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6月29日(日)主人と仲間と5人で福島県の吾妻連峰に登って来た。吾妻連峰は、冬に西吾妻山に登ってスノーモンスターの絶景を見た。今回は東吾妻山方面を歩き、魔女の瞳を見てみたい車窓から全景を眺めて、感動。右から、一切経山、吾妻小富士、少し離れて高山か。磐梯吾妻スカイラインで浄土平の駐車場まで。近づくと山々が美しい。まずは吾妻小富士から、水分だけ持って空身で登る。10分くらい歩くと、火口に到着。時計回りにお鉢巡りをした。火口の縁に、マルバシモツケが咲いていた。一旦車に戻り、ザックを背負って一切経山を目指した。最初は湿原の中を歩く。こんなポワポワしている木があった。ミネヤナギと言うらしい。分岐を右に折れ、酢ヶ平小屋を越えて、進むと雪渓が出てくる。もっと進むと、左手下方に鎌沼が現れる。座れた砂地をさらに進むと、右手にさっき歩いた吾妻小富士も見えてきた。そして、その右手奥の方には安達太良山。振り返ると磐梯山もしっかり見えている。一切経山頂上着。山頂は結構広くて、標識を通り越してもっと進むと…魔女の瞳が登場した。魔女の瞳の本名は五色沼だった。しばらく眺めて写真を撮ったら、山頂標識の辺りに戻りランチタイム。ランチの途中で、一人でもう1度魔女の瞳を眺めに行き、ランチが終わってから、またみんなで眺めに行った。水の色が青くてきれいだった。下山して、分岐まで戻り東吾妻山に向かう。酢ヶ平の湿原にはワタスゲが咲いていた。周りの丘の美しい緑に見とれながら気持ち良く木道を歩く。鎌沼に到着。鎌沼のほとりには、チングルマが咲いていた。姥ケ原の分岐で、ここを曲がると駐車場に近道と確認し、東吾妻山を目指す。途中、泥んこの急登があったりして、結構大変だった。東吾妻山頂上着。磐梯山と猪苗代湖、裏磐梯の檜原湖や秋元湖など湖沼群が見える。振り返ると…吾妻小富士、一切経山、鎌沼。さっき歩いた場所が全部見えている東吾妻山を下山。男性陣が速すぎて、後をついて行くのを諦め山友さんと2人でてくてく歩く。姥ケ原の分岐で、ベンチに座り待っていてくれた。ハイマツにピンクの松ぼっくりがついていた。かわいい。駐車場に戻り、磐梯吾妻スカイラインを北上し帰路に着いた。吾妻連峰のザレた火山の山肌と深い緑、魔女の瞳の青美しい風景を堪能できた。
Jun 29, 2025
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去年の秋に山友さんと3人で1泊で馬蹄形を計画し、天気の都合で実施できず別日に2人で日帰りで半馬蹄形を歩いた。いつかは全部!と思っていた。今回も、前週に計画したが雨で流れ、6月21日(土)22日(日)に山友さんと2人で実施できることになった。6月21日(土)白毛門登山口の駐車場は、満車でこそなかったが既に歩き出した人たちの車がたくさん止まっていた。半馬蹄形と違い、蓬新道を下る必要がないので、少し遅めの5時登山開始。白毛門の登り出しはずっと急登続き。一昨年登っているのに、急登の記憶が全くない。あたりはガスガスで、何も見えない。雨が降っているのか、木の葉に着いた雨だれが落ちてくるのかとにかく、合羽を着てザックカバーをかけた。しばらく急登を登ると、岩場も出てくる。登山開始から3時間、ようやく最初のピーク白毛門頂上に到着。しかし、あたりはガスガスで、谷川岳の欠片も見えない。清水峠避難小屋でテン泊予定の若者たちが引き返そうか相談している。来る途中には、引き返して下山してくる何人かにも会った。我らは宿も予約しているし、先へ進む。修行の山行になりそうな予感。笠ヶ岳が近づいてくると、徐々にガスが取れ青空が見えてきた。笠ヶ岳に到着。雲海の向こうに明日登る谷川岳方面の山が頭を出していた。進行方向を見ると、これから登る朝日岳方面も姿を現した。うれしい!景色を見ながら登山できる。一昨年は笠ヶ岳で引き返したので、ここから先は未踏の登山道だ。笠ヶ岳から朝日岳までアップダウンを繰り返す。ハルリンドウ?フデリンドウ?タテヤマリンドウのようだ。他にも、アカモノ、マイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、ミツバオウレン、バイカオウレン、イワナシ、ショウジョウバカマ、イワカガミ、たくさん咲いていた。何度もアップダウンがあり、こんなピークも越えた。どこかが大烏帽子だったのか分からなかったが、ここかな?ウスユキソウもあちこちで群生していた。しゃがみ込んでは写真を撮った。笠ヶ岳から2時間ほど歩いて、朝日岳に到着。リュックを下ろすと体がふわっと浮くような気分だった。後ろは巻機山かなぁ。景色を見ながらお結びを食べた。朝日岳を越えたら、長閑な木道歩きが待っていた。木道の脇にはチングルマも咲いていてきれいだった。朝日岳から清水峠まで緩やかに下っていくと思ったら相変わらずのアップダウン。向こうの方に雪を湛えた七ツ小屋山が見え、その右後ろには大源太山の雄姿が見える。以前、白毛門から蓬峠まで行き、蓬新道で下ったことのある山友さんが「七ツ小屋山を越えるのは大変だった。」と言う。手強そうだ。七ツ小屋山が近づいて、麓に清水峠の避難小屋が見えた。可愛い三角屋根が避難小屋かと思ったら、それは東電の施設でその手前の小さな四角が避難小屋だった。七ツ小屋山への登山道が笹原の中に模様を描いてナスカの地上絵のようだ。清水峠手前には湿原もあり、ワタスゲが咲いていた。登山道に、天の川みたいに雪渓が広がりそこを横切って進んだ。ここはアイゼンなしでOKだった。一株だけ、シラネアオイが咲いていた。着いた~! 七ツ小屋山。山頂標識が朽ちてただの木の棒になっていた。さあ、蓬ヒュッテまでもう少し。コバイケイソウと登山道、その先の武能岳は山頂が雲に隠れている。歩いてきた道を振り返ると、笹原の中に道が1本きれいに伸びている。ついに、蓬ヒュッテが見えた~!到着だぁ。と思ったら、蓬ヒュッテに着くと、登山靴も脱がずに、水汲みに蓬新道を10分下るように言われる。この水汲みはどなたかの投稿で覚悟はしていたが、疲れた。「ペットボトルや缶の飲み物はビールも含めて昨日全て売り切れた」と言われ、ビールを楽しみにしていた山友さんはガッカリ。気を取り直して、夕食のカレー。そして、朝食は3回転の3番目で4:15からだった。諸々の準備を済ませて、5:20ほぼビリの出発になった。昨日山頂が雲に隠れていた武能岳も朝日に照らされて、美しく全容を現わしていた。昨日歩いた、白毛門~笠ヶ岳~朝日岳の塊もクッキリ。あの山々を全部歩いてきたのかと、感慨に浸る。武能岳山頂に登る登山道から蓬峠を振り返る。去年、半馬蹄形をしたときにもこの景色に感動した。笹原と蓬峠と後ろの七ツ小屋山、そして尖った大源太山。1時間弱で武能岳頂上に到着。次は、茂倉岳を目指す。大きい山。この山は登り甲斐があった。何と、茂倉岳に登る途中で知り合いの方に会った。すごい偶然。ひとりで日帰り馬蹄形をやっているのだそうだ。西黒尾根から登って、午後1時下山予定だそうだ。すご過ぎ。朝日岳も七ツ小屋山もみんなアップダウンの繰り返しだったけど、茂倉岳も山頂に行くまでに、「あそここそ山頂!」と思わせるところがいくつもあって偽ピークに惑わされた。ヨツバシオガマがきれいだった。関越道と土樽パーキングが眼下に見えた。土樽パーキング近くに、群馬と新潟を分ける関越トンネルがあるけどこの茂倉岳あたりの下を通っているんだな。遠くに目をやると平らな苗場山も見える。朝からずっときれいに見えていた。着いた~! 茂倉岳頂上。遠くの山々の名前が分からないのが残念。主人がいれば教えてもらえるのになぁ。進行方向に、一ノ倉岳(左)と谷川岳。トマの耳の肩に小さく肩の小屋も見える。遠くに富士山も見える。一ノ倉岳に行く手前に少し大きな雪渓。ここは巻いて歩けた。一ノ倉岳に到着。ピークに着くたびにザックを下ろして、休憩する。谷川岳まで岩場の急登が続く。怖いかなっと恐れていたけど、そんなこともなく登れた。崖の下を覗くと、スリル満点。そしてついに、谷川岳オキの耳に到着。さすがに谷川岳周辺は人が多かった。オキの耳からトマの耳を振り返る。冬山でも夏山でも、ここから撮るトマの耳はカッコいい。着いた~! トマの耳、最後のピーク。よく頑張ったなぁ~平標山までの主脈稜線がきれいだ。いつかはこちらも歩きたいものだ。肩の小屋で、かんぱ~い!山友さんは昨夜、蓬ヒュッテで飲めなかったので満足そうにビールを飲む。運転の私はノンアルビール。普段全く飲まないけど、なぜか飲んでみたくなった。蓬ヒュッテには飲み物が全く売っていなかったので、肩の小屋ではペットボトル飲料が500円で買えるので、感謝しかなかった。肩の小屋直下には、斜面に大きな雪渓が残っていてここはアイゼンを装着した。天神尾根を登って来て、ここまで来て雪渓を登れず立ち往生している人たちもいた。谷川岳の下りは、天神尾根から田尻尾根を進む。当初、一日で馬蹄形1周も考えていて、その場合、暗くなってしまったら西黒尾根を下るのは危険だから田尻尾根かロープウエイ下の道を通ろうと何日か前に主人に下見に連れて来てもらい田尻尾根の方が下りやすいと判断した。結局、日帰りではなく小屋泊まりにしたが、日帰りだったら遭難してたかも。そんなこんなで我らの一泊馬蹄形の旅は成功した。達成感があった。家に帰って、下見やらザック、ヘッデン提供などでお世話になった主人と祝杯を挙げた。アドバイスや協力をしてくれた主人両親のお世話をしてくれた妹と次女に感謝。
Jun 22, 2025
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赤城山麓一周ライドをやった時、榛名もやりたいと思った。一度で一周するのは大変なので、3日に分けて回ることにした。第1部 渋川駅~郷原駅(昨年12月1日)中之条リレーマラソンのこの日。主人を含め、仲間はみんな会場へ。故障で走れないので、応援に行くのも寂しいと思いかねてからの懸案だった榛名山麓1周ライドに出かけた。 冬のライドを甘く見ていた。スマホ操作に便利なように指先の切れた手袋をしたら手が冷たくてとんでもなかった。途中のコンビニで軍手を買って何とかしのぐ。しかし、稲刈りの済んだ長閑な田園風景の写真を撮ろうと胸ポケットのスマホを出すと何と寒さで充電が10%に!慌ててモバイルバッテリーで充電し、リュックの中に仕舞う。ここで、アプリで軌跡をとるのを断念した。渋川市の金島地区、祖母島地区を通って、東吾妻町に入る。東吾妻町は、平成の大合併で東村と吾妻町が合併してどこがどこだかわからなくなった。嵩山が聳えている。麓では、今頃リレーマラソンをしているはず。原町の大ケヤキ。頑張って立っている。Googleマップにモアイ像と載っていたので気にしていたが通り過ぎてしまった。戻ってみたら、こんなのがいたカッコいい岩櫃山を眺めながら走る。あっという間に郷原駅に到着。駅の駐輪場に自転車をデポして電車で戻る。車で自転車を回収に来たついでに、蕎麦処いちよしさんでランチ。郷原駅近くのアウトレットパン屋さんで、パンを購入。1個100円or50円。安い!第2部 郷原駅~榛名支所(4月21日)郷原駅まで主人に車で運んでもらい、スタート!榛名支所に車を止めて、自転車で逆走する主人と道の駅くらぶち小栗の里で合流し、そこから2人で榛名支所まで。今日も岩櫃山はカッコいい。今回の楽しみの一つ、東吾妻町大戸地区。宿場町があったところだ。大戸関所跡。車で通ったことはあるが、立ち寄ったのは初めて。うちの近所の桜はもう散ってしまったが、ここは標高が少し違うから今が満開。東吾妻町大戸地区から高崎市倉渕まちに入る。合併前は倉渕村。渋川から見ると榛名山のちょうど裏に当たる、私にとって神秘の地域だ。牧野酒造に寄り道。小栗上野介忠順の家臣の末裔らしい。梅酒を購入したら、「先ほど、車に自転車を積んでこれからサイクリングと言うお客様が見えてこの梅酒を買って行かれたんですよ」と若女将。後で聞いたら、主人だった。わき道に入ったら、菜の花が咲く急な坂道があった。小栗上野介忠順が身を寄せていた、東善寺。住職さんが熱く語ってくっれた。東善寺の黒ツバキ。烏川を渡ってちょっと散策。旧岩氷小学校のユリノキ。どこもかしこも長閑。小栗上野介忠順終焉の地。道の駅くらぶち小栗の里で主人と合流し、コーヒーフロートでしばしまったり。道の駅がら、主人と瀧水院大福寺に立ち寄りながら榛名支所までライド。第3部 榛名支所~渋川駅(6月7日)主人に榛名支所まで運んでもらい、そこから元気にスタート!…のはずだったのだが、ハンドルの調子がっどうやら、狭い軽自動車に積んだので車体の重さでハンドルが回ってしまったらしい。ネットで、自転車修理を検索すると近くに1軒。電話で予約し、行ってみると親切に対応してくれて、すぐに直った。まず、楽しみにしていたジェラートの店alberoに立ち寄る。三種盛りで、好きな味を選んだら白ばかりで映えない。最近できた広域農道に入る。面白い地名。途中、こんな地名も。どんな漢字を書くのか?農道からの景色もきれい。榛名山の形がいつも見ているのと全く違う。田植え前の水田と榛名山。だんだん見慣れた形に近くなってくる。以前友達に教えてもらった、和菓子の飯塚商店に寄り道。お土産にお饅頭を購入。お店の脇に、珍しい八重咲のドクダミが咲いていた。今回も主人に色々協力してもらいながら、完走できた。ひとりでゆっくり観光しながらのライドも楽しい。
Jun 7, 2025
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6月4日(水)去年は花の時期に登ったのだが今年は残雪の山々を眺めようと、少し早めに登る。去年も今年もひとり。7時少し前に駐車場に着くと、自分を含めて車は5台。平日とは言え、去年は満車になるくらい賑やかだったのに。しかも、霧雨も降っている。登山をやめて温泉に浸かって帰ろうかとも思ったが、晴れることを期待して、レインウエアを着て7時半ごろに登山開始。しばらく歩くと雨は止み、青空も顔を出した。新緑の登山道、気持ちいい。登山道わきにアカモノ発見。イワナシも。最近あまり見てないので何だか新鮮。稜線に出ても、なかなかお日様が顔を出さない。車5台しかなかったから、他の登山者とも会わない。登り初めに男性一人を追い抜いただけ。山頂方向とムラサキヤシオの蕾。咲いていたらきれいだっただろう。峰桜もあちこちに咲いていた。ミツバオウレン。去年は、ミツバオウレンは1~2輪しか咲いてなかった。今年はあちこちに咲いているから、やっぱり時期をずらして登るといいなぁ。歩いてきた道を振り返る。晴れていれば後ろに苗場山が見えるはずだけど、今日はどんより。 山頂方向は、もっとどんより。う~む。残雪の山々はどこに行ったの~?イワカガミも可愛く咲いていた。しゃくなげがちょうど満開だった。しゃくなげと歩いてきた道と苗場スキー場。この辺りで、埼玉から来た単独女性と少しだけおしゃべり。ハクサンイチゲの群落があった。埼玉の女性もしきりにシャッターを切っていた。濃い色のしゃくなげがきれい。平標山山頂着。残雪の山々どころか、隣の仙ノ倉山も見えなかった。今回はこのお天気なので仙ノ倉山には登らないが少し下って、お花畑の辺りまで足を延ばす。蕾からやっと開いた感じのハクサンイチゲ。双子ちゃん。花びらがちょっとだけスケルトン。透き通るのはサンカヨウだけじゃないらしい。スケルトンアップ。ハクサンコザクラも少し咲いていた。ハクサンコザクラの蕾。寒いのですぐに山頂に戻り、平標山の小屋経由で下山開始。降り始めるとすぐに雪渓がお出迎え。登山アプリの投稿で、「アイゼンなしで大丈夫」とあったのでアイゼンを付けずに歩くと、結構広かった。少し標高を下げたら霧が晴れて、小屋が見えてきた。ショウジョウバカマ。花が開くと、ゴージャス。小屋が近づいてきた。小屋に到着。駐車場と山頂で少しだけお喋りをした千葉からの若者3人組とまたお喋り。女の子がぐんまちゃんのポーチを持っていた。千葉県民の方が持ってくれると何だか嬉しい。小屋でコーヒーを買って、ランチタイム。コーヒーは小屋番さんがお砂糖とミルクを入れてくれたのだけど、私にちょうどマッチした味わいで美味しかった。山頂方向を見てみると、晴れてる?でも、山頂は相変わらずガスガスだったらしい。クマ除けかな?鐘があったのでとりあえず鳴らし、下山開始。ムラサキヤシオが、ここでは咲いていた。気持ちのいい、下山道。でもここは熊さん出没情報が多いので、心配。埼玉からの女性と一緒に歩くことにした。心強い。無事下山完了。埼玉の女性とご挨拶して、車を走らせる。群馬県に入りると、道路の下の方に何やら家々が見える。こんな所に集落が?試しに急坂を下ってみると、集落の中に資料館があった。ここは三国街道の群馬側の最後の宿場である永井宿があったところだそうで、資料館はもう廃校になった永井分校の跡地だそうだ。昔の生活の様子なども見られて、ロマンを感じた。資料館を見学したらちょっと忙しくなってしまったが、夕食準備には間に合うので、お風呂に入って帰ることにした。登山、資料館、温泉と色々楽しめた。
Jun 4, 2025
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