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エスカルゴさんの12デュジャック話のタネにもいいかと。フィッチさんより勝沼醸造の甲州テロワール・セレクション・祝キタザワさんの熟成シャンパーニュ。89&90ギィ・ミッシェルみちのく福箱よりデュジャックの11グランクリュ2本セットなんだかんだで51回目の誕生日を迎えてしまいました。毎年誕生日には何を開けようかと悩みますが、今年は平日だったことと私自身がイマイチ体調が優れなかったこともあって、地味目な銘柄を開けることにしました。このコルナスは、リリース後すぐに購入して以来、ずっと寺田倉庫、のち自宅セラーで保存していたボトルです。インポーターはフィネス。抜栓するとワイン自体はコルク最低部にしか染みこんでおらず、さすがフィネスものと感心。加えて、我が家のこれまでの保存環境も問題なかったことも証明されました。香りは黒系果実のコンポートや丁子、ナツメグなどのスパイス類、腐葉土、黒胡椒など。まだ手ごわそうな香りです。飲んでみると、案の定まだ硬い!濃縮感のある果実味と高めの酸、それにザラッとして豊富なタンニン。さすがはシラー100%のコルナス。これにヴィオニエを混ぜたくなる気持ちがよくわかります(笑)。小手先の技を使用せず直球一本勝負という感じの、よくいえば純朴な、悪く言えば不器用な味わい。かなりボトルが冷えていたことも手ごわさを感じた一因でした。これは翌日以降に持ち越したほうがよかろうということで、例によって半分弱飲んだところで小瓶に移し、もう一本別のボトルを抜栓することにしました。(つづきます)★★★
2014年11月29日
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井上靖の「補陀落渡海記」を読んでみたいのですが、アマゾンで検索しても、文庫本は出てないみたいですね。短編一作のために1400円というのもなぁと若干たじろいでいます。補陀落渡海 - Wikipedia先日寺田倉庫から二子玉川や世田谷代田のロッカールームのキャンペーン案内が届きました。今利用している横浜都筑のロッカーは我が家から結構遠い上、駐車場が停めにくいなど、決して利用環境には満足していません。一瞬引越ししようかと思いましたが、冷静になって考えると、そもそも年に数回しか中身の入れ替えに行かないので、家からのアクセスよりもできるだけ収容本数が多いほうが重要です。(二子玉や世田谷のロッカールームは同じ月額で利用できるロッカーのサイズが横浜都筑のそれより小さいのです。)引越しする手間なども考え併せるうちに結局気持ちが萎えてしまいました。で、先週末、数ヶ月ぶりにロッカーの中身を入れ替えに行ってきました。入庫してきたのは、12フーリエ、12ヴィレーヌ、12ローラン・ルーミエ、10メオカミュゼ。入れ替えで引き取ってきたのが以下のボトルたち。白ワイン中心ですが、全般にまだ若めのものが多く、しばらくセラーのこやしとなりそうです。
2014年11月28日
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取引先との飲み会で、久しぶりにピアット・デル・ベオーネさんを訪問。店内はこの日も満員でした。相変わらず繁盛しているようでなによりです。ワインは私の持ち込みで。シャブリ2009(シャルロパン・パリゾ)豊満なシャブリです。黄色い果実やミネラル、バニラ、白い花などの華やかな香り。リッチな果実味を豊かで張りのある酸がしっかりと下支えしています。パリゾファン以外はなかなか手を出さない銘柄かもしれませんが、結構イイですよ。クロドラロッシュ2005(アルロー)激安価格で買った05グランクリュ。同時に買ったシャルムシャンベルタンがなかなかよかったので期待して開けましたが、こちらはまあそこそこというところ。ほどよくこなれてなめらかな酒質で酸が引っ張るバランス。凝縮感はそこそこ、余韻もそこそこ。シャトー・キノーランクロ98一時騒がれたシャトーですね。ホッコリとした小豆や黒系果実のドライフルーツ、丁子やナツメグなどのスパイス類。よく熟成していてなめらかな味わいになっていますが、ドライ方向への熟成の仕方で、もう少し官能的になっていてほしかったかなと。
2014年11月27日
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PP96点のイタリア白だそうです。ドラジェさんの06ソーヴィニヨン・セレツィオーネ(カンテ)割田屋さんよりLLの蔵出し赤バックビンテージ。同じく割田屋さんより07、08セラファン裾物山本昭彦さんが独立された後もYOLの「話飲徒然草」の連載を細々と続けてきましたが、編集部にワイン詳しい人もいなくなり、コアな読者層も減ってきて、そろそろ潮時かなと思っています。5年半も続けてきたので、さすがにネタも尽きましたし(笑)。年内で終了ということにさせてもらおうと思います。今月購入したワイン。最近嵌り始めているリオハとRWGの試飲で個人的に好印象だったオーストラリアのフォックス・クリーク。モンペラは久しぶりにどんなものかと思い買ってみました。追々開けていこうと思います。
2014年11月26日
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京橋さんの11モーリス・エカールで、気を取り直して開けたのがこちらです。12VTとあって、コルクはまだ真下の部分しか赤く染まっていない綺麗なものです。ただ、このボトルも香りが、、。ZALTOの大き目のグラスに注いだのですが、硝煙香やイオウの香りが強すぎて、他の要素が嗅ぎ取れません。2杯目以降はデキャンタージュして飲みました。味わいはまだ初期的で全般にやや硬め。旨み感は乗ってこず、少しばかりの茎っぽさが感じられます。とはいえ、クリーンな果実味があって余韻や表情にもクラスを超えた豊かさがあり、もう少し落ち着かせたら、オーソドックスで良好なブルに成長しそうです。まあ価格もHCNにしては安くはないので、あまり過大な評価は禁物ですけどね。翌日:イオウの香りはおさまり、赤系果実や紅茶、ミネラルなどの均整の取れた香りになりました。味わいもスケール感こそありませんが、ナチュラルにバランスのとれたオーソドックスなもの。本家ルーミエが手の届かなくなってきつつある今となっては、貴重な生産者のひとりです。村名や1級がもうひと声安ければと思いますが、そんなことを言っているうちに早晩手の届かないプライスになってしまうかもしれませんね。★★★☆→★★★★
2014年11月25日
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3連休初日。前の日が外で会食だったので、その前日に飲んだバルバレスコの残りを飲もうと思ったのですが、塩ビやセメダイン的な香りが出ており、飲んでもバランスを崩してアルコール感ばかり感じられる残念な味わい。まったく楽しめないので、新たに一本開けることにしました。選んだのは表記の銘柄。セールで2k台で出ていたものを3本購入したうちの最後の一本です。いろいろな意味で(笑)話題になったボトルでもあり、どんなものかと興味深く開けたのですが。コルクを抜くと、噴いた跡はなさそうですが、ん?コルクを鼻に近づけた瞬間になんとも不快な臭いが・・・。マイりました。激しいブショネコルクです。これだけキツイ臭いのついたコルクも珍しい。これはきっとダメだろうなと、飲む前から半分あきらめつつグラスに注いだら、案の定、激しくコルキーな香り。健全な香りも垣間見えるのですが、基本的にブショネ臭に支配されてしまっていて台無しです。飲んでもコルキーな含み香とにごった果実味、棘のある酸とでまったく楽しめないので、結局このボトルも断念しました。料理酒にもまわしたくないぐらいのトホホな一本でした。<評価不能>ちなみに色調はこんな感じでした。平日ならここで飲むのをやめるところですが、この日は3連休初日だし、仕事もひと区切りついたところだったので、性懲りもなくさらに一本開けてしまいました。ということで、つづきは別エントリーで。
2014年11月23日
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以前のVTでは感動したボトルもあったのですが、今回は最後までピンときませんでした。赤と黒の中間ぐらいの果実、タバコ、スパイス、干草、マッシュルーム。最初まったくもって寡黙だった香りは、時間とともにごくゆっくりとと開いてきました。味わいは酸が強めで、タンニンもネットリとしていて険しい。14.5%というアルコール度の高さもあって、今はかなり厳しめの味わです。若くして飲みやすいワインが増えている中、こうした味わいにはむしろ新鮮さすら感じますが、3千円台の銘柄で長い期間寝かせなければならないというのも、コンセプト的にどうかな、という面も正直感じます。ウチのセラースペースにはそんなに余裕があるわけではないし。バローロ、バルバレスコは難しいですね。我が家では通常の平日の晩酌に飲めるような値段ではないし、たまにこのように旨安銘柄があっても飲み頃が難しいし。★★☆
2014年11月22日
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今年のボジョレーは盛り上がらないみたいですね。我が家も今のところ飲む予定なしです。さて、最近嵌り始めているスペイン。これは京橋さんで購入した「すべてPP90点以上6本セット」の最後の一本です。なかなか面白い企画だと思いますが、送られてきたワインはまさに玉石混合。リピートしようとまでは思いませんが、今回のこれなどはその中では悪くない一本でした。黒系果実、バニラ、シナモン、八角、甘草、タバコなどの芳しく甘い香り。味わいは分厚い果実味を中心とした力強い味わい。酸はしっかりと伸びやかで、タンニンはよく熟していて柔らかく溶け込んでいます。複雑さはそれほど感じられず、14%というアルコール度とあいまって、やや飲み疲れする味わいですが、なかなかの高CP銘柄だと思いました。残念ながら、楽天では単品で売られていないようですね。。★★★☆★京橋さんのすべてパーカー90点以上セット。いろいろあります★
2014年11月20日
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常温と脱酸素ボトルは3階の屋根裏部屋で横にして保存(MAX36.5℃)。どちらもしっかりと噴いていた。香りはどれも同傾向。開けたては赤と黒の中間ぐらいの果実、ダージリン、スミレ、それにスッとするミンティなニュアンス。今少し時間を置くと以下のような変化が。<右>黒系の充実した果実香、ダージリン、スミレ、時間とともにロースト香や焦臭、スパイスが加わる。味わいなめらかで雑味感が少ない。クリーン。ややグリップ乏しいが、今飲んで美味しい。フィニッシュも整然としている<中>黒系果実、ダージリン、スパイス、それにタールのようなニュアンス。右のグラスより果実が厚くグリップがあるが、なめらかさで劣る。とはいえ、口の中での表情は十分豊か。劣化は感じない。<左>黒系果実、スパイスを中心とした華やかな香り。味わいはは果実味がややジャミーで酸は強め。ややテクスチャーにざらつきがあり、舌温度が高めに感じられる。フィニッシュは少しばかりのエグみともに、やや果実がベタつく感あり。美味しさは、右>左>中。予想は、右=セラー、中=脱酸素、左=常温はずれ →右が脱酸素。中がセラー、左が常温。常温のボトルにしても、熱を浴びたせいで、今飲みやすく外向的になっている。単体で飲んだら絶対にわからないと思うが、比べてみてようやく熱の入ったワインだと判る。■翌日<右側>果実香は赤が強めに。スミレ、紅茶、それにこのグラスだけ少し赤み肉っぽさがある。伸びやかな酸、タンニンなめらか。フィニッシュ整然としている。<中>赤系果実、紅茶、スミレ。イチゴキャンディ。こちらもなめらかでクリーンな味わいだが、ややエキス分が細身に感じられる。甘酸っぱい薄旨系。<左側>香りが重層的でよく出ている。味わいも果実味がややジャミーでまとわりつく感じがあるが、甘く旨みも乗っていて外向的。ただし、後味に少しエグ味が出る。いずれも美味しく飲めてしまうところが悩ましいが、これまでの学習?結果から、ややジャミーでまとわりつく香味の左が常温。赤身肉の香りが残り、余韻が整然とした右側がセラー。クリーンな味わいながら少し果実が抜けた感じのある真ん中が脱酸素。→正解。・文字にするとよく推理したように見えるが、実際はかなり当てずっぽうだった。二日目の香味については、それぞれの違いはあれど、優劣はつけがたい感じ。(どれも美味しく飲めてしまう)・常温保存のボトルは二日目に落ちるかと思ったらまったくそのようなことはなく、分析的に飲まなければ、これが一番外向的で美味しいと答えたかもしれない。。・脱酸素のスルッとした飲み口は気体の循環の過程でSO2が排出されたことによるのかもしれない。・総じて、今回の赤の試飲では、初日は脱酸素の効能がよく現れていたが、二日目はいかんせん常温保存のボトルが良すぎてややすっきりしない結果になった。二夏ぐらいかけないとはっきりした結果は現れないのかもしれない。・それと、脱酸素のボトルで最大の効果を得るためには、「立てて」保存することが重要なファクターに思われる。
2014年11月19日
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山本昭彦さんがブログでリオハのワインを礼賛していますが、私もまさに同感です。先だって飲んだこの銘柄が目から鱗の美味しさだったので、近所の信濃屋でリピートしてしまいました。赤と黒の中間ぐらいの果実、ミント、バニラ、シナモン、タバコなどのかぐわしい香り。味わいは力強くはないものの、果実味は充実しており、酸はしなやかで豊か、タンニンはなめらかに溶け込んでいます。若いころは樽でコテコテだったと思われますが、リリース後6年を経て、ちょうど良い具合にたそがれはじめています。木村硝子CAVAの22オンスのグラスだとちょうど良い感じに香味が開いて美味しく飲めます。なにはともあれ、2kでこの香味はすばらしい。ネットで探してリオハのワインを数本仕入れてみました。少しずつスペインワインの比率も増やしていこうと思う今日この頃。★★★★★楽天でマルケス・デ・リスカルを探す★
2014年11月15日
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結構濃いですね。赤と黒の中間ぐらいの果実にスパイス類、紅茶、それに揮発性塗料のようなニュアンスがあります。飲んでみるとイチゴゼリーのような果実味を伸びやかな酸が支えるクリーンな味わい。タンニンはザラッとしていますが飲みにくさはありません。やはり良いですね、ヴィレーヌ。スッピンの田舎娘的なたたずまいながら、口中でクラスを超えた抑揚と戻り香があり、出自のよさを感じます。贔屓の引き倒しかもしれませんが、毎年買い求めたくなる数少ないドメーヌのひとつです。★★★★
2014年11月13日
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予約していた品が到着しました。発売になったばかりのソニーの8インチタブレットです。持ってみて驚くのは、とにかく「軽い」こと。まるでダンボール紙を持っているかのようです。完全防水で、風呂でも使えるのがイイですね。まあ私はそれほど長風呂ではないのですが、家族がすっかり気に入って夜はもっぱら風呂用途になっています。純正のカバーも格好イイです。ただ、少し重くなりますね。Nasneから録画した番組を持ち出して視聴したり、リモート視聴したりする際にも便利です。ハイレゾ聴けるというので、さっそくmoraやe-onkyoで数曲ダウンロードしてみました。Xperiaのスマホを使っている人は、「XperiaLink」を使えば、タブレット側からの操作だけでテザリングをオンオフをできたり、メッセージや通知を見ることもできます。なにげにこれは便利。悩ましいのは家族で引っ張りだこになってしまって普段持ち歩けないこと。iPadを売ってもう一台買おうかなとさえ思っています。★楽天でXperia Z3 Tablet Compactを検索★
2014年11月12日
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今回はマルセル・ラピエールの09カンボン。3本同時に購入したものの、最初に飲んだ一本がまだ強い上に馬小屋系のニュアンスがあったので、飲む気が起きないまま放置していたボトルです。一方を脱酸素、もう一本を通常のセラー保存で仕込んでみました。■当日どちらも色調はやや濁った感じのガーネット。エッジはかなり和らいでいます。<右側のグラス>馬小屋系のニュアンスあるが、その奥から黒い果実のコンポート、甘草などのスパイスなどの粘っこい香が出てくる。飲んでみるとなめらかで目の詰まった味わい。14%というアルコール度にもかかわらず、スルスルとのど元を通り過ぎるのはやはりSO2無添加のなせる業か。
2014年11月11日
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■3時間後銘柄オープンで試飲。<セラー>黄桃、バナナ、黄色い花などの落ち着いた香りに変化。温度が高くなっても味わいがダレず、ふくよかでバランスが良好。酸が綺麗。<常温>香り自体が希薄。果実味が相対的に凹んでおり、シャバシャバとした酒質。フィニッシュの苦味が顕著に。<脱酸素>セラーの香りに順ずる香り、それに加えてややひねた香りが出ている。還元香?味わいは果実の厚みがもっとも感じられる。酸は丸くなめらか。オープンでのテイスティングのためかもしれないが、印象としてはセラー>脱酸素>>常温 という感じだった。■翌日 コルクをして冷蔵庫に保管。適温に戻してから銘柄オープンで飲み比べ。<セラー>白桃やメロン、白い花。香りに奥行きがある。味わいは酸が整っており、果実味もそこそこ残っている。とはいえ、前日より良くなったというほどではない。<常温>黄桃や洋ナシ、マロンなどの甘い香り。劣化臭は感じないが一本調子。味わいは果実味が抜けて奥行きに乏しくシャバシャバした酒質になっている。とはいえ、単体で飲んだら、熱を浴びたのかそもそもこういうワインなのかを判別するのは難しいかもしれない。<脱酸素>白桃、アカシア、マロン。昨日のヒネ香はほとんど感じられない。味わいは全般に厚みがあり、酸がセラーのものよりも丸くなっている。3つのグラスの差はかなり微妙。オープンで飲んでいることもあり、セラーのものがわずかに良いように思えるが、ブライドだとまた間違えるかもしれない。セラーと脱酸素の味筋はかなり異なる。脱酸素の方は、ひとことでいえば、熟成が進んで果実が柔らかく、酸が丸くなっており、むしろ常温に近い味わいで、常温の味わいからネガな要素を取り除いたものというのがふさわしいかもしれない。■考察1.いかんせん、常温のボトルが思ったほど劣化していなかったのが大誤算だった。スクリューキャップの検証時に、スクリューキャップだからあまり劣化しなかったと結論づけたが、そもそもコルクを使った通常ボトルも大して劣化はしていないのであるから、スクリューキャップとコルクの間に大きな差があるとも言いずらくなってしまった。前にも書いたように、10年以上前、RWG誌のワインの保存のコラムの実験で検証した99年のMグロとタルボは、ひと夏経過時点でもっと違いがあった。もともとのボトルの流通時の状態が良くなっているということもあるのか。2.もうひとつの誤算は今回の脱酸素検証ボトルを「寝かせて」保存していたこと。前回のコッポラや昨年の脱酸素検証会で感じたように、脱酸素ボトルが最大の効果を発揮するのは常温で「立てて」保存したときに思われる。私はこの違いを見くびっていたかもしれない。寝かせて保存した場合、コルクは液面と接することになり、瓶内の空気とパック内の空気との循環が立てたときほど積極的には行われず、効果は限定的なものになるかもしれない。まだ赤の検証ボトルがあるので、結論はそちらを試してからとしたい。
2014年11月07日
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今回の検証結果はRWGのコラムに書く予定なので、ここではあくまで備忘録程度に書きとめておきます。検証ボトル:ブルゴーニュ・ブラン12(ポール・ペルノ)条件1 MAX36.5度を記録した屋根裏部屋にひと夏常温で保管。条件2 〃 脱酸素パック化して保管。条件3 セラーで保管。比較に使ったグラスはロブマイヤー・バレリーナV。冷蔵庫でいったん冷やして、すべてのボトルが同じような温度になってから抜栓。■抜栓直後<右>トップノーズに柑橘、白桃、アカシア、ミネラル。ヒネ要素なくフレッシュ。優しくなめらかな果実のアタック、あとから力のある酸が広がる。後半は果実由来の甘みが加わり、フィニッシュはクラスにしては長め。香味ともに繊細でキラキラしている。<中>くぐもった感じのトップノーズ。白桃、黄桃、アカシア、香りにコアがある感じで時間とともに徐々にクリアになってくる。アタックから厚みのある果実味。粘性すら感じられる。相対的に酸はあまりでしゃばらず、果実主体のバランス。美味しい。酒躯がもっともしっかりしている。ボトル差もあるかもしれない。それぐらいの違い。<左>香り閉じ気味で大人しい。回すと猫の小便的ヒネ香が少し。時間とともに和らぐが。味わいはかなり刺々しさを感じる。果実味は残っているので飲んですぐに劣化とは感じられないが、全般にに出がらしっぽい雑味感があり、フィニッシュの苦味が強い。美味しさの順では、中>右>左。私の予想は、真ん中がセラー。右が脱酸素、左が常温放置。→正解は、右がセラー。真ん中が脱酸素、左が常温。いや、恐れ入りました。またしても不正解。オープンにしてから飲んでみると、セラーのボトルはやはりキラキラしたミネラル感と酸の繊細さが秀でている。脱酸素のボトルは繊細さで一歩譲るものの、ボディのリッチさが勝る印象。時間とともに香りに熟成したニュアンスが加わってきたが、これは熱による熟成の促進によるものだろう。常温のボトルはこれらと比べて飲むと酒質がフラットで後半の苦味が強いので判別するのは難しくない。しかし、これも単体で飲むと熱浴びボトルと看破できないかもしれない。時間とともに蜜っぽい甘みが出てきて、結構美味しく飲めるようになった。正直なところ、脱酸素ボトルの効果よりも、常温でひと夏常温で放置したボトルがこれだけのコンディションを保っていたことのほうが驚きだった。(つづく)
2014年11月06日
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このところ鯨飲を続けていたのがいけなかったのでしょうか。先週の木曜日あたりから体調が急激に悪化、全身の倦怠感と右のわき腹から腰にかけての疼痛が続いています。食欲はそこそこにあるのですが、飲酒をしようという気がまったく起きません。最近の私には久しくなかったことです。心配なのは痛みのある箇所です。2年前に腸管出血で入院したときも、出血の数日前から鈍い腰痛とけだるさがありありました。仕事の合間に馴染みの胃腸科先生に診てもらいました。最初は尿管結石を疑っていたようですが、尿潜血などはなく、「(大腸の)憩室炎かもしれないので、抗生物質を出しておきましょう。」ということでした。食事はとりあえず「消化の良いものを」。飲酒についてはコメントありませんでしたが、いわずもがなですよね。本当は1~2日静養できればいいんですが、こういうときに限って忙しいんですよねぇ。とりあえず今週いっぱいぐらいは禁酒を続けようかと思っています。
2014年11月04日
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アマゾンから注文した覚えのない段ボール箱が届きました。開封してみると、3ヶ月位前に予約していたバーンスタインの管弦楽・協奏曲ボックスでした。開けてみるとこんな感じ。LPサイズの化粧箱に80枚のCDが四分割されて入っています。この時期のバーンスタインのLPやCDはあまり購入したことがなかったので、ダブリが少ないのがうれしいところです。この3連休でせっせとPCに取り込んでいます。
2014年11月03日
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