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2012年11月14日
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カテゴリ: ご当地グルメ
勝浦タンタンメン B-1で人気だよ 



千葉のB級ご当地グルメの代表格といえば勝浦タンタンメン。全国からご当地グルメが集まるB―1グランプリでも上位に入る人気なんだ。ラー油とタマネギたっぷりの一杯には、自然豊かな勝浦の良さを知って欲しいという街おこしへの思いが込められているよ。

 Q 「勝タン」って、カップ麺をコンビニで見かけたよ。本物は食べたことはないんだけど、おいしいのかなあ
 「ふつうの担担麺はゴマから作った芝麻醤(チー・マー・ジャン)を使うけれど、勝タンは使わない。しょうゆスープにラー油がたっぷり。刻んだタマネギとひき肉を入れる。ラー油の辛さとタマネギの甘さの組み合わせがたまらないんだ。千葉に住んでるんだったら、ぜひ、勝浦で本物を食べて」
 Q ゴマ風味じゃないタンタンメンかあ。だれが考えたの
 「江沢勉さん(故人)といって、1954年に食堂『江ざわ』を勝浦で創業した人だよ。料理の研究に熱心で、担担麺を自分なりにアレンジしたんだ。それがおいしいと評判を呼んで街中に広まり、いまでは勝浦市内の40店以上が自慢の味を競っているよ」
 「冬の海で働いていた漁師や海女が、冷えた体を勝タンを食べて温めた――。そんな話が伝わるほど、勝浦の人たちの暮らしに根ざした存在になったんだ。食品会社も関心を示して、タンタンメン味のチップスやカップ麺、ご飯にかける『丼の素』やパンの具材にもなった」
 Q 伝説的ないわれに、現代的なアレンジ。バックに仕掛け人がいるとも聞いたけど
 「『熱血!!勝浦タンタンメン船団』のことだね。昨年4月にB級ご当地グルメの祭典『B―1グランプリ』に勝タンを、と発足したんだ。もともと市商工会青年部が母体で、船団長の磯野典正さん(38)は住宅設備業、副船団長の榊田道貴さん(38)は米穀店で、飲食はズブの素人。水野司さん(52)ら勝タンを扱うお店の人と協力して街おこしに取り組んでいるよ」

 「B―1で上位に食い込めば、観光客の増加も期待できる。高齢化や人口の減少が続く勝浦の街に、安くてうまい勝タンで活気を呼び込もうと考えたんだ。B―1への参加には料理の歴史やいわれも問われ、参加の条件は厳しい。磯野さんは『勝タンは願ってもない存在だった』と振り返っているよ」
 Q 実際、B―1では上位に入って活躍してるよね。新聞にも大きく出ていたよ
 「兵庫県姫路市で開かれた昨年の全国大会では初出場ながら7位。北九州市で開かれた今年は8位。どちらも参加63団体で勝タンは健闘しているよ。味だけでなく、地域をPRするパフォーマンスも評価の対象。今年の大会には勝浦から40人が出向いて、半分が調理、残り半分の人が宣伝やゴミの片付けなんかをした。調理も手際がよく、客を10分も待たせなかった」
 「関東大会の誘致にも成功して、来年9月に勝浦で開催されるんだ。昨年の関東大会は優勝まであと一歩。来場者が投じた箸の重さで順位を決めるんだけど、1位の『甲府鳥もつ煮』とは410グラム差だったんだよ。今年は関東・東海大会が今月24日と25日に甲府で開かれる」
 Q 千葉の枠を超えて、もはや全国ブランドだね
 「勝タンを生んだ江沢さんの息子の文彦さん(54)は、『おやじのつくった味が全国に広まっていくのがうれしい』と話していたよ。孫の正紀さん(34)も船団のメンバーで、伝統の味を守っている。県内には勝タン以外にも、いろんなご当地グルメが登場している。夢は大きく、後に続いてほしいね」









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最終更新日  2012年11月14日 08時45分27秒
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