する「女の子が2人も入ったんだ…」アルテミスはそうつぶやく「ううん…ギルドに入ったのは白狐ちゃんだけで…そうだ!トムチャさんはアルさんを訪ねて来たんだよ♪」アイナはそうアルテミスに言う「は?…誰が私を訪ねてきたって?」アルテミスはアイナにそう聞き返す「トムチャさんはアルさんを訪ねて来たの」アイナはもう一度そうアルテミスに言う「トムチャって…誰よ…^^;」アルテミスはそうつぶやくそしてそんな会話をしつつ2人は倉庫にたどり着くちょうどその時、倉庫から悲魔達が出てくるアルテミスは悲魔達の元に駆け寄る「みんなゴメンね…何も言わずにギルド離れちゃって…^^;」アルは頭をかきながらそう謝る「まぁ、無事だとは思っていたけど…」悲魔はアルテミスにそう言いかけたとこで「何も言わず、これでバゥルを売ってちょうだい!」アルテミスがそう言い悲魔に布袋を押しつける布袋を押し付けられた悲魔は予想外の重さに思わずバランスを崩す「ちょい…これいくら入ってるの?」悲魔はそうアルテミスに聞き返す「世間一般の相場よりはあると思うけど…それ以上は聞かないで♪」アルテミスはそう言って悲魔にウインクをする悲魔はため息をつきアルテミスを倉庫内に手招きする「あぁ…バゥルちゃん…こんなとこで寂しかったでしょ…」アルテミスはそう言いながら弓を抱きしめ頬ずりをする「そっか…アルさんは弓のパートナー探しをしてるんだ」アイナはアルテミスにそういう「そそ…そろそろねいい頃合かなぁって思ってね」アルテミスはニコニコしながらそう言うアイナはうなずきながらアルテミスが抱いてる弓に触れる「あ…アルさん、たぶんこの子じゃないの…」アイナはそうつぶやく「Σ(´ロ`;)」アルテミスはそう言われて思わず動きが止まる「でも…この辺に居る気はするんだけどねアルさんの弓のパートナー…」アイナはそうつぶやいて辺りをウロウロする「せやけど…この辺りにバゥルはもうあらへんって」ジャルデウはアイナにそう言う「アルさん…アルさんのいつも使ってる弓…触らして」アイナはそう言うアルテミスは何も言わずアイナにバゥルを渡すアイナは目をつぶってアルテミスから渡された弓を数回触る「うん、やっぱりこの子だ♪」アイナはそう言って棚に置かれたカーラを指差す「アイナちゃん…それはカーラだってば^^;」アルテミスがそうアイナに言う「えぇ…物が違うとダメなの?…うまく説明できないけど同じ感じがするのに…」アイナはそうつぶやく「なるほど…そういう事もあるね…」悲魔がそうつぶやく「噂では聞いた事あるが…実際ありえるのか?」藁人形がそう悲魔に言う「俺も…噂の類としか考えた事は無いけどね…そうだな、アル…こうしよう…バゥルに対してコレは明らかに貰い過ぎだ…ダメもとでそのカーラも使って見たらどう?もしも…そのバゥルで成功すれば良し、失敗したら…シャレでカーラで挑戦…ネタくらいにはなるだろ」悲魔はアルテミスにそう言ってカーラを渡す「う、うん…でも…それじゃ売り上げが…」アルテミスは悲魔にそう言う「実はさ…あの後、オークションは中止になってね…政府が相場の倍で買い取るって言ってきてさ…だから十分な金額は手にはいる事になってる」悲魔はアルテミスにそう言って笑うアルテミスは何度も頭を下げる「良いんじゃないか…コレだけ稼ぐのは大変だったろうしな」藁人形もそう言ってうなずく「みんな…ありがと…」アルテミスは目にうっすら涙を浮べて頭を下げる「鬼の目にも涙やね…こりゃ明日はメテオが降るなw」ジャルデウがそう言って笑う「そうだな…そんなしおらしい態度をされて槍でも降ってきてまたアジトが壊れたらかなわないから」悲魔がアルテミスにそう言うそれを聞いた周りの全員が思わず吹きだして笑う「ほな、そろそろご対面タイムやね…トムチャさんこっちにおいで♪」ジャルデウがそう言ってトムチャを手招きする「そうだったね…」悲魔がそう言うトムチャは苦笑いでアルの前に立ちペコッとお辞儀をするアルテミスはトムチャを見てしばらく考えた後…ポンと手を叩き「あぁ…誰かと思ったら…マユ…」そう声に出す…トムチャは名前が出そうになったとこでアルテミスの口をふさぐ「な、なんか…込み入った事情らしいね^^;」悲魔が苦笑いを浮べてそう言う「うむ…うちらは退散しますか…」藁人形もそう言う全員うなずいて2人を残し倉庫を出て行く「トムチャなんていうから誰かと思ったよ…^^;」アルテミスはトムチャにそう言うトムチャはうなずいて笑う「で、マユ…じゃなかった…トムチャさんどうしたの?」アルテミスはトムチャにそう訪ねるトムチャは手荷物からファイルを取り出してアルテミスに見せる「ブラックリスト?…飲食代…高額滞納者…えぇぇぇぇぇ!」アルテミスはファイルを見てそう声を上げる「そういう事なの…で、私が回収する事になって…この大陸に来たのね…^^;」トムチャは苦笑いを浮べてアルテミスにそう言う「ありえないよ…最近はこの大陸出てないし…最後にお店に寄った時に全部清算したはずだよ…」アルテミスはそうトムチャにい言う「うーん…でも請求書がある以上…私としては払ってもらわないと…」トムチャはしかたなさそうにアルテミスにそう言う「そんなぁ…」アルテミスはそうつぶやき…おもむろにファイルの表紙を見る「うん?…トムチャさん…このファイル、えらく昔のだね…1年前だよ^^;」アルテミスは表紙の日付をトムチャに見せてそう言う「Σ(´ロ`;)…ホントだ」トムチャは思わずそうつぶやく「このファイルの中には実際に…未払いの人もいるかもしれないけど…このファイルじゃあてに出来ないって^^;」アルテミスはそう言うトムチャは目の前の現実に思わずめまいを起こす「とりあえず…一旦みんなのとこに戻ろ♪…その後の事は一緒に考えてあげるから^^;」アルテミスはトムチャの頭を撫でながらそう言うトムチャはただうなずく『某大陸の某お店』「いやぁ…最近の売り上げはけっこうイイねぇ」スーツ姿の男はそう言ってタバコをふかしながら金庫を開ける「うん?…なんだこのファイルは…」男はそう言って金庫からファイルを取り出す「おお…未払者のブラックリストか…ああああ!俺はマユミちゃんに古いのを渡しちまったのか…」男はファイルの表紙を見てそう叫ぶ「…まぁ、彼女も気が付いたら戻ってくるか…」男はそう言いながらファイルを金庫の中に投げ入れる「どこから集金に行ったかわからないしな…なるようになるか…」男はそうつぶやきながらタバコをふかし金庫の扉を閉める……『To Be Continued♪』
2006/08/31
コメント(15)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第四章・第9話『-アリーナに向けて…-』『アイナ&焔』「よし、まぁ…だいぶ間合いのとり方はさまになったな」焔が周辺のモンスターを片付けたアイナにそう言う「でも…囲まれると辛いの」アイナは肩で息をしながらそう焔に言う「今はタイマンだからな…アルが戻ってきたらその辺を相談すりゃあいい…正直、俺にはわからないからねw」焔はアイナにそう言うアイナはうなずいて返事をする「ほんじゃあ…俺はちっと用があるんで街に戻るけど…ヤバかったらすぐに戻れよ!」焔はそう言って羽織をひるがえして消えるアイナは大きく深呼吸をしてまた狩りをはじめる『悲魔&藁人形』「さて…結局、戻ってこなかったメンバーが居るが…売りに出すのはコレくらいかな」悲魔は倉庫の奥でリストを確認しながらそう言う「うむ…俺はがんばってこのトール代を稼ぐとして…焔はマヂでコレを使うのか ^^;」藁人形は棚の上に置かれたタムファーの魂を見てそう言う「まぁ…本人がそう言ってんだからいいんじゃないか」悲魔も苦笑いを浮かべつつそう言う「そういや、モネはどこで何やってるんだろうな…エンタに行ったっきり帰って来ないし…」藁人形は自分が取り置いたトールを磨きながらそうつぶやく「いつもの事さ…うちのメンバーは勝手にどこかに行くからね」悲魔はため息混じりにそう言う「うむ、スマンな…いつもまかせっきりで」藁人形は悲魔にそう言う「いいさ…無事でいてくれれば」悲魔は誰に言うでもなくそうつぶやく『白狐&カイラ』「カイラさんゴメンなさい…こんなになっちゃったです ^^;」白狐はそう言ってボロボロになった服をカイラに見せる「!!!服なんかいいの…ケガは!」カイラは白狐の体を触りながらそう言う「だ、大丈夫です^^」白狐はくすぐったかったのか思わず避けながらそう言う「いいギルドには入れた?いじめられてない?」カイラは心配そうに白狐を見つめながらそう言う「はい♪みんないい人です♪」白狐はニコニコ笑いながらそう答える「そう…良かった…で、どこのギルドに入ったの?」カイラはそう言いながら新しい服を選ぶ「悲魔さんや藁人形さんが居るSSDです♪」白狐はそう答える「え、SSDですって?」思わずカイラは動きを止めてそう言う白狐はニコニコしながらうなずく「私が他のギルドを紹介するから…あそこだけはやめなさい!」カイラは真顔でそう言う「えぇ…でも、みんなすごくいい人達ですよ」白狐はビックリした顔でそう答える「表面的にはね…」カイラはこめかみをピクピクさせながらそうつぶやく白狐はただ苦笑いを浮かべる『ジャルデウ&トムチャ』ジャルデウとトムチャは噴水の縁に座りながら日向ぼっこをしている「ところで…アルとはどういう関係なん?」ジャルデウが隣に座っているトムチャにそう質問する「え?…あぁ…その…」トムチャはかなり動揺しながら言葉に詰まる「なるほどね…おおかた飲み代かなんかの請求やろ…」ジャルデウはトムチャの反応を見てそう言う「Σ(´ロ`;)」トムチャは思わず動きが止まる「ええよ、いろんな事情抱えた奴がこの大陸にはぎょーさんおるってw」ジャルデウはそう言って笑うトムチャは苦笑いを浮かべる「ほんじゃ、予定が終了したら…帰るん?」ジャルデウはトムチャにそう聞く「う、うん…他の大陸も回らなきゃいけないし…それに、これが終わると自分の店がもてるの」トムチャはそう答える「自分の店か…それやったら無理に引き止められんな」ジャルデウはそう言う「うん…私の夢…かな」トムチャはうつむき加減にそう言う「この大陸で…自分の店を持つってのはダメなん?」ジャルデウはトムチャを見てそう聞く「この大陸で?」トムチャはそう聞き返す「せや、何も冒険者になるだけが全てやないからねw」ジャルデウはそう言って笑う「でも…任された仕事だし^^;」トムチャはそう苦笑いでつぶやく「そや!アルが一生このまま帰ってこんかったらええんや…そしたらここにおられるっしょ♪」ジャルデウはそうトムチャに言って自分の光り輝く剣を見つめる「じ、ジャルさん…シャレになってませんよ ^^;」トムチャはそう苦笑いでつっこむ『カイラ&白狐』「とにかく、あの連中は信じない事…あとはSSDと一緒につるんでるジャルデウと焔…あれも要注意ね」カイラは白狐の服を脱がせながらそう言う白狐はただ苦笑いを浮かべる「ちょっと…ここアザになってるじゃない…」カイラは白狐のわき腹を見てそうつぶやく「ああ…だいじょぶです」白狐はそう言って笑う「そっか…白狐ちゃんサイズの防具って普通に無いのね…」カイラはつぶやく「藁さんも悲魔さんもそう言ってました」白狐はカイラにそう言う「よし♪私がぴったりですっごくかわいい物を作ってあげるね^^」カイラは白狐に笑顔でそう言う「それは…ちっとまずいんじゃねぇの?」突然2人の会話にそう言って焔が割り込んでくる「焔…いつからそこに居たのよ!」カイラがそう焔に言う「うーん…ジャルデウと焔…あれも要注意ね…辺りかな…」焔は考えながらそう言う「って言うか…なんで勝手に入ってくるの!」カイラはそう焔に怒鳴る「いや…何度も呼んだんだぜ…」焔はそうカイラに言う「で…何がどうまずいって言うの!」カイラはそう焔にいう「お前さんは合成屋さんで…この大陸全ての冒険者に対して平等じゃないといけないわけよ…つまりアンタと白狐ちゃんがどういう関係かは知らないけどよ、特別扱いにすると後々問題だと思うよ…特に白狐ちゃんが今後もこの大陸で冒険者するならなおさらだね」焔は部屋の入り口にもたれかかりながらそうカイラに言う「じゃあ…この子の防具はどうするのさ!…SSDに特注するほどの金銭的余裕があるとは思えないけどね…」カイラは焔にそう強く言って笑う「じゃあよ…俺が頼んだって事にするのはどうよ?アンタは白狐ちゃんのために…俺は今後の付き合いのため…それにそんな特殊な合成もできるって話が広まれば…アンタにとっても悪い話じゃないと思うけどねw」焔はカイラにそう言ってニヤッと笑う「焔…アンタの頭の回路はどうなってるんだかね…割って中身を見たいよ」カイラはそう言ってため息をつく「ま、とりあえず…例の仕事料、ここに置いておくぜ!」焔はそう言ってお金の入った布袋を机に置き部屋を出て行く「ぼ、僕の正体はバレなかったのかな?」白狐はそうつぶやく「たぶん大丈夫でしょ…あいつはそういった事には一切興味を示さないからね…」カイラはそう言ってフッと笑う『アイナ』「ふぅ、ちょっと疲れちゃったな…おなかもすいたし、ごはんにしよっと♪」アイナはそうつぶやき、岩の上によじ登り荷物からおにぎりを取り出すアイナがおにぎりを食べ始めた時…またしてもマドリが現われる「また見失っちまったよ…あいつらはカイヌで何やってんだ…」マドリはため息混じりにそうつぶやく「マドリさんこんにちわ^^」アイナはそうマドリに声をかける「!!!!」「(この前もそうだったけど…まったく気配に気づかなかった…私はそんなにボーっとしてたの?)」マドリはそう声をかけられてからアイナの存在に気付いて驚く「また…梟さんを探してるんですか?」(「梟さんってそんなに美味しいのかな…」)アイナはそうマドリに聞く「うん?あぁ、まぁね…で、アンタはこんなとこで何してるの?」マドリは梟の事を適当に流し、逆にアイナにそう聞き返す「私は…おなかがすいたんで…お昼です♪」アイナはマドリにおにぎりを見せてニコニコしながらそう答える「お、お昼って…こんな狩り場の殺伐としたとこでよく食べれるわね^^;」マドリはそうアイナに言う「食べますか?」アイナはマドリの言葉に耳も傾けずにそう言う「わ、私はいいわよ…」マドリはそうアイナに言って断る「ぐぅ~~~…」が、マドリのおなかが鳴るアイナはニコニコしながらマドリにおにぎりを差し出すマドリはアイナからおにぎりを受け取り岩の上に登る「アンタ…いつもこういうとこでお昼食べてるの?」マドリはおにぎりを食べながらアイナにそう聞く「誰かと一緒の時は…街に戻るけど…1人の時はその場で済ます事は多いかな…一応いつも作って持ってくるし^^」アイナはそう言って笑うマドリはただ苦笑いを浮かべる「そうだ!アンタ…今誰かとパーティー組んでるかい?」マドリはそうアイナに聞く「うーん…今は1人…かな?」アイナは考えながらそう言う「じゃあ、ちょっとテラの街においでな…あげたい物があるのよ」マドリはおにぎりを食べ終えアイナにそう言う「えぇ…なんで?」アイナはそうマドリに聞く「おにぎりのお礼…美味しかったからね」マドリはそう言ってアイナに微笑む「お礼って…そんなのいいですよ^^…そういうつもりじゃなかったし」アイナはそう答える「いいのよ、アタシは義理堅い女でね…借りっぱなしはイヤなのよ!じゃあ街の倉庫で待ってるから」マドリはそう言うが早いか…その場から消えるアイナは身の回りを片付けて仕方なくテラの街に向かうアイナが倉庫の前に行くとマドリが待っていた「はい、まだアンタには装備できないと思うけどね」マドリはそう言ってアイナに鎧を渡す「Σ(´ロ`;)ええええ」アイナは鎧を渡されて驚く「どうせ私はもう使わないしね…ホントはフルセットであげたいけど…切り売りしちゃってね^^残ったのはその鎧だけなの」マドリはそうアイナに言って笑う「でも、これとおにぎりじゃ釣り合いが…」アイナはそう苦笑いでマドリに言う「その鎧はカマラアーマーって言ってね…フルセットじゃないと意味が無いのよ、だから気にしないで^^」マドリはそうアイナに言う「ありがとうございます^^」アイナは何を言ってもマドリが引き下がらない事を悟り…そう言って頭を下げる」「それじゃまたどこかでね♪…おにぎりホントに美味しかったよ^^」マドリはそう言うとまたその場から消えるアイナはとりあえず倉庫に鎧を預けて街を歩く「そっか…もうじきアリーナか^^」アイナは街を見回してそうつぶやいた時、視界にアルテミスが映る「あぁぁぁぁ!アルさん発見♪」アイナはそう叫びアルテミスの元に走っていく…『To Be Continued♪』
2006/08/30
コメント(15)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第四章・第8話『-クロスポイント-』大陸に日が傾く頃、冒険者達が次々と街に戻ってくるその中に焔とアイナの姿もあった「初めてにしては上出来ってとこかなw」焔は笑いながらそう言ってアイナの頭を撫でる『見てるあなたはそれでいい…俺は何度死を覚悟した事か』カーラはため息混じりでそう言うそれを聞いた焔は大笑いするそして2人はホテルラピスに戻ってきたその時ちょうど藁人形と白狐も帰ってくる「ぶはっ!だいぶがんばったみたいだな」焔がボロボロになった白狐の服を見てそう声をかける「どうだった?」アイナも微笑んで白狐を覗き込みながらそう聞く「がんばりました♪」白狐はニコニコ笑いながらそう答える「それがよ…以外にこいつセンスがいいんよ」藁人形も嬉しそうに白狐の頭を撫でながらそう言う「ほう…」焔はそう返事をする「食事前にお風呂にしよ♪」アイナはそう言って白狐の手を引く「Σ(´ロ`;)ええ…」白狐はそう苦笑いでつぶやく2人は藁人形と焔に頭を下げて先に中に入っていく「センスはいい…だが戦い方がアイナ嬢にそっくりでね…間違いなく防具は必用だな」藁人形はそう焔に言う「なるほど…ただあのサイズの防具を探すのは難儀だな」焔はそうつぶやく藁人形もそれを聞いてうなずくそして焔と藁人形も中に入っていくロビーでは悲魔が待っていた「どうだった?」やはり悲魔も藁人形にそう聞く藁人形は今日あった事を話す「なるほど、白狐ちゃんの戦い方はアイナさんよりなのか」悲魔はそうつぶやく「武器はあいつが使わなくなった包丁でしばらくは事足りるが…防具は厳しいね」焔はそう悲魔に言う「ギルドに入った以上何とかしてあげたいが…今は財政がね」悲魔はそうつぶやく藁人形も横でうなずく「アイナさんの方は?」悲魔は焔にそう聞く「まずまずだな、もう少し間合いの取り方を覚えれば放っておいてもOKだろw」焔は笑いながらそう言う「だけど、最初からわかってたんだろ?彼女がカーラに適正がある事…」悲魔は焔にそう聞く「うん?まぁなw」焔はそう言って笑う「そうだ…今日チャクラで梟を追ってる女に出会ったんよ」焔は悲魔と藁人形にそう言う「梟を?それは穏やかじゃないな」悲魔は腕組みをしてそうつぶやく「梟って政府直属のギルドだよな…それを追い回すって事はその女は反政府派って事になるのか?」藁人形がそう2人に言う「そういう事になるね」焔はそう答える「俺も噂に聞くだけで梟に出合った事は無いからな…」悲魔はそうつぶやく「よっぽどの事が無いと出てこないって話だからな…」焔もそう付け加えるように言う「よっぽどの何かが起こってるって事か?」藁人形は苦笑いでそう言う「考えたくも無いね」悲魔も苦笑いでそう答える「ところで、ジャルちゃんとモネが見えんが…」焔は辺りを見回してそう悲魔に聞く「モネはわからないな…ジャルさんはさっきテラの街でアルさんを見かけたって話を聞いてトムチャさんを連れて出かけた」悲魔はそう答える焔はうなずいて返事をする「そうだ…焔んとこも今度のアリーナで何かするんだよな?」今度は悲魔が焔にそう聞く「あぁ、ちょっと露店を出そうかとw」焔は笑いながらそう答える「露店ね…何を売るんだ?」藁人形がそう聞く「ふふ…ないしょ♪」焔はニヤニヤと笑いながら口元に手を当ててそう言う悲魔と藁人形は顔を見合わせて笑顔をひきつらせる「そっちはオークションだっけ?」焔がそう悲魔に聞く「その予定だったけどね…やらない事になった」悲魔はそう答える藁人形はそれを聞いて驚いた顔をする「今日政府の人に呼び止められてね、オークションはやめろ…と」悲魔はそう付け加える「確かにアレだけの物が流通したら政府とすれば面白くないか」焔はそうつぶやく「しかし、それだとアジトの資金がよぉ」藁人形はそう悲魔に言う「うん、それについては政府が相場の2倍で買い上げると」悲魔は藁人形にそう言う「に、2倍!?」藁人形はそれを聞いて大声を出して驚く「えらく羽振りのいい話だな」焔もそう言う悲魔は黙ってうなずく「でもよ…しかたは無いとは言えやっぱもったいないよな」藁人形は腕組みをしながらそうつぶやく「ちげーねぇな…すっげーお宝ばっかだもんなw」焔もそう笑いながら言う「焔も何か欲しければ取っておくけど…アイウとかジャドとか」悲魔がそう焔に言う「杖?いらねwタムファ…だっけ?アレの方がいいなw」焔は悲魔にそう答える「タムファって…お前は魔術師だろ ^^;」藁人形がそうつっこむ「タムファなら魂があったな…どうする?」悲魔は冗談っぽくそう焔に聞く「今は金がねぇな…アリーナが終われば大金が入ってくるけどねw」焔はそう悲魔に言う「大金って…成功すればだろ?」藁人形がまた焔にそう言ってつっこむ「間違いなく成功しちゃうんだな…これがww」焔は自信ありげにそう言う「その自信はどっから来るんだ…」藁人形はそうつぶやく「ギルドのメンバーにもこれから話をするんだが…今回政府が2倍で買ってくれる事を考えると、いくつかは残しても平気だからさ…欲しいい物があったらキープしておくよ」悲魔はそう2人に言う「俺もトールを取っておいてもらおうかな…払える見込みは無いが ^^;」藁人形がそうつぶやくそれを聞いた焔と悲魔が吹きだして笑うその時、トムチャとジャルデウが帰ってくる「あのカフェ…けっこうエエ味だしとるやろ?」ジャルデウがトムチャにそう言うトムチャは満面の笑みでうなずく「どうだった?」悲魔がジャルデウにそう聞く「うん?あぁ…それがな、驚いた事に…」悲魔に聞かれたジャルデウが真面目な顔をしてそう話始める全員の顔に緊張が走る「新メニューが出てたんよ!コレがなんちゅうか…」とジャルデウが説明を始める「ちょwwwwwカフェの話かよ!」藁人形がそうつっこむ「ちゃうの?」ジャルデウはそう言う「アルさんの事だってば ^^;」悲魔は苦笑いでそうジャルデウに言う「あぁ…なんだそっちか…おらんかった、まぁ元々トムチャさんとデートする口実だしねw」ジャルデウはそう言って笑う藁人形と悲魔は苦笑いで顔を見合す「大丈夫だって…アレは殺したって死なんよ…俺が狩り場で後ろを任せられる数少ない戦友だからね」ジャルデウはそう真顔で言ってフッと笑う「どこまでが本気の言葉なんだか…」悲魔はそうつぶやく『ファン城』タロとクラッシュはファン城の1室でニライとモネから現在の大陸の状況を聞いていた「なるほどね…つまり今は政府がコエリス教団っていう組織を作ってこの大陸を守ってるのか…」クラッッシュはモネとニライから説明を聞いてそう言う「そそ、で…俺らはその末端に当たるギルドって組織に属してるわけよ」ニライはそう付け加える「ふむ…理解できなくも無いが…良くこんな短期間に大陸を束ねたもんだな…その政府を作った奴には感謝しないとな」タロはそうつぶやく「それにしても…大きいお城だねぇ、こんなのがこの大陸にあったなんて」モネが城の中を見回しながらそうつぶやく「まぁな、このファン城はこの大陸の拠点でね…シドスが王朝に対して攻めて来た時に、王と俺らで封印したんだわ」クラッシュがそうモネに説明する「で…その王様は?」モネがクラッシュに質問する「それはわからない…ただ、生きてる事は確かなんだけどな…どこで何をしているのか…」タロがそうモネに言う「ならよ…うちのギルマスに聞いたらいいよ…うちのギルマスはこの大陸の人間だから何か知ってるかもしれないしな」ニライがそうタロとクラッシュに言う「ほう…それは頼もしいな」タロがそうつぶやく「で、そいつはどこにいるんだ?」クラッシュがそう聞く「コエリス教団の拠点、クロノス城さ」ニライがそう2人に答える「クロノス城?…知らないなそんな場所は…」クラッシュがそうつぶやく「そこには、あんた達が『人形』って言った俺達が知ってるタロさんとクラッシュもいるからよ」ニライがそう言う「なるほど…そいつらから俺らも奪われちまった魔力を取り返さないといけないしな」クラッシュがそうつぶやくタロも横でうなずく「そうだ…1つ聞きたかったんだけど…今日、僕を襲ってきた梟って人達は何者なの?」モネがそう質問する「あぁ…アレは元この大陸に住んでた人達さ、シドスは殺した人間をああやって兵隊にするんだ」クラッシュがそう言う「ええ… ^^;」モネがそう言う「力がある奴は、ダークナイトやヘイゲルにされたって話も聞く」タロはそうつぶやく「うへ…俺らは知らないでそいつらと戦ってたのか…」ニライがそうつぶやく「しかたないさ…だが、それもこれもシドスを倒してジ・エンドさ!」クラッシュがそう言って壁を叩く「とりあえず…作戦を立てないとな」タロがそう言う「作戦?」モネがそう聞く「俺達がいきなりそのクロノス城に行ったら大変な事になるだろ?」クラッシュがそう言う「そうだな…確かにそれはまずいな」ニライが腕組みをしてそう言う「それに…他にも探さなきゃいけない奴がいるからな」クラッシュがそう言う「他?」モネがそう質問する「あぁ…俺たちの大切な仲間さ…そいつらは密かに逃がしたから何とか生きてるはずだ」タロがそう言う「モネ、チャットを出せ!」ニライがモネにそう言うモネはうなずいて懐からチャットを出す「それはなんだ?」クラッシュはチャットを見てそう聞く「コレはチャット…簡単に言うと離れた場所から連絡が取れる便利な物さ」ニライはそう説明するタロとクラッシュは感心しながらモネのチャットを手に取りいじりまわす「そいつを貸しておくから、今後はそいつで連絡を取ればいい」ニライはそう言う「ええ!僕のチャットなくなるじゃん!」モネが嫌な顔をしながらニライにそう言う「わかったよ…100円やるから、それでいいだろ!」ニライはそう言って懐から銀貨を一枚出してモネに渡す「こ、コレはどこのお金?^^;」モネは銀貨を見てそうつぶやく「とにかく俺達が何とかして…タロさとクラッシュを引っぱってくるしかないんだろうな」ニライはそうつぶやくタロとクラッシュはうなずいて返事をする「そうだ…仲間って何人くらいいるの?」モネがそう2人に聞く「そうだな…主だった奴は、騎士団を束ねていたケンジャとデンキチ」クラッシュがそう言う「け、ケンジャ!?」ニライが驚いた声でそう言う「知ってるのか?」タロがニライにそう聞く「まぁ、同じ名前の奴はうちのギルドにいるが…」ニライがそう答える「なるほど…会えるなら早いうちに会っておきたいな」タロがそう言う「それと…今のユニオンマスターがデンキチって名前だったような…」ニライがそうつぶき、モネも横でうなずく「あとは王の警護と密偵をしてたマドリだな」クラッシュがそう言うニライとモネはうなずいて返事をする「そして…何よりも重要なのが…我が王、悲魔…」クラッシュがそうつぶやいて玉座を見つめる「えええええええ!」ニライとモネの叫び声が城内にこだまする…『To Be Continued♪』
2006/08/29
コメント(13)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第四章・第7話『-梟-』「はぁはぁはぁ…」アイナは肩で息をしながら額の汗をぬぐう「上出来だ、カイヌゥスに行ったらこいつらがメインのターゲットになるからな覚えとけ」焔はそう言いながら水筒をアイナに投げて渡すアイナは水筒を受け取り水を口にする「さて…まだこいつらを相手にするのはしんどそうなんでさっきの場所に戻るんだが…この先だけ案内するか」焔はそう言ってさらに奥を目指して歩き出すアイナは慌てて焔の後を追う焔は近付いてくる敵を魔法でなぎ倒しながらどんどん進んで行く『ほぉ…けっこうやるもんだな』カーラが焔の動きを見てそうつぶやく「そなの?」アイナがカーラにそう聞く『魔法職のキモは魔法の詠唱時間…いかに的確にその場に合った魔法を素早く繰り出すかが勝負の決めてさ!』カーラがそうアイナに説明する「ふーん、そうなんだ」アイナはそう答えるものの、カーラの言った意味のほとんどが理解できてない『あいつの魔法は早い…というか、詠唱していない気もしないでもないが…』カーラはそう呟いたそして焔達は川のほとりに着く「この先がチャクラの集落…まぁ今は誰も住んでは居ないがね」焔は川の対岸を指差してそう言うアイナはうなずく「この先にはアンテクラが居る」焔はそうアイナに言うアイナは苦笑いを浮かべる「この前は特別!これからは極力奴を避けること!OK?」焔はアイナにそう言うアイナは無言で何回もうなずく「ちなみに、カイヌゥスの山頂にも1匹出るからね♪」焔はそう言って笑うそして元の狩り場へと再び歩き始める『エビルクナブラ』「もう1回、いけるかな…」アルテミスは辺りのモンスターを一掃してそうつぶやく「!!!」その時、アルテミスは人の気配を感じ物陰に身を潜める「うへぇ…ここはどこだ?」そんな声がアルテミスの耳に届く(「この声…ニライさん?」)「どこに出るのかわからないのかよ!」違う声がそうツッコミを入れる「まぁ、あそこから出れたのは上出来だね」また別の声がそう言う(「この声も…聞き覚えがあるような」)「タロは気楽でいいよな…もしもとんでもないとこに出ちまったらどうすんだよ!」(「…ダークフレイムのタロさん?」)アルテミスはそっと物陰から様子を伺う3人の男が辺りを見回しながらウロウロと歩いている(「やっぱりニライさんだ…それにタロさんと傭兵の野良犬クラッシュ…か、ありえない組み合わせ ^^;」)「おぉ!ここはエビルだ!」ニライがそう叫ぶ「なんだ…エビルか…って、おい!」クラッシュがそう声を上げる「エビルってマタリエルが封印されてるとこか…まずいなそれは」タロがそう言う「そんな驚かなくても3人いれば何とかなるろ…」ニライがそう言う「無理だ!今の俺達は…」クラッシュがそう言い掛けた時に辺りでモンスターが湧き始める「さて!殺るぜ!」ニライはそう言って身構える「無理だって…今の俺らは魔力を奪われてるからよ…」クラッシュがニライにそう言う「ええ!」ニライがそう大声を上げるモンスターがジリジリと3人に近付いてくる「仕方ない…もう一回飛ぶ!つかまれ!」ニライがそう2人に言う2人はまたニライの足にしがみつく「緊急退避…タイガァァヘブーーン!」ニライはそう叫んでハンマーで地面を叩いてその場から消える「なんだったの…今の…^^;」アルテミスはそうつぶやく『エンタイス奥地』モネは1人周囲を警戒しながらエンタイスを歩く「!!!!」何かの気配を感じたモネが急いで身を潜めそっと気配のあった方向の様子を伺うそこには見たことも無い集団がウロウロしていた「なんだ?モンスターではないようだけど」モネはそうつぶやく黒いケープに怪しげな仮面…まるで何かを探すかのようにその集団は徘徊している「人…なのかな?」モネはまた身を潜めそうつぶやくそしてもう1度覗こうとした時『パキッ!』モネは木の枝を踏んでしまう怪しげな集団はその音に気付きモネの方に向かってくる「や、ヤバ…」そう言ってモネが後ずさりした時…何かにぶつかるモネが恐る恐る後ろを振り向く「!!!」モネの背後に怪しい集団の1人が立っていた「フー…フー…」その怪しい集団が呼吸をする度に漂うなんともいえないおぞましい匂い仮面から覗くとてもまともな生き物とは思えない血走った目モネはゲートスクロールを使う事も出来ずに硬直し…囲まれてしまった『チャクラ』焔とアイナは敵を駆逐しつつ最初に狩りをしていた場所に戻ってきた「はぁはぁはぁ…」アイナはだいぶ息が上がっているそれを見た焔が「しゃあない…ちっと休むか」そうつぶやいてアイナを岩の上に引っぱりあげる「全ての狩り場に言える事だが、狩りのポイントは敵を集め過ぎないようにする事…退路を確保しつつ間合いを維持する事!…だな」焔はそうアイナに言うアイナは水筒の水を飲みながら黙ってうなずくその時…敵をなぎ払いながら1人の女が走ってくる「チッ!完全に見失っちまったよ!」その女は手に持ったとても痛そうな鞭を束ねながらそうつぶやいて地面を蹴るアイナと焔はその光景をただ見つめる「!!!」鞭を持った女がアイナと焔に気が付くアイナはペコッとお辞儀をする「あんた達…さっきからこの辺に居たのかい?」女はそう質問してくる「いや…集落の方から今こっちに移動してきたとこさ」焔がそう答える「じゃあ見て無いか」女はそうつぶやく「何をですか?」アイナがそう質問する「へぇ…そんなヘボ防具のくせにカーラ使いかい」女は質問してきたアイナを見てそう言ってフッと笑うアイナは思わずむくれる「怒ったかい?かわいいねぇ」女はむくれたアイナにそう言う「で、何を見たかって?」今度は焔が女にそう質問する「黒いケープの怪しい仮面の集団…といってもあんた達は知る訳も無いか」女は苦笑いでそう言う「梟が居たのか…気が付かなかったな」焔は女の言葉を聞いてそうつぶやいて辺りを見回す「!!!…あんた、梟を知ってるのかい?」女はかなり驚きつつ焔にそう聞き返す「まぁね…噂くらいだが…」焔はニヤっと笑いながらそう返事をするアイナは2人の会話がまったくわからずにただ眉間にしわを寄せる「ただ者では無いね…あんた」女はそう言って束ねた鞭をほどく「おいおい、血の気の多い姉さんだな…俺は知ってるだけ♪関わりはねぇよw」焔はそう言う「名前くらい教えてくれないかい?」女は焔にそう言う「俺は焔」焔は女にそう言う「そっちのカーラのお穣ちゃんは?」女はそう言ってアイナの方を見る「私はアイナです」アイナはそう言ってニコッと笑う(「アイナ…どこかで聞いたような」)「私はマドリ…ギルド毒蛇のマドリよ」女はそう名のった「見失ったんじゃこんなとこに長居する意味も無いし…行くか」マドリはそう言ってゲートスクロールを取り出す「じゃあね、かわいいカーラのお穣ちゃん♪」そうアイナに言ってマドリはその場から消えた「さっきのマドリさんが言ってた梟ってなぁに?」アイナが焔にそう聞く「あぁ、ホーホーって鳴くやつだよ…きっと焼いて食うんだろw」焔は笑いながらアイナに言うアイナは顔をひきつらせる『エビルクナブラ』「さて、そろそろ時間だしこの辺がキリかな」アルテミスはチャットを取り出しマエルに話しかけるアルテミスの周囲にゲートが展開してその場から消える「シュウはまだ来て無いみたいね」アルテミスはそうつぶやいて近くの物陰に身を隠すしばらくしてシュウがアルテミスの前に現われる「ゴメンね毎回」アルテミスはシュウにそう言って手を合わせるシュウは何も言わずに首を横に振る「コレが今回の分」そう言ってシュウの前に今回の戦利品の入った袋を置く「うは…姐さん稼ぐね^^;」シュウはそう言って懐から前回の戦利品を売ったお金の入った袋をアルテミスに渡す「アリガト♪」アルテミスはシュウにそう言ってウインクをする「でもさ…もうとっくにバゥルくらい買えるんじゃないの?」シュウがアルテミスにそう言う「いいの…普通に買ったんじゃ気持ちが治まらなくてね ^^」アルテミスはそう言ってシュウに微笑むシュウはうなずきながらアルテミスの荷物を担ぎ上げる「ヨロシク♪」アルテミスはそう言ってシュウの前から消える「SSDには、なんでこう不器用な奴ばっか集まるんかねぇ」シュウはそうつぶやいて笑う『エンタイスの奥地』「な、なんなんだよお前ら!」モネは謎の集団に囲まれてそう叫ぶ謎の集団はただ異臭を放ちながら呼吸するだけで何も答えようとはしないその時…モネの目の前で謎の集団を吹き飛ばして土煙が上がる土煙の中から見覚えのある後姿が出てくる「に、ニライさん!」モネは思わずニライの背中に抱きつく「な、なんなんだ!やみろって!」ニライはそう言ってモネを振り払う「で…今度はどこだよ」クラッシュがそうつぶやく「さぁ」タロがそう答えるニライ達はかれこれこんな会話を何回してきただろうか「モネ…ここはどこだ?」ニライがそうモネに聞く「ここは…エンタイスだよ」モネがそう答える「で…こいつらは?」ニライは異様な集団を見て身構えつつモネにそう聞く「さ、さぁ…いきなり囲まれて」モネは苦笑いでそう答える「ゲッ…こいつら梟じゃん」クラッシュがそう答える「梟?」ニライがそう聞き返す「あぁ…シドスの手下さ」タロはそう答える「じゃあ…殺っちまっていいんだな?」ニライはそう2人に聞くそれを聞いたタロとクラッシュはうなずいて返事をするそれを見たニライはニヤッと笑ってハンマーを振りかざす「熱海の温泉につかる事41分59秒!編み出した技がこいつだぁ!」ニライはそう叫びながらハンマーを振り回す「超・ニ・ラ・イ・たぁつぅまぁきぃぃ!」ニライがそう叫ぶと周囲に大きな竜巻が起こり謎の集団を斬り刻む謎の集団を一瞬で殲滅したニライは決めのポーズをとり「フッ…安心しろ峰打ちだ」とつぶやく「峰打ちって…全部バラバラになってんじゃん^^;」クラッシュがそうニライにつっこむ「かたい事は気にするな…結果オーライだ」ニライはそう言って笑うニライを除いた3人の顔がひきつる「そう言えば…さっき、ここがエンタイスだって言ってたな」タロがモネの方を見てそう言うモネはうなずいて答えるタロとクラッシュは辺りを見回しながらウロウロと歩くそしてさっき謎の集団がうろついてた辺りで足を止める「ここだ」タロはそう言って立ち止まるそしてタロは懐からナイフを取り出し自分の手の平を切る握った拳から血が滴り落ちる「おい!タロ…こいつらの前でそれをやったらまずいだろ」クラッシュがタロにそう言う「いや…どうやら俺らが囚われてる間に事情がだいぶ変わってるらしいしな…誰かに話を聞かない事には始まらん」タロはクラッシュにそう言うクラッシュは不服そうな表情を浮かべるがそれ以上は反論しなかったモネとニライはただその様子を伺うするとタロの足元になにやら魔法陣のようなものが現われる「では行こう…我らが拠点…ファン城へ」タロはそう言うニライとモネは顔を見合わせてうなずきタロが作り出した魔法陣の中に入るそして4人は魔法陣と共にその場から消える…『To Be Continued♪』
2006/08/28
コメント(7)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第四章・第6話『-時空を超える男-』「ここはいったいどこだ?」ニライは先の見えない広大な平原に立ってそうつぶやく「しょうがねぇな…もう一度やってみるか…」ニライは手に持った大きな光り輝くハンマーを握りなおし気合を溜める「はぁぁぁぁぁぁぁぁっタイガーーーーへブーーーーン!」ニライはそう叫びハンマーで地面を叩く地面から土煙が上がりその場からニライが消える『エビルクナブラ』「ふぅ…だいぶ稼いだけど、まだまだだねぇ」アルテミスは額の汗をぬぐいながらそうつぶやく「定時見回りの時間はまだ先だし…シュウとの待ち合わせの時間にも…もう少し狩るか…」アルテミスはそうつぶやいて再び狩りをはじめる『エンタイス』「こんなとこ…1人でどうしろって言うんだよ…誰か来れば混ぜてもらうんだけど…誰も来そうにないな ^^;」モネはそんな独り言を言いながら1人エンタイスの入り口で立ち尽くす「しょうがない…1人でやれるとこまでやって、ダメなら戻ってアイナさんか白狐ちゃんでも手伝うか…」モネはそう言って警戒しながらエンタイスの奥地に踏み込んでいくどのくらい歩いたか…いつもの状況と違う事にモネは気付く「誰か狩ってるのか?モンスターが全然いない…」モネはそうつぶやくいつもなら凶悪なモンスターがウヨウヨしてるエンタイスなのに今日に限ってはまったくモンスターが居ない「やっぱり変だ…こんなに静かなわけが無い」モネはそう言ってさらに奥へと進んで行く『チャクラ』「違う!もっと踏み込まないと致命傷は与えられないぞとw」焔はそう言ってアイナに激を飛ばす次の瞬間、アイナは一気に敵に囲まれる「ヤバ… ^^;」アイナは一気に引いて間合いを取り直す「ここいらの敵は気を抜くとすぐに群れるからテンポよく片付けないとこっちがヤバくなる」焔はアイナにそう言い、アイナは焔にうなずくともう一度モンスターに仕掛けるその後、何とか周辺のモンスターを方付けたアイナはポットを飲みながら一息つく『もう少し俺様の力を信じて欲しいね…マスターが死ねば俺も終わりだからね、心中はゴメンだぜ!』カーラもアイナの戦い方が気に入らないのかそう言う「さて、もう少し奥に行くか…1人で来た時のためにしっかり案内しないといけないしな」焔はそう言うとチャクラの奥へと足を進めるアイナは焔の後を追うしばらくしてから焔は足を止める「ここがカイヌゥスの入り口…アイナちゃんにはもうちっと先だがね」焔は指をさしてアイナに教えるアイナがうなずいて返事をした時…サソリとクモのモンスターがジリジリと近付いて来る「さぁ、こいつらがカイヌゥスにも居るスリィーンとヴィシャスだ…かなり痛いから気合入れてけよ!」焔はそう言うとアイナの背中を押すアイナは口元をキッと結び身構える『謎の洞窟』「うへぇ…また見た事も無いとこに出ちまったよ…」ニライは辺りを見回しながらそうつぶやく「タイガーへブンは空間移動が簡単に出来る便利な技だが…どこに飛ぶか見当も付かないってのが難だな…」そう言いつつニライは洞窟の奥へと歩いていく「だいぶ朽ち果てているが…ここは牢獄か?…まるでケタース聖堂だな」ニライは警戒する事無く口笛を吹きながらさらに奥に進んで行く『ギルドセンター』「じゃあ、白狐ちゃんの登録出すけど…保護者は藁さんでいいんだね?」悲魔が藁人形にそう聞く「うむ」藁人形はそう言ってうなずき、書類にサインをする悲魔はもう一度書類に目を通して受付に提出する「これから俺はパンクスのとこに顔を出すけど…藁さんはどうする?」悲魔は藁人形にそうたずねる「とりあえず…俺は戻るわ、そろそろ白狐も起きてくるだろうし」藁人形は少し考えてから悲魔にそう答える悲魔はうなずいて2人はギルドセンター前で別れる『謎の洞窟の奥地』「なぁ…俺達はいつまでここに居るんだ?」牢屋の中で1人の男がそうつぶやく「さぁな…ただ、腹もすかないし…死ぬ事は無い」もう1人の男がそう答える「前に人が来たのはいつだっけ?」また男がそう言う「忘れちまった…はるか前なのは確かだが…っていうか、毎日そんな事言ってないか…お前」聞かれた男はそう答える「タロ…お前は気楽でいいよな…」男はそう呟く「仕方ないだろクララ…俺達にはどうする事も出来ないんだからさ」タロと呼ばれた男はそう答える「おい!そのクララって呼び方はやめろよ…俺はクラッシュだ!」クララと呼ばれた男がそう叫ぶその時、どこからか怪しげな口笛が聞こえてくる「なんだ?誰か来る…」タロがそう言う「見回り…じゃねぇよな…」クラッシュもそう呟くそして口笛の主が2人の牢屋の前にさしかかる『SSDアジト』「ほぉ…骨組みはほぼ終わったのか」悲魔は建設中のアジトを見てそう言う「お!悲魔ちゃん」悲魔を見つけたパンクスがそう声をかける「やぁ」悲魔はパンクスに挨拶をする「みんな気合入っとるけぇ…予定より早くいけそうじゃのぉ」パンクスはそう悲魔に言う「そっか…それはありがたいね、何か差し入れでもしないとなw」悲魔はうなずきながらパンクスにそう言う「それはありがたいのぉ」パンクスは腕組みしながら悲魔にそう答える「そうか、邪魔してすまなかったな…また寄る」悲魔はそう言ってパンクスの元を立ち去った『謎の洞窟の奥地』「ここはやけにでかい牢屋だな…」ニライは口笛を吹くのをやめて鉄格子を触りながらそうつぶやく「!!!」そして、鉄格子の奥に人の気配を感じる「誰か居るんか?」ニライは鉄格子の奥に向かってそう言葉を投げかける「人の言葉…自分達以外の人の言葉なんて久しぶりだな…」鉄格子の奥からそう男の声が返ってくる「閉じ込められてるのか?なんだったら助けてやるけど」ニライは暗闇に向かってそう言う「無理だね…この牢獄の鍵には魔法がかけられてて、かけた奴じゃないと開ける事はできない」違う男の声がそう言う「ふっ、ふははははは!」それを聞いたニライが不意に笑う「な、何がおかしい!」暗闇の奥の声はそう叫ぶ「俺様のタイガーピッキングに開けられぬ鍵など存在しない!」ニライはそう答える「ぴ、ピッキングとかそう言うレベルの話じゃねぇっつうの!人の話を聞け…」暗闇の中の男がそう言いかけた時「すぉぉぉぉぉぉ!」とニライが叫び声をあげてハンマーを振り上げる「タイガァァァァァァピッキーーーーーーーング!」ニライはそう言って振り上げたハンマーを一気に振り下ろす『ドゴォォォォォォォォン』轟音と共に牢屋の鍵がはじけ飛ぶ「おま…それはピッキングじゃねぇだろ!」暗闇の声がそうつっこむ「かたい事は気にするな!開けばいいんだよ開けば♪」ニライはそう言って牢屋の扉を開けて中に入って行く『クロノス城』悲魔はパンクスの元を去った後ホテルラピスに向かっていたゲート脇の細い路地にさしかかった時…背後に気配を感じる「誰だ?」悲魔は杖を握りそう言う「脅かしてすみません…政府の者です」背後の気配はそう言って悲魔の正面に回る「政府…政府がなに用で?」悲魔は表情を変える事無くそう聞く「では用件を言いましょう…確かあなたのギルドは今度のアリーナでオークションをするとか…」政府の物と名乗った人物がそう悲魔に聞く「それがなにか?」悲魔はそっけなくそう答える「出品リストを拝見しましたが…アレだけの代物を一気に出されるとこちらとしてはちょっと都合が悪いんですよ…」政府の人間がそう悲魔に言う「しかし、正当な方法で入手した物だし…我々も大金が必要でね」悲魔はそう政府の人間にそう答える「存じています…入手した経緯も、大金がいる理由も…そこで、その出品物の全てを政府が買い上げましょう…相場の1.5…いや2倍で、いかがですか?」政府の人間はそう悲魔に告げた悲魔としても2倍で買い取ってくれるならそれに越した事は無い「それ以上は出せませんが…アジトの建設費には十分足りるでしょう、無論…そちらで必要な物は抜いて頂いて構いませんが…アリーナ当日の朝に換算させて頂きます」政府の人間はそう言ってニヤッと笑う「それは提案?」悲魔はそう聞く「いえ…提案ではなく…通告です」政府の人間はそう言って悲魔の前から消える「通告…か」悲魔はそうつぶやく『謎の洞窟』「鍵を開けてくれたのには感謝する…だが、もし我々が大罪人だったらどうするつもりだったんだ?」暗闇の男はニライに向かってそう言った「おぉ!なるほど…そこまで考えてなかった」ニライはポンっと手を打ってそう答える「・・・・・」それを聞いた暗闇の中の男達は二の句が告げないでいた「って…タロさじゃん!何してんだこんなとこで」ニライは暗闇に目が慣れてきて目の前の男の一人にそう言った「お前…こいつ知ってるの?」もう1人の男がタロさと呼ばれた男に向かいそう言う「いや…こんな奴は記憶に無い」タロさと呼ばれた男はきっぱりとそう言う「はぁ?俺だよ…SSDのタイガーニライだってばよぉ」ニライはそう言う「確かに俺はタロだが…お前は知らん」タロはニライにそう言う「!!!…そうか、そう言う事か…」もう1人の男がそうつぶやく「クララ…なんだ?」タロがもう1人の男にそう言う「つまり、アレだ…こいつが知ってるタロはお前の人形だよ…奴らが作った…」クラッシュはタロにそう言う(「そう言えば…こっちの奴もどこかで見た事あるような…」)「なるほど…それは願ったりかなったりだな…さすがはクララだ」タロはクラッシュにそう言う「タロ!俺はクララじゃねぇ…クラッシュだぁ!」クララと呼ばれたクラッシュがそうタロに叫んでつっこむ「クラッシュ…そうか、あんたは野良犬クラッシュだ!」ニライはクラッシュにそう言う「野良犬?なんじゃそりゃ…」クラッシュはニライにそう聞く「徒党を組まずの傭兵家業…それゆえの野良犬」ニライはそう説明する「なるほど…でもなぁ、それならせめて一匹狼とか、他に言いようがありそうだが…センスのねぇネーミングだな」クラッシュは苦笑いでそう言う「なに言ってんだよ…自分でそう名乗ってんじゃんwww」ニライは笑いながらクラッシュにそう言うそれを聞いたタロが思わず噴出す「ところで…出口はどこだ?」ニライが2人にそう聞く「それは俺らが聞きてぇな…ここには入り口もなければ出口も無い!あんた…どっから入ってきたんだ?」クラッシュがそうニライに言う「しょうがねぇ…もう1回飛ぶか…」ニライはしばらく考えた後にそう言う2人はニライの言った意味がわからずただ顔を見合わせる「ほんじゃ俺は行くけど…あんたらどうする?出たいなら連れてってやるけど」ニライは2人にそう聞く2人は半信半疑だがとりあえずうなずく「じゃあ行くぜ!しっかりつかまりな!」ニライはそう叫ぶ2人はニライの足にしがみつく「この技を編み出すために飛騨の山中に篭る事24分43秒!空間転移術タイガァァァァヘブーーーーーン!」ニライはそう言ってハンマーで地面を叩くその場から土煙と共に3人が消える…『To Be Continued♪』
2006/08/27
コメント(3)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第四章・第5話『-新しい道-』窓から差し込む光でアイナとトムチャは目を覚ますきっと明け方まで眠れなかったんだろう隣では白狐がまだ寝ているアイナとトムチャは白狐を起こさないようにそっとベットから出る「起こさない方が…いいか」トムチャは白狐の方をチラッと見てそう言うアイナは無言でうなずいて微笑むそして2人はロビーへと歩いていくロビーには悲魔達がすでに準備を整えて揃っていた「うん?白狐ちゃんが見えないけど…どうかした?」ロビーに来たのがアイナとトムチャの2人だけなのを見て悲魔がそう聞く「白狐ちゃんは…まだ寝てるみたいなのもうちょっと寝かせておいてあげれないかな?」トムチャが悲魔にそう言い、アイナも横でうなずく「うむ、なら先にの装備品を調達に行って来るか…」藁人形がそうつぶやく「ただ…武器はダガーとしても防具がなぁ…あの体型じゃ盾すら装備できないしね」悲魔はそうつぶやく藁人形は悲魔の方を見て苦笑いでうなずく「待たせたな…」そう言いながら焔がロビーにやってくるそして焔はカーラをアイナに渡す「いよいよ成長デビューだね」モネがアイナにそう言うアイナはモネにニコッと微笑むが…内心はちょっと複雑だった「そういやぁ…誰の装備がどうしたって?」焔が悲魔達の方を向いてそう聞く「あぁ…うちに入った新人なんだけど、まだ子供なんだよね…武器はともかく盾や防具がね、手頃の物があればいいんだが…とね」悲魔は焔にそう答える「確かに一般的に売られている物は…大人用だからな…」焔はそうつぶやく「まぁ…最悪は特注やなww」ジャルデウが笑いながらそう言う「特注か…」悲魔はそう言いながら焔の方をチラッと見る「おいおい…わりぃけど俺は防具は作れんよ」焔は悲魔の視線に気が付きそう返答する「だよな…」藁人形がそうつぶやく「カイラならやってくれるのかな?」モネがそうボソッと言う「カイラは無理やろ…例えやってくれたとしても…ふっかけてくるでぇ見かけの通りドケチで腹黒の性悪女やからなぁwww」ジャルデウが笑いながらそう言う悲魔も同感なのかうなずく「せやけど…パイプラインを持った奴ならわからんけどねぇw」ジャルデウはそう言ってニヤッと笑い焔の方を見る悲魔達も思わず焔の方を見る「おいおい…俺は別にあいつとそんなんじゃないぜ…」焔は苦笑いでそう答える「まぁ…ここで話してても始まらんな…そろそろ出かけよう」藁人形がそう言いいそしてそれぞれの目的のために行動を開始した『焔&アイナ』焔とアイナはマエルに転送してもらいターラの村に来ていた「とりあえず今日はチャクラ辺りで狩をしてみるか…」焔はしばし考えた後にそうつぶやくアイナは無言でうなずく「それじゃ…準備開始だな」焔はアイナの方を向きそう言うアイナはうなずいてカーラを装備する『やっと装備したか…このまま出番がないかと思ったぜ、ホント鈍くさいマスターやな…』装備したそうそうにカーラはそう悪態をつくアイナは苦笑いを浮かべる「それと…これはせめてものおまじないだ」焔はそう言ってポケットから指輪を取り出しカーラに付ける「こ、これは?」アイナはカーラに付けられた指輪を見て焔に聞く「あぁ、それね…成長武器は激レアだからね、そのカーラが自分の物だという証かなwいちおう魔法がかけてあるんで俺以外には外せないんよ」焔はそう答えるアイナは「へー」と言ってうなずく『こんなもん付けられたの初めてや…』カーラはそうつぶやく「でも…かわいいよ♪」アイナは思わずカーラにそう言う『あのね…マスターがボケボケだから俺様がこんな指輪を付けられないといけないんよ…そこんとこわっかってる?』カーラはアイナにそう言う「ボケボケ…って」カーラに言われアイナはそうつぶやく「さて…準備もできたしそろそろ行くぜ!」焔はそう言ってチャクラ方面に歩き出すアイナは慌てて焔の後を追う『悲魔&藁人形』悲魔と藁人形はフレドリックの店に来ていた「10歳くらいの女の子用の防具を探してるんだが…」藁人形がフレドリックにそう言う「10歳?…さすがにソレは在庫で持ってないぞ」フレドリックはそう答える「だよな…」藁人形は苦笑いを浮かべてそうつぶやく「だいたい…そんなちっこい奴の防具をなぜ探してる?…ま、まさか!」フレドリックはそこまで言って言葉をとめる「うん?」藁人形は意味がわからず首をかしげる「い、いや…いいんだ…お前も大変だなぁ…とな」フレドリックは藁人形の肩を叩きそう言ってうなずく「ま、まぁな…」藁人形はフレドリックの言葉の真意が解らないものの…とりあえずそう答えるそして…悲魔と藁人形はフレドリックの元を離れギルドセンター方面に歩く「なぁ…絶対あいつ勘違いしてるぞ!」悲魔は藁人形にそう言う「そうか?純粋に心配しての言葉と思うが…」藁人形は悲魔にそう返す「例えば…隠し子の装備を探して歩いてた…とかなw」悲魔が笑いながらそう言う「わはは!そこまでぶっ飛んだ想像はしてないだろwww」藁人形は笑いながら悲魔の言葉を否定する(「…だといいがな」)悲魔は心の中でそうつぶやいた『ジャルデウ&トムチャ』「ここが冒険者の憩いの場…シェリルの店ね♪」ジャルデウはシェリルの店の前で立ち止まりそうトムチャに言う「飲み屋なの?」トムチャがそう聞きかえす「そそ…建物はボロいがええ味してるんよ、そしてこの店には色々な仕事の依頼も来るからね…冒険者にとっては切っても切れない店やね」ジャルデウはそう説明する、そして2人はまた歩き出すしばらく歩くと道は3差路にぶつかる…「ここが通称お立ち台…待ち合わせとかまぁ色々ねwwで…この先がこの街の中心でゲートがある場所…ああ、説明は要らんか…君も昨日そこから来たんやからね、ただゲートの脇にはマエルっていうエロいじじいが居るからそこは注意ね♪」ジャルデウがそう笑いながらトムチャに言うトムチャも昨日そのゲートからこの街にやってきた…トムチャはフッと昨日の出来事を思い出す「で…この突き当たりを右に曲がると街の出入り口…そこから先は冒険者のエリアね、うんでその壷やらなにやら置いてるんがローリンの店…ポーションやらそういった冒険者の必須アイテムを販売しとるんよ」ジャルデウはトムチャに説明を続ける「ローリンはたまにボケるから大量に買った時や大量に売る時は金額に間違いないかきいつけた方がええよww」ジャルデウはそう言って笑う(「そっか…ここに住んでる人はほとんどが冒険者か、それに関わる人なんだな…」)トムチャはジャルデウの説明を聞きながらそんな事を考えていた「ほいで…ここを左に曲がる…静かにね、ちっと危険な生き物がおるから…」ジャルデウはトムチャに小声でそう言う(「街の中にそんな生き物が居るの?」)トムチャはちょっと心配そうな顔でジャルデウを見る「アレや…アレがこの世界で最強最悪の生き物や…名前はカイラって言うねん」ジャルデウはそう言って1人の女性を指差すトムチャは苦笑いを浮かべる「そんなにジッと見たらアカンって!目が合ったら魂を抜かれるか石にされかねん!」ジャルデウはそう言ってトムチャの視線を手で遮る(「あの人がカイラさんか…白狐ちゃんの話だとイイ人そうだったけど、ひどい言われようだな ^^;」)トムチャは昨晩の白狐の話を思い出しながらジャルデウに苦笑いを返す「まぁ…よほどの事情が無い限りアレには関わらん方がええよ」ジャルデウはそう言って歩き出すトムチャは数回カイラのほうを振り向きながらジャルデウの後を追う2人は階段を登りながら橋をくぐる「お!もう骨組みできとるやん…さすがはパンクスおじちゃんやなぁww」ジャルデウはそう言って建てかけの大きな家の前で足を止める「ああ、皆さんのアジトですね♪」トムチャはジャルデウにそう言う「な、何で知ってるの?」ジャルデウはトムチャにそう聞き返す「昨日、悲魔さんに聞いたんです^^」トムチャは笑顔でそう答えるジャルデウはちょっと寂しそうな顔をする「お!ジャルちゃん…こんな朝っぱらから女の子とちちくりあってええのぉ…」そう言いながら建築現場からちょっといかつい風体の人が近付いてくる「ちょwwwwwちちくりってなんやねん!」ジャルデウは激しくそうつっこむ「ちちくりって…^^;」トムチャは苦笑いでそうつぶやく「この怪しげなおじちゃんが廣島一家の組長のパンクスおじちゃんやねん」ジャルデウはそうトムチャに説明して「でも…かなりエロいから気をつけなきゃアカンよ…」と小声で耳打ちをするトムチャはただ苦笑いを浮かべる「ジャルちゃんはこんなんが好み?」パンクスはそっとジャルデウに近付いてそう小声で話しかける「こ、こんなん…て、ええやんどんなんが好みでも…」ジャルデウは少し動揺しながらパンクスにそう言う「俺は…もう少しバイーンでプルルンでプニプニがええんけぇのぉ…」パンクスはトムチャの方をチラチラと見ながら両手でジェスチャーをしつつそう言う「ちょwwwwwどこの好みの話をしてんねん!」ジャルデウはパンクスにそうつっこむ「どこって…女言うたらソコじゃろ」パンクスは不思議そうな顔をしてジャルデウにそう言う「もうええわ!」ジャルデウはそう言って歩き出すトムチャはペコッとパンクスに頭を下げてジャルデウの後を追う「で、ここが冒険者が利用する倉庫ね…ちなみにあのイートンっちゅうおっさんは変態なんよ」ジャルデウはトムチャにそう説明するジャルデウたちに気が付いたイートンがニヤッと笑う「ね、あぶないっしょ?」ジャルデウが笑いながらそう言う(「なんか…話を聞いてるとまともな人が1人もいないじゃん… ^^;」)トムチャはただ苦笑いを浮かべるそしてジャルデウはまた歩き始め、トムチャはその後をついていく「もっと殺伐としてると思ったけど案外静かなんですね…」トムチャがそうポツリと言う「街ん中はね…外は別世界やねん、この街の周辺なら寝転がってても死ぬ事は無いけどね…一瞬の油断やちょっとの判断ミスで命が危ぶまれる場所もある…」ジャルデウは真顔でそう話し始める今まで見てきたのとはまったく違う表情のジャルデウにトムチャは驚かされる「敵はモンスターだけじゃないんよ…人間の方が怖い、一攫千金を狙う奴、強さだけを追い求める奴、ただ単に殺す事に取り付かれた奴…そんな奴等もおんねん…この街から一歩でも外に出ればそういう世界がひろがってんねや」ジャルデウはそう言ってフッと笑うトムチャはジャルデウのそんな笑顔に寂しさを感じた「ジャルさんは…どうして戦ってるの?」トムチャは思わずそう質問する「この大陸の平和のため…ってのは建前やねw正直なとこは戦いの中でしか生を感じれん人種ってとこかな?」ジャルデウは笑いながらそう答えるジャルデウの寂しそうな笑顔の意味…ジャルデウの話を聞いてザワザワしだす自分の心…トムチャはこの世界の事をもっと知りたい…そう思い始めた…『To Be Continued♪』
2006/08/26
コメント(3)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第四章・第4話『-成長する武器-』「ただいま…」そう言ってアイナは悲魔の部屋に戻ってきた「ど、どうしたの…なんか暗いけど」モネが戻ってきたアイナを見てそうたずねる他の人達も心配そうにアイナを見る「うん…明日からカーラを使う事になったの…」アイナはそう答える「おぉ!そいつはめでたい!」藁人形はそう言ってアイナに水割りを渡す「そそ…アイナさんのレベルで成長を持てるなんてすごいことだよ!」モネもそう言う「カーラ?成長?」白狐はそう藁人形に聞く「うむ、カーラっていうのはだな…この大陸の中でも最強クラスの武器1つさ」藁人形はそう白狐に言う「魂を持った武器で使用者と共に成長していくんだよ…だからそれらを総称して成長武器って言うの」モネがそう付け加える「うわぁ…アイナさんすごいです♪」白狐は目を輝かせながらアイナの方を見てそう言うしかしアイナの表情はどんよりと暗い…「反逆児だったわけやね…」アイナの表情を見てジャルデウはニヤッと笑いながらそういうアイナはただうなづく「でもすぐに慣れるよ…僕のもけっこう生意気だったしね^^」モネもそうフォローする「腹っ立ったら痛い目に合わせたらええよ…そしたら言う事聞くって♪」ジャルデウもそう言う「そ、それはおススメしないけど…」モネはそうつっこむ「そうか?俺のはあれ以来ええ子やで」ジャルデウはそう言って大笑いする「成長武器を本気で折りかけたのって…たぶんこの大陸でジャルさんだけだよ」藁人形も笑いながらそう言う「あんまうるさいから、折るぞ!って言ったら…折ってみろよ!俺が居なかったら何も出来ないくせによ…って偉そうに言うからな…ついw」ジャルデウはそう言って自分の武器を手に取り、笑いながらその時のマネをするその場に居た全員がその姿を見て笑う「まぁ…彼らは元々神々の魂を分け与えられた武器だからね…そうやって反抗するやつも居るよ…ジャルさんのようにしろ…とは言わないけどね…とにかくおめでとう♪」悲魔はアイナにそう言うアイナは少し気が楽になったのかニコッと笑ってみせる「ほんじゃ…もう1回乾杯しますか♪」ジャルデウがそう言う「今度はちゃんとした乾杯をしてくれよ」藁人形はジャルデウにそう言うジャルデウは笑いながらうなずく「アイナさんと成長武器が仲良く冒険が出来るように…そして俺が君と仲良くなれるように…乾杯!」ジャルデウはトムチャの方を見てそう乾杯の音頭をとる全員、ため息をつきながら乾杯する…『焔の部屋』「どうだった?お前の今度のマスターは…」焔はアイナの置いていったカーラにそう声をかける『・・・・・』カーラはそう聞かれても何も答えない「俺の声は聞こえてるんだろ?…そして俺はマスターじゃないがお前と話が出来る…」焔はそうカーラに言いながらタバコに火をつける『…まさかな』カーラはそうつぶやく「そのまさかなのよww」焔は煙を吐き出しながらそう言う『!!!』カーラはそれを聞いて驚く「まぁ…驚くのは無理ないよな…そんな奴は今まで居なかっただろうしww」焔はカーラにそう言って笑う『じゃあ聞く…あいつは何者だ?表面的には今までのやつと同じ人間なんだが…違うようにも見える』カーラは焔にそうたずねる「そっか…さすがは伊達に長く生きてはいないって事か…」焔はカーラの問いかけにそう答える『ほぅ…ほんとに聞こえてるようだな』カーラはそうつぶやく「だから最初からそう言ってるだろww」焔はそう笑いながら言う『で…あいつの…いやマスターの正体は?』カーラは焔にもう一度そう聞く「そだな…正確には俺も答えられない…ただ、あの子の中には別のあの子がいる事だけは確かだな」焔はそうカーラに答える『なるほど…俺はそのマスターの中にいる別のマスターを感じたって訳か…』カーラはそうつぶやく「そそ…そしてお前にはその別のあの子をうまくコントロールして欲しいのよ…暴走しないように…ね」焔はそう言って長くなったタバコの灰を払う『出来るのか?かなりでかい存在だぞ…』カーラはそうつぶやく「明日…お前の爪にこの指輪をはめる」焔はそう言ってさっき自分の血を吸わせた指輪をカーラに見せる『なんだ?その指輪は…』カーラは焔の言った意味がわからずにそう聞く「この指輪は…彼女の中に流れる血と同じ血が染み込んでいる…つまり彼女の中に眠る力の波動と同じ波動が出ている…たぶんいい感じにシンクロすると思うんだけどねw」焔は怪しく光る指輪を見つめながらそう答える『なるほど…理屈はわかった、だがそれで本当に出来るのか?』カーラはそう焔に聞く「さぁね…出来ると信じてはいるけどね…いや、出来なくちゃ困るんだよ…出来なくちゃね」焔はそうつぶやいて指輪を机に置き新しいタバコに火をつける『悲魔の部屋』「明日もあるからね…今夜はそろそろお開きにしよう」悲魔がそうつぶやく「えぇぇぇ…」ジャルデウがそう思いっきり嫌そうに言う「じゃあ…白狐ちゃんは明日は藁さんと…アイナさんは?」悲魔がアイナにそう聞く「私は…焔さんとカーラを装備して狩に行くみたい」アイナはそう答える悲魔はうなずいてジャルデウとトムチャさんの方をチラッと見る「街の案内なら俺がするよ♪」ジャルデウがニコニコとそう答える「えぇぇぇぇ…エンタの森は?」モネがそうジャルデウに言う「そんなとこ1人で行ってきなさい!」ジャルデウはモネにそう言うモネはため息をつく「じゃあ…トムチャさんはジャルさんに頼むか…」悲魔はトムチャの方を見ないようにしてそう言うトムチャは少しむくれる「では…今日は寝よう…白狐ちゃんとトムチャさんはアイナさんの部屋で寝てね…」悲魔はトムチャと白狐にそう言う2人はうなずく「寂しくなったらいつでも俺の部屋にくるんだよ」ジャルデウはそう言ってトムチャの頭を撫でるトムチャはニコッと笑ってお辞儀をするそして挨拶をしてそれぞれの部屋に分かれていく「この部屋は…ベットがまぁるいです♪」部屋に入るなりそう言って白狐はベットに飛びのり上で跳ねる「まぁ…そういうホテルだからね…」トムチャは苦笑いでそう答える「3人で寝れるかな…」アイナはそうつぶやく「くっついて寝れば平気でしょ…女の子どうしだし」トムチャは笑いながらそう言うアイナもそれを聞いてうなずく「Σ(´ロ`;)」白狐は一瞬そう思ったが…何も言えなかった「お風呂…入るよね?」アイナが2人にそう聞くトムチャは無言でうなずく「ぼ、僕は今日は昼間入ったし…いいです…」白狐は少し動揺しながらそう答える「でも…ほら色々あったし入った方がいいよ」トムチャは白狐にそう言う「Σ(´ロ`;)」それを言われてしまうと白狐は何も言い返せない「じゃあ…準備してくるね♪」アイナはそう言ってバスルームに行く「実はね…ずっとお風呂入りたかったんだよね…」トムチャは白狐の方を見てそうつぶやいて笑う確かにあんな事があったから…お風呂に入るのは当然なのですが…白狐には入るには入れない…いや、脱ぐに脱げ無い事情があるわけで…そうこうしているうちにアイナが3人分のバスタオルを持ってお風呂場から出てくるそしておもむろに服を脱ぎだす「あ、アイナさん…こんなとこでなに脱いでるですか!」その場で服を脱ぎ始めるアイナに思わず白狐がそう言う「あのね…ここのお風呂場に脱ぐとこないの…だからアルさんも私もここで脱いでお風呂に行くの♪」アイナはそう答えてまた脱ぎだす「そっか…そういうとこだもんね…ここ」納得したのかそう言ってトムチャも脱ぎ始める(「ど、どうしよう…」)白狐はこの場をどう切り抜けるか一生懸命考えるが…何も思い浮かばないしかも目のやり場に困る光景が目の前に「ぼ、僕は…あとで入るです…」白狐はそう答えるのが精一杯だった「う~ん…ここのお風呂場広いし…お湯もったいないしね、いっしょに入ろ♪」アイナはそう言って白狐を覗き込む白狐はそう言われアイナの顔を見返すものの視界の中に他の部分が目に入り思わず顔が真っ赤になる「じ、実は…僕、男の子です!」白狐はどうする事も出来ないと判断し2人にそう告げる「へ?」「ふに?」そう言ってアイナとトムチャは顔を見合す「男の子?」2人はそう言って白狐に聞き返す白狐は下をうつむいたままただ何度もうなずきそして今日あった出来事を簡単に話す「そっか…でも、白狐ちゃんくらいなら別に気にならないけどなぁ…」アイナはそう言って白狐の方をチラッと見る「やっぱり…お姉さん達とじゃ恥ずかしいか…www」トムチャはイタズラっぽく笑いながらそう言う白狐の顔はこれ以上無いくらいに真っ赤になるそれを見たアイナとトムチャがクスクスと笑うとりあえずくわしい事情は後で聞くとして結局、お風呂は別々に入る事になった白狐がお風呂から出てきた後3人はベットの上で話をする「なるほどね…確かにそういう意味では女の子の方が便利かもね…」トムチャはそう答える「でも…ギルドに入れたわけだし…もういいような気もするけど」アイナはそうトムチャに言う「うん…そだね」トムチャはそう答える「でも…説明しづらいです…」白狐はみんなに女の子だとウソをついた事が気になるのか泣きそうな声でそう言うトムチャとアイナは顔を見合わせる「とりあえず…今はこのままでいいんじゃないの?私とアイナさんがフォローをすれば…」トムチャはそう提案するアイナはしばし考え込む「それにね…私の感が…その方が面白そうだって言ってるのww」トムチャはそう言ってニヤッと笑う「Σ(´ロ`;)」白狐はその笑顔になにやら言いようの無い不安を感じる「うん…じゃあ、この事は3人の秘密って事で♪」アイナもそう言ってトムチャの提案に同意するトムチャとアイナは白狐を挟むようにベットに入る(「な、なんか…選択肢をすごく間違った気がするです…」)白狐は心の中でそう思った「じゃあ明日はそれぞれ予定があるし…そろそろ寝ましょう♪」アイナはそう言うトムチャはうなずいて白狐をアイナと挟むような位置に移動する(「Σ(´ロ`;)な、なぜ…僕が真ん中?」)白狐は心の中でそうつぶやく「おやすみなさ~い♪」「おやすみ~」そんな白狐の心のつぶやきをよそにアイナとトムチャはそう言って早々に寝てしまう明かりの消えた部屋の中にアイナとトムチャの寝息と白狐のため息が響く…『To Be Continued♪』
2006/08/25
コメント(3)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第四章・第3話『-新しい一歩-』「アルさん…どこ行っちゃったんだろ」アイナはそうつぶやく「アルもああ見えて繊細なんだろうな…」悲魔がそう言う「繊細?…そうかなぁ」藁人形が腕組みをしながらそうつぶやく「それにしても、さすがはパンクス率いる廣島一家だね…いい仕事してるよ、あれなら思ったよりも早くに戻れそうだ」悲魔がそう藁人形に言う「それはありがたいな…ここが嫌なわけじゃないが…やはりアジトじゃないと落ち着かんw」藁人形はホテルラピスをチラッと見てそう笑いながら言う「あのぉ…アジトってあの工事現場ですか?」白狐がそう悲魔に聞く「うん、ちょっと前にね…事故で建物が壊れちゃってね」悲魔は苦笑いでそう言う「あぁ…で今はこの…ホテルを使ってるんだ」トムチャが部屋を見回しながらそう言う「うん…知り合いがやってるホテルでね…しばらく使わせてもらってる」悲魔がそうトムチャに答える「そうだ!ほら…人数が増えた事を焔に言わなきゃな…」藁人形が思い出したようにそう悲魔に言う「そうだね…まぁ、部屋数は増やさないようにするけど」悲魔はそう言う「うむ…向こうも商売してるわけだしな」藁人形はそう答える「えっと…受話器を取って…焔のとこは9番か」悲魔はそう言いながら備え付けの通話機を使って焔に事情を説明する「…気にするな…って」悲魔は受話器を置きそう藁人形に言う「あ、あのう…」トムチャがそう悲魔に話しかける悲魔はトムチャの方を見る「部屋が…他に使えないなら…私は…その…悲魔さんと一緒でも…いいんですけど…」トムチャはもじもじとそう悲魔に言う「え? ^^;」悲魔は意外な一言にそう聞き返す「あ!…な、なんでもないです…スイマセン…」トムチャは顔を真っ赤にしてそう謝る微妙な空気が部屋の中を漂うその時…部屋のドアがノックされる「ただいま~!アイナさんおる?」そう言ってジャルデウとモネが入ってくる「お、女の子がおるやん!…誰?って言うか合コンですか?そうですか♪」ジャルデウがトムチャを見てそう叫ぶ「は、はじめまして…トムチャです」トムチャはそう挨拶する「あ…白狐です」白狐もそう挨拶をするジャルデウはニコニコしながら白狐に軽く頭を下げておもむろにトムチャの横に座る「ジャルデウです…ヨロシク!」ジャルデウはそう言ってトムチャに握手を求めるトムチャはペコッと頭を下げて笑顔で握手をする「どこから来たの?いくつ?趣味は?」ジャルデウはトムチャの手を握ったまま質問を浴びせかけるトムチャは思わず苦笑いを浮かべる「ジャルさんが普通に喋ってる」ジャルデウの口調を聞いたモネがそうつぶやく「ええっと…こっちの白狐ちゃんは藁さんの知り合いの妹で…冒険者志望って事でギルドのメンバーに」悲魔はそうジャルデウとモネに説明する「ほ~」ジャルデウはトムチャを見つめたまま気のない返事で答える「で、トムチャさんはアルに用事があるって事で…アルが戻るまでうちで預かる事にしたの」悲魔はトムチャさんをそう紹介する「ええやん…トムチャさんもメンバーにしちゃえばさぁ」ジャルデウはそう悲魔に言う「ただ…まだ詳しく聞いてないし…それにギルドに入るって事は…即冒険者になるわけだし」悲魔は腕組みをしながらそう言う「そんなもん…俺が何とかするし!」ジャルデウは悲魔にそう言う悲魔はただ苦笑いを浮かべる「それとも君…うちに来るかい?」ジャルデウはニヤッと笑ってトムチャにそう言う「えぇ!…僕が入りたいって言ったら募集してないって言ったじゃん」モネはジャルデウにそう言う「男は募集しとらんの!」ジャルデウはきっぱりとモネにそう言う「アイナさんに用があったんじゃなかったっけ?そう言って入って来たけど」悲魔がトムチャの手を握ったまま動かないジャルデウにそう言う「あぁ…せや…焔が用があるって…1時間くらいしたら部屋に来いって」ジャルデウは思い出したようにアイナにそう言うアイナは時計を見てうなずく『焔の部屋』焔は薄暗い部屋の中で机に向かっていた「さて…やりますか」焔はそう言うとポケットからナイフとパンプキンリングを2つ取り出すナイフの刃に自分の親指をのせて、その指を引く指から真っ赤な血がポタリポタリと落ちるそのしたたる血を机に置いた指輪にかけ始める「我が呪われし魔族の魂よ…この指輪に新しい魂を目覚めさせよ…」焔は血で染まった指輪を見つめてそうつぶやき呪文を唱え始めるすると指輪は妖しげな輝きを放つ黒い指輪へと変貌する「ふぅ…俺の魂の欠片もだいぶ磨り減ったな…この作業もそろそろ限界か」焔はそうつぶやき…タバコを咥える『悲魔の部屋』「なるほどね…白狐ちゃんはお姉さんを探してるわけか」モネは白狐を見ながらそうつぶやく「そこなんだよ…この大陸で花嫁修業だろ?…正直、そんな平和な状況じゃないからな…ココ」藁人形はそう言う悲魔も横でうなずく「とりあえず…僕達もできる範囲で協力するからさ、がんばろ♪」モネはそう言って白狐の頭を撫でる白狐は笑顔でうなずく「で…まぁお姉さんの件は置いておいて…白狐も兄貴みたいなクエスターになりたいんだろ?」藁人形は白狐にそう聞く白狐は真剣な表情で藁人形を見てうなずく「とりあえず…明日俺がその辺で面倒見ますか」藁人形がチラッと悲魔を見てそう言う「藁さん悪いね…」悲魔は藁人形にそう答える「いや…ほらよぉ俺の知り合いの妹なわけだしさ」藁人形はそう答える「で…トムチャさんは何でこの大陸に来たの?」モネがそうトムチャに聞くトムチャはそう聞かれてビクッとする(「飲み代の回収なんて言えないし…」)トムチャはただ苦笑いをモネに返す「女心がわかっとらんなぁ…人には色々な事情があるんよ…ねぇ♪」ジャルデウはモネをきっと睨みそう言い…トムチャに微笑を返すトムチャはとりあえず笑ってうなずく「で…アルさんは?」モネはそう悲魔に聞く「なんか…アイナさんに置手紙をして消えちゃったみたいだね」悲魔はそうモネに言う「ええ!そうなの?」モネは大声を上げてアイナにそう聞くアイナは黙ってうなずく「まぁ…ジャルさんの言葉じゃないが…色々あるからなぁ」藁人形は腕組みをしてそう言いながらうなずく「ええやん…とりあえず…飲もう!…この出会いに乾杯や!」ジャルデウはそう言って飲み会の準備を始めるトムチャは何気に手際よく準備を手伝する「そうだね…する事ないし…酒の匂いで帰ってきたりするかもね」モネはそう笑う悲魔と藁人形も仕方ないな…って顔で酒盛りの準備を手伝うとした時すでに全員分の水割りがトムチャの手によって作られている「手際いいねぇ♪…ほんまええ子やぁ♪」ジャルデウが何気にそう言うその一言でトムチャの動きが止まる(「Σ(´ロ`;)…つい、いつもの癖で」)しかし…誰としてその事をあまり深くは気にしては居なかった「白狐ちゃんは…ジュースね」モネはそう言って白狐の前にジュースを置く「それじゃ…君と俺の出会いに…乾杯!」ジャルデウはトムチャを見つめてそう言い自分のグラスをトムチャのグラスに当てる「乾杯になってないって」藁人形がそうつっこむが、ジャルデウの耳には届いていないようで見向きもしない仕方なく他の人達で小さく乾杯をする「そうだ…藁さんは白狐さんのお姉さんは見た事あるの?」モネがそう藁人形に聞く「いや…妹と弟が居ると聞いたくらいで…どっちにも会った事がないんだよ…これが」藁人形はそう言う「弟って…両方妹じゃん…ねぇ♪」モネは白狐の方を見てそう言うジュースを持った白狐の動きが止まる「まぁ…藁さんの聞き違いだったかもしれないしね」悲魔はそう言う「かなぁ?…間違えてないと思うんだけどな…記憶力には自信あるし」藁人形は水割りを飲みながらそうつぶやく「あ、兄は…弟が欲しかったみたいで…そ、その…僕の事を弟のように扱ってたんです… ^^;」白狐は苦し紛れの言い訳をする全員が白狐のそんな発言を聞き静かになる(「やっぱり…苦しすぎたか…この言い訳」)「ふ、不憫だのぉ…こんな小さな女の子を」藁人形がそうつぶやくそして全員がうなずく(「(´ロ`;)え?」)「うん、クエスターを目指すのはいいけど…辛い時は何でも言って…力になるから」モネが白狐の頭を撫でながらそう言う「アイナさんもそうだし、女の子で冒険者してる先輩もいるから何でも話すといいよ」悲魔もそう白狐に言うそれを聞いたアイナも微笑みながらうなずく(「みんな言い人です…ゴメンです」)白狐は笑顔でうなずいて返事をする「あ…そろそろ焔さんのとこに行ってくるね♪」アイナは部屋の時計を見てそう言って席を立つ『焔の部屋』「アイナです…」アイナはそう言って焔の部屋のドアをノックする「おぅ!開いてるから入ってきな」中から焔がそう言うアイナは部屋に入る「とりあえずそこに座って」焔はそう言ってベットを指差すアイナはうなずいてベットにちょこんと座る「俺がやった包丁は今日で卒業だ!これからはこいつで戦う…装備してみ」焔はそう言って以前預かったカーラをアイナに返すアイナは言われるままにカーラを装備する「か、軽い…持った時の重さと全然違う」アイナは手を振りながらそう言う「まぁ…成長武器の特徴の1つだね」焔はそう言いアイナはうなずく「成長武器ついては誰かから聞いた?」焔はそうアイナに聞く「う~んと…珍しい物で…高価な物!それから…最初は半身を捜してる不完全な状態…って事くらいかな?」アイナは悲魔達に言われた事を思い出しながらそう答える「OK!…あと重要な事を教えておく…そいつは生きてるのよ、アイナちゃんと一緒に戦いながら強くなっていくって事…これは覚えておく事」焔はそう説明する「生きてるんだ…」アイナはカーラを見つめてそう言う『そうさ!だからしっかり戦えよ!…って、今度のマスターはこんな小娘かよ!はぁ~…先が思いやられるな』どこかでそんな声が聞こえるアイナはキョロキョロと辺りを見回す「そいつが喋ったんだよ…マスターである本人しか聞こえないんだけどねw」焔がアイナを見てそう言うアイナはそう言われてカーラを見る『なんだよ!成長武器に触るのも始めてのトーシローかよ…ついてねぇな俺も』カーラはそう言ってため息をつく「な、何よ!」アイナはそうカーラに言う「ははは!かなりひねくれ物らしいな…ただ、あまり街中で声を出して喋るのはやめた方がいい、そいつらは心に語りかけてくるから心で思うだけで会話になる」焔は笑いながらそう言う「そっか…」アイナはそう言ってうなずく『不本意だが…お前をマスターと呼んでやるから…きっちりやれよ!』カーラはアイナにそう言うアイナは思わずため息をつく「さて…明日は俺が狩りに付き合ってやるから…今夜はそいつはここに置いていきな」焔はそうアイナに言う「では…よろしくお願いします」アイナは焔にそう言ってカーラをはずす「じゃあ…ビシビシやるから…ゆっくり休んでおきな♪」焔はそう言ってアイナを送り出す「はい、おやすみなさ~い♪」アイナはそう言ってドアを閉める「はぁ…私、あんなのと一緒に戦えるのかなぁ…」そうつぶやきながら悲魔達の部屋に向かう…『To Be Continued♪』
2006/08/24
コメント(3)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第四章・第2話『-運命られた道-』あの悪夢のような夜から数日がたった焔のアジト『ホテル・ラピス』の一室で悲魔と藁人形が険しい表情で向き合う「こりゃ…この前手に入れた資産はほぼ全部手放す事になるな」藁人形がそう言って見積書を机に置く「うむ…アジトが無償でキレイになったと思えばそれまでだけど」悲魔もそう言う「複雑な気分だね」藁人形はそう言ってため息をつく悲魔も大きくうなずいてため息をつくその時、悲魔のチャットから呼び出し音がなる悲魔はチャットを手に取る「うん…わかった…すぐに行く」悲魔はそう言ってチャットをしまう「パンクスから?」藁人形がそう悲魔に聞く悲魔は無言でうなずき自分の荷物から本を1冊抜き取り部屋を出る「今日はこっちから行くか」悲魔はそうつぶやいて噴水のある方に向かって歩きだすしばらく歩いた時…路地裏でかすかな物音が聞こえてくる「なんだ?」悲魔はそう言って立ち止まる正直…面倒に巻き込まれるのはイヤだなと思いつつ先を急ごうと歩き出した時女の悲鳴のような声が聞こえる「はぁ…行くか…」悲魔はそう言って物音のした路地に入って行く「やめて…イヤ!」トムチャはそう言ってもがく「へへへ…3人も相手にすれば良くなるから安心しなよ♪と言っても1回じゃ済まないけどなぁ!」一人の男がトムチャのあごを掴んでそう言う「ううう!」白狐はそう言うが口をふさがれているので言葉に出来ない「こっちも元気がいいお嬢ちゃんだな…お前はその筋に高く売れる…だから何もしないけど…売られたら何をするか良く見ておけ!」男の一人がそう言って近くの木箱に白狐を縛り付ける「あ、アニキ…早くしてくださいね…お、俺もう我慢できないッスよ」一番下っ端そうな男がそう言う「アホか!じっくりやるんだよぉ~…へへっへへへっへへへへ」男の一人がそう言ってベルトに手をかけた時「それ以上動くなよ!でないとお前達…凍るよ」そう言って悲魔が現われる「邪魔すんじゃねぇよ!お前ら殺っちまえ!」そうリーダーと思われる男が叫ぶと周りにいた男達は武器を手に取り身構える「どうしてこうアホばっかかな…相手を見てから吠えろよ」悲魔はそう言って手に持っていた杖をかざす男達の足が一瞬にして凍りつく「う、動かねぇ…ちくしょう!」男はそう言ってもがく「あ…無理して動かさない方がいいよ…簡単に砕けるから」悲魔はそう言って男達の横を素通りしてトムチャと白狐のとこに行く「もう安心だ」悲魔はそうトムチャに言って白狐の体を縛ってる縄をほどく「あ、ありがとうございます」トムチャはそう言って悲魔に頭を下げる白狐も悲魔に何度も頭を下げる(「これ以上面倒な事は嫌なんだけどな…」)「見かけない顔だけど…どこかのギルドに入ってる?」悲魔はそう2人に聞く2人は無言で首を振る(「やっぱり無所属か…聞くんじゃなかったよ」)「昔ほどではないけど…この大陸もまだまだ平和じゃないからね、とりあえず政府役人のいるギルドセンターに案内するよ」悲魔はそう2人に言って歩き出す2人は無言でうなずいて悲魔の後を追うそしてギルドセンターに到着し先ほどの出来事をアルフレッドに報告するアルフレッドは慌てて走って行く(「本来なら相談に乗ってあげればいいんだけどね」)「この建物がギルドセンター…中に役人が居るからとりあえず相談するといいよ」悲魔は2人にそういうと足早にその場を立ち去ろうとする「あのう…」立ち去ろうとする悲魔を白狐がそう言って呼び止める悲魔は仕方なく立ち止まる「この街に…藁人形さんという方はいるですか?僕はその人に会いたいんです!」白狐は悲魔の背中にそう言う(「わ、藁人形?マヂかよ」)悲魔の背中を嫌な汗が流れる「わ、私も…アルテミスという人に会いに来たんです…知りませんか?」トムチャも立ち止まったまま動かない悲魔にそう聞く(「ぐはっ…こっちはアルかよ」)「探してる人かはわからないけど…両方ともうちのギルドのメンバーだね…」悲魔はそう言って大きくため息をつく2人はそれを聞いてその場で大喜びする「じゃあさ…とりあえず…付いてきて」悲魔は振り返らずにそう2人に言って歩き出す2人は黙って悲魔の後を付いて行くそして3人はアジトに着く…当然だがもうアジトは跡形もなくなっている「パンクス…あいかわらず仕事が早いね」現場で檄を飛ばしているパンクスにそう声をかける「ははは!わしらは廣島一家じゃけぇのぉ…早い!安い!男前!が売りじゃけえぇねぇ」パンクスは笑いながらそう答える(「いや…答えになってないって」)悲魔は心の中でそうつっこむ「で、言われたように作業中断したけぇ…何しよるの?」パンクスは不思議そうに悲魔にそう聞く(「もうこの前のような事は勘弁だからね」)「いあ…ちょっと説明しづらくてね…まぁ、安全祈願ってとこかな…」悲魔は笑いながらそうパンクスに答えると現場のほぼ中央に立つパンクスは首をかしげながらそれを見守るすると悲魔は懐からナイフを取り出しナイフの刃を左手で握りナイフを引き抜く悲魔の左手から血が流れ始め、その血が地面にポタポタと流れ落ちるそして…本を開いてなにやら呪文のような物をつぶやき始めるパンクスはただ呆然とその光景を見ている悲魔の手から流れ落ちた血の溜りが悲魔が呪文を唱えると同時にまるで生き物のように線を引きつつ四方八方に流れ始める数分後…現場にかなり大きな魔方陣のような模様が描かれる悲魔は懐から白い布を取り出して左手に巻いて血を止めるそしてもう一度呪文を唱える地面に描かれた模様から光の柱が立ち上り、消える…悲魔は大きく深呼吸する「パンクス…ありがと邪魔したね」悲魔はパンクスにそう礼を言う「お、おう!」パンクスはそう答える「後は…普通に工事しちゃっていいんでよろしく頼むね…」悲魔はパンクスにそう言ってトムチャと白狐に目で合図をして歩き出すトムチャと白狐はペコリとパンクスに頭を下げて悲魔の後を追う「な、なんだったんじゃろぉ…今の」パンクスはそうつぶやいて去っていく悲魔の後姿を見送るそして悲魔はゲート前を横切って焔のアジトに向かうトムチャと白狐は悲魔の後を親鳥を追うヒナのように付いて行く「さて…藁さんとアルを呼んでくるから待っててね」悲魔はホテルの入り口で2人にそう言って中に入っていく「うわぁ…すごい建物ですね♪お城みたいです♪」白狐はそう言ってホテルを見上げる「ご休憩…ご宿泊…って… ^^;」トムチャは入り口の看板を見て苦笑いでそうつぶやくそして悲魔は部屋に戻り藁人形に事情を説明する…しかし藁人形にはそんな子供の知り合いには心当たりが無く首をかしげる「まぁ…とにかく人違いかもしれないし…会うだけ会ってよ」悲魔は藁人形にそう言う藁人形はうなずくそして次に悲魔と藁人形はアイナとアルが使ってる部屋を訪ねるしかし…2人は居ないようだった…「あ、そう言えば…アルはアイナ嬢をチャクラとカイヌに案内するって言ってさっき出て行ったな」藁人形は思い出したように手をポンと叩いて悲魔にそう言う「まだ…チャクラやカイヌを案内しなくてもいいのにな…どうしたんだろ?」悲魔はそうつぶやく「俺もそう言ったんだけどね」藁人形は悲魔にそう言う悲魔はうなずいて藁人形と共に外に出て行く「こっちが藁さんを探している子ね」悲魔はそう言って藁人形に白狐を紹介する藁人形はまったく心当たりが無く腕組みをして首をかしげる「藁人形さんですか?」白狐がそう藁人形に聞く「うん?あぁ…そうだけど…誰?」藁人形は苦笑いでそう白狐に聞き返す「は、はじめまして!白狐と申します!」そう言って白狐は藁人形に深々と頭を下げる「は、はじめましてかよ!」藁人形は苦笑いで白狐にそうつっこむ「兄から…この大陸にいる藁人形さんを訪ねろって言われたです」そう白狐は藁人形に説明する「お兄さんに?…誰だ?」藁人形は腕組みをしながら考え…白狐にそう聞き返す「兄は…蒼と言います…クエスターをしてるんですけど…わかりませんか?」白狐は心配そうに藁人形にそう言う「蒼………おお!何回か一緒に冒険した事があるな…わかるわかる」藁人形はそう白狐に笑顔で答える「よ、良かったです」白狐はそうつぶやく「でも…奴の話だと…兄弟は妹と弟じゃなかったかな」藁人形はそうつぶやく(「Σ(´ロ`;)」)「だから…妹だろ?」悲魔がそう藁人形に言う「そっか…いや…妹は…まぁ…いいか」藁人形はちょっと納得がいってないものの…考えるのも嫌なのでそう言って受け入れる白狐はホッと胸をなでおろす「で…こっちには何用で?」悲魔がそう白狐に聞く白狐は事情を話す「なるほどね…お姉さんを探すのか…じゃあ、しばらくギルドにおいてあげれば?」藁人形は悲魔にそう言う悲魔は少し考えた後にその提案に同意する「そうだ!で…アルテミスなんだけど…ちょっとうちのメンバーを連れて狩りに出かけてるのね…だから戻るまで中で待つといいよ」悲魔はそうトムチャに言うトムチャは嬉しそうにうなずくそして4人がホテルに入ろうとした時、アイナがゲートの方から走ってくる「お、アイナ嬢だ…ちゅうことは…アルも戻ってくるな」藁人形がそう言うしかし…走ってきたのはアイナだけで、様子もちょっとおかしい「はぁ…はぁ…あ、アルさんが…アルさんが」アイナは息を切らしながらそう言う「アイナさん…落ち着いて…アルがどうしたって?」悲魔がアイナにそう言う「あ、アルさんが…コレを残して」アイナはそう言いながら悲魔にメモ紙を渡す「しばらく戻りません…探さないで下さい…アル…って…マヂで?」悲魔はメモ紙を読んでアイナにそう聞くアイナはとりあえずうなずく「な、何があったんだ」藁人形がそうつぶやく「えっと…チャクラとカイヌってとこに案内されて…少し狩をして…テラに戻って食事をしたの」アイナはそう説明をする悲魔と藁人形はうなずく「で…私がトイレに行って戻ってきたら…テーブルにそのメモが置いてあって…もうアルさんは居なかったの」アイナは半泣きでそう言う2人はかなり驚いたのかその場で硬直している「しばらくって…どれくらいだ?…って言うか…コレって家出だよな」藁人形が悲魔に苦笑いでそう言う「う、うん…そだね」悲魔はうなずいてチラッとトムチャを見る藁人形もトムチャを見る「仕方ないな…アルが戻るまで…うちで預かるか」悲魔が藁人形にそう言う藁人形はそれを聞いてうなずく「なんでもしますので…よろしくお願いします」トムチャは頬を赤らめて悲魔だけを見つめてそう言って頭を下げるこうして…姉を探す白狐とアルに会いに来たトムチャがギルドの仲間に加わった…『To Be Continued♪』
2006/08/23
コメント(9)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第四章・第1話『-新人-』エピソード:1『白狐』「夕食の材料は揃ったですね…お!この干し肉…安いです♪」そう言って財布の中身を確認して男の子は買い物カゴに干し肉を入れるその後も…店内を回りお買い得な物を物色してレジに向かう「ありがとうございました♪」男の子はそう店員にそう言ってレジを後にするこの男の子の名前は『白狐』今は『クエスター』と呼ばれる色々な依頼を請け負う仕事生業とする兄と2人で暮らしている『白狐』は兄のような大陸を又にかける『クエスター』を目指してはいる…が、まだまだ駆け出しのため兄の仕事を手伝いながら家事全般をこなしているちょっと前まではとてもキレイな姉も一緒に住んでいたのだが…数年前、他の大陸に『花嫁修業』に出て行った「安かったけどちょっと買いすぎたです^^;」白狐はそうつぶやきながら家に向かうその途中…自分の家のある方向から一筋の煙が登っているのが見える「おぉ?火事だ…もしかしてうちだったりして^^;」そんな事を言いつつ少し急いで家に向かうしかし近づけば近づくほど自分の家の方向と煙の登る方向が一致するそして、自分の家が見える路地の角を曲がった時…「えぇ!ホントにうちが燃えてるです!」白狐はそう言って呆然となるそして慌てて走り出そうとした時、背後から誰かに口を押さえられて物陰に引き込まれる「白狐…俺だ」白狐を物陰に引き込んだ男はそう白狐に言う「ふぉうふぃぃひゃん?」(蒼兄ちゃん?)白狐は口を押さえられてるためにモゴモゴとそう言う男は辺りを見回して安全を確認して白狐を押さえていた手を離す「悪いな…ビックリさせて」蒼は中腰になり白狐と目線を合わせてそう笑顔で言った「蒼兄ちゃん…何があったの?家が…火を噴いて…とにかく大変なの」白狐は半分パニックでそう言う「わかってるきっと奴等の仕業さ…お前の姿が周囲に見えないんで中に居るんじゃないかと心配してたんだがな…ホント良かったよ」蒼は白狐の頭を撫でながら笑顔でそう言った「奴等って誰なの?何でうちが火事なの?」白狐は状況が理解できずそう聞く「今回請けた仕事…思ったよりもかなりヤバい仕事のようだな」蒼は物陰から依然燃え続ける自分の家をチラッと見てそう言う「危ない仕事なの?やめようよ…」白狐は目に涙を溜めてそう言う「いいか白狐!お前もクエスターを目指すなら覚えておけ!受けた仕事は何があってもケツをまくらずに意地でもやり抜く!それが一流のクエスターさ!」蒼は白狐の目をまっすぐ見てそう言う「うん…わかってるよ…わかってるけど…」白狐は今にも泣きそうにそう言う「ちょっと今回ばかりはお前を連れて動けないからな…姉ちゃんのとこに行け!これが大陸を越える許可証と向こうで使えるお金だ…今の仕事が終わったら必ず迎えに行く…わかったな?」蒼は白狐に許可証とお金の入った皮袋を渡しそう言う白狐は蒼が一度言い出したら聞かない事がわかっているので仕方なくうなずく「よし…それでこそ俺の弟だ!向こうの大陸には俺の友達で藁人形ってのが居る。まずはそこに行け…じゃあな」蒼は白狐の頭を撫でてその場から走り去って行った白狐はしばらく呆然と蒼の走り去った方向を見つめていたがキュっと口元を結ぶと目に溜まった涙を拭いて大陸管理政府のある街に向かったエピソード:2『トムチャ』「マユミちゃん…ちょっと事務所に」店の営業が終わり休憩室で同僚と話をしていた女の子にスーツを着た男がそう言った『マユミ』と呼ばれた女の子は首をかしげながら事務所に向かう「支配人…なんでしょうか?」マユミは事務所に入り自分を呼びつけたスーツの男にそう聞く「ああ…ちょっとね特別な仕事を頼みたくてね」支配人はマユミにそう言った「特別な…仕事…?^^;」マユミは苦笑いを浮かべてそう聞く「これさ!」そう言って支配人は『ブラックリスト』と書かれたファイルを机に投げ置く「ぶ、ブラックリスト?^^;」マユミは机に出されたファイルを手に取りそう言う「そこにリストアップされているのが…現在ツケが未納になってるお客だ…」支配人はタバコに火を付けながらそう言う「ツケが未納…^^;」マユミはリストをパラパラとめくりながらそうつぶやく(「あはは…写真まで貼ってあるよこの人マメだね^^;」)「そこで…マユミちゃんにはそのリストを元に」(「この人暇なのかな?^^;」)「全員の集金をしてきて欲しいんだよねぇ」(「うは…私のお客けっこう居るな^^;」)「マユミちゃん…聞いてる?」支配人がマユミにそう聞いた「はい?…はい…集金するんですね…って、えぇぇぇえ!」マユミは返事をしてからそう叫ぶ「まぁ…大変だとは思うけど…お願い出来ないかなぁ?」支配人はタバコの煙を吐きながらそう言う「む、無理ですよ…だってけっこうたくさん居ますよ^^;」マユミはそう答える「そう…じゃあ他の子に頼んでも良いんだけど…実は近々ここの2号店を出すんだけど…やってくれたらその店を任せてもイイんだけどねぇ」支配人はそう言ってニヤッと笑う「や、やります!…やらせて下さい!」マユミは2号店の店の話を聞いたとたんそう言って身を乗り出す「やってくれる?そうかそうか♪」支配人はそう言ってマユミの手を取って握手するマユミも支配人の手を強く握り返す「それじゃあ…これが大陸間を移動する許可証ね…そしてこれがカード…各大陸のお金が少しくらいは貯蓄されてるから自由に使ってくれていい」そう言って机の上に許可証とカードを置くマユミはそれを受け取る「まぁ…どこから回収してくれてもいい…ちなみにリストの順番はアルファベット順…やりやすいように並べていいから♪じゃあ頼んだよ♪」支配人はそう言ったマユミは支配人に頭を下げて事務所を出たそしてリストをもう一度開く「アルファベット順か…一番最初は…うはwアルさんね…現在住はクロノス大陸…悩む前に行動♪まずはここから行きますか^^」マユミはそうつぶやいて最初のターゲットを決めたそしてマユミはさっそく大陸管理政府に赴いて手続きを始める「マユミは源氏名だしな…う~ん…花の名前にしようかな…ガーベラ、アネモネ、プルメリア…ローズマリーなんてのも色っぽいかも…(〃▽〃) 」名前を書く欄で独り悶えながらもの凄く悩んでいたそれを政府役人が苦笑いで見つめる「ま、まぁ…だいたいが本名か…それにちなんだニックネーム等が多いですね」あまりにも時間がかかるので役人は苦笑いでそうアドバイスする「本名かニックネーム…トモ…トム…トムチャン…トモやん…トムヤンクン…トムクルーズ…トースト…ならフレンチよりシンプルなバタートーストの方が好きかなぁ…」アドバイスを受けてまたさらに悩み始める(「逆効果だったか…^^;」)「よし!決めた…トムチャにしよう♪」そう言って書類に書き込み提出するそしてクロノス大陸に旅立って行ったエピソード:3『出会い』白狐は街のゲートに立っていた「うわぁ…ここがクロノス大陸ですか」そうつぶやきながら辺りを見回すその時…後ろから誰かに突き飛ばされる「このガキ!こんなとこに突っ立ってんなよ!」転んでいる白狐を助ける事無くその男達は去って行った周りに居る人たちも誰一人手を差し伸べるどころか見向きもしない「僕は平気です♪」白狐はそう言ってひざの土を払いながら立ち上がる「すいません…人を探してるんですが…」そう言って近くに立っている人に声をかける「あぁ?…なんだこのガキ」その人はそう言ってその場を去る白狐は何度も何度も行きかう人に声をかけるしかし誰一人白狐の相手をしてくれる人は居なかった「この街の人は…みんな冷たいです」白狐はずっと我慢していたが、やがて涙が溢れてくるそしてついに街の片隅で涙をこぼしながら座り込んでしまった「あらあら…どうしたのかな?」そんな白狐にそう言って女の人が声をかける白狐はその声を聞いて顔を上げるそこにはクールな表情の髪で片目が隠れた女の人が立っていた(「あらけっこう美少年じゃない…私好み♪」)「美少ね…じゃなくて…男の子が泣くもんじゃないわよ♪」そう言って女の人は白狐の顔を覗き込み指で涙をぬぐった「お姉ちゃんを探しに来たんだけど…みんな冷たくて…」白狐はそう話してまた涙をこぼす「う~ん…今ねこの大陸は落ち着いてはきたけどまだ混乱のさなかでね…自分達の利にならない事には関心持たない人が増えてるからね…そうだ!ちょっと私の家に来ない?」女はそう白狐に言う白狐にとってはまさに助け舟…うなずいてその女の人に付いて行くそして女の人は白狐をイスに座らせ紅茶を出す「私はカイラ…この街で合成屋をしているの♪」カイラは優しく笑い白狐にそう言う「合成屋?」白狐は紅茶を飲みながらそう聞く「まぁ今風に言うと錬金術師ね♪…そうだ!私のとこで修行しない?この大陸の冒険者はここに集まるし…お姉ちゃんの情報も集まると思うよ♪」(「良く見ても美少年♪…久しぶりの、じょ・う・だ・ま…うふ♪」)カイラはそう言って白狐に背を向けて妖しく笑う「ありがとうございます♪…でも、僕はクエスターを目指してるです…だから…その…」白狐はそうカイラに言う「クエスターか…その歳でこの大陸の冒険者は辛いわよ…」カイラはそうつぶやく「さっきも相手にしてもらえなかったです」白狐がそう言ってうつむくその時…カイラの頭の中でイワシがはねる「そうだ!女の子になってみない?同じ年齢でも女の子だと扱いは違うし…何かあればいつでも私が力になるから…ねぇ♪」カイラはそう言ってまたも白狐に背を向けて妖しく笑い口元を指でぬぐうカイラの意外な提案に白狐は呆然となるしかしカイラの行動は手早く…女の子の服をタンスから出してくると、あっという間に白狐を脱がし、着せ替えを始める「うん、かわいい~♪」(「あぁたまらない…久しぶりに血が騒ぎます事よ♪」)カイラはそう言って白狐を鏡の前に立たせる白狐も鏡に映る自分の姿にビックリする「これならさっきみたいに冷たくされないわよ♪着替えもいっぱいあるから遊びがてらいつでもおいでね♪」カイラはそう白狐の耳元でささやくそしてカイラに送り出され白狐は街中に出る「あの…人を探してるんですが…」白狐はしばらく歩き…最初に行き会った集団にそう声をかける「うん?おぉぉ!」男の一人がそう声を漏らすそして男達はなにやらヒソヒソと話し始める「あぁ…スマンね…で、誰を探してるって?」男がそう言って白狐に顔を近づける「わ、藁人形さんという方を…」白狐は思わず数歩下がりながらそう言う「あぁ…藁人形さんねぇ…よ~く知ってるよ案内してやるからついて来な♪」男達はそう言って手招きをする白狐はホッと胸をなでおろして男達について行くその頃…トムチャは街の片隅で男達に囲まれていた「あの~アルテミスさんはどこですか?」トムチャは男達にそう聞いた「残念でした…ここにはいないんだな~♪君はここで俺達に犯られて売られちゃうの♪」男達はそう言ってイヤらしい笑みを浮かべるトムチャはそう言われ…初めて自分が騙された事に気が付く「お!そっちもいい女だな…こっちはマニア好みのお嬢ちゃんさ♪」新たに男達がそう言いながらやってくるそしてトムチャのところに白狐が突き飛ばされてくるどうやら白狐が声をかけた男達も同じ仲間だったようだこうして2人はクロノス大陸で出合った……『To Be Continued♪』
2006/08/22
コメント(3)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第四章・序章『-アジト-』SSDメンバー達は焔のアジトである『ホテル・ラピス』に避難をして朝を迎えたそして挨拶程度で特に何か話をする事も無く全員でアジトに向かったアジトの惨状は日が昇ってから見ると想像を超えた様態だった「これは…凄いな… ^^;」藁人形が思わずそうつぶやく全員が苦笑いを浮かべる「おぉ…みんなそろっとるのぉ」そう言って崩壊しかけているアジトからパンクスが現われる「ど、どう?」悲魔がそうパンクスに聞く「うーん…これは…正直、直せるレベルの話じゃないけぇのぉ」パンクスはアジトを見ながらそうつぶやく「Σ(´ロ`;)」アルテミスの顔色が一瞬で変わる「だいたい見積もりはこんな感じじゃけぇ…建て直したらどう?」パンクスはそう言って悲魔に走り書きの書類を見せる「Σ(´ロ`;)」悲魔の顔色が一瞬で変わり…そしてそのまま止まる「まぁ、新築じゃけぇねぇ…ほぉじゃけぇ、うちの利益は出来る限り削るけぇね♪」パンクスは申し訳無さそうにそう言うしかし今回ばかりは悲魔にもどうする事もできず承諾する「悲魔さん…どのくらいかかるの?」アルテミスがそう悲魔に聞く「今回の収入がほとんど消えるくらい…かな」悲魔がそう言うアイナ以外の全員の顔色が一瞬で変わるアイナには今回の収入の額が理解できていないためまったくピンと来ていないようだ「せや!…今回のアリーナで少しでも高く売れるようにオークションイベントを開いたらどない?」そうジャルデウが提案する悲魔は腕組みをしてしばらく考えた後…数回うなずく「あぁ…私のバゥルが…」アルテミスはそうつぶやいてその場に崩れ落ちる「そうだね…そうしよう…元々あの財産はうちには似合わないよ」悲魔はそう言ったしかし、その言葉はどこか自分に言い聞かせるようにも聞こえた全員がその言葉にうなずく「じゃあ…アイナさん…ちょっと来て」悲魔はそう言ってアイナを倉庫に連れて行く当然メンバー全員が一緒についてくる「ここにある中から好きな物を選んでいいよ」悲魔はそう言ってアイナを倉庫の一角に案内するアルテミスは1人涙を流しながら光り輝く弓に頬ずりをするアイナは棚に置かれた無数のアイテムを見て周りふと足を止める「やっぱり…カーラだね… ^^;」モネがそう言って笑う確かにアイナはカーラが置かれている棚の前で足を止めていた「これ…かわいいね♪」アイナはそう言う「か、かわいいか? ^^;」藁人形はアイナの言葉にそうつっこむそしてアイナは棚に置かれた物に手を伸ばすしかし手に取った物はカーラの隣に置かれた物だった「ほら♪おヒゲが生えてるの♪」アイナはそう言って手に取った指輪をみんなに見せる「え? ^^;」ジャルデウがそんな反応でアイナを見る無論反応は全員同じだった「いあ…アイナさん…その指輪より…こっちの方が…」悲魔は思わずそう言ってカーラを手に取りアイナに見せる「えぇ…あまりかわいくないよ…それに、それなら拾った事あるし」アイナはそう答える「そっか…拾った事あるのか…えぇぇぇぇぇぇ!」悲魔はそう大声をあげるアイナはキョトンとした顔で悲魔を見る「あ、アイナ嬢…拾った事あるって…カーラだよ? ^^;」藁人形が悲魔が手に持ったカーラを奪いアイナに見せるアイナはさも当たり前のようにうなずく「ど、どこで?」モネがそうアイナに聞くアイナはしばらく指を口元に当てて記憶をたどる「神殿…だったかな?」アイナはそう答える「な、なるほど…で、それはどうしたの?」悲魔がアイナにそう聞く「ちょうどその時に焔さんが来て…預けたの♪」アイナはニコッと笑ってそう答える「焔に預けたのか…ローリンのとこに行かなかったのは幸いだな」悲魔はそうつぶやく「ついでだし…アイナ嬢に成長武器について話したら?」藁人形がそう悲魔に言うそれを聞いて悲魔がうなずく「あのね…アイナさんちょっと聞いて… ^^;」悲魔が指輪を見つめてニヤけてるアイナにそう声をかけるアイナは悲魔の方を見てうなずく「アイナさんが拾ったカーラって言う武器はね、この大陸では貴重な成長武器って呼ばれる物なのよ…アルが持ってる弓もモネが持ってる剣もそして俺が持ってる杖もその1つなの」悲魔はそう言って自分の杖を見せるアイナは黙ってうなずく「もの凄く運が良くないと拾うことが出来ず…買おうとすればとても高価な代物なの」悲魔は話を続ける「そして…ここからが重要で、その成長武器はすべて未完全な物で…自分の半身を探してるわけね…そしてその半身を探して合わせる事で完全な姿になるの…」悲魔はそう言う「ふ~ん…もし違う半身だと完全な形にはなれないの?」アイナはそう悲魔に聞く「そうだね…違う半身だと完全な形にはならず…適合しない方が魂にかえる…そしていずれまた半身を捜して具現化する」悲魔がそう説明するアイナは黙ってうなずく「俺の成長武器は運よく半身を見つけた完全体なのね…ここにあるカーラがアイナさんの拾ったカーラの半身かどうかは試してみないと解らないけど…可能性は捨て切れないわけ…だからもう持ってるならなおさらもうひとつ有ってもいいと思うんだけどな」そう悲魔は手に持ったカーラを見せながらそう言う「う~~~~~ん…」アイナはそう言いながら悲魔の持つカーラと自分が持っている指輪を見比べる「まぁ…ある意味その指輪も合成品だから貴重ではあるけどなぁ」藁人形はそう苦笑いでつぶやく「決めた♪私はこの指輪でいいや♪」そうアイナは言って指輪をはめて微笑む全員が唖然とした顔をする「まぁ…そこまでいうなら無理強いはしないけど…」悲魔はそうつぶやく他のみんなもお互い顔を見合わせてため息をつく「そのカーラ…売れば高いんでしょ?」アイナはそう聞く「うん…かなりの金額になるね」モネがそう答える「アジトがあんなんだし…今は少しでもお金要るだろうしね♪」アイナはニコッと笑ってそう言う「いや…それは関係ないよ…今アイナさんに一番必要な物を選んでよ…アジトのお金はなんとでもなるしね…そう言った理由で遠慮するなら逆に気が引けるよ」悲魔はそうアイナに言う「ううん…遠慮とかじゃないの…さっき…半身が必要だって言ってたでしょ?その子はなんとなく違う気がするの…それに、私はこの指輪が気に入っちゃったし ^^」アイナはそう言って笑うみんなもアイナの笑顔を見て納得する「じゃあ…せっかくだからもう1つ指輪をセットであげるよ♪」そう言って悲魔はアイナにもう1つ同じ指輪を渡すアイナはそれを受け取り大はしゃぎで喜ぶ「ほんじゃ…ここにある物を今度のアリーナでオークションにかけますか…」藁人形がそう言う全員うなずいて倉庫を後にしてアジトに戻る「パンクス、アジトの基礎工事が終わったら…一度声かけてくれないかな?」悲魔は図面を見ながら打ち合わせをするパンクスにそう言う「それはええけど…なんじゃろうかのぉ?」パンクスは不思議そうにそう聞く「うん…ちょっとね…基礎の段階でやっておきたい事があるんで」悲魔はそう答えるパンクスは完全に理解できていないがその件をうなずいて承諾するそして…SSDのアジトは新築工事に入りメンバーはしばらくの間、焔のアジト『ホテル・ラピス』を拠点とするのであった…『To Be Continued♪』
2006/08/21
コメント(7)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第三章・第10話『-勝利の美酒-』決戦を終えてアジトに戻ってきたメンバー達は気を失っているアイナをベットに寝かせる「ほんと…無事に終わってよかったね…」モネがそう言うみんながその言葉にうなずく「でも…あの時のアイナちゃん…なんだったんだろ…」アルテミスがそうつぶやく「焔は…覚醒と暴走って言ってたけど…たぶん何も教えてはくれないだろうね」悲魔はそう言う「ほんと、久々に緊張の連続で疲れちゃったよ」アルテミスはそう言ってイスに座る「僕なんか幻覚まで見たもんね ^^;…一瞬だけどアイナさんの背中に羽根みたいなのが見えたし…」モネがそう笑いながら言う「え?モネちゃんも見えたの?私だけかと思ったのに ^^;」アルテミスは少し焦り気味にそう言う「という事は…アレは幻覚じゃないわけか…」悲魔もそう言うそしてみんながベットの上のアイナを見る「いったいこの子は何者なの?」アルテミスがそうつぶやくその時…悲魔の腹が「ぐぅ~~~」っと鳴る全員が悲魔の方を見る同時に次々と全員の腹がなる「腹ペコだな…」悲魔がそうつぶやく「アイナちゃんがさぁ…気が付いたら…祝賀会♪…いいよね今日くらい ^^」アルテミスが目を輝かせながらそう悲魔に言う「まぁ…しょうがないな…そのかわり、明日からは特別は無しだからね」悲魔は真顔でそう言う「じゃあさ、準備もかねて…さっき頂いた倉庫の中身…見てみない♪」アルテミスはそう提案するそれについては全員異論がないようでみんなで倉庫に行く「イートン…この契約者の倉庫の中身を見せてくれ…で、最終的にうちの倉庫に移動して欲しいんだ」悲魔は倉庫のイートンにそう言ってマギックから受け取った契約書をイートンに渡す「あぁ…この人達の倉庫ね…いいですよ、ではどうぞ入って下さい」イートンはそう言って悲魔たちを倉庫の中に入れる「あの辺がすべてこの人達の荷物ですね…旦那のとこに渡ったなら安心だ」イートンがそう指をさして言う「安心?」悲魔がイートンにそう聞く「えぇ…かなりすごい物ばかりでね…何をやらかすかヒヤヒヤしてたんですわ ^^;」イートンは苦笑いでそう悲魔に言うその時…アルテミスとモネと藁人形が倉庫の奥で言葉にならない叫び声を上げる「ど、どうした?」悲魔が慌てて駆け寄る「す、すごすぎる…お宝がいっぱい…」アルテミスはそう悲魔に言う「だけど…全部ギルドの資産だからね…安くはするけどあげないよ」悲魔はそう真顔で言う「でもな…殊勲賞のアイナ嬢には何かあげたいけどな…」藁人形がそうつぶやく「うん…アイナさんカーラとか使えそうだし…」モネもそう言う「そだね…彼女には何かあげてもいいかな…」悲魔もそう言う「いいな…」アルテミスは口元に指を当て甘えるようにそう言い悲魔を見る「甘えてもダメ、売ってあげるからお金貯めなね」悲魔はきっぱりとそう言う「でもアレだな…この事が他所にバレたら狙われかねんなぁ」藁人形がそうつぶやく「うん、倉庫は安全としても…アジトは間違いなく狙われるね」悲魔は腕組みをしながらそう言う「お留守番役…必要だね ^^;」モネが苦笑いでそう言う「考えた方がいいかもね…その辺も」悲魔も苦笑いでそう答える「とりあえず…飲みながら考えよ♪」アルテミスは満面の笑みでそう言ったそして…軍資金を用意して全員でアジトに戻るアジトに戻るとジャルデウが待っていた「どこ行っとったん?誰もおらんから入れんかったよ…」ジャルデウは恨めしそうにそう言う「ゴメン…ちょっと倉庫にね…そっちは片ついたの?」そう悲魔が頭を下げながらジャルデウに聞く「あぁ…焔が殺ってくれたみたいやね…それとコレが残りの装備…」そう言ってジャルデウは足元に置いた荷物を指差す「そっか…奴らが装備してたのがまだあったか…いったい総資産はいくらになるんだ? ^^;」悲魔は残りと言われた荷物を見てそう言う「実はなぁ、奴ら…相当悪どい方法でギルドを潰して歩いてたんよ…」そうジャルデウが言う「なるほどね…焔とジャルちゃんは知ってたわけだ…やっぱりそっちが一枚噛んでたのね」悲魔はそう言う「悪いね…迷惑掛けて…まぁきっちり稼げたからいいっしょ♪」ジャルデウは笑いながらそう言う悲魔もそう言われ笑ってうなずく「せや、彼女どない?」ジャルデウは思い出したようにそう聞く「うん…まだ気が付いてないのかな?とりあえず寝かせてあるけど…」アルテミスがそう答える「まぁ…あれよ、それ以上は聞かれても俺にはわからんからね♪」ジャルデウは歯切れの悪そうな物言いのアルテミスにそう言ったアルテミスはみすかされていただけに苦笑いを浮かべる「とりあえず…アイナさんが気が付いたら打ち上げでもしようと思ってこれから準備するの」モネがニコニコしながらそう言うジャルデウも笑いながら数回うなずくそして…全員で手分けをして宴会の準備をする準備が終わった頃「お疲れさんでした♪」そう言いながら焔がやってくる全員聞きたい事はあるものの…特には何も聞かなかった「まだ気が付かないのね…」焔はベットに寝てるアイナを見てそう言う傍らに付き添っているアルテミスがうなずく「俺に任せとき、こういうんはな王子様のキスで目覚めるって相場が決まってんねや…」そう言ってジャルデウがアイナに顔を近づけるすると突然アイナの目が開く…「なんねや…もうちょっとやったのに~!」ジャルデウが笑いながらそう叫ぶ全員が大笑いをする「あれ?ここは…アジト?」アイナが笑ってる全員を見渡しながらそう聞く「そそ、全部無事終了♪」アルテミスが笑いながらアイナにそう言う「勝った…の?」アイナはそう聞く「そうよ♪アイナちゃんがんばったからね♪」アルテミスはそう言ってアイナの頭を撫でる「アイナ嬢もこっちにおいでな…気が付いたらはじめようと思って準備してたからね」藁人形がそう言って手招きするアイナはうなずいてベットから降りるそして宴会が始まる…今日あった事…今までの事…色々な話をしながら「でも…奴らの目的ってなんだったんだろ…」モネがそうつぶやく「さぁね、あいつには聞いてみるけど…奴も利用されてたみたいだしなたいした事は知らないんだろ…」焔はアルテミスに酒を注ぎながらそう言う「私は許せないよ、あいつも仲間だったわけだし!」アルテミスは酒が注がれたコップを振りながらそう叫ぶモネは酒を飲みながら回りに飛び散る酒を拭く「まぁ…それはそうだけどね」焔はアルテミスをなだめるようにそう言う「せやね…あいつが避けろ!言わんかったら直撃だったしな…」ジャルデウはうなずきながらそう言う「なぁ…悲魔ちゃんコレなんだかわかる?」焔がそう悲魔に言って懐からクリスタルを取り出す悲魔はクリスタルを受け取ってしばし見つめる「さぁ…ただのガラスの塊に見えるけど…コレは?」悲魔は焔にクリスタルを渡しそう聞き返す「あいつが持ってたんよ…わからんならいいや…」焔はそうつぶやく「なんかさ…すごいもんとかが詰まってたりしてなw」ジャルデウはそう言って笑う「スゴイ物?」アルテミスがそう言いながら目を輝かせる「おいおい…」焔はなんか嫌な予感がしてそうつぶやきながらクリスタルを懐にしまう「焔さん…今の石見せてよ~♪」アルテミスはそう言いながら焔ににじり寄る「また今度な…^^;」焔はそう言ってアルテミスと距離を置く「アル…やめておけ…こいつの持ってる物にろくな物は無い…」悲魔がそう言うアルテミスはその言葉を聞きさらに目を輝かせる「逆効果ちゃう?」ジャルデウがそうつぶやく「!!!」焔はとっさに飛び掛ってきたアルを避けるが…アルテミスの方が一瞬早く焔の懐からクリスタルを抜き取る「キレイ…」アルテミスはウットリとしながらそうつぶやく「アルさんダメだよ!」そう言ってモネがアルテミスからクリスタルを取り返そうとするアルテミスはいとも簡単にモネを払いのけて怪しく笑う「しゃあないな…」そう言ってジャルデウがアルテミスの無防備な胸を背後から鷲掴みする「ひゃっ♪」アルテミスは突然の出来事に思わずクリスタルを放り投げるクリスタルはアイナの近くに転がる…「なんか…いっぱい入ってるの…」アイナは転がってきたクリスタルを覗き込んでそう言う「え?^^;」悲魔がアイナの言葉を聞いてクリスタルを拾い覗き込む「な、何も見えないけど…」悲魔はそうつぶやく「ええ…中でモヤモヤしたのがグルグル回ってるよ~」アイナはそう言うもう一度、悲魔が覗き込んだその時…「悲魔さん!その石は私のなの!」アルテミスがそう言って悲魔からクリスタル奪い取る「残念…その胸は俺の物や!」そう言ってジャルデウがまたもアルテミスの胸を背後からつかむ「あっ♪」アルテミスはそう声を出し思わず手に取ったクリスタルを床に叩き付けるクリスタルが一瞬光る…全員がクリスタルから離れるしばらくの沈黙を破り「な、何も起こらんね…」そうジャルデウが言った瞬間クリスタルから雷のような光が轟音と共に立ち上りアジトの屋根を吹き飛ばす全員がサッと物陰に隠れるしかし、その後は何も起こらなかった…「か、風通し…良くなったね…」ジャルデウはアルテミスの胸を掴んだままそうつぶやくさすがに凄い音がしたのだろうアジトの周りに人が集まり始める「ぶち凄い音がしたのぉ」そう言って野次馬の中からパンクスが現われる「い、いや…大きな雷が落ちてね… ^^;」悲魔がそう説明する「ほうか…それはえらい事じゃのぉ…」パンクスは納得したのかそう言ってうなずく「ほじゃけぇ大丈夫じゃ!うちら廣島一家は政府から建設全般任されてるけぇのぉ…朝イチで見てやるけぇ安心してええよ♪」そう豪快に笑いながらパンクスが言う「お、お願いします…」悲魔がそう言うそして事情がわかったからか…飽きたのか、集まった野次馬も去っていく「はぁ…」悲魔が大きくため息をつく「ご、ゴメン…」アルテミスがそう謝る…「せや!この乳が悪いんねや!」ジャルデウがそう言うしかし、場の空気がそんな感じじゃないと気が付いてアルテミスから離れる「いや…ちゃんと止めなかった全員の責任だよ…」悲魔はそう言う全員うなずく…「そだな…俺も軽率だったアジトが何とかなるまでうちにくればいい…」焔が床に転がったクリスタルを拾いそう言うそして…必要な物を持って全員でアジトを後にするこうして…ギルド戦に勝利したSSDに新たな難問がおとづれたのであった…『To Be Continued♪』
2006/08/20
コメント(3)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第三章・第9話『-覚醒と暴走-』フィールド内のアイナは完全に意識を取り戻していた「あれ?足が痛くない…」アイナはそう言って右足で数回地面を踏みつけるそして痛みがまったくない事を確認してアンテクラに攻撃を仕掛けるアンテクラはまったく身を守る事が出来ずにただアイナの攻撃を喰らうそれどころかアイナの居ない所に攻撃を仕掛けようとしている「よし!支援!」焔はそう叫ぶアルテミスとモネはまたアイナに支援魔法をかける「ちゅうことは…暴走ではなく…覚醒…って事ね」ジャルデウがそう言う「とりあえず…今回はね…」焔がそう苦笑いで答える「っていうか…あれってシャドウ?」モネがフィールドを指差してそう言う「あれは…シャドウと言うより…残像…かな ^^;」悲魔がひきつった笑顔でそう答えた時アイナが24体目を倒す焔は悲魔に目で合図する隣に居たジャルデウもうなずいてニヤッと笑う「やってみるか…」悲魔はそうつぶやいて藁人形に耳打ちをする藁人形は残りの6冊を全部アイナのフィールドに投げ入れるその光景を見たマギックが一瞬呆然とするそしてマギックも残った3冊を投げ入れる「ひぃ…ふぅ…みぃ…6体全部のアンテクラにそれぞれアイナさんが見えるのは…僕だけ? ^^;」モネが笑顔をひきつらせてそう言う「いや…私にもそう見えたりする… ^^;」アルテミスもそうつぶやくハイネの方はスタミナ切れなのかうまく4体のアンテクラをまとめられずに悪戦苦闘している「分身…しちゃってるね…」ジャルデウは思わずそうつぶやく「ここまでとはね…思ってもみなかったよ…覚醒してくれて助かったかもなwww」焔は笑いながらそう言うそしてハイネが何とか1体沈めた時にアイナのフィールドでアンテクラが3体沈む「追いついちゃったね~w」焔がそうマギックに言ってニヤッと笑う「ハイネ!」マギックは拳を震わせてそう叫ぶ一瞬ハイネがその声を聞きビクッとする「…もう嫌だ!…俺は…俺は…もう卑怯な手段は使わない!」ハイネはマギックにそう叫ぶ「クッ…この小僧!何をいまさら!」マギックはそう叫んで持っていた杖を地面に叩き付ける「勝負…あったな…」焔がそうつぶやく…次の瞬間アイナが残ったアンテクラ3体を轟沈させる…それを見たハイネがニコッと笑い攻撃をやめて目を閉じる3体のアンテクラが一気にハイネに襲い掛かる「あいつ…アホや…」ジャルデウが思わずそうつぶやく全員が一瞬目を背ける大きな爆発音が辺りに響く…アンテクラの斧より先に焔の魔法が3体のアンテクラを撃沈させたのだったハイネはその場にヘナヘナと座り込みマギックもまた崩れ落ちるようにその場にひざまづくこうして…SSDの勝利でこの戦いは幕を下ろしたそしてアイナはその場にゆっくりと前のめりに倒れる「あ、アイナちゃん!」アルテミスがそう叫んでアイナの元に駆け寄るそして残ったSSDの全員もアイナに駆け寄る「さて…勝負はこっちの勝ちやね♪」ジャルデウがひざまずいたマギックを上から見下ろしてそう言う「えらく…卑怯な手段使ってくれて…お仕置きが必要だね~」焔もそう言ってニヤッと笑う「ヒマコン!アイナさんは?」ジャルデウが悲魔にさう叫んで聞く「大丈夫…息はある…」悲魔はそう答える「ほんじゃ…こっちの後始末つけるんで速やかに撤収って事で♪」焔はそう悲魔に言った悲魔は黙ってうなずく「せやね、とりあえず…出すもんは全部出しなよ♪」ジャルデウがそう言うマギックは懐から倉庫の契約書を差し出すその手はとても弱々しいものだったジャルデウはその契約書を悲魔に渡し悲魔はアイナを背負う「じゃあ…程々に…」悲魔は笑いながら焔にそう言う「あぁ…きっちりお仕置きしておくんで♪…そうだ!モネちゃん、そこのアレ…俺のアジトに連れてっておいてくんないかな?」焔はそう言ってフィールドで座り込んでいるハイネを指差す「あいお♪」モネはそう言ってハイネを引き起こし連れて行くそしてSSDのメンバーがみんなアジトに戻って行く「さて…お仕置きタイムだね♪」焔はそう言って並べたマッドピエロのメンバーを見てニヤッと笑うそして懐からチャットを取り出しマエルに連絡する「おぅ…こっちは無事に終わった…で…エンタまで俺ら全員飛ばして欲しいんよ…そそ♪できれば一番奥がイイかな…ほんじゃ頼むね♪」焔はそう言ってチャットをしまう「それじゃ…お前ら全員マエルにワン切りして♪」焔はそう言ってニヤッと笑うそして…全員がエンタイスの森の一番奥に転送される「どないしてくれるかね、えらくなめた真似してくれちゃってさ♪」ジャルデウがマギック達を見下ろしてそう言う「ジャルちゃん…気持ちは解るが、ここから先は俺に任せてくれない?例え理由はどうであれ殺しは殺し、こんなくだらん事でケチは付けさせたくはないんでね…」焔はジャルデウにそう言う「せやけどね…」ジャルデウは不服そうにそう言う「きっちりケジメは取るからさ♪…入り口で待っててくんないかな?」焔はそう言ってジャルデウの肩を叩くジャルデウはしばらく考えた後大きくため息をついてその場から消える「さて…ここならそんなに人目につかないしね、死体の1つや2つ転がってても不思議じゃない…ただね、俺も鬼や悪魔じゃないんでね…心を入れ替えて生き残るチャンスを選ぶか…俺に殺されるかの2つに1つ…どうする?」焔はマギック達にそう言ってニヤッと笑う「選択肢はもう一つあるのでは?我々があなたを倒して自由を手にする…」マギックはジャルデウが消えたのをいい事に含み笑いでそう言う「残念だけど、それは選択できないのよ…あんたらじゃ俺には勝てないからな」焔は持っている刀で肩を叩きながらマギック達にそう言う「みくびってもらっては困りますね…私達もそれなりの修羅場を超えて来たんでね…」マギック達はそう言って立ち上がり身構える「なるほど…どうあっても俺に殺される方を選ぶんだ…じゃあ仕方ないね、ホントなら小指1本で足りるんだけど…そんな器用な事も出来ないんで特別に片手で相手してやるよ♪」焔はそう言ってニヤッと笑うと右腕を頭上に突き立てる焔を中心に周囲の温度が急激に下がったような錯覚を起こす寒気がマュドピエロの全員を襲うマッドピエロの面々は身構える「はぁぁぁぁあああ!」焔が突然そんな叫び声を上げるその瞬間、焔の右腕の筋肉が膨れ上がり肌の色が徐々に褐色に変わるそして五指の爪が長く鋭く伸びる「な、なんなの?あんた…何者よぉ!」マギックがそう叫び硬直する「もう1度だけ聞く…ここで俺に狩られるか…数%の生き残れる方法に賭けるか…だ」焔はそう言ってニヤッと笑うジャルデウがエンタイスの入り口についてから数分後…そこに焔が現われる「もう終わったん?」ジャルデウが焔にそう聞く「ちょっと奴らとゲームをね♪」焔がそうジャルデウに言う「ゲーム?」ジャルデウは焔にそう聞き返す「あぁ…さっきの場所からここまで制限時間内に戻ってこれたら命は助ける…ってね♪」焔はそう答えて彼らが装備していたであろう装備品をジャルデウの足元に投げ置く「何コレ?」ジャルデウがそう聞く「すべての資産を賭けたわけだからね♪」焔がそう言って笑いながらタバコに火をつける「うはぁ…悪党やね…装備無しでこの森抜けるんはきびしくない? ^^;」ジャルデウが苦笑いでそう言う「まぁ…制限時間は日没までとったしね」焔はそう言って笑う「日没までって…あと数時間やで?短くないん?っていうか…ハラ減ったし、待つのはイヤだな…」そうジャルデウが苦笑いで言う焔はタバコをふかしながらただ笑う「あ、せや…なんだったかな…ほれ役人が言ってた物」ジャルデウが焔にそう言う「あぁ…コレね♪」焔はそう言って懐からクリスタルを取り出す「なにそれ?」ジャルデウはクリスタルを見てそう言う焔は「さぁ?」と身振りで返事をする「そう言えば…なんであんなんを助けたん?」ジャルデウが焔にハイネを助けた事を聞く「まぁ…気まぐれかな?アレはアレで…最初に出会った奴を間違えただけだからね…」焔はそうつぶやくように言うジャルデウはなるほど…とうなずくその時…「ひ、ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」エンタイスの森にそんな絶叫がこだまする「ほな戻りますか…どう考えても無理でしょ ^^;」ジャルデウはそう苦笑いで言う「やっぱ…無理か…いじるとおもしろい男だったのにな…マギック」焔は森の方を見て残念そうにそうつぶやくそしてジャルデウがエンタイスから消え焔もその後を追うように羽織をひるがえして消えるそして、街のゲートに二人が現れる「じじい…悪かったな♪」焔がマエルにそう言うマエルはただ首を横に振る「ジャルちゃん…俺はアジトに寄ってから顔を出すって悲魔ちゃんに伝えて♪」焔がジャルデウにそう言ってウインクするジャルデウは「了解」と手で合図をしてSSDのアジトへ向かう『ホテル・ラピス』「なんで…俺を助けたんですか?」ベットに座ったハイネが入ってきた焔にそう聞く「最初のボタンを掛け違えちまったら…最後のボタンは絶対にかけられないのよ…人生も一緒♪でも、お前は途中でボタンを掛け違えた事に気が付いた…だろ?」焔は棚から買い置きの新しいタバコをおろして咥えながらそう言うハイネはただうなずく「気が付いたなら…もう1回ボタンを全部外して、最初からかけ直せばいいんよ…そうすれば最後のボタンは掛けられる」焔はそう言って笑いながら言い…タバコに火をつけてハイネにタバコを差し出すハイネも1本タバコを抜き口に咥える焔はハイネのタバコに火をつける「しばらくは外に出ない方がいい…手伝って欲しいこともあるしな♪」焔はそう言って笑うハイネもつられて笑う「じゃあ…俺はSSDの方に行って来るわ♪」焔はそう言ってまた出て行く「変わった人だな…もっと早くあんな人に出会いたかったな…」ハイネは焔の出て行った扉を見つめてそうつぶやいた…『To Be Continued♪』
2006/08/19
コメント(7)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第三章・第8話『-波乱-』「やっと動いたか…」焔はそうつぶやいてチラッと藁人形の方を見る藁人形はうなずいて深呼吸を一回し「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」と雄叫びを上げて自分にライオンハートをかけるその場の全員が一斉に藁人形を見る「な、なんですか!」マギックは相当ビックリしたのだろう…藁人形にそう言う「い、いや…ちょっと興奮してね…スマン…」藁人形は恥ずかしそうに指をいじりながらそう答える「ちょっと…こっちが恥ずかしいってば!」アルテミスは藁人形にそう言って睨みつけるジャルデウと焔がその光景を見て思わず吹きだすアイナのペースが徐々に上がるみんなの注目が藁人形にいったため、誰もがアイナの変化に気が付いていなかったアイナの動きは回避主体から…攻撃主体に本来ならば…ハイネとの差が一気に開くはずなのにハイネが10体目を倒した時にはアイナも10体目を沈めそうな勢いになっている「いいペース展開だね…」焔はそう言ってニヤッと笑う「確かに…差がつまってきてるけど…これも予定通り?」アルテミスがそう焔に聞く焔とジャルデウは無言でうなずく焔達がチラッとマギックの方を見るとかなりイラついてるようだったそしてハイネとアイナがほぼ同時に半数である15対目を撃沈させる「まだ動かないか…」焔はそうつぶやき藁人形の方を見て数回うなずく藁人形はそれを見てまた大きく深呼吸する「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!」「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」今度は2度連続でライオンハートを自分にかけるさすがに2度目という事もあり…周りの視線がかなり痛く藁人形に突き刺さる「す、スマン…」藁人形は小さな声でそう言うその時…「あ…」アルテミスがフィールドに視線を移し思わずそう言葉を漏らすフィールド内でアイナが素早く動きデッドリーをアンテクラに浴びせている今度はアイナのペースが逆転してハイネに対し1匹以上の差をつけ始めるハイネが17体目を倒した時にはアイナは19体目を撃沈させようとしていたさすがにこの状態に耐え兼ねたのであろうマッドピエロ側も新たな動きを見せるなんとマギックは18冊目と19冊目を同時にフィールドに投げ込んだハイネはうまく立ち回りながら2体同時に戦う…「なるほど…そう来ましたか♪」焔は感心したようにそうつぶやくすると…マギックはハイネが2匹を倒しきらないうちにもう1冊投げ込むハイネはそれに驚く事もなくポジションを移動させつつショックウェブをアンテクラ達に浴びせるアイナが20体目を撃沈させた時ハイネも18体目と19体目をほぼ同時に沈めるそしてマギックはフィールドにまた2冊投げ入れる「これやと…またすぐに逆転されるんちゃう?」ジャルデウがそう焔に言う「さすがにショックが相手だとデッドリーは不利か…」焔も状況を見てそうつぶやくそして…ハイネとアイナがほぼ同時に21体目を撃沈させる「ココで差を開かせるのは面白くないな…」焔はそう言うと藁人形の方を見る藁人形は…思わずうつむくそして意を決したのかライオンハートの咆哮を3回上げるマギックが藁人形のライオンハートが何らかの合図であると気がついた時にはフィールド内のアイナのスピードは全開になっていてアンテクラはほとんど攻撃をする事なく防御に徹するしかない状況だったハイネの方は複数を相手にする事の疲労もあるのだろうペースが若干落ち始めアイナに追いつく事しか出来ない「アイナちゃんすごいよ♪これなら一気にケリがつくんじゃないの?」アルテミスが近くに来ていたガード役の悲魔に言うしかし…悲魔は何かがひっかかるのだろう…その言葉にはうなずく事すらしなかった「向こうの切り札がまだなんだよな…」焔がそうつぶやく悲魔もそれと同感だったのか数回うなずいたアイナとハイネがほぼ同時に22体目を撃沈した時突然ハイネがショックウェブを乱射し始めるその1発が悲魔たちの近くをかすめる「あ、あぶね!」藁人形は思わずそう叫ぶ「コレか…」焔がそうつぶやき、ジャルデウがうなずいた時一瞬ハイネの動きが止まるほんの一瞬で…並みの人間なら気付く事のないような一瞬…ハイネはしっかりと踏み込みショックウェブを放つその先にはアイナがアンテクラと戦っている…完全にアイナからは死角になっている悲魔と焔…そしてジャルデウがアイナに対して危険を知らせようとした時「避けろ!」ハイネがアイナに向かってそう叫んだ「チッ!あのバカ!」その言葉を聞いたマギックが思わずそうつぶやき舌打ちをするアイナはハイネの叫び声に気付きギリギリの紙一重でショックウェブをかわす「あ…あぶね~」藁人形は思わずそう言葉を漏らすショックウェブの直撃は避けたものの、アイナは確実にバランスを崩していたその瞬間をアンテクラが見過ごすわけもなくバランスを崩したアイナに斧を叩き込む包丁で斧の直撃を防ぎはしたもののアイナはフィールドの境界線辺りまで吹き飛ばされる「卑怯よ!」アルテミスがマギックに対してそう叫ぶ「ショックウェブの乱射には付き物の事故ですよ…事・故・♪」マギックはそうアルテミスに言ってニヤッと笑うそれを聞いたジャルデウが思わず武器に手をかける焔がすかさずそれを止めるたぶん…ハイネが叫んでなかったらもっと悲惨な事になっていたかもしれないフィールド内ではアイナは何とか立ち上がろうとしていたその時、右足首に激痛が走り…アイナはその場にまた膝をつく「足をやったか…まずいな…」焔がそう言う動けないアイナに対しアンテクラは容赦なく斧を振り下ろすアイナはその場を転がりつつ何とか攻撃だけはかわすしかし…反撃に出れるような状態ではなかったハイネはアイナの状態が気になるのかチラチラとアイナの方を見ながら23体目を撃沈させる「コレは…イレギュラー?」悲魔は焔にそう聞く「まぁ…それに近い物はあるね…」焔は苦笑いでそう答える予測できなかった訳ではないが詰めが甘かったというとこだろうかアイナの方は転がりながらも懐に入れた時は何とかデットリーを叩き込みハイネが25体目を倒した時にやっと23体目を撃沈させる「ここまでか…」悲魔はそうつぶやく…藁人形も本を投げ入れるかどうか悩んでいた「いや…まだでしょ」焔がそう言うとフィールド内のアイナは足首を押さえつつ何とか立ち上がる「だけど…あれじゃ無理だよ!」アルテミスもアイナの方を指差してそう叫ぶ「なんや…みんなえらく諦めが良いのね…彼女はまだやる気やで」ジャルデウはアルテミスにそう言う焔は悲魔を見てうなずく「やめますか?ククククク…」マギックが悲魔にそう言って笑う「いや…もう少し…くそ!」悲魔はそう言って藁人形にうなずいて合図する藁人形も悲魔にうなずき返し本をフィールドに投げ入れるハイネはその光景を見て思わず持ってるセルキスソードを地面に叩き付ける「ほぅ…」そのハイネの姿を見た焔がそうつぶやくその後もフィールド内のアイナの状況はどんどん悪くなっていく攻撃はほとんど当たる事はなく…なんとか避ける事で精一杯といった感じだったしかしハイネのペースも上がる事は無く常にアイナの状況を気にしているようであるでも確実に放っておいてもハイネの勝ちが見える状況は変わらなかった「アイナさん…」そうモネがつぶやいた時アンテの斧がまたアイナにヒットする糸の切れた人形のようにアイナは吹き飛ぶアイナの意識も薄れかかる何とか立ち上がろうとするものの体が思うように動かない視界もぼやけて近づいてくるアンテクラが3匹くらいに見える…「限界…なのかな…」途切れかける意識の中でアイナはそうつぶやく自分の鼓動だけがアイナの頭の中で響き渡るその時、天気が良いというのになんともいえない寒さがその場の全員を襲う「なに?…この寒気は…」アルテミスが思わずそう言う「来たか…」焔がそうつぶやく何らかの異変に気がついたのはアンテクラも同じだった警戒するように今にも崩れ落ちそうなアイナの周りをアンテクラが間合いを詰める事ができずにグルグルと回る「なに?どうしたの?何が起こってるの?」アルテミスはそうつぶやく「ジャルちゃん…準備は?」焔がジャルデウにそう聞く「もう、ビンビンのギンギンだよ♪」ジャルデウはそう言ってニヤッと笑う「あ、アイナさんが…」モネがそう言ってフィールド内を指差すフィールド内のアイナがユラユラと揺れるように立ち上がったからだアンテクラは瞬時に身構えアイナとの距離を詰めるそして数回アイナに向かって斧を振り下ろすが…まるで風に揺らぐ草木のようにアンテクラの攻撃をその場に立ったまま揺れながらかわす「スゴイ…って言うか…アイナちゃんなんか怖い… ^^;」アルテミスが思わずそうつぶやくその後もアンテクラの攻撃はアイナにかすりもしないその異常なアイナの状況に恐れをなしたのかアンテクラがジリジリと後退する「さて…これでうちの勝ちは決まったんだが…ハッピーエンドで終わるか、それとも悲劇で終わるか…」焔がフィールド内のアイナを見つめそんな意味不明な言葉をつぶやいた当然、悲魔達にはその言葉の意味が理解できずただメンバーと顔を見合わせて首をかしげる「悲魔ちゃん…アルにモネ…ちょっと聞いてくれ…」焔はそう3人に声をかける3人は焔の方を向く「今から藁さんにライオンハートをやってもらう…彼女に反応がなければ、彼女への支援をやめて一旦後ろの岩陰に後退する」焔はそう小声で言う3人は意味が理解できないでいる「たぶん…俺の予想が正しければ奴らは全滅する…」焔はそう言ってあごでマッドピエロの方を指す「で…その後、俺とジャルちゃんと藁さんを全力で支援…俺らが・・・・・彼女を倒す…」焔は3人にそう告げる「な、なんで?」アルテミスが焔にそう聞く「コレが…俺が言ってた…本当のイレギュラーだからさ…まぁ彼女の意識が戻れば…支援は続行で…一気に残り全部の本を投げ込んでも大丈夫だと思うけどね」焔は含み笑いをしながらそう言うそして焔は藁人形に向かって大きくうなずく藁人形もそれを見てうなずき(「頼む…届いてくれ…アイナ嬢…」)そう心でつぶやきながら今まで以上に大きな声で雄叫びを上げてライオンハートを連続で自分にかけ始める(「藁さんの…ライオンハート…そっか…私戦ってたんだ…でも…もう体が動かないの…」)ターラの荒野に藁人形の咆哮が響き渡る悲魔もモネもアルテミスも…そしてジャルデウと焔も心の中でエールを唱えその咆哮にのせる(「みんな…バラバラになっちゃう…そんなのイヤ…もう少し…がんばらなきゃ…」)そして…ハイネが26体目のアンテクラを沈めた時アイナの体が一瞬光り輝いたように見えた「え?…羽根?」アルテミスが目を擦りながらそうつぶやく一瞬…アイナの背中に色は黒かったものの天使の羽根のような物が見えたアルテミスは目を擦るしかし次の瞬間にはそれらしき物はまったく見えなかった「目の錯覚?… ^^;」アルテミスはそうつぶやく『To Be Continued♪』
2006/08/18
コメント(5)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第三章・第7話『-開戦-』ついにマッドピエロとの決戦の日が来た「よし…そろそろ行こうか」悲魔はそう言ってイスから立ち上がったアルテミスとモネと藁人形はうなずくそして…4人はアジトの外に出る誰が言ったわけでもなく全員がアジトの方を向いて横に並ぶ「絶対に…戻ってくるから…」悲魔はアジトに向かってそう言う全員が顔を見合わせて1回大きくうなずきゲートに向かう「事情はだいたい聞いてる、今日はターラエリアには部外者は入れんから心おぎなくやってくるがよい」ゲートに来た悲魔達にマエルはそう声をかける悲魔はマエルに頭を下げるそしてマエルは呪文を唱える悲魔たちの周りを光が包む…ターラにつくとゲートのところにはすでにマッドピエロの面々が揃っていた「これはこれはお待ちしておりました…我々の挑戦を受けていただいた事…あらためて感謝いたします」マギックはそう言って悲魔達に頭を下げる悲魔はなにも言わず軽く頭を下げる「ちょうど準備が終わったところでしてね…まだ時間はありますので確認して頂くといいでしょう」マギックは微笑みながらそう言うそして悲魔たちは村の外に出る広大な平原に数本の柱が立っている「柱と柱の間隔は50メートル、柱は6本…つまり50メート四方のフィールドが隣接した形になってます、それぞれのフィールド内でそれぞれの代表者がサモンアンテクラと戦うわけです」マギックは準備したフィールドを指差してそう説明する「どっちがどっちなの?」悲魔はフィールドを見つめたままそうマギックに聞く「我々が準備をしたので…じっくり確認してそちらが選んで下さい…」マギックはそう答える悲魔はアルテミスとモネに目で合図をして2人がフィールドを確認しに行く「そう言えば…アイナさんでしたっけ?…選手の方が見えないようですが…」マギックは悲魔にそう聞く「あぁ…まだ来ては居ない…が、時間までには必ず来る」悲魔はマギックを見る事無くそう答える「そうですか…まぁ、時間に間に合って頂ければそれでけっこうです」マギックはそう答えるそこにフィールドを確認に行っていた2人が戻ってくる「悲魔さん…」アルテミスはそこまで言って言葉を止め、マギックの方を見る「あぁ…コレは失礼、それでは私達のメンバーを後ほど紹介しますので…それでは」マギックはそう言ってその場を去っていった「フィールドは特に異常は無いようね…モネちゃんとチェックしたけど何か仕掛けてある様子もないし…」アルテミスはマギックが去って行ったのを確認してそう悲魔に言った「僕らはどっちなんだって?」モネがそう悲魔に質問した「いや…こっちが選んで良いみたいだね…」悲魔はそう答える「ここまでは、フェアって感じね…」アルテミスはそう言う「アイナ嬢達は間に合うかな…」藁人形が不意にそう言う「そだね…アルは念のためアイナさんに連絡してみて」悲魔はそうアルテミスに言うアルテミスはチャットを取り出して連絡を取ってみる「ダメだ…つながらない…」アルテミスがそう悲魔に言う「まぁ…時間はまだあるしね…もう少し待つ…か」悲魔はそうつぶやいたどのくらい時間がたったのだろうかマギックが仲間を連れて悲魔たちの元にやってくる「では…紹介しましょう、まず私が本を投入します…そして支援者はこの2人です」そう言ってマギックがモネと同じルゥを持った聖騎士とカーラを装備した女戦士を紹介する「で、こちらがガード担当です」そう言ってアルテミスと同じバゥルを持った弓使いを紹介する「やっぱり…ガードに機動性と攻撃範囲の広い弓使いを持ってきたか…」藁人形がそうつぶやく「予想はしてたけどね…」悲魔がそう答える「そしてこれが今回の選手のハイネです」マギックは含み笑いでそう言う「ま、マヂかよ…」思わず藁人形がそう言葉を漏らすそれもそのはずである一週間前は初級者の装備だったのに紹介された男は赤装備になっていたからだ「偽装…だったの?」アルテミスが悲魔に小声でささやく「だろうね…これが焔の言ったイレギュラーなのか?」悲魔はそうつぶやく「それでは、そちらの方も紹介して頂きましょうか…」マギックがそう言う「そうだね…まず、支援者はここに居るモネとアルテミス」悲魔はそう言ってモネとアルテミスを紹介する「ガードは俺が…本は藁人形が投げ入れる」悲魔がそう説明した時「わりぃわりぃ…道が混んでてさ…焦っちゃったよww」そう言って焔とジャルデウと金色の装備のアイナが現われるすかさず悲魔が焔の元に行き相手が偽装していて赤装備になってる事を告げる「あ、やっぱり…だと思ったよ…」焔は驚きもせずあっさりそう言うジャルデウも横でうなずくマギックが焔とジャルデウをチラッと見る「あぁ…俺らは見学者♪」焔は首を大きく横に振りながらそう言う「そうですか…ではお互い準備と最後の作戦会議といきましょう」マギック達はそう言って立ち去る「アイナちゃんがんばったね♪強そうだよ♪」アルテミスがそう言ってアイナを撫でるアイナは照れくさそうに笑う「じゃあ…予定通り…で良いのかな?」悲魔はそう言って焔を見る「こっちはOK」焔はそう言って…悲魔に気が付かれないように藁人形をチラッと見る藁人形はうなずく「そろそろ時間ですが…どうしますか?」マギックはそう言ってニヤッと笑う悲魔は全員と顔を見合わせて大きくなずく「では…選手はフィールドの中へ!…ガードの方はフィールドの外に!」マギックはそう叫ぶ…アイナとハイネはお互いペコッと軽く頭を下げてフィールドに向かって歩くマッドピエロ側のガード役と悲魔がお互いのフィールドの対極に位置する側面に歩いて行くアルテミスとモネがアイナに対して支援魔法をかけるマギック側の支援者もハイネに対して支援魔法をかけるそして、マギックと藁人形が同時にサモン本をフィールドに投げ入れえるお互いのフィールドにアンテクラが現われて決戦の火蓋が切って落とされた決戦が始まり…攻撃を始めたのはハイネだった盾でアンテの攻撃を受け流しつつセルキスソードで激しく斬りつける「あいつ、うまいな…」焔がハイネの動きを見てそうつぶやく「せやね、足も止まっとらんし…いい位置をキープしてるね」ジャルデウもうなずきながらそう言うそしてアイナの方はと言うと軽いステップでアンテクラの攻撃を回避しながら様子を見るようにポジションを変える「懐に入れないのかな…攻撃できてないね…」アルテミスが心配そうにそうつぶやく「アレでいいんよ、今はね…」ジャルデウはそうアルテミスに言うハイネがだいぶ攻撃をしてアンテクラのHPを削った頃ようやくアイナが攻撃を始める…しかしやはり回避する事に主体をおいてるようにしか見えない「動きは…見えてるようだな」焔がアイナを見てそう言う「うん、攻撃の手数こそ少ないけどピンポイントで急所に攻撃が入ってるからね」ジャルデウもうなずきながらそう言うそして1匹目のアンテクラをハイネが撃沈させてマギックが2冊目を投げ入れるアイナの視界にもハイネが撃沈させた光景が入ってきたがペースを変える事無く回避主体のスタイルを貫くその後…しばらくしてからアイナも1匹目を撃沈させ…直後にハイネも2匹目を撃沈させる「1匹差でスタートか…」モネがそうつぶやく「予定通りでしょ♪」焔はそう言って笑うそして…その後ハイネが6匹目のアンテクラと戦い始めた時に動き方が変わる一気に差を開かせようとしたのだろう…今まで使わなかったショックウェブをハイネが使い始めた…『To Be Continued♪』
2006/08/17
コメント(5)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第三章・第6話『-おとぎ話-』決戦を明日に控えているせいかアイナは眠れなかったとりあえず…フラッと街に出てみる「何もかもそっくりなのに…静かだな…ココは^^」そう言ってアイナは街を歩くそして、噴水の公園に人影を発見する「焔…さん?」アイナは噴水のほとりに寝そべる焔を見つけてそう聞く「お?…あぁ…明日は本番だからしっかり寝ておけよ!」焔は寝そべったままくわえタバコで夜空を見ながらそうアイナに言った「うん…わかってるけど…眠れなくて」アイナはそう言う「それじゃ、おとぎ話でも聞かせてやるか…」焔はそう言ってムクッと起き上がるアイナうなづきながらは焔のいるとこに駆け寄る「この話しはな…ココとはまったく違う世界の話…神と魔族が住んでる世界の話さ…」焔はそう言って話し始めるアイナは焔の隣に座る『神と魔族の話』神と人間が住む世界があった…その世界には神と人間以外に、魔族と呼ばれる一族も住んでいた魔族といっても悪魔とかそういう存在ではなくある神が、決めたルールを破り翼を黒く塗られ…魔族と呼ばれるようになったれっきとした神の末裔の事当然、神の世界の住人達と魔族達の仲は良くなく…度々大きな争いもあったしかし…魔族の長が温厚な者にかわり平和になりつつもあっただが、仲が良くなったわけではない…ただ争いをしなくなっただけである魔族の中にこの平和を好む者…そして好まざる者もいたしばらく続いた平和な時も残念ながらそう長くは続かなかった魔族の中で争いが起き…戦いを好む者達の時代にまた変わったからである大きな戦争になる…それを危惧した温厚派の長は神々の元に戦争になる事を伝える為に若者を使者として送っただが、神々の国に住む人間達は『魔族だから…』と理由でこの若者の声を信じようとはしなかった魔族の若者は何日も神の住む神殿の門を叩いたそしてついに魔族が攻めて来てしまったこの事に慌てた人間達は危機を知らせに来た魔族の若者を『偵察に来た者』と口々に叫び追い回した争いを止めに来たのに…ここで戦うわけにはいかない魔族の若者は反撃をする事なくただ逃げ回ったしかし…神々の元に来てから食事もせず傷ついた若者は逃げ込んだ山の中でついに意識を失った若者が気が付いた時…どこかの洞窟のような所に寝ていたそして傍らには手当てをしてくれた女がいたとても美しい女性だった「ゴメンなさい…あなたが魔族だというだけでその言葉を信じずこのように傷つけてしまって…」女はそう言った魔族の若者は首を横に振り「今は…どうなっている?戦争は?」と、女に聞いた国境の砦で攻防は続いているものの神々の方が劣勢で数日中には落ちるだろう女は若者にそう答えた「魔族は人の姿から本来の姿に変態すると殺戮の鬼になってしまいそれは人間では止められない…それを止める事が出来るのは同じ魔族か神の祝福を受けた武器だけだ」そう若者は言った「夜にはまた来ます…ありがとう」女はそう言って若者の言葉を伝えるべく去って行った若者が女にそう言ったのは手当てをしてくれたお礼ではなく人目で恋に落ちてしまったからである若者は痛む体を起こし洞窟の外へと歩く山の高台にあるのであろうその洞窟からは国の全貌が眼窩に見える国境の砦からはいくつもの煙が上がり今すぐ落ちても不思議では無い状態だった若者はさっきの女を守りたい…そう思ったそしてまた洞窟の奥に戻り片腕だけ魔族の状態にする筋肉が隆起し五指の爪が鋭く伸びる魔族になっていない左手で右腕の爪を剥がす激痛が体中を走る五指から爪を剥がし終えると今度は左腕を魔族の状態に変え…同じように爪を剥がす「我が魔族の魂よ…その力…この爪に与えよ!」若者はそう言って剥がした爪に指から流れる血をかけるバラバラだった爪が怪しく輝き爪は武器へと変貌する「これなら非力な者でも…魔族と渡り合う事ができる…」若者はそうつぶやき近くにあった包帯を口にくわえ自分の指に巻くそしてまた気を失うどことなく懐かしい香りと優しい温もりで若者が目を覚ます若者は先ほどの女の腕の中に抱かれていた「この手…いったい何をしたんですか?」目を覚ました若者に女がそう聞く「この爪を…我が魔族の血を受けた爪だ…これなら魔族とでも戦う事ができるはず…本当なら俺が守ってやりたいが…魔族本来の姿になれない俺に出来るのはこれくらいだ…」若者はそう言って自分の爪と血で作った武器を女に手渡す「なんて事を…こんな無茶な事をして…」女は爪を受け取りそう言って涙を流す涙は女の頬をつたって若者の顔に落ちる若者はまだ痛みの残る両腕で女を強く抱きしめ優しい温もりの中でまどろみに落ちていくどのくらいの時間が経ったのだろうかかすかな血の匂いで若者は目を覚ます傍らにはもう女は居ない若者は飛び起きて洞窟の外へと走る若者の目に信じられない光景が飛び込んできたすでに魔族は街を滅ぼし神殿に攻め入っていたその時、若者の脳裏に神殿で戦う女の姿が浮かぶ「ウォォォォォォォォォォォォ!」若者は獣のような咆哮を上げるそして若者の体は魔族の体へと変貌していく爪を失ったせいなのか…理由は解らないが魔族の姿になっても若者の意識はハッキリしていたそして若者は山を駆け下りる街に入ってからも若者の勢いは止まらず辺りにいる魔族を豪腕でなぎ倒しながらまっすぐ神殿へと向かう意識を無くし獣と化した魔族達は街に火を放ち暴れまわっている…死体を切り刻む者、女を手当たりしだい犯す者すらいるしかし今はそれにかまっている暇はない神殿の中もいたる所に死体が転がっている若者はその死体を踏み越え神殿の奥へと疾走るそして…ついに神殿の奥にたどり着いた時たった一人で戦う女の姿を見つける若者が女の元へ駆け寄ろうとした時…無常にも魔族の爪が女の体に突き刺さるその時、若者の中で何かが音を立てて切れる若者の目は真っ赤に輝き体中の筋肉がさらに隆起するそして一瞬のうちに辺りの魔族をなぎ払い女を抱きかかえる「あ…ありが…と…う…」女はかすかに残る意識の中、魔族の姿へと変わった若者にそう言って微笑む「我が魔族の魂よ…この者にもう一度生命の息吹を!」若者はそう言って近くにあった刀で自分の手の平を切り流れる血を女の体に出来た爪痕に流すその時、若者の頭の中に誰かが語りかけてくる「我が名はジェクト…我はこの世界の神にして創造せし者…しかしすでに我の力ではこの世界を葬り去る事しか出来ぬ…」声の主はそう言う若者はその言葉に耳を傾ける「そなたがその娘を思う気持ち確かに受け取った…その娘の命の灯はそなたの血で何とかつながるであろう…そして最後にこの神殿の裏にある『はじまりの谷』の入り口を開いてやる…そこから異世界に行け…必ず一緒になれるという保証は無いが、生きてどこかの異世界には行けよう…」声の主はそう言った声が消えたと同時に激しい揺れが起き始める柱が倒れ壁のいたるところに亀裂が入り、天井が崩れ落ちてくる若者は女を背負うと近くにあった紐のような物で女と自分の体をきつく結ぶ「この刀は『小烏丸』…我の最後の力…その娘を…いや、我が娘を頼む…」そう声の主が言うと若者の目の前に光り輝く一振りの刀が現われる若者はその刀を手に取り襲ってくる魔族を切り払いながら神殿の裏手へと疾走る「ここが、はじまりの谷…か?」若者は神殿の裏手にある谷にたどりついたそこで紐をほどき女を降ろすそして若者は胸に耳を当てるかすかではあるが鼓動が聞こえる若者はとりあえずほっと胸をなでおろすそして谷を覗き込むどう見てもただの谷にしか見えないしかしすぐ近くまで魔族が迫っているのはわかる「あの声を信じるか…」若者はそう言って、お互いの左手首を紐でつなぎ女を抱きかかえ谷の縁に立つ谷底から風が吹き上がってくる若者は大きく深呼吸をするそして意を決し…若者は女を抱いたまま目を閉じて谷に飛び込んだ…若者が目を覚ますと雲ひとつ無い大きな青い空が見えたそして起き上がり辺りを見渡すすぐ横になにやら城壁のような高い石壁が見える壁沿いの少し向こうには入り口らしきものも見える自分が倒れていた傍らに一振りの刀が突き刺さっているしかい左手に結ばれた紐は途中で途切れている「切れちまったのか…」若者はそうつぶやいて刀を地面から抜き石壁の入り口と思われる方に向かって歩き出した「まぁ…このお話はここでおしまい♪」焔はそうアイナに言う「え?…そのあとは?」アイナがそう焔に聞く「さぁ…どうなったのかね♪」焔はそう言って笑う「これじゃあ…よけい気になって眠れないよ…」アイナはほっぺたを膨らませつつそう言いう「ははは、そりゃ申し訳なかったね」焔は笑いながらそう言った「でも…その2人、どこか違う世界で幸せになれたらいいのにね」アイナはそうつぶやく「そだな…そうなったらいいね」焔はそう答える「じゃあ…その続きが無いのはしょうがないとして…せめてその魔族の若者と娘さんの名前くらい教えてよ♪」アイナはそう焔に聞く「おぉ、名前か…名前…名前…なんだっけな?忘れちまったよww」焔は頭をかきながらそう答えて申し訳無さそうに笑う「もぉ、ほんとにダメじゃん…そこも大事なのに!」アイナはまたも頬を膨らませてそう言う「スマンスマン…また思い出しておくわ」焔はそう答えた「絶対だからね!約束だからね!」アイナはそう言って立ち上がり大きく背伸びをする「そろそろ帰って寝な♪」焔はそう言ってタバコに火をつけてまた噴水の縁に寝転がる「それじゃ、おやすみなさ~い♪」アイナはそう言って歩き出す焔は寝転がったままアイナの方を見て手を振る「忘れるわけは無いさ…男の名前は焔…女の名前はアイナなんだから…」焔は歩いて行くアイナの後姿を見ながらそうつぶやいた…『To Be Continued♪』
2006/08/16
コメント(1)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第三章・第5話『-流れる時間-』それから…瞬く間に時は流れる…アイナは来る日も来る日も甲羅を背負いアンテクラを相手に走り回る「ほな…今日は模擬テストや甲羅無しでやってみるで♪」ジャルデウはそうアイナに嬉しそうに言う実はこのトレーニング方法を提案したジャルデウ本人がこの日を待っていた「いきなり全開はアカンよ♪」ジャルデウがそう言いながらアンテクラを連れてくるアイナはその場で軽く数回飛び跳ねて身構えるそしてアンテはアイナを見つけ突進してくるアイナはアンテを見たまま軽くバックステップで間合いを維持するアンテはさらに速度を上げて間合いをつめ両手の斧を数回振り下ろすアイナはその場に留まり体を左右にひねる様に斧をかわしアンテの懐に飛び込み数回斬りつけてバックステップで元の間合いに下がる「ええよ!もっとしっかり見て相手の呼吸を感じんねん!」ジャルデウがアイナにそう言うアイナはその場でうなずくその後もかわす事を主体にアンテと戦い続ける2~30分経つだろうか呼吸も乱れる事無く動く事ができる事に本人も驚く(「体が軽い…動いてるのに苦しくない…」)そしてジャルデウの合図を受け徐々に攻撃の回数を増やしていくすでにアンテの方がアイナの攻撃を受けながら攻撃をしてるようにすら見える「ほなデッドリーを使ってもええよ!」ジャルデウはアイナにそう言うアイナは軽くうなずいき一気に間合いを詰めてデッドリーアサルトを叩き込むアンテは思わず斧でガードをするそして攻撃をしのぎ、また斧を振り上げる…が目の前にアイナがいない事に気が付く次の瞬間…背後からデットリーアサルトを受ける急いで反転をしてまたガードするアイナはそうやってアンテに回り込みながら攻撃を繰り返す戦闘を開始してから一時間になろうとした時ついにアンテはひざをつき前のめりに倒れこむ「ふぅ~」アイナはそう言って大きく息を吐く「ぐぅれいと~!」ジャルデウはそう叫びアイナを安全な場所に呼び寄せ身振り手振りで今の悪かったとこや良かった事を説明するその後しばらくしてまたジャルデウが新しく連れてきて2回戦目をスタートさせる倒せると解ったせいかジャルデウのアドバイスのせいかアイナの動きがさらに鋭くなる今度は40分足らずでアンテを撃沈させる「ほな、次は支援をかけるからそれでやってみ♪」ジャルデウはそう言ってアイナにかけれるだけの支援魔法をかけるアイナは口をキュッと結び身構えるそしてジャルデウが連れてきたアンテに勝負を挑むさすがは支援魔法…一撃の重みが今までの比では無い「奴から目をそらしたらあかんよ!」「踏み込みが甘いよ!」「気張れ!」「どつけ!」「いてこませ!」ジャルデウがそう言って指示を飛ばすアイナは言葉を噛締めつつアンテに攻撃を繰り返すそしてあと数回の攻撃で撃沈…というとこまできた時「胸が揺れへんな…」ジャルデウのその一言でアイナの動きが一瞬止まるほんの一瞬だがその反応で形勢が逆転する「ちょwwwwwそんな一言に反応したらあかんて…本番じゃ何が起こるかわからんのに!」ジャルデウがそう叫ぶアイナはアンテの猛攻をなんとかかわしつつリズムを取り始めかろうじて轟沈させる「はぁ…はぁ…はぁ…」アイナはかなり息が切れている「まだまだやね♪」ジャルデウがそう言って笑う「だって…戦うのと胸は関係ないもん!」アイナはほっぺたを膨らませてジャルデウをにらむ「せやけどな…ほんまにこの戦いは何が起こるかわからんねや…気張っていきよ」ジャルデウはそう言ってアイナの頭を撫でるアイナは黙ってうなずく「ほなちぃと休憩やな…午後もバリバリいくで」ジャルデウはそう言うと街に向かって歩き出すアイナもその後を追う『SSDのアジト』「ねぇ…悲魔さんもう明日だよ…アイナちゃん大丈夫かな?ケガとかしてないかな?」アルテミスは心配そうにそういう「ここまで来たなら腹をくくるだけだよ…」悲魔はアジトの中をウロウロするアルテミスにそう言う「それはわかってるけどね…」モネもそう言う「俺も内心は不安さ…でも、そう考えないとさ」悲魔はそう言ってモネとアルをなだめる「ヒマコン…援護要請だってよ誰か出れる?」藁人形がそう言ってアジトに駆け込んでくる「私、行ってくる♪なんか体動かしてないとダメだ ^^;」アルは笑いながらそう言う「それじゃ僕も行くお!」モネがそう言う「よし…SSD全員出動といきますか」悲魔もそう言って準備を始めるたぶん…みんな何かをせずには居られないんだろう思いはみんな一緒…だから『ヒドゥン・ビレッジ』「ジャルちゃんどない?」焔がそう言いながら現れる「せやね…時間はかかるもののここの奴が沈められるようになったからね…もうちっとってとこかね♪」ジャルデウは焔に親指を立てながらそう言う「そかそか…悪いね、結局…全部面倒見させて」焔は手を合わせそう答える「お互いそれぞれの役目やからね…で、そっちは?」ジャルデウがそう聞く「まぁまぁかな?カイラに渡す素材集めがね…久々に狩をしたなw」焔はそう言って笑う焔はこの数日ほとんどここに戻らず素材集めをしていた「午後イチくらいのは見ていけるんやろ?」ジャルデウがそう焔に言う「そうだな…見て行きますか♪」焔はそう言ってアイナの頭をポンポンと撫でるアイナはニコニコと笑う「焔さんはココで起こった事は知ってるの?」アイナはそう質問する?「あぁ…知らん…そん時はまだ俺もこの大陸には来てなかった」焔はそう言って煙を空に向かって吐き出すアイナは今度はジャルデウの方をみる「せやね…もうちっとしたら聞かせてやるよ…ココで何があったんか…そしてココに何がおるんか…」ジャルデウはそう言ってぼんやりと辺りを見回す「ほんま…キレイな花まで咲いとる…信じられんな…ココが同じ場所とはね…」ジャルデウはそうつぶやくアイナはそんなジャルデウの横顔を見てそれ以上聞けなかった「さて、ボチボチやりますか!」ジャルデウはそう言って立ち上がるアイナもお尻を払いながら準備運動をはじめる「いくで!きばれよ!」ジャルデウはアイナにそう言って支援魔法をかける「今度はこっちから行くでぇ、2体以上はそっちに回さんようにするから安心してええかんね」ジャルデウはそう言って飛び出すアイナもうなずくとジャルデウを追って飛び出す『ラヴァストーン』「はぁ?居ないってどういう事?」アルテミスが応援を要請してきた人達をそう言ってにらみつける「俺達もわからないですよ…ちょっと外に連絡をとりに出た間に…戻ったらスレイドの気配が無いんですよ」男達はそうアルテミスに説明する「何?あんた達…スレが出てるのにほったらかしてその場を離れたの?」アルテミスが段々と声を荒立たせながらそう聞く「い、いや…それはそうですが…出たと言ってもこの入り口だし…1、2分ッスよ」男達はアルテミスにそう弁解する「あぁ!?…1、2分ってそんな短時間じゃ何も出来ないじゃない!それに入り口でしょ?…煙のように消えましたとでも言うわけぇぇぇぇ!」アルテミスのテンションはさらに上がる(「おい…こうなるとアルさんってめちゃめちゃ怖えぇな…」)(「そうだな…言い訳は無しで素直にあやまろ…」)「スミマセン…」男達はアルテミスにそう謝る「もう…いいわ!…モネちゃん出れる!…そっちはどう?応援は必要?」アルテミスはそう言ってアイドラ討伐の応援に行ったモネにチャットで話しかける「うん…うん…え?…そっちも消えたの?…そう、こっちもなのよ…わかった…じゃあ悲魔さんに合流ね、OK」アルテミスはそうモネと話してチャットをしまう「アイドラも消えたんですか?」男達はそうアルテミスに聞く「そうみたいね…さっきは怒鳴ってゴメンね…あまりにもありえない話だったんで…私はメンバーと合流するから…一応警戒はしておいてね♪」アルテミスはそう言って男達にウインクをしてゲスクを取り出しその場から消える「機嫌のいい時のアルさん…すっげーキレイなんだけどな…」男の一人がそうつぶやく「あ、でも俺は怒ってる時のアルさんも好きかも…」もう一人の男がそうつぶやく「お前って…もしかして…どえ…まぁいいや…」『エビルクナブラ』「悲魔さん…こっちはどうなの?」アルテミスが入ってくるなりそう言う「こっちも以前から定期的に狩られてるみたいだね…」悲魔がそう答える「エビルまで?」アルテミスがそう悲魔に聞く「あぁ…調べたんだけど、どうやらうちが巡回から外れた辺りからドラもスレも…そしてマタリエルさえ見て無いらしい…何者かが狩ってるんだろうね…」悲魔がそうアルに答える「狩るったって…ドラはともかくスレやココはそう簡単にはいかないでしょう?」アルがそう悲魔に詰め寄る「そだね…」悲魔はそう言ってうつむく『ヒドゥン・ビレッジ』「アイナさん終了♪この短期間でよう動けるようになったね♪」ジャルデウはアンテクラを沈めたアイナにそう言って駆け寄る「うん…これならいけるかな?…明日」アイナはそうジャルデウに言うジャルデウはただ大きくうなずくそして2人は街の中に戻って行ったいつものように夕食の準備をしているところに藁人形と焔がやってくる「そっちの練習も終わったようだね♪」焔がそう言う「最後なんて、ほんまにええ動きやったで」ジャルデウがそう自慢げに言う「そっか結局…最後までまかせっきりだったな…スマンね」焔はそうジャルデウに言うジャルデウは首を横に振る「そうだ、狩りの合間に藁さんが装備を集めてくれたんだよ♪」焔がそう言うと藁人形が荷物から装備を取り出しいくつか並べる「なるべく今のアイナ穣の条件に合うものを探してみた…たぶんこっちの赤いのはまだ装備出来ないと思うんで倉庫にでもしまっておけばいい」藁人形は照れ臭そうにそう言う「ありがとうございます♪ちょっと着けてみるね♪」アイナはそう言って装備を付け替え始める「今の俺にできるのはこれくらいだからね…」藁人形はそう言って微笑むそしてアイナは金色に輝く装備に変わった「お!似合う似合う♪」ジャルデウがそう言う藁人形もうなずく「そしてこれは俺から…手を出してみ♪」焔はそう言ってポケットから真っ黒い指輪を2つアイナの手に乗せる「これは?…かわいい♪なんか顔が書いてあるよ♪」アイナは手渡された指輪を見てそう叫ぶジャルデウと藁人形もアイナの手を覗き込む「それは、デビルパンプキンリング…この大陸でも俺しか持っていない特別な物さ!勝利のお守りって感じかな…」焔がそう言って親指を突きたてニッと笑うアイナは嬉しそうに装備をする「なぁ…アレは何?」藁人形がそう焔に質問する「まぁ…色を塗っただけなんだけどね…おまじないだよ…今の力を本番で120%引き出すためのね…」焔は小声で藁人形とジャルデウにそう答える「なんや…お前の事やからとんでもない物かと思ったら…しょうもな…」ジャルデウはつまらなそうにそう言う「でも、案外効果あるかもよ」藁人形がそう言ってアイナを指差す「ほんまや、何も知らんとあんな嬉しそうにしとるわ」ジャルデウもその姿を見て笑いながらそう言ったヒドゥンビレッジが夕焼けに染まるそして夜が明ければ決戦である明日…すべてが決まる……『To Be Continued♪』
2006/08/15
コメント(1)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第三章・第4話『-それぞれの役目-』「ほい…アイナさん今日は終了~♪」ジャルデウがそう言ってアイナを追い掛け回していたアンテクラを倒す「はぁ…はぁ…はぁ…結局…何も変わらなかったな…」アイナは息を切らしながらそう言う「いや変わったで…ちゃんと走れるようになっとるやん♪」ジャルデウは笑いながらそう言う「だって…走らないと…」アイナは呼吸を整えつつそう言う「せやね…ただ、初日でそこまで走れるとわね…もうちっと重くしても良かったんかなぁ…」ジャルデウは意地悪そうに笑いながらそう言うアイナはただ首を横に振る「ほな、もどろ♪」ジャルデウはそう言いながら周りを警戒しつつ街に向かうアイナはその後をついていくそして2人が町に入るとクルークとゴブリンが近づいてくるクルークはアイナにヒールリカバーを突き出す「な、何?コレくれるの」アイナがそう聞くとクルークはうなずく「ありがと♪」アイナはそう言ってクルークにお礼を言うするとゴブリンがアイナの周りをぐるぐると回り鎧のつなぎ目とブーツのつなぎ目を指差す「あ…壊れかけてる…」アイナはそうつぶやくするとゴブリンは道具を取り出して修理を始める「ありがと~♪」ゴブリンは誇らしげに反り返る「じゃあ…またあとでうつわを持っておいで♪夕食を分けてあげるから♪」アイナはそう言ってジャルデウと一緒にアジトのある場所に向かう「なんや、えらく気に入られたみたいやね♪」ジャルデウは笑いながらそう言うアイナも微笑んでうなずくそして夕飯の準備を始めた時焔が見慣れない男を連れてやってくる「誰?」ジャルデウが焔にそう言う「あぁ…先日、俺の弟子になった音速丸」焔は男をそう紹介する「お!…例のアレか…準備はうまくいったん?」ジャルデウは音速丸に手で『よっ!』っと挨拶をして焔にそう言う「あぁ、カイラには引き受けてもらった」焔はそう言ってニヤッと笑うジャルデウもそれを聞いてニヤッと笑うその時、焔の懐でチャットが鳴る焔は懐からチャットを取り出し「藁さん悪いね…そのギルドのバタバタに関係してる事なのよ…今どこ?…おぅ…そっか…ほんじゃSSDのアジトのあるとこにいるから…ほいよ!」そう話をしてチャットを懐にしまうそして藁人形が走ってやってくる「いやぁびっくりしたよ…ギルドに戻ったらヒマコンからギルドが決闘申し込まれたって聞いてさ…」藁人形は着くなりそう話しはじめるそこで焔が経緯と今後の予定を藁人形に話す「なるほど…そう言うことか…」藁人形は納得できたのかそう言ってうなずく「まぁ、飯でも食って作戦を練りましょ…で、そこに居るのは何よ…」焔はそう言って藁人形の背後にたたずむクルークとゴブリンを指差す「えっと…ここに住んでる子達で…夕飯待ち♪」アイナはそう言ってクルーク達を手招きで呼びご飯と鶏肉のソテーをうつわにのせてあげるクルークとゴブリンは何度もお辞儀をして嬉しそうに走っていく「なるほどね…えらいもんになつかれたもんだな」焔はそう言って笑うそして、5人で食事をしたあとアイナは夕食の後片付けをして残った4人で軽く飲みながら作戦会議を開く「とにかく…勝負は手持ちのカードをどう使うかなのね…相手がカードを晒すまでこっちは隠し通さないといかん訳よ…OK?」焔はそう言い…全員うなずく「だから最初は出遅れ気味にスタートして…相手に少しだけ先行させるわけさ…相手が手の内を晒すまではDAも温存…」焔はそう説明を続ける「せやけど…ペースを上げたり、DAを解禁せいとかってどないしてアイナさんに伝えるん?アドバイスや指示は禁止されとるはずやで…」とジャルデウが言う…「そこで…藁さんの出番!」焔が藁人形の方を見てそう言う「俺?」藁人形はそう聞き返す「自分にスキルをかけるのよ…とにかくでかい声で…それが合図♪」焔は笑いながらそう言う「ほぉ…それやったら禁止されとらんしな…うまい事考えたなぁ…」ジャルデウは感心したようにそうつぶやく「なんか言われたら…興奮して思わずやっちまった…と言えば良いでしょ…アイナちゃんにかかるわけでも…戦闘に影響するわけでもなく…アドバイスでも指示でもない」焔はそう言ってタバコに火をつける「しかし…それって俺がアホみたいじゃん」藁人形はそうつぶやく…「アホに見えるかもしれないけど…重要な役目だからね…まぁまたあとで細かくは決めるけど、そうだな…ライオンハート1回はペースアップ…2回連続はDAの解禁…3回連続は全開…みたいな感じかな…」焔はそう言う「ら、ライオンハートかよ…」藁人形が苦笑いでそうつぶやく「ほな俺は何するねん?」ジャルデウがそう聞く「ジャルちゃんと俺は…有事の際に備えて臨戦態勢…かな?」焔は少し考えてそう答える「有事の際?」ジャルデウがそう聞く「そそ…何が起こるか解らないからね…」焔はニヤッと笑ってそう答える「ちゅうか…はなっから俺らが全滅させたらええんちゃう?」ジャルデウがそう言う「向こうもそれは警戒してるだろうし…俺は彼女の闘いが見たい…」焔はそう言って夕食の後片付けをするアイナを見る「せやね…」ジャルデウもアイナを見ながらそう言う「それじゃ…藁さんはくれぐれも俺らがここで特訓してることを言わないように…あと内容もね♪」焔は藁人形にそう言う「ギルドのメンバーにも話したらいかんの?」藁人形はそう焔に聞く「メンバーを疑ってるわけじゃないのよ…ただ居場所がわかると陣中見舞いだのなんだのって気を利かしそうないい奴が揃いすぎてんのよSSDは」焔はそう言って笑うジャルデウと藁人形はなるほど…とばかりにうなずく「ほんじゃ帰りますわ…ごちそうさま」藁人形はそう言ってその場を立ち去る「明日からはどないするん?」ジャルデウが焔にそう聞く「今日の続きでいいでしょ、俺と音速丸は例の物の作製に入るんでしばらくは手を出せないね…」焔はそう言う「ほんまに売れるんかね…それ」ジャルデウがそう聞く「売れるさ…SSDが勝てばね♪」焔はニャッと笑ってそう言う「そしたら…俺も責任重大やね…」ジャルデウも笑いながらそう言う『SSDのアジト』「ただいま」そう言って藁人形がアジトに戻ってくる「遅かったね…どこに行ってたの?」アルテミスがそう聞く「おう…ちょっとジャルちゃんと焔と話しとった」何気に藁人形がそう言う「ど、どこで?」悲魔がそう大声で藁人形に聞きメンバーが一斉に藁人形の方を見る「・・・・て、テラ…」(「す、すまん…みんな」)藁人形はそう答える「アイナちゃんは?元気だった?どんな特訓してたの?」アルテミスがそう聞く「い、いや…アイナ嬢はいなかった…どっか他所でやってるんじゃないの…かな?」藁人形はそう答える「そうか…で、何か言ってた?」悲魔がそう聞く「あぁ…こっちは順調だから安心しろ…と」藁人形はそう答える「そうか…」悲魔はそうつぶやく「でさ…俺が本を投げ入れればいいんだろ?」質問攻めに合い思わず口を割りそうだと思った藁人形は逆にそう聞く「そうだな…現状のメンバーではそれしかないね」悲魔がそう言う「な、なるほど…」(「い、言えねーよ…別の役目もらってるって…」)藁人形は苦笑いでそう答える「でも…焔さん藁さんには何か頼みたいことがあるって言ってなかったっけ?」そうモネが言う「あぁ…そんなこと言ってたね…なんか聞いてる?」悲魔がそう藁人形に聞く「い、いや…何も頼まれて無いけどね…」藁人形はそう答える「ふむ…」悲魔はそう返事をして考え込む「でもさ…勝てば少しは裕福な生活になるね」モネがそう言う「あ、でも節約はしていくよ…お金なんてあると思って使えばあっという間だから…」悲魔はそう答える「成長や魂も合わせれば…って言ってたけど…バゥルもあるのかなぁ♪」アルテミスは笑いながらそう言う「ギルメン価格で安く提供はするけど…買う?」悲魔はあっさりとそう言うモネとアルテミスは顔を見合わせてため息をつく「ただ…なんかしっくりこないんだよな…話がスムーズに進みすぎ…」悲魔はそうつぶやく「あぁ…それは言えてるね」モネがそう答える「やっぱりアレか…焔が一枚噛んでるな…」悲魔は腕組みをしてそう言う「前から聞きたかったんだけど…焔さんって何者?」アルテミスがそう悲魔に聞くモネも横でうなずく「奴は…この大陸で唯一のすべての記憶を持った『よそ者』」悲魔がそう言う「それなら…私やモネちゃんやみんな一緒じゃないの?みんな他の大陸から来てるわけだし」アルテミスがそう言う「いぁ…でも普通は大陸間を移動する許可証があるよね?政府公認の…」悲魔がそう言うアルテミスとモネはうなずく「許可証が無ければこの大陸には降りれない…もしも降りれたとしても…アイナさんのように記憶はなく…この大陸からすべてが始まる事になる」悲魔はそう話を続ける全員黙ってその話を聞く「しかし…奴は記憶を持っているんだよ…持っているのは記憶だけじゃなく…能力も…つまり政府にとってはイレギュラーな存在な訳よ…ゆえにマークされ続けてる」悲魔はそう言った「忌むべき存在…って事?」アルテミスがそう聞く「さぁ?政府がどう考えてるかは解らない…でも1つ言えるのは…奴がこの大陸には無い能力を持ってるって事…」悲魔はそう答えた「でも…この世界の魔法使ってるんでしょ?一緒に狩りした事は無いけど…っていうか、狩りしてるのを見た事が無い…^^;」アルテミスはそう言って笑う「マネをしてるだけだよ…この大陸の魔法の…身体能力は戦士並み、魔法も使える…本気を出したらてっぺんを取れるのに…けしてそれをしようとはしない…いや、しないんじゃなく出来ないのか…力がある故に無力…」悲魔はそうつぶやいた「良くわかんないな…力があるなら無力じゃないと思うけど…」モネがそう言う悲魔はただ含み笑いをする「とにかく…焔は少なくともマッドピエロの存在を以前から知っていて…こうなる事がわかってたんじゃないかな?…いや、こうなるように仕向けた…って言った方が正しいかもね」悲魔はそう言って窓の外を眺める藁人形はそれを聞いてうなずくアルテミスとモネは顔を見合わせて首をかしげるそして…決戦の日に向かい時だけが流れていく……『To Be Continued♪』
2006/08/14
コメント(1)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第三章・第3話『-盗賊の男-』話は今から少しだけ数日前に戻る…ここは大陸のとある山中…そこに焔の姿があった「チッ…おかしいな…情報だとこの辺なんだが…当てが外れたかな…」焔はそう言いながらショボイ魔法でモンスターをやり過ごしながら山の中を徘徊するそして、焔が場所を変えようとその場を立ち去ろうとした時「兄さん待ちな!…有り金と装備をすべて置いて行けば命だけは助けてやるぜ…へへへ!」焔の背後からそんな男の声が聞こえてくる(「やっと出てきたか…手間をかけさせんなよ…」)「俺のことか?」焔はそう男に言葉を返す…「お前以外に誰がいる!」男はそう声を荒立たせる「そう言えばそうだな…もしも嫌だといったら?」焔は背後に居るであろう男にそう言いながら含み笑いをする「まぁ…殺しはしょうにあわねぇが…仕方がねぇな…もう一度だけチャンスをやる、有り金と装備すべて置いてとっとと消えな!」男はそう言って焔の背後に立つ「嫌だね…」焔がそう一言だけ言う「チッ…命は大切にしろって言ってやってるのにな!」そう言って男は焔めがけ斧を振り下ろす斧が焔を捉えた瞬間…焔が消えるそして斧が地面に当たり地面が吹き飛ぶ「ざ、残像だと!?」男がそう叫び地面から斧を引き抜き身構える「すげーバカ力だな…地面がえぐれてるぜ…」焔はそう言って笑う「どこだ…」男はあたりを警戒するその時男の右側で爆発が起こる「そこか!」そう言って男が斧を振り上げた瞬間男の顔の横に背後から刀がヌッと突き出て刃が男の方を向く「チェックメイトだな…」焔が男の背後でそう言う「刀?…てめー魔法使いじゃないのかよ!」男が背後に居る焔にそう言う「まぁ…どっちかつうと…魔法使いかな?」焔はそう答える「チッ…俺様も盗賊で食ってきた男だ!いまさら命は惜しくねぇ!煮るなり焼くなり好きにしな!」男はそう言って斧を地面に突き立てる「好きにしていいんだ…じゃあよ、盗賊って儲かる?ひと月どのくらい稼げる?」焔はそう男に聞く「ヘッ…盗賊になりたいってか?…俺様くらいになれば月で2Gは稼げるけどな…」男はそう返す「2Gか…2G程度じゃバカバカしいな…」焔はそう言う「おい!2Gって単位わかってんのか?メガじゃねぇぞ!」男がそう言う「わかってるよ…ギガだろ?…お前さっき好きにしろって言ったな?」焔がそう言う「あぁ…言ったさ!」男はそう答える「じゃあ…俺んとこにこないか?とりあえず今5Gの仕事がある…どうだ?」焔は男にそう聞く「おまぁ…俺は盗賊だぞ!何言ってやがる!」男はそう怒鳴る「答えは簡潔に…YesかNoかだ…」焔はそう言って男の首に刃を当てて軽く引く男の首筋を一筋…血が流れる…「本気で言ってるのか?」男はそう聞く「冗談に聞こえるか?」焔はそう笑いながら答える「…わかった…とりあえず話を聞く…答えはそれからだ…」男はしばらく考えたのちにそう答えた焔は刀をしまう「俺の名前は音速丸だ…あんたは?」男は音速丸と名乗り焔にそう聞く「俺はギルド†KIWAME†の焔だ…ヨロシクな」焔はそう言って拳を突き出す音速丸はそれを見て焔の拳に自分の拳を上から軽く当てる焔は逆に音速丸の拳に自分の拳を当て返す「で?5Gの仕事ってのは何だ?殺しか?」音速丸は焔にそう聞く「おいおい…物騒な話だな…そんなんじゃねぇよ…こいつを俺と大量に作る…それだけ…」焔はそう言って懐から作る物を取り出し音速丸に見せる「はぁ?」音速丸はそう言ってすっとんきょうな声をあげる「まぁ…これを作って売るんだけどな…」焔はそう説明する「そんなもんどれだけ売ってもたかが知れてるだろ…」音速丸はそう言う「まぁ、見てなって…面白い事になるからよ♪」焔はそう言ってニヤッと笑う「変な奴だな…お前…」音速丸はあきれたように焔を見てそう言う「よく言われる」焔は笑いながらそう答える「フッ…面白くなりそうな話だからな…やるか…」音速丸は笑いながらそう答える「ほんじゃ善は急げだ…街に行ってあんたを正式にメンバー登録する」焔はそう言ってゲートスクロールを音速丸に投げ渡す「おいおい…俺はこれでもお尋ね者の盗賊だぜ…街には行けねぇって…」音速丸はそう焔に言う「大丈夫だよ…手は打ってある…黙って付いてきな!」焔はそう言うが早いか羽織をひるがえして消える音速丸も半信半疑でゲートスクロールを使う音速丸にとって何年ぶりの街だろうか…思わず辺りを見渡す「こっちだ…ギルドセンターに行くぞ!」焔はそう言って走る音速丸は辺りを警戒しつつ焔の後を追うそして2人はギルドセンターの前に着く「やっぱまずいって…ココは役人の溜まり場だ」音速丸は小声で焔にそう言う「お前…意外と小物だな…心配するなってw」焔は役人の前を通ってギルドセンターに入る音速丸は役人と目が合わないように下を向きながら中に入るその後…書類にサインをして役人に提出する役人の一人が書類と音速丸の顔を何度も見る「どんな手を使ったか知らんが、お前は冤罪扱いになってる…今は見逃そう…しかし次にどんな些細な事でもやった時は広場に吊るすからな覚えておけ!」役人はそう言って書類に判を押す焔は音速丸をチラッと見てニヤッと笑う音速丸は呆然とその場に立ち尽くすこうしてギルド†KIWAME†に初めてのメンバーが加わる事になったこれが数日前の出来事である…そして…この日アイナをジャルデウに任せた焔は街に戻ってきていた焔はまっすぐカイラの元に向かう「一応…やってはみた…」カイラは焔にそう言って布包みを渡す焔は布包みの中身を確認する「いい出来だな…これなら売れる…」焔はカイラにそう言う「プッ…本気でこんな物を売るのかい?」カイラは吹き出しながら焔にそう言い返した「まぁな…条件が整えば売れる」焔はそう言う「ま、私はどっちでもいいけどね…で、あといくつ作ればいいんだい?」カイラはそう言った「400…ってとこかな?」焔はそうカイラに言う「400?」カイラは少し驚いてそう聞く「少ないか?」焔がそう聞き返す「いや…多いだろ…だいたい売れるのかい?400も…」カイラがそう言う「無理なら他を当たる、他の大陸の奴は…是非やらしてくれと言ってるからな…俺はお前に合成してもらいたかったんだけどね…残念だよ」焔は振り向きもせずにカイラにそう言う「私に?」カイラはそう焔に聞く「実は売れる条件の一つがお前だからな…お前じゃないと意味が無いんだがね…その辺は何とかするさ、じゃあな!」焔はそう言って歩き出す…「焔…待ちなよ…詳しく話をしてくれないかな…」カイラは歩き出した焔にそう言うそれを聞いた焔はカイラに見えないように小さくガッツポーズをする「金額は1つに付き50M…400やって貰いたいんで合計20G…期日は今度のアリーナまでに…と言ってもまだ物がすべて用意できてないんでね出来次第ここに持ってくる」焔はそう言う「その…他の奴ってのは…何て言ってるんだい?」カイラは焔にそう聞く「やらしてくれ!絶対にいい物を作る!と…ただね…正直、カイラ…お前の腕と名前があるから売れるんであって…他の奴の合成じゃたいした金額で売れないわけ…」焔はそう話し始めるカイラは黙ってその話を聞く「で…この大陸にはカイラっていう凄腕の精錬士が居て彼女にやってもらわないと儲けが出ないんだと話たら値が下がっていって…今は10Mで保留…無論俺はお前じゃないなら5M以上出す気は無いけどね」焔は笑いながらそう言った「しょうがないね…そこまで言うのならやってやるよ…」カイラはしかた無さそうにそう焔に言うしかしどこと無く嬉しそうにも見えるその後カイラとの契約を取り付けた焔はシェリルの店に入るシェリルに注文をして懐からチャットを取り出す…「音速丸…そっちはどうよ?…うん…おぉ…イイね♪…そしたら街に出て来い、シェリルの店で昼飯だ…待ってる」焔はそう話てチャットをしまうそれから数分後…屈強な戦士…そんな言葉が似合いそうな男がやってきて焔のいる席に座る「その顔…カイラは口説き落としたってか?…あのカイラをねぇ…ホント面白い奴だぜ…お前は!」音速丸は焔を見てしみじみとそう言う「フッ…まぁな、コレも特技だからね…で、ビール?」焔はそう言う「悪いな…それじゃ頂くとしますか…」音速丸はそう焔に言って頭を下げる「これから共に戦う仲間だからな…とりあえずガーっと食いましょ♪」焔はそう言ってシェリルを呼ぶそしてシェリルに食べ物と飲み物を注文する「にしても…あんたにこの話に誘われた時はホラかと思ったけど…どんどん話がまとまるもんな…」音速丸はシェリルから持ってきたビールを受け取りながらそう言って笑う「当然だろ、負ける喧嘩をしないのが俺の流儀だからな」焔はバーボンのグラスをゆすりながらそう言う「で、あのままあそこで仕事すればいいのか?」音速丸は焔にそう聞いてビールをうまそうに飲み干す「俺達は今…訳あってヒドゥンビレッジに居るんよ…そこに数日は滞在するんでとりあえず残りはそこで俺と一緒に作成する」焔は音速丸にそう説明する「ヒドゥンってあのヒドゥンかよ?」音速丸はそう焔に聞く「そう…そのヒドゥンさ…まぁ街の外に出るわけじゃないしな…俺やジャルちゃんがこっちと向こうを行き来するには目立ち過ぎるんで…食材の買出しやその他もろもろの雑用もやってもらうがね…」焔はそう言って笑う「ほぉ~…ますます面白そうだなぁ!」音速丸はそう言って豪快に笑うその後…2人は飲んだり食ったりを続けながら話に花を咲かせる「実はな…あの時、首筋で刃の冷たさを感じた時…ホントに死んでもいいって思ったんだ…盗賊家業が嫌なわけじゃあないし後悔も反省もしてねぇんだが…うまく言えんが死に場所みたいなのを探してたんだろうな…」音速丸がそう言う焔は黙ってその話を聞く「人から金品を巻き上げ…毎日適当に好き勝手やってて…それでも楽しくは無かった…だが今は楽しい…いや…楽しくなりそうだ!久々のうまい酒やうまい飯だしな!」音速丸はそう言ってビールの入ったジョッキを突き出す焔はそのジョッキに自分のグラスを当てるそして日が傾きかけた頃2人はシェリルの店を出てゲート前に来ていた「じじい…藁さんは?」焔はマエルにそう聞く「今日は送ったきりまだ戻ってはいないな…」マエルはそう答える「そっか…じゃあ戻ったらこの手紙を渡してくれ…」焔はそう言ってマエルに1通の手紙を渡すそして焔と音速丸はゲートから消えていった…『To Be Continued♪』
2006/08/13
コメント(1)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第三章・第2話『-ヒドゥンビレッジ-』東の空がうっすらと明るくなりかけた早朝…アイナは街のゲートに来ていた「ふぅわぁぁぁ~~~…眠い…」アイナは大きくあくびをするそこにジャルデウと焔がやってくる「お!おはよーさん♪ちゃんと起きれたみたいやね」ジャルデウが眠そうにぼーっと立ってるアイナにそう言う「おはようございます…こんな早くから特訓ですかぁ?」アイナは二人にそう聞く「あぁ…特訓はまだなんだけど…移動するのに人目に付くとまずいんでね」焔はそう言う「へぇ~」アイナはそう言ったものの意味をほとんど理解していない「ほな行きますか…」ジャルデウは大きな荷物を担ぎそう言う「だね…ほんじゃ、じじいちょいと頼むわ」マエルはうなずいていつものように呪文を唱える…アイナたちは光に包まれるそして光がおさまる「え?ここはどこ?」着いた先の風景を見てアイナが驚く驚くのは無理もない先ほどと景色が変わっていないのである「ここは、ヒドゥンビレッジ…ある魔物が封印されてる呪われた大地さ」焔がそう言ってタバコに火をつける「ある魔物?」アイナが周りを見渡しながらそう聞く「まぁ…今は気にするな…一時は腕に覚えのある冒険者の修行場として開放もしていたが…今は隔離エリアになってる」焔はタバコをふかしながらその場に座り込んでそう言う「せやね、ここは許可が無ければ立ち入れないんでね…人知れず特訓するには好都合ってわけ…」ジャルデウもその場に座り込みそう言いながらごそごそと荷物をあさる「で…ここで何するの?封印されてるならモンスターは居ないんでしょ?」アイナも座り込んでそう聞く「いや…とんでもなく強いのがうようよしてる」焔は笑いながらそう言う「え? ^^;」アイナは嫌な顔をしてそう言う「これからアイナさんがここでやる事は…こいつを背負って逃げ回るww」ジャルデウも笑いながらそう言って黄金色に輝く甲羅を取り出す「金色…しかも、この百ってなに?^^;」アイナがその甲羅を見てそうつぶやく「ちょっと値が張ったけどね…まぁペンキ代だけやけどwwごっつ重いでぇwww」ジャルデウはそう言ってアイナに甲羅を渡す恐ろしい重さがアイナの両腕を襲う「こ、コレは無理だよ…」アイナがそうつぶやくジャルデウと焔はただ笑う「ジャルちゃんどれくらいかかりそう?」焔がそうジャルデウに聞く「せやな…コレやったらまともに逃げるんは3日はかかるんちゃう?」ジャルデウがそう答える「そっか…それじゃあ俺はちっと出かけてくるわ…」焔はそう言っていつものように羽織をひるがえして消える「ほな…もうちっと休んだらはじめますか♪」ジャルデウはそうアイナに言うとりあえずアイナはうなずくそしてアイナは荷物の中からおにぎりを取り出しジャルデウに渡す「お!朝食ね♪」ジャルデウはそう言っておにぎりを受け取る「せや、忘れとった…ここにおるんは今度戦うアンテクラの凶悪な奴やねん…そいつに慣れたら今度の奴なん怖くなくなるよ」ジャルデウがおにぎりを食べながらそう言うアイナはそれを聞いて手に持ったおにぎりを落としそうになる「死んじゃわない?そんなの」アイナは苦笑いでそう聞く「まともに喰らえば一撃だろうね…最初は街の入り口まで俺が1匹づつ連れてくるわ…やばかったら逃げたらええね」ジャルデウはあっさりそう言う「あ、あは…あはは…^^;」アイナはとりあえずそう笑うそして日が昇り辺りが明るくなった頃ジャルデウとアイナは街の外に出る「ほな、その辺で待っとて♪」ジャルデウはそう言ってアイナの元を離れた「へ~…ホントに何もかもそっくりなんだ…」アイナはそう言いながら辺りを見渡した「お待たせ♪ほな気張って逃げれ♪」ジャルデウはアイナにそう言うアイナはジャルデウの方を見て動きが止まる「こ、コレがアンテクラ? ^^;」アイナがそう言う「はよ逃げんと間合いをつめられるで♪」ジャルデウにそう言われアイナは我に返るしかし逃げようにもさっき渡された金色の甲羅が重過ぎて思うように走れないアンテクラの斧がアイナを襲うアイナはギリギリのとこでそれをかわすちょっとずつ移動しつつアンテクラの攻撃をかわすどのくらい続けただろうか一瞬アイナに隙ができるアンテクラはそれを見逃さなかったアンテクラの斧が振り下ろされる完全に回避のできるタイミングで無い事がわかったアイナは包丁を交差させて斧を受け止めるしかしアンテクラの斧の方が威力がありアイナは数メートル弾き飛ばされる…「おわり~♪」ジャルデウはそう言うとアンテクラとアイナの間に割って入りアンテクラを簡単に退治するそしてアイナの元に走り寄って手をつかんで引き起こすとりあえずアイナを安全な場所へ誘導して包丁渡す「どやった?」ジャルデウは笑いながらそうアイナに聞く「うみゅう…怖かった…」アイナは半ベソでそう答える「図体の割にあいつは動きが早いねん…相手をもうちっと見んとあかんなぁ」ジャルデウがそう言う「よく見るって言われてもね…^^;」アイナは苦笑いでそうつぶやく「それに…今のアイナさんじゃ…あいつの攻撃を受け流すのは無理やから…さっき見たく間合いを詰められたらOUT!」ジャルデウはそう言って親指を立てて下に向けるアイナはとりあえずうなずく「ほな、落ち着いたらもう1度挑戦するよ」ジャルデウはアイナの頭をポンポンと撫でながらそう言うしばらくの休憩後…もう1度挑戦する「相手の動きをよく見る…相手の動きを…よく…無理~~~~!」アイナはそう叫びながら逃げ回る「ま、最初からは無理でしょ…www」ジャルデウはそう笑いながら言う『SSDのアジト』「そっか…いないか…ありがと」悲魔がそう言ってチャットをしまう「ターラにもいなかったんだ…」モネがそう言う「うん…」悲魔はそう答える「ジャルさん達…どこで特訓してるんだろ…間違いなくアンテの居るとこだと思ったけどなぁ」モネが空を見ながらそう言う「チャクラか…カイヌか…マエルはぜったに教えてくれないしな」悲魔がそうつぶやく「ジャルさんたちが一緒なら間違いないと思うけど…負けたらここを出てくんだよね?」モネがそう悲魔に聞く「そうなるね…」悲魔はアジトを見ながらそう答える「けっこう古い建物だけど…愛着が出てきて離れたくないな…ここ」モネもアジトを見つめてそう言う「だね…」悲魔はそう答える『ヒドゥンビレッジ』「ほんじゃ5回目いくよ~♪」ジャルデウがそう言いアイナは安全なエリアを飛び出すアイナに気が付いたアンテクラはアイナに向かって来るアイナはアンテクラの動きを見ながら移動する「同じ方ばっかに逃げとったら回りこまれるで♪」ジャルデウがそう言うとアンテクラは動き方を変えてアイナの逆をつく突然行く手を遮られたアイナはビックリしてダッシュで間合いを開く「ほらね…あいつだってバカじゃないねん」ジャルデウはそう言うアイナは何も言わずうなずくしかし、さすがに重くなった甲羅の分…徐々にアイナの動きが鈍くなる(「うーん…さすがにしんどそうやね…」)「ほな…終了~~~♪」ジャルデウはそう言ってアンテクラに攻撃を仕掛けしとめるアイナは立ち止まり大きく肩で息をする…「お疲れさん♪ほなお昼にしようか♪」ジャルデウはそう言って街の中に戻るアイナもその後をついていく「ジャルさん…ここは誰も住んでないの?」アイナがジャルデウにそう質問する「せやね…ここには誰も住んどらんねぇ…まぁ、クルークはおるけど…」ジャルデウは笑いながらそう言う「不思議…ホントに何もかもそっくり…あ!アジトだ♪」アイナはそう言ってアジトに走っていく「やっぱり…ここが落ち着くかな…」ジャルデウはそう言って荷物を降ろすアイナもうなずきながら食事の準備をするそして…アジトの前で火を炊き鍋をかける「どんなんやった?午前中やってみて」ジャルデウがそうアイナに聞く「うーん…ただ必至だったから…疲れただけかな?…足がパンパンなの」アイナは足をさすりながらそう答える「初日じゃそんなもんやね…とにかく今はあいつの動きに慣れる事やね…」ジャルデウはそう言う「そうだ…焔さんは?」アイナはそう尋ねる「あぁ…夜には戻るんちゃう?夜には藁藁も来るだろうし…」ジャルデウは荷物の中から食器を取り出しながらそう答える「そっか…夜には藁さんも来るのか…なに食べようかな ^^」アイナは鍋のリゾットを味見しながらそう言うそしてそれぞれの食器に出来上がったリゾットをよそって食べようとした時物陰からクルークが覗いてるのに気が付く「欲しいの?」アイナはクルークにそう聞いてみるクルークは何も言わずただうなずく「じゃあ…何かうつわを持っておいで♪分けてあげるから♪」アイナはクルークにそう言うクルークは慌てて走って行った数分後クルークとゴブリンが食器を持ってやってくる「ほんまに持ってくるし…こいつら」ジャルデウが苦笑いでそう言う「いいの♪」アイナはそう言いながらクルークとゴブリンの食器にリゾットをよそってあげるクルークとゴブリンはペコリと頭を下げてその場を立ち去った「こうやって…モンスターとも共存共栄できたらいいのにね…」アイナは走り去っていくクルークとゴブリンの後姿を見ながらそうつぶやく「せやね…でも、今の現状じゃ無理やね」ジャルデウもそうつぶやく「最初はあんなに手ごわかったのに…今じゃ私の方がはるかに強いもんね ^^」アイナはちょっと前の事を思い出しながらそう言う「そのうちアンテを見てもビビらんようになるって」ジャルデウは鍋からおかわり分をよそいながらそう言う「なるのかな…なるんだろうね…そのうち」アイナはそうつぶやいた「飯を食い終わって休憩したら…またやるよ♪」ジャルデウはアイナにそう言う「うん…がんばる♪」アイナはそうジャルデウに返事をしておかわりをよそった(「がんばらないと…アジトがなくなってみんなバラバラになっちゃうもんね…」)アイナは心の中でそうつぶやいた…『To Be Continued♪』
2006/08/12
コメント(3)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第三章・第1話『-挑戦状-』「ず、ずいぶんな言われようですね…面と向かってここまで言われたのは初めてですよ…」仮面の男はそう言って、落として割れた湯飲みを拾い集める「で、何の用?」悲魔は表情も変えずにそう言う「申し送れました…私達はマッドピエロというギルドでして…私はギルドマスターのMr.マギックと申します…」仮面の男はそう言ってアイナに割れた湯飲みを渡す「Mr.マギック…って、名前もインチキ臭いな…」ジャルデウがそうつぶやく「そのマッドピエロさんがうちに何の用?」やはり悲魔は表情も変えずにそう言う「では…本題に入りましょう…挑戦です…我々はSSDと勝負をしたいんです。無論ギルドの看板を賭けて…」マギックはそう言った「ふーん…受ける理由は無いけどね…うちもそれほど暇じゃないし…」悲魔はあっさりとそう言った「たぶんそう言うと思いましたよ…我々は構いませんよ…SSDは我々の挑戦を断って逃げたチキンギルドだと…そう言うだけですがね」マギックは挑発するようにそう言う「人が下手に出てれば言いたい事を…なんなら、今ここで全員二度とそんな口が聞けないようにしてやってもいいよ…」悲魔はそう言ってニヤッと笑い身構える「まぁまぁ…そう熱くならずに…売り言葉に買い言葉ですよ…我々もそんな卑怯な手は使いたくないんでね…それに、あなた方のギルドは他からも信頼が厚い…我々がそう言い回ったとこで効果も期待できないですしね…ククク」マギックはそう言って笑う「とにかく、看板を賭けたとこで…うちはそっちの看板なんていらないしね…」悲魔はそう言う「そうですね…では、負けた方がすべての財産を譲渡する…というのはいかがですか?ちなみに我々ギルドの財産は60G…メンバー個人の装備品、成長武器や魂も入れれば100は軽く超えます」マギックはそう言った「100超え?…悪いがうちにはそんなに財産ないよ?」悲魔はそう言う「あるじゃないですか…あなた方にはこれが…」そう言ってマギックはアジトを指差す「アジトか…確かにこれも財産だが…偉くでかい話だな…そうなれば俺の一存じゃ決められないね…」悲魔はそう言う「いいですよ…返事は待ちます…ただしルールをすべて聞いて頂いてからですが」マギックがそう答える「ルール?」悲魔がそう聞く「我々も戦う以上…フェアに行きたいですからね…最低限の提案はします」マギックがそう言う「なるほどね…じゃあ聞くだけ聞きましょう」悲魔がそう答える「まず…勝負は団体では無く1対1の1本勝負で…戦うのは我々の新人ハイネくんと…そちらの新人さんです…ハイネ!こっちに…」マギックがそう言ってハイネを呼ぶ団体の中から1人の男が出てきてケープを脱ぐ「それが新人?」悲魔がハイネと呼ばれた男を指差して聞くハイネの装備は初級者そのものである「まぁ…そちらは女性のようですし…最低限のハンデキャップですよ」マギックはそう言う「なるほどね…で戦い方やルールは?まさか死ぬまで勝負…なんて事はないでしょ?いくらギルドのメンバーといっても…看板守らせるために無茶はさせられないからね…」悲魔がそう言う「無論です…勝負の方法はコレです」マギックはそう言って懐から本を取り出す「サモンブック?」悲魔が本を見てそう聞く「イエス!…ただし出てくるのはアンテクラです♪コレをお互い召喚し…先に20冊消した方が勝ち…簡単でしょ?」マギックがそう言う「簡単でしょ?って…アンテクラだろ?ちと無茶だろ…」悲魔がそう言う「ですからお互い2人まで支援者を付けます…ただし許されるのは戦う者にかかる支援のみ…そして手出しは一切禁止…また、公平にするために上位スキルも一切禁止…本人が使えるスキルはすべて認める…そんな感じでしょうか?」マギックがそう説明する「ほぅ…」悲魔は考えながらそうつぶやく「付け加えて…アドバイス等は一切禁止しルール違反があればペナルティーとして違反したチームに1冊召喚本が移動する…つまり違反していない方が1冊減り…違反した方が1冊増えるわけです…」マギックはそう付け加える「考えたもんだね…」悲魔はそうつぶやく「日時は承諾から1週間後の昼の正午…場所は…そうですね、ターラにしましょうか…」マギックはそう言った「時間をくれるのはいいが…ターラか…通常いるモンスターはどうするの?」悲魔がそう聞く「では…戦う者のガードとして1人だけ目標以外の雑魚を倒す人を許可しましょう…」マギックがそう答える「応援はしてもええの?」横で聞いてたジャルデウがそう質問する「応援くらいはいいでしょう…ただしアドバイスと思われる発言には厳しく対応します…」マギックがジャルデウにそう答える「しばけー!どつけー!いてこませー!…とかはあかんの?」ジャルデウがさらにそう聞く「微妙ですが…細かく決めるのもめんどくさいんで禁止にしましょう…まぁ、がんばれくらいはいいですが…そんな感じです」マギックがそう答える「それやったら口きかん方がええやん…」ジャルデウはそうつぶやく「では、明日…返事を聞きにまいりますので…」マギック達はそう言って振り向いて歩き出す…しかし「あ!重要な事を言い忘れました…支援者ですが…本日この時間以降にメンバーに入った者は一切認めませんので…」マギックは振り向き、ジャルデウと焔を見てそう言ったそしてまた歩き出す…「なるほどね…うちに支援型のメンバーが居ないのを調べてるか…」悲魔はそうつぶやく「それに…あのハイネだっけ?…おそらく装備がショボイが偽装だろ…一週間の猶予を与るのも…おそらくその対策だろうね…」焔がそう言う「それなら条件は一緒じゃないの?時間は平等にあるわけだし…」悲魔がそう言う「違うな…一週間で追いつけないレベルなのよおそらく」焔がそう言い返した「じゃあ…うちが不利って事か…だよな、そうでなければそんな話持ち込まないか…」悲魔はそう言ってアイナをチラッと見る「せやね…向こうはこっちの手の内はわかっとるようやし…」ジャルデウもそう言ってアイナを見る「デッドリーを使えるのは確認済みだが…包丁だしな…接近戦は必至…相手はアンテクラだしな…」悲魔はそう言って焔を見る「まぁ…勝率は80%ってとこか?」焔はそう答える…「80%?どっちが?」悲魔がそう聞く「無論、SSDが勝つ確立っしょ」焔はタバコに火をつけながらそう答える「どこをどう計算すればそうなるのよ…」悲魔は少しあきれたようにそう言うその時、アルテミスとモネが帰ってくる「なになに?みんな集まって何の話? ^^」アルテミスがそう言って会話に入ってくる悲魔は今までの事情を説明する…「うは…まずいじゃん…やっぱり引き止めるべきだったか…」アルテミスが苦笑いそう言う「引き止めるって誰を?」悲魔がそう聞き返す「うん、さっきアルさんと戻ってきた時にゲートでケンさんとシュウさんとリュウさんが…旅立ったんで…あと流星さんも…」モネがそう答える「え?マヂで?」悲魔はそう聞き返す「うん、ケンさんとシュウさんは…人生に疲れたって…たぶんナクサスの彼女の件じゃない?相当入れ込んでたみたいだし…リュウさんは例によってニライさんのの目撃情報が入ったって…」モネがそう答える…「流星は?」悲魔がそう聞く「流星は…仕事が入ったって…一応よその大陸では賞金稼ぎだからね^^;」アルテミスがそう答える「本気でメンバーギリギリじゃん…」悲魔はそうつぶやく「勝率…65%か…」焔はタバコの煙を吐きながらそう言う「だから…どこにその根拠があるのさ…」悲魔はため息をつきながらそうつっこむ「となると…支援が問題か…」焔がそう言う「うん、今のメンバーだと…俺と藁さん、アルとモネ…か…流星だけでも居てくれたらオーライなんだけどな…」悲魔がそうつぶやく「せやな…まず支援にモネは必須やろ…でもガードを先に決めんとあかんか…」ジャルデウも悩みながらそうつぶやく「私がガードに回ろうか?脚なら自信あるし…私の支援ってオーラだけでしょ?オーラならアイナちゃんも使えるしね♪」アルテミスがそう言う「それはダメだな…彼女には極力戦闘に専念させたいから…例えオーラだけでも支援に入った方がいいだろ」焔がそう言う「手詰まりか…メンバーが薄いのを知った上での提案…向こうの作戦か…」悲魔は腕組みをしてそう言う「となると…藁さんか悲魔さんのどっちかがガードって事ね…」アルテミスは悲魔を見てそう言う「クイック使ってもカバーしきれるかどうか…今回は『絶対』を要求されるからね…」悲魔がそう言う「雑魚でも束になれば厄介か」焔はそうつぶやく「やっぱり俺がガードに入るのがベストだね」悲魔はしばらく考えてからそう言う「決まったな…本を投げ込むのは藁さん、支援はモネとアル…んでガードは悲魔ちゃん…と…で、現状の勝率は85%」焔が自信ありげにそう言ってタバコに火をつける「だから…その勝率の根拠は何だよ…」悲魔がそう言う「まず…相手がアイナちゃんよりちょっと上手として…マナクラッシュのかなりの使い手と仮定すれば…デッドリーを使えば五分五分…たとえショックを使えたとしてもそんなには差は無いだろ」焔がそう説明する「せやね…」ジャルデウがあいづちをうつ「一緒に戦うわけじゃないから支援者は支援に専念できるから…支援さえ切らさなければ回復とホリアマ、ライフアップ、ミラーディフェンス、エンカ、オーラでじゅうぶん…マナポとヘイストはアイナちゃんだから…5%マイナス、後の10%はとんでもない事態が起こった時…かな?」焔はタバコの煙を吐きながらそう言った「たしかに…現状のメンバーではそれしかできないからね…」悲魔がそうつぶやく「そう言うこと…藁さんにはやってもらいたい事があるしね」焔はそう言ってタバコの火を足で消す「そこまで言うなら…信じるか…」悲魔はそう言ったが少し不安そうである「じゃあ…明日から特訓だね♪」アルテミスがアイナを見てそう言う「あはは…」アイナは不安そうにそう笑う「いや…アイナちゃんは明日から俺とジャルちゃんが預かる…ちょっと秘策があってね…うまくいけば勝率は95%」焔はそう言って笑うジャルデウも横でうなずく「秘策…か…焔はともかくジャルさんが一緒なら安心か…」悲魔はそうつぶやく「信用無いのね…俺…」焔はそうつぶやくこうして…マッドピエロからの挑戦を受ける事になったSSDだが…焔のいう秘策とは…どんな特訓をするのか…アイナの肩にギルドの運命がのしかかる…『To Be Continued♪』
2006/08/11
コメント(3)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第三章・序章『-来訪者-』アイナはアジトの玄関前をほうきで掃除していたそこにケープをかぶった集団がやってくる「おい…メイドがいるぞ…」先頭を歩いていた男がそう言う「変ですね…情報ではジャガイモが主食の貧乏ギルドだったはず」すぐ後ろにいる女がそう答える「まぁ…いいさ…情報が誤りなら作戦を変えるまで…あのメイドをさらうとかな…ククク」男はそう言っていやらしい笑い声を上げるそして集団にアイナが気が付く「どちら様ですか?あいにく今皆さん不在なんですが…」集団をお客と思ったアイナはそう答える「そうですか…用があるのはギルマスの悲魔さんなので…待たせてもらいます…」アイナは首をかしげながら掃除を続けるそこにジャルデウと焔がやってくる「ヒマコンおる?…って…なんや?この明らかにめっさ胡散臭い人達は…」ジャルデウは集団を指差しそうアイナに聞く「失礼ですよ…どんなに胡散臭くても面と向かって言うのは…しかも指差したらダメです!」アイナはジャルデウの指を押さえそう言う「お客?ってよく見たら仮面つけてるし…仮装?」焔は集団を覗き込み笑いながらそう言う「シャアとか…なんかそんなんのつもりちゃうん?」ジャルデウも笑いながらそう言うケープの男の肩がかすかに震える「そっか…そういやなんかそんな番組あったな…変態仮面…じゃないや…ザフト仮面だっけ?」焔はそう言って大笑いするケープの男は拳を握りその拳も震える「だから…ふたりともダメですよ…たぶん違うと思うけど…大切なお客さんだったらどうするんですか!」アイナは二人をそう言ってにらむ二人は笑うのをやめて顔を見合わせて少ししゅんとする「まぁ…いいでしょう…胡散臭いと言われても仕方ありませんからね…ジャルデウさんに焔さんですね…お会い出来て光栄です…」ケープの男はそう二人に言う「それはどういたしまして…」焔はそっけなくそう答えるそしてアイナの耳元で「お茶出したらどうなるかな?」とささやくアイナもちょっと興味があったのだろうアジトの中に駆け込む「さて…お互いここのギルマス待ちのようだけど呼ぼうか?」焔はそう言ってチャットを出す「お気遣いはご無用…待たせて頂きます」男はそう答える焔はチャットをしまいタバコをくわえる火をつけようとライターを探していると「どうぞ…一応マジシャンですから」そう言って男が指先に火を灯し焔のタバコに火をつける「ほな…ハト出してよ…花とかでもええわ!」ジャルデウがそう言う「ご冗談を…」男は苦笑いでそう言う「ダメだね…ここのヒマコンやったらウサギくらい簡単に出すで」とジャルデウは残念そうに言うそこにアイナがお茶を持ってやってくる「どうぞ♪」アイナは全員にお茶を配りジーっと見つめる…しばらくした後、男は仮面を少しだけずらしお茶をすする「な!俺の勝ち!ジャルちゃん悪いね…飯おごってもらうよ♪」焔はニヤッと笑ってジャルデウにそう言う「ほんまお前ら使えんな…仮面ずらして飲むなよ!…ハトは出せないし…ダメダメやんかまったく」ジャルデウはそう言って仮面の男をにらみつける「完全にペース乱されてますよ…」女は小声で仮面の男に言う「くそっ…」仮面の男は悔しそうにそう言う…そしてそこに悲魔が帰ってくる「なにこの見るからに胡散臭い…仮面をつけて自分達はかっこいいです!って思い込んでるけど周りからは変体仮面だと後ろ指を差されてるのにまったく気が付いていない間抜けな集団は…」悲魔は仮面の男の集団を指差してそう言う「ヒマコン…俺らもそこまでは言わんかったよ…」そうジャルデウが言う仮面の男は持っていた湯飲みを思わず落とす…この集団は何者なのか…そしてギルドSSDとアイナにどう関わるのか?…『To Be Continued♪』
2006/08/10
コメント(5)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第二章・第10話『-胎動-』今日もアイナは黙々と神殿を走り回る…「おぉ!ええ逃げっぷりになったなぁ」そこにジャルデウがやってきてそう言った「あ…ジャルデウさん…殲滅はまだ出来ないけど…ちょっとなら反撃できるようになったの♪」アイナはジャルデウにそう答えた「ほな…甲羅をこっちと交換しよか?」ジャルデウはそう言って甲羅を出すアイナは頷いて出された甲羅と交換するズッシリとした重さがアイナを襲う「なんか…重いんだけど」アイナは苦笑いでそう言った「せや…そうやってだんだん重くするねん…ほな気張りや!」ジャルデウはそう言うと早々に退散する「せっかく慣れて楽になったのに…」アイナはそうつぶやいてまた走り回る『SSDのアジト』「甲羅?甲羅って亀の甲羅?」悲魔がそんな声を上げるモネは黙って頷く「ジャルさんも考えたね…でも効果あるのかな?」アルテミスが苦笑いでそう言った「でもまぁ…基礎体力はつくわな…アイナ穣が武器は装備できないのに防具だけは上の物に変えられる理由がわかった気がするな」藁人形は頷きながらそう言った「でも…そうなると行く末はカーラ使いでしょ?…道は狭いね…」アルテミスがそう言う「まぁ、見せてもらったけどあの包丁…意外と長く使えそうだし…何とかつながると良いけどね…成長武器だけは運だから」悲魔は腕組みをしながらそう言った「素早さなら自信があるけど…今度、模擬戦でもしてみようか?」流星がそう言った「そっか…流星さんはカーラ使いだからね…」モネがそう言った「うん…そうだね…近いうちに機会を設けよう…と、雑談はここまで!アジトの掃除をするよ!」悲魔がそう言いながらみんなの前にバケツと雑巾を置く「おぉ!狩の約束してたの思い出した!」そう言って藁人形はアジトを飛び出す「私も…素材探しを頼まれてたんだった…ゴメンね♪」アルテミスも藁人形を追うようにアジトを飛び出る「まったく…これだから困るよな…」そう言って悲魔はモネを見る「あぁ!そうだ…僕は…予定…無いです…」モネはそう言ってほうきを手に取る「あれ?流星は?」悲魔は周りを見渡してそう言った「ホントだ…いつの間に?」モネも周りを見ながらそう言った「素早さに自信があるってこういう事か…」悲魔はそうつぶやいた『街の噴水』「で…そっちはどない?」ジャルデウが焔にそう聞いた「うん?あぁ…まぁまぁかな?」焔はそう答えた「まぁまぁ…ってどないやねん!」ジャルデウがそうつっこむ「とりあえず、奴等がSSDに仕掛けるようには仕向けたけどね…手段が解らない以上…下手な動き方は出来ないね」焔がそう答える「ヒマコンは知ってるん?」ジャルデウがそう聞く「いや…話してない…話してどうになる事でもないしね…」焔は苦笑いでそう言った「せやな…とりあえず、SSDは要チェックやね…」ジャルデウは噴水を見ながらそう言った「だな…」焔もタバコに火をつけながらそう頷く『シティス=テラ』「まぁ…期待はしてなかったけど、たいした情報は無いね…」ケープを深くかぶった男がチャットをいじりながらそうつぶやく「こんな事に1Gも使ってよかったんですか?」男の隣に居る女がそう聞く「結果的に回収すればOKよ」ケープの男がそう答える「まぁ…貧乏なギルドという事と…現在活動中のメンバーが解っただけでも作戦は立てやすいからな」もう1人の男がそう言うケープの男はそれを聞いて頷き「それよりハイネはどうなの?」と、女に聞き返す「元々ショックウェーブは使えるから…包丁相手には負けないでしょ」そう女は笑いながら答える「案外…楽勝かもね…SSDを抑えれば…他のギルドも抑制できるし…アジトも手に入る…ククク」ケープの男はそう言って笑う『神殿3F』あいかわらずアイナは甲羅を背負って走り回る…「重い…やばい…囲まれた…」アイナはそうつぶやいて攻撃を仕掛ける「少しは慣れたかな…何とか動けそうだけど…硬すぎる…」アイナはそうつぶやきつつ避けては攻撃…避けては攻撃を繰り返す「うん?なんか落とした…なんだろ?爪?…うわ!逃げ場がなくなる…」アイナはそう言いながらとっさにドロップした物を回収し…その場をやり過ごすその時…隣の部屋から爆発音が近づいてくる「な、なに?」アイナは警戒しつつ敵をやり過ごす「よう!走り回ってるようだなw」そう言って焔が現れる「あ…焔さん…何が来るのかと思っちゃった」アイナはそう言いながら笑う「ここだと…当分装備できない物しか落ちないから…手持ちの金装備を持ってきてみた」焔はそう言いながら金色に輝く装備品を取り出すアイナは装備してみる…「う~ん…まだしっくり来ないや…」アイナは装備を戻しながらそう言う「そっか…まぁ悪い物じゃないから取っておきな」そう言ってアイナの荷物の中に持ってきた装備をしまう「うん?…コレは?」焔はそう言ってさっきアイナが拾った爪を取り出す「あぁ…さっき拾ったの…武器のようだけど…ちょっと取り込んでてねとりあえず拾っておいたの」アイナはそう答える「そっか…いずれ装備できる物だが…コレちょっと預かっておいていいか?」焔はそうアイナに言った「うん…今はコレでじゅうぶんだし…なくしそうだからお願いします♪」アイナは焔にそう答える焔はアイナが拾った爪を自分の荷物にしまう「そうだ…ついでだからちょっと包丁も見せてみな」焔はアイナにそう言ったアイナは頷いて包丁を渡す「刃こぼれはしてないが…うんじゃもうちっとテストに付き合ってもらうか…」焔はそう言って新しい包丁を二振り取り出す「どこか違うの?」アイナがそう尋ねる「まぁね…ちょっと持ってみな」焔はそう言ってアイナに新しい包丁を渡す「あ…前のより長い…」アイナは包丁を手に取りそう言う「そそ、前のより15センばかし長くしてある…鋭角になる分斬れ味と抜きかげんが良くなってるはずだけど…」焔はそう言ったアイナはとりあえず頷く「使ってよければそのまま持ってて…ダメなら今夜にでも俺んとこに持ってきてよ♪…じゃあがんばってな!」焔はそう言って羽織をひるがえして消える「あ…それの練習するの忘れてた…」アイナはそうつぶやいた『SSDのアジト』「悲魔さん…何とか日のあるうちに終わったね…」モネは雑巾を洗いながらそう言った「二人だとやっぱ時間かかるな…」悲魔は腰が痛いのか腰を伸ばしながらそう言う「でも意外にきれいでびっくりしたよ」モネが笑いながらそう言う「まぁ、普段アイナさんがこまめに掃除してたからね」悲魔がそう言った「え?そうだったのか…」モネがそうつぶやく『神殿3F』「うん…使いにくくはないし…この包丁でもいけるかな…」アイナは包丁を見つめてそうつぶやいたその時…おなかがなる…「この中にいると時間って解らないんだよね…おなか空いたし…帰ろっか」アイナは少し考えてそうつぶやくそしていい事を思いつくアイナはゲスクに手をかけてその場で1回転くるっと回る…しかしうまく回れず足がもつれその場でバランスを崩す『街のゲート』「へぇ~そんな事があったんだ…」ナクサスがそう言う「そうなんだよ…でさ、その後がさらに凄くてよ…」焔がそう言いかけた時ゲートでものすごい音がするナクサスと焔がゲートを見るとアイナが倒れているどうやらバランスを崩し、倒れながらゲスクしてしまったらしい「はじめて見た…転びながら帰ってくる奴…」焔がお尻を痛そうにさするアイナを見てそう言う「だ、大丈夫?」ナクサスがそう言って駆け寄り手を差し出すアイナはその手を握り「す、スミマセン…」そう言って起き上がり顔を上げるナクサスと目が合った時とても慌ててペコッと頭を下げてその場を走り去る「ど、どうしたんだろ…あんなに慌てて…」ナクサスがそう言って焔を見る焔はその場で笑い転げている「な、何?…俺…彼女に何かした?」ナクサスは焔にそう聞く「おめー…きっとアレだよ…この前のお前の彼女の事を信じてるんだよ…」焔は笑い転げながら苦しそうにそう言う「この前の…俺の彼女?…って、あ!!…おっさんの件?」ナクサスはそう聞き返す「彼女…すっげー顔してたもん…今…」焔はそう言ってまた笑い転げる「そんな…酷すぎる…」ナクサスはそうつぶやくそしていつもと変わらない夕方なのにやけに風が冷たく感じられた…『To Be Continued♪』
2006/08/09
コメント(1)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第二章・第9話『-ナクサス-』「ただいま~♪」アイナは元気よくそう言ってアジトに帰ってきた「おかえり~♪」アルテミスが笑顔で出迎える「アルさん…楽しそうですね♪なんかいい事あったの?」アイナがそうアルテミスに聞いた「うふふ…飲みに行くの♪優しいモネちゃんがおごってくれるんだって♪ねぇ~♪」アルテミスはそう言うとモネの方を見てニコニコと笑うしかしモネの方はどこと無く浮かない顔をしているアイナはなんとなくだが事情を察する「そうだ!この前のチャイナで行こうっと♪」アルテミスはそう言って鼻歌を歌いながら部屋の中に消えていく「ねぇ…どうしたの?」アイナはモネにそう尋ねる「ちょっとね…臨時収入があったんで…今日のお昼を豪華にしたの…それをどうやら誰かに見られたらしく…それがアルさんの耳に入って…問い詰められておごる事に…」モネはショボンとしながらそう言ったアイナはとりあえず苦笑いでモネの頭を撫でる「そうだ!アイナさんも来てよ…じゃないと…あの悪魔に骨の髄まで飲まれちゃいそうで…」モネはそう言って泣きつく「でも…私にリミットブレイクしたアルさんを止められるかな…」アイナは苦笑いでそう言うその後おめかししたアルテミスに連行されるようにモネとアイナはシェリルの店へと向かった店に入ると相変らず賑わっていた「うわ…みんなやってるな…これは負けられないね!」アルテミスはそう言う「あらあら、アル…どうしたの今日はえらく気合が入ってるじゃない」チャイナを着込んだアルテミスを見つけたシェリルがそう声をかけてくる「うふふ♪」アルテミスはそう笑う「これは大変だ…久々に樽が空になるわね♪どうぞ、いつもの席は空いてるわよ…ごゆっくり♪」シェリルはそう言って店のいちばん奥の席を指差すアルテミスは席に向かってモデルばりにつんと上を向き歩く「うわ…アルさんだよ…すっげ~」「気合はいってんな…」「やっぱ…色っぽいね…」「胸もスゴイけど…あの足…なげ~…しかもチャイナのスリットやばすぎだよ…」アルが通った後を店の客がそうつぶやきながら目で追うただでさえ長身で目立つのに…チャイナドレスが似合いすぎてさらに目立っているそしてその後ろを少し間を空けてモネとアイナがついていく「さて…狩りの後のビールは最高ねぇ♪」アルテミスがそう言うとまだ注文してないのにアルテミスとモネの前にビールが届く…そしてアイナの前には濃いオレンジ色のカクテルが運ばれる…「これは?何?」アイナがそうシェリルに聞く「これはね…うちのオリジナルカクテルで『暁』っていうの…テキーラベースなんだけどルビーグレープフルーツをシェイクしてオレンジとシロップをくわえて味を調えてるの」シェリルはそう説明してくれたアイナはひとくち口に含む「美味しい♪」アイナは満面の笑みでそう答えたそれを聞いてシェリルはかなり嬉しそうに喜ぶ「シェリル…平日なのにこの賑わいって凄くない?」アルテミスは周りを見渡してそう言った「うふふ…最近バイトを雇ったんだけどね、その子の影響かな?彼女目当てのお客が増えてね…」シェリルは笑いながらそう言う「なるほどね…」アルテミスはそう言いながらビールを一気に飲み干す「あらあら…コレは大変だ…すぐおかわりをもってこなきゃ♪」シェリルはそう言って奥に消えたアルテミス:「モネちゃんも興味アリ?」『うはぁ…客多すぎだよ…』モネ:「いやぁ…臨時収入は昨日だし、僕はめったに飲みに来ないよ…」『やっぱりかわいいですなぁ』アルテミス:「ホントに?」『うんうん…一生懸命さがたまらないね…』モネ:「ホントだよ!」『お!こっちに来た!注文、注文…』アルテミス:「…うるさいな」『ビールおかわり♪…それと…』モネ:「でも、なんか聞き覚えのある声だね…」『ねぇ…チャット登録させてよ♪』アルテミス:「ナンパ目的で飲みに来るなよ…まったく…」『シオリンちゃん今度デートしない♪』アルテミス:「・・・・・」『お前!抜け駆けは汚いぞ!』「あんた達!いい加減にしてよ!うるさいから!」我慢の限度に達したのかアルテミスが立ち上がりそう言って怒鳴る「あ、アル…」ナンパをしていた男の1人がそう言う「やっぱり…ケンジャさん達か…聞き覚えのある声だったんだよな…」そうモネがつぶやいた新しく入ったバイトを口説いてたのはSSDのケンジャとシュウと流星だった「あんた達…何してんのよ…まったく」アルは呆れ顔でそう言った「ははは…スマン…」ケンジャがそう誤る「まったく…男はみんなこうなんだから…やぁねぇ♪」アルテミスはそうアイナに言ったアイナは苦笑いで頷く「とりあえず…こっちにきなさいな!」アルテミスはケンジャ達にそう言うケンジャ達はしぶしぶアルテミス達のテーブルに移動してくるその後…アルテミスの説教が始まる「お待たせしました♪ご注文のビールとチーズナチョスです♪」そう言って女の店員が注文品を持ってくる「なるほどねぇ…確かにかわいいね…」アルテミスはバイトの子を見てそう言いながらケンジャ達を見る「他に注文はございますか?」バイトの子がそう聞いてくる「う~ん…とりあえずは良いかなぁ…」アルテミスがテーブルを見渡しながらそう言う「はい♪では何かありましたらお呼び下さい♪」そう言ってバイトの子は去っていったそして去っていくバイトの子の後姿を見たアルテミスに名案が思い浮かぶ「私が援護射撃してあげようか?」アルテミスはそう言って意地悪な笑顔を浮かべてケンジャ達を見るケンジャ達は苦笑いを浮かべるその時、店のドアが開きジャルデウと焔とナクサスが入ってくるそして店内を見渡したジャルデウがアイナ達を見つけ歩いてくる「おぉ!今日のアルは…エロっぽいなぁ♪」ジャルデウがそう言う「でしょ?今日は3人一緒?」アルテミスがジャルデウにそう聞いた「せや…狩りの時にナクサスの彼女の話で盛り上がってな…で、どれよ?」ジャルデウはそう言いながらナクサスを見る「ちょwww言うなよ!」ナクサスは慌ててそう言う「ナクサス彼女居るの?」アルテミスが不敵な笑みでそう言いながらナクサスを見る「…まぁね」ナクサスは小声でそう答える「なんでだよ…いつの間に!」ケンジャ達がそう言って驚く「この前うちに連れてきた子か…最近ほぼ毎日来るもんなぁ…毎度♪」焔がニヤニヤ笑いながらナクサスを見てそうつぶやく「ちょwwwww!だからそう言う不用意な発言は…」ナクサスはさらに慌てる「焔のとこって…しかもほぼ毎日…彼女も大変ねぇ…」アルテミスがそう言ってナクサスを見る「はい…」ナクサスはそうつぶやく「で、どれよ?もうええやん…はよ教え!」ジャルデウがひじでナクサスを押しながらそう言うナクサスはイジイジしながらあたりを見渡して小さく指をさす全員ナクサスの指の先を追う「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!」ケンジャが叫び声をあげる「嘘だろ?嘘だよな?嘘といってくれ!」シュウもそう言う「あのテーブルに座ってるおっさんだろ?」流星がそう言うナクサスの指差した先にはおっさんが3人とさっきのバイトの子しかいない「おっさんの訳ないやろ…それやったら、ごっつおもろいけどなw」ジャルデウがそう言って笑う「おぉ!そういえばあの真ん中のおっさんだ…」焔もそう言って笑う「ちょwwwww!」ナクサスがそう言って焔をつかみ揺さぶる「え?」アイナが目を見開いてナクサスを見る「ほら!この子信じてるよ…絶対信じてるって!」ナクサスが慌ててそう言う「ちょwwwwおまwwwww!!」ジャルデウが笑い転げる「冗談だよ…でもあの子はもったいないよ…ナクサスにはあのおっさんの方が似合ってるって!」焔もそう言って机を叩いて笑う「もういいよ…好きに言って…」ナクサスはさらにイジイジする「あらあら…ざんねんでしたぁ~♪…って燃え尽きてるし…」アルテミスはそう言ってケンジャ達を見るケンジャ達は完全に血の気が引いた顔色で口を開けたまま硬直してる「どないしたん?これ…」ジャルデウはケンジャ達の異常な状態を見てそう聞く「あはは…あの子に惚れこんでこの店にだいぶ通ってたみたい」アルテミスは苦笑いでそう言った「うは…それは痛いな…」ジャルデウがそうつぶやく「そんなの簡単だべ…ナクサスがあのおっさんにしたらいいじゃん…どうせ今店に来てる連中のほとんどが彼女目当てだろうし…な?」焔はそうナクサスに真顔で言う「なんでじゃ!」ナクサスはそう叫ぶ「でも…その事実を知ったらここの客のほとんどを敵に回すねぇ…」怪しげな笑顔を浮かべてアルテミスがそう言いながらナクサスを見るナクサスはアルテミスの笑顔を見てつばを飲み込む「しばらくは…美味しいお酒が飲めるね♪」アルテミスはそう言ってナクサスにウインクする「ど、どういう意味かな…」ナクサスは顔をひきつらせてそう言う「どういう意味って…お前そういう意味やろ…」ジャルデウはナクサスの肩に手を乗せてなだめるようにそう言う「え、えぇぇぇぇ…マヂっすか?」ナクサスはそう言いながらテーブルの下にずり落ちていく「フッ…ご愁傷様…」焔がニヤっと笑いながらそう言った(「ナクサス…ゴメン…」)モネは一連の出来事を傍観して心の中でそうつぶやくナクサスには悪いが自分がアルテミスのターゲットから外れた事に胸をなでおろしたそしてアイナはそんな会話がされる中「へ~…恋愛って億が深いな…」とつぶやき何度も何度もおっさんとナクサスを交互に見続けた……『To Be Continued♪』
2006/08/08
コメント(1)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第二章・第8話『-モネ-』「悲魔さんおはよう…」モネはダイニングに入り悲魔にそう声をかけてイスに座る「うん?あぁ…おはよう」悲魔は本から目を離しモネにそう答える「あれ?アイナさんは?」モネは周りを見渡して悲魔にそう聞いた「アイナさんはもう狩りに行ったよ…朝食は用意してあるから食べて…って言ってた」悲魔はそう答えたテーブルにはサラダとパンとスクランブルエッグが置いてあるモネは皿にサラダとスクランブルエッグを取りパンをかじる「あ、スープが鍋にあるから暖めて…だって」悲魔はそう付け加えてコーヒーを飲むモネは鍋を火にかけながら「あのさ…この前の飲み会の日…悲魔さんとアイナさんあの後どこに行ってたの?帰ってきたのが…明け方だったし…」そう悲魔に聞く「気になる?」悲魔がそうモネに聞き返す「いや…気になるって言うか…どこ行ってたのかな?って…気になってるのか…」モネは苦笑いを浮かべてそう言う「ゲートのとこの泉で…話をしてた…で、気が付いたら朝になってた…それだけ…何もないよ」悲魔はそう言ってまた本を読み始めるモネは黙って数回頷いた「悲魔さんって…政府の役人の人と会ったことってある?」モネは唐突にそう質問した「まぁ…ギルマスだからね…数回はあるけど…なんで?」悲魔はそう言って逆に聞き返す「いや…なんとなく…どんな人達かな?って…」モネは悲魔にそう答えた「そうだな…現場の事を考えてなくて…そのくせ偉そうで…あまり好きにはなれない人種だね」悲魔は簡潔にそう答えた「ふーん…そうなんだ…じゃあ…僕もこれで狩りに出るけど…今日なんか用事ってある?」モネはイスから立ち上がって悲魔にそう聞く「う~ん…今日は特にないな…今週の巡回はタロさんとこのダークフレイムだしね」悲魔はそう言ったモネはうなずきながらダイニングを出るそして狩の準備をしてアジトを出ようとした時「そうだ…アイナさんの事だけちょっと頭の隅においておいてよ…この前の感じだとよほど何かない限り大丈夫だとは思うけど…念のためね…」と悲魔が言ったモネは『了解!』と合図をしてアジトを出るアジトの外でモネはチャットを取り出す「9:00…狩りに出発、ギルドレポート…先月はギルドの食費が底尽き…一周間ほどジャガイモをメインとして生活する…久々に食事で悲しい思いをした…今月から悲魔さんが資金の徹底管理をしているため無駄遣いが出来ず今の所は安全に暮らせそうだ…まぁ無駄使いの大半はアルさんの酒代と思われる…」モネはチャットにそう言ってまた懐にしまう「はぁ…結構めんどくさいな…こんな事なら引き受けなきゃよかったな…」モネはため息をついて昨日の出来事を思い出しながらそう言った『-昨日 20:30-』「いやー…今日の狩りは充実してたな…かなり疲れたよ…」とつぶやきながらフレドリック経由でアジトに向かうモネフレドリックの店を出て橋をくぐった時「SSDのモネさんですね?」不意に背後から声をかけられるモネはとっさに持っているルゥに手をかける「安心して下さい…政府の者です…武器から手を離されても大丈夫ですよ」と声の主は言ったモネも誰にでもわかるようなアクションで武器に手をかけた訳ではない一瞬で『出来る…』と判断したモネは警戒しつつ振り向くそこには真っ黒いケープを着たいかにも怪しげな男が立っていた「実は…あなたに頼みたい事がありましてね…」政府の者…と名乗った男はそう言った「はぁ…なんでしょう?」モネはそう言う「取材の協力をして頂きたいんですが」そう男はモネに言うモネは首をかしげる「我々は政府の広報係でして…その広報誌にあなた方SSDの特集を組みたいんです」男は淡々とそう言う「広報誌…って、もしかしてクロノス通信?!」モネはそう男に聞き返した「そ、そうです!クロノス通信ですよw」(ホントにあったのか…広報誌…^^;)男はそう言った「すっげ~!クロノス通信で特集されたらもうメジャーじゃん!」モネはそう叫ぶ男は苦笑いを浮べる「で…ギルドについいて取材したいんですが…我々もなにかと多忙で」男はモネにそう言う「毎月楽しみにしてるんですよ♪…大変なお仕事ですもんね」モネはうなずきながらそう答えた「そこであなたに取材をして欲しいんです…ギルドの事はギルドの者に聞けってことわざもありますから」男はそう言ったモネは少し考え「で…具体的に何をしたらいいんですか?」そう男に聞いた「とりあえず明日一日…ギルドについての情報…メンバーの事やギルドの現状…あとは自慢できるような事や弱みや悩み…そう言った事をこのチャットに録音してくれればいいんです」男はそう言って懐からチャットを取り出す「録音?」モネはチャットを受け取ってそう聞き返す「それは我々広報部専用のチャットで取材内容を記録できるようになってるんです」男はそう言った「へぇ~」モネはさすが政府の人の持ち物は違うな~って顔をしてそうつぶやく「では…お願いします。と、その前に注意事項です…正式に採用されるかは決まっていないので内密にお願いしますよ…」男はそう言ってモネにチャットの使い方を教えるモネは頷いてチャットを懐にしまい男にお辞儀をするそしてその場を去ろうとした時「ちょっと待ってくださいモネさん…肝心な報酬の話がまだですよ」男がそう言ってモネの足を止める「報酬って…何かもらえるの?」モネは少し嬉しそうにそう聞く「無論です…極秘とはいえ、政府の仕事ですから…そうですね…これでどうですか?」男はそう言ってケープの中から手を出して指を1本突き立てる(「1?…1Mか…そうだよな時間はかかりそうだけど命にかかわるような仕事じゃないし…そんなもんか…」)「1G…ですがいかがですか?」男はボソッとそう言う「1Gね…そんなとこが相場なのかな…別に金額はいいです・・・・・・・・・1G?1Gって1Gの1G?」モネが声を荒立たせてそう言う男は突き出した指をそのまま口元に持って行き「そんなに声を大きくしないで…当然の金額です…では、コレが前金の500M…残りは仕事が終わった後で…」男はそう言ってモネの手にクロが入った布袋を渡すモネは袋を受け取り重さに驚く…「いいんですか?こんなにもらって…」とモネがそう言いながら顔を上げると辺りにはすでに誰もいなかった…と…これが昨日モネにおこった予期せぬ出来事である…「9:30…アルさんから頼まれた『結界の書』入手のためにターラに到着…自分で探せばいいんだよな…あ、アルさんというのはアルテミスさんで…うちのギルドのメンバー…綺麗な顔立ちと犯罪的な胸の割に…大飯ぐらいの酒豪でガサツさらに性格は極悪…すぐに暴力に訴える…でも面倒見はいいんだよな…バゥルを所持していて装備はキラキラ…と」モネはそうチャットに吹き込んだその後モネは集中的にギガントを狩りめでたく結界の所を入手「11:30…ギガントから無事に結界の書を入手…ついでにギルドレポート、うちのメンバーは変わった人が多い…どこもこうなのだろうか?…というかまともな人は僕だけな気がする、メンバーと話をしているとまともである事の幸せを感じる」そしてモネは昼食をとるためにいったんテラに戻る昼食をとった後…またチャットを開く「12:30…メンバーについて、ギルドマスターは悲魔さんいつも家計簿とにらめっこをしている。サブマスターは藁人形さん最近トールを使うようになる…時折、街の片隅でギターを弾いている。」モネはチャットに向かってそう録音したそして思い出したように「アイナさん今どこ?」とアイナに連絡を取る「モネさんおはよう♪…今、神殿3Fでお弁当食べてます♪」とアイナから返事が返ってくる「そっか…神殿か…え?神殿って…モンタヌース神殿?」モネが慌ててそう聞き返す「うん♪」アイナは余裕と言わんばかりにそう返事をする「だ、大丈夫なの?」モネはそう聞く「うん…逃げ回れば…平気かな?」アイナはそう言った(「逃げ回ってどうするよ…しかもそこで弁当か…」)「3Fだね…そこに居るんだよ!」モネはそう言ってゲートに走りマエルに連絡を取って3Fに移動する「たぶん…あそこだろ…」モネはそうつぶやいて敵を蹴散らしながら移動するアイナはモネの想像通り安全地帯が2つある部屋で食事をしていた「アイナさん…この前銀装備になったばっかなんだから…無茶したらダメだよ…」モネは息を切らしながらそう言った「う~ん…そうなのかな?ジャルさんはここなら大丈夫って言ってたよ♪」アイナはニコニコとそう言いながらお弁当を片付けるそして、その場で軽く準備運動をして狩場に飛び出るモンスターがアイナに気付き一斉に襲い掛かるアイナは器用に攻撃をかわしながら逃げ回る「ほ、ホントに逃げ回ってるし…」モネはそうつぶやく(「うん?…甲羅?…なぜ甲羅を背負ってるの?」)「ねぇ…アイナさんなんで甲羅背負ってるの?」モネは苦笑いでアイナにそう聞いた「ジャルさんから借りてるの♪トレーニング♪」アイナはそう言いながら部屋の中を走り回っている(「アイナさんまで壊れかけてる…」)「じゃあ…危なくなったらすぐにゲスクするんだよ!」モネはそう言ってその場を離れたそしてその後も色々な場所を歩きながら思いついたままチャットにギルドの事を録音した「焔さんに言われた通り…重要な事を避けて録音したけど…これでよかったのかな?」モネはチャットを見つめそうつぶやいた実はモネは昨日このチャットを受け取った後…倉庫前で焔にある事を言われていた『-昨日 21:00-』モネは先ほど受け取った前金を預けるために倉庫に来ていたお金を倉庫に預け終えた時…モネの横に焔が来る「モネ…こっちを見ないで俺の話を聞け…さっきの男…役人じゃない可能性がある…理由は解らないがSSDの事を知りたいらしいな…だからすごく重要な事は絶対に録音するなよ…」焔はそれだけ言うと自分のアジトの方に歩いて行った夕方…街に戻ったモネは…昨日の役人を探して街を歩き回った「そういえば…どうやってこれを渡すか聞くの忘れたな…」そうつぶやいた時「録音はして頂けましたか?」と…モネの背後で昨日の男の声がするモネは無言で頷く「ありがとうございました…それでは残りの褒賞と交換しましょう…」男はそう言って背後から布袋を差し出すモネはそれを受け取って…振り向かずにチャットを背後の男に渡し一呼吸置いた後…振り返るやはりもう男は消えていた「いったいなんだったんだ?…でも今日一日…録音してみてつくづく思ったけど…まともなのってホント僕だけだよな…」そうモネはしみじみと思ったこうしてモネの奇妙な一日が終わったしかし…モネの身に災いがすぐそこまで迫っている事を知るよしも無かった……『To Be Continued♪』
2006/08/07
コメント(1)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第二章・第7話『-悲魔-』その夜…アイナの『デッドリーアサルト』習得を祝おうとアルテミスが言い出しギルドのメンバーでシェリルの店に来ていた…「リュウ、探してる人は見つかった?」とケンジャがリュウに酒を注ぎながら聞いた「いや…全然…」リュウは注がれた酒を飲みながらそう答える「それにしても…アイナちゃんの包丁二刀流にはビックリしたね…」アルテミスがそう言いみんながうなずく「そのスタイル…流星が見たら泣いて喜ぶよな」そうケンジャが答える「流星さんはマニアックな装備好きだからね…」とモネが言う「え~!マニアックな装備が好きなのは悲魔さんでしょ♪」とアルテミスが悲魔の方をみて笑いながら言う「そういえば…流星が見えんが…どうしたんだ?」藁人形がメンバーを見渡してそう言った「流星さんは…行方不明だね…」モネが心配そうにそう答えた「おざーす!」そう言ってジャルデウが流星を連れてやってくる「流星…どこに行ってたの?みんな心配してたんだから!」とアルテミスが言った「こいつな笑えるで…島行きの船に密航して捕まってたんよ…ほんで、ずっと働かされてたらしいねん」そう笑いながらジャルデウが言う「すげー…」モネが呆然とそう言う「すんません…失敗した事ないんだけど…疲れてて船倉でいびきかいて寝ちまって…」流星が頭をかきながらそう言う「常習犯かい…」藁人形がそうつっこみ、みんなが大笑いするその後も店が閉まるまで笑い声がたえる事はなかった店が閉まってからシェリルに追い出され…みんなしぶしぶとアジトに帰る「うん?アイナさんどうしたの?」夜空に浮かぶ月をボーっと見上げるアイナを見て悲魔がそう声をかける「うん…なんか…ドキドキしてね…のみすぎたのかな?」アイナはそう笑いながら悲魔に答える「そっか…少し酔い覚ましして行こうか?」悲魔がそう言い…アイナはうなずいて2人はゲートの方に歩いていく「どう?狩りは慣れた?」悲魔はゲート脇の泉に腰掛けてそう聞いてきた「うん…慣れたのかな?」アイナは悲魔の横に座りそう答える「いきなりこんな世界に来て…はい冒険者ですよって言われてもね…」悲魔は苦笑いでそう言った「うん…」アイナはそううなずく「そうだ…包丁見せて?」悲魔はそうアイナに言ったアイナは腰の後ろかあら包丁を抜き悲魔に渡す(「確かに…ダガーなどの短剣に比べれば鋭利だし…刃の身も厚い…振りやすい…か…」)「これでどのくらい戦った?修理とかは?」悲魔はそう聞いてきた「そういえば修理して無いや…結構使ってるけどね…」アイナは思い出しつつそう答える(「刃こぼれが全然してない…すごいな…」)「フレドリックでいいのかな?修理…」悲魔は指の腹で刃を触りながら苦笑いでそう言う(「!!!…焔って彫ってある…ってあいつ自分で打ったのか?コレ…」)「ありがと…しばらく使えそうだから大事にね」悲魔はそう言ってアイナに包丁を返すアイナは包丁を受け取り腰の後ろにしまう「そうだ…前に悲魔さんが言ってた冒険者の役目って…どんなの?」アイナがそう悲魔に聞いた「そうだね…まずはこの大陸の歴史について話さなきゃいけなくなるから…簡単に話すね…」悲魔はそう言ってこの大陸の歴史について話し出したアイナは途中質問しつつその話を聞く「つまり…現状は、目の前のモンスターを倒しつつ…町や人々を守るのが役目か…」アイナはそうつぶやく悲魔はうなずく「ただ…守ってるだけじゃなくて…俺やジャルさんもだけど…高レベルと位置づけられる人達は協力しながら『平和』という日を手に入れるために…狩り場を開拓して『道』を探してもいるが…そっちはさっぱりだね…俺たちの代で片がつくか…それとも何代も後になるのか…」悲魔は空を見ながらそう言った「なるほど…」アイナはそう返事をする「まぁ…正直なところ…具体的にどうすればいいかはわかってないからね…」悲魔は苦笑いでそう言う「私も…いずれはそういう冒険者になるのかな…」アイナはそうつぶやいた「別に強制はしないよ…許可がもらえれば他の人達のように他の大陸に行ってみるのも手だし…この前のシグナのように…別の道を見つけるのも手だしね…自分の道は自分で決めたらいい」悲魔はそう言ったが…その横顔はちょっと寂しそうだった「そうだ…もう少し強くなったら『煉獄ツアー』に行こう♪」悲魔は笑いながらそうアイナに言った「煉獄…ツアー?」アイナは首を傾げてそう言う「うん『シュレーダー』っていう…普通のモンスターとは別格の強さのモンスター…そいつがいる場所が『煉獄』…そしてそこに行くのがうちの新人さんの恒例行事の『煉獄ツアー』なの」悲魔はそう言った「別格って…モートゥースみたいなの?」アイナがそう聞いた「あぁ…モーとは次元が違うね…他にも『アイドラ』や『スレイド』ってのもいるんだけど…なんていうかな…過去の戦争において英雄によって封印されたモンスター…とでも言っておこうかな、実体のない思念の塊みたいなもので…それを討伐するのも冒険者の役目…時期が来たらまた説明するよ…」悲魔はそう答えた「課題は…山積み…か」アイナはため息をつきながらそう答える「でも…それらボスクラスは倒せば褒賞もすごいからね…進むべき道により早く近づけるし…」悲魔はそこまで言って言葉を濁らす「そういえば…ジャルさんも他の大陸に行かないみたいだけど…悲魔さんも行かないの?」アイナはそう聞いた「あぁ…僕はしばらくは考えてないな…ただ、ジャルさんと俺は行かない理由が違うけどね…ジャルさんは…たぶん待ってるんだよ…」悲魔はそう答えた「待ってる?」アイナはそう聞き返す「うん…ジャルさんは…この大陸で最強と言ってもいいギルドのマスターだったのね…ギルド『RSF』ジャルさん、タダさん、シーバさん…そしてジャルさんの師匠のレベリオンさん…たった4人のギルド」悲魔はそう言ったアイナは黙ってその話を聞く「そして…この大陸で唯一『シドス』と思われる者と渡り合ったギルドでもあるんだ…まぁ、それに関しては殆どの人は信じてないね…俺は信じてるけど…とにかく強かったよ…で、その『シドス』と思われる者との一戦で全員次元の彼方に…戻ってきたのはジャルさん唯1人…そして仲間が生きてる事を信じて…この大陸で『ギルドの旗』を掲げ続けてるんだ…」悲魔はそう話した「そっか…それでSSDには入らないんだ…」アイナはそうつぶやいた悲魔はうなずく「悲魔さんは?どうして旅には出ないの?」アイナはそう悲魔に聞く悲魔はしばらく考えたのち「俺は…この大陸で生まれたからね…先祖においては偉大な魔道士…ただ何代も魔道の血が出なくてね…途中は学者やったりで没落しきってるけどね…俺が突然変異…かな?期待されても困るんだけどね…」悲魔は頭をかきながらそう言った「そっか…悲魔さんはここの人なんだ…」アイナはそうつぶやいた「うん…俺の代で何とか平和にしたいとは思っているけど…平和になったらなったで寂しくなるだろうし…複雑だね…」悲魔は苦笑いでそう答えるアイナもそれを聞いて笑う「ただ…もう誰も失いたくはないな…」悲魔は遠くを見つめてそうつぶやく「いっぱい…犠牲でてるんだ…やっぱり」アイナはそんな悲魔を見てそうつぶやく「今でこそこの大陸は落ち着いてるけどね…前は酷かったよ…明らかに俺たちが劣勢で…」悲魔はまた話し始めた「うちのギルドにガクって人がいたんだ…強いやつだったよ…倒す事よりも守る事を誇りにしてた凄いやつさ…」アイナは悲魔の話を黙って聞く「ある日…俺達が総攻撃をかけてね…めずらしく事が優位に運んでた…ところが不意にこの街を敵に襲われて…いち早く異変に気が付いたガクは単身街に戻り…この街をたった1人で守った…最後まで自分の信念を貫き通してね…」悲魔はそこで話をやめた「その…ガクさんって人は?」アイナはそう悲魔に聞いた悲魔は無言で首を振る「彼だけじゃないさ…今の大陸があるのはそう言った何人もの犠牲の上に成り立ってる…ある意味それが俺たち冒険者の役目であるんだけど…やりきれないよ…」悲魔はフッと笑ってそう言ったアイナは何も言えなかった…「うわ…空が明るくなり始めたよ…ヤバ…ゴメンね…急いで戻ろう…」悲魔は空を見て慌ててそう言ったアイナもうなずき…ふたりはあわててアジトに帰る…そしてアイナはアジトの前で…明るくなりつつある空を見て口元をキュッと結び何かを誓うのであった…『To Be Continued♪』
2006/08/06
コメント(5)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第二章・第6話『-ジャルデウ-』ジャルデウはテラの本屋にいた「ちょ~~wwwやっぱこの本めっさおもろいしwww」朝からそんな事を言いながらずっと立ち読みをしている店の主人もいい加減あきれ返っている「そういえば…この本に出てたアレ…結局試してへんな…」ジャルデウは思い出すようにそうつぶやくその時ジャルデウの視界にアイナが入るアイナはアリアの店の方に走って行った「お!アイナさん…狩りに行くんかな…せや!アレ…アイナさんで試そ♪」ジャルデウはそう言うと倉庫に走って行くそしてなにやら大きなものを受け取りアイナを探すアイナはまだアリアの店に居た「アイナさんこんちわ♪」ジャルデウはそう声をかけるアイナはジャルデウに気が付き笑顔で挨拶を返す「アイナさん…今はどこで狩ってんの?」ジャルデウはアイナにそう聞く「まだ…ピュリカかな…」アイナはそう答える「って言うか…アイナさん武器と盾はどないしたん」ジャルデウはアイナの軽装に気が付きそう聞く「今はこれを両手に持って戦ってるの♪」アイナはそう言ってジャルデウに包丁を見せる「ほ、包丁?」さすがのジャルデウも包丁で戦う人を見た事がないわけで…かなり驚く「焔さんに頂いたんだけど…私も最初はコレ?って思ったの…でも意外と戦いやすくて」アイナはニコニコしてそう言う「ほぉ~」ジャルデウはとりあえずそう返事をする「せや、アイナさん今日の予定は?」そしてそうアイナに聞く「う~ん…とりあえず夕方にアルさんと約束が…それまでは狩かな?」アイナは少し考えてそう答える「よっしゃ!俺が調教…じゃないわ、教えたるさかい一緒に狩に行かへん?」アイナは少し考える「そっか!行くか!ほな行こか~♪」アイナが返事をしないうちにジャルデウはそう言うそしてアイナの準備が整うと2人は街を出るジャルデウは軽々と周辺の敵を殲滅しながら砂漠を走りぬけるアイナも置いてかれないように後をついて行くそしてなにやら古い建物のような前に立つ「ここは?」アイナがジャルデウにそう聞く「ここか?ここはモンタヌゥス神殿…ちょ~~~刺激的なとこやねん♪」ジャルデウはそう答える「ほなアイナさんはコレを身に付けて♪」ジャルデウはそう言ってさっき倉庫から出してきた大きな物を取り出しアイナに渡す「これって…亀の甲羅?って…すごく重いんだけど…」アイナは苦笑いでそう言う「バトラカンっちゅうモンスターの甲羅にしこたま錘をつめてあんねん♪」ジャルデウはそう答えたアイナは冗談だと思っていたが…冗談ではないようだそしてしぶしぶ甲羅を背負うズッシリとした重さがアイナにのしかかる「う…お、重い…」アイナは思わずそう言う「せやろ…それで戦うねん…そうすると知らず知らずのうちに力が付くっちゅうわけ♪」ジャルデウはそう説明するそしてアイナとジャルデウは神殿の中に入って行く中に入るといきなり広いエントランスに出るそしてアイナが数歩進むと正面から何かが飛んでくるアイナはとっさに反応する…が甲羅が重過ぎて思うように動けず紙一重で避ける飛んできたのは弓矢である「本気で避けなぁ当たるで♪」ジャルデウはそう言って笑うアイナは飛んでくる弓矢を包丁で払いのけたりかわしたり…もう必死であるしかも弓矢を撃ってきてるモンスターとの距離をつめ…攻撃をしてもびくともしない「まだアイナさんじゃ倒せんやろ…逃げた方が早いんちゃう?」ジャルデウは簡単にそう言うそうこうしてる間にわらわらと敵が寄ってくるそして…アイナはエントランスの中を走り回る(「へ~…もうなから敵の攻撃パターンを読んでるやん、こりゃおもろなるなぁ」)いつしか避けながら…走り回りながら…隙を見て相手の弱い部分にピンポイントで攻撃をするようになるしかしアイナの方もかなり息が上がっているジャルデウはアイナを安全な場所に誘導して一度休憩を入れる事にする「はぁ…はぁ…」アイナは息が切れてほとんど喋れないジャルデウはアイナに水筒を渡すアイナは受け取って水を飲みつつ息を整える「はぁ…強く…なるって…はぁ…大変…」アイナは息を整えながらそう言う「そやね…でも強うならんと…守るもんも守れんからね♪」ジャルデウはそう言って易しく微笑むアイナは大きく深呼吸をしてほぼ息を整え終わる「ジャルデウさんもこうやって強くなったの?」アイナはそう聞く「俺はこんなアホみたいな事はせんかったよ♪」ジャルデウはそう言って大笑いするアイナは呆然とする「それは冗談で…俺がめっさ好きな本にこの方法が載ってたんよ…ほんまは牛乳配達したり…パンツを盗って来さすんやけどね」ジャルデウはそう言った「牛乳配達?」アイナはそう聞き返すジャルデウは黙ってうなずく「ほなそろそろ再開しよか…」ジャルデウはそう言ってアイナの背中を押すアイナはバランスを崩しながら狩り場に躍り出るアイナを狙ってモンスターが一斉に襲い掛かる「いやぁ~~~~!」アイナはそう叫びながらまた走り回る(「なるほどね…コレだけの時間…コレだけの敵に囲まれて致命傷ひとつ無し…化けるかもな」)「気張って逃げなぁほんまに死ぬでぇ~♪」ジャルデウはアイナにそう声をかけるアイナは最初の頃に比べたら確実に敵にダメージを与えている普通の狩り場ならとっくに殲滅してるだろうがここではそうも行かずやはり走り回る「ちょっとづつ倒していかんと…どんどん増えるでぇ~♪」ジャルデウは大笑いしながらそう言う(「相手の呼吸を感じてリズムを合わせる…攻撃を引きつけて避ける…避けてる間も目を離さず…隙を見て…」)「無理~!反撃できないってば!」アイナはそう言いながらただただ逃げ回る「せや~!もっときばれ~!」ジャルデウはそう言って笑い転げるどのくらい時間が立ったのかジャルデウに言われ2度目の休憩を入れる「もう…クタクタです」アイナは息を切らしながらそう言うジャルデウはそんなアイナを見て笑う「ジャルさんは…ニライさんや他の人達のように旅に出たりしないの?」アイナはふとそんな質問をする「人それぞれやな…俺はこの大陸を離れるタイミングに気が付かんかったん…気が付いたら仲間はみんな旅に出始めててな…ただ単に行きそびれたって感じかな」ジャルデウはちょっと寂しそうな顔をしてそう言った「ジャルさんはSSDには入らないの?」アイナはそう聞く「せやな…なんちゅーか…色々あんねや…色々な…」ジャルデウはそう言うアイナはそれ以上何も聞けなかった「ほんなら…そんなに早く効果はでんと思うけど、最後にそれを降ろしてやってみよか…」ジャルデウはそう言ってアイナから甲羅を外す「もうちっとやったら町にもどろ♪」ジャルデウはそう言ってアイナを狩場に出す(「少しは動きやすいけど…無理だってば…」)アイナは苦笑いでうなずく(「うん?…なんかさっきより攻撃が遅いな…それとも私が早いの?」)アイナはなんとなくさっきよりも余裕を感じたのか反撃をし始める…「まぁ…やっぱアレやな…そない簡単には効果はでん…って反撃してるし… ^^;」ジャルデウは目を疑い目をこする(「うん…気のせいじゃない…絶対さっきより遅いよ…コレならイケるかな?」)アイナはそうつぶやき…1匹の敵にターゲットを絞り距離をつめ反撃する一瞬アイナの周囲が光り輝く…アイナが攻撃を仕掛けた敵が弾けるように吹っ飛ぶ(「よし!次…」)アイナは数回攻撃をかわし…さっきと同じように反撃をするまたアイナの周囲が光り輝くと敵が吹っ飛ぶ「おいおい…それってデッドリーやんけ…マヂかいな…」ジャルデウはそうつぶやいて呆然とするアイナはあれほど苦労して逃げ回ってた敵を確実に1匹づつしとめはじめ…ほどなくして殲滅させる「ふ~…終わった…」アイナはそうつぶやく「あの本…やっぱすげーな…」ジャルデウもそうつぶやくそして二人は町に戻る「今日は…スマンかったね…なんや苛めたみたいで…」ジャルデウはそうアイナに言うアイナは首を横に振り「最初は…全然助けてくれないし…そう思ったけど…やっぱりジャルデウさんはスゴイよね…冗談でやってると思っちゃった」笑いながらそう答える「う、うん…まぁね♪」(「ほんまは冗談やったんやけど…」)ジャルデウは苦笑いでそう言う「これ…しばらく借りておいていいですか?」アイナはそう言って甲羅を指差す「あぁ…ええよ…」ジャルデウはそう答える「よし♪もっと練習すれば強くなるね♪」アイナは笑顔でそう言ったジャルデウはうなづき(「信じる力ってのもすごいな…それともこの子が特殊なのか…焔が興味持つのがようわかるな…」)その後…アイナとジャルデウはアジトに戻る当然アイナが盾を捨てて包丁を装備してる事に一同は驚愕するそして…アルテミスから技を教わるためにアイナは狩り場に出るモネと悲魔もついてくる「う~ん…私、教えるの下手なんだよね…感覚でしか教えられないし…」アルテミスは苦笑いでそう言うそしてアルテミスはいきなり目の前の敵にデッドリーアサルトを仕掛ける敵が一瞬で吹き飛ぶ…「ね♪こんな感じ…やってみて♪」アルテミスニコニコ笑いながらアイナにそう言う「こんな感じって…」モネがそうつぶやく…「だね…やってみてって言われて出来たら苦労はしないな…」悲魔もそう言う「やっぱり流星さんを探してくるべきだったね…」モネはそうつぶやいた「そういえば最近流星見ないね…」悲魔はそう言う「うん…テラの船着場周辺で見かけた人が居るけど…その後はさっぱり」モネはそう答える「今日は覚えられな…」悲魔がそう言いかけて止まるなんとアイナがデッドリーアサルトをやってのけたからだ「これでいいの?」アイナはそうアルテミスに聞く「そうそう♪簡単でしょ♪」アルテミスは笑顔でそう言った「「ありえない…」」モネと悲魔は目を点にしてそうつぶやいた…『To Be Continued♪』
2006/08/05
コメント(3)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第二章・第5話『-ニライカナイ-』アイナは今日『OFF』である朝から鼻歌を歌いながらアジトのお掃除をしていた「よし♪きれいになったな♪」アイナはそう言ってバケツを持って外に出る「う~~~~ん…いいお天気♪…お洗濯もしちゃおうかな…」アイナは大きく伸びをしながらそうつぶやくそこに1人の男がやってくる「な、何でメイドがいるんね?」バケツを洗っているアイナを見て一人の男が言う「あ…こんにちわ♪今は誰もいないんですが…」男に気付いたアイナはそう話し掛ける「君は…ここのメイド?」男はアジトを指差してそう聞いてきたアイナは自分の姿を見てメイド服である事を思い出し「いいえ…これは普段着です♪一応…ココのメンバーなんだけど…」アイナは笑顔でそう答える「び、ビックリしたよ…新人さんか…メイドを雇ったのかと思った」男は笑いながらそう言った「うちのメンバーさんですか…はじめまして新人のアイナです♪」アイナはそう言って男にお辞儀をする「あぁ…俺はリュウ、訳あってあっちこっち飛び歩いてるのよ…」男はそう言って大きくため息をつくだいぶ疲れているようだ「お疲れのようですね…コーヒーを入れるんで中で休んでください♪」アイナはそう言ってドアを開けるそしてリュウが中に入ろうとした時ジャルデウと藁人形が帰ってくる「あ!お帰りなさい♪」アイナは二人に気が付いてそう言って出迎える「やっぱりイイな…メイド服…」ジャルデウがアイナを見てそう言った藁人形も目を閉じて大きくうなづく「せやけど、たまには俺があげたエプロン着なアカンよ!」ジャルデウは指をくわえてそう言う「あれは…お料理の時に使ってますよ♪」アイナは笑顔でそう答える「いやいや…そうじゃなくてエプロンだけ…ってリュウじゃん!久しぶりだね♪」ジャルデウはアイナに話してる最中にリュウの存在に気付いてそう声をかけた「ただいま…」リュウはそう答える…が明らかに元気が無い「その顔だと今回も見つからなかったのね…捜索人」藁人形が苦笑いでそうリュウに言ったリュウは無言で大きくうなづく「まぁ…立ち話もなんだし中にはいろうや♪俺んちじゃないけど…」ジャルデウはそう言ってリュウの肩に手を回してアジトに入って行くそして…アイナはコーヒーを入れるリュウはコーヒーを飲みながら今日までの出来事を話す「で…この大陸に現れたって聞いたんで戻ってきたんか…」ジャルデウがリュウの話を聞いてそう言った「リュウさんは誰かを探してるんですか?」アイナはお茶請けにクッキーを出しながらそう聞くジャルデウは出されたクッキーを鷲掴みでごっそり持っていく「うん…俺は極悪非道の大罪人…ニライカナイという男を追っている」リュウはコーヒーを飲みながらそう言った「へ?ニライ…カナイ?」(「ニライさんの事かな…」)アイナはそう聞き返した「そう…ニライカナイ…卑劣で外道な男だ…」リュウは拳を握りしめてそうつぶやいた「その…ニライさ…じゃなかった、ニライカナイという人は何をしたんですか?」アイナはクッキーをつまみながらそう聞いた「俺はある大陸の王国で騎士団を束ねていた…やつは俺たちが城下に突如現れた魔物を討伐しているその隙を狙って…我が王国の美しき姫君をかどわかした!きっと城下の魔物も奴が放ったに違いない…」リュウは口調を荒くしてそう吐き捨てるように言った「でもよ…前から思ってたんやけど…お前が来るちょい前に必ずニライがこの大陸に来るんよ…奴もニライだし意外とお前が追ってるニライカナイちゃうの?」ジャルデウはそう言いながらクッキーに手を伸ばすアイナはその手をはたく「タイガーとあんな卑劣な男を一緒にするな!」リュウはテーブルを叩いてそう叫ぶ「す、スマン…」ジャルデウはそう言う「タイガーはな…この大陸に流れて来て右も左もわからずモンスターに殺されかけた俺を救ってくれた…その上、カビが生えてはいたが空腹で苦しむ俺にパンもくれた…あれほど情に厚く男気に溢れた男に俺は会った事が無い…」リュウは拳を震わせうっすら目に涙を溜めながらそう語る…「そうだったね…でも…なぁ?」ジャルデウがそう言って藁人形の方を見る藁人形も大きくうなずく「それに…聞けばタイガーには美しき奥方が居るらしいじゃないか…どこに姫をさらう理由があろうか!」リュウはそう言い切る「そりゃ…つまみ食いしたかっただけだろ…」ジャルデウはボソッとつぶやく「まぁ…確かに美人だったな…」藁人形は思い出すようにそう言った「ほぉ…タイガーの奥方に会った事があるのか…やはり美しいのか…一度お会いしたいものだ」リュウはうなずきながらそう言う「いあ…会った事は無いよ…この前タイガーが酔った勢いで写真を見せびらかしてな…確か…魔除けだって言って配ってたな…」藁人形はそう言った「あぁ…あのきれいな人がニライさんの奥さんか…あまりにキレイな人だから私…女神様かと思っちゃった…そうだ!今、持ってるよ♪」アイナはそう言って懐から写真を出す「この子…ホントに持ち歩いてるし…」ジャルデウは苦笑いでそうつぶやく「な!…姫にそっくりだ…」リュウは机に出された写真を手に取り驚愕する「ほらな…そんなオチだと思ったさ♪」ジャルデウはそう言った「なんと…この女性はあのような出来た旦那を持ち…かたや我が姫は…」リュウは涙を浮かべそう言う「なんでそうなんねや!」ジャルデウはそうつっこむ「今頃…我が姫は鬼畜下道なニライカナイにピーー!な格好をさせられ…ピーー!させられたり、ピーー!されたり…ピーー!がピーー!でピーー!になって…もうピーーーーーーー!だぁ…はぁ…はぁ…」リュウは息を切らせながらそう叫ぶ「おいおい…落ち着けよ」藁人形がそう言ってリュウをなだめるアイナはクッキーをくわえたまま呆然とリュウを見る「とにかく…ここまで似ているのに…あまりにも境遇が違いすぎて姫が不憫だ…」リュウはそう言って涙を流す「ダメだなこりゃ…一生捕まえられないな…」ジャルデウはそう言ったその時…アジトの窓が開く「愛と平和を守るため…タイガーニライ只今見参!」窓の外でニライがポーズをとってそう叫ぶ「あ…ニライさんだ…」アイナがそうつぶやく「この窓は…どうしてこう狭いんだ…」そう言いながら苦しそうに窓からタイガーが入ってくる「お前はまともな登場の仕方は出来んのか!ドアがあるんだからドアから入って来い!」ジャルデウがそうニライに向かって叫ぶニライは『まぁまぁ』とジェスチャーをする「おぉ?!…リュウじゃないか久しぶりだな!」ニライはリュウに気が付いてそう言いながら素早くリュウの背後に回りチョークスリーパーをかけるニライの鍛え抜かれた腕がリュウの首に食いつくリュウはたまらず机を数回叩きギブアップを宣告する「なんだ…もうギブか…そんな根性じゃ捜し人は捕まえられんぞ!」ニライはリュウを解放して大声で笑いながらそう言う「確かに…まだまだ鍛え方が足りないな…」リュウは苦しそうに喉を押さえてそう言う「で、何の話をしてたんだ?」ニライはイスに座りそう聞いてくる「例のニライカナイの話さ…」ジャルデウはそう答えた「そうか…まだ捕まえられないのか…」ニライは腕組みをしてそうつぶやく「今…タイガーの奥方の写真を見せてもらってたんだ…姫にうりふたつで驚かされた…」リュウはまだ喉を押さえながらそう言った(「だから同一人物だってば…」)「せや!奥さんの名前は?」ジャルデウはそうニライに聞いた「シフミだが…なにか?」ニライはあっさりと答える「なんと!名前までも一緒とは…」ニライが言った奥さんの名前を聞きリュウはそう叫ぶ「だから同一人物だっ…」ジャルデウはそう言いかけて止まる藁人形はジャルデウの肩を叩き首を横に振る「ところで…お前はどうやってあんな奥さんを捕まえたんだ?」今度は藁人形がそう聞く「まぁ俺とシフミはかなり長い事付き合っていたんだが…実は…シフミはさる高貴な姫様でな…」ニライがそう言いかけると「やはり…あの顔立ちやはりどこぞの姫君であったか…」リュウはそう言ったニライはうなずきながら話を続ける「俺はこんな男だからいつもひっそりと会っていたんだ…愛し合っていても結ばれぬ悲しき運命…ある日俺は一大決心をして…シフミを連れて逃げたのさ!」ニライは思い出すようにそう語った「男だな…ますます気にいった!」リュウはそう言ってニライの手を握る(「どこをどう聞いても…犯人はニライさんですよね?」)アイナはこっそりジャルデウにそう言うジャルデウと藁人形はうなずく「そうだ!俺はくつろぎに来たのではない!そろそろ…シフミのとこに戻ろうと思うんだが…手ぶらというのもなんだしな…それを相談に来たんだったよ」ニライはパッとリュウの手を払いアイナに向かってそう言う「う~ん…プレゼントか…お花じゃダメ?」アイナはそう言った「花か…俺はそんな柄じゃないしな…もっとこうすごい物とか無いかな…パンチの効いた…超巨大な二ポポ人形とか…」ニライはそう言う「二ポポ人形って何だよ!」ジャルデウはそうつっこむ「宝石とかはダメかな?…誕生石とか素敵だと思うけど…シフミさんは何月生まれ?」アイナはそう聞きながら悲魔から借りてる本を開く「シフミは12月生まれだが…」ニライはそう言って本を覗き込む「なんと!誕生月まで…」リュウがそう言いかけると「もうええちゅうねん!」ジャルデウはそう言って言葉を遮る「ふ~ん…誕生石はラピスラズリとターコイズ…だって」アイナが本の中を指差してそう言う「両方ともこの大陸じゃ聞かないな…」そうジャルデウが言う「おお!ひらめいたぞ!ターコイズは無理があるが…このラピスラズリならこれでイケるだろ!」そう言ってニライは懐からコバルト鉱石を出す全員首を横に振る「まぁ…プレゼントも決まったし…俺は行くぜ!アディオス!」そう言ってニライはテーブルのクッキーをすべて口に詰め込みまた苦しそうに窓から出て行く「だから…ドアから…もうイイや…」ジャルデウがそうつぶやく「男だ…」リュウは窓から出て行ったニライの後ろ姿を見てそうつぶやく全員首を横に振る「相変らず慌ただしい奴だな…」藁人形はそうつぶやく「では…俺も明日から忙しくなるんで今日は寝るか…」リュウはそう言って奥の部屋に消えて行く残された3人は顔を見合わせ同時にため息をつく「なんか疲れたな…」藁人形がそうつぶやく「俺たちも寝ますか…」ジャルデウがそう言い…アイナと藁人形も大きくうなずくそして3人はかなり早い就寝につくのであった…『To Be Continued♪』
2006/08/04
コメント(3)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第二章・第4話『-アスパラ-』「ただいま~♪」アイナは元気よくそう言ってギルドのドアを開けた「アイナちゃん…いいとこに帰ってきた♪」そう言って台所からアルテミスが飛び出してくるアイナはだいたい想像はできたが「アルさんどうしたの?」と聞いてみる「今日もジャガイモなの…」アルテミスが半泣きでそう訴える「そっか…」アイナは苦笑いでそう答える昨日まで…限られた素材で何とかしてきたがさすがにレパートリーが尽きた「今日は最終手段のコロッケかな…」アイナも悩んだ末そう答えたアルテミスはそれを聞いて目を輝かす「ジャガイモ蒸かしたのよりは何倍もイイ♪つくろ~♪」という事でアイナとアルテミスはコロッケを作りはじめるその時…アジトのドアを誰かがノックするアイナがエプロンで手を拭きながらドアを開ける「こんばんわ♪」尋ねてきたのはお隣のアスパラさんだった「ええにおいじゃねぇ…」アスパラはそう言った「今夜はコロッケです♪」アイナはニコニコと答える「ええねぇ…うちも何か作らんといかんけぇ…ほぉでも1人じゃけぇ外食誘おうと思うたんよぉ」アスパラは寂しそうにそう言った「そっか…」アイナは考えながらそう答えた悲魔が居れば相談するとこだがただでさえ食材が少ないのに人を呼んでいいかはアイナでは決められないするとアルテミスが台所から出てきて「お米あります?うち今切らしちゃってて」苦笑いでそう聞いた実際は切らしたのではないのだが「お米ならたくさんあるよぉ♪米を切らさないのがうちのギルドの決まりじゃけぇねぇ」アスパラはニコニコ笑いながらそう答える「じゃあ…一緒しません?コロッケたくさん作るんで♪」アルテミスがそう提案するアスパラは数回うなずいて自分のアジトに帰っていった「よっしゃ!白米ゲット♪」アルテミスはそう叫んだその後、帰ってきた悲魔たちに事情を話しアスパラを交えての夕食となる食卓にはアイナとアルテミスが作ったコロッケとアスパラが炊いてきたご飯が並ぶギルドのメンバーは久しぶりの白く光るご飯に目を輝かせる「ご飯ってこんなにまぶしかったんだぁ」とアルテミスがつぶやく「そう言えば…明日は月末だからアリーナだね♪ってその大きいのは僕のコロッケなの!」モネがそう言った「アリーナ?」アイナはお箸をはむはむしながらそう聞く「アリーナっていうのは月に1回テラで開かれる催しの事なんだよ…その日だけフリーマーケットや他の大陸から業者が来たりするんだ」そう悲魔が答える「ふ~ん珍しい物とかあるのかな…」アイナはそうつぶやく「そうだね、ただ…装備品や他所の通貨は持ち込めないから…限られるけど食材はいい物が揃うね」悲魔はそう付け加える「ほうじゃ!アイナたん…明日はうちと買い物行こっか?」アスパラがそうアイナに言う「お買い物か…楽しそうだな♪」アイナは笑顔でそう言う「あのね…元うちとこのギルドの子でシグナっていうんがおるんよぉ…その子は服が好きでねぇ今はデザイナーしとるんよぉたぶん明日も来るけぇ見にいこ♪」アスパラはそう言った「うん♪」アイナはそう言ってうなずく「じゃあ…1日早いけど上納金集めて食材を探しますか…みんないいよね?」そう悲魔が言うとさすがに連日の『じゃがいも』が堪えたのかいつもは出し渋るのに全員即座に上納金を払うそして…夜が明けるアイナはアスパラとアルテミスと共にテラの町に来ていた…「うわ~お店がいっぱい♪」アイナはキョロキョロと周りを見渡してそう言う「うん…いろんな人がいるから金額とか詐欺には注意だからね♪じゃあ…後でシグナさんのお店で♪」アルテミスはそう言って町の中に消えていった「ほうじゃうちらも行こっか♪」アスパラはそう言って歩き出すアイナははぐれないようにアスパラについて行くしばらく歩くと…いっぱい服が並んだお店につく「ここがシグナのお店じゃけぇ…シグナはおるかねぇ」アスパラはそう言ってお店の中に入って行くアイナも商品を見ながらお店に入る「姐さん久しぶり♪」お店の奥から女の子がそう叫びながらがアスパラに抱きつく「元気そうで…ぶち繁盛しとるねぇ」アスパラも女の子の手を取りそう言うそしてアスパラは手招きしてアイナを呼ぶ「この子はアイナたん♪悲魔さんとこの新人さんねぇ」アスパラはお店の女の人にそう紹介するアイナはお辞儀をする「で、この子がシグナたん…大陸をまたにかける天才デザイナーさんよぉ」シグナと紹介された女の人も笑顔でアイナにお辞儀をする「今日はせっかくやし、アイナたんのコーディネートをするけぇ手伝ってなぁ♪」アスパラはシグナにそう言ったシグナはうなずくとメモとメジャーを持ってくるアイナの周りをグルグル回り手馴れた手つきでざっとサイズを測る「どんな服がいい?」シグナは何着か出してきてアイナにそう言う「う~ん…ギルドの中で色々雑用する時の服がいいかな…」アイナは指をくわえてそう答えるシグナは腕組みをして少し考えるそして『ポン』と手を叩くと…店の奥から紙袋を出してくる「実はね…今度『オメガ』っていう新しいブランドを作るの…まだ試作品なんだけど、コレどう?」そう言ってシグナは紙袋から服を取り出す「ぶちかわええねぇ♪」アスパラはそう言うシグナが取り出した服はどう見てもメイド服であるしかし細かい所の造りは凝っていて確かにかわいい「メイド服?」アイナはそう聞く「そうよ♪でもそんじょそこらのメイド服とはわけが違う…こだわりにこだわりを重ねてスッテチ1つとっても『萌え』なの♪」シグナはそう言って服を抱きしめウットリする「あいかわらず…わやじゃねぇ」アスパラはシグナを見て苦笑いでそう言った「とりあえず着てみて♪」シグナはそう言ってアイナを試着室に連れ込むそこにアルテミスがやってくる「あれアイナちゃんは?」アルテミスはアスパラにそう聞くアスパラは試着室を指差す「さっそく試着中か♪じゃあ…私も何か買おうかな…」そう言いながらアスパラとお店の商品を物色する「コレどう?」アルテミスはそう言ってチャイナ服を胸の前に当ててアスパラに言う「エロ…」アスパラは思わずそう言う「でしょ♪ちょっと着てみよっと♪」そう言ってその場で脱ぎ始める「こら!試着室つかいね!わやなんじゃから…」アスパラがそう言うもアルテミスはちゃっちゃと着替える「うはぁぴったり♪」アルテミスはそう言って鏡に映す「ほんま怖いくらいにおうてるねぇ…」アスパラは思わずそう言う「おぉ!凶悪な体のラインが…極悪になってるお!」そう言ってジャルデウとモネと悲魔がやってくる「アルさん…それどこで着るの…」モネがそう言うアルテミスは『うふふ』と怪しい笑顔を浮かべる「よう見るとコレすごいねぇ…裏地にも刺繍はいっとるわ」アスパラはそう言ってチャイナ服の裾をめくりあげる「コラコラ…」アルテミスはアスパラにそう言う「なるほど…これはスゴイ!ぴた~っと吸い付く極悪太もも♪」そう言ってジャルデウは裏地の刺繍ではなく太ももを撫で回す「こ、このセクハラナイトめ!」アルテミスはそう言って蹴り上げるしかしジャルデウは紙一重でその蹴りを避ける「ジャルデウさん…」モネがそうつぶやくその時…「イヤですよ…これで表に出るの?」アイナがフィッティングルームでそう言う「大丈夫♪似合ってるから♪」シグナはそう言うと一気にカーテンを開けるアイナは恥ずかしそうにシグナの陰に隠れる「アイナたんぶちかわええのぉ…ほんまよぉ♪」アスパラはアイナに歩み寄りそう言うそしてみんなも集まってくる「メイド服…イイ…」悲魔とモネはそう言うアイナはどんどんちっちゃくなる「うんうん…これなら新ブランド『オメガ』いけそうね♪」シグナはアイナを見つめて自信ありげにそう言う「決めた♪試作品だし大事な一点モノだけど宣伝にもなるし…着てくれるならあげる♪」シグナはアイナにそう言う…「あ、ありがとうございます…で、でも…もう脱いでもいい?」アイナはペコリと頭を下げてそう小声で言うするとシグナは首を大きく横に振る「今日は…それを着てこのお店手伝ってくれないかな?バイト代は出すから」シグナはそう聞いてくる「Σ(´ロ`;) え?」アイナはそう言うすると…シグナは悲魔の元に行きなにやら耳打ちをしてなにやら政治的取引をおこなうそして悲魔の顔色が一瞬変わるアイナの背筋を嫌な汗が流れる「アイナさんがんばってね♪」悲魔はアイナの肩に手を置いてそう言った「じゃあ…このリボンを買ってあげよう」そう言って悲魔がアイナの頭に大きな白いリボンをつける「じゃあ…俺はこのエプロンをプレゼントするよ♪」そう言ってジャルデウはアイナにフリルの付いたかわいいエプロンを見せるアイナはありがとう…と頭を下げる…しかしメイド服がどうにも恥ずかしくてもじもじしてる「絶対、そのメイド服より動きやすいし何よりも涼しいから♪」そう言ってジャルデウは親指をアイナに突き立てる「あいや!ちょっと待った!動き易さならこっちのバニースーツだろ!」そう言ってどこからともなくバニースーツを持ったタイガーニライが現れる「それは違うお…動き易さならこのビキニだお!」モネがビキニの水着を持って会話に割り込む「み、みんな壊れてる…」アルテミスが苦笑いでそうつぶやく「みんなわかっとらんのぉ…ビキニの条件はアルさんのような凶悪な乳が必須!その子の胸の大きさじゃったらこのスク水でぶち萌えじゃろ!しかもネーム付じゃけぇのぉ」そう言って見たことない男の人が乱入してくる「く、組長?どこから湧いてきたねぇ…っていうか…ナニ言っとるんじゃ!」アスパラがそう顔を引きつらせて言う「お買い上げありがとうございます♪これからも『シグナ』ブランドをよろしくお願いします♪」こうして結局アリーナが終了するまでシグナの店だけが大いに盛り上がっていた「み、みんなわやじゃ…」アスパラがそうつぶやいた……『To Be Continued♪』
2006/08/02
コメント(1)
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~第二章・第3話『-焔-』「絶対、強くなるんだから…」アイナはそう言いながらモンスターと戦っていた「あれから3日か…もうだいぶ余裕だしそろそろダンジョンに行ってみようかな…」アイナはそうつぶやきながらチャットを開きルートを確認する「このMAP相変らず見づらいんだよね…」MAPを見つつアイナはダンジョンに向かうそしてダンジョンと思しき入り口の前に立つ「おじゃましまーす…」アイナはそう言って中に入る周囲を見渡し安全を確認してチャットを開く「ここは…『ピュリカ隧道』か…」アイナはそうつぶやき大きく深呼吸をしてから奥に進む軽く曲がった先から亀のようなモンスターが襲いかかってくる様子を見るために盾で一撃目を受け流す「そんなに強くないな…」アイナはそう言うと短剣を握りなおして反撃する数回攻撃をしてモンスターを倒す倒したモンスターの後方から1匹アイナの背後から2匹モンスターがゆっくりと向かってくる「なるほど…手間取るとすぐに囲まれちゃうわけね」そう言ってアイナは正面の1匹に攻撃を仕掛けるモンスターの攻撃を受け流しつつ背後に回りこみすべてのモンスターを自分の正面に持ってくる(「ほぅ…とりあえず戦いのセオリーは理解してるのね…」)その後も亀と小人のようなモンスターと戦いつつ奥に…すると明らかに人工的な広い部屋にたどり着いた「うわぁ~おっきい部屋…」アイナはそう言って周りを見渡しながら部屋の中に入って行く(「おいおい…考えなしに広い部屋に侵入すると囲まれちまうぞと…」)アイナが気が付いた時には四方をモンスターに囲まれていた「うわ…囲まれた…」アイナはとりあえず手近な敵に攻撃を仕掛ける(「なんで…盾を使うと足が止まるかな…周りを見ないとココには奴がいるぞと…」)かなりのモンスターに囲まれているので目の前の敵を倒すのに精一杯になる盾で攻撃をしのぎつつ隙を見て攻撃とても効率が良いとは言えない戦い方である(「来た…気付けよ!って無理か…しょうがねぇな…」)アイナは目の前の敵を2匹ほど倒すその時、背後に強烈な殺気を感じて振り返るそこには大きな斧を振りかぶったモートゥースが立っていた「も、モートゥース?何でココにいるの!」アイナはそう叫び腰に付けたゲスクに手をかける…が、間に合うはずもなく盾を構え覚悟を決める『ドゴォーン!!』轟音と共にモートゥースの頭上に爆発が起こり巨大な体が後ろに倒れるその後、爆発が数発起こるとアイナを囲んでいたモンスターがすべて弾け飛ぶアイナは呆然とその場に立ち尽くすそして物陰から刀を持った男の人が出てくる「ほ、焔さん?」アイナは物陰から出てきた人を見てそうつぶやく「よぉ!」焔は刀を肩に乗せてそう言った「広い部屋に入る時はなるべく囲まれないように慎重に…初めての場所ならなおさらだな」焔はそう言いつつ煙草に火をつける「ありがとうございました…まさかモートゥースが出るなんて知らなかったんで」アイナはそう言って焔に頭を下げる「この『ピュリカ』ではこの部屋だけだけどね…奴が出るのは」アイナは『ほぉ~』っという顔でうなずく「まぁ暇だし…しばらく見ててやるからちょっと戦いな♪」焔はそう言って近くにあった木箱の上に座り煙草の灰を落とすアイナはうなずいて手近なモンスターに攻撃を仕掛ける「足止めんなよ!」「盾を構えて攻撃待つな!」「もうちっと遠くを見ろ!」焔はアイナの戦い方を見ながらそうアドバイスを送るアイナはその都度うなづきながら戦い方を修正するそしてしばらく焔の周辺で狩りを続ける(「飲み込みは早いな…それに意外と俊敏だし…目も良い」)最初の頃とは見違えるほど戦い方はうまくなった「よし…落ちたもん回収して一度テラに戻るか」焔はそう言って木箱から飛び降りるアイナはうなずいてドロップ品を回収してゲスクを開くテラに戻った2人はゲートの近くにあったテーブルに座るすると身なりの整った男の人が近づいてくる「俺は…バーボンのロック」焔はそう男に注文するそしてアイナにメニューを差し出す「じゃあ…私はホットチョコ♪」アイナはそう注文した「さて…さっきのとこならモー以外なら余裕だろ?」焔は煙草に火をつけながらそう聞く「うん…」アイナはそううなずく焔は誰も居ない方を向いて煙を吐き『気にするな』とジェスチャーするしばらくして注文した飲み物がテーブルに運ばれてくる「アイナちゃんの戦い方だけどさ…変えた方がいいな」焔はバーボンをちびりと飲みそう言う「戦い方を変える?」アイナは首をかしげてそう聞き返す焔は黙ってうなずきグラス越しにアイナを見つめる「自分で気付いてないと思うが結構いい動きをしてる…それに目もいい」焔はグラスの氷をカラカラと回してそう言ったアイナは黙って焔の話を聞く「なのに盾で防御をする度に足が止まって反応が遅れる…リズムが崩れて攻撃が当たらなくなる…そんな感じかな」焔はグラスのバーボンを飲みながらそう言った確かに焔にアドバイスされてからの方が動きやすかった「どうしたらいいのかな?」アイナはそう焔に尋ねる「弓…ダメだったんだってな?」焔はそう聞いてきたアイナは苦笑いでうなずく「このまま盾と短剣ではバランスの悪さは直らないだろ…どうせ弓を持つなら盾は使わないし…いっそ盾を捨ててみるか?」焔は笑いながらそう言う顔は笑っているが目は真剣そのもので冗談では無さそうだ「盾を捨てる?」アイナはそう聞き返す「盾を捨てて両手に武器を持つ、で…敵の攻撃をその目で見切り…かわして即座に反撃」焔は身振りを使ってそう説明する「出来るかな…」アイナは苦笑いでそう答える「やれるさ…君の足と目があれば」焔は真剣な表情でそう言うとグラスのお酒を飲み干しおかわりを注文する「でも両手って何を持つの?」アイナは聞き返す焔は店員からおかわりを受け取り「残念ながらこの大陸に二刀流で使える軽い武器は無い…そこで…」そう言いながら懐から布に包まれた物を2つアイナの目の前に置くアイナはそれを受け取り布から出す「包丁?」アイナは布から出てきた物を見てそう聞く確かに布から出てきた物は包丁だったしかも刃渡り40センチほどの『柳刃包丁』が二振り「以外と思うだろうが…包丁ってやつは切れ味は抜群で刃の身が厚く強度があって…何よりも軽い…その辺の短剣に引けは取らない」焔はグラスを揺らしながらニヤッと笑ってそう言うアイナは包丁を両手に持ってみる確かに今まで持っていた短剣よりは軽く両手に持っても違和感は無い「ホントだ…」アイナは包丁を見つめてそうつぶやいた「じゃあちっとその辺で殺ってみますか」焔はグラスのお酒を一気に飲み干してテーブルにお金を置き立ち上がる「あ…お金…」アイナは焔にそう言うと焔は『いらね♪』と手で払って町の外に向かうアイナはお店の人にペコッと頭を下げて焔の後を追う「さて…まずはその辺の雑魚で練習するんだが…今後重要なのはリズムなのよ」焔は手に持っていた刀を地面に突き刺してそう言った「で、どうするかって言うと…そうだな…『タン♪』が避けるで『トン♪』が攻撃」焔はそう言って手を叩きながらそう言うアイナは考えながらうなずく「じゃあ…タン♪タン♪タン♪トン♪だとどうなる?」焔が手を叩きながらそう聞いてくる「う~ん…避ける、避ける、避ける、攻撃…かな?」アイナは考えつつそう答える「そうそう♪避ける、避ける、避ける、攻撃…ね♪」焔はそう言いながら身振りでやってみせるアイナも真似をして体を動かす「避けてる時も相手から目を離さず…足を止めないように…攻撃のチャンスをうかがう」焔は踊るようにステップを使ってやって見せるアイナも真似をする「相手の呼吸を感じ相手のリズムに合わせる…チャンスがあれば連続で攻撃を入れる…最初は難しいから避ける事を主体に…じょじょに攻撃を織り交ぜる…やってみな♪」焔はそう言ってアイナの背中を『ドン』と押すアイナは近くに居たモンスターに歩み寄る「相手を感じ…相手のリズムに合わせる」アイナはそうつぶやきながら相手の攻撃をかわす「避けてる間も目を離さない」モンスターの攻撃をギリギリでかわしながら相手の隙をうかがう「足を使って…そこ!」アイナは包丁を突き刺すそして足を使ってまた避け…攻撃しばらく繰り返してモンスターを倒す「そうそう…そんな感じ♪」焔は手を叩いて褒めるそしてアイナはまた近くのモンスターに向かうそんな風に繰り返したのち焔と共に少しモンスターの多い所に場所を変える最初のうちは囲まれるとさすがにリズムが崩れるがじょじょに複数相手でも何とか戦えるようになる「だいぶ様になったな」焔はそう言って笑うアイナもなんとなく楽しいのか思わず笑顔がこぼれる「弱い敵なら囲まれてもたいして辛くないだろうから…しばらくはこの辺りで…んでだんだん強い敵で練習♪」焔はアイナの頭をポンポンと撫でてそう言った「それとリズムのピッチを早くするのも練習した方がいい…速さにも緩急をつけると流れるようなキレイな動きになる…」焔は体を動かしつつそう説明する「4ビート…」焔はゆっくり手を叩き滑らかに体を動かす「8ビート…」徐々に手を叩くスピードを上げ素早いステップに変える「16ビート…」手をさらに早く叩きキレのある鋭い動きをする「まぁこんな感じだね♪」焔はアイナに向かって軽く会釈するアイナは手を叩く「今日はここまで…また教えてやるからいつでも尋ねてきな…そのかわりナイショでな♪」焔は口元に指を当ててそう言う「どうしてナイショなの?」アイナは首を傾げてそう聞く「まぁナイショにする事もないんだが…やっぱりギルドに居る以上…ギルドの人から教わるのが何かと角も立たんしな」焔は苦笑いでそう言うアイナもそれを聞いてうなずく「そうだ!これもやらないと…」焔はそう言うと…懐からベルトを取り出しアイナの腰に巻きつける「意外と細いんだな…これでよし♪」焔はそう言ってアイナの周りをぐるっと回る「これは?」アイナはそう言いながら巻かれたベルトを見る「その包丁専用のベルトで…包丁は後ろにクロスさせるように二振り…それと横にはPOTやゲスクもつけられるぞと…」焔はそう言って親指を突きたてるアイナは包丁を後ろにしまいゲスクやPOTをくくりつける「お♪ちょっとかっこいいかも…」アイナは嬉しそうにそう言って笑う「それじゃ…今日の授業はこれでおしまい♪…またな!」焔はそう言って一回転して羽織っているマントを翻しその場から消える…「消えた…あぁゲスク使ったのか…今のカッコイイな今度それも練習しよ♪」アイナはそう言いながら街に戻る「今までありがとうね♪」そう自分が使っていた盾と短剣にお礼を言ってローリンに手渡す「がんばらなくっちゃ♪」アイナはそう言いながら小さくガッツポーズをとりアジトに帰って行った…『To Be Continued♪』
2006/08/01
コメント(1)
全30件 (30件中 1-30件目)
1