日本版レコンキスタ宣言   旅立った孫と子孫への私の人生卒業論文

日本版レコンキスタ宣言 旅立った孫と子孫への私の人生卒業論文

2026.03.21
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カテゴリ: 国際情勢について
北海道新聞より

三つのポイント

 ・増える避難民の相談
 ・伝わりにくい東部の実態
 ・日本への感謝の思い

 月2回のこのコラム「ロシア・ウオッチ」を始めて1年余りになりますが、国際情勢の動きの速さには驚かされます。今年は1月の米国による南米ベネズエラへの攻撃に続き、2月末には米国とイスラエルによるイランへの大規模な攻撃が始まりました。

 前回コラムは、ロシアのウクライナへの全面侵攻開始から丸4年を迎えた直後で、ウクライナ侵攻に関するニュースがさまざまなメディアでたくさん取り上げられていました。しかし、その後のイラン情勢を受けて一気に減ってしまいました。ウクライナ和平に向け、3月上旬に実施予定だった米国を交えた3者協議も日程の見通しが立っていません。

■イラン情勢の影響
 イラン情勢は、ロシアのウクライナ侵攻にもさまざまな影響を及ぼしそうです。産油国がひしめく中東での紛争で、エネルギー価格が高騰していることは、原油と天然ガスの輸出が国家収入の大きな割合を占めるロシアにとって短期的にはプラスでしょう。ただ、以下の記事にあるように米国によるイラン攻撃は、ロシアにとって中長期的に必ずしもプラスになるかはまだ分からないと思います。


■千件以上の相談
 ウクライナ侵攻開始から3年の節目だった1年前、首都キーウを訪れ取材しましたが、今回は日本から現地のウクライナ人関係者にオンラインで話を聞きました。特に知りたかったのは、和平交渉で大きな焦点となっているウクライナ東部出身の人々の声です。

 侵攻を続けるロシアは、東部ドンバス地域(ドネツク、ルハンスク両州)で既に占領している領土だけでなく、ウクライナ側が守り続けている地域も含めた全域の割譲を求めています。ドンバス地域からの避難民らを支援するキーウの民間団体「ドンバスSOS」代表の一人、ビオレッタさん(55)によると、この1年、「避難した方がいいか」といった問い合わせが増えたそうです。ロシア軍の攻勢で戦闘地域が拡大している影響とみられます。ドンバスSOSは、弁護士を含め10人のスタッフが対応していますが、月に千件を超える相談が寄せられているといいます。
■出国に厳しいチェック
 ドンバスSOSの紹介で、この1年の間にロシア占領下のドネツクからキーウに避難してきた2人の女性からオンラインで話を聞くことができました。20歳のインナさん(仮名)と、18歳のマルタさんです。2人ともウクライナ側の支援団体と連絡をとって、それぞれ脱出を果たしました。

2人の話によると、ドネツクからウクライナ側への移動は戦闘が続いており困難なため、まず東側に隣接するロシア・ロストフ州に入りました。そこからウクライナの北側の隣国ベラルーシへ列車で移動。ベラルーシはロシアの同盟国のため、ウクライナに出国する際は厳しいチェックを受けたそうです。このルートはウクライナの支援団体のアドバイスを受けたもので、列車の切符も用意してくれたといいます。

 2人に共通するのは、いずれも1人で避難したことです。親たちはロシアの支配を受け入れ、ウクライナ側への避難に強く反対していました。それでも2人は、ウクライナへの支持やロシアへの批判が許されず、自由に発言ができないドネツクでの生活に嫌気がさして、家族と離れる決断をしたと語りました。2人の思いはこちらの原稿を読んでいただければと思います。

■5万人収容スタジアム
 石炭が豊富なドネツク州は旧ソ連時代から鉄鋼業などで栄え、かつては人口400万人を超えていました。私はモスクワ駐在時代、親ロシア派武装勢力による占拠が始まった2014年4月に初めて現地を訪れましたが、整備された町並みに驚いた記憶があります。ドネツク市の中心部には、09年に完成した5万人以上収容可能なドンバス・アリーナがあります。サッカーの強豪シャフタルドネツクのホームスタジアムで、12年には欧州選手権が開かれました。当時、町の人たちが立派なスタジアムができたことを誇らしげに語っていたのを覚えています。

 今回、知人の紹介で話を聞いたドネツク出身の女性ナディアさん(22)=仮名、キーウ在住=も、故郷の思い出を尋ねるとドンバス・アリーナに触れました。「アリーナでは海外のスターのコンサートも行われた。とても活気にあふれた町で、緑も多くて、素晴らしい思い出がたくさんある」と、懐かしそうに語りました。
■「すぐ戻れる」


 ドネツク州南部でアゾフ海に面した港湾都市マリウポリには、ナディアさんの祖母の家がありました。14年以降もウクライナ側が統治していたため、ナディアさんは毎年のように祖母の家を訪れていましたが、22年にマリウポリもロシア軍に占領され、行くことができなくなりました。今は祖母もキーウに避難しています。

今回、ナディアさんの祖母を含めドンバス出身者4人に話を聞きましたが、マルタさん以外は匿名で、写真も出さないことを望みました。占領地に残っている親族や知人に迷惑がかかる恐れがあるからです。ドンバスSOSのビオレッタさんによると、「身内らが現地に残っている避難者は思いをはっきり打ち明けられない人も多く、占領下の実態が伝わりづらい状況にある」と語りました。
■日本に留学経験
 ナディアさんは今、キーウの大学で法律のほか、日本語を学んでいます。24年にはウクライナ支援に力を入れている東京の東洋大学に約半年間、留学した経験もあり、「日本からの支援には感謝の気持ちでいっぱい」と語りました。将来は日本に関わる仕事に就きたいと考えているそうです。

 ただ、キーウにもロシア軍のミサイルやドローンによる攻撃が連日のように続き、多くの死傷者が出ています。時折、笑顔も見せながら将来の夢を語ってくれたナディアさんですが、「一生懸命頑張って日本語を勉強しても、次は自宅にドローンが飛び込んでくるかもしれない。努力が全て無駄になってしまうかもしれないと思うと、とても重い気持ちになる」と苦しい胸の内を明かしてくれました。

 ウクライナ侵攻を続けるロシアでも、戦争の長期化は国民生活に影を落としているようです。反戦運動は広がっていませんが、以下の記事のように厭戦ムードは少しずつ高まっています。

遠く離れたウクライナやイランの戦争のニュースをみていると、戦況や国同士の駆け引きに目が行きがちになりますが、その現場には多くの人々の暮らしがあります。その声が忘れられないよう、微力ながら伝え続けていきたいと思っています。
◆最後にもう一言

 私がドネツク州に取材で入ったのは、2015年2月の南部マリウポリへの訪問が最後です。この時はドイツとフランスが仲介して、親ロ派武装勢力とウクライナ政府が停戦した2回目の「ミンスク合意」が結ばれた約1週間後。ただ、前線に近かったマリウポリ近郊では散発的に砲撃音が聞こえ、合意は早くも形骸化していました。ウクライナ侵攻を巡る和平交渉で仮に停戦が実現しても、それが守られるとは限らないことを、ウクライナ東部で暮らす人々は身をもって知っています。

------------------------私の意見----------------------

北海道新聞いわゆるオールドメディアなのだが、ウクライナ戦争に関しては、ウクライナ側からの報道でウクライナの今をリアルに報道している。

親世代がロシアの侵略を受け入れても子世代はウクライナ人として生きるということだ。かつてスターリンはウクライナを併合したさいに、ウクライナ人をシベリアや北方領土に移住させた。

>>北方領土にはウクライナ人が多く、1989年の調査では12%、1991年の調査によると全人口の4割がウクライナ人とする調査もある。 2016年時点で、国後島に7914人、択捉島に5934人、色丹島に2820人の計16,668人のロシア国籍の住民が在住しているが、そのうち1割~4割ほどが民族的にはウクライナ人とされる。

ソビエト連邦における強制移送 - Wikipedia

プーチン政権が続く限りウクライナ全土併合がプーチンの狙いです。私の予測では今回のイラン原油危機でプーチンロシアはほくそ笑んでると思います。ロシア経済は原油とガスの輸出で成り立っているようなものです。

今回のイラン危機がロシアに利さないようなればいいかなと、打倒プーチン政権を目指してウクライナは徹底抗戦して欲しいと願うばかりである。

本日の一枚   香坂みゆきちゃん

香坂みゆき(1984) 紀信の表紙写真館1978-1988 #香坂みゆき #昭和


本日の一曲 コモエスタ赤坂   ロス・インディオス&シルヴィア




あいち交通死をなくすボランティアにじいろ会|さえりん♥ストラップ

文武両道





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最終更新日  2026.03.21 00:00:10
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