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昨日の〈会場確保こぼれ話〉で書いたように、きょうの菊之丞独演会の会場は、いつもの一丁目倶楽部が<参院選投票日の変更>で使用できなくなり、急遽、近くの大川学園高校に変わりました。いつもの会場から100mも離れていない近場に替わりの会場を確保できたのはラッキーなのですが、ごらんのような体育館です。小さいとはいえ、やはり体育館は地域寄席の会場としては広すぎて、なおかつ雰囲気があいません。ちょうど<学校寄席>のような会場です。幸い、もともとの会場の入り口に<案内係>を立てたので、みなさん、なんの混乱もなく会場に入れました。中には「全部イス席なので助かった」と言うお客さんもいました。 (菊之丞さんの頭上はバスケットのゴールです)中入りの時から突然の雷雨。写真でも判るように会場は三方に窓があるので、雷鳴ばかりか稲光もモロに見えてしまうのですが、それでも菊之丞さんの熱演で支障にはなりませんでした。菊之丞独演会は、日程にちょっと変則があって半年ぶりでした。今回の来場者は84人。演目は「権助魚」と「唐茄子屋政談」でした。
2007.07.30
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有望若手応援寄席の会場である一丁目倶楽部は地域の投票所です。きょうの参院選投票日も、4ヶ月前の時点では、7月22日と予想して、落語会は7月29日に設定していました。ところが1ヶ月前になって、みなさんご存じのように<国会の会期延長>があって、投票日が1週間ずれてしまいました。一丁目倶楽部に限らず、市内の公民館その他、地域の投票所になっている施設で予定されていたイベントや集会はすべて<中止>か<会場変更>です。有望若手応援寄席では、当初から「なんらかの事情で予定していた会場が使用できなくなっても日時の変更はしないで、別の会場確保で対応する」という方針を決めていました。その理由は下記の4つです。1.日時を変更すると予定していた出演者が変わってしまうこともある2.日時を変更するとその変更の連絡に余分な手間が必要になる3.日時変更を知らないで来るお客さんには何も対応できない4.会場変更なら、変更先が近くであれば事前連絡をしなくても済むつまり、会場を変更するだけなら、その<会場変更>を知らずに、変更前の当初の会場に来られたお客さんがいても、その会場に案内係をおいておけばいいからです。そこで、早速、きょうは、早朝から一丁目倶楽部に行って、<会場変更の案内パネル>を立てかけてきました。 (投票に来た人へのPRになることも狙っています) (注連縄がかかっている投票所というのは珍しいかも・・・・・) (画面右側の鳥居にも案内パネルを立てかけておきました) 投票所の入り口と、神社の入り口など計3ヵ所ですが、この手間だって文書作成、印刷、装丁、取り付けで合計4時間はかかってしまったのです。もちろん、<会場変更>が決定してからは、<代替会場の確保>と<チラシとポスターの刷り直し>にも膨大な手間と経費がかかりました。こんな<苦労>は、国会の会期延長を決めた安倍総理は知らないでしょうね・・・・・(当たり前だけど)それと余計な話しでしょうが、飯能市の選挙管理委員会からは「予約されていた会場が使用できなって申しわけありません」などという挨拶は一切ありませんでした。(会場の管理人さんからは連絡がありましたが)
2007.07.29
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落語家さんと身近に接する機会があるのも地域寄席主催者の<役得>の一つです。先日(7/3)、地域の中学校に三遊亭好二郎と行動を共にしたとき、面白いものを見つけました。落語家さんの殆どはネタ帳をつけたり、色紙を頼まれることが多いので筆と墨汁の携帯セットを持っています。この時(7/3)も、控え室で色紙を頼まれましたが、好二郎さんは色紙に絵を添えるのですが、絵の具を使うので小さなパレットを持参していました。確かに、字や絵の上手い噺家さんは多いように思います。いつか、落語家さんの「書道展」や「絵画展」を開いたら面白いでしょうね(既に開催されたことが有るのかもしれませんが・・・・・)すでに「芸事」や「文筆」の世界ではプロの落語家さんもいるのですから、「書」や「絵」の世界でも単なる余技ではなく、プロとして食べていける落語菅さんが出現するのではないでしょうか。好二郎さんは、ブログも「落語家一家の家族日記」として出版される日も遠くはないと思っています。三三さんの「書道とマンガ」展が実現したらいいですね。
2007.07.12
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3月に飯能中央公民館主催で開催してもらった「中学生のための落語入門教室」が「集客は最低だったが内容は最高」だったことは先日書きました。この時のお知らせが載っていた「公報」を見た中学校の先生から「我が校で落語入門教室をやりたい」という要望が公民館の担当職員にあり、その職員から、私のところに「噺家さんを紹介して貰えませんか」という依頼があったのです。こうやって、市内で落語教室を開催する学校が増えてくるようになることも、私が地域寄席を続けている目的の一つでした。そこで今回は三遊亭好二郎さんにお願いしました。お昼の12時少し前に飯能駅で好二郎さんと待ち合わせ、車で5分ほどの中学校に。会場は校舎の中に有る多目的ホール。体育館は別にあるのですが、その多目的ホールも小さな体育館並みの広さです。「舞台のようなものは有る」ということでしたが、「高座」には低すぎるので、急遽生徒さんたちに手伝ってもらって、テーブルで「高座」の土台を組み立ててもらいました。そこに全校生徒300人がゆったりと体育館座りして、教員や父兄はその周囲でイスに腰掛けて聴いてもらいました。この写真だと、体育館の中のように見えますが、校舎の中心にあって、二階まで吹き抜けている「ホール」です。1時間の持ち時間のうち、好二郎さんは前半の40分ほどで「落語家」や「落語の見どころ聴きどころ」を生徒たちの笑いを取りながら簡潔に説明していきました。噺家さんが「落語教室」などで、落語の説明をしてから演目に入る時、多くの方が「落語を話すのは頭が良くなくても簡単にできるが、聴くほうは想像力を必要とするので頭が良くないと面白くは聴けない」という前置きを入れます。確かに、この前置きは「効果」が有りますね。生徒さんたちは驚くほど、大人しく、集中して聴いてくれます。
2007.07.03
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