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ギリシャの大富豪、オナシスが言ったという。「どんなに小さくて貧弱な家でも、名の知れた有名な地域に住め。」どちらかというと富豪に弱い私、メルボルンの田園調布と言われているトゥーラックに住むことにした。ある日、歩いていたら30分間に5台のロールスロイスを見た。人が金持ちなのを自慢しても何も始まらないが。家具付きの一部屋のスタジオタイプで、当時週75ドルだった。隣の部屋には、日本人のワーホリの男女4人が済んでいた。さすがに、そこまではできなかった。1985年10月のことだった。ある朝カーテンを開けると、大きな窓ガラスに黄色い卵の線が太く何本も流れている。小さな殻なんかもひっついていて、朝日に当たって綺麗だ、なんて思ったわけではないが、一瞬、何があったのか飲みこめなかった。投げられて間も無かったら、ちょっときれいに取って、朝食の生卵ぶっかけご飯とかに利用できたのだが、残念ながら固まっていた。拭き取るのが大変だった。トマトなんかにしてくれれば、どんなによかったことか。友人を呼んで夜中に騒いだのが原因だったのだろうか。それから少しして外出から帰ると、住人用の小さな郵便ポストに貼り紙がしてあった。住人の多くが目にしていたことは想像に難くない。「8号室のこの男、次から次へと女を連れ込んでいる酷い奴だ。」褒められているのではないことは分かった。確かに、火のない所になんとやらではあろう。お付き合いさせていただいていた方もいて、部屋ですき焼きなどをご馳走したこともある。しかし、ここまで来ると逆恨みといってもいい。そうこうしている内に、今度は泥棒に入られた。小銭と、大切な方からいただいた腕時計をやられた。私服の警官が1人で来て5分ほどいて帰っていった。その潔さを、実家の東村山に住んでいた、警察官の父に報告したいくらいだった。殺人でも犯さないと、まともに扱ってもらえないのだろうか。富豪のいう事なんか聞いてろくな事はない。このアパートから、毎日歩いて片道30分ある日本食レストランまで通っていた。そこで、あるアルバイトをしていた。トラムと呼ばれる路面電車に乗って行くこともあった。ある日、その停留所で待っていたら、車が止まって日本語で乗らないかと言われた。小柄で細面の中年日本人女性だった。「ワーホリ?大変ね、日本人だと思うとすぐ載せたくなっちゃうの。頑張ってね。」10分ほどのドライブだったが、不思議と胸が熱くなった。昔、いろいろ苦労して長く住んでいる方だったのだろうか。あれから28年になるが、卵による被害はあのときだけだった。もっとも、あのアパートの上の住人、人種差別とかではなく唯単に嫌がらせが好きな方だったのだろうが。毎回、果敢にこの緑の箱をクリックよろしくお願いいたします。タコ社長の本業・オーストラリア留学タコのツイッター Twitterブログパーツ
2014年03月28日
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フィリピンという国に関わるようになって2年以上になる。フィリピン人が少し分かってきたような気もしている。この国も、義理と人情の親分子分の情で動く、などと物の本で読むと、なるほどそうなのかとも思えてくる。しかし、この国は300年以上スペインの植民地化にあり、その後アメリカ、そして日本に占領されていた国だ。そんなに長い年月、言いようのない抑圧の下にあった国の国民が、そう簡単に分かるなんて思う方がおかしい。分かり易いようで、その実複雑な心を持った人々のようだ。日本人が分かったなどというご仁にろくな人がいないことも多い。この国の国民だってそうだろう。表面的な理解では足元が覚束なくなる。今、若い人の起業ブームが東南アジアでセンセーショナルに取り上げられ、私も大いに鼓舞したい気持ちでいるし、そうしている。今、海外に目が向いているのは、日本という国に閉塞感が渦巻いていることもその一つの理由だろう。しかし、その国をそしてその国の人々をしっかりと理解する、少なくともそういう姿勢を持った形で進出しないと、とんでもない結果にもなりかねない、と私自身にも言い聞かせている。今回、不可解なことに多く遭遇している。決してネガティブな気持ちはなく、必ず解決していけると確信はしているが。事業自体は本当にいい調子に展開しているので、誰もが通る道という立ち位置で向かっている。昔、サラリーマン時代にオーストラリアに出張したことがあった。担当のパプアニューギニアに行く前に立ち寄ったのだ。因みに、パプアニューギニアでは、ポートモレスビーから小型セスナで3時間飛んで鉱山のある山奥へ行き、鼻に骨を刺してペニスサックをしている原住民の方に挨拶され、お土産にそのサックを頂きたいと思ったが、使用に自信がないので止めたという想い出がある。「君ね、その国を知ろうと思ったらね、まずその国の女性と付き合ってみることだよ。そんなこともしないで、でかいこと抜かしている奴は信用できないね。」支店長に言われた。唖然とする発言、その時は聞き流している術しかなかったが、、、、フィリピン、あまりに遅れてきた還暦過ぎ男、という身分をわきまえて心してやっていきたい。毎回、果敢にこの緑の箱をクリックよろしくお願いいたします。タコ社長の本業・オーストラリア留学タコのツイッター Twitterブログパーツ
2014年03月23日
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