天然センス舎 ありきたりの日々
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今朝、息子は、新横浜から、名古屋に旅立ちました。 日帰りですので、軽装です。白のスニーカーに ひざ下のズボン、ブルーの半そでのポロシャツ。 紺のウィンドーブレーカー。いつもの格好です、 バックの中身も、一緒。水筒が倍のサイズなくらい。 合唱団のメンバー、今回の遠征は、32人。 ちょっとはしゃいでいました。 息子曰く。 「1週間に2回も新幹線乗れるなんて、運がいいな、僕」 そこかいっ! まあ、昨日までで中間試験が終わって、肩の荷も下り、 前から、楽しみにしていた名古屋です。 彼が合唱団に入った年に、中国、上海への遠征が あったのですが、息子はまだ予科生だったので、 行けませんでした。 そこで彼が、合唱団に関して立てた目標は、 ”海外遠征”に参加する、だったのですが、 残念ながらそういうチャンスはめぐってきませんでした。 でも、最高峰パリのオペラ座と並ぶ、アメリカの メトロポリタン・オペラが、7年ぶりに来日する ことになって、少年合唱団も、出演することになりました。 そして、小学校を卒業して、退団しているにも関わらず、 出演させていただけることになりました。 アメリカのオペラは、人種のるつぼです。 白、黄色、黒という肌の色、背の大小、横幅、、 巨漢もいれば小人も、車椅子の方も、裏方さん、 演出さん、ごた混ぜで、舞台を作り上げて いきます。 雑多な中に、混じらせていただく子供たちは、 きっといろんな人、もの、出来事を目撃したり、 当事者になったり、声をかけていただいたり、 邪魔にされたり、怒られたり、ほめられたり、 貴重な経験をすることでしょう。 言葉も、英語、日本語、イタリア語、中国語、 入り混じる中で、すり抜けたり、親子になったり、 喧嘩したり、たくさんの物語が 生まれるはずです。 日本では、普通、感じることがない大陸の濃ゆい空気の中、 合唱団仕込みのマナー?で、丁々発止と渡り合って いけるはず・・・・です。 それこそ、小さな外国旅行です。 極東の島国、日本だけに、安住しないでも、 生きていけるように今のうちにカルチャーショックを受け、 新しい毛穴を開けて、次代の空気を吸っておきなさい。 彼らは共通の夢、「歌」でつながっている人たちですから。 ・・・・・あ~なんかいいなあ、羨ましいなあ、 って思う反面、どうせやるなら、 大きな成長を勝ち取ってこいよ! と、背中を一発どやしつけてやるのであります。 あ、ちなみに私は、息子を合唱団に入れたのは 「歌が好きなのはいいけど、雑音にしか聞こえなかったから、 とにかく専門的に習ってきて、お願い!」 という、卑近な理由でありました・・・。ちなみに、関東圏の小学校4年生までの歌の好きな男のお子さんをお持ちの親御さんへ稀有な体験をさせてあげられますよ東京FM少年合唱団 ↓ お問い合わせはこちらまで。http://www.tfm.co.jp/boys-chorus/
2011.06.01
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