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東京のフィドル教室 Tokyo Fiddle Clubフィドラーの話には、ある種の飲み物がつきものです。つまり、ウィスキー、エール(ぬるいビール)、スタウト(重たいビール)・・・などのアルコール。実際、ライブやコンサートでは、これらを壇上でも飲みながら!?真っ赤な顔で演奏しているのをよく見かけますし、昔の音楽家について残されている逸話の中にも、のん兵衛のフィドラーの話には事欠きません。これはおそらく、伝統音楽の性格である、演奏者と聴衆の区別がなく、その場にいるみんなが、一緒に音楽と美しい飲み物と会話を楽しむところから来ているのでしょう・・・、演奏者はかしこまりも緊張もせず、飲んだり自分の出番までしゃべっているわけです。でも(若者よ)、壇上でチョコバーをかじったりバーガーで夜ご飯しないでくれるー?私は、飲むと腕がぶるぶる震えて弾けなるので、今のところ飲まないことにしています。もうひとつ、フィドルといえばこれ。ミルクティーです。上流階級の象徴、優雅なアフタヌーンティーを思い起こした人は、もうちょっとこの音楽の階級的背景をよく知りましょう。昼間の講習会やサマースクールの合間に振舞われる、紙コップに入ったミルクティー。飲み残した分は、みんな足元において飲みながらのレッスン。ロンドンのフィドラー、ピートの家にレッスンを受けに行ったとき、まず決まって出された大きなマグになみなみと入ったミルクティー。アルコールも、ティーも、飲みながらフィドルが決まり!のようです。
2006年04月25日
東京のフィドル教室 Tokyo Fiddle Club ポジティブな思考で、マイナスイメージをブロックし、成功のイメージを高める。練習では、リラックスした平常心の状態をよく覚えておく。これは、オリンピックで金メダルを取ったトップアスリートたちの心理学的な秘訣だそうですが、これらをフィドル演奏にも使わない手はありません。具体的には、私はへただとか、間違うんじゃないかとか、音程がくるうんじゃないかとか、一切のマイナスの考えを追い出し、わくわくするリズムで、すてきな音で、上手に弾いている自分を集中してイメージしてみましょう。そして、充分リラックスして楽しんで弾きましょう。きっと隠れた能力が引き出されるはずです。仲間内ではすばらしい演奏家で知られても、壇上に引っ張り上げたとたん、緊張のあまりぜんぜんだめになっちゃうフィドラーはいっぱいいるそうです。自分で楽しんでいる間は、すばらしい演奏ができるのですね。先に言った方法が身につけられれば、すばらしいフィドルの演奏家がぞくぞくと誕生してくることまちがいなしです(あなたも)。
2006年04月21日

きのう、何気に道端に咲いているたんぽぽをつんだら、がくがそっくり返っていない(外来種のセイヨウタンポポでなく)在来種のカントウタンポポだったので、あわてました。しまった!と思っても、もとにもどるわけでなし、とってしまったことを後悔しながら、花弁の数も控えめな、色も完璧に美しいその貴重な、日本にもともとあった花をつくづくと観察させてもらいました。撮影shinobu(フィドラー) カントウタンポポを見たのは、始めてです。主張の強い西洋のものに追いやられたその可憐な花の姿を見るうち、消えて行くかもしれない日本の文化、着物や、家屋、そして、日本の伝統音楽に思いあわせました。でも、17,18世紀から受け継がれるアイルランドの音楽が、今日まで生きながらえ、若い世代に楽しまれ、世界で楽しまれているのはどうしてでしょう?日本語で伝統というと、昔からのやりかたを忠実に受け継ぐ、という観念が占めますが、アイルランドの伝統はそこはかなりフレキシブルです。その時代、時代で、人々の要求に合わせ、流行りがあればそれを取り入れ、生きながらえてきました。そして、もちろん個人主義の国ですから、個というものの役割がとても大きく、弾きかたや、アレンジの仕方などを総合して、それはスタイルと呼ばれ重要視されます。日本の伝統文化では、自己というものは、先人からの技と精神を受け継ぐときに邪魔するもの、精進を妨げるものとされるのに比べると大きな違いです。アイルランドの伝統音楽では、現在に生きる個人は、伝統にかかわっていくだけでなく、伝統を創造する一員でもあるのです。アイルランドの伝統音楽は、伝統の手法を素材として、自己表現することなのです。(伝統が伝統でなくならない枠の範囲で!)私は、どうしたって日本人だし、日本のことが大好きなので、日本の伝統の音楽をフィドルでも弾きます。もちろん、自己流のアレンジをいっぱい入れて!!そのときは、どうか、そんなの日本的じゃないとか、亜流だとか、やかましく言わないでくださいね。
2006年04月18日
Tokyo Fiddle Clubが始まりました。初心者のクラスはそろそろ締め切ります。上級者のクラスはまだ空いています。上級のクラスは、アイリッシュミュージックを知らなくても、ファーストポジションで簡単な曲が弾ければ入れます。最初はささやかな集まりですが、夢への第一歩であります。将来的に、本国のフィドラーたちをどんどん招聘して、ワークショップを開いたり、フィドルコンペティションなども行って、この会をもっと充実させて、フィドルの発信源になればと思っています。首都圏のフィドラー集まれ~!!
2006年04月14日
四角いフィドルケースを背負って、車道をとばす自転車!(イギリスでは自転車は車と同じ扱い)私には衝撃でしたが、よく見る光景でもありました。がばんには楽譜や道中の読み物、食べ物を詰め込む習性がある私にとって、フィドルが背負え、両手が開く四角のケースは本当に楽!しかし、ロンドンアイの荷物チェックでは「中は機関銃かな?」(もちろん冗談で)と開けさせられたり、日本でもときどき「何が入っているんですか?」と聞かれることがあり、はたから見ると四角いケースはちょっと興味をそそられる入れ物にはちがいない。いつか、あるスカンジナビアのフィドラーのケースには、興味をそそられるどころか目が釘付けになってしまいました。黒い張り地がまばらにはげたフィドルのハードケースには、訪れた土地土地の国旗やら荷物に貼り付けられるシールだのがまるで旅行ケースのようにビッシリ張ってあったのです。その人の旅の履歴と思い出がフィドルと供にあるようでした。私のケースはある職人さんが選んでくれたドイツのGEWAのもの。ケースを下ろさなくても座席に座れるところがみそですが、座ったら、下ろして足の間に挟んでおくほうが楽。くれぐれも網棚の上には上げないように!忘れたら大変です。曲線を描いた旧来のケースは意外と込み合ったところでも邪魔になりません。左手で抱えるように持てば体にフィットします。バイオリンケースを連れて歩く赤ちゃんに例える人もいるけど、そう思ったらすごく大変じゃない?練習のときも言っているようにフィドルは体の一部。だから、もって出歩くのもそんなに大変だと思ったことが私はありません。みなさんはどうですか?
2006年04月12日
しばらくブログを留守にしていました。それでも、たくさんの人が訪れてくれていて有難いことだと思います。私は書いたり練習したり曲を拾ったり、しなければ、いや、したいことがたくさんあって、一番苦手で時間を盗まれるコンピューターからまずは遠ざかっていました。それに、どうしても、デザインとか構成とか、自分の思うとおりのページができないのが悩みです。これからは、少しずつですが、メッセージを送りつつ、肝心のテクニック解説を完成していきたいと思いますので、どうか気長に応援してください。あさって13日木曜日、Tokyo Fiddle Clubを開講します。初心者は7時から、楽器が弾ける人は7時45分からです。場所は、表参道から2駅、新宿から2駅のところにある国立オリンピック記念青少年総合センターです。基礎的で実践的なフィドルの奏法を解説します。興味のある方はぜひ、フィドルを持ってきてください。
2006年04月11日
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